JPH0633374Y2 - 磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器 - Google Patents
磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器Info
- Publication number
- JPH0633374Y2 JPH0633374Y2 JP1987143946U JP14394687U JPH0633374Y2 JP H0633374 Y2 JPH0633374 Y2 JP H0633374Y2 JP 1987143946 U JP1987143946 U JP 1987143946U JP 14394687 U JP14394687 U JP 14394687U JP H0633374 Y2 JPH0633374 Y2 JP H0633374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value converter
- measured value
- chamber
- intermediate wall
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器
であって、該測定値変換器の鋳造されたメタルケーシン
グが中間壁によって、電子部品を受容する室と信号入力
のための接続端子を有する接続室とに分割されており、
この場合信号導線が中間壁を貫いて案内されている形式
のものに関する。
であって、該測定値変換器の鋳造されたメタルケーシン
グが中間壁によって、電子部品を受容する室と信号入力
のための接続端子を有する接続室とに分割されており、
この場合信号導線が中間壁を貫いて案内されている形式
のものに関する。
従来の技術 貫流媒体の量を検出するために磁気・誘導式の流量測定
計を用いることは広く知られており、このような流量測
定計は、導管路に組み込まれていて、貫流量に正比例し
た電気測定信号を生ぜしめるようになっている。そして
このような流量測定計のための測定値変換器は、鋳造さ
れたメタルケーシングを有しており、このメタルケーシ
ングは、中間壁によって、電子部品を収容するための室
と信号入力のための接続端子を有する接続室とに分割さ
れている。この場合信号導線は、適当なシール部材を備
えていて、中間壁に設けられた孔を貫いて接続室におい
て接続端子と接続されている。しかしながら公知の構成
は、爆発のおそれがある空間において使用するのには適
していない。
計を用いることは広く知られており、このような流量測
定計は、導管路に組み込まれていて、貫流量に正比例し
た電気測定信号を生ぜしめるようになっている。そして
このような流量測定計のための測定値変換器は、鋳造さ
れたメタルケーシングを有しており、このメタルケーシ
ングは、中間壁によって、電子部品を収容するための室
と信号入力のための接続端子を有する接続室とに分割さ
れている。この場合信号導線は、適当なシール部材を備
えていて、中間壁に設けられた孔を貫いて接続室におい
て接続端子と接続されている。しかしながら公知の構成
は、爆発のおそれがある空間において使用するのには適
していない。
また従来、中間壁を貫いて信号導線を案内する場合に
は、ポストタイプブッシング（Post type bushing）や
コンダクタブッシング（Conductor bushing）が用いら
れていたが、このようなブッシングには、電子部品収容
室においても接続室においても貫通部及び接続部のため
に比較的大きなスペースを必要とするという欠点があっ
た。しかもこのようなブッシングは、中間壁に後からね
じ込んだり、差し込んだりして取り付けることが必要で
あり、そのための作業に手間がかかるという欠点もあっ
た。
は、ポストタイプブッシング（Post type bushing）や
コンダクタブッシング（Conductor bushing）が用いら
れていたが、このようなブッシングには、電子部品収容
室においても接続室においても貫通部及び接続部のため
に比較的大きなスペースを必要とするという欠点があっ
た。しかもこのようなブッシングは、中間壁に後からね
じ込んだり、差し込んだりして取り付けることが必要で
あり、そのための作業に手間がかかるという欠点もあっ
た。
考案の課題 ゆえに本考案の課題は、冒頭に述べた形式の測定値変換
器を改良して、爆発のおそれがある空間においても使用
することができ、しかも所要スペースやコストの点でも
有利な測定値変換器を提供することである。
器を改良して、爆発のおそれがある空間においても使用
することができ、しかも所要スペースやコストの点でも
有利な測定値変換器を提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案の構成では、中間壁に
窓が設けられており、該窓がプラスチック材料によって
満たされていて、該プラスチック材料に導電ワイヤピン
が埋め込まれており、該導電ワイヤピンが一方では電子
部品の端子ブロックのための差込みピンとして室に突入
し、他方では接続室内にそれぞれ接続端子を有してい
る。
窓が設けられており、該窓がプラスチック材料によって
満たされていて、該プラスチック材料に導電ワイヤピン
が埋め込まれており、該導電ワイヤピンが一方では電子
部品の端子ブロックのための差込みピンとして室に突入
し、他方では接続室内にそれぞれ接続端子を有してい
る。
考案の効果 本考案の構成には、電子部品を受容する室と接続室と
が、漏れ電流を生ぜしめないように互いに隔てられてい
るという利点がある。さらに本考案による測定値変換器
は迅速な組立てが可能である。つまり電子部品の側にお
いては単に端子ブロックを差込みピンに差し込むことだ
けが必要であり、接続室においてはケーブルが対応する
接続端子と接続されるだけでよい。
が、漏れ電流を生ぜしめないように互いに隔てられてい
るという利点がある。さらに本考案による測定値変換器
は迅速な組立てが可能である。つまり電子部品の側にお
いては単に端子ブロックを差込みピンに差し込むことだ
けが必要であり、接続室においてはケーブルが対応する
接続端子と接続されるだけでよい。
実施態様 窓は種々様々な形式で製造もしくは構成されることがで
きる。本考案の１実施態様では窓が、中間壁を貫通する
孔によって構成されている。また別の実施態様では、窓
に補強リブが設けられており、該補強リブは、鋳造メタ
ルから成る中間壁の１構成部分である。このようになっ
ていると、プラスチック材料の特に簡単な注入が可能で
あり、この場合導電ワイヤピンの特に有利な保持が保証
されている。別の遊離な実施態様では、導電ワイヤピン
がそれぞれ孔のなかに又は２つの補強リブの間に配置さ
れている。本考案のさらに別の実施態様では確実な組立
てのために、接続室において接続端子の間にそれぞれ電
気絶縁性の仕切り壁が配置されており、該仕切り壁が、
２つの孔の間に位置する壁もしくは補強リブにそれぞれ
整合させられてプラスチック材料に埋め込まれている。
きる。本考案の１実施態様では窓が、中間壁を貫通する
孔によって構成されている。また別の実施態様では、窓
に補強リブが設けられており、該補強リブは、鋳造メタ
ルから成る中間壁の１構成部分である。このようになっ
ていると、プラスチック材料の特に簡単な注入が可能で
あり、この場合導電ワイヤピンの特に有利な保持が保証
されている。別の遊離な実施態様では、導電ワイヤピン
がそれぞれ孔のなかに又は２つの補強リブの間に配置さ
れている。本考案のさらに別の実施態様では確実な組立
てのために、接続室において接続端子の間にそれぞれ電
気絶縁性の仕切り壁が配置されており、該仕切り壁が、
２つの孔の間に位置する壁もしくは補強リブにそれぞれ
整合させられてプラスチック材料に埋め込まれている。
実施例 次に図面につき本考案の実施例を説明する。
測定値変換器１は鋳造された有利にはアルミニウム製の
メタルケーシングから成っている。測定値変換器１の内
部には、同様に一体に組み込まれたメタル鋳造品の構成
部分である中間壁２が設けられている。この中間壁２は
測定値変換器の内室を電子部品５を受容するための室３
と、接続端子12を取り付けるための接続室４とに分割し
ている。
メタルケーシングから成っている。測定値変換器１の内
部には、同様に一体に組み込まれたメタル鋳造品の構成
部分である中間壁２が設けられている。この中間壁２は
測定値変換器の内室を電子部品５を受容するための室３
と、接続端子12を取り付けるための接続室４とに分割し
ている。
中間壁２には孔によって窓６が形成されており、これら
の窓６の間には、中間壁２もしくはメタルケーシングに
一体の構成部分である壁部分が補強リブ７として設けら
れている。窓６は、注入されたプラスチック材料11によ
って固定される導電ワイヤピン８を通すために役立つ。
導電ワイヤピン８は差込みピン９の形で、電子部品５を
受容する室３に突入している。導電ワイヤピン８は接続
室４に向いた側において接続端子12と結合されている。
さらに、接続室４において接続端子12の間には仕切り壁
13が設けられている。これらの仕切り壁13は電気絶縁性
のプラスチックプレートから成っており、該プラスチッ
クプレートはそれぞれ補強リブ７に対して整合された状
態で注入されたプラスチック材料11に埋め込まれて固定
されている。組立てに際してはまず初め導電ワイヤピン
８及びこれに固定された接続端子12は例えば保持プレー
トを用いて位置固定され、孔におけるもしくは補強リブ
７の間における中間室にはプラスチック材料１が注入さ
れる。さらにこの際に仕切り壁13が差し込まれ、これに
よって仕切り壁13はプラスチック材料11の硬化時にしっ
かりと確実に保持される。
の窓６の間には、中間壁２もしくはメタルケーシングに
一体の構成部分である壁部分が補強リブ７として設けら
れている。窓６は、注入されたプラスチック材料11によ
って固定される導電ワイヤピン８を通すために役立つ。
導電ワイヤピン８は差込みピン９の形で、電子部品５を
受容する室３に突入している。導電ワイヤピン８は接続
室４に向いた側において接続端子12と結合されている。
さらに、接続室４において接続端子12の間には仕切り壁
13が設けられている。これらの仕切り壁13は電気絶縁性
のプラスチックプレートから成っており、該プラスチッ
クプレートはそれぞれ補強リブ７に対して整合された状
態で注入されたプラスチック材料11に埋め込まれて固定
されている。組立てに際してはまず初め導電ワイヤピン
８及びこれに固定された接続端子12は例えば保持プレー
トを用いて位置固定され、孔におけるもしくは補強リブ
７の間における中間室にはプラスチック材料１が注入さ
れる。さらにこの際に仕切り壁13が差し込まれ、これに
よって仕切り壁13はプラスチック材料11の硬化時にしっ
かりと確実に保持される。
また測定値変換器１は周知のようにケーシング蓋14によ
って、かつ接続室４はケーシング蓋15によって閉鎖され
る。なお図面において測定値変換器１のケーブル通路は
符号16で示されている。
って、かつ接続室４はケーシング蓋15によって閉鎖され
る。なお図面において測定値変換器１のケーブル通路は
符号16で示されている。
第１図は本考案による測定値変換器を部分的に破断して
示す側面図、第２図は第１図に示された測定値変換器を
ケーブル接続側から見た図である。 １……測定値変換器、２……中間室、３……室、４……
接続室、５……電子部品、６……窓、７……補強リブ、
８……導電ワイヤピン、９……差込みピン、10……端子
ブロック、11……プラスチック材料、12……接続端子、
13……仕切り壁、14,15……ケーシング蓋、16……ケー
ブル通路
示す側面図、第２図は第１図に示された測定値変換器を
ケーブル接続側から見た図である。 １……測定値変換器、２……中間室、３……室、４……
接続室、５……電子部品、６……窓、７……補強リブ、
８……導電ワイヤピン、９……差込みピン、10……端子
ブロック、11……プラスチック材料、12……接続端子、
13……仕切り壁、14,15……ケーシング蓋、16……ケー
ブル通路
Claims (5)
- 【請求項１】磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換
器であって、該測定値変換器の鋳造されたメタルケーシ
ングが中間壁（２）によって、電子部品（５）を受容す
る室（３）と信号入力のための接続端子（12）を有する
接続室（４）とに分割されており、この場合信号導線が
中間壁（２）を貫いて案内されている形式のものにおい
て、中間壁（２）に窓（６）が設けられており、該窓が
プラスチック材料（11）によって満たされていて、該プ
ラスチック材料に導電ワイヤピン（８）が埋め込まれて
おり、該導電ワイヤピンが一方では電子部品（５）の端
子ブロック（10）のための差込みピン（９）として室
（３）に突入し、他方では接続室（４）内にそれぞれ接
続端子（12）を有していることを特徴とする、磁気・誘
導式の流量測定計用の測定値変換器。 - 【請求項２】窓（６）が、中間壁（２）を貫通する孔に
よって構成されている、実用新案登録請求の範囲第１項
記載の測定値変換器。 - 【請求項３】窓（６）に補強リブ（７）が設けられてお
り、該補強リブが、鋳造メタルから成る中間壁（２）の
１構成部分である、実用新案登録請求の範囲第１項記載
の測定値変換器。 - 【請求項４】導電ワイヤピン（８）がそれぞれ孔のなか
に又は２つの補強リブ（７）の間に配置されている、実
用新案登録請求の範囲第１項から第３項までのいずれか
１項記載の測定値変換器。 - 【請求項５】接続室（４）において接続端子（12）の間
にそれぞれ電気絶縁性の仕切り壁（13）が配置されてお
り、該仕切り壁が、２つの孔の間に位置する壁もしくは
補強リブ（７）にそれぞれ整合させられてプラスチック
材料（12）に埋め込まれている、実用新案登録請求の範
囲第１項から第４項までのいずれか１項記載の測定値変
換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987143946U JPH0633374Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987143946U JPH0633374Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6448625U JPS6448625U (ja) | 1989-03-27 |
| JPH0633374Y2 true JPH0633374Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31411222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987143946U Expired - Lifetime JPH0633374Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 磁気・誘導式の流量測定計用の測定値変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633374Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5498922B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2014-05-21 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
| US10663931B2 (en) | 2013-09-24 | 2020-05-26 | Rosemount Inc. | Process variable transmitter with dual compartment housing |
| US10015899B2 (en) | 2015-06-29 | 2018-07-03 | Rosemount Inc. | Terminal block with sealed interconnect system |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857932A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-06 | Toshiba Mach Co Ltd | プラスチツク押出機用スクリユ− |
| JPS599579B2 (ja) * | 1979-03-26 | 1984-03-03 | 信越化学工業株式会社 | 室温硬化性組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103173U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-13 | 横河電機株式会社 | 耐圧防爆容器 |
| JPS599579U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-21 | 横河電機株式会社 | 変換器 |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP1987143946U patent/JPH0633374Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599579B2 (ja) * | 1979-03-26 | 1984-03-03 | 信越化学工業株式会社 | 室温硬化性組成物 |
| JPS5857932A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-06 | Toshiba Mach Co Ltd | プラスチツク押出機用スクリユ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6448625U (ja) | 1989-03-27 |
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