JPH06326626A - 車載用受信機、それに用いるフロントエンド、及び情報通信システム - Google Patents

車載用受信機、それに用いるフロントエンド、及び情報通信システム

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JPH06326626A
JPH06326626A JP5112813A JP11281393A JPH06326626A JP H06326626 A JPH06326626 A JP H06326626A JP 5112813 A JP5112813 A JP 5112813A JP 11281393 A JP11281393 A JP 11281393A JP H06326626 A JPH06326626 A JP H06326626A
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JP
Japan
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signal
road
circuit
output
vehicle
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Application number
JP5112813A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hatashita
博 畑下
Junichi Takahashi
旬一 高橋
Toshio Nagashima
敏夫 長嶋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置するスペースを小さくし、且つ購入する
費用も少なくて済むようにする。 【構成】 路車間情報チューナ3は入力した路車間情報
信号を周波数変換する。FM・AM復調回路5はその信
号をFM復調及びAM復調する。復調信号は路車間情報
データ処理回路9を介した後、画像信号処理回路10を介
しディスプレイ11に表示され、音声信号処理回路12を介
しスピーカ14より音声出力される。FMチューナ4は入
力したFM多重放送信号を周波数変換する。FM復調回
路6はその信号をFM復調する。FM多重復調回路7は
その信号のうち、ディジタル交通情報復調信号をベース
バンド復調する。復調信号はFM多重データ処理回路8
を介した後、画像信号処理回路10を介しディスプレイ11
に表示され、音声信号処理回路12を介しスピーカ14より
音声出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用受信機に関し、特
に、路車間情報信号、FM多重放送信号、グローバル・
ポジショニング・システム(Global Positioning Syste
m;以下、GPSという)信号等を受信する車載用受信
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車電話、車載用ナビゲー
ション受信機等多様な情報の受け渡しを行える車載用受
信機が製品化され、これらを搭載した自動車が増えてい
る。
【0003】この中で、路側に設置した送信機から位置
情報、送信機付近の交差点情報あるいは渋滞等の交通情
報を得る路車間情報システムが実用化され、路側に設置
する送信機の整備が逐次進められている。この路車間情
報システムは、路側に設置する送信機を中心に前後30
m程度のスポット的な無線通信領域を、間欠的に形成
し、車両が通信領域内を通過する時に情報通信を行う方
式である。
【0004】この様な路車間情報システムに関連した従
来のシステム及び受信機については、例えば、特開平1
−92611号公報等に開示されている。即ち、この受
信機は、アンテナ及び受信表示部から構成され、車両の
ルーフトップあるいはリアパーシェル等に設置されたア
ンテナで受信した信号は、ケーブルを介して、受信回路
部、信号処理部、ディスプレイ等から成る受信表示部に
入力し、必要な情報が表示される。
【0005】また、この他のシステムとしては、移動体
FM多重放送システムや、GPS信号を用いるシステム
などがある。移動体FM多重放送システムは、FM放送
電波を多重利用し、通常のFM放送信号の他に、交通情
報などのディジタル情報をFM多重放送信号として、自
動車等の移動体に送る新しい放送システムであり、実用
化に向けて検討が進められている。従来のFM多重受信
機については、例えば、特開平4−134932号公報
に開示されている。また、GPS信号を用いるシステム
は、人工衛星から送られる位置情報としてのGPS信号
を自動車等の移動体で受け、ナビゲーションに応用する
ものであり、従来のGPS受信機については、例えば、
特開平1−109276号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】路車間情報システム
は、正確な位置情報、付近地情報及び渋滞、事故等の交
通情報を得ることができるシステムであり、移動体FM
多重放送は路車間情報システムに比べて広範囲の交通情
報が得られる特徴を有するシステムであり、GPS信号
を用いるシステムは、いかなる地域においても、ある程
度正確な位置情報を得ることができるシステムである。
そして、これらのシステムに対応してそれぞれ受信機が
開発されている。
【0007】しかし、路車間情報システム受信機では広
範囲な交通情報を得ることができず、また、移動体FM
多重放送システム受信機では位置情報、付近地情報を得
ることができず、また、GPS受信機ではより正確な情
報を得ることができない。
【0008】そこで、位置情報及び広範囲な交通情報を
得るために、路車間情報システム受信機と移動体FM多
重放送システム受信機とGPS受信機とをそれぞれ設置
することが考えられるが、この場合には、受信機を設置
するスペースが大きくなること、受信機を購入するのに
費用がかかること等の問題がある。
【0009】また、この様な複数の受信機を設置する場
合に限らず、何れかの受信機を一つ設置する場合におい
ても、できる限り、受信機の設置するスペースが小さ
く、受信機の費用も安い方が、当然に好ましい。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、設置するスペースが小さくて済
み、購入する費用も少なくて済む車載用受信機等を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、例えば、路車間情報システム受信
機とFM多重受信機で回路等の共用化、一体化を図るよ
うにした。即ち、共用一体化受信機は、路車間情報信号
を受信、復調、データ処理する路車間情報チューナ、F
M・AM復調回路、路車間情報信号処理回路とFM多重
放送信号を受信、復調、データ処理するFMチューナ、
FM復調回路、FM多重復調回路、FM多重信号処理回
路、及び信号処理された路車間情報信号、FM多重放送
信号に係る信号を表示するための画像信号処理回路とデ
ィスプレイ、さらに音声出力するための音声信号処理回
路とスピーカ、そして、これら各回路を制御するコント
ロール回路等から構成される。
【0012】
【作用】本発明では、上記したこれら構成回路の中で画
像信号処理回路、音声信号処理回路、ディスプレイ、ス
ピーカ、コントローラ回路等が共用して用いられる。よ
って、位置情報及び付近地から広域にわたる広範囲な交
通情報を、小形で低価格な受信機で得ることが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1は本発明の第1の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。本実施例は、路車間
情報信号及びFM多重放送信号を受信できる車載用受信
機であり、図1において、1は路車間情報信号受信用ア
ンテナ、2はFM多重放送信号受信用アンテナ、3は路
車間情報チューナ、4はFMチューナ、5はFM・AM
復調回路、6はFM復調回路、7はFM多重復調回路、
8はFM多重信号処理回路、9は路車間情報データ処理
回路、10は画像信号処理回路、11はディスプレイ、12は
音声データ処理回路、13はステレオ復調回路、14はスピ
ーカ、15はPLL回路、16はマイコンコントローラであ
る。
【0015】路車間情報信号受信用アンテナ1より入力
した2.5GHzの路車間情報信号は路車間情報チューナ
3で10.7MHzのIF周波数信号に周波数変換され、F
M・AM復調回路5に入力される。FM・AM復調回路
5に入力した路車間情報IF信号は、GMSK(Gaussi
an minimum shift keying)変調された交通情報信号が
FM復調され、ASK変調された位置検出信号がAM復
調される。これら復調信号は路車間情報データ処理回路
9でデータ処理され、画像信号処理回路10を介してディ
スプレイ11に表示されると同時に、音声信号処理回路12
を介してスピーカ14より音声出力される。
【0016】また、FM多重放送信号受信用アンテナ2
より入力したFM多重放送信号はFMチューナ4で10.7
MHzのIF周波数信号に周波数変換され、FM復調回
路6に入力されFM復調される。復調信号のうち、通常
のFM放送復調信号はステレオ復調回路13でステレオ音
声信号に変換されてスピーカ14より出力し、ディジタル
交通情報復調信号はFM多重復調回路7でベースバンド
復調され、FM多重データ処理回路8に入力し、データ
処理され、画像信号処理回路10を介してディスプレイ11
に表示されると同時に、音声信号処理回路12を介してス
ピーカ14より音声出力される。
【0017】路車間情報チューナ3及びFMチューナ4
はPLL回路15により周波数制御され、マイコンコント
ローラ16はFM多重データ処理回路8、路車間情報デー
タ処理回路9、画像信号処理回路10、音声データ処理回
路12、PLL回路15を制御する。
【0018】このように画像信号処理回路10、音声信号
処理回路12、PLL回路15、マイコンコントローラ16、
ディスプレイ11、スピーカ14等を共用化することによ
り、受信機の小形化、低価格が図れる。そして、路車間
情報信号とFM多重放送信号を受信できる受信機である
ので、正確な位置情報、最寄りの交差点情報、付近地の
交通情報、広範囲の交通情報等の必要な情報を得ること
が可能となる。
【0019】なお、本実施例では路車間情報信号を電波
によって伝送する方式の受信機について示したが、路車
間情報信号を赤外線等の光によって伝送するシステムの
受信機については、図1に示した路車間情報信号受信用
アンテナ1、路車間情報チューナ3、FM・AM復調回
路5を光受信、復調回路に置換えれば、路車間情報信号
とFM多重放送信号を受信できる受信機が構成できる。
【0020】図2は第1の実施例である車載用受信機の
入力操作と出力方法を説明するための説明図である。即
ち、図2において、(a)、(b)、(c)はそれぞれ
操作に必要なキーボタンとその配置について示したもの
であり、(d)は受信信号の設定及び出力の設定につい
て示している。
【0021】図2(a)、(b)、(c)において、2
0,20’,20”はリモコンの一部を示しており、21,2
1’,21”は電源ON/OFFスイッチボタン、22,2
2’はFM放送受信ON/OFFスイッチボタン、23,2
3’はFM多重放送受信ボタン、24,24’は路車間情報
受信ON/OFFスイッチボタン、25,25’は受信切換
ボタン、26は十字形スイッチボタンである。
【0022】次に、この操作方法について、図2(a)
のキーボタンを例として、図2(d)により説明する。
まず、電源ON/OFFスイッチボタン20により電源を
投入し、次に受信ON/OFFボタン22、23、24より受
信したい放送及び情報を設定する。その時、項番1〜7
の設定に従って自動的に、図2(d)に示す出力優先設
定により、スピーカ14あるいはディスプレイ11にそれぞ
れ選択した情報が出力される。そして、出力状態を切換
えたい場合には切換ボタン25により切換えれば、図2
(d)に示す出力切換に従って出力表示切換がなされ
る。そして、さらに、元の出力状態に切換えたい場合に
は切換ボタン25により再度切換えれば、図2(d)に示
す出力優先設定により情報が出力される。
【0023】なお、項番6において、切換ボタン25によ
り切換えた場合には、切換えに従って、(スピーカ,デ
ィスプレイの両方がON〔情報出力〕)→(スピーカが
OFF〔情報不出力〕,ディスプレイがON)→(スピ
ーカがON,ディスプレイがOFF)→(スピーカ,デ
ィスプレイの両方がON)→……のように切換わって、
FM多重放送信号に係る情報が出力される。このこと
は、項番7においても、同様である。
【0024】このような方式とすることにより、切換操
作を単純化することができ運転中の安全性の向上が図れ
る。
【0025】また、図2(b)はスイッチボタン形状を
異なったものにしたもので、ボタン位置を見ることなし
に切換操作することが容易になる。図2(c)も同様な
効果を狙って構成したものであり、十字形に一体形成さ
れた十字形スイッチボタン26により切換を行う構成であ
る。また、電源を入れた時に前回利用の最終設定状態に
なるようにすれば、設定操作の削減が図れる。さらに、
事故情報、工事情報、渋滞情報等の動的情報を優先的に
出力するようにすれば、使い勝手の向上が図れる。
【0026】次に、図3は本発明の第2の実施例として
の車載用受信機を示すブロック図である。図3におい
て、第1の実施例と同様の作用をするものについては図
1の第1の実施例と同一の符号を付している。また、本
実施例が、図1の第1の実施例と異なるのは、図3に示
すように、路車間情報信号とFM多重放送信号を復調す
るためにFM・AM復調回路5を共用して用いる点であ
る。このような構成とすることにより、受信機の一層の
小形化、低価格化が図れる。
【0027】なお、本実施例の変形例として、路車間情
報チューナ3において、2.5GHzの路車間情報信号
をFM受信機の通常のIF周波数である10.7MHzの信
号に周波数変換する代わりに、FM多重放送周波数であ
る80MHz帯の信号に周波数変換し、その後、FMチ
ューナ4のアンテナ入力に入力することにより、FMチ
ューナ4をも共用して用いるようにしても良い。
【0028】次に、図4は本発明の第3の実施例として
の車載用受信機を示すブロック図である。本実施例は、
路車間情報信号の画像データあるいは音声データを、既
に車載されているTV受信機やFM受信機、FM多重受
信機に伝送し得る車載用受信機である。図4において
も、第1の実施例と同様の作用をするものについては第
1の実施例と同一の符号を付している。その他、図4に
おいて、30は画像信号処理回路、31は音声信号処理回
路、32はRFコンバータ、33はFMトランスミッタ、34
はアンテナである。
【0029】即ち、本実施例では、図4に示すように、
画像処理信号をRFコンバータ42でTV周波数帯の高周
波信号(RF信号)に変調してアンテナ34より放射し、
その信号を車載されているTV受信機で受信して情報を
表示すると共に、音声処理信号をFMトランスミッタ33
より放射し、車載されているFM受信機あるいはFM多
重受信機で受信して音声出力する。使用する送信周波数
はTVのVHF、UHFのいずれでもよいが、TV受信
信号に妨害を与えない、あるいはTV受信信号から妨害
を受けない周波数に設定する。例えば、RFコンバータ
32で送信周波数の切り換えを行い、妨害を受けない周波
数設定とすれば、良好な受信が可能となる。
【0030】このような構成とすることにより、ディス
プレイとして、既に車載されているTV受信機を、スピ
ーカとして、既に車載されているFM受信機あるいはF
M多重受信機を、それぞれ利用できるので、従来の路車
間情報システム受信機より、受信機を小形にでき、より
低価格な受信機を提供できる。また、車載されているT
V受信機等との間を電波によって伝送するので、ケーブ
ル等を張り巡らせる必要がなく、邪魔にならない。
【0031】図5は本発明の第4の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。本実施例は、FM多
重放送信号の画像データあるいは音声データを、既に車
載されているTV受信機やFM受信機に伝送し得る車載
用受信機である。図5においても、第1、第2、第3の
実施例と同様の作用をするものについては第1、第2、
第3の実施例と同一の符号を付している。その他、図5
において、40は画像信号処理回路、41は音声信号処理回
路、42はRFコンバータである。この様な構成において
も、小形で低価格な受信機の提供が可能となる。
【0032】図6は本発明の第5の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。本実施例は、路車間
情報信号及びFM多重放送信号の画像データあるいは音
声データを、既に車載されているTV受信機に伝送し得
る車載用受信機である。図6においても、第1、第2、
第3、第4の実施例と同様の作用をするものについては
第1、第2、第3、第4の実施例と同一の符号を付して
いる。その他、図6において、50はカップラー、51は出
力端子である。
【0033】本実施例では、図6に示すように、送信用
アンテナがなく、RFコンバータ32,42の出力信号をカ
ップラー50を介して出力端子51より出力し、ケーブル
を介して、車載されているTV受信機のアンテナ入力端
子に入力している。
【0034】この様な構成とした場合、車載されている
TV受信機の近くに設置すれば、ケーブルが邪魔になる
こともなく、画面表示をより良好にできる利点がある。
また、本実施例においても、画像信号処理回路、音声信
号処理回路を共用化すれば、一層の小形、低価格化が図
れる。
【0035】図7は本発明の第6の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。本実施例は、路車間
情報信号、FM多重放送信号だけでなくTV放送信号を
も受信できる車載用受信機である。図7においても、第
1の実施例と同様の作用をするものについては、第1の
実施例と同一の符号を付している。その他、図7におい
て、60はTVアンテナ、61はTVチューナ、62はTV復
調回路、63はTV映像信号処理回路、64はTV音声信号
処理回路、65はスピーカである。
【0036】本実施例では、図7に示すように、路車間
情報信号、FM多重放送信号及びTV信号は画像信号処
理回路66を介してディスプレイ11に表示され、マイコン
コントローラ67によってPLL回路68がTVチューナ6
1、路車間情報チューナ3、FMチューナ4を制御する構
成となっており、回路の共用化を図っている。
【0037】図8は本発明の第7の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。本実施例は、路車間
情報信号の代わりに、人工衛星から送られて来る位置情
報としてのGPS信号を受信し、GPS信号とFM多重
放送信号を受信できる車載用受信機である。図8におい
ても、第1の実施例と同様の作用をするものについては
第1の実施例と同一の符号を付している。その他、図8
において、70はGPS信号受信用アンテナ、71はGPS
チューナ、72はGPS復調回路、73はGPSデータ回
路、74は画像信号処理回路、75は音声信号処理回路、76
はPLL回路、77はマイコンコントローラ、78はCD−
ROM装置である。
【0038】本実施例において、CD−ROM装置78
は、CD−ROM(図示せず)に記録されているナビゲ
ーション地図等の情報をディスプレイ11上に表示させる
べく再生するものである。本実施例においても、画像信
号処理回路74、音声信号処理回路75、デイスプレイ11、
スピーカ14等を共用し、小形化、低価格化を図ってい
る。また、本実施例によれば、GPS信号受信により位
置情報を、FM多重放送信号受信により交通情報を入手
できる受信機が構成できる。
【0039】図9は本発明の第8の実施例としての車載
用受信機を示すブロック図である。図9においても、第
1、第8の実施例と同様の作用をするものについては第
1、第8の実施例と同一の符号を付している。その他、
図9において、80はGPS信号の受信、復調、データ処
理を行なうGPS受信部、81は路車間情報信号の受信、
復調、データ処理を行なう路車間情報受信部、82はFM
多重放送信号の受信、復調、データ処理を行なうFM多
重放送受信部、83は画像信号処理回路、84は音声信号処
理回路、85はPLL回路、86はマイコンコントローラで
ある。
【0040】本実施例では、GPS信号受信により位置
情報を常時得ることができ、路車間情報信号受信により
正確な位置情報と比較的近い範囲の交通情報が得られ、
また、FM多重放送信号受信により広範囲な交通情報の
入手が可能となり、使い勝手の良い受信機が提供でき
る。
【0041】図10は第8の実施例である車載用受信機の
入力操作を説明するための説明図である。即ち、図10は
操作に必要なキーボタンと出力状態を表示するランプ及
びその配置について示したものである。
【0042】図10において、90はリモコンの一部を示し
ており、91は電源ON/OFFスイッチボタン、92は映
像切換ボタン、93は音声切換ボタンであり、それぞれデ
ィスプレイ11、スピーカ14に出力される受信信号を切換
える。
【0043】また、94はFM放送を受信し出力状態にあ
ることを示すランプ、95はFM多重放送信号を受信し出
力状態にあることを示すランプ、96は路車間情報信号を
受信し出力状態にあることを示すランプ、97はGPS信
号を受信し出力状態にあることを示すランプであり、そ
れぞれ、何れの信号を受信し出力状態にあるかを表示す
る。従って、ディスプレイ出力、スピーカ出力により、
ランプの色を変えれば、出力状態を簡単に確認できる。
【0044】図11は本発明の第9の実施例としてのフロ
ントエンドを示すブロック図である。本実施例は、車載
用受信機に用いるフロントエンドであって、路車間情報
信号とFM多重放送信号を受信できるフロントエンドで
ある。
【0045】本実施例では、図11に示すように、路車間
情報信号入力端子101から入力した信号はバンドパスフ
ィルタ102、高周波増幅器103を介してミクサ回路104に
入力し、局部発振回路105から入力した局部発振信号に
より10.7MHzのIF周波数信号に周波数変換され、I
F増幅回路106に入力する。一方、FM多重放送信号入
力端子107から入力した信号は同調回路108、高周波増幅
器109を介してミクサ回路110に入力し、局部発振回路11
1から入力した局部発振信号により10.7MHzのIF周
波数信号に周波数変換され、IF増幅回路106に入力す
る。
【0046】これらのIF周波数信号はIF増幅回路10
6で増幅された後、バンドパスフィルタ112を介してFM
・AM復調回路113に入力し、それぞれ復調されてGM
SK及びAM変調された路車間情報信号の復調信号、F
M多重放送信号の復調信号が出力端子114、115、116か
ら出力する。
【0047】なお、117はPLL回路であり、局部発振
回路105、111を制御する。118は基準発振器、119はPL
Lコントロール端子である。
【0048】本実施例では、IF増幅回路106、バンド
パスフィルタ112、FM・AM復調回路113、PLL回路
117等を共用化しているので、フロントエンドの小形
化、低価格化が図れる。
【0049】次に、本発明の第10の実施例としての情報
通信システムについて説明する。上述した路車間情報シ
ステムとFM多重放送システムはそれぞれデータ符号化
方式が異なっており、両システムの信号を受信する場合
にはそれぞれのシステムに対応した2つのデータ処理回
路が必要であったが、ここで提示する新たな情報通信シ
ステムは2つの情報通信システムが同一のデータ符号化
方式を用いるシステムであり、受信機のデータ処理回路
が1つで良いだけでなく、データの加工等が簡易にな
り、使い易い受信機の提供が容易となる。
【0050】図12は本発明の第10の実施例としての情報
通信システムに対応した車載用受信機を示すブロック図
である。図12において、120、121はアンテナ、122、123
はチューナ、124、125は復調回路、126はデータ処理回
路、127は画像信号処理回路、128は音声信号処理回路、
129はディスプレイ、130はスピーカ、131はPLL回
路、132はマイコンコントローラである。本実施例は、
図1に示した第1の実施例に比べ簡略化されている。本
実施例では、電波によって伝送する方式の受信機につい
て示したが、赤外線等の光によって伝送するシステムの
受信機については、チューナ、復調回路を光受信、復調
回路に置換えれば構成できる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、回路等の共用化、一体
化を図ることにより、路車間情報信号とFM多重放送信
号、路車間情報信号とFM多重放送信号とTV信号、あ
るいは路車間情報信号とFM多重放送信号とGPS信号
などを受信でき、しかも、小形で、低価格な車載用受信
機を提供できる。従って、受信機を設置するスペースが
小さくて済み、受信機を購入する費用も少なくて済む。
【0052】また、画像データあるいは音声データを、
既に車載されているTV受信機あるいはFM受信機等に
伝送して、それら受信機を利用するようにした場合も、
小形で、低価格な車載用受信機を提供でき、受信機を設
置するスペースが小さくて済み、受信機を購入する費用
も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施例である車載用受信機の入力操作と
出力方法を説明するための説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図8】本発明の第7の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図9】本発明の第8の実施例としての車載用受信機を
示すブロック図である。
【図10】第8の実施例である車載用受信機の入力操作
を説明するための説明図である。
【図11】本発明の第9の実施例としてのフロントエン
ドを示すブロック図である。
【図12】本発明の第10の実施例としての情報通信シス
テムに対応した車載用受信機を示すブロック図である。
【符号の説明】
10……画像信号処理回路 11……ディスプレイ 12……音声信号処理回路 14……スピーカ 15……PLL回路 16……マイコンコントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26 H 9297−5K

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、路車間情報信号、及びFM
    放送信号に多重されたFM多重放送信号を受信する車載
    用受信機であって、前記路車間情報信号を受信し、復調
    した後、データ処理して出力する路車間情報信号受信部
    と、前記FM多重放送信号を受信し、復調した後、デー
    タ処理して出力するFM多重放送信号受信部と、前記路
    車間情報信号受信部からの出力信号及びFM多重放送信
    号受信部からの出力信号より画像信号をそれぞれ取り出
    してディスプレイに出力する画像信号処理回路と、前記
    路車間情報信号受信部からの出力信号及びFM多重放送
    信号受信部からの出力信号より音声信号をそれぞれ取り
    出してスピーカに出力する音声信号処理回路と、前記路
    車間情報信号受信部及びFM多重放送信号受信部をそれ
    ぞれフェーズ・ロックド・ループ(以下、PLLとい
    う)制御するPLL回路と、外部からの入力操作により
    前記各回路を制御するコントロール回路と、で構成さ
    れ、前記画像信号処理回路、音声信号処理回路、PLL
    回路、コントロール回路、ディスプレイ、及びスピーカ
    を、それぞれ、前記路車間情報信号に係る信号とFM多
    重放送信号に係る信号とに関して共用化していることを
    特徴とする車載用受信機。
  2. 【請求項2】 少なくとも、路車間情報信号、及びFM
    放送信号に多重されたFM多重放送信号を受信する車載
    用受信機であって、前記路車間情報信号を受信し、周波
    数変換して出力する路車間情報チューナと、前記FM多
    重放送信号を受信し、周波数変換して出力するFMチュ
    ーナと、前記路車間情報チューナからの出力信号をFM
    復調及びAM復調して出力すると共に、前記FMチュー
    ナからの出力信号をFM復調して出力するFM・AM復
    調回路部と、該FM・AM復調回路部からの出力信号の
    うち、前記路車間情報信号に係る信号をデータ処理して
    出力する路車間情報データ処理部と、前記FM・AM復
    調回路部からの出力信号のうち、前記FM多重放送信号
    に係る信号をFM多重復調して出力するFM多重復調部
    と、該FM多重復調信号からの出力信号をデータ処理し
    て出力するFM多重データ処理部と、前記路車間情報デ
    ータ処理部からの出力信号及びFM多重データ処理部か
    らの出力信号より画像信号をそれぞれ取り出してディス
    プレイに出力する画像信号処理回路と、前記路車間情報
    データ処理部からの出力信号及びFM多重データ処理部
    からの出力信号より音声信号をそれぞれ取り出してスピ
    ーカに出力する音声信号処理回路と、前記路車間情報チ
    ューナ及びFMチューナをそれぞれPLL制御するPL
    L回路と、外部からの入力操作により前記各回路を制御
    するコントロール回路と、で構成され、前記FM・AM
    復調回路部、画像信号処理回路、音声信号処理回路、P
    LL回路、コントロール回路、ディスプレイ、及びスピ
    ーカを、それぞれ、前記路車間情報信号に係る信号とF
    M多重放送信号に係る信号とに関して共用化しているこ
    とを特徴とする車載用受信機。
  3. 【請求項3】 少なくとも、路車間情報信号、及びFM
    放送信号に多重されたFM多重放送信号を受信する車載
    用受信機であって、前記路車間情報信号を受信し、周波
    数変換して出力する路車間情報チューナと、該路車間情
    報チューナからの出力信号及びFM多重放送信号をそれ
    ぞれ受信し、周波数変換して出力するFMチューナと、
    該FMチューナからの出力信号のうち、前記路車間情報
    信号に係る信号をFM復調及びAM復調して出力すると
    共に、前記FM多重放送信号に係る信号をFM復調して
    出力するFM・AM復調回路部と、該FM・AM復調回
    路部からの出力信号のうち、前記路車間情報信号に係る
    信号をデータ処理して出力する路車間情報データ処理部
    と、前記FM・AM復調回路部からの出力信号のうち、
    前記FM多重放送信号に係る信号をFM多重復調して出
    力するFM多重復調部と、該FM多重復調信号からの出
    力信号をデータ処理して出力するFM多重データ処理部
    と、前記路車間情報データ処理部からの出力信号及びF
    M多重データ処理部からの出力信号より画像信号をそれ
    ぞれ取り出してディスプレイに出力する画像信号処理回
    路と、前記路車間情報データ処理部からの出力信号及び
    FM多重データ処理部からの出力信号より音声信号をそ
    れぞれ取り出してスピーカに出力する音声信号処理回路
    と、前記路車間情報チューナ及びFMチューナをそれぞ
    れPLL制御するPLL回路と、外部からの入力操作に
    より前記各回路を制御するコントロール回路と、で構成
    され、前記FMチューナ、FM・AM復調回路部、画像
    信号処理回路、音声信号処理回路、PLL回路、コント
    ロール回路、ディスプレイ、及びスピーカを、それぞ
    れ、前記路車間情報信号に係る信号とFM多重放送信号
    に係る信号とに関して共用化していることを特徴とする
    車載用受信機。
  4. 【請求項4】 少なくとも、路車間情報信号を受信する
    車載用受信機であって、前記路車間情報信号を受信し、
    周波数変換して出力する路車間情報チューナと、該路車
    間情報チューナからの出力信号をFM復調及びAM復調
    して出力するFM・AM復調回路部と、該FM・AM復
    調回路部からの出力信号をデータ処理して出力する路車
    間情報データ処理部と、該路車間情報データ処理部から
    の出力信号より画像信号を取り出して出力する画像信号
    処理回路と、前記路車間情報データ処理部からの出力信
    号より音声信号を取り出して出力する音声信号処理回路
    と、前記画像信号処理回路からの出力信号をRF信号に
    変換して出力するRFコンバータと、前記音声信号処理
    回路からの出力信号をFM信号に変換して出力するFM
    トランスミッタと、で構成されることを特徴とする車載
    用受信機。
  5. 【請求項5】 少なくとも、FM放送信号に多重された
    FM多重放送信号を受信する車載用受信機であって、前
    記FM多重放送信号を受信し、周波数変換して出力する
    FMチューナと、該FMチューナからの出力信号をFM
    復調して出力するFM復調回路部と、該FM復調回路部
    からの出力信号をFM多重復調して出力するFM多重復
    調部と、該FM多重復調部からの出力信号をデータ処理
    して出力するFM多重データ処理部と、該FM多重デー
    タ処理部からの出力信号より画像信号を取り出して出力
    する画像信号処理回路と、前記FM多重データ処理部か
    らの出力信号より音声信号を取り出してスピーカに出力
    する音声信号処理回路と、前記画像信号処理回路からの
    出力信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータ
    と、で構成されることを特徴とする車載用受信機。
  6. 【請求項6】 少なくとも、路車間情報信号、FM放送
    信号に多重されたFM多重放送信号、及びテレビジョン
    (以下、TVという)信号を受信する車載用受信機であ
    って、前記路車間情報信号を受信し、復調した後、デー
    タ処理して出力する路車間情報信号受信部と、前記FM
    多重放送信号を受信し、復調した後、データ処理して出
    力するFM多重放送信号受信部と、前記TV信号を受信
    し、復調した後、信号処理して出力するTV信号受信部
    と、前記路車間情報信号受信部からの出力信号、FM多
    重放送信号受信部からの出力信号、及びTV信号受信部
    からの出力信号より画像信号をそれぞれ取り出してディ
    スプレイに出力する画像信号処理回路と、前記路車間情
    報信号受信部からの出力信号、FM多重放送信号受信部
    からの出力信号、及びTV信号受信部からの出力信号よ
    り音声信号をそれぞれ取り出してスピーカに出力する音
    声信号処理回路と、前記路車間情報信号受信部、FM多
    重放送信号受信部、及びTV信号受信部をそれぞれPL
    L制御するPLL回路と、外部からの入力操作により前
    記各回路を制御するコントロール回路と、で構成され、
    前記画像信号処理回路、音声信号処理回路、PLL回
    路、コントロール回路、ディスプレイ、及びスピーカ
    を、それぞれ、前記路車間情報信号に係る信号とFM多
    重放送信号に係る信号とTV信号に係る信号とに関して
    共用化していることを特徴とする車載用受信機。
  7. 【請求項7】 少なくとも、路車間情報信号、FM放送
    信号に多重されたFM多重放送信号、及びグローバル・
    ポジショニング・システム(以下、GPSという)信号
    を受信する車載用受信機であって、前記路車間情報信号
    を受信し、復調した後、データ処理して出力する路車間
    情報信号受信部と、前記FM多重放送信号を受信し、復
    調した後、データ処理して出力するFM多重放送信号受
    信部と、前記GPS信号を受信し、復調した後、データ
    処理して出力するGPS信号受信部と、前記路車間情報
    信号受信部からの出力信号、FM多重放送信号受信部か
    らの出力信号、及びGPS信号受信部からの出力信号よ
    り画像信号をそれぞれ取り出してディスプレイに出力す
    る画像信号処理回路と、前記路車間情報信号受信部から
    の出力信号、FM多重放送信号受信部からの出力信号、
    及びGPS信号受信部からの出力信号より音声信号をそ
    れぞれ取り出してスピーカに出力する音声信号処理回路
    と、前記路車間情報信号受信部、FM多重放送信号受信
    部、及びGPS信号受信部をそれぞれPLL制御するP
    LL回路と、記録媒体に記録されているナビゲーション
    地図等の情報を前記ディスプレイに表示させるべく再生
    する再生装置と、外部からの入力操作により前記各回路
    を制御するコントロール回路と、で構成され、前記画像
    信号処理回路、音声信号処理回路、PLL回路、コント
    ロール回路、ディスプレイ、及びスピーカを、それぞ
    れ、前記路車間情報信号に係る信号とFM多重放送信号
    に係る信号とGPS信号に係る信号とに関して共用化し
    ていることを特徴とする車載用受信機。
  8. 【請求項8】 少なくとも、路車間情報信号、FM放送
    信号、及び該FM放送信号に多重されたFM多重放送信
    号を受信する車載用受信機において、外部からの入力操
    作を行なうための操作パネルまたはリモートコントロー
    ラに、前記路車間情報信号の受信選択を行なうための路
    車間情報信号ON/OFFボタンと、前記FM放送信号
    の受信選択を行なうためのFM放送信号ON/OFFボ
    タンと、前記FM多重放送信号の受信選択を行なうため
    のFM多重放送信号ON/OFFボタンと、前記路車間
    情報信号に係る信号、FM放送信号に係る信号、及びF
    M多重放送信号に係る信号の、ディスプレイ及びスピー
    カへの出力の切り換えを行なうための出力切換ボタン
    と、を備えて成ることを特徴とする車載用受信機。
  9. 【請求項9】 少なくとも、路車間情報信号、FM放送
    信号、該FM放送信号に多重されたFM多重放送信号、
    及びGPS信号を受信する車載用受信機において、外部
    からの入力操作を行なうための操作パネルまたはリモー
    トコントローラに、前記路車間情報信号、FM放送信
    号、FM多重放送信号、及びGPS信号のうち、何れの
    信号を受信して、ディスプレイに出力するかを選択する
    ための映像切換ボタンと、何れの信号を受信して、スピ
    ーカに出力するかを選択するための音声切換ボタンと、
    何れの信号を受信して、ディスプレイまたはスピーカに
    出力しているかを知らせる表示装置と、を備えて成るこ
    とを特徴とする車載用受信機。
  10. 【請求項10】 少なくとも、第1のディジタル情報信
    号、及び第2のディジタル情報信号を受信する車載用受
    信機であって、前記第1のディジタル情報信号を受信
    し、周波数変換して出力する第1のチューナと、前記第
    2のディジタル情報信号を受信し、周波数変換して出力
    する第2のチューナと、前記第1のチューナからの出力
    信号を復調して出力する第1の復調回路と、前記第2の
    チューナからの出力信号を復調して出力する第2の復調
    回路と、前記第1の復調回路からの出力信号及び第2の
    復調回路からの出力信号をそれぞれデータ処理して出力
    するデータ処理回路と、該データ処理部からの出力信号
    より画像信号を取り出してディスプレイに出力する画像
    信号処理回路と、前記データ処理部からの出力信号より
    音声信号を取り出してスピーカに出力する音声信号処理
    回路と、前記第1のチューナ及び第2のチューナをそれ
    ぞれPLL制御するPLL回路と、外部からの入力操作
    により前記各回路を制御するコントロール回路と、で構
    成され、前記データ処理回路、画像信号処理回路、音声
    信号処理回路、PLL回路、コントロール回路、ディス
    プレイ、及びスピーカを、それぞれ、前記第1のディジ
    タル情報信号に係る信号と第2のディジタル情報信号に
    係る信号とに関して共用化していることを特徴とする車
    載用受信機。
  11. 【請求項11】 少なくとも、路車間情報信号、及びF
    M放送信号に多重されたFM多重放送信号を受信する車
    載用受信機に用いるフロントエンドであって、前記路車
    間情報信号を受信し、周波数変換して、10.7MHz近傍
    の第1のIF信号を出力する第1のチューナ部と、前記
    FM多重放送信号を受信し、周波数変換して、10.7MH
    z近傍の第2のIF信号を出力する第2のチューナ部
    と、前記第1のチューナ部からの第1のIF信号及び第
    2のチューナ部からの第2のIF信号をそれぞれ増幅し
    て出力するIF増幅回路と、該IF増幅回路からの出力
    信号のうち、前記路車間情報信号に係る信号をFM復調
    及びAM復調して出力すると共に、前記FM多重放送信
    号に係る信号をFM復調して出力するFM・AM復調回
    路と、前記第1のチューナ及び第2のチューナの受信周
    波数制御を行なうPLL回路と、で構成されることを特
    徴とするフロントエンド。
  12. 【請求項12】 ディジタル変調された情報信号をデー
    タ符号化した上で送信して、自動車等の移動体に受信さ
    せる第1の情報通信システムと、ディジタル変調された
    情報信号をデータ符号化した上で前記第1の情報通信シ
    ステムとは異なる送信周波数帯で送信して、自動車等の
    移動体に受信させる第2の情報通信システムと、で構成
    され、前記第1の情報通信システムにおけるデータ符号
    化方式と第2の情報通信システムにおけるデータ符号化
    方式とが同一であることを特徴とする情報通信システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08256075A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Casio Comput Co Ltd Fm多重放送受信装置
JP2001237727A (ja) * 1999-12-22 2001-08-31 Koninkl Philips Electronics Nv 集積同報通信受信回路を備えた移動無線受信機
JP2004505571A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 コネクサント システムズ インコーポレイテッド Gps能力を有するブロック通信トランシーバ
JP2021056715A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 古野電気株式会社 車載用リモコン装置

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