JPH06319124A - 画像データ変換装置及びその逆変換装置 - Google Patents

画像データ変換装置及びその逆変換装置

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JPH06319124A
JPH06319124A JP18868091A JP18868091A JPH06319124A JP H06319124 A JPH06319124 A JP H06319124A JP 18868091 A JP18868091 A JP 18868091A JP 18868091 A JP18868091 A JP 18868091A JP H06319124 A JPH06319124 A JP H06319124A
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JP
Japan
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frame
image data
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intra
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JP18868091A
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English (en)
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Hideto Kunihiro
秀人 國弘
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フレーム間予測符号化方式及びフレーム内符
号化方式の両者の長所を合せ持つ画像データ変換方式を
提供する。 【構成】 画像を縦横に分割したブロック単位に相前後
するフレームの画像データが同一内容に係るものである
か否かを判定回路43で判定する。そして、前フレーム
と異なる内容のブロックの画像データのみに回路46〜
48を用いフレーム内符号化方式を適用する。他方、前
フレームと同一内容のブロックについてはその旨のデー
タをエンコーダ及びデコーダで授受する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された画像データ
を記録媒体に記録したり伝送路に出力したりするために
変換する画像データ変換装置、及び、その逆変換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータを利用したゲーム
システムにおいては、周知のように、ゲームソフトウェ
アを記録媒体(例えばCD−ROM)に記録してユーザ
に提供する。このような記録媒体には、画像データ、オ
ーディオデータ、テキストデータ等の各種のデータが記
録されるが、自然画(動画)データを記録する場合に
は、圧縮符号化して記録していた。
【0003】従来、このような自然画データを符号化す
る方式として、図4に示すフレーム間予測符号化方式
や、図6に示すフレーム内符号化方式が適用されてい
た。
【0004】まず、フレーム間予測符号化方式に従う符
号化器(エンコーダ)について説明する。アナログ/デ
ジタル変換された画像データは、1画像を縦横に区分し
たブロック単位に、当該フレーム間予測符号化器10に
入力される。入力された画像データは、1フレーム前の
同一画素の画像データとの差分(予測誤差)が減算器1
1によって取られる。この差分データが離散コサイン変
換器12によって直交変換方式の1種である離散コサイ
ン変換されて量子化器13に与えられて量子化された
後、さらに、可変長符号化器14によって可変長符号化
されて出力される。量子化器13から出力された量子化
信号はまた、逆量子化器15に与えれれて逆量子化され
て逆離散コサイン変換器16に与えられ、この逆離散コ
サイン変換器16によって逆離散コサイン変換されて局
部再生の差分データに変換されて加算器17に与えられ
る。加算器17には、1フレーム前の画像データが与え
られており、1フレーム前の画像データに局部再生の差
分データを加算することで局部再生の画像データを得て
フレームメモリ18に与える。フレームメモリ18は、
1フレーム遅延回路として設けられているものであり、
1フレーム前の画像データを用いる上述した減算器11
及び加算器17に対して1フレーム前の画像データを供
給する。
【0005】ゲームソフトウェア再生装置に設けられて
いる、図4に示すフレーム間予測符号化器(エンコー
ダ)10に対応するフレーム間予測復号化器(デコー
ダ)20は、図5に示す構成を有する。
【0006】入力された符号化画像データは可変長復号
化器21に与えられる。可変長復号化器21は、上述し
た可変長符号化器14の逆処理を行なってその変換画像
データを逆量子化器22に与える。逆量子化器22及び
逆離散コサイン変換器23は、上述した符号化器10に
設けられている量子化器13及び離散コサイン変換器1
2の逆処理を行なってフレーム間差分データに変換す
る。このフレーム間差分データには、加算器24におい
て1フレーム前の画像データが加算され、再生画像デー
タとなる。このようにして得られた再生画像データは、
表示部に出力されると共に、1フレーム遅延回路として
動作するフレームメモリ25に与えられる。フレームメ
モリ25は、上述した加算器24に1フレーム前の画像
データを供給する。
【0007】次に、図6を用いて、ゲームシステムの他
の符号化方式として用いられていたフレーム内符号化方
式に従う符号化器(エンコーダ)について説明する。
【0008】アナログ/デジタル変換された画像データ
は、1画像を縦横に区分したブロック単位に、当該フレ
ーム内符号化器30に入力される。入力された画像デー
タは離散コサイン変換器31に与えられ、この離散コサ
イン変換器31によって離散コサイン変換されて量子化
器32に与えられる。量子化器32は、離散コサイン変
換された画像データを量子化して可変長符号化器33に
与え、可変長符号化器33は入力された画像データを可
変長符号化して出力する。
【0009】ゲームソフトウェア再生装置に設けられて
いる、図6に示すフレーム内符号化器(エンコーダ)3
0に対応するフレーム内復号化器(デコーダ)35は、
図7に示す構成を有する。
【0010】入力された符号化画像データは可変長復号
化器36に与えられる。可変長復号化器36は、上述し
た可変長符号化器33の逆処理を行なってその変換画像
データを逆量子化器37に与える。逆量子化器37及び
逆離散コサイン変換器38は、上述した符号化器30に
設けられている量子化器32及び離散コサイン変換器3
1の逆処理を行なって画像データを再生する。このよう
にして得られた再生画像データが表示部に出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】フレーム間予測符号化
方式は一般的に圧縮効率が高いが大量のメモリが必要で
あったり、回路が複雑、大規模なものであったりする。
ゲームシステムの場合、ゲームソフトウェアを記録した
記録媒体の作成はメーカー側が行なうので、符号化器を
有する作成装置が複雑、大規模化すること、高価なメモ
リを多量に必要であることという問題は、さほど大きな
問題ではない。しかし、記録媒体の再生装置は、ユーザ
に提供されるものであるので、このような問題は、結果
として高価な装置になるという問題を生じて大きな問題
である。
【0012】また、フレーム間予測符号化方式の場合、
相前後するフレーム間の差分データを離散コサイン変換
しており、符号化器には局部再生用の逆離散コサイン変
換器を備え、復号化器には逆離散コサイン変換器を備え
る。ゲームシステムの場合、符号化器と復号化器とは、
両逆離散コサイン変換器の演算精度が異なる可能性があ
る。このように演算精度が異なると、演算誤差の蓄積に
よって画質劣化が生じる。
【0013】他方、フレーム内符号化方式は、使用する
メモリが少ないという利点は有するものの、符号化効率
が悪いという欠点を有する。そこで、フレームレートを
下げるという対処方法も提案されているが、これでも細
かい絵柄の場合には符号化効率が悪く、また、フレーム
レートを下げているため動き内容によっては不自然な表
示画像となるという欠点が生じる。
【0014】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、フレーム間予測符号化方式及びフレーム内符
号化方式の両者の長所を合せ持つ画像データ変換装置及
びその逆変換装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明の画像データ変換装置は、処理対象フ
レームの画像データと1フレーム前の画像データとを、
1画像を複数に分割した同一位置のブロック毎に比較し
て、相前後するフレームの画像データが同一内容である
か否かをブロック毎に判定する判定手段と、この判定手
段が画像内容が異なると判定した、処理対象フレームの
ブロックの画像データに対してフレーム内符号化を行な
うフレーム内符号化手段と、フレーム内符号化手段によ
って符号化されたフレーム内符号化データと、判定手段
が同一内容と判定したときに出力した、処理対象ブロッ
クが前フレームと同一内容であることを表すブロック未
符号化データとを合成して出力画像データを形成するデ
ータ合成手段とを備えた。
【0016】また、第2の本発明の画像データ逆変換装
置は、第1の本発明の画像データ変換装置が出力した画
像データを、フレーム内符号化データとブロック未符号
化データとに分離するデータ分離手段と、フレーム内符
号化データを復号化するフレーム内復号化手段と、デー
タ分離手段が分離したデータがブロック未符号化データ
のときに記録内容を維持し、データ分離手段が分離した
データがフレーム内符号化データのときに、フレーム内
復号化手段が出力した画像データに記憶内容を更新する
画像メモリとを備えた。
【0017】
【作用】第1の本発明において、判定手段は、処理対象
フレームの画像データと1フレーム前の画像データと
を、1画像を複数に分割した同一位置のブロック毎に比
較して、相前後するフレームの画像データが同一内容で
あるか否かをブロック毎に判定する。フレーム内符号化
手段は、判定手段が画像内容が異なると判定した、処理
対象フレームのブロックの画像データに対してフレーム
内符号化を行なう。データ合成手段は、フレーム内符号
化手段によって符号化されたフレーム内符号化データ
と、判定手段が同一内容と判定したときに出力した、処
理対象ブロックが前フレームと同一内容であることを表
すブロック未符号化データとを合成して出力画像データ
を形成する。
【0018】すなわち、第1の本発明においては、前フ
レームと同一内容のブロックについては、その旨のブロ
ック未符号化データを画像データ逆変換装置に与え、前
フレームと異なる内容のブロックについては、フレーム
内符号化されたデータを画像データ逆変換装置に与え
る。
【0019】第2の本発明の画像データ逆変換装置は、
第1の本発明の画像データ変換装置に対するものであ
る。データ分離手段は、第1の本発明の画像データ変換
装置が出力した画像データを、フレーム内符号化データ
とブロック未符号化データとに分離する。フレーム内復
号化手段は、フレーム内符号化データを復号化して画像
メモリに与える。画像メモリは、データ分離手段が分離
したデータがブロック未符号化データのときに記録内容
を維持し、データ分離手段が分離したデータがフレーム
内符号化データのときに、フレーム内復号化手段が出力
した画像データに記憶内容を更新する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面を参照しな
がら、画像データの変換装置及びその逆変換装置の順に
詳述する。
【0021】図1は、第1実施例の画像データの変換装
置(エンコーダ)を示すものである。図1において、ア
ナログ/デジタル変換された画像データは、1画像を縦
横に区分したブロック単位に、当該画像データ変換器4
0に入力される。入力された画像データは、減算器41
及びスイッチ回路42に与えられる。
【0022】減算器41は、入力された画像データと1
フレーム前の同一画素の画像データとの差分データを得
て判定回路43に与える。判定回路43は、現在対象と
なっているブロック内の各画素についての差分データの
2乗和を求め、この2乗和を所定の閾値と比較する。こ
こで、閾値は、相前後するフレーム間の同一位置のブロ
ックが同一内容のブロックであるか否かを、すなわち、
相前後するフレーム間で画像内容が変化しているか否か
を区別できるように選定されている。例えば、静止画で
あれば当然に同一内容と判断される。また、動画であっ
ても、背景部分のブロックは同一内容と判断される。判
定回路43は、同一内容であると判定すると、スイッチ
回路42及び後述するスイッチ回路45に開放指示信号
を与えると共に、マルチプレクサ44に対してフレーム
内符号化を実行していない旨のブロック未符号化データ
を与える。他方、同一内容でないと判定すると、スイッ
チ回路42及び後述するスイッチ回路45に閉成指示信
号を与える。
【0023】スイッチ回路42を通過した入力された画
像データは離散コサイン変換器46に与えられる。入力
された画像データは、この離散コサイン変換器46によ
って離散コサイン変換されて量子化器47に与えられ
る。量子化器47は、離散コサイン変換された画像デー
タを量子化して可変長符号化器48に与え、可変長符号
化器48は入力された画像データを可変長符号化してマ
ルチプレクサ44に出力する。
【0024】以上のようにして、前フレームと同一内容
のブロックについては、その旨のブロック未符号化デー
タがマルチプレクサ44に与えられ、前フレームと異な
る内容のブロックについては、フレーム内符号化された
データがマルチプレクサ44に与えられ、マルチプレク
サ44はこれらを多重化して出力する。
【0025】量子化器47から出力された量子化データ
はまた、逆量子化器49に与えれれて逆量子化されて逆
離散コサイン変換器50に与えられ、この逆離散コサイ
ン変換器50によって逆離散コサイン変換されて局部再
生された画像データに変換される。このような局部再生
の画像データは、減算器41が対象フレームと1フレー
ム前との差分の算出に利用できるように、スイッチ回路
45を介して、1フレーム遅延回路としてのフレームメ
モリ51に与えられる。フレームメモリ51は、1フレ
ーム前の画像データを上述した減算器41に供給する。
【0026】図2は、図1に示した画像データ変換器4
0に対応した、第1実施例の画像データの逆変換装置
(デコーダ)55の構成を示すものである。
【0027】入力された変換データはデマルチプレクサ
56に与えられる。デマルチプレクサ56は、入力され
たデータをブロック未符号化データ及びフレーム内符号
化データに分離し、ブロック未符号化データが与えられ
ているときにはスイッチ回路57に対して開放指示信号
を与え、他方、フレーム内符号化データが与えられてい
るときにはスイッチ回路57に対して閉成指示信号を与
えると共に、そのフレーム内符号化データをこのスイッ
チ回路57を介して可変長復号化器58に与える。
【0028】可変長復号化器58は、上述した可変長符
号化器48の逆処理を行なってその変換画像データを逆
量子化器59に与える。逆量子化器59及び逆離散コサ
イン変換器60は、上述した符号化器40に設けられて
いる量子化器47及び離散コサイン変換器46の逆処理
を行なって画像データを再生する。このようにして得ら
れた再生画像データが表示制御構成の一部をなすフレー
ムメモリ61に与えられる。
【0029】かくして、フレームメモリ61は、ブロッ
ク未符号化データが与えられたブロックについては前フ
レームの内容を維持し、フレーム内符号化データが与え
られたブロックについては再生された画像データにその
内容を更新する。
【0030】従って、上述した第1実施例によれば、前
フレームと異なる内容のブロックの画像データのみにフ
レーム内符号化方式を適用し、前フレームと同一内容の
ブロックについてはその旨のデータをエンコーダ及びデ
コーダで授受するようにしたので、以下の効果を得るこ
とができる。
【0031】(1) 単にフレーム内符号化方式を適用した
場合に比べて符号化効率が向上する。すなわち、前フレ
ームと同一内容のブロックについてはその旨のデータを
エンコーダ及びデコーダで授受するので、授受される全
体のデータ量が単にフレーム内符号化方式を適用した場
合に比べて少なくなる。
【0032】(2) フレーム間予測符号化方式を適用して
いないので、構成が簡易なものとなり、また、使用する
メモリも少なくなる。特に、デコーダ55側についてか
かる効果が大きい。上述したように、ゲームシステムの
場合、デコーダがユーザに提供されるものであるので、
かかる効果の意義は大きい。
【0033】(3) 前フレームと同一内容のブロックにつ
いてはその旨のデータをエンコーダ及びデコーダで授受
するだけであるので、このようなブロックについてはエ
ンコーダ及びデコーダで逆離散コサイン変換されず、符
号化されるブロックにおいてもフレーム内符号化である
ので、エンコーダ及びデコーダにおける逆離散コサイン
変換器における演算精度が異なっていても、演算誤差が
蓄積されない。
【0034】図3は、本発明の第2実施例における画像
データ変換装置の構成を示すものである。
【0035】図3において、アナログ/デジタル変換さ
れた画像データは、1画像を縦横に区分したブロック単
位に、当該画像データ変換装置70に入力される。入力
された画像データは、減算器71、スイッチ回路72及
びフレームメモリ73に与えられる。
【0036】フレームメモリ73は1フレーム遅延回路
として設けられたものであり、1フレーム遅延した画像
データ、すなわち、対象フレームの前のフレームの画像
データを減算器71に与える。減算器71は、入力され
た画像データと1フレーム前の同一画素の画像データと
の差分データを得て判定回路74に与える。判定回路7
4は、現在対象となっているブロック内の各画素につい
ての差分データの2乗和を求め、この2乗和を所定の閾
値と比較して、相前後するフレーム間の同一位置のブロ
ックが同一内容のブロックであるか否かを、すなわち、
相前後するフレーム間で画像内容が変化しているか否か
を判定する。判定回路74は、同一内容であると判定す
ると、スイッチ回路72に開放指示信号を与えると共
に、マルチプレクサ75に対してフレーム内符号化を実
行していない旨のブロック未符号化データを与える。他
方、同一内容でないと判定すると、スイッチ回路72に
閉成指示信号を与える。
【0037】スイッチ回路72を通過した入力された画
像データは離散コサイン変換器76に与えられる。この
画像データは、この離散コサイン変換器76によって離
散コサイン変換されて量子化器77に与えられる。量子
化器77は、離散コサイン変換された画像データを量子
化して可変長符号化器78に与える。可変長符号化器7
8は、量子化された画像データを可変長符号化してマル
チプレクサ75に出力する。
【0038】以上のようにして、前フレームと同一内容
のブロックについては、その旨のブロック未符号化デー
タがマルチプレクサ75に与えられ、前フレームと異な
る内容のブロックについては、フレーム内符号化された
データがマルチプレクサ75に与えられ、マルチプレク
サ75はこれらを多重化して出力する。
【0039】なお、第2実施例における画像データの逆
変換器の構成は第1実施例と同様であるので、その説明
は省略する。
【0040】従って、第2実施例においても、上述した
第1実施例と同様な効果を得ることができる。ここで、
第2実施例の場合、逆量子化器及び逆離散コサイン変換
器がエンコーダに設けられていないので、メモリ数を含
めてエンコーダの構成を一段と簡易なものとすることが
できる。また、符号化されるブロックにおいてもフレー
ム内符号化であるので、フレーム間予測符号化における
エンコーダ及びデコーダの逆離散コサイン変換器での演
算精度の相違によって従来生じていた蓄積誤差は無視す
ることができる。
【0041】なお、本発明は、記録媒体への記録及びそ
の記録媒体からの再生のために適用されるだけでなく、
伝送系を介する場合にも適用することができる。従っ
て、適用システムは、ゲームシステムに限定されるもの
ではない。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、前フレ
ームと異なる内容のブロックの画像データのみにフレー
ム内符号化方式を適用し、前フレームと同一内容のブロ
ックについてはその旨のデータをエンコーダ及びデコー
ダで授受するようにしたので、フレーム間予測符号化方
式及びフレーム内符号化方式の両者の長所を合せ持つ画
像データ変換装置及びその逆変換装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の画像データ変換装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】第1実施例の画像データ逆変換装置を示すブロ
ック図である。
【図3】第2実施例の画像データ変換装置を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来のフレーム間予測符号化器を示すブロック
図である。
【図5】従来のフレーム間予測復号化器を示すブロック
図である。
【図6】従来のフレーム内符号化器を示すブロック図で
ある。
【図7】従来のフレーム内復号化器を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
40…画像データ変換装置、41…減算器、42、45
…スイッチ回路、43…マルチプレクサ、46…離散コ
サイン変換器、47…量子化器、48…可変長符号化
器、49、59…逆量子化器、50、60…逆離散コサ
イン変換器、51、61…フレームメモリ、55…画像
データ逆変換装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象フレームの画像データと1フレ
    ーム前の画像データとを、1画像を複数に分割した同一
    位置のブロック毎に比較して、相前後するフレームの画
    像データが同一内容であるか否かをブロック毎に判定す
    る判定手段と、 この判定手段が画像内容が異なると判定した、処理対象
    フレームのブロックの画像データに対してフレーム内符
    号化を行なうフレーム内符号化手段と、 このフレーム内符号化手段によって符号化されたフレー
    ム内符号化データと、上記判定手段が同一内容と判定し
    たときに出力した、処理対象ブロックが前フレームと同
    一内容であることを表すブロック未符号化データとを合
    成して出力画像データを形成するデータ合成手段とを備
    えたことを特徴とする画像データ変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像データ変換装置が
    出力した画像データを、フレーム内符号化データとブロ
    ック未符号化データとに分離するデータ分離手段と、 フレーム内符号化データを復号化するフレーム内復号化
    手段と、 上記データ分離手段が分離したデータがブロック未符号
    化データのときに記録内容を維持し、上記データ分離手
    段が分離したデータがフレーム内符号化データのとき
    に、上記フレーム内復号化手段が出力した画像データに
    記憶内容を更新する画像メモリとを備えたことを特徴と
    する画像データ逆変換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091811A (ja) * 2004-08-27 2006-04-06 Asia Air Survey Co Ltd 流体の3次元動画像作成方法及びそのプログラム
US7084837B2 (en) 2000-06-12 2006-08-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Digital image output apparatus, digital image decoding device, and digital image encoding device
US9807400B2 (en) 2015-09-10 2017-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing method and image processing apparatus

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