JPH06332198A - 電荷輸送能を付与した静電荷記録媒体 - Google Patents

電荷輸送能を付与した静電荷記録媒体

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JPH06332198A
JPH06332198A JP12114993A JP12114993A JPH06332198A JP H06332198 A JPH06332198 A JP H06332198A JP 12114993 A JP12114993 A JP 12114993A JP 12114993 A JP12114993 A JP 12114993A JP H06332198 A JPH06332198 A JP H06332198A
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JP
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layer
charge
recording
electrostatic
recording medium
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JP12114993A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tsuruoka
美秋 鶴岡
Kayoko Sugiyama
佳世子 杉山
Takashi Aono
隆 青野
Tokuhide Sugiyama
徳英 杉山
Hide Nakamura
秀 中村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】湿度、接触等の外乱性要因により、静電荷保持
層に蓄積された情報電荷が影響されない静電荷記録媒体
の提供。 【構成】本発明の静電荷記録媒体は、少なくとも電極層
13上に静電荷保持層10を有する静電荷記録媒体にお
いて、該静電荷保持層10が、含フッ素脂肪族環構造を
有する重合体からなる記録電荷保持層11上に、含フッ
素脂肪族環構造を有する重合体をフッ素ガスと接触処理
することにより得られる重合体からなる記録電荷輸送層
12を積層してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧印加時露光方法等
により情報を静電的に記録し、任意時点で情報再生を行
うことができる静電荷記録媒体に関し、特に電荷保持特
性に優れ、かつ耐外乱性に優れた静電荷記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】支持体上に電極層、光導電性層を順次積
層した感光体と、支持体上に電極層、静電荷保持層を順
次積層した静電荷記録媒体とを対向配置し、両電極間に
電圧を印加しつつ、像露光を行なうことにより、電荷保
持層に画像を静電潜像として記録し、その静電潜像を再
生することは特開平1−290336号公報に記載され
ている。
【0003】この方法によると、極めて高解像度のアナ
ログ記録が可能であり、また、静電荷記録媒体に記録さ
れた静電潜像は半永久的に保持されるものであるが、静
電荷保持層表面に記録された表面電荷は、どうしても空
気中の湿気等により徐々に減衰する傾向があり、また、
外部からの損傷や接触により静電潜像が破壊されるとい
う問題がある。
【0004】そのため、静電荷保持層に静電潜像を形成
した後、その表面に保護層を積層して静電潜像を保護し
た静電荷記録媒体が特開平203353号公報に開示さ
れ、また、別の静電荷記録媒体として、その静電荷保持
層を絶縁層上に光導電性層または導電性層をパターニン
グして積層し、更に該パターン層上に薄膜状の絶縁性樹
脂層を積層した構造とし、静電荷保持層表面に形成され
た静電潜像をトンネリング現象により薄膜状の絶縁性樹
脂層を通過させて光導電性層または導電性層に蓄積させ
ることにより、静電潜像を静電荷記録媒体内部に保持さ
せる静電荷記録媒体が特開平2−244156号公報に
開示されている。
【0005】さらに、別の静電荷記録媒体として、静電
荷保持層をガラス転移温度の低い樹脂層及び耐熱性絶縁
層の積層物とする静電荷記録媒体とし、静電荷保持層表
面に静電潜像を記録した後、ガラス転移温度の低い樹脂
層におけるガラス転移温度以上に静電荷保持層を加熱す
ることにより、静電潜像を内部保持型としうることが特
開平3−7943号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐湿性、耐
接触性等の耐外乱性に優れ、記録、蓄積された情報電荷
が乱れ、或いは減衰しない静電荷記録媒体の提供を課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
した結果、少なくとも電極層上に静電荷保持層を有する
静電荷記録媒体において、該静電荷保持層を含フッ素脂
肪族環構造を有する重合体からなる記録電荷保持層上に
含フッ素脂肪族環構造を有する重合体をフッ素ガスと接
触処理することにより得られる重合体からなる記録電荷
輸送層を積層して形成することにより、耐湿性、耐接触
性等の耐外乱性に優れ、記録、蓄積された情報電荷が乱
れ、或いは減衰しない静電荷記録媒体となしうることを
見出した。
【0008】また、本発明の静電荷記録媒体は、含フッ
素脂肪族環構造を有する重合体が、その主鎖に脂肪族環
構造を有する重合体であるとよいことが見出された。
【0009】以下、本発明の静電荷記録媒体について説
明する。図1(a)(b)は、本発明の静電荷記録媒体
3の各態様の一例を断面で示す図であり、図中、3は静
電荷記録媒体、10は静電荷保持層、11は記録電荷保
持層、12は記録電荷輸送層、13は電極、15は支持
体である。
【0010】静電荷保持層10は、記録電荷保持層11
と記録電荷輸送層12とからなり、まず、記録電荷保持
層11は静電荷保持特性の観点から高絶縁性(体積抵抗
率が1014以上)を有する含フッ素脂肪族環構造を有す
る重合体からなるのが好ましい。このような樹脂として
は、従来より公知ないし周知のものを含めて広範囲にわ
たって例示され得るが、本発明においては、好適には、
主鎖に下記のごとき特定の環構造を有する含フッ素重合
体を使用することができる。例えば、
【0011】
【化1】
【0012】(但し、lは0〜5、mは0〜4、nは0
〜1、l+m+nは1〜6、RはF又はCF3
【0013】
【化2】
【0014】(但し、o、p、qは0〜5、o+p+q
は1〜6)
【0015】
【化3】
【0016】(但し、R1 、R2 はF又はCF3 )のご
とき環構造を有するものが挙げられる。これらのうち、
次のごとき環構造を有する重合体が代表的である。但
し、本発明の内容はこれらのみに限定されるものではな
い。
【0017】
【化4】
【0018】上記では、パーフルオロ脂肪族環状構造を
有する重合体を例示したが、本発明においては、上記例
示のフッ素原子の一部が他の水素原子や有機基で置換さ
れたもの、或いはメタセシス重合で得られる
【0019】
【化5】
【0020】のごとき環構造を有するものも挙げられ
る。上記の含フッ素脂肪族環構造を有する重合体は、特
開平4−189802号公報に開示の含フッ素単量体を
原料とし、同じく同公報に開示される製造方法により製
造される。なお、同公報の実施例において製造される重
合体Aは、例えば旭硝子(株)製の商標名「サイトッ
プ」(標準)として市販されるものである。
【0021】また、上記の含フッ素脂肪族環構造を有す
る重合体を架橋処理して得られる重合体は、後述する記
録電荷輸送層を積層するに際して耐溶剤性を有してお
り、記録電荷輸送層における電荷輸送性を阻害しないの
で好ましく、例えば旭硝子(株)製の商標名「サイトッ
プ」(架橋タイプ)として市販されるものが挙げられ
る。
【0022】記録電荷保持層は、上記した含フッ素重合
体をパーフルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラン)等
のフッ素系溶剤に溶解させて、2%〜13%溶液とし、
スピンナーコーティング、ディッピング、ブレードコー
ト法等により、支持体を有する電極上に塗布して形成す
るとよい。また、上記した含フッ素重合体をフィルム状
とし、接着剤により電極上に貼着して形成してもよい。
なお、含フッ素重合体フィルム自体が支持性を有する場
合には、電極を蒸着等の方法でフィルム上に積層しても
よい。記録電荷保持層の乾燥後膜厚は、1μm〜10μ
mとすると好適である。
【0023】次に、記録電荷輸送層12について説明す
る。記録電荷輸送層の特性は、電極層上に記録電荷輸送
層を積層し、その表面を帯電させた場合、室温条件下で
その層幅方向での電荷移動が生じ、電荷蓄積能を殆ど有
しない特性を有するものである。
【0024】本発明の記録電荷輸送層は、上記の記録電
荷保持層において説明した含フッ素脂肪族環構造を有す
る重合体をフッ素ガスと接触処理して得られる重合体か
らなるものであり、例えば特開平4−189802号公
報の実施例において重合体Aを弗素化処理されて得られ
るもので、例えば旭硝子(株)製の商標名「サイトッ
プ」(s−タイプ)として市販されるものが挙げられ
る。
【0025】同公報の比較例1、比較例2により処理さ
れた重合体は、このような電荷輸送性を示さないことか
ら、含フッ素脂肪族環構造を有する重合体の末端基がフ
ッ素ガス処理により不活性化され、帯電性が失活するの
ではないかと推測される。
【0026】記録電荷輸送層は、上記したフッ素ガスと
接触処理された重合体をパーフルオロ(2−ブチルテト
ラヒドロフラン)等のフッ素系溶剤に溶解させて、2%
〜13%溶液とし、スピンナーコーティング、ディッピ
ング、ブレードコート法等により、記録電荷保持層上に
塗布して形成するとよい。記録電荷輸送層の乾燥後膜厚
は、1μm〜10μm、好ましくは1μm〜5μmとす
るとよく、1μm未満であると積層の効果が不充分であ
り、また10μmを越えると記録電荷の状態が輸送過程
で乱れるため好ましくない。
【0027】また、記録電荷輸送層を形成するには、記
録電荷保持層を積層した後、その表面をフッ素ガスによ
り接触処理し、記録電荷保持層の表面層を記録電荷輸送
層に変化させてもよい。フッ素ガスによる処理方法は、
特開平4−189802号公報に開示の方法により行な
うことができる。この際、記録電荷保持層が積層された
電極や支持体に対する弗素ガスの反応を避けるために、
記録電荷保持層表面のみがフッ素ガスと接触するよう
に、装置設計して処理することが必要である。このフッ
素ガスによる処理条件については、その記録電荷輸送層
としての機能、かつ記録電荷保持層としての機能を実験
的に確認しつつ、適宜設定するとよい。
【0028】電極13は、比抵抗値が106 Ω・cm以下
であればその材質には限定されない。例えば、無機金属
導電膜、無機金属酸化物導電膜、四級アンモニウム塩等
の有機導電膜等であり、支持体上に蒸着、スパッタリン
グ、CVD、コーティング、メッキ、ディッピング、電
解重合等の方法により形成される。また、支持体上に接
着層を介して形成されてもよい。その膜厚は電極を構成
する材料の電気特性、および情報記録の際の印加電圧に
より変化させる必要があるが、例えばアルミニウムであ
れば100Å〜3000Å程度であり、支持体と静電荷
保持層との間の全面、或いは静電荷保持層の形成パター
ンに合わせて形成される。
【0029】図1(b)に示す静電荷記録媒体における
支持体15は、静電荷記録媒体3を強度的に支持するも
のであり、静電荷保持層10を支持することのできる程
度の強度を有していれば、その材質、厚みは特に制限が
ない。例えば可撓性のあるプラスチックフィルム、金属
箔、紙、或いは硝子、プラスチックシート、金属板(電
極を兼ねることもできる)等の剛体が使用される。
【0030】静電荷記録媒体がフレキシブルなフィル
ム、テープ、ディスク形状をとる場合には、支持体とし
てフレキシブル性のあるプラスチックフィルムが使用さ
れ、強度が要求される場合には剛性のあるシート、ガラ
ス等の無機材料等が使用される。また、静電荷記録媒体
として、光透過性も同様に要求される場合がある。光透
過性が要求される場合、支持体裏面には、必要に応じて
反射防止膜を積層して反射防止性を付与するとよい。
【0031】
【作用及び発明の効果】本発明の特徴をなす記録電荷輸
送層の機能について説明する。図2は記録電荷保持層と
記録電荷輸送層との帯電特性を比較した図であり、図中
○印が記録電荷保持層、●印が記録電荷輸送層における
帯電特性を示す。実験としては、電極上に記録電荷保持
層のみを積層した媒体と電極上に記録電荷輸送層のみを
積層した媒体を作成し、図3に示すスコロトロン帯電器
を使用し、帯電条件としてコロナワイヤー電圧:−7K
V、グリッド電圧−800V、コロナワイアー−グリッ
ド間距離10mm、グリッド−静電荷記録媒体間距離2
0mmとし、帯電時間を変化させ、それにより静電荷記
録媒体表面に形成される表面電位(V)を測定したもの
である。図2によると、記録電荷輸送層には、電荷が殆
ど蓄積されないことがわかる。
【0032】このように、本発明の静電荷記録媒体は、
電極上に記録電荷保持層、記録電荷輸送層を順次積層し
て形成することにより、記録電荷輸送層表面に記録され
た情報電荷は、電極との間に形成される電界作用によ
り、記録電荷輸送層の層幅方向に輸送され、記録電荷保
持層に安定して蓄積されるものである。
【0033】また、記録後は、記録電荷輸送層がフッ素
系樹脂により形成されているために、吸水率が低く、耐
湿性に優れ、また静電荷記録媒体表面に他物質との接触
があっても、情報電荷の乱れを防ぎ、安定して保持する
ことを可能とするものである。以下、実施例を説明す
る。
【0034】
【実施例】1mm厚のガラス基板上に、酸化インジウム
錫(ITO)電極を蒸着法により積層した(比抵抗10
-4Ω・cm)。この電極上に、含フッ素樹脂(商標名
「サイトップ(架橋タイプ」旭硝子(株)製、誘電率
2.1(50Hz〜1MHz)、吸水率0.01%以
下、ガラス転移点108℃、比抵抗1×1017Ω・c
m、) をパーフルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラ
ン)に溶解し、その5重量%溶液をスピンコーティング
(700rpm、20秒)し、250℃で乾燥させ、膜
厚約3.5μmの記録電荷保持層を形成した。
【0035】この記録電荷保持層上に、フッ素ガス処理
した含フッ素樹脂(商標名「サイトップ(sタイプ)」
旭硝子(株)製、誘電率2.1(50Hz〜1MH
z)、吸水率0.01%以下、ガラス転移点108℃、
比抵抗1×1017Ω・cm、) をパーフルオロ(2−ブ
チルテトラヒドロフラン)に溶解し、その7%溶液をス
ピンコーティング(700rpm、20秒)し、2時間
室温でレベリングした後、180℃中で1時間乾燥さ
せ、膜厚約2.5μmの記録電荷輸送層を形成し、本発
明の静電荷記録媒体を作製した。
【0036】
【比較例1】実施例1同様に電極上に記録電荷保持層の
みを積層し、比較用の静電荷記録媒体を作製した。
【0037】
【比較例2】実施例1同様に電極上に記録電荷保持層を
積層した後、フッ素ガス処理をしていない含フッ素樹脂
(商標名「サイトップ(標準品)」旭硝子(株)製、誘
電率2.1(50Hz〜1MHz)、吸水率0.01%
以下、ガラス転移点108℃、比抵抗1×1017Ω・c
m、) をパーフルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラ
ン)に溶解し、その7%溶液をスピンナーコーティング
(700rpm、20秒)し、2時間室温でレベリング
した後、180℃中で1時間乾燥させ、膜厚約2.5μ
mの層に積層し、比較用の静電荷記録媒体を作製した。
【0038】(静電荷記録媒体の帯電特性)上記の実施
例及び比較例1、比較例2で作製したそれぞれの静電荷
記録媒体について、図3に示すスコロトロン帯電器(帯
電条件をコロナワイヤー電圧:−7KV、コロナワイヤ
ー−静電荷記録媒体間距離30mm、帯電時間0.1
秒.パルス)を使用して、帯電させ、静電荷記録媒体表
面の帯電電位を測定した。結果を図4に示す。
【0039】図から、本発明の静電荷記録媒体□の帯電
電位は、比較例1で作製した静電荷記録媒体■の帯電電
位と殆ど一致した。これに対して、比較例2で作製した
静電荷記録媒体○の帯電電位は本発明及び比較例1の静
電荷記録媒体に比して高い結果が得られた。これは、比
較例2の静電荷記録媒体は、最上層も記録電荷保持層と
して機能し、その分だけ比較例1の静電荷記録媒体より
蓄積電位が高くなるものと考えられる。
【0040】この結果から、比較例1、比較例2の静電
荷記録媒体においては、記録電荷が媒体表面に存在して
いるのに対して、本発明の静電荷記録媒体においては、
記録電荷の殆どが記録電荷輸送層中を移動し、記録電荷
保持層中に保持され、媒体内部に入ったためと考えられ
る。
【0041】(静電荷記録媒体の耐接触性)上記の如く
帯電させた実施例及び比較例1、比較例2の静電荷記録
媒体のそれぞれの媒体表面に、裏面にアルミニウムを蒸
着させたポリエチレンテレフタレートフィルムを100
Kgf/cm2 の加圧条件下で密着させた後、剥離し、
媒体上の記録電位の耐接触性を測定した。この際、初期
記録電位は電界強度:−80V/μmに揃えて行なっ
た。
【0042】10回の接触剥離操作後の電位の変化(電
位の保持率)の測定結果を図5に示す。比較例1の静電
荷記録媒体■、比較例2の静電荷記録媒体○は、−28
0Vが−218Vに、また−463Vが−395Vに接
触剥離試験により初期電位が80〜85%減少したのに
対して、本発明の静電荷記録媒体□は初期電位−461
Vは−444Vとなり、初期電位の95%を保持し、帯
電電荷が媒体内部に入ったことにより耐接触性が向上し
たことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の静電荷記録媒体の各態様を断面
で示す図である。
【図2】図2は記録電荷保持層と記録電荷輸送層との帯
電特性を比較した図である。
【図3】図3は、スコロトロン帯電器の概略を説明する
ための図である。
【図4】図4は、静電荷記録媒体の帯電特性を説明する
ための図である。
【図5】図5は、静電荷記録媒体の耐接触性を説明する
ための図である。
【符号の説明】
3は静電荷記録媒体、10は静電荷保持層、11は記録
電荷保持層、12は記録電荷輸送層、13は電極、15
は支持体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 隆 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 杉山 徳英 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 中村 秀 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電極層上に静電荷保持層を有
    する静電荷記録媒体において、該静電荷保持層が、含フ
    ッ素脂肪族環構造を有する重合体からなる記録電荷保持
    層上に、含フッ素脂肪族環構造を有する重合体をフッ素
    ガスと接触処理することにより得られる重合体からなる
    記録電荷輸送層を積層してなることを特徴とする静電荷
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 含フッ素脂肪族環構造を有する重合体
    が、その主鎖に脂肪族環構造を有する重合体である請求
    項1記載の静電荷記録媒体。
JP12114993A 1993-05-24 1993-05-24 電荷輸送能を付与した静電荷記録媒体 Pending JPH06332198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012074115A1 (ja) 2010-12-03 2012-06-07 旭硝子株式会社 電荷保持媒体
WO2012074114A1 (ja) 2010-12-03 2012-06-07 旭硝子株式会社 電荷保持媒体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012074115A1 (ja) 2010-12-03 2012-06-07 旭硝子株式会社 電荷保持媒体
WO2012074114A1 (ja) 2010-12-03 2012-06-07 旭硝子株式会社 電荷保持媒体の製造方法
US9427777B2 (en) 2010-12-03 2016-08-30 Asahi Glass Company, Limited Process for producing charge retention medium

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