JPH06319699A - 内視鏡の吸引制御装置 - Google Patents

内視鏡の吸引制御装置

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JPH06319699A
JPH06319699A JP5114838A JP11483893A JPH06319699A JP H06319699 A JPH06319699 A JP H06319699A JP 5114838 A JP5114838 A JP 5114838A JP 11483893 A JP11483893 A JP 11483893A JP H06319699 A JPH06319699 A JP H06319699A
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JP
Japan
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suction
air
cylinder
connector
piston
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Application number
JP5114838A
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English (en)
Inventor
Yukio Takahashi
幸男 高橋
Tsutomu Ishiguro
努 石黒
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Hisao Yabe
久雄 矢部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸引シリンダを短時間で確実に洗滌できる内視
鏡の吸引制御装置を提供することにある。 【構成】内視鏡の挿入部先端に開口する吸引管路と吸引
源に連通する吸引管路が接続される一対の接続口を筒状
外周に有すると共に、下端に外気との連通路を有した吸
引シリンダ44と、この吸引シリンダ44に挿入され前
記一対の接続口同志を連通する通路を形成する吸引ピス
トン47とからなり、前記吸引管路を吸引制御する内視
鏡の吸引制御装置において、前記吸引シリンダ44は、
その中心軸を通る任意断面で、中心軸に垂直な凹部のな
い内壁を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の吸引管路を通
じて行う吸引操作を制御する内視鏡の吸引制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、体腔内を内視鏡で観察する際、
その内視鏡の挿入部先端に設けられた観察窓から観察す
るが、その観察窓に体腔内の粘液や水などが付着すると
観察が妨げられる。このため、従来の内視鏡では挿入部
先端に吸引口を設け、この吸引口を通じて体腔内粘液な
どを吸引除去している。
【0003】この吸引口は内視鏡に設けられた吸引管路
に通じており、吸引管路の途中に設けられた吸引制御装
置を操作することにより吸引管路を通じて吸引源より吸
引するようになっている。なお、この吸引操作は体腔内
の空気や液体などを除去するときにも使用されるもので
ある。
【0004】ところで、この吸引操作によって吸引管路
と吸引制御装置には体内の汚物等が通過するため、吸引
管路と特に吸引制御装置は洗滌しやすい構造が望まれて
いる。
【0005】そこで、吸引制御装置で洗滌性を向上させ
たものとして実開昭54−115790号公報に記載の
ものが公知である。前記従来技術によると、図30
(a)の吸引制御装置の断面図に示すように、吸引シリ
ンダ151の両端が開口し、前記吸引シリンダ151の
内周面には上方には図示しない内視鏡先端の吸引口に連
通した先端側吸引管路152と下方には図示しない吸引
ポンプに連通するコネクタ側吸引管路153が開口して
いる。
【0006】吸引操作の開始、停止を行う前記吸引シリ
ンダ151に挿通された吸引ピストン154は吸引ボタ
ン155とシリンダキャップ156との間に配されたス
プリング157により上方向に付勢されるが、前記吸引
シリンダ151の内周に挿嵌したOリング158と前記
吸引ピストン154に形成された係止突起159とによ
り移動が制限されている。
【0007】また、前記吸引シリンダ151の先端側吸
引管路152の開口部とコネクタ側吸引管路153の開
口部と前記吸引ピストン154の間にはそれぞれ空隙が
形成されている。前記吸引ピストン154の下端には前
記吸引シリンダ151の径よりもやや細い係止縁160
を形成し、この係止縁160の上方には前記吸引シリン
ダ161とは空隙を残しながらパッキン161を挿嵌
し、このパッキン161と前記係止突起159との間に
対応する吸引シリンダ151には前記コネクタ側吸引管
路153を開口させて、通常は矢印Aで示す如く吸引シ
リンダ151の下端から外気を吸引すべくリークしてい
る。
【0008】次に前記構成の作用を説明すると、体腔内
に注入した空気や水及び体腔の汚物等を吸引して体腔外
に排出する場合には図30(b)の断面図に示すよう
に、吸引ボタン155により吸引ピストン154をスプ
リング157に抗して押し下げると、図示しない挿入部
先端から吸い込まれて先端側吸引管路152を介して吸
引シリンダ151に至った水や汚物等は矢印Bに示す如
く吸引ピストン154と吸引シリンダ151との間の空
隙に流入し、下降した係止突起159の上方に開口した
コネクタ側吸引管路153から排出される。
【0009】また、吸引ピストン154の下端に形成し
た係止縁160の作用を説明すると、前記構成を自動洗
滌機等で洗滌する場合、図30(c)の断面図に示すよ
うに、吸引ピストン154を押し下げて前記係止縁16
0と吸引シリンダ151の下端との間に所定の厚みを有
する開放板162を挿入すれば、矢印Cに示すように洗
滌液等を流すことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た吸引制御装置では吸引ピストンを押し込むことにより
吸引操作を制御するが、待機時は吸引ピストンに挿嵌さ
れたパッキンと吸引シリンダの内壁には空隙があって外
気とコネクタ側吸引管路はリークしており、吸引時と自
動洗滌時にパッキンと吸引シリンダの内壁は密着して吸
引物あるいは洗滌液等が外部に漏れないようにシールし
ている。
【0011】また、待機時は吸引ピストンに形成された
係止突起が吸引シリンダに挿嵌されたOリングに付勢さ
れているので吸引シリンダの内壁には円周状に凹部が存
在する。
【0012】この吸引シリンダの内壁の凹部は自動洗滌
機等による洗滌時に、洗滌液の流速が落ちる方向に影響
を与え、洗滌時間が長くなる原因となっていた。また吸
引シリンダの内壁をブラシで洗滌する場合も凹部にはブ
ラシが当たりにくく、洗滌時間が長くなる原因となって
いた。
【0013】本発明は前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、吸引シリンダ等の内壁が
短時間で、確実に洗滌できる内視鏡の吸引制御装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は前記
目的を達成するために、内視鏡の挿入部先端に開口する
吸引管路と吸引源に連通する吸引管路が接続される一対
の接続口を筒状外周に有すると共に、下端に外気との連
通路を有したシリンダと、このシリンダに挿入され前記
一対の接続口同志を連通する通路を形成するピストンと
からなり、前記吸引管路を吸引制御する内視鏡の吸引制
御装置において、前記シリンダは、その中心軸を通る任
意断面で、中心軸に垂直な凹部のない内壁を有すること
を特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図6は第1の実施例を示し、図1は内視
鏡の概略的構成図、図2は送気送水制御装置の送気送水
ピストンの斜視図、図3は送気送水制御装置の縦断側面
図、図4は吸引制御装置の待機状態の断面図、図5は吸
引制御装置の吸引状態の断面図、図6は吸引ピストンの
一部を破断した斜視図である。
【0016】図1に示すように、内視鏡1は、太幅の操
作部2と、この操作部2の前端にその後端が連結された
細長の挿入部3と、前記操作部2の側部に連結されたユ
ニバーサルコード4と、このユニバーサルコード4の後
端に設けられたコネクタ部5とから構成されている。
【0017】コネクタ部5を光源装置6に接続すること
によりライトガイド7に照明光が供給される。このライ
トガイド7はファイババンドルで構成され、前記光源装
置6から一方の端面に供給された照明光を伝送し、挿入
部3の先端部に固着された図示せぬ他方の端面から前方
の被写体側に照明光を出射する。
【0018】照明された被写体は、先端部の観察窓8の
奥に配設された固体撮像素子(以下SIDと略す)9に
結像される。このSID9によって光電変換されて光学
像は電気信号になり、電気ケーブル10を経て、コネク
タ部5の電気接点11へと導かれる。
【0019】また、挿入部3内には、吸引を行うための
先端側吸引管路12、送気を行うための先端側送気管路
13、送水を行うための先端側送水管路14が設けられ
ている。
【0020】前記先端側送気管路13と先端側送水管路
14の先端側は、挿入部3の先端部付近で合流して1本
の共通管路15となり、この共通管路15の先端に設け
た噴射ノズル16を経て送気あるいは送水でき、観察窓
8を洗滌できるようになっている。
【0021】前記先端側吸引管路12の後端は操作部2
に設けられた吸引制御装置17に連通されユニバーサル
コード4内のコネクタ側吸引管路18を介してコネクタ
部5に突設された吸引口金19に接続されて開口してお
り、この吸引口金19には吸引チューブ26が接続され
吸引ポンプ27と連通されて、吸引制御装置17を操作
することにより吸引を行うことができる。また、操作部
2には先端側吸引管路12から分岐した処置具等を挿通
する鉗子管路132で開口し鉗子口133を形成してい
る。
【0022】前記先端側送気管路13と先端側送水管路
14の後端は操作部2に設けられた送気送水制御装置2
0に連通されユニバーサルコード4内のそれぞれコネク
タ側送気管路21とコネクタ側送水管路22を介して、
コネクタ側送気管路21はコネクタ部5内で加圧送気管
路23が分岐し、コネクタ側送水管路22と共にコネク
タ部5に突設された送気送水口金24に接続されて開口
している。
【0023】また、コネクタ内送気管路21はコネクタ
部5の端部の送気口金25に接続されて開口しており、
前記コネクタ部5を光源装置6に接続すると、図示しな
い送気ポンプからコネクタ側送気管路21に送気され
る。このとき、コネクタ側送気管路22の加圧送気管路
23の分岐部から送気口金25までの管路抵抗と加圧送
気管路23の管路抵抗はそれぞれの口金の開口部に図示
しないオリフィス等の抵抗部を設けてそれぞれ等しいよ
うにしており、内視鏡1の洗滌時に前記送気送水装置2
0より洗滌液等を注入した場合に等しい流量が得られる
ようにしている。
【0024】また、前記送気送水口金24には接続具2
8を介して送水タンク29内の洗滌水を加圧するための
送気チューブ30と洗滌水までのびる送水チューブ31
が接続されている。そして操作部2の送気送水制御装置
20を操作することにより送気送水を行うことができ
る。
【0025】次に、図2、図3により送気送水制御装置
20の構造を説明する。送気送水シリンダ32は略有底
円筒であり、操作部2の外壁部33にOリング139で
シールしつつ装着管34でねじ止め固定されている。
【0026】送気送水シリンダ32の周壁には中段にコ
ネクタ側送気送水管路21が接続パイプ138を介して
接続されて開口し、このコネクタ側送気管路21の開口
部と同一円周方向の下段に先端側送気管路13が接続さ
れて開口した逆止弁35が接続パイプ138を介して接
続されて開口している。この逆止弁部35は図1の矢印
B方向にのみ流体を通すような構造になっている。
【0027】また、前記送気送水シリンダ32のコネク
タ側送気管路の開口部とは異なる円周方向の中段にコネ
クタ側送水管路22が接続パイプ138を介して接続さ
れて開口し、このコネクタ側送水管路22の開口部と同
一円周方向の下段に先端側送水管路14が接続パイプ1
38を介して接続されて開口している。
【0028】前記送気送水シリンダ32の上段には係止
ピン36が先端を送気送水シリンダ32の内周壁より突
出させるようにねじ止め固定されている。前記送気送水
シリンダ32には送気送水ピストン37が挿嵌されてお
り、この送気送水ピストン37の下端にはコイルスプリ
ング38が介装されている。前記送気送水ピストン37
の外周壁上に設けられた鉤状の溝39は前記係止ピン3
6が挿嵌し、この係止ピン36と溝39により前記送気
送水ピストン37と送気送水シリンダ32は円周方向に
位置決めされ、前記送気送水ピストン37の待機状態及
び送気状態と送水状態のストロークが規制されると同時
に前記コイルスプリング38により上方に付勢される。
【0029】前記送気送水ピストン37には上下方向に
貫通した穴があり、リーク穴40を構成していると同時
に待機状態及び送気状態で前記送気送水シリンダ32の
コネクタ側送気管路21開口部と対応する外周位置から
下端まで縦溝41が設けられ、送水状態で前記送気送水
シリンダ32のコネクタ側送水管路22開口部と先端側
送水管路14開口部に対応する外周位置を結ぶ縦溝42
が設けられている。
【0030】また前記送気送水ピストン37の上端には
リーク穴40を構成する穴を有した送気送水ボタン43
が固定され、この送気送水ボタン43の外周部は前記装
着環34より円周方向で外側にあり送気送水ボタン43
に付着した汚物等が送気送水シリンダ32内に混入しな
いようになっている。
【0031】以上のように構成された送気送水制御装置
20の作用を説明すると、待機状態では光源装置6内の
図示しない送気ポンプによりコネクタ側送気管路21内
に送気された空気は送気送水ピストン37の縦溝41を
通って送気送水シリンダ32内に入る。ここで逆止弁3
5、先端側送気管路13等の管路抵抗が大きいため前記
空気はコイルスプリング38の間を通ってリーク穴40
を通って外気にリークする(矢印A)。よって送気送水
は行わない。
【0032】送気状態では同様にして送気された空気は
送気送水シリンダ32内に入ってくるが、ここでリーク
穴40を指で塞ぐと矢印Bに沿って逆止弁35、先端側
送気管路13、共通管路15、噴射ノズル16を経て送
気される。
【0033】送水状態では送気送水ボタン43を送気送
水ピストン37の溝39と係止ピン36によりストロー
クが規制されるまで下方に押し込むことにより、前記送
気送水ピストン37はコイルスプリング38に抗して下
方に押し下げられる。送気送水ピストン37の縦溝41
も下方に移動し、前記コネクタ側送気管路21の開口部
は遮閉される。
【0034】同時に送気送水ピストン37の縦溝42も
下方に移動し、この縦溝42によりコネクタ側送水管路
22の開口部と先端側送水管路14が連通され送水状態
となる。つまり、図示しない送気ポンプによりコネクタ
側送気管路21内に送気された空気はコネクタ部5内で
分岐した加圧送気管路23を通り送気送水口金24、接
続具28、送気チューブ30を介して送水タンク29内
に至り、洗滌水が加圧される。
【0035】この洗滌水は送水チューブ31、接続具2
8、送気送水口金24を介してコネクタ側送水管路22
を通り、前記送気送水シリンダ32内で矢印Cに沿って
送気送水ピストン37の縦溝42を通って先端側送水管
路14、共通管路15、噴射ノズル16を経て送水され
る。
【0036】次に、図4、図5により吸引制御装置17
の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開口
し、上端の内径が大径で下端の内径が小径の略円筒であ
り上端を操作部2の外壁部33にOリング139でシー
ルしつつ装着環45でねじ止め固定されている。
【0037】吸引シリンダ44の周壁には円周上で対抗
する位置にコネクタ側吸引管路18と先端側吸引管路1
2が斜め下方からそれぞれ接続パイプ138を介して接
続されて開口している。また前記吸引シリンダ44の上
端近傍には係止ピン46が先端を吸引シリンダ44の外
周壁より突出させるようにねじ止め固定されている。
【0038】前記吸引シリンダ44には吸引ピストン4
7が挿嵌されており、この吸引ピストン47のフランジ
部に当接した吸引ボタン49の略円筒形をしたスリーブ
部57の円周壁上には第2図と同様な鉤状の溝48が設
けられて前記係止ピン46が挿嵌し、また吸引ピストン
47に設けられた縦溝134に嵌合するスリーブ57の
突起135により、前記吸引シリンダ44と吸引ピスト
ン47は円周方向に位置決めされ、前記吸引ピストン4
7の待機状態と吸引状態のストロークが規制されると同
時に、吸引ピストン47の上部に設けた吸引ボタン49
の頭部56と前記スリーブ部57の間に介装されたタケ
ノコばね50により前記吸引ピストン47は上方に付勢
される。
【0039】また前記吸引ピストン47は吸引状態にお
いて前記コネクタ側吸引管路18の開口部と先端側吸引
管路12の開口部に対応する外周部の位置を結ぶ貫通穴
51が設けられ、待機状態において前記先端側吸引管路
12の開口部のみ遮閉する如く下端面はある角度を持っ
て形成されている。
【0040】前記タケノコばね50は密に巻いてあり、
前記吸引シリンダ44と吸引ピストン47の上端の隙間
から吸引状態で体腔内の汚物が飛散するのを防いでい
る。また、前記吸引シリンダ44の下端開口に接着固定
されたシリコンゴム等の弾性のある材質で成形された逆
止弁52も前記吸引シリンダ44と吸引ピストン47の
下端の隙間から吸引状態で体腔内の汚物が飛散するのを
防いでいると同時に待機状態でコネクタ側吸引管路18
と外気をリークさせている。
【0041】次に、前述のように構成された吸引制御装
置17の作用を説明する。図4に示すように待機状態で
は、コネクタ部5に突設された吸引口金19に吸引チュ
ーブ26を接続して吸引ポンプ27を作動させると、コ
ネクタ側吸引管路18と先端側吸引管路12は吸引ピス
トン47によって遮断されているのでコネクタ側吸引管
路18に作用した吸引力によって矢印Aに沿って逆止弁
52のリーク穴を介して外気が吸引される。したがって
体腔内の体液等を吸引されることがない。
【0042】図5に示すように吸引状態では、吸引ボタ
ン49を吸引ピストン47の縦溝134と突起135に
よりストロークが規制されるまで下方に押し込むことに
より、前記吸引ピストン47はタケノコばね50に抗し
て下方に押し下げられ、貫通穴51によりコネクタ側吸
引管路18と先端側吸引管路12は連通されるので前記
コネクタ側吸引管路18に作用した吸引力が矢印Bに沿
って内視鏡1の先端に開口した先端側吸引管路12に作
用して体腔内の体液等を吸引することとなる。
【0043】また、吸引制御弁17を洗滌する場合は吸
引ピストン47を吸引シリンダ44より抜取り超音波洗
滌機等で洗滌する。吸引シリンダ44の内周壁とコネク
タ側吸引管路18と先端側吸引管路はそれぞれ洗滌液等
の注入やブラシ等で洗滌する。
【0044】前記のように第1の実施例では、送気送水
制御装置20において送気送水シリンダ32に接続され
るコネクタ側送気管路21と先端側送気管路13、コネ
クタ側送水管路22と先端側送水管路14がそれぞれ同
一円周方向に開口して2つの縦溝41,42によって送
気送水を制御するのでパッキン等が不用になり構造が簡
単になる。
【0045】また、送気送水ピストン37の下部にコイ
ルスプリング38を介装し係止ピン36と溝39により
送気送水ピストン37を送気送水シリンダ32に対して
位置決めしているので送気送水ピストン37を送気送水
シリンダ32から抜取った場合、送気送水ピストン37
は表面上隠れる所がなくなり超音波洗滌の時間短縮が図
れる。
【0046】吸引制御装置17において吸引ピストン4
7の下端面はある角度を持って形成されて吸引待機状態
を行うようにしているので吸引ピストン47は構造が簡
単になる。また吸引シリンダ44の内周壁には上端より
ブラシで洗滌する場合、ブラシの当たらない部分がなく
洗滌時の手間が削減される。
【0047】図7〜図14は第2の実施例を示し、図7
は内視鏡の概略的構成図、図8は内視鏡操作部の斜視
図、図9は送気送水制御装置の縦断側面図、図10は送
気送水ピストンのパッキン部の別の構成の断面図、図1
1は送気送水、吸引の各管路の接続部断面図、図12は
吸引制御装置の待機状態の断面図、図13は吸引制御装
置の吸引状態の断面図、図14はコネクタ部の斜視図で
ある。
【0048】図7に示すように、本実施例の内視鏡1と
第1の実施例とはコネクタ側送気管路21とコネクタ側
送水管路22が送気送水ボタン43に接続され、コネク
タ側吸引管路18が吸引ボタン49に接続されてユニバ
ーサルコード4の外を通ることと、コネクタ部5を光源
装置6に接続する場合に送気アダプタ53を介すること
と、送水タンク29にコネクタ側送気管路21、コネク
タ側送水管路22、加圧送気管路23の3管路が接続さ
れることが異なるが、それ以外は概ね等しく、内視鏡1
としての作用も概ね等しい。
【0049】次に、図8と図11に示すように、本実施
例では前記したように送気送水ボタン43にコネクタ側
送気管路21とコネクタ側送水管路22の一端が着脱自
在に接続され、また吸引ボタン49にコネクタ側吸引管
路18の一端が着脱自在に接続されて、前記3管路のチ
ューブは操作部2の外壁部33のユニバーサルコード4
の固定部近傍に、このユニバーサルコード4の延長方向
と同一方向に設けられた固定溝54に押込まれて固定さ
れる。
【0050】前記3管路の他端はユニバーサルコード4
に嵌着された中継部材55を介してコネクタ側吸引管路
18は吸引チューブ26に着脱自在に接続され吸引ポン
プ27に連通し、コネクタ側送気管路21は送気チュー
ブに、コネクタ側送水管路22は送気チューブ30に着
脱自在に接続され、それぞれ送水タンク29に連通して
いる。
【0051】前記のように構成された3管路は、洗滌時
に中継部材55からそれぞれのチューブを着脱して洗滌
する。また中継部材55もユニバーサルコード4から着
脱して洗滌する。
【0052】次に、図9により送気送水制御装置20の
構造を説明する。送気送水シリンダ32は略円筒であ
り、操作部2の外壁部33に第1の実施例と同様に装着
環34でねじ止め固定され、下端は外壁部33より外部
に開口しており、上部開口は大径、下部開口は小径とな
っている。
【0053】送気送水シリンダ32の周壁には上段に先
端側送水管路14、下段に先端側送気管路13が接続パ
イプ138を介して接続され開口している。送気送水シ
リンダ32には送気送水ピストン37が挿入され、この
送気送水ピストン37上端には送気送水ボタン43の頭
部56がねじ止め固定されている。また、送気送水ボタ
ン43の略円筒状のスリーブ部57には装着部58が弾
性を有する樹脂でインサート成形されており装着環34
に装着することによりスリーブ部57は送気送水シリン
ダ32に嵌着される。
【0054】送気送水ピストン37のフランジ部59は
スリーブ部57の下端に当接しかつ、送気送水ボタン5
6の頭部56とスリーブ部57の間に介装されたスプリ
ング60により送気送水ピストン59は上方に付勢され
る。送気送水ボタン43のスリーブ部57の上段にはコ
ネクタ側送気管路21、下段にはコネクタ側送水管路2
2が接続され開口している。
【0055】送気送水ピストン37はそれぞれ対応する
位置でスリーブ部57の内周や送気送水シリンダ32の
内周より小さな外径で、コネクタ側送気管路21の開口
部に対応する位置に直径方向に貫通穴61を有する。こ
の貫通穴61の上下にはそれぞれパッキン62,63が
嵌着し、前記フランジ部59の上部近傍にもパッキン6
4が嵌着する。前記3つのパッキン61,62,63は
フランジ部59の内周と摺動し、かつ流体(洗滌液、空
気等)をシールする。
【0056】また、送気送水ピストン37はフランジ部
59の下部で待機状態及び送気状態及び送水状態におい
て先端側送気管路13と先端側送水管路14のそれぞれ
の開口に対応する位置の間をシールする部分にもパッキ
ン65が嵌着し、前記先端側送気管路13の開口に対応
する位置よりも待機状態及び送気状態で下部でかつ、送
気送水シリンダ32の上端大径開口と下端小径開口によ
る段差69によって流体をシールしかつ、送気送水ピス
トン37のストロークを規制する逆止弁66が嵌着して
いる。
【0057】また、送気送水ピストン37は逆止弁66
より下方に直径方向に貫通孔67を有し、その下方には
パッキン58が嵌着している。以上5つのパッキン6
2,63,64,65,68や逆止弁66を送気送水ピ
ストン37に嵌着する場合にはシリコン系接着剤を隙間
に充填している。前記貫通穴67より送気送水ピストン
37の上端までリーク穴40が貫通し開口している。
【0058】以上のように構成された送気送水制御装置
20の作用を説明すると、待機状態では光源装置6内の
図示しない送気ポンプにより加圧送気管路23に送気さ
れた空気は送気タンク29、コネクタ側送気管路21、
送気送水ボタン43のスリーブ部57を経て送気送水シ
リンダ32内の貫通穴61に入る。
【0059】ここで、リーク穴40、貫通穴67、逆止
弁66を通過して先端側送気管路113等の管路抵抗が
大きいため前記空気はリーク穴40を通って上方から外
気にリークする(矢印A)。よって送気送水は行われな
い。
【0060】送気状態では同様にして送気された空気は
送気送水シリンダ32内の貫通穴61に入ってくるが、
ここでリーク穴40を指で塞ぐと、矢印Bに沿って貫通
穴67、逆止弁66、先端側送気管路13、共通管路1
5、噴射ノズル16を経て送気される。
【0061】送水状態では送気送水ボタン43の頭部5
6を逆止弁66と送気送水シリンダ32の上端大径開口
と下端小径開口による段差によってストロークが規制さ
れるまで下方に押し込むことにより、前記送気送水ピス
トン37はスプリング60に抗して下方に押し下げられ
る。
【0062】送気送水ピストン37のパッキン64も下
方に移動し送気送水ボタン43のスリーブ部57の内周
下端より下方に移動し、コネクタ側送水管路22の開口
部と先端側送水管路14の開口部が連通され送水状態と
なる。つまり、図示しない送気ポンプにより加圧送気管
路23内に送気された空気は送水タンク29に至り、洗
滌水が加圧される。この洗滌水はコネクタ側送水管路2
2を通り前記送気送水シリンダ32内で矢印Cに沿って
先端側送水管路14、共通管路15、噴射ノズル16を
経て送水される。
【0063】また、送気送水ピストン37、送気送水ボ
タン43は洗滌時に送気送水シリンダ32より抜き取り
コネクタ側送気管路21、コネクタ側送水管路22は洗
滌時に送気送水シリンダ32より抜き取りコネクタ側送
気管路21、コネクタ側送水管路22のそれぞれのチュ
ーブを外して超音波洗滌等により洗滌を行う。また、送
気送水シリンダ37は専用のブラシで洗滌を行う。
【0064】次に、図12、図13により吸引制御装置
の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開口
し、ない周壁に内径の変化による段差のない略円筒であ
り、上端を操作部2の外壁部33に第1の実施例と同様
に装着環45でねじ止め固定されている。吸引シリンダ
44の周壁には先端側吸引管路12が斜め下方から接続
パイプ138を介して接続され開口している。
【0065】前記吸引シリンダ44には吸引ピストン4
7が挿嵌されており、第1の実施例の図4、図5と同様
に係止ピン46と鈎状の溝48(ともに図示しない)
と、また吸引ピストン47に設けられた縦溝134に嵌
合するスリーブ部57の突起135により、円周上に位
置決めされ、前記吸引ピストン47の待機状態と吸引状
態とストロークが規制されている。
【0066】また、吸引ピストン47の上端にねじ止め
されている吸引ボタン49の頭部と略円筒状で内周上端
にフランジ部70を有する前記吸引ボタン49のスリー
ブ部11とに介装されたタケノコばね50により吸引ピ
ストン47は上方に付勢される。また、吸引ボタン49
のスリーブ部11にはコネクダ側吸引管路18が着脱自
在に接続されて開口している。
【0067】吸引ピストン47には待機状態においてコ
ネクタ側吸引管路18のみ吸引シリンダ44の下端開口
に連通すべく縦溝73が吸引ピストン47の下端まで設
けられていると同時に先端側吸引管路12を遮閉すべく
長さまで吸引シリンダ44に嵌合している。また、吸引
状態において前記コネクダ側吸引管路18の開口部と先
端側吸引管路12の開口部に対応する吸引ピストン47
の位置を結ぶ貫通穴51が設けられている。吸引シリン
ダ44の下端開口は第1の実施例と同様に逆止弁52が
接着固定され、コネクタ側吸引管路18と外気とをリー
クさせている。
【0068】以上のように構成された吸引制御装置17
の作用を説明する。図12に示すように待機状態では吸
引ポンプ27を作動させると、コネクタ側吸引管路18
と先端側吸引管路12は吸引ピストン47によって遮断
されているのでコネクタ側吸引管路18に作用した吸引
力によって矢印Aに沿って逆止弁52のリーク穴を介し
て外気が吸引される。したがって、体腔内の体液等を吸
引されることがない。
【0069】図13に示すように吸引状態では、吸引ボ
タン49を吸引ピストン47の縦溝134と突起135
によりストロークが規制されるまで下方に押し込むこと
により、前記吸引ピストン47にタケノコばね50に抗
して下方に押し下げられ、貫通穴51によりコネクタ側
吸引管路18と先端側吸引管路12は連通されるので前
記コネクタ側吸引管路18に作用した吸引力が矢印Bに
沿って内視鏡1の先端に開口した先端側吸引管路12に
作用して体腔内の体液等を吸引することとなる。
【0070】また吸引制御弁17を洗滌する場合は、吸
引ピストン47と吸引ボタン49を吸引シリンダ44よ
り抜取り超音波洗滌機等で洗滌する。吸引シリンダ44
の内周壁とコネクタ側吸引管路18と先端側吸引管路は
それぞれ洗滌液等の注入やブラシ等で洗滌する。
【0071】次に、図14により送気アダプタ53の構
造を説明する。送気アダプタ53はコネクタ部5の端面
から突出したライトガイド7のライトガイド口金74と
ライトガイド挿入穴75が着脱自在に嵌合され、ライト
ガイド口金74の根元部に設けられたキー76により位
置決めされている。送気アダプタ53の一端面からは送
気口金25が突出し、他端面からは加圧送気管路23が
突出しコネクタ部5の側周面に設けられた溝78に嵌め
込まれて送水タンク29へと接続されている。このよう
に送気アダプタ53が接続されたコネクタ部5は光源装
置6に接続されてCリング77により係止されている。
【0072】以上のように構成された送気アダプタ53
の作用を説明すると、光源装置6内の図示しない送気ポ
ンプにより送気口金25に接続された加圧送気管路23
に送気され、送気送水を行う。洗滌時にはコネクタ部5
より抜取り内視鏡1とは別に洗滌(たとえば超音波洗滌
等)する。
【0073】前記のような第2の実施例では、中継部材
55の前後でチューブが分割でき、またそれぞれのチュ
ーブを透明なものにしておくと洗滌が容易であるばかり
でなく外見から洗滌度の確認もできる。
【0074】また、送気送水ピストン37にコネクタ側
送気管路21とコネクタ側送水管路22のチューブが着
脱可能に接続されているので洗滌時にチューブを外すと
2本のチューブ、送気送水ピストン37が洗滌しやす
く、また送気送水シリンダ32の構造が簡単になるので
洗滌しやすくなる。その上送気送水シリンダ32の下端
部が開口しているので洗滌後の水切れもよくなる。
【0075】また送気送水ピストン37の5つのパッキ
ン62,63,64,65,68と逆止弁66の嵌着す
る際に隙間をシリコン系接着剤で充填しているのでパッ
キン等の隙間に汚れが付着することがなく洗滌時の時間
短縮になる。これと同じ効果をもたらすには図10に示
すようにパッキン等を送気送水ピストン37の軸方向に
上下とも延長し、この延長部に糸を巻き接着することも
できる。
【0076】吸引制御弁17では第1の実施例と同様に
構造が簡単になり、洗滌時の手間が削減されるだけでな
く、コネクタ側吸引管路18が操作部2の固定溝54に
固定されるのでチューブがバラつくこともない。またコ
ネクタ側吸引管路18が着脱可能であるので取り換えも
可能である。送気アダプタ53では従来のようにコネク
タ部5内に分岐部が存在しないだけでなく、内視鏡1と
別体として超音波洗滌できるので洗滌にかかる手間が大
幅に削減される。
【0077】図15〜24は第3の実施例を示し、図1
5は内視鏡の概略的構成図、図16は内視鏡操作部の斜
視図、図17は送気コネクタとコネクタ部の斜視図、図
18は送気送水制御装置の縦断側面図、図19は他の送
気送水制御装置の操作説明図、図20は吸引制御装置の
待機状態の断面図、図21は吸引制御装置の吸引状態の
断面図、図22は操作部に送気、送水、吸引の各チュー
ブを接続した要部断面図、図23は操作部に送気、送
水、吸引の各チューブを接続した他の断面図、図24は
他の方法で操作部と送気、送水、吸引の各チューブとを
接続した要部断面図である。
【0078】図15に示すように、本実施例の内視鏡1
は概略の構成で第2の実施例とは送気送水制御装置20
全体を示す送気送水ユニット79と吸引制御装置17全
体を示す吸引ユニット80、操作部2より着脱できる以
外は概ね等しく、内視鏡1としての作用も概ね等しい。
【0079】次に、図16に示す示すように、本実施例
では前記したように送気送水ユニット79が操作部2よ
り着脱できるように送気送水制御装置20にそれぞれの
一端が着脱自在に接続された送気中継チューブ81と送
水中継チューブ82の他端が操作部2のグリップ部83
に設けられた溝84に沿ってはわされグリップ部83の
先端側端部近傍に設けられた中継口金85を介してそれ
ぞれ先端側送気管路13と先端側送水管路14に着脱自
在に接続されている。
【0080】同様に吸引ユニット80が操作部2より着
脱できるように吸引制御装置17に一端が着脱自在に接
続された吸引中継チューブ86の他端は鉗子栓87の側
部に接続されて、この鉗子栓87はグリップ部83の先
端側端部近傍に設けられた挿入口88を介して先端側吸
引管路12に接続されている。
【0081】また送気送水制御装置20にはコネクタ側
送気管路21とコネクタ側送水管路22の一端が着脱自
在に接続され、操作部2の外壁部33のユニバーサルコ
ード4の固定部近傍にユニバーサルコード4の延長方向
と同一方向に設けられた固定溝54に挿入されて後述す
る方法で固定されて他端は送水タンク29に接続され、
それぞれ送気チューブ30と送水チューブ31を構成し
ている。
【0082】同時に吸引制御装置17にはコネクタ側吸
引管路21の中継チューブ89の一端が着脱自在に接続
され、図24に示すように他端は両端部近傍にそれぞれ
フランジ部91を有したパイプ90の一端に接続されて
いる。このパイプ90は2つのフランジ部91で上記固
定溝54の両端部を挟持しかつ固定溝54に嵌着され
る。前記パイプ90の他端には吸引チューブ26が着脱
自在に吸引ポンプ27に連通している。
【0083】前記固定溝54には最初に送水チューブ3
1、送気チューブ30を押込んだ後、パイプ90を嵌着
する。以上のように構成された操作部2は、洗滌時に操
作部2より送気送水ユニット79と吸引ユニット80を
取り外し、またそれぞれのチューブやパイプを抜いて、
それぞれ単独で洗滌を行う。
【0084】次に、図18により送気送水ユニット79
の構造を説明する。送気送水シリンダ32は略有底円筒
にポリサルホン(以下PSFと記す)や変性ポリフェニ
レンオキサイド(以下変性PPOと記す)等の樹脂によ
り成形されており、操作部2の外壁部33の凹部92に
凸部93で着脱自在に接続されたこれもPSFや変性P
PO等の樹脂により成形された外壁94に金属製の装着
環34でねじ止め固定されている。
【0085】送気送水シリンダ32の周壁の最上段にコ
ネクタ側送気管路21の送気チューブ30が着脱可能な
コネクタ側送気突起95が斜め下方に突設されて送気送
水シリンダ32の内周壁に連通穴105を開口してい
る。その下段にはコネクタ側送水管路22の送水チュー
ブ31が着脱可能なコネクタ側送水突起96が斜め下方
に突設されて同様に連通穴106を開口している。また
その下段には送水中継チューブ82が着脱可能な先端側
送水突起97が突設されて同様に連通穴107を開口し
ている。そして最下段には送気中継チューブ81が着脱
可能な先端側送気突起98が突設して同様に連通穴10
8を開口している。
【0086】また、送気送水シリンダ32を外壁94に
固定した場合に前記コネクタ側送気突起95とコネクタ
側送水突起96に対応する位置を結んだ直線上には外壁
94に切欠き99を設けてそれぞれ送気チューブ30と
送水チューブ31が着脱自在に接続できる。また、前記
装着環34には外周に頭部が突出するように金属製の係
止ピン100がねじ止め固定されている。
【0087】前記送気送水シリンダ32にはPSFや変
性PPO等の樹脂により成形された送気送水ピストン3
7が挿嵌されており、この送気送水ピストン37の上端
にはPSFや変性PPO等の樹脂により成形された送気
送水ボタン43の頭部56が固定されている。また同様
に成形された送気送水ボタン43の略円筒状のスリーブ
部57には第1の実施例、第2の実施例に示したような
鉤状の溝が設けられており係止ピン100に嵌合させて
送気送水ピストン37は送気送水シリンダ32に係止す
ることができる。またスリーブ部の内周方向に設けられ
たフランジ102は待機状態で送気送水ピストン37上
端近傍に設けられたフランジ103に当設している。こ
こで頭部56とスリーブ57のフランジ部102の間に
介装された金属製のスプリング60により送気送水ピス
トン37は上方に付勢される。
【0088】前記送気送水ピストン37にはパッキン1
04が隙間にシリコン系接着剤を充填して嵌着されてお
り、待機状態で連通穴105の開口部に対応する位置で
直径方向に送気送水ピストン37とパッキン104を貫
通する貫通穴109を有し、またパッキン104下端か
ら送気送水ピストン37、送気送水ボタン43の頭部5
6まで上下方向に貫通するリーク穴40を有している。
【0089】また、パッキン104には待機状態及び送
気状態及び送水状態において連通穴105の開口部に対
応する位置と上記フランジ103との間で空気等の流れ
をシールする突起110と、同じく連通穴105,10
6の開口部に対応する位置の間で空気や洗滌液等の流れ
をシールする突起111と、待機状態及び送気状態にお
いて連通穴106,107の開口部に対応する位置の間
で空気や洗滌液等の流れをシールし、送水状態において
連通穴107を乗り越える突起112と、待機状態及び
送気状態及び送水状態において連通穴107,108の
開口部に対応する位置の間で空気や洗滌液等の流れをシ
ールする突起113と、パッキン104の下端にあり連
通穴108の開口部に対応する位置より下部で待機状態
及び送気状態で図中矢印Bの方向にのみ空気等の流れを
通過させ、送水状態では送気送水シリンダー32の段差
114に当接して矢印B方向の空気等の流れをシールす
るとともに、送気送水ピストン37のストロークを規制
する逆止弁115を有している。
【0090】以上のように構成された送気送水ユニット
79の作用を説明すると、待機状態では光源装置6内の
図示しない送気ポンプより加圧管路23に送気された空
気は送水タンク29、コネクタ側送気管路21の送気チ
ューブ30を経て送気送水シリンダ32内の貫通穴10
9に入る。ここでリーク穴40、貫通穴109、逆止弁
115を通過して送気中継チューブ81等の管路抵抗が
大きいため前記空気はリーク穴40を通って上方から外
気にリークする(矢印A)。よって送気送水は行わな
い。
【0091】送気状態では同様にして送気された空気は
送気送水シリンダ32内の貫通穴109に入ってくる
が、ここでリーク穴40を指で塞ぐと矢印Bに沿って貫
通穴109、逆止弁115、送気中継チューブ81、先
端側送気管路13、共通管路15、噴射ノズル16を経
て送気される。
【0092】送水状態では送気送水ボタン43の頭部5
6を逆止弁115と送気送水シリンダー32の段差11
4によってストロークが規制されるまで下方に押込むこ
とにより、上記送気送水ピストン37はスプリング60
に抗して下方に押し下げられる。送気送水ピストン37
のパッキン104も下方に移動し、突起112は連通穴
107の開口部を通過し、送水チューブ31の接続され
た連通穴106と送水中継チューブ82の接続された連
通穴107が挿通され送水状態となる。つまり、図示せ
ぬ送気ポンプにより加圧送気管路23内に送気された空
気は送水タンク29に至り、洗滌水が加圧される。この
洗滌水はコネクタ側送水管路22の送水チューブ31を
通り送気送水シリンダ32内で矢印Cに沿って送水中継
チューブ82、先端側送水管路14、共通管路15、噴
射ノズル16を経て送水される。
【0093】また、送気送水ユニット79は洗滌時に操
作部2よりはずし、送気チューブ30、送水チューブ3
1、送気中継チューブ81、送水中継チューブ82をは
ずして外壁94に固定された送気送水シリンダ32から
送気送水ピストン37を抜取りそれぞれ超音波洗滌等を
行う。
【0094】次に、図20、図21により吸引ユニット
80の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開
口し、上下端の内径が大径でその他の内径が小径の略円
筒としてPSFや変性PPO等の樹脂により成形されて
おり、周壁にはコネクタ側吸引管路21の吸引チューブ
26が着脱可能なコネクタ側吸引突起116が突設され
た吸引シリンダ44の内周壁に連通穴117を開口して
いる。また上記連通穴117の開口と円周上で対抗する
位置に吸引中継チューブ86が着脱可能な先端側吸引突
起118が突設されて同様に連通穴119が開口してい
る。
【0095】前記吸引シリンダ44は操作部2の外壁部
33に着脱自在に挿嵌されているが、前記コネクタ側吸
引突起116と先端側吸引突起118に対応する位置に
は外壁部33にそれぞれ切欠き121,122を設けて
それぞれ吸引チューブ26と吸引中継チューブ86が着
脱自在に接続できるとともに、前記送気送水シリンダ4
4を外壁部33に対して軸方向及び円周方向に位置決め
する。
【0096】また、前記吸引シリンダ44にはPSFや
変性PPO等の樹脂により成形された吸引ピストン47
が挿嵌されており、第1の実施例の図4,図5と同様に
係止ピン46と溝48と、また吸引ピストン47に設け
られた縦溝134に嵌合するスリーブ部57の突起85
により吸引ピストン47は吸引シリンダ44に対して円
周方向に位置決めされ、前記吸引ピストン47の待機状
態のストロークが規制される。
【0097】また、吸引ピストン47の上部に設けた吸
引ボタン49の頭部69とスリーブ部57との間に介装
されたタケノコばね50により前記吸引ピストン47は
上方に付勢される。
【0098】吸引ピストン47には待機状態において連
通穴117の開口部のみ吸引シリンダー44下端開口に
連通すべくタテ溝73が吸引ピストン47の下端まで設
けられると同時に連通穴119開口部を遮閉すべく長さ
まで吸引シリンダー44に嵌合している。
【0099】また、吸引状態において連通穴117の開
口部と連通穴119の開口部に対応する吸引ピストン4
7の位置を結ぶ貫通穴51が設けられている。吸引シリ
ンダー44下端開口には第1の実施例と同様に逆止弁5
2が接着固定されており、コネクタ側吸引管路18と外
気とをリークさせていると同時に吸引ユニット80が操
作部2より容易に抜けないように操作部2の外壁部33
に嵌着されている。
【0100】以上のように構成された吸引ユニット80
の作用を説明する。図20に示すように待機状態では吸
引ユニット27を作動させると、吸引チューブ26と吸
引中継チューブ86は吸引ピストン47によって遮断さ
れているので吸引チューブ26に作用した吸引力によっ
て矢印Aに沿って逆止弁52のリーク穴を介して外気が
吸引される。したがって体腔内の体液等を吸引されるこ
とがない。
【0101】図21に示すように吸引状態では、吸引ボ
タン49を係止突起120と溝48によりストロークが
規制されるまで下方に押し込むことにより、前記吸引ピ
ストン47にタケノコばね50に抗して下方に押し下げ
られ、貫通穴51により、吸引チューブ26と吸引中継
チューブ86は連通するので前記吸引チューブ26に作
用した吸引力が矢印Bに沿って内視鏡1の先端に開口し
た先端側吸引管路12に作用して体腔内の体液等を吸引
することとなる。
【0102】また、吸引ユニット80を洗滌する場合は
吸引シリンダ44と吸引ピストン47を吸引シリンダ4
4より抜取り超音波洗滌機等で洗滌する。吸引シリンダ
44の内周壁とコネクタ側吸引管路18と先端側吸引管
路はそれぞれ洗滌液等の注入とブラシ等で洗滌する。
【0103】次に、図17よりコネクタ部5の構造を説
明する。コネクタ部5の端部123は略円柱形をしてお
り、この端部の中心軸124からある一定距離オフセッ
トした位置にライドガイド7のライドガイド口金75が
突出している。コネクタ部5の端部の端面の後方には中
心軸124に同軸にCリング77が挿入され、その後方
には結合部125を介して中心軸124からある一定距
離オフセットした位置に中心軸127を持つコネクタ本
体126、ユニバーサルコード4が接続されている。
【0104】前記コネクタ部5の端部123には中心軸
124からライトガイド口金75とは反対方向にある一
定距離だけオフセットした位置に送気口金挿入穴128
が貫通している。この送気口金挿入穴128には加圧送
気管路23が接続された送気口金25が嵌挿され、この
送気口金25に挿入されたCリング129により係止さ
れる。また以上のコネクタ部5は光源装置6に接続さ
れ、ライトガイド口金15のライトガイド7の端面に照
明光を供給し、送気口金25に接続された加圧送気管路
23には図示しない送気ポンプより送気される。
【0105】前記のような第3の実施例では送気送水ユ
ニット79が操作部2より着脱可能とするために送気送
水制御弁20に一端が着脱自在に接続された送気中継チ
ューブ81と送水中継チューブ82の他端を操作部2の
グリップ部83に設けられた溝84に沿ってはわされた
グリップ部83の先端側端部近傍に設けられた中継口金
85に着脱可能としたので、グリップ部83を把持する
場合に前記2本のチューブが手に干渉しないばかりでな
く、中継口金85も手の干渉を考えなくてよいので洗滌
しやすいように外部に突出している。また管路のほとん
どが着脱可能であるので着脱後の内視鏡1の洗滌の手間
を削減することができる。
【0106】ここで、送気送水ユニット79の送気送水
シリンダー32と先端側送気管路13及び先端側送水管
路14の接続は図19のように、送水ユニット79を操
作部2の外壁部33に接続した場合、テーパ状の先端側
送気突起98及び先端側送水突起97が、前記外壁部3
3より突出したそれぞれ先端側送気管路14及び先端側
送水管路15に押圧当接されて接続すると、前記効果に
加えて送気送水ユニット79の操作部2の外壁部33に
接続するのがワンアクションで完結することができる。
【0107】また、操作部2の外壁部33に設けられた
固定溝54に送水チューブ31、送気チューブ30、両
端に中継チューブ89と吸引チューブ26が着脱自在に
接続され両端近傍にフランジ部91を有したパイプ90
を嵌着固定するようにしたことにより、3つの管路はず
れることなく固定できると同時にチューブ、パイプを分
割することにより洗滌が容易になる。
【0108】これと同様の効果は、図24のようにコネ
クタ側吸引突起116にポリエチレン等の弾性を有する
樹脂により成形された曲げパイプ130の一端を接続
し、多端に吸引チューブ26を接続して該曲げパイプ1
30の胴部を前記固定溝54に嵌挿させることによって
も得ることができる。
【0109】また、送気送水ユニット79では、洗滌時
に送気送水シリンダ32及び送気送水ピストン37を超
音波洗滌等を行った後、材質がPSFや変性PPOで成
形されているのでオートクレーブで消毒可能であるので
消毒が確実にできる。送気送水ピストン37のコネクタ
側送気突起95及びコネクタ側送水突起96が斜め下方
に突出しているので送気チューブ30及び送水チューブ
31を接続する場合に固定溝54の上端方向に無理なく
前記2本のチューブを接続することができる。
【0110】また、吸引ユニット80では吸引シリンダ
44の内周壁には上下端よりブラシで洗滌する場合ブラ
シの当たらない場所がなく洗滌時間が削減されるだけで
なく、送気送水ユニット79と同様に吸引ユニット80
も消毒がオートクレーブで確実にできる。吸引ユニット
80の嵌着している穴も単純な円筒であるので洗滌時間
に手間が少なくてすむ。
【0111】また、コネクタ部5では中心軸124と中
心軸127がある一定距離オフセットしているので送気
口金挿入穴128に送気口金25をまっすぐ挿入するこ
とができ、送気口金25のみを抜取り洗滌が可能とな
る。
【0112】図25,図26は第4の実施例を示す。本
実施例は吸引シリンダ44の下端開口に逆止弁53が存
在しないことと、吸引ピストン47と吸引シリンダ44
の係止方法が異なるのでその他は第1の実施例と同じ構
成である。
【0113】吸引シリンダ44の上端開口は操作部2よ
り突出し、この突出部分の外周にはいくつかの縦溝13
6が設けられている。吸引ピストン47の上端には弾性
を有する材質で成形された吸引ボタン49が固定され、
この吸引ボタン49の周部は下方へ延長されその端部内
周には前記縦溝136に嵌合する複数の突起137が設
けられている。
【0114】前記吸引ピストン47を吸引シリンダ44
に挿入する時、吸引ボタン49は弾性部材であるので突
起137は吸引シリンダー44の端部を乗り越えて縦溝
136に嵌合される。このとき、吸引ボタン49と吸引
シリンダ44との間に介装されたタケノコばね50によ
り吸引ピストン47は上方に付勢される。
【0115】また前記縦溝136と突起137により吸
引ピストン47と吸引シリンダ44は円周方向に位置決
めされ、前記吸引ピストン47の待機状態と吸引状態の
ストロークが規制される。
【0116】以上のように構成された第4の実施例の作
用は概ね第1の実施例と等しい。また効果としては第1
の実施例の効果に加え、吸引シリンダ44の下端が開口
しているので洗滌時に水切れが良くなり洗滌時間の短縮
が図られ、前記縦溝136と突起137で吸引ピストン
47と吸引シリンダ44の位置決めとストロークの規制
を行うので部品点数が少なくなり安価で製作できる。
【0117】第5の実施例は図示しないが、第1の実施
例において、吸引シリンダ44の下端開口に逆止弁52
を着脱可能にした構成で作用は第1の実施例と同様であ
る。第5の実施例の効果としては、第1の実施例の効果
に加えて、吸引シリンダ44の下端が開口しているので
洗滌時に水切れが良くなり洗滌時間の短縮が図られ、前
記逆止弁52により吸引シリンダ44の下端開口より体
腔内の体液等の汚物の飛散を防ぐことができる。
【0118】図27は第6の実施例を示す。第1の実施
例において、吸引シリンダ44の上端の内径が小径で下
端の内径が大径とした構成で作用は第1の実施例と同様
である。
【0119】本実施例の効果としては、下端からブラシ
で洗滌する場合ブラシの当たらない部分がないというこ
と以外は第1の実施例と同様である。図28は第7の実
施例を示す。第1の実施例において吸引シリンダ44の
上端の内径が大径で中段部の内径が中径で下端の内径が
小径とした構成で作用は第1の実施例と同様である。
【0120】本実施例の効果としては、上端からブラシ
で洗滌する場合ブラシの当たらない部分がないというこ
と以外は第1の実施例と同様である。図29は第8の実
施例を示す。第4の実施例において、吸引シリンダ44
の上端の内径が小径で中段部の内径が中径で下端の内径
が大径とした構成で作用は第4の実施例と同様である。
本実施例の効果としては、下端からブラシで洗滌する場
合ブラシの当たらない部分がないということ以外は第4
の実施例と同様である。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸引シリンダの内壁は、その中心軸を通る任意断面で、
中心軸に垂直な凹部のない内壁に形成されているため、
ブラシのあたらない部分がなく、短時間で確実に洗滌で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す内視鏡の概略的
構成図。
【図2】同実施例の送気送水ピストンの斜視図。
【図3】同実施例の送気送水制御装置の縦断側面図。
【図4】同実施例の吸引制御装置の待機状態の断面図。
【図5】同実施例の吸引制御装置の吸引状態の断面図。
【図6】同実施例の吸引ピストンの要部を破断した斜視
図。
【図7】この発明の第2の実施例を示す内視鏡の概略的
構成図。
【図8】同実施例の内視鏡操作部の斜視図。
【図9】同実施例の送気送水制御装置の縦断側面図。
【図10】同実施例の送気送水ピストンのパッキン部の
断面図。
【図11】同実施例の送気送水、吸引の各管路の接続部
断面図。
【図12】同実施例の吸引制御装置の待機状態の断面
図。
【図13】同実施例の吸引制御装置の吸引状態の断面
図。
【図14】同実施例のコネクタ部の斜視図。
【図15】この発明の第3の実施例を示す内視鏡の概略
的構成図。
【図16】同実施例の内視鏡操作部の斜視図。
【図17】同実施例の送気コネクタとコネクタ部の斜視
図。
【図18】同実施例の送気送水制御装置の縦断側面図。
【図19】同実施例の他の送気送水制御装置の操作説明
図。
【図20】同実施例の吸引制御装置の待機状態の断面
図。
【図21】同実施例の吸引制御装置の吸引状態の断面
図。
【図22】同実施例の操作部に送気、送水、吸引の各チ
ューブを接続した要部断面図。
【図23】図22のX−X線に沿う断面図。
【図24】同実施例の他の方法で操作部に送気、送水、
吸引の各チューブを接続した他の要部断面図。
【図25】この発明の第5の実施例を示す吸引制御装置
の斜視図。
【図26】同実施例の吸引制御装置の縦断側面図。
【図27】この発明の第5の実施例を示す吸引制御装置
の縦断側面図。
【図28】この発明の第6の実施例を示す吸引制御装置
の縦断側面図。
【図29】この発明の第7の実施例を示す吸引制御装置
の縦断側面図。
【図30】(a)〜(c)は従来の吸引制御装置の縦断
側面図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…操作部 3…挿入部 17…吸引制御装置 44…吸引シリンダ 47…吸引ピストン
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】そこで、吸引制御装置で洗滌性を向上させ
たものとして実開昭54−115790号公報に記載の
ものが公知である。前記従来技術によると、図30
(a)の吸引制御装置の断面図に示すように、吸引シリ
ンダ151の両端が開口し、前記吸引シリンダ151の
内周面上方には図示しない内視鏡先端の吸引口に連通
した先端側吸引管路152と下方には図示しない吸引ポ
ンプに連通するコネクタ側吸引管路153が開口してい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、コネクタ送気管路21はコネクタ
部5の端部の送気口金25に接続されて開口しており、
前記コネクタ部5を光源装置6に接続すると、図示しな
い送気ポンプからコネクタ側送気管路21に送気され
る。このとき、コネクタ側送気管路21の加圧送気管路
23の分岐部から送気口金25までの管路抵抗と加圧送
気管路23の管路抵抗はそれぞれの口金の開口部に図示
しないオリフィス等の抵抗部を設けてそれぞれ等しいよ
うにしており、内視鏡1の洗滌時に前記送気送水装置2
0より洗滌液等を注入した場合に等しい流量が得られる
ようにしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】送気状態では同様にして送気された空気は
送気送水シリンダ32内に入ってくるが、ここでリーク
穴40を指で塞ぐと矢印Bに沿って逆止弁35、先端
側送気管路13、共通管路15、噴射ノズル16を経て
送気される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次に、図4乃至図6により吸引制御装置1
7の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開口
し、上端の内径が大径で下端の内径が小径の略円筒であ
り上端を操作部2の外壁部33にOリング139でシー
ルしつつ装着環45でねじ止め固定されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】前記吸引シリンダ44には吸引ピストン4
7が挿嵌されており、この吸引ピストン47のフランジ
部に当接した吸引ボタン49の略円筒形をしたスリーブ
部57の周壁上には鉤状の溝48が設けられて前記係
止ピン46が挿嵌し、また吸引ピストン47に設けられ
た縦溝134に嵌合するスリーブ57の突起135によ
り、前記吸引シリンダ44と吸引ピストン47は円周方
向に位置決めされ、前記吸引ピストン47の待機状態と
吸引状態のストロークが規制されると同時に、吸引ピス
トン47の上部に設けた吸引ボタン49の頭部56と前
記スリーブ部57の間に介装されたタケノコばね50に
より前記吸引ピストン47は上方に付勢される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】前記3管路の他端はユニバーサルコード4
に嵌着された中継部材55を介してコネクタ側吸引管路
18は吸引チューブ26に着脱自在に接続され吸引ポン
プ27に連通し、コネクタ側送気管路21は送気チュー
30に、コネクタ側送水管路22は送水チューブ31
に着脱自在に接続され、それぞれ送水タンク29に連通
している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】送気送水ピストン37はそれぞれ対応する
位置でスリーブ部57の内周や送気送水シリンダ32の
内周より小さな外径であり、コネクタ側送気管路21の
開口部に対応する位置に直径方向に貫通穴61を有す
る。この貫通穴61の上下にはそれぞれパッキン62,
63が嵌着し、前記フランジ部59の上部近傍にもパッ
キン64が嵌着する。前記3つのパッキン62,63,
64スリーブ部57の内周と摺動し、かつ流体(洗滌
液、空気等)をシールする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】また、送気送水ピストン37は逆止弁66
より下方に直径方向に貫通孔67を有し、その下方には
パッキン8が嵌着している。以上5つのパッキン6
2,63,64,65,68や逆止弁66を送気送水ピ
ストン37に嵌着する場合にはシリコン系接着剤を隙間
に充填している。前記貫通穴67より送気送水ピストン
37の上端までリーク穴40が貫通し開口している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】また、送気送水ピストン37、送気送水ボ
タン43は洗滌時に送気送水シリンダ32より抜き取
ネクタ側送気管路21、コネクタ側送水管路22のそ
れぞれのチューブを外して超音波洗滌等により洗滌を行
う。また、送気送水シリンダ37は専用のブラシで洗滌
を行う。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】次に、図12、図13により吸引制御装置
の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開口
し、周壁に内径の変化による段差のない略円筒であ
り、上端を操作部2の外壁部33に第1の実施例と同様
に装着環45でねじ止め固定されている。吸引シリンダ
44の周壁には先端側吸引管路12が斜め下方から接続
パイプ138を介して接続され開口している。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】前記吸引シリンダ44には吸引ピストン4
7が挿嵌されており、第1の実施例の図4、図5と同様
に係止ピン46と鈎状の溝48(ともに図示しない)
と、また吸引ピストン47に設けられた縦溝134に嵌
合するスリーブ部71の突起135により、円周上に位
置決めされ、前記吸引ピストン47の待機状態と吸引状
態とストロークが規制されている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】また、吸引ピストン47の上端にねじ止め
されている吸引ボタン49の頭部と略円筒状で内周上端
にフランジ部70を有する前記吸引ボタン49のスリー
ブ部1とに介装されたタケノコばね50により吸引ピ
ストン47は上方に付勢される。また、吸引ボタン49
のスリーブ部1にはコネク側吸引管路18が着脱自
在に接続されて開口している。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】吸引ピストン47には待機状態においてコ
ネクタ側吸引管路18のみ吸引シリンダ44の下端開口
に連通すべく縦溝73が吸引ピストン47の下端まで設
けられていると同時に先端側吸引管路12を遮閉すべく
長さまで吸引シリンダ44に嵌合している。また、吸引
状態において前記コネク側吸引管路18の開口部と先
端側吸引管路12の開口部に対応する吸引ピストン47
の位置を結ぶ貫通穴51が設けられている。吸引シリン
ダ44の下端開口は第1の実施例と同様に逆止弁52が
接着固定され、コネクタ側吸引管路18と外気とをリー
クさせている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】図13に示すように吸引状態では、吸引ボ
タン49を吸引ピストン47の縦溝134と突起135
によりストロークが規制されるまで下方に押し込むこと
により、前記吸引ピストン47タケノコばね50に抗
して下方に押し下げられ、貫通穴51によりコネクタ側
吸引管路18と先端側吸引管路12は連通されるので前
記コネクタ側吸引管路18に作用した吸引力が矢印Bに
沿って内視鏡1の先端に開口した先端側吸引管路12に
作用して体腔内の体液等を吸引することとなる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】また吸引制御装置17を洗滌する場合は、
吸引ピストン47と吸引ボタン49を吸引シリンダ44
より抜取り超音波洗滌機等で洗滌する。吸引シリンダ4
4の内周壁とコネクタ側吸引管路18と先端側吸引管路
はそれぞれ洗滌液等の注入やブラシ等で洗滌する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】吸引制御装置17では第1の実施例と同様
に構造が簡単になり、洗滌時の手間が削減されるだけで
なく、コネクタ側吸引管路18が操作部2の固定溝54
に固定されるのでチューブがバラつくこともない。また
コネクタ側吸引管路18が着脱可能であるので取り換え
も可能である。送気アダプタ53では従来のようにコネ
クタ部5内に分岐部が存在しないだけでなく、内視鏡1
と別体として超音波洗滌できるので洗滌にかかる手間が
大幅に削減される。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】図15〜24は第3の実施例を示し、図1
5は内視鏡の概略的構成図、図16は内視鏡操作部の斜
視図、図17は送気コネクタとコネクタ部の斜視図、図
18は送気送水制御装置の縦断側面図、図19は他の送
気送水制御装置の縦断側面図、図20は吸引制御装置の
待機状態の断面図、図21は吸引制御装置の吸引状態の
断面図、図22は操作部に送気、送水、吸引の各チュー
ブを接続した要部断面図、図23は図22のX−X線に
沿う断面図、図24は他の方法で操作部と送気、送水、
吸引の各チューブとを接続した要部断面図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】図15に示すように、本実施例の内視鏡1
は概略の構成で第2の実施例とは送気送水制御装置20
全体を示す送気送水ユニット79と吸引制御装置17全
体を示す吸引ユニット80、操作部2より着脱できる
以外は概ね等しく、内視鏡1としての作用も概ね等し
い。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】同様に吸引ユニット80が操作部2より着
脱できるように吸引制御装置17に一端が着脱自在に接
続された吸引中継チューブ86の他端は鉗子栓87の側
部に接続されて、この鉗子栓87はグリップ部83の先
端側端部近傍に設けられた鉗子口133を介して先端側
吸引管路12に接続されている。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】同時に吸引制御装置17には図24に示す
ようにコネクタ側吸引管路18の中継チューブ89の一
端が着脱自在に接続され、他端は両端部近傍にそれぞれ
フランジ部91を有したパイプ90の一端に接続されて
いる。このパイプ90は2つのフランジ部91で上記固
定溝54の両端部を挟持しかつ固定溝54に嵌着され
る。前記パイプ90の他端には吸引チューブ26が着脱
自在に吸引ポンプ27に連通している。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】また、図25に示すように前記固定溝54
には最初に送水チューブ31、送気チューブ30を押込
んだ後、パイプ90を嵌着する。以上のように構成され
た操作部2は、洗滌時に操作部2より送気送水ユニット
79と吸引ユニット80を取り外し、またそれぞれのチ
ューブやパイプを抜いて、それぞれ単独で洗滌を行う。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】送水状態では送気送水ボタン43の頭部5
6を逆止弁115と送気送水シリンダー32の段差11
4によってストロークが規制されるまで下方に押込むこ
とにより、上記送気送水ピストン37はスプリング60
に抗して下方に押し下げられる。送気送水ピストン37
のパッキン104も下方に移動し、突起112は連通穴
107の開口部を通過し、送水チューブ31の接続され
た連通穴106と送水中継チューブ82の接続された連
通穴107が連通され送水状態となる。つまり、図示せ
ぬ送気ポンプにより加圧送気管路23内に送気された空
気は送水タンク29に至り、洗滌水が加圧される。この
洗滌水はコネクタ側送水管路22の送水チューブ31を
通り送気送水シリンダ32内で矢印Cに沿って送水中継
チューブ82、先端側送水管路14、共通管路15、噴
射ノズル16を経て送水される。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】次に、図20、図21により吸引ユニット
80の構造を説明する。吸引シリンダ44は上下端が開
口し、上下端の内径が大径でその他の内径が小径の略円
筒としてPSFや変性PPO等の樹脂により成形されて
おり、周壁にはコネクタ側吸引管路18中継チューブ
89が着脱可能なコネクタ側吸引突起116が突設され
た吸引シリンダ44の内周壁に連通穴117を開口して
いる。また上記連通穴117の開口と円周上で対抗する
位置に吸引中継チューブ86が着脱可能な先端側吸引突
起118が突設されて同様に連通穴119が開口してい
る。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】前記吸引シリンダ44は操作部2の外壁部
33に着脱自在に挿嵌されているが、前記コネクタ側吸
引突起116と先端側吸引突起118に対応する位置に
は外壁部33にそれぞれ切欠き121,122を設けて
それぞれ中継チューブ89と吸引中継チューブ86が着
脱自在に接続できるとともに、前記送気送水シリンダ4
4を外壁部33に対して軸方向及び円周方向に位置決め
する。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】また、前記吸引シリンダ44にはPSFや
変性PPO等の樹脂により成形された吸引ピストン47
が挿嵌されており、第1の実施例の図4,図5と同様に
前記吸引シリンダ44の上端近傍にねじ止め固定された
係止ピン46と吸引ボタン49のスリーブ部57の内周
壁に設けられた溝48と、また吸引ピストン47に設け
られた縦溝134に嵌合する吸引ボタン49のスリーブ
部57の突起135により吸引ピストン47は吸引シリ
ンダ44に対して円周方向に位置決めされ、前記吸引ピ
ストン47の待機状態のストロークが規制される。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】また、吸引ピストン47の上部に設けた吸
引ボタン49の頭部56とスリーブ部57との間に介装
されたタケノコばね50により前記吸引ピストン47は
上方に付勢される。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】以上のように構成された吸引ユニット80
の作用を説明する。図20に示すように待機状態では吸
引ユニット27を作動させると、中継チューブ89と吸
引中継チューブ86は吸引ピストン47によって遮断さ
れているので中継チューブ89に作用した吸引力によっ
て矢印Aに沿って逆止弁52のリーク穴を介して外気が
吸引される。したがって体腔内の体液等を吸引されるこ
とがない。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】図21に示すように吸引状態では、吸引ボ
タン49を突起135と縦溝134によりストロークが
規制されるまで下方に押し込むことにより、前記吸引ピ
ストン47にタケノコばね50に抗して下方に押し下げ
られ、貫通穴51により、中継チューブ89と吸引中継
チューブ86は連通するので前記中継チューブ89に作
用した吸引力が矢印Bに沿って内視鏡1の先端に開口し
た先端側吸引管路12に作用して体腔内の体液等を吸引
することとなる。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正内容】
【0103】次に、図17よりコネクタ部5の構造を説
明する。コネクタ部5の端部123は略円柱形をしてお
り、この端部の中心軸124からある一定距離オフセッ
トした位置にライドガイド7のライドガイド口金74
突出している。コネクタ部5の端部の端面の後方には中
心軸124に同軸にCリング77が挿入され、その後方
には結合部125を介して中心軸124からある一定距
離オフセットした位置に中心軸127を持つコネクタ本
体126、ユニバーサルコード4が接続されている。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正内容】
【0104】前記コネクタ部5の端部123には中心軸
124からライトガイド口金74とは反対方向にある一
定距離だけオフセットした位置に送気口金挿入穴128
が貫通している。この送気口金挿入穴128には加圧送
気管路23が接続された送気口金25が嵌挿され、この
送気口金25に挿入されたCリング129により係止さ
れる。また以上のコネクタ部5は光源装置6に接続さ
れ、ライトガイド口金74のライトガイド7の端面に照
明光を供給し、送気口金25に接続された加圧送気管路
23には図示しない送気ポンプより送気される。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0105
【補正方法】変更
【補正内容】
【0105】前記のような第3の実施例では送気送水ユ
ニット79が操作部2より着脱可能とするために送気送
水制御装置20に一端が着脱自在に接続された送気中継
チューブ81と送水中継チューブ82の他端を操作部2
のグリップ部83に設けられた溝84に沿ってはわされ
たグリップ部83の先端側端部近傍に設けられた中継口
金85に着脱可能としたので、グリップ部83を把持す
る場合に前記2本のチューブが手に干渉しないばかりで
なく、中継口金85も手の干渉を考えなくてよいので洗
滌しやすいように外部に突出している。また管路のほと
んどが着脱可能であるので着脱後の内視鏡1の洗滌の手
間を削減することができる。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】これと同様の効果は、図24のようにコネ
クタ側吸引突起116にポリエチレン等の弾性を有する
樹脂により成形された曲げパイプ130の一端を接続
し、多端に吸引チューブ26を接続して該曲げパイプ1
30の胴部131を前記固定溝54に嵌挿させることに
よっても得ることができる。
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正36】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正37】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正38】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正40】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正41】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正42】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正43】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】変更
【補正内容】
【図28】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部先端に開口する吸引管路
    と吸引源に連通する吸引管路が接続される一対の接続口
    を筒状外周に有すると共に、下端に外気との連通路を有
    したシリンダと、このシリンダに挿入され前記一対の接
    続口同志を連通する通路を形成するピストンとからな
    り、前記吸引管路を吸引制御する内視鏡の吸引制御装置
    において、 前記シリンダは、その中心軸を通る任意断面で、中心軸
    に垂直な凹部のない内壁を有することを特徴とする内視
    鏡の吸引制御装置。
JP5114838A 1993-05-17 1993-05-17 内視鏡の吸引制御装置 Pending JPH06319699A (ja)

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