JPH06321498A - フォークリフトのフォーク構造 - Google Patents

フォークリフトのフォーク構造

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JPH06321498A
JPH06321498A JP13674793A JP13674793A JPH06321498A JP H06321498 A JPH06321498 A JP H06321498A JP 13674793 A JP13674793 A JP 13674793A JP 13674793 A JP13674793 A JP 13674793A JP H06321498 A JPH06321498 A JP H06321498A
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fork
roller
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forklift
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Mikio Matsui
幹夫 松井
Hiroyuki Morishita
普之 森下
Tatsuo Yamazaki
辰雄 山崎
Yukihiro Fukuda
幸広 福田
Yuji Inoue
雄次 井上
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 駆動装置等を設けることなく、ローラ又はボ
ールをフォークの上面から浮沈できるようにして荷物の
積降しを容易にする。 〔構成〕 フォークリフトのフォーク構造において、フ
ォーク20内にローラ又はボール30を取り付けたホル
ダー28を上下動可能に設け、ホルダー28の下方物体
への押当による上方動によってローラ又はボール30が
フォーク20の上面から覗き、ホルダー28の下方物体
からの離反による下方動によってローラ又はボール30
がフォーク20の上面から隠れるようにしたことを特徴
とするフォークリフトのフォーク構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築中又は建築後の高
層建物等において、室外に設置される昇降機で上げた荷
物を室内に搬入するとき等に使用して便利なフォークリ
フトのフォーク構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトのフォークはその上面が
平坦に形成されているから、この上に物を載せて滑らす
ときには重い。このため、ローラ又はボールをフォーク
の上面から覗くように取り付けたものもあるが、こうす
ると、滑らすときには軽いものの、移動するときに転が
ったりして危険である。このため、実開平4−7089
4号公報には、ローラをフォークの上面から浮沈可能に
構成したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した先行
例のものは、ローラを浮沈させるのに駆動装置を用いて
いるから、駆動装置を収容するためのスペースを必要と
して一般に使用されているフォークリフトのフォークに
は組み込めない。又、装置も複雑化し、価格も高いもの
となる。本発明は、このような課題を解決するものであ
り、要するに、駆動装置等を用いないで、ローラ又はボ
ールを浮沈可能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、フォークリフトのフォーク構造において、フォーク
内にローラ又はボールを取り付けたホルダーを上下動可
能に設け、ホルダーの下方物体への押当による上方動に
よってローラ又はボールがフォークの上面から覗き、ホ
ルダーの下方物体からの離反による下方動によってロー
ラ又はボールがフォークの上面から隠れるようにしたこ
とを特徴とするフォークリフトのフォーク構造を提供し
たものである。
【0005】
【作用】以上の手段をとることにより、フォークを降ろ
してホルダーを下方物体に押し当てるだけで、ローラ又
はボールは相対的に浮上してフォーク上面から覗く。従
って、この状態のときに荷物を滑らせてローラ又はボー
ルの上に載せれば軽い。一方、フォークを上げて下方物
体から離せば、ローラ又はボールはフォーク上面から隠
れるから、ローラ又はボールの上に載っていた荷物は滑
り難いフォークの上面で受けることになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3は本発明に係るフォークリフトの側面図、図
4は正面図であるが、フォークリフトは車輪10を取り
付けたフレーム12の後部に支柱14を起立させるとと
もに、フォーク取付体16を支柱14に対して油圧シリ
ンダ18等で昇降可能に取り付け、フォーク取付体16
に二本のフォーク20を取り付けたものである。フォー
クリフトの操縦は支柱14の後部に設けられたハンドル
22で行い、フォーク20の昇降、即ち油圧シリンダ1
8の伸縮は支柱14の後方に設けられた昇降ペダル24
又はノブ26で行う。
【0007】図1はフォークの一部断面側面図、図2は
一部断面平面図であるが、フォーク20内に二枚の板を
対向させた形状のホルダー28を上下動可能に設けると
ともに、ホルダー28に複数個のローラ30を所定間隔
で取り付ける。そして、ホルダー28が下方に動いたと
きにはローラ30がフォーク20の上面から隠れ、上方
に動いたときには上面から覗くようにしておく。このた
め、フォーク20の上面にローラ30が覗けるだけの窓
32を設けておき、この窓32の下にローラ30を設け
る。
【0008】ホルダー28を上下動する構成としては、
最後部のローラ30の軸34をフォーク20の側面にま
で通し、この軸34を中心に回動可能にするものが考え
られる。尚、ホルダー28の上下動は一定の範囲で規制
される必要があるから、ホルダー28の側面にピン36
を突設し、フォーク20の側面に形成した上下の長孔3
8の中を通しておく。これにより、ピン36が長孔38
の下端に当たるときが下方動の限界であり、このとき、
ローラ30はフォーク20上面から隠れ、上端に当たる
ときが上方動の限界であり、このとき、ローラ30はフ
ォーク20上面から覗くことになる。
【0009】図5は建物外に設置される荷物昇降用の昇
降機40を使用して荷物を室内に搬入するときの説明図
であるが、昇降機40の床面に荷物移動用のローラコン
ベア42を敷き、この上に荷物44を載せて上昇させ
る。所定の階に来ると、昇降機40は停止するが、この
とき、昇降機40と部屋の腰壁46との間にはプラット
ホーム48と呼ばれる部位があるから、この上にもロー
ラコンベア50を敷き、昇降機40と腰壁46との間を
ローラコンベア42、50で接続する。
【0010】ところで、ローラコンベア42、50の接
続はそれぞれ別体のものを図示のようにフック52を掛
けて行うものであってもよいし、予めピン(図示省略)
等で連結しておき、使用しないときには折り畳めるよう
にしたものであってもよい(昇降時に昇降機40からは
み出る場合は上方に折り曲げて邪魔にならないようにし
ておく)。この他、各々のローラコンベア42、50の
両端には収納自在なストッパー54を設けて荷物44が
ずれないようにしてあり、又、前記したフォーク20又
はホルダー28の前端にも同様のストッパー56が設け
られている。
【0011】昇降機40と腰壁46との間をローラコン
ベア42、50で接続したなら、室内に在るフォークリ
フトをローラコンベア50の端に移動させて荷物44を
搬入する。図6〜図11はその状態を示す説明図である
が、先ず、フォーク20を腰壁46より高く上げてプラ
ットホーム48の上に降ろす(図6)。フォーク20が
プラットホーム48の上に着地すると、ホルダー28は
相対的に上昇してローラ30はフォーク20の上面に覗
く(図7)。尚、これが確実に行われるように、ホルダ
ー28の前端には下方に突出部58を形成しておく(突
出部58の先端にローラ60を設けてもよい)。
【0012】次いで、各ローラコンベア42、50のス
トッバー54を解除し(このとき、フォーク20のスト
ッパー56は引っ込めておく)、荷物44をローラコン
ベア42、50からフォーク20のローラ30へと滑ら
せ(図8)、荷物44がフォーク20のローラ30へ移
し終わったなら、フォーク20のストッバー56を上げ
てロックする(図9)。この状態の後、フォーク20を
上昇させると、ホルダー28は相対的に下降してローラ
30はフォーク20の上面から隠れ、荷物44はフォー
ク20の上面で支えることになる(図10)。最後に、
フォークリフトを後退させ、荷物44を床面に降ろせ
ば、搬入は完了する(図11)。
【0013】図12はローラ30を浮沈させる構造の他
の実施例を示すものであるが、本例のものは、ホルダー
28の前端に逆L字形の切込み62を設け、この切込み
62をプラットホーム48の角に当てるようにしたもの
である。即ち、ホルダー28をフォーク20内でこれに
突設された前後二つのピン36とフォーク20に形成さ
れた長孔38とで案内して自由に上下できるものにし、
このときの長孔38を水平部38aと、その前端に連続
する斜降部38bとに形成したものである。
【0014】これにより、切込み62をプラットホーム
48の角に当てて押すと、ピン36が長孔38の斜降部
38bから水平部38aに上がってローラ30がフォー
ク20の上面に覗くのである。尚、ピン36(ホルダー
28)は公知の手段によって常に長孔38の斜降部38
bに付勢されるようにしておくと、押当力を解除するだ
けで、ローラ30は自動的にフォーク20の上面から隠
れるようになる。又、切込み62の部分にはゴム等の緩
衝材64を設けておけば、適当なクッションになるとと
もに、傷等が付かない。
【0015】図13もローラ30を浮沈させる構造の他
の実施例を示すものであるが、本例のものは、ホルダー
28の前後両端に上下動するカム66を取り付け、この
カム66をハンドル68等で回動させることでローラ3
0の浮沈を行うようにしたものである。尚、カム66の
上下位置の固定は、公知の手段を用いて行う。前記二例
とも、ローラ30の高さが揃って上下する利点がある。
【0016】以上が本発明の基本的な形態であるが、こ
の他、以上のローラ30はボールで置換することも可能
である。ボールを用いると、荷物44をどちらの方向に
も動かせることができる。更に、フォーク20の後部に
フォーク取付体16に対して回動支点70を設け、フォ
ーク20をこの回動支点70の回りに回動できるように
すれば(勿論、非回動の状態にロックできるロック機構
が公知の手段で設けられている)、保管時等にスペース
を取らない。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明は、前記したものであるか
ら、即ち、ローラ又はボールを取り付けたホルダーを下
方物体等に押し当てるだけでローラ又はボールをフォー
クの上面から浮沈させることができる。従って、これを
強制的に行う駆動手段等を設ける必要がなく、小スペー
スのものを安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフォークの一部断面側面
図である。
【図2】本発明の実施例を示すフォークの一部断面平面
図である。
【図3】フォークリフトの側面図である。
【図4】フォークリフトの正面図である。
【図5】昇降機とフォークリフトを用いて荷物を高層階
に搬入する状態を示す説明図である。
【図6】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図7】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図8】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図9】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図10】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図11】荷物の搬入手順を示す説明図である。
【図12】本発明の他の実施例を示すフォークの側面図
である。
【図13】本発明の他の実施例を示すフォークの断面側
面図である。
【符号の説明】
20 フォーク 28 ホルダー 30 ローラ又はボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 辰雄 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)発明者 福田 幸広 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)発明者 井上 雄次 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトのフォーク構造におい
    て、フォーク内にローラ又はボールを取り付けたホルダ
    ーを上下動可能に設け、ホルダーの下方物体への押当に
    よる上方動によってローラ又はボールがフォークの上面
    から覗き、ホルダーの下方物体からの離反による下方動
    によってローラ又はボールがフォークの上面から隠れる
    ようにしたことを特徴とするフォークリフトのフォーク
    構造。
JP13674793A 1993-05-14 1993-05-14 フォークリフトのフォーク構造 Expired - Fee Related JP3292402B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540668A (ja) * 2010-08-30 2013-11-07 ポール メイ インベストメンツ プロプライエタリー リミテッド ハンドトロリー
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