JPH06335202A - 全閉外扇形回転電機 - Google Patents
全閉外扇形回転電機Info
- Publication number
- JPH06335202A JPH06335202A JP12178393A JP12178393A JPH06335202A JP H06335202 A JPH06335202 A JP H06335202A JP 12178393 A JP12178393 A JP 12178393A JP 12178393 A JP12178393 A JP 12178393A JP H06335202 A JPH06335202 A JP H06335202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- fan
- shaft
- electric machine
- outer fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】合成樹脂からなる外扇の軸心近傍の軸受などの
冷却を改善する。 【構成】全閉外扇形回転電機１１は、外被２の端部をな
すブラケット３と、ブラケット３に取付けた軸受４で支
承されブラケット３を貫通する軸５と、軸５の軸端に固
定されカバー６で囲まれる遠心形の外扇１７とからな
る。外扇１７は、複数の放射状の羽根１７ａと車板１７
ｂと軸心部１７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取付
けられる。車板１７ｂに穴１７ｄがあって取り外し用に
される。外扇１７は合成樹脂から形成される。そして、
外扇１７の軸心部１７ｃに、円筒部２０ａとこの円筒部
２０ａのブラケット３側に連続する円板部２０ｂとから
なる金属製のボス２０を一体形成する。円板部２０ｂに
放射状のフィン２０ｃをブラケット３側に突出させて設
ける。
冷却を改善する。 【構成】全閉外扇形回転電機１１は、外被２の端部をな
すブラケット３と、ブラケット３に取付けた軸受４で支
承されブラケット３を貫通する軸５と、軸５の軸端に固
定されカバー６で囲まれる遠心形の外扇１７とからな
る。外扇１７は、複数の放射状の羽根１７ａと車板１７
ｂと軸心部１７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取付
けられる。車板１７ｂに穴１７ｄがあって取り外し用に
される。外扇１７は合成樹脂から形成される。そして、
外扇１７の軸心部１７ｃに、円筒部２０ａとこの円筒部
２０ａのブラケット３側に連続する円板部２０ｂとから
なる金属製のボス２０を一体形成する。円板部２０ｂに
放射状のフィン２０ｃをブラケット３側に突出させて設
ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、全閉外扇形回転電機
の合成樹脂からなる外扇の軸心の近傍の軸受などの冷却
を改善する構造に関する。
の合成樹脂からなる外扇の軸心の近傍の軸受などの冷却
を改善する構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来例の要部の半断面図である。
図において、この全閉外扇形回転電機１は、外被２の端
部をなすブラケット３と、このブラケット３に取付けた
軸受４で支承されブラケット３を貫通する軸５と、この
軸５の軸端に固定されカバー６で囲まれる遠心形の外扇
７とからなる。外扇７は、複数の放射状の羽根７ａと車
板７ｂと軸心部７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取
付けられる。車板７ｂに複数の穴７ｄがあって取り外し
用にされる。
図において、この全閉外扇形回転電機１は、外被２の端
部をなすブラケット３と、このブラケット３に取付けた
軸受４で支承されブラケット３を貫通する軸５と、この
軸５の軸端に固定されカバー６で囲まれる遠心形の外扇
７とからなる。外扇７は、複数の放射状の羽根７ａと車
板７ｂと軸心部７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取
付けられる。車板７ｂに複数の穴７ｄがあって取り外し
用にされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例によ
れば、外扇７による冷却風は実線の矢印のごとく流れ、
ブラケット３の外周部や外被２の円筒状部をよく冷却す
る。このため、軸受４の熱は破線の矢印のごとく流れ、
軸受４は冷却される。しかし、ブラケット３の軸心部の
近傍の空気Ｐは滞留しがちで、冷却があまりよくない。
外扇７が金属製のときには、軸５の軸端部を経由して軸
心部７ｃから車板７ｂへの熱の流れが期待されて冷却が
よいが、外扇７が合成樹脂のときには、そのような熱の
流れがなく、軸受の冷却が悪い。
れば、外扇７による冷却風は実線の矢印のごとく流れ、
ブラケット３の外周部や外被２の円筒状部をよく冷却す
る。このため、軸受４の熱は破線の矢印のごとく流れ、
軸受４は冷却される。しかし、ブラケット３の軸心部の
近傍の空気Ｐは滞留しがちで、冷却があまりよくない。
外扇７が金属製のときには、軸５の軸端部を経由して軸
心部７ｃから車板７ｂへの熱の流れが期待されて冷却が
よいが、外扇７が合成樹脂のときには、そのような熱の
流れがなく、軸受の冷却が悪い。
【０００４】この発明の目的は、合成樹脂からなる外扇
の軸心の近傍の軸受などの冷却を改善できるような全閉
外扇形回転電機を提供することにある。
の軸心の近傍の軸受などの冷却を改善できるような全閉
外扇形回転電機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の全閉外扇形回
転電機は、外被の端部をなすブラケットと、このブラケ
ットに取付けた軸受で支承されブラケットを貫通する軸
と、この軸の軸端に固定されカバーで囲まれる遠心形の
外扇とからなる全閉外扇形回転電機において、前記外扇
を合成樹脂から形成し、この外扇の軸心部に、円筒部と
この円筒部の前記ブラケット側に連続する円板部とから
なる金属製のボスを一体形成するものである。このと
き、前記円板部に放射状のフィンを前記ブラケット側に
突出させて設けるとよい。
転電機は、外被の端部をなすブラケットと、このブラケ
ットに取付けた軸受で支承されブラケットを貫通する軸
と、この軸の軸端に固定されカバーで囲まれる遠心形の
外扇とからなる全閉外扇形回転電機において、前記外扇
を合成樹脂から形成し、この外扇の軸心部に、円筒部と
この円筒部の前記ブラケット側に連続する円板部とから
なる金属製のボスを一体形成するものである。このと
き、前記円板部に放射状のフィンを前記ブラケット側に
突出させて設けるとよい。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、従来例と同様に外扇
による冷却風は、ブラケットの外周部や外被の円筒状部
をよく冷却し、軸受も冷却される。その上この構成で
は、軸から軸端を経由して金属製のボスの円筒部への熱
の流れが促進され、円板部からブラケットの軸心部の近
傍の空気によく放熱される。このとき、放射状のフィン
はファン作用で前記空気を更によく攪拌し、フィンの表
面積が大きくて更に放熱が促進される。
による冷却風は、ブラケットの外周部や外被の円筒状部
をよく冷却し、軸受も冷却される。その上この構成で
は、軸から軸端を経由して金属製のボスの円筒部への熱
の流れが促進され、円板部からブラケットの軸心部の近
傍の空気によく放熱される。このとき、放射状のフィン
はファン作用で前記空気を更によく攪拌し、フィンの表
面積が大きくて更に放熱が促進される。
【０００７】
【実施例】図１は実施例の要部の半断面図、図２は図１
のＡ−Ａ矢視図であり、従来例と同一符号をつけるもの
はおよそ同一機能を持つ。図において、この全閉外扇形
回転電機１１は、外被２の端部をなすブラケット３と、
このブラケット３に取付けた軸受４で支承されブラケッ
ト３を貫通する軸５と、この軸５の軸端に固定されカバ
ー６で囲まれる遠心形の外扇１７とからなる。外扇１７
は、複数の放射状の羽根１７ａと車板１７ｂと軸心部１
７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取付けられる。車
板１７ｂに穴１７ｄがあって取り外し用にされる。
のＡ−Ａ矢視図であり、従来例と同一符号をつけるもの
はおよそ同一機能を持つ。図において、この全閉外扇形
回転電機１１は、外被２の端部をなすブラケット３と、
このブラケット３に取付けた軸受４で支承されブラケッ
ト３を貫通する軸５と、この軸５の軸端に固定されカバ
ー６で囲まれる遠心形の外扇１７とからなる。外扇１７
は、複数の放射状の羽根１７ａと車板１７ｂと軸心部１
７ｃとからなり、止めねじ８で軸５に取付けられる。車
板１７ｂに穴１７ｄがあって取り外し用にされる。
【０００８】実施例の特徴として、外扇１７を合成樹脂
から形成し、この外扇１７の軸心部１７ｃに、円筒部２
０ａとこの円筒部２０ａのブラケット３側に連続する円
板部２０ｂとからなる金属製のボス２０を一体形成す
る。材料は鋳鉄又はアルミニュウム合金などがよい。円
板部２０ｂに放射状のフィン２０ｃをブラケット３側に
突出させて設けるとよい。
から形成し、この外扇１７の軸心部１７ｃに、円筒部２
０ａとこの円筒部２０ａのブラケット３側に連続する円
板部２０ｂとからなる金属製のボス２０を一体形成す
る。材料は鋳鉄又はアルミニュウム合金などがよい。円
板部２０ｂに放射状のフィン２０ｃをブラケット３側に
突出させて設けるとよい。
【０００９】このような構造によれば、従来例と同様に
外扇１７による冷却風は実線の矢印のごとく流れ、ブラ
ケット３の外周部や外被２の円筒状部をよく冷却する。
このため、軸受４の熱は破線の矢印のごとく流れ、軸受
４は冷却される。その上実施例では、軸５から軸端を経
由して金属製のボス２０の円筒部２０ａへの二重破線の
矢印のごとく熱の流れが促進され、円板部２０ｂからブ
ラケット３の軸心部の近傍の空気Ｐによく放熱される。
このとき、放射状のフィン２０ｃはファン作用で空気Ｐ
を二重実線の矢印のごとく更によく攪拌し、フィン２０
ｃの表面積が大きくて更に放熱が促進される。外扇１７
の大部分は合成樹脂で軽量となる。
外扇１７による冷却風は実線の矢印のごとく流れ、ブラ
ケット３の外周部や外被２の円筒状部をよく冷却する。
このため、軸受４の熱は破線の矢印のごとく流れ、軸受
４は冷却される。その上実施例では、軸５から軸端を経
由して金属製のボス２０の円筒部２０ａへの二重破線の
矢印のごとく熱の流れが促進され、円板部２０ｂからブ
ラケット３の軸心部の近傍の空気Ｐによく放熱される。
このとき、放射状のフィン２０ｃはファン作用で空気Ｐ
を二重実線の矢印のごとく更によく攪拌し、フィン２０
ｃの表面積が大きくて更に放熱が促進される。外扇１７
の大部分は合成樹脂で軽量となる。
【００１０】
【発明の効果】この発明の全閉外扇形回転電機によれ
ば、外扇を合成樹脂から形成し、軸心部に、金属製のボ
スを一体形成するので、合成樹脂からなる外扇の軸心の
近傍の軸受などの冷却を改善できるという効果がある。
このとき、ボスにフィンを設けて更に冷却を改善できる
という効果がある。
ば、外扇を合成樹脂から形成し、軸心部に、金属製のボ
スを一体形成するので、合成樹脂からなる外扇の軸心の
近傍の軸受などの冷却を改善できるという効果がある。
このとき、ボスにフィンを設けて更に冷却を改善できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の要部の半断面図
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図
【図３】従来例の要部の半断面図
２ 外被 ３ ブラケッ
ト ４ 軸受 ５ 軸 １１ 全閉外扇形回転電機 １７ 外扇 １７ａ 羽根 １７ｂ 車板 １７ｃ 軸心部 ２０ ボス ２０ａ 円筒部 ２０ｂ 円板部 ２０ｃ フィン
ト ４ 軸受 ５ 軸 １１ 全閉外扇形回転電機 １７ 外扇 １７ａ 羽根 １７ｂ 車板 １７ｃ 軸心部 ２０ ボス ２０ａ 円筒部 ２０ｂ 円板部 ２０ｃ フィン
Claims (2)
- 【請求項１】外被の端部をなすブラケットと、このブラ
ケットに取付けた軸受で支承されブラケットを貫通する
軸と、この軸の軸端に固定されカバーで囲まれる遠心形
の外扇とからなる全閉外扇形回転電機において、前記外
扇を合成樹脂から形成し、この外扇の軸心部に、円筒部
とこの円筒部の前記ブラケット側に連続する円板部とか
らなる金属製のボスを一体形成することを特徴とする全
閉外扇形回転電機。 - 【請求項２】請求項１記載の全閉外扇形回転電機におい
て、前記円板部に放射状のフィンを前記ブラケット側に
突出させて設けることを特徴とする全閉外扇形回転電
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12178393A JPH06335202A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 全閉外扇形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12178393A JPH06335202A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 全閉外扇形回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335202A true JPH06335202A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14819788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12178393A Pending JPH06335202A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 全閉外扇形回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06335202A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004506145A (ja) * | 2000-08-10 | 2004-02-26 | バルマーク アクチエンゲゼルシヤフト | ゴデットユニット |
| JP2006050807A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 車両用全閉外扇電動機 |
| US7629717B2 (en) * | 2004-06-21 | 2009-12-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Totally-enclosed fan-cooled motor |
| JP2013252032A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 回転電機 |
| JP2014219006A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-11-20 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 圧縮機 |
| CN105429350A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-23 | 黄山市三阳机电有限公司 | 适用于高温环境的三相长轴电动机 |
| CN105790506A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-07-20 | 广西玉柴博耐特电器有限公司 | 一种发电机轴承与铝风叶的装配结构 |
| CN105864106A (zh) * | 2013-05-03 | 2016-08-17 | 戴森技术有限公司 | 压缩机 |
| US9897105B2 (en) | 2013-05-03 | 2018-02-20 | Dyson Technology Limited | Compressor |
| CN110671433A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-10 | 南京荧河谷科技有限公司 | 一种自带散热和润滑功能的轴承 |
| CN110848244A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-02-28 | 南京荧河谷科技有限公司 | 一种自带散热的辊 |
| JP2022507717A (ja) * | 2018-11-21 | 2022-01-18 | サーモダイン・エスエイエス | 複数の軸及び片持ち圧縮段階を有する圧縮機 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12178393A patent/JPH06335202A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004506145A (ja) * | 2000-08-10 | 2004-02-26 | バルマーク アクチエンゲゼルシヤフト | ゴデットユニット |
| US7629717B2 (en) * | 2004-06-21 | 2009-12-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Totally-enclosed fan-cooled motor |
| JP2006050807A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 車両用全閉外扇電動機 |
| JP4549127B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2010-09-22 | 東洋電機製造株式会社 | 車両用全閉外扇電動機 |
| JP2013252032A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 回転電機 |
| CN105822599A (zh) * | 2013-05-03 | 2016-08-03 | 戴森技术有限公司 | 压缩机 |
| US10001141B2 (en) | 2013-05-03 | 2018-06-19 | Dyson Technology Limited | Compressor |
| US10883517B2 (en) | 2013-05-03 | 2021-01-05 | Dyson Technology Limited | Compressor |
| JP2014219006A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-11-20 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 圧縮機 |
| CN105864106A (zh) * | 2013-05-03 | 2016-08-17 | 戴森技术有限公司 | 压缩机 |
| US9897104B2 (en) | 2013-05-03 | 2018-02-20 | Dyson Technology Limited | Compressor |
| US9897105B2 (en) | 2013-05-03 | 2018-02-20 | Dyson Technology Limited | Compressor |
| CN105429350A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-23 | 黄山市三阳机电有限公司 | 适用于高温环境的三相长轴电动机 |
| CN105790506A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-07-20 | 广西玉柴博耐特电器有限公司 | 一种发电机轴承与铝风叶的装配结构 |
| JP2022507717A (ja) * | 2018-11-21 | 2022-01-18 | サーモダイン・エスエイエス | 複数の軸及び片持ち圧縮段階を有する圧縮機 |
| CN110671433A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-10 | 南京荧河谷科技有限公司 | 一种自带散热和润滑功能的轴承 |
| CN110848244A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-02-28 | 南京荧河谷科技有限公司 | 一种自带散热的辊 |
| CN110671433B (zh) * | 2019-10-08 | 2020-12-15 | 常山县鑫龙轴承有限公司 | 一种自带散热和润滑功能的轴承 |
| CN110848244B (zh) * | 2019-10-08 | 2021-03-02 | 南京荧河谷科技有限公司 | 一种自带散热的辊 |
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