JPH0632138U - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用ドアハンドル装置

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JPH0632138U
JPH0632138U JP7350392U JP7350392U JPH0632138U JP H0632138 U JPH0632138 U JP H0632138U JP 7350392 U JP7350392 U JP 7350392U JP 7350392 U JP7350392 U JP 7350392U JP H0632138 U JPH0632138 U JP H0632138U
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正純 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結部材の剛性を低下させることなく、他の
装置をハンドル装置に接近させて配置することができる
ようにして、ドアに配置される装置のレイアウト向上を
図る。 【構成】 各操作部材3、4を回動操作することによ
り、ボディ本体1に形成された各連結部材支持部1bに
支持された連結部材6、7を介してドアロック装置に操
作力が伝達される。ボディ本体1に形成された1対の連
結部材支持部1bは、互いに所定の間隔を有して形成さ
れ、それぞれの連結部材間には、空間スペースSが形成
される。空間スペースSは、他の装置を設けるには、十
分なスペースを有し、他の装置をハンドル装置に接近さ
せて配置することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアに固定されるボディ本体に、第1及び第2操作部材が隣り合わ せに枢着され、かつ第1及び第2操作部材が各連結部材を介してロック装置に連 結されてなる自動車用ドアハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車用ドアハンドル装置としては、例えば図4及び図5に示 すようなものがある。 この従来の装置は、ハンドル装置(101)は、ドア(102)の車内側前方に配置され 、かつドア(102)のインナーパネルに固定されるボディ本体(103)に、インサイド ハンドル(104)及びロックハンドル(105)を隣り合わせに枢着し、インサイドハン ドル(104)及びロックハンドル(105)を、ボディ本体(103)によってスライド自在 に支持されたロッドまたはケーブル等の連結部材(106)(107)及び方向転換させる ベルクランク(108)を介してドア(102)後方に設けられるドアロック装置(109)の レバー(109a)(109b)に連結して、インサイドハンドル(104)及びロックハンドル( 105)の操作がドアロック装置に伝達されるように連結されている。また、ハンド ル装置(101)の後方には、パワーウインドウ操作用の操作スイッチ(110)及びパワ ーシート用の操作スイッチ(111)が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような、従来のドアハンドル装置は、連結部材(106)(10 7)がボディ本体(103)の中央付近から後方に向けて延出していることから、イン サイドハンドル(104)及びロックハンドル(105)とドアロック装置とを連結する場 合、連結部材(106)(107)がハンドル装置(101)の後方に配置される操作スイッチ( 110)(111)との干渉を避けるため、図5に示すように連結部材(106)(107)を極端 に下側に曲げるとともに、操作スイッチ(110)(111)をハンドル装置から後方に所 定量(L)離して配置して、操作スイッチ(110)(111)を避けてドアロック装置(109 )に連結する必要がある。従って、連結部材(110)(111)の連結形態が複雑になり 、しかも、連結部材(110)(111)の剛性が低下して、操作力を確実にドアロック装 置(109)に伝達することができなくなる等の問題点を有する。 また、操作スイッチ(110)(111)をハンドル装置(101)に接近させて配置するに も、連結部材(106)(107)に折曲部(106a)(107a)を形成しなければならないことか ら、接近させて配置するにも限度があり、ドア(102)に配置される装置のレイア ウトの自由度が制限されてしまう等の問題点を有する。
【0004】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、連結部材の剛性を 低下させることなく、他の装置をハンドル装置に接近させて配置することができ るようにして、ドアに配置される装置のレイアウト向上が図られるようにした自 動車用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の装置は、ボディ本体に第1操作部材及び第 2操作部材が隣り合わせに枢着され、かつ第1操作部材及び第2操作部材がそれ ぞれ連結部材を介してロック装置に連結されてなる自動車用ドアハンドル装置に おいて、ボディ本体の、第1操作部材及び第2操作部材のそれぞれの操作部から 外方に偏位した位置に、各連結部材を支持する連結部材支持部を形成したことを 特徴としている。
【0006】
【作用】
各操作部材を、回動操作することにより、ボディ本体に形成された各連結部材 支持部に支持された連結部材を介してロック装置に操作力が伝達される。ボディ 本体に形成された1対の連結部材支持部は、互いに所定の間隔を有して形成され 、それぞれの連結部材間には、空間スペースが形成される。空間スペースは、他 の装置を設けるには、十分なスペースを有し、他の装置をハンドル装置に接近さ せて配置することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図2に基づいて説明する。 (A)は、自動車用ドアのインナーパネル、(B)は、インナーパネル(A)の室内 側に取り付けられるドアトリム、(1)は、インナーパネル(A)とドアトリム(B) との間に固定されるボディ本体、(2)は(図2に想像線で示す)、ドアトリム(B) に穿設された装着孔(B1)を介してボディ本体(1)に固定される舟形状のエスカ ッション本体、(3)は、ボディ本体(1)に軸(4)により枢着されるハンドル本体 (第1操作部材)、(5)は、ハンドル本体(3)と同軸上に独立して揺動可能に枢着 されるロックノブ(第2操作部材)である。
【0008】 ボディ本体(1)は、合成樹脂材料で成形され、底面に形成された爪部(1c)が インナーパネル(A)に穿設された孔に係合するとともに、ボルト(図示略)がイン ナーパネル(A)の螺合孔に螺合することにより、インナーパネル(A)に固定され る。ボディ本体(1)の上下の側壁(1a)の後方には、少なくてもハンドル本体(3 )及びロックノブ(5)の操作部(3a)(5a)から外方に偏位した上下対の連結部材 支持部(1b)が形成されている。
【0009】 ハンドル本体(3)は、エスカッション本体(2)を介してドア車内側表面に配置 される操作部(3a)及びインナーパネル(A)に向けて延出したアーム部(3b)とを 有し、アーム部(3b)には、一方の連結部材支持部(1b)に向けて突出して、一端 がドアロック装置のレバーに連結されたケーブル(6)の端末(6a)が連結される ピン状の連結部(3c)が形成されている。軸(4)には、一端がハンドル本体(3) に、他端がボディ本体(1)に係止され、ハンドル本体(3)に図2において反時計 方向に付勢力を付与するスプリング(8)が巻装されており、ハンドル本体(3)を スプリング(8)の付勢力に抗して回動操作することにより、ケーブル(6)を介し てドアロック装置にドア開扉操作力が伝達される。
【0010】 ロックノブ(5)は、ドア車内側表面に配置される操作部(5a)及びアーム部(5 b)とを有し、アーム部(5b)には、他方の連結部材支持部(1b)に向けて突設され 、一端がドアロック装置のロックレバーに連結されたケーブル(7)の端末(7a) が連結される連結部(5c)が形成され、図2に示す倒伏したロック位置と、ロッ ク位置から時計方向に所定量回動して起立したアンロック位置とに移動可能であ り、ロック位置とアンロック位置とに回動操作することによりケーブル(7)を介 してドアロック装置に施解錠操作力が伝達される。
【0011】 ボディ本体(1)に形成された1対の連結部材支持部(1b)は、インナーパネル( A)に対向する面が開口した箱状に形成され、後壁(1d)には、ケーブル(6)(7) のアウターチューブ(6b)(7b)を係合して支持する切欠部(1e)が形成されてい る。連結部材支持部(1b)は、互いに所定の間隔を有して形成され、それぞれの 連結部材支持部(1b)間には、空間スペース(S)が形成される。
【0012】 空間スペース(S)は、他の装置、例えば、パワーウインドウの操作スイッチ及 びパワースライドの操作スイッチを設けるには、十分なスペースを有する。従っ て、他の装置をドアに設ける場合、他の装置をハンドル装置の後方に接近させて 配置することができる。
【0013】 図3は、本考案の第2実施例を示す。 この第2実施例は、前記第1実施例の連結部材であるケーブル(6)(7)に換え て、ロッド(8)(9)を用いたもので、ハンドル本体(3)及びロックノブ(5)のア ーム部(3b)(5b)に連結孔(3d)(5d)を穿設して、この連結孔(3d)(5d)に、端 部がドアロック装置に連結され、かつ連結部材支持部(1b)に摺動可能に嵌入支 持されたロッドの連結部(8a)(9a)を連結部材支持部(1b)の方から連結孔(3d) (5d)に向けて係合することにより、それぞれのロッド(8)(9)間にスペース(S )が形成されて、ハンドル本体及(3)及びロックノブ(5)にそれぞれのロッド(8 )(9)が連結される。従って、スペース(S)に、他の装置を接近させて配置する ことができる。他の構成は、前記実施例と同様であるので、符号を付して詳細な 説明は省略する。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、ボディ本体の、第1操作部材及び第2操作部材のそ れぞれの操作部から外方に偏位した位置に、各連結部材を支持する連結部材支持 部を形成したので、操作部材と連結部材とを連結した際に、連結部材を複雑に曲 げることなくして、他の装置に干渉することを避けることができる。従って、連 結部材の鋼性を劣化させることなく、例えば、パワーウインドウの操作スイッチ 等をハンドル装置に近接させて配置することができ、レイアウトの自由度を向上 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す、ドアハンドル装置
の底面図である。
【図2】同じく、ドアハンドル装置の側面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す、ドアハンドル装置
の底面図である。
【図4】従来技術を示す室内側から視たドアの概略側面
図である。
【図5】従来技術を示すドアハンドル装置とドアロック
装置との連結状態を示す側面図である。
【符号の説明】
(A)インナーパネル(取付面) (B)ドアトリム (1)ボディ本体 (1b)連結部材支
持部 (2)エスカッション本体 (3)ハンドル本体
(第1操作部材) (3a)操作部 (3b)アーム部 (3c)連結部 (3d)連結孔 (5)ロックノブ(第2操作部材) (5a)操作部 (5b)アーム部 (5c)連結部 (5d)連結孔 (6)(7)ケーブル
(連結部材) (8)(9)ロッド(連結部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ本体に第1操作部材及び第2操作
    部材が隣り合わせに枢着され、かつ第1操作部材及び第
    2操作部材がそれぞれ連結部材を介してロック装置に連
    結されてなる自動車用ドアハンドル装置において、ボデ
    ィ本体の、第1操作部材及び第2操作部材のそれぞれの
    操作部から外方に偏位した位置に、各連結部材を支持す
    る連結部材支持部を形成したことを特徴とする自動車用
    ドアハンドル装置。
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