JPH06324158A - 放射線監視装置 - Google Patents

放射線監視装置

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JPH06324158A
JPH06324158A JP13405993A JP13405993A JPH06324158A JP H06324158 A JPH06324158 A JP H06324158A JP 13405993 A JP13405993 A JP 13405993A JP 13405993 A JP13405993 A JP 13405993A JP H06324158 A JPH06324158 A JP H06324158A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定値の微小な変動があった場合、測定対象
(放射線)によるものか、装置側の特性変動異常による
ものかを識別し、早期に異常を検知する。 【構成】 検出器信号(測定値)の統計量を計算する計
算機19と、スペクトル測定を行なう多重波高分析装置
17を基本構成とし、測定値の異常変動を検知し、同時
に検出器1の種類に応じた所定シーケンスに従って、ス
ペクトルの変化を測定して装置の健全性を確認する。ま
た、波形観測装置18を付加する構成とし、信号自身の
異常の有無を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線異常を検知す
る放射線監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の放射線監視装置を示すブロ
ック図であり、図において、1は放射線検出器、2は前
置増巾器、3は前置増巾器2を経由した検出器信号を増
巾する主増巾器、4は増巾器2,3を経た検出器信号の
整形・弁別を行なう波高弁別器、5は信号列を計数値又
は計数率に変換するカウンタ又はレートメータ、6は計
数値又は計数率を表示する表示器、7はこの結果を連続
的に記録する記録計、8は警報発信器、9は信号切替ス
イッチ、10はテスト信号発生器、11は高圧電源、1
2はシャッタ駆動回路、13は放射線検出器1の近傍に
配置されたシャッタ、14は上記放射線検出器1に所定
の放射線量を照射する放射線源、15は被測定流体を入
れる測定容器(又は配管)、16はこの測定容器15内
の流体に含まれる放射能である。上記検出器1は測定容
器15の外側に配置されている。
【0003】次に動作について説明する。測定容器15
内を流れる放射性物質16から放出される放射線は測定
容器15に近接して配置された検出器1により検出され
る。検出パルス信号は前置増巾器2を経由して主増巾器
3に入って増巾され、波高弁別器4で波高弁別・整形さ
れて、カウンタ又はレートメータ5で計数値又は計数率
として計数信号に変換される。計数結果は表示器6に表
示され、同時に記録計7で連続的に記録される。また、
カウンタ又はレートメータ5から分岐した計数信号は、
警報発信器8で設定値と比較され、設定値を超えた場合
は警報を発信して、運転員に当該監視対象の異常を知ら
せる。又、シャッタ駆動回路12を動作させてシャッタ
13を開とし、線源14からの放射線を検出器1に照射
する。検出器1は線源14の放射線を検知して所定のパ
ルス信号を出力し、前述した動作処理により所定の計数
値又は計数率表示を行なう。これによって、運転員は当
該装置が健全に動作していることを確認できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線監視装置
は以上のように構成されているので、警報設定値が固定
されており、測定値との単純な比較の結果によって運転
員が異常を知ることになる。このため、警報設定値に至
るまでの期間の変動異常,すなわち放射線の微小な変動
を知ることができない欠点があった。また、上述の欠点
を補う目的で、装置の測定値(計数信号)を別の計算機
に入力し測定値の変化率を計算するなどして、変化の異
常を知ることも行なわれている。しかしながらいづれに
おいても、測定値の変化が本来の測定対象である放射線
濃度の変化によるものか、あるいは装置自身の特性変化
によるものかは区別ができない欠点があった。このため
に、放射線異常を特定するためには、被測定流体の放射
能分析を別に行なうなどして異常の確認を行なってい
る。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、測定値の微小な変動を検知す
ると共に、その変動が放射線増加によるものなのか、装
置側の特性異常によるものかを識別できる放射線監視装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線監
視装置は、放射線検出手段と、この検出手段からの出力
パルス信号の計数値又は計数率を測定する計数手段(カ
ウンタ又はレートメータ5)と、上記出力パルス信号の
波高値を分析して波高分布信号を測定する分布信号測定
手段(多重波高分析装置17)と、上記出力パルス信号
の信号波形を測定する波形測定手段(波形観測装置1
8)と、正常時と比較して,上記計数値又は計数率に変
動があって分布信号及び信号波形の変動がない場合は放
射線増加による異常であり、分布信号に変動がある場合
は装置側の異常であると判別する異常種判別手段(計算
機19)とを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明における放射線監視装置は、異常種判
別手段により、計数値又は計数率,分布信号,波形の変
動を検知し、これに基づいて放射線増加異常か装置側異
常かを判別する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1,2に基づ
いて説明する。図1は本発明の放射線監視装置のブロッ
ク図であり、図4の従来例と同様な構成は同一符号を付
して説明を省略する。図1において、17は主増巾器3
を経た出力信号パルスの波高分布を測定する多重波高分
析装置、18は信号パルス波形を測定する波形観測装
置、19はカウンタの計数値,多重波高弁別器17から
の波高分布データ,波形観測装置18からの波形データ
を入力して演算処理する計算機、20はCRT、21は
プリンタ、22は演算結果を記憶する記憶装置である。
尚、常時、放射線源14からは所定量の放射線が検出器
1に照射されている。
【0009】次に動作について説明する。ここでは検出
器1として、プラスチックシンチレーション検出器(以
下PL検出器と略す)を使用した実施例について述べ
る。PL検出器は、通常、周囲環境からの放射線を検知
し、パルス信号を出力する。このパルス信号は前置増巾
器2,主増巾器3で増巾され、波高弁別器4で波高弁別
され、カウンタ5で計数値(測定値1)に変換される。
一方、主増巾器3から分岐したパルス信号は多重波高分
析器17に入力され、波高分布信号(スペクトル)が測
定される(測定値2)。同時に、パルス信号は波形観測
装置18としてのオシロスコープに入力され、信号波形
が観測される(測定値3)。これらの測定値1〜3は計
算機19に入力され、図2に示すフローに従って演算さ
れる。
【0010】いま、プラントに何らかの異常が生じて、
微小な放射能漏洩が生じ、測定容器15に入る被測定流
体にわずかな放射性物質16が流入した場合には上述と
同様な過程を経て放射性物質16からの放射線信号が計
数され、測定値1としての計数値が上昇する。測定値1
は例えば公知の統計処理(白色性検定など)により(ス
テップS1)、指示上昇があった場合、通常の放射線ゆ
らぎと異なった測定値ゆらぎパターンとなることが知ら
れており、これによって測定値1の変動異常を判別す
る。すなわち、統計量の変動を調べ(ステップS2)、
統計量に変動があった場合は放射線異常の可能性があ
り、変動がない場合は放射線異常はない。次に測定値2
は、PL検出器に内蔵したライトパルサによる基準ピー
ク位置を計算し(ステップS3)、あらかじめ記憶され
たスペクトルの正常ピーク位置とのずれを確認する(ス
テップS4)。ピーク位置が所定の正常位置にあれば、
ドリフト(環境変化等で生じる装置異常)はなく、正常
と判断する。もし、所定の位置からずれが生じている場
合(これは装置のゲイン設定を変えた場合等,環境状態
が変化した場合に起きる。)は、“ドリフト異常”の警
報メッセージを発信する。ピーク位置に変化がない場
合、さらに測定値2からスペクトルのあらかじめ定めた
エネルギー領域について正常時のスペクトル(初期スペ
クトル)との差を求めて(ステップS5)比較し、スペ
クトル変動の有無を確かめる(ステップS6)。PL検
出器では特性劣化が進んだ場合、スペクトルに変化が生
じるので、スペクトル変動があれば、“検出器異常”の
警報メッセージを発信する。また、上記ステップS3と
並行して、基準ピークの計数値を求め(ステップS
7)、初期値との比較により(ステップS8)、計数値
との差がある場合は“測定系異常”の警報メッセージを
発信する。計数値と初期値との差がない場合,すなわち
正常であれば、測定値3の波形データと初期波形データ
との比較により(ステップS9)、波形に変化があれ
ば、“信号波形異常”の警報メッセージを発信する。前
置増巾器2からカウンタ5に至る信号波形に変化が認め
られない場合は、PL検出器及び信号処理系は正常であ
り、被測定対象からの“放射線増加(異常)”と判断す
る。すなわち、“放射線異常”と判断されるのは、測定
値1の統計量に変動があり、測定値2が正常で、測定値
3に変化がない場合であり、この論理判断はAND回路
30で行なわれる。要約すると、正常時と比較して分布
信号に変動がある場合に装置側の異常と判別するととも
に、正常時と比較して上記計数値又は計数率に変動があ
って分布信号及び信号波形の変動がない場合は放射線増
加による異常であると判別するAND回路30を含む計
算機19により異常種判別手段を構成する。
【0011】実施例2.なお、カウンタ5に代えてレー
トメータを使用し、その出力としての計数率を上記測定
値1として用いるようにしても、上記実施例1と同様な
効果が得られる。
【0012】実施例3.上記実施例1では、検出器1と
してPL検出器を使用した場合について述べたが、他の
種類の検出器,例えばNaI検出器(よう化ナトリウム
検出器)を使用した場合については、図3に示すよう
に、スペクトル測定結果から基準ピークの分解能を計算
することで検出器劣化の有無を確認し、検出器の健全性
を判断する。すなわち図3に示すように、ステップS4
以降に、基準ピークの分解能を計算し(ステップS1
0)、分解能に異常があるか否かを判断し(ステップS
11)、異常があれば“検出器異常”を発信し、異常が
なければ放射線増加の可能性があると判断され、AND
回路30の処理を待つことになる。従って、実施例1と
は点線で囲んだステップS10,ステップS11の処理
100が異なる。
【0013】実施例4.さらに検出器1としてGM管
(ガイガミューラ管)を使用する場合においては、図4
に示すように、スペクトル測定結果からピークサーチ
(ステップS12)を行なって、初期ピーク以外のアフ
ターパルスのピークの有無を確認し(ステップS1
3)、検出器の健全性を判断する。本実施例の場合、
“検出器異常”の判断の後に“ドリフト異常”の判断が
行なわれる。また、スペクトル測定値と計数信号とによ
り波高弁別レベル(ノイズをカットするために設定され
るレベル)以上のパルスの計数率を比較し(ステップS
14)、計数に差がある場合は放射線異常の可能性があ
り、計数に差がない場合は“測定系異常”と判断する
(ステップS15)。すなわち、実施例1.2の処理と
比べて破線で囲んだ処理200が異なる。
【0014】上記実施例1〜4の要旨を簡単に説明する
と、信号波高値の分布信号の変動指標として、検出器が
PLシンチレーション検出器にあっては、低波高分布領
域の波高分布、NaIシンチレーション検出器を使用し
た装置にあっては検出器分解能、GM管にあってはピー
ク数を採用するものである。
【0015】実施例5.また、被測定流体配管に圧力セ
ンサ、放射線検出器の近傍に温度センサを具備し、測定
流体の圧力変化及び検出器の温度変化による放射線検出
器の計数信号の変動成分を除去するようにすれば、より
正確に放射線異常,装置側異常の有無を確認できる。す
なわち、図5に示すように、測定容器15に圧力センサ
31を付加し、かつ放射線検出器1の近傍に温度センサ
32を付加する。そしてこれらの信号を処理装置33へ
入力する。(ここで信号処理装置33は図1の前置増巾
器2以後の装置を備えたものであり、図2〜4のフロー
処理を行なう。)そこで検出器1の信号変動が生じた場
合、前述のフローに従って異常の有無を判別するが、上
記圧力センサ31,温度センサ32からの出力aがあっ
た場合の計数信号の変動は異常判断の材料としないよう
にする。
【0016】実施例6.上記各実施例ではいづれも1台
の検出器1で検出した信号による異常の有無判断を行な
う構成としているが、図6に示すように、検出器A35
(検出器1に相当)と同一放射能漏洩監視対象(測定容
器15)を受け持つが、容器15の違う場所の放射線を
検出する別の検出器B36の信号と原子炉34の出力信
号とを信号処理装置37に入力し、検出器A35の信号
に変動が生じた場合、前述のフローに従って装置の異常
の有無を確認すると共に、検出器B36の出力信号の異
常判定の結果と比較することで、変動事象が放射線によ
るものか装置特性の変化によるものかをより適格に判別
できる。すなわち、容器15が長い場合等に有効であ
り、すばやい異常判別が可能となるとともに、検出器が
2つあるので、より確実な異常判別が行なえる。
【0017】実施例7.さらに、図7に示すように、原
子炉34と、上記検出器A35と、この検出器の監視対
象プロセス系統A38と関連した別のプロセス系統B3
9に装着された検出器B36と、これら原子炉,各検出
器の出力である複数のプラント情報を信号処理装置40
に入力して、相互に比較するようにすれば、複数プロセ
ス系統の監視が行なえる。
【0018】実施例8.また、炉出力の変化による検出
器周囲環境のバックグラウンド放射線レベルを推定し、
これによる指示への影響を除去するようにすれば、より
正確な測定値変動の異常の有無を確認できる。
【0019】以上のように、上記各実施例によれば、検
出器信号(測定値)の統計量を求めると同時にスペクト
ル測定と検出器の種類に応じた異常判断フローを用い
て、検出系及び測定系の動作健全性を確認できるように
構成したので、従来の放射線監視装置の警報機能による
異常検知に比べ早期に放射線異常の有無が確認でき、プ
ラントの事故拡大防止に役立てることができる。また、
波形観測装置18により、検出器信号の波形を測定し、
ノイズが重畳していないかなど検出器以外の信号の侵入
の有無、あるいは信号処理系の異常の有無を確認するこ
とにより、測定系外からの外乱異常の確認も行なえる。
また、実施例6のように他の検出器と炉出力信号などを
組み合わせることにより、より適格かつ正確な異常判断
をすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放射線監
視装置によれば、放射線検出手段と、出力パルス信号の
計数手段,分布信号測定手段,波形測定手段と、正常時
と比較して,計数値又は計数率に変動があって分布信号
及び信号波形の変動がない場合は放射線増加による異常
であり,分布信号に変動がある場合は装置側の異常であ
ると判別する異常種判別手段とを備えているので、測定
値の微小な変動も検知できて、かつ、その変動が放射線
増加によるものなのか、装置側の特性異常によるものか
を判別でき、早期に異常を検知できる。また、本発明の
放射線監視装置によれば、測定流体の圧力変動と検出器
の周囲温度変動とによる計数値の変動分を除去する構成
とするか、あるいは複数部位での計数値と原子炉出力と
による異常判別を行なう構成とすることにより、より正
確で確実な異常判別を行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す放射線監視装置のブ
ロック図である。
【図2】この発明の実施例1の信号処理フローを示す図
である。
【図3】この発明の実施例3の信号処理フローを示す図
である。
【図4】この発明の実施例4の信号処理フローを示す図
である。
【図5】この発明の実施例5を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例6を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施例7を示すブロック図である。
【図8】従来の放射線監視装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 放射線検出器 5 カウンタ又はレートメータ(計数手段) 17 多重波高分析装置(分布信号測定手段) 18 波形観測装置(波形測定手段) 19 計算機(異常種判別手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線検出手段と、この検出手段からの
    出力パルス信号の計数値を測定する計数手段と、上記出
    力パルス信号の波高値を分析して波高分布信号を測定す
    る分布信号測定手段と、上記出力パルス信号の信号波形
    を測定する波形測定手段と、正常時と比較して,上記計
    数値に変動があって分布信号及び信号波形の変動がない
    場合は放射線増加による異常であり、分布信号に変動が
    ある場合は装置側の異常であると判別する異常種判別手
    段とを備えていることを特徴とする放射線監視装置。
  2. 【請求項2】 放射線検出手段と、この検出手段からの
    出力パルス信号の計数率を測定する計数手段と、上記出
    力パルス信号の波高値を分析して波高分布信号を測定す
    る分布信号測定手段と、上記出力パルス信号の信号波形
    を測定する波形測定手段と、正常時と比較して,上記計
    数率に変動があって分布信号及び信号波形の変動がない
    場合は放射線増加による異常であり、分布信号に変動が
    ある場合は装置側の異常であると判別する異常種判別手
    段とを備えていることを特徴とする放射線監視装置。
  3. 【請求項3】 放射線検出手段をプラスチックシンチレ
    ーション検出器とし、この検出手段からの出力パルス信
    号の計数値を測定する計数手段と、上記出力パルス信号
    の波高値を分析して波高分布信号としての低波高分子領
    域の波高値分布を測定する分布信号測定手段と、上記出
    力パルス信号の信号波形を測定する波形測定手段と、正
    常時と比較して,上記計数値に変動があって分布信号及
    び信号波形の変動がない場合は放射線増加による異常で
    あり、分布信号に変動がある場合は装置側の異常である
    と判別する異常種判別手段とを備えていることを特徴と
    する放射線監視装置。
  4. 【請求項4】 放射線検出手段をよう化ナトリウム検出
    器とし、この検出手段からの出力パルス信号の計数値を
    測定する計数手段と、上記出力パルス信号の波高値を分
    析して波高分布信号としての検出器分解能を測定する分
    布信号測定手段と、上記出力パルス信号の信号波形を測
    定する波形測定手段と、正常時と比較して,上記計数値
    に変動があって分布信号及び信号波形の変動がない場合
    は放射線増加による異常であり、分布信号に変動がある
    場合は装置側の異常であると判別する異常種判別手段と
    を備えていることを特徴とする放射線監視装置。
  5. 【請求項5】 放射線検出手段をガイガミューラ管と
    し、この検出手段からの出力パルス信号の計数値を測定
    する計数手段と、上記出力パルス信号の波高値を分析し
    て波高分布信号としてのピーク数を測定する分布信号測
    定手段と、上記出力パルス信号の信号波形を測定する波
    形測定手段と、正常時と比較して,上記計数値に変動が
    あって分布信号及び信号波形の変動がない場合は放射線
    増加による異常であり、分布信号に変動がある場合は装
    置側の異常であると判別する異常種判別手段とを備えて
    いることを特徴とする放射線監視装置。
  6. 【請求項6】 上記放射線検出手段が測定対象とする測
    定流体の圧力を検出する圧力検出手段と、上記放射線検
    出器の周囲温度を検出する温度検出手段と、これら温度
    検出手段および圧力検出手段からの出力に応じた上記放
    射線検出手段での計数値の変動成分を当該放射線検出手
    段で測定した計数値から除去する手段とを備えたことを
    特徴とする請求項第1項または第3項または第4項また
    は第5項記載の放射線監視装置。
  7. 【請求項7】 上記放射線検出手段を複数に達成すると
    ともに、上記放射線検出手段が測定対象とする測定流体
    を供する原子炉の出力を検出する原子炉出力検出手段と
    設け、これら複数の放射線検出手段で測定した計数値お
    よび原子炉出力検出手段で測定した原子炉出力とにより
    放射線増加異常か装置側異常であるかを判別する手段を
    上記異常種判別手段に付加したことを特徴とする請求項
    第1項または第3項または第4項または第5項記載の放
    射線監視装置。
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