JPH0632206A - 自動車のスクリーン洗浄装置 - Google Patents
自動車のスクリーン洗浄装置Info
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- JPH0632206A JPH0632206A JP5111467A JP11146793A JPH0632206A JP H0632206 A JPH0632206 A JP H0632206A JP 5111467 A JP5111467 A JP 5111467A JP 11146793 A JP11146793 A JP 11146793A JP H0632206 A JPH0632206 A JP H0632206A
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- B60S1/46—Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
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- B60S1/52—Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
- B60S1/522—Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
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- B05B15/74—Arrangements for moving spray heads automatically to or from the working position using hydraulic or pneumatic means driven by the discharged fluid
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Abstract
ダに対して、より長く伸び出すことができるようにす
る。 【構成】 二重入れ子作用を有する自動車スクリーン
の、洗浄システムに使用される流体配送システムが提供
されている。外シリンダ22に、第1ピストン26を可
動的に設け、第1ピストン26には、第2ピストン34
を可動的に収容する内シリンダ32を設け、かつ第2ピ
ストン34の先端40に、洗浄用流体を吐出するノズル
を支持するノズル支持体38を設けてある。
Description
浄装置に関し、特にヘッドランプスクリーンを洗浄する
装置に関する。
リーン等を洗浄する洗浄装置は、公知である。これらは
一般に、作動位置において、ヘッドランプスクリーンに
流体を送る流体送給装置に結合された、洗浄用流体を収
容する供給源を備えている。通常、流体送給装置は、固
定ノズルを備えており、最適性能を発揮させるには、こ
れをヘッドランプに近接させることが望ましい。しか
し、自動車の体裁面の要件により、十分に近接させるこ
とができないことが多い。
故の際に、歩行者を傷付けるような位置に設けるべきで
はない。この問題を克服するため、流体送給装置が、引
込んだスタンバイ位置と、ヘッドランプスクリーンに接
近する伸展作動位置との間を移動出来るようにした、洗
浄装置が提案されている。この装置では、流体送給装置
を、車のバンパ領域内の、パンパの上方に水平方向に、
または、バンパ内に垂直方向に設置できる。
−0262402号明細書に記載されている。この構成
では、流体送給装置は、バンパ上方のヘッドランプの下
方に、水平方向に配設されており、そのシリンダは車体
に固定され、かつピストンが、ばね力に抗して、非作動
位置から作動位置へ移動できるようになっている。ピス
トンは、ピストンが非不動位置にある時に、シリンダか
ら突出する長寸のノズル支持体を有しており、ピストン
から遠い側にあるその端部には、スプレーノズルが設け
られている。供給源を起点とする流体配送管は、ピスト
ン背後の圧力空間に連なっており、流体が圧力空間に入
ると、ピストンを、ばねの作用に抗して、シリンダから
押し出し、スプレーノズルを、洗浄用流体をヘッドラン
プスクリーンに噴霧出来る位置まで延び出させるように
なっている。
知られている。これらにおいては、流体送給装置は、バ
ンパ内に垂直方向に配設されているが、同一の原理で作
用する。すなわち、シリンダは、バンパに固定されてお
り、ピストンは、シリンダ内で案内され、供給源から送
られた洗浄用流体の作用によって、シリンダから押し出
され、スプレーノズルが、ヘッドランプスクリーンに洗
浄用流体を向けるに適した位置へ延び出すようになって
いる。
示す如くである。すなわち、図示のように、流体送給装
置は、車体、好ましくはバンパに固定されたシリンダ
(2)、およびシリンダ(2)内を移動できるように案内さ
れているピストン(4)を備えている。ピストン(4)は、
ピストンから遠い側の端部(8)に、スプレーノズル(図
示せず)を有する、長寸のノズル支持体(6)を備えてい
る。シリンダ(2)は、ピストン(4)の背後に、供給源で
あるタンク(図示せず)から送られた洗浄用流体が進入で
きる圧力空間(10)を画成している。また、ピストン
(4)とシリンダ(2)の端壁との間には、ばね(12)が設
けられており、洗浄用流体が、ピストン(4)の背後の圧
力空間(10)に入ると、ピストン(4)を、ばね(12)の
作用に抗して、図1の左側に移動させる。流体の供給が
終了すると、ピストンは、ばね(12)の作用によって、
休止位置に戻る。
は、ピストンが、その非作動状態において、シリンダ
(2)内に入れ子式に収容されていることから、一般的
に、入れ子式洗浄装置として知られている。しかし、特
定長さのシリンダに対する、ピストンの運動によって得
られる伸び出し量に限界がある。これは、ピストンに設
けた長寸のノズル支持を、シリンダ自体よりかなり長く
することによって、非作動位置にある時に、ヘッドラン
プの光を遮らないようにしなければならないという事実
に起因する。また、ばねが圧縮状態にあっても、ある程
度のスペースを占めるために、ピストンをシリンダ全長
にわたって移動させることができないからである。
したがって、スクリーンの傾斜は、より急になっている
ため、洗浄用流体を送るスプレーノズルの最適位置は、
従来に比べて、洗浄装置の固定シリンダから離れてい
る。さらに、シリンダを車体またはバンパ内に取付ける
場合は、車のデザインを損なわないようにするために、
シリンダの寸法に限界がある。したがって、本発明の目
的は、特定長さのシリンダに対する、伸出し量が大きい
流体送給装置を提供することにある。
の洗浄装置において、洗浄用流体を収容するタンクに接
続されるか、または接続可能であり、そのピストン及び
シリンダの一方が、洗浄用流体の作用下で、第1偏倚手
段の作用に抗して、他方と相対的に移動出来るようにし
た第1ピストン/シリンダ組み合わせ体、第1組み合わ
せ体のピストンとシリンダの中の移動可能な一方ととも
に移動し、そのピストンおよびシリンダの内の一方を、
洗浄用流体の作用下で、第2偏倚手段の作用に抗して、
他方と相対的に移動させるようになっている第2ピスト
ン/シリンダ組み合わせ体、および第2組み合わせ体の
ピストンおよびシリンダの中の移動可能な一方とともに
移動し、その末端部でノズルを支持して、洗浄用流体を
配送できるようにした長寸のノズル支持体を備える流体
送給装置が提供される。
の移動中は、車体に固定され、第2組み合わせ体のシリ
ンダは、第1組み合わせ体のピストンと共に移動する
が、そのピストンは、シリンダと相対的に移動するとと
もに、ノズルを支持しているのがよい。第1シリンダに
進入する流体が、第1ピストンを動かし、かつ第1ピス
トンと共に移動している第2シリンダに進入すると、第
2ピストンを動かすことによって、ノズル支持体の末端
部を、流体送給位置へもたらすように構成されている。
り、まず、第1または外シリンダに第1ピストンが入
り、続いて、第2または内シリンダに、第2ピストンが
入る。内シリンダ自体は、外シリンダに対して、第2ピ
ストンと共に移動できるが、これによって、流体送給場
所を、外シリンダの所定長さだけ、外シリンダ頂部から
さらに離間できる。
トンが10mm移動する毎に、シリンダを少なくとも1
6mm長くしなければならない。すなわち、流体配送場
所を、シリンダ頂部から50mm離すには、シリンダの
長さを、固定その他に要する長さに、少なくとも80m
m加えなければならない。しかし本発明では、第2ピス
トンが10mm移動する毎に、外シリンダを8mmだけ
長くすればよい。すなわち、流体送給場所が、外シリン
ダの上面から50mm離れている場合は、外シリンダの
長さは、40mmに、固定その他に要する長さを加えた
長さにしかならず、したがって、伸長のための空間を、
かなり節約できる。
実施例を説明する。
6)とを備える、自動車の前部の略図である。車体内に
設けたタンク(18)内の洗浄用流体は、流体配送管(2
1)を介して、流体送給装置(20)へ送られる。流体送
給装置(20)は、後で詳細に説明するように、ノズル支
持杆と一体をなすピストンを収容したシリンダを備えて
いる。また、ノズル支持杆の先端には、ヘッドランプス
クリーンに洗浄用流体を送るノズル(24)が固定されて
いる。太い実線は、ノズル(24)の非作動状態を示し、
点線は、流体送給場所にあるノズル(24)を示してい
る。
する。図3に示すように、第1ピストン(26)を収容す
る外シリンダ(22)が設けられている。外シリンダ(2
2)と、第1ピストン(26)の背後に、導管(21)を介
して、タンク(18)から洗浄用流体を導入できる圧力空
間(28)が画成されている。洗浄用流体が導入される
と、第1ピストン(26)は、第1ばね(30)の作用に抗
して、図3の左側へ移動する。第1ピストン(26)の前
側には、内シリンダ(32)が一体的に設けられている。
かくして、内シリンダ(32)は、第1ピストン(26)と
共に移動する。
2)と相対的に移動しうるとともに、外シリンダ(22)
を介して内シリンダ(32)に進入する流体に押されて、
第2ばね(36)に抗して、図3の左側に移動する、第2
ピストン(34)が配設されている。第2ピストン(34)
は、長寸のノズル支持杆(38)と一体をなしている。ノ
ズル支持杆(38)の、第2ピストン(34)より遠い側の
端部(40)には、流体供給ノズル(24)(図2参照)が取
付けられている。
ストン(26)に当接すると、両ピストンは、図3におけ
るシリンダ(22)の右壁部に接近する。タンク(18)か
ら送られた流体が、外シリンダ(22)の圧力空間(28)
に入ると、第1ピストン(26)は押されて、左側へ移動
する。第1ピストン(26)は第2ピストン(34)を支持
してるが、流体が、内シリンダ(32)に進入すると、第
2ピストン(34)は、この流体に作用されて、図3の左
側へ移動させられる。図3は、完全に伸び出した状態を
示している。
ず、所定長さの外シリンダに対して、さらに伸長させる
必要がある場合には、図3に示す構成に対して、ピスト
ン及びシリンダを追加することがある。
あり、図3と同様の素子には、同様の符号を付してあ
る。タンクから外シリンダ(22)に洗浄用流体を供給す
るための導管(21)が設けられている。
しており、その基部領域の周りに延びて、第1ピストン
(26)を画成する円環部を有している。可動素子(第1
ピストン(26)および内シリンダ(32))は、第1ばね
(30)に対抗して、外シリンダ(22)内を移動しうる。
第1ピストン(26)と内シリンダ(32)の湾曲端壁(2
9)との間には、環状シール(27)が、設けられてお
り、第1ピストン(26)と外シリンダ(32)との間を確
実にシールしている。環状シール(27)は、流体が進入
して、可動素子を押し上げるための、逆U字形溝路(3
7)を有している。内シリンダ(32)は、流体を内シリ
ンダ(32)内へ導くための孔(43)を有する基板(42)
を備えている。
持体(38)からなり、その基部には、第2ピストン(3
4)を形成するための円環部が設けられている。ノズル
支持杆(38)の下壁(35)と、第2ピストン(34)との
間には、環状シール(27)と類似する、環状シール(4
5)を設けてある。これにより、第2ピストン(34)と
内シリンダ(32)との間は、シールされている。前記下
壁(35)は、内シリンダ(32)における孔のあいている
基板(42)に当接している。ノズル支持体(38)は、中
央のガイド杆(44)に嵌合している。ガイド杆(44)の
上端付近には、ノズル支持体(38)の内壁に密接するO
リング(46)が設けられている。
ね(30)の圧縮長さによって、限定される。しかし、外
シリンダ(22)内のこの付近には、第1ピストン(26)
の上面が当接する当接部(50)を設けてあるため、第1
ばね(30)がコイル巻きになることはない。同様に、第
2ピストン(34)の移動長さは、第2ばね(36)の圧縮
長さによって限定される。外シリンダ(22)の内面に
は、ピストン(34)が当接する当接部(52)が設けられ
ている。
端部(54)には、スプレーノズルを固定できるようにな
っている。
び図5を参照して説明する。タンク(18)から導管(2
1)に入った流体は、環状シール(27)および第1ピス
トン(26)に作用し、第1ばね(30)の圧力に抗して、
第1ピストン(26)を上方に移動させる。孔があいてい
る基板(42)により、第1ピストン(26)と共に、第2
ピストン(34)は引き上げられ、これと同時に、流体
は、基板(42)の孔(43)から、内シリンダ(32)内に
進入する。この流体の作用によって、第2ピストン(3
4)は、内シリンダ(32)に作用している第2ばね(3
6)の力に抗して上昇する。流体は、ノズル支持体(3
8)の内壁に対する、Oリング(46)のシール作用によ
って、ノズル支持体(38)の上端部(52)に設けたスプ
レーノズルまで到達できない。
内壁は、若干拡径(48)しているため、流体は、ピスト
ンがその移動上限部に達する前に、ガイド杆(44)を通
過して、ノズルに流入し始める。この構成により、ノズ
ル支持体(38)の基部が、Oリングから離れている場合
に、流体が突然流れ始める結果発生する、乱流は低減さ
れる。
0)及び(36)の作用で、ピストン(26)および(34)
は押されて、休止位置に戻る。
(46)によってシールされているため、流体送給装置が
ほぼ完全に伸び出すまで、流体は、ノズル支持体(38)
の上端部(52)に到達できない。
定するべきノズル支持体(38)の上部(52)に弁装置を
設け、入れ子アセンブリが完全に伸び出すまで、閉止し
ておき、その後開く様にすることができる。この種の弁
装置は、仏国特許第FR−A−2523909号明細書
等に記載されているような、単動入れ子式アセンブリと
して知られている。
洗浄に適しているが、テールランプ、前面ガラス等にも
使用できることは勿論である。
出し量は大きくなる。
示す図である。
図である。
断面図である。
面図である。
装置 (21)流体配送管 (22)外シリン
ダ (24)ノズル (26)第1ピス
トン (27)環状シール (28)圧力空間 (29)湾曲端壁 (30)第1ばね (32)内シリンダ (34)第2ピス
トン (35)下壁 (36)第2ばね (37)溝 (38)ノズル支
持体 (40)端部 (42)基板 (43)孔 (44)ガイド杆 (45)環状シール (46)Oリング (48)内壁拡径 (50)(52)当
接部 (54)上端部
Claims (5)
- 【請求項1】 洗浄用流体を収容するタンクに接続され
るか、または接続可能であって、そのピストン及びシリ
ンダの一方が、前記洗浄用流体の作用下において、第1
偏倚手段の作用に抗して、前記ピストン及びシリンダの
他方と相対的に移動し得る、第1ピストン/シリンダ組
み合わせ体、 前記第1組み合わせ体のピストンとシリンダとの中の移
動可能な一方とともに移動でき、かつ前記ピストンおよ
びシリンダの一方を、洗浄用流体の作用下において、第
2偏倚手段に抗して、前記ピストンおよびシリンダの他
方と相対的に移動させるようになっている第2ピストン
/シリンダ組み合わせ体、および前記第2組み合わせ体
のピストンとシリンダとの中の移動可能な一方とともに
移動でき、かつその末端部で、洗浄用流体吐出ノズルを
支持する長寸のノズル支持体を備えることを特徴とする
自動車のスクリーン洗浄装置。 - 【請求項2】 前記第1組み合わせ体のシリンダが、自
動車本体に固定され、一方ピストンが、動きうるように
なっており、かつ前記第2組み合わせ体のシリンダが、
前記第1組み合わせ体のピストンと共に移動し、ピスト
ンがシリンダと相対的に移動するとともに、前記ノズル
支持体を支持していることを特徴とする請求項1に記載
の自動車のスクリーン洗浄装置。 - 【請求項3】 前記ノズル支持体の運動を案内するとと
もに、移動中に、前記ノズル支持体と密接するガイド素
子を備えることを特徴とする請求項2に記載の自動車の
スクリーン洗浄装置。 - 【請求項4】 前記ノズル支持体の近接端領域の内径を
大きくすることによって、流体送給組立て体が完全に伸
びる前に、洗浄用流体が、ノズル支持体へ流入し始める
ようにしたことを特徴とする請求項3に記載の自動車の
スクリーン洗浄装置。 - 【請求項5】 前記第1ピストン/シリンダ組み合わせ
体のシリンダを構成する外ハウジング、前記外ハウジン
グに対して移動するとともに、前記第1ピストン/シリ
ンダ組み合わせ体のピストンと、前記第2ピストン/シ
リンダ組み合わせ体のシリンダとを構成する第1構成素
子、および第2構成素子に対して移動するとともに、前
記第2ピストン/シリンダ組み合わせ体のピストンと、
前記ノズル支持体とを構成する第3構成素子を備えるこ
とを特徴とする請求項1及至4のいずれかに記載の自動
車のスクリーン洗浄装置。
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