JPH0631898B2 - 熱螢光シ−トの製造方法 - Google Patents

熱螢光シ−トの製造方法

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JPH0631898B2
JPH0631898B2 JP61013922A JP1392286A JPH0631898B2 JP H0631898 B2 JPH0631898 B2 JP H0631898B2 JP 61013922 A JP61013922 A JP 61013922A JP 1392286 A JP1392286 A JP 1392286A JP H0631898 B2 JPH0631898 B2 JP H0631898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱蛍光シートの製造方法、特に熱蛍光線量計と
して放射線二次元画像を検出するために用いる熱蛍光シ
ートの製造方法であって、例えば放射線を用いたレント
ゲン撮影に使用するフィルム状のシート、被曝線量測定
用のシート、あるいは放射線を用いた非破壊検査に用い
るフィルム状のシート、更には宇宙線等の電磁波観測用
のフィルム状のシート等に使用する熱蛍光シートの製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 放射線量の測定は、従来から種々の目的で行なわれてい
た。
そのような目的としては、例えば通常微量な放射線に曝
される放射線技師あるいは放射性物質の取り扱い者等の
被曝線量測定、レントゲン撮影時に透過放射線量測定、
微小な宇宙線量の測定等があった。
このような種々の目的に対する従来の放射線量測定に
は、放射線感光フィルムを用いた測定と、放射線に曝さ
れると、そのエネルギーを蓄積し、その後の加熱によっ
て放射線量に比例した光を発する熱蛍光体を用いた測定
とがあった。
更に後者は、熱蛍光体をガラスアンプル中に収納したも
の、アルミニウム板の上にポリイミド、蛍光体を順次塗
布したディスク状のもの、テフロンに蛍光体を10重量%
程度混入したブロック状のもの等が使用されていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前者の放射線感光フィルムは、レントゲ
ン撮影を行なうために50mR程度の放射線を必要とするも
のであった。それ故、放射線による人体への影響を考慮
して、例えば年間に撮影できる回数に制限があったり、
あるいは妊婦への撮影禁止等のことが行なわれていた。
更にこのような放射線感光フィルムは、測定放射線量の
測定レンジが3〜4であるために、大きな放射線量から
小さな放射線量までを一度に測定することができないも
のであった。
また後者の内でガラスアンプルに収納したものは取扱い
に不便であり、ブロック状のものは使用しずらいもので
あった。更にディスク状のものは、強度を保つため、あ
るいは成形の技術上の問題より、一般にバインダーに対
して熱蛍光体を30重量%以下の割合で混合していたた
め、感度の著しい向上が図れないだけでなく、高価であ
り、かつ大量生産に適さず、更には放射線を用いたレン
トゲン撮影、放射線を用いた非破壊検査、あるいは宇宙
線等の電磁波観測等に用いるのには不便な形状であっ
た。
更にシート状の熱蛍光体を製造するために、例えば、特
開昭54−133482号公報記載の発明があった。こ
の発明は、放射感受性蛍光体粒子及び結合材の水中分散
物を結合して水性エマルジョンを調整し、この水性エマ
ルジョンを用いて熱蛍光シートを製造するものであっ
た。
ただこのように水性エマルジョンを形成してしまうと、
比較的比重が大きい蛍光体粒子が沈降し易いものとなっ
てしまうだけでなく、乾燥後のクラックの原因ともなっ
てしまう。そこでこの発明でも、蛍光体粒子として沈降
しにくい大きさである200メッシュ以上の細かいもの
を利用せざるを得ないこととなっていた。
一方このような蛍光体粒子として細かいものを利用する
と、蛍光体としての蛍光性能が低下してしまうものであ
った。
そこで本発明は、前述した従来技術の有する問題点を解
消するために成されたものであって、感度の向上を図る
ために熱蛍光体を大量に混合すると共に、熱蛍光体が沈
殿せずに均一の分布し、かつ強度を低下させず、使用の
便宜を図るためにシート状に形成した熱蛍光シートの製
造方法を提供することを、その目的とする。
[問題点を解決するための手段] そのために、本発明は、熱蛍光体の単位重量に対し、バ
インダーとして耐熱性樹脂を5〜70重量%添加したもの
を主体として加圧成型し、次いで加熱硬化させた後、ス
ライスして形成するものである。
ここで耐熱性樹脂の添加量は、5重量%以下にするとバ
インダーとして機能せず、逆に70重量%以上にすると、
加熱後の発光量が減少するので、5〜70重量%とするこ
とが必要とされるものである。
また熱蛍光体は、測定目的によって種々選択されるもの
である。
例えば人体の被曝線量を測定するためには、生体組織等
価性の点から、人体生体組織の実効原子番号である7.8
に近似している8.2という実効原子番号を有するフッ化
リチウムを母体とする熱蛍光体を用いることによって、
フィルタ処理をしなくてもそのまま使用できることとな
る。
また微細な宇宙線等を測定するためには、感度が非常に
高い、即ち実効原子番号の値が45と非常に大きい硫酸バ
リウムを母体とした熱蛍光体を使用することによって、
年間で60mRとか100mRという極めて微小な放射線量の測
定が行なえる。
このように種々の目的で使用される熱蛍光体としては、
酸化ベリリウム、ホウ酸リチウム、フッ化リチウム、ホ
ウ酸マグネシウム、リン酸リチウム、ケイ酸マグネシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウ
ム、フッ化カルシウム、硫酸ストロンチウム、硫酸バリ
ウム等がある。
またバインダーとしての耐熱性樹脂は、熱蛍光を透過さ
せるように透光性を有することが望ましく、かつ測定時
に熱を加える関係から耐熱性のものが望ましい。そのた
めには、フッ素樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリイミド系樹脂等を用いることができる。
またフッ素樹脂としては、ポリ四弗化エチレン(PTF
E)、ポリ三弗化塩化エチレン(PCTFE)、ポリ三
弗化ビニリデン(PVDF)、ポリ弗化ビニル(PV
F)、及び各種重合体、例えばPFA、FEP、ETF
E、ECTFE等を使用することができる。
またバインダーとしては、上記フッ素樹脂の混合物、及
びポリエーテルエーテルケトン、芳香族ポリエステル、
ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサルファイドあ
るいはポリアミド等の耐熱性樹脂あるいはその混合物及
び上記耐熱性樹脂とフッ素樹脂との混合物も使用可能で
ある。
次に本発明の要旨である、耐熱性樹脂をバインダーと
し、圧縮成形によって成形シートを製造する方法を説明
する。
まず、熱蛍光体に、モールディングパウバーとしての耐
熱性樹脂を、Vタンブラー等によるドライブレンダーに
よって混合する。この混合時間は、ブレンダーの種類に
よって異なってくるものの、Vタンブラーを用いた場合
には、15〜30分程度の混合時間で足りる。
なおこの混合も、水性懸濁状態の耐熱性樹脂と熱蛍光体
とを攪拌によってブレンドした後、脱水し、ブレンドし
た原材料を得ることも可能である。
次いでブレンドした原材料を、均一になるように金型内
部に収納し、成形圧力及び成形時間を調整しながら予備
圧縮成形を行なう。成形圧力は、成形品の厚さ、耐熱性
樹脂の種類、粒度等によって異なるものの、おおむね10
0〜400Kg/cm2の範囲である。さらに成形時間は、成形
品の厚さが増加するにつれて長時間とすることが必要と
されるが、少なくても耐熱性樹脂単独での成形時間、ま
たはその時間よりも若干長い時間とすることが望まし
い。
その後この予備成形品を、360〜400℃に調整された炉の
中で、成形品の形状、耐熱性樹脂の種類、粒度等に応じ
て調整した時間だけ焼成する。ただしこの焼成中の加熱
速度は、予備成形品の損傷を避けるために、少なくても
300℃に達するまでは、加熱速度を小さくすることが望
ましい。また焼成温度の耐熱性樹脂の融点を考慮して決
定することが必要とされる。
このようにして焼成した後は、充分に小さい冷却速度に
て室温まで冷却した後、更に、2,3日以上室温で放置
し、その後この成形品を、スライサーによって所定厚に
スライスして熱蛍光シートとするものである。
次に、本発明によって製造された熱蛍光シートを、レン
トゲン撮影について用いる場合について説明する。
まず従来と同様のレントゲン撮影装置のフィルム位置
に、熱蛍光シートをパネルをセットする。
その後人間を所定位置に立たせて、1mR〜10mR程度の放
射線を照射する。
このようなレントゲン撮影が終了した後に、熱蛍光シー
トを150℃〜250℃程度に加熱すると放射線量に応じて蛍
光を発するので、これを光信号として取り出すものであ
る。
なおこのようにして一度使用した熱蛍光シートは、再び
放射線を照射すると、加熱することによって、再照射時
の放射線量を、蛍光による光信号として取り出すことが
できるものである。
[第1実施例] 熱蛍光体として硫酸バリウムを母体とするものを用い、
耐熱性樹脂としてポリ四弗化エチレンを用い、かつ両者
を6:4の混合比で混合し、平面形状が200mm×500mmで
0.4mm厚の熱蛍光シートを約100枚製造する場合について
説明する。
熱蛍光体は、粉末状の硫酸バリウムに対して、付活剤と
して粉末状の酸化ユーロピウムと塩化アンモニウムを各
々0.5mo1%づつ混合し、これを温度1100℃で、2時間熱
処理を施し、その後150メッシュ以上の粒子を選別して
水で煮沸洗浄後乾燥して製造したものを10.8Kg用意す
る。
またバインダーとしてのポリ四弗化エチレンは、モール
ディングパウダーとしての市販品(ポリフロンM-12;ダ
イキン工業(株)製)を7.2Kg用意する。次いでこれら両
者をVタンブラーへ入れて、20分間混合する。
その後、上記混合物を金型の内部に収納し、250Kg/cm2
の圧力で30秒間加圧し、予備成形品を形成する。
次いでこの予備成形品が十分な強度がないために、注意
深く熱風加熱炉に移す。
その後、この予備成形品を収納した加熱炉を、1時間当
り約50℃の昇温速度で加熱し、400℃に到達後、室温ま
で徐冷する。
このようにして得られた成形品を更に3日間室温放置し
た後、スライサーで0.4mmの厚さにスライスして熱蛍光
シートを得た。
なおこのようにして得た熱蛍光シートは、引張速度50mm
/分で室温測定した結果、引っ張り強さが600〜700Kg/m
m2であり、十分使用に耐えるものであった。但し試験片
は、ASTM TYPE4である。
また第1図は、X線を2000mR照射した後に測定したグロ
ーカーブを示したものであり、縦軸に最大発光量を相対
量で10として示した発光量を、横軸に温度を示したも
のである。
図より明らかなように、この熱蛍光シートは、温度200
℃に発光量のピークがある。この発光量がピークに達す
る温度が、150℃程度であると常温におけるフェーディ
ング特性が低下し、逆に300℃程度の高温になると熱蛍
光シートの加熱装置が大型化することになるが、本発明
に係る熱蛍光シートのように200℃程度では、フェーデ
ィングがほとんど生じないだけでなく、加熱装置も比較
的小型化できるものである。
第2図は、BaSO4:Euからなる熱蛍光体を用いたシート
のエネルギー応答特性を示したものであり、縦軸に相対
感度を、横軸にエネルギーを示してある。
この図における相対感度は、コバルトのγ線に対する人
体の被爆線量を1としたものである。従ってBaSO4:Eu
からなる熱蛍光体を用いたシートは、100KeVのエネルギ
ーで相対感度が略30となる。このことからは、BaSO4:E
uからなる熱蛍光体を用いた熱蛍光シートは低エネルギ
ー領域でのエネルギー依存性が高いので、低エネルギー
の放射線でも、更には微量な放射線でも精度良く測定で
きる。
従って、この実施例に係る熱蛍光シートは、実用に足り
るだけの強度を有するだけでなく、感度が高く、かつシ
ート状に形成されているので、低放射線量でも足りるこ
ととなり、極めて微小な宇宙線から大きな宇宙線までを
8ケタ程度のレンジで測定できる。
[第2実施例] 次に、熱蛍光体としてフッ化リチウムを用いて平面形状
が200mm×500mm、厚さ0.4mmの熱蛍光シートを製造する
場合について説明する。
熱蛍光体は、粉末状のフッ化リチウムに対して、付活剤
としてマグネシウム及び銅を添加した粉末を粒径0.1mm
以下として8Kg用意する。
また耐熱性樹脂は、4フッ化エチレンモールディングパ
ウダー(ポリフロンM-12;ダイキン工業(株)製)を2K
g用意する。
次いでこれら熱蛍光体と耐熱性樹脂とをVタンブラーに
て20分間混合する。
その後この混合物を、所定の金型内に収納し、250Kg/cm
2の圧力で30秒間加圧し、予備成形品を形成する。
次いでこの予備成形品が十分な強度がないために、注意
深く熱風加熱炉に移す。
その後、この予備成形品を収納した加熱炉を、1時間当
り約50℃の昇温速度で加熱し、400℃に到達後、室温ま
で徐冷する。
このようにして得られた成形品を更に3日間室温放置し
た後、スライサーで0.4mmの厚さにスライスして熱蛍光
シートを得た。
また第3図は、X線を10mR照射した後に測定したグロー
カーブを示したものであり、縦軸に最大発光量を相対量
で10として示した発光量を、横軸に温度を示したもの
である。
図より明らかなように、この熱蛍光シートは、温度220
℃に発光量のピークがあり、フェーディングがほとんど
生じないだけでなく、加熱装置も比較的小型化できるも
のである。
第4図は、熱蛍光シートのエネルギー応答特性を示した
ものであり、縦軸に相対感度を、横軸にエネルギーを示
してある。
この図における相対感度は、コバルトのγ線に対する人
体の被爆線量を1としたものである。この熱蛍光シート
は、相対感度の最大値でも、略1.2程度である。従っ
て、この熱蛍光シートでは、人体にほとんど近似した放
射線量測定が行なえるので、例えば放射線技師等の被曝
量の測定等に使用すると、熱蛍光シートで測定された被
曝量を補正することなく、人体の被曝量として検出する
ことができる。
またこのような粉末状のフッ化リチウムに対して付活剤
としてマグネシウム及び銅を添加した熱蛍光体と、4フ
ッ化エチレンモールディングパウダーを用いた耐熱性樹
脂によって熱蛍光シートを形成する際には、熱蛍光体を
6Kg、耐熱性樹脂を4Kgとして製造した場合であっても、
充分使用に耐えるだけの発光量が得られた。
なお使用する熱蛍光体の内、フッ化リチウム系、ホウ酸
リチウム系の熱蛍光体においては、その構成元素である
LiあるいはBについて、6Li,7Li,10B,11Bの同位元素比
率を制限することによって、中性子線の線量測定、2次
元分布観測等が可能となる。
また更に耐熱性樹脂として、ポリエーテル樹脂、ポリア
ミド系樹脂を用いた場合であっても、蛍光を得るための
加熱に耐え得るし、かつ使用に充分な強度も有する熱蛍
光シートが得られる。
また熱蛍光体としても、人体の被曝線量を測定するため
に、生体組織等価性の点から、人体の実効原子番号であ
る7.8に近似している8.2という実効原子番号を有するフ
ッ化リチウムを母体とする熱蛍光体あるいは7.2という
実効原子番号を有するホウ酸リチウムから、微細な中性
子線あるいは宇宙線等を測定するために、感度が非常に
高い、即ち実効原子番号の値が45と非常に大きい硫酸バ
リウムを母体とした熱蛍光体まで種々のものを使用して
熱蛍光シートを製造することができる。
このように耐熱性樹脂及び熱蛍光体を種々選択した場合
であっても、前述したと同様の製造手順に従って、独特
のグローカーブとエネルギー応答特性を有する種々の熱
蛍光シートを製造することができる。
[他の実施例] このような種々の実効原子番号を有する熱蛍光体を、実
効原子番号及び付活剤と共に、実効原子番号の小さい方
から順次以下に列記する。
酸化ベリリウム;実効原子番号 7.1 付活剤;リチウム Li ナトリウム Na マグネシウム Mg アルミニウム Al けい素 Si リン P ひ素 As アンチモン Sb カリウム K カルシウム Ca バナジウム V 亜鉛 Zn ゲルマニウム Ge インジウム In 錫 Sn カドミウム Cd タリウム Tl タングステン W イッテルビウム Yb ホウ酸リチウム;実効原子番号 7.2 付活剤;銅 Cu 銀 Ag ツリウム Tm ジスプロシウム Dy サマリウム Sm プラセオジム Pr ユーロピウム Eu ランタン Lu マンガン Mn フッ化リチウム;実効原子番号 8.2 付活剤;マグネシウム Mg マンガン Mn チタン Ti ホウ酸マグネシウム;実効原子番号 9.2 付活剤;テルビウム Tb リン酸リチウム;実効原子番号 10.6 付活剤;ツリウム Tm テルビウム Tb ユーロピウム Eu ケイ酸マグネシウム;実効原子番号 11.1 付活剤;テルビウム Tb ジスプロシウム Dy ツリウム Tm 硫酸ナトリウム;実効原子番号 11.7 付活剤;ツリウム Tm テルビウム Tb ユーロピウム Eu ジスプロシウム Dy ホルミウム Ho 硫酸マグネシウム;実効原子番号 12.0 付活剤;ジスプロシウム Dy ホルミウム Ho 硫酸カルシウム;実効原子番号 15.2 付活剤;ツリウム Tm ジスプロシウム Dy ユーロピウム Eu フッ化カルシウム;実効原子番号 16.5 付活剤;ジスプロシウム Dy マンガン Mn 硫酸ストロンチウム;実効原子番号 30.0 付活剤;ツリウム Tm テルビウム Tb ジスプロシウム Dy ユーロピウム Eu マンガン Mn 硫酸バリウム;実効原子番号 45.0 付活剤;ツリウム Tm テルビウム Tb ジスプロシウム Dy ユーロピウム Eu マンガン Mn 次にこのような種々の熱蛍光体を用いて製造した、熱蛍
光シートのグローカーブ及びエネルギー応答特性につい
て、第5図乃至第27図を参照しながら説明する。
第5図は酸化ベリリウムを母体とする熱蛍光体であるBe
O:Mgを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示した
ものであり、第6図は酸化ベリリウムを母体とする熱蛍
光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答特性を示
したものである。
第7図はホウ酸リチウムを母体とする熱蛍光体であるLi
2B4O7:Cuを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示
したものであり、第8図はホウ酸リチウムを母体とする
熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答特性
を示したものである。
第9図はホウ酸マグネシウムを母体とする熱蛍光体であ
るMgB4O7:Cuを使用した熱蛍光シートのグローカーブを
示したものであり、第10図はホウ酸マグネシウムを母
体とする熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー
応答特性を示したものである。
第11図はリン酸リチウムを母体とする熱蛍光体である
Li2PO4:Euを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示
したものであり、第12図はリン酸リチウムを母体とす
る熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答特
性を示したものである。
第13図はケイ酸マグネシウムを母体とする熱蛍光体で
あるMg2SiO4:Tbを使用した熱蛍光シートのグローカー
ブを示したものであり、第14図はケイ酸マグネシウム
を母体とする熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネル
ギー応答特性を示したものである。
第15図は硫酸ナトリウムを母体とする熱蛍光体である
Na2SO4:Tbを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示
したものであり、第16図は硫酸ナトリウムを母体とす
る熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答特
性を示したものである。
第17図は硫酸マグネシウムを母体とする熱蛍光体であ
るMgSO4:Dyを使用した熱蛍光シートの、第18図はMgS
O4:Ho使用した熱蛍光シートの、それぞれグローカーブ
を示したものであり、第19図は硫酸マグネシウムを母
体とする熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー
応答特性を示したものである。
第20図は硫酸カルシウムを母体とする熱蛍光体である
CaSO4:Tmを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示
したものであり、第21図は硫酸カルシウムを母体とす
る熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答特
性を示したもの 第22図はフッ化カルシウムを母体とする熱蛍光体であ
るCaF2:Dyを使用した熱蛍光シートのグローカーブを示
したものであり、第23図はフッ化カルシウムを母体と
する熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネルギー応答
特性を示したものである。
である。
第24図は硫酸ストロンチウムを母体とする熱蛍光体で
あるSrSO4:Tmを使用した熱蛍光シートの、第25図はS
rSO4:Tbを使用した熱蛍光シートの、第26図はSrS
O4:Dyを使用した熱蛍光シートのそれぞれのグローカー
ブを示したものであり、第27図は硫酸ストロンチウム
を母体とした熱蛍光体を使用した熱蛍光シートのエネル
ギー応答特性を示したものである。
リン酸リチウムの約290℃という最大値を除けば、いず
れもグローカーブの最大値が170℃乃至220℃程度であ
り、フェーディングの心配がないだけでなく、装置の小
型化も図れるものである。
またエネルギー応答特性は、各熱蛍光体によって異なっ
ているが、この相違を利用して、測定の種類に応じた熱
蛍光シートが選択できることとなる。
第28図は、放射線照射後に室温から300℃まで加熱し
た場合の照射線量応答特性を示したものであり、縦軸に
相対量としての発光量を、横軸に照射線量を示したもの
である。
図より明らかなように、この熱蛍光シートは、照射線量
の増加に対して直線的に発光量が増加することとなる。
従って発光量を測定すると照射線量が把握できることと
なるので、放射線の被曝量の測定、あるいは宇宙線測定
等にも有効に使用できるものである。
第29図は、測定を繰返した場合の再使用特性を示した
ものであり、縦軸に使用開始時の感度を10とした場合
の比感度を、横軸に再使用回数を示し、実際の測定を5
回毎に行なったものである。
図より明らかなように、この熱蛍光シートは、再使用に
よる比感度変化が少ないので、繰り返し使用してもその
後の測定に影響がないものである。従ってレントゲン撮
影に用いるような熱蛍光シートに形成すると、多数回の
撮影に使用可能となり、経済的である。
更に第30図は、熱蛍光シート中の熱蛍光体含有量と相
対感度とを、それぞれ横軸と縦軸とに示したものであ
る。
この図からも明らかなように、熱蛍光体の含有量を増加
させると、その比率に従って感度が向上しているので、
測定対象に応じた感度を有する熱蛍光シートを製造する
ことが容易に行なえる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、感度の向上を図るため
に熱蛍光体を大量に混合すると共に、熱蛍光体が沈殿せ
ずに均一の分布し、かつ強度を低下させず、使用の便宜
を図るためにシート状に形成した熱蛍光シートの製造方
法を提供するものである。
またシート状として提供できるので、放射線量の2次元
解析が可能であり、レントゲン撮影用のフィルム、中性
子線の分布測定等が行なえるだけでなく、シートを個人
認識票の内部に収納しておき、例えば放射線を扱うよう
な場所に出入する人に着用させ、個人毎の被曝線量の測
定管理も行なうことができる。
また更に熱蛍光体も、実効原子番号が7.2のホウ酸リチ
ウムから、45.0の硫酸バリウムまで種々のものをの種々
の実効原子番号を有する熱蛍光体が使用できるので、例
えば人体の被曝線量測定には人体の実効原子番号に近似
した値を有する熱蛍光体を使用することによって、測定
線量を補正するためのフィルターを不要とした測定がで
きるし、微小な宇宙線等の測定には、実効原子番号の値
が大きい熱蛍光体を使用することによって、わずかな量
をも的確に測定できるものである。
また更に、フッ化リチウム系、ホウ酸リチウム系の熱蛍
光体においては、その構成元素であるLiあるいはBにつ
いて、6Li,7Li,10B,11Bの同位元素比率を制御すること
によって、中性子線の線量測定、2次元分布観測等が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明に係る熱蛍光シートの種々の測定
結果を示したグラフであって、第1図はBaSO4:Euを使
用した熱蛍光体を用いた熱蛍光シートのグローカーブ、
第2図はBaSO4のエネルギー応答特性、第3図はLiF:M
g,Cuを使用した熱蛍光体を用いた熱蛍光シートのグロー
カーブ、第4図はLiFのエネルギー応答特性、第5図はB
eO:Mgを使用した熱蛍光シートのグローカーブ、第6図
はBeOのエネルギー応答特性、第7図はLi2B407:Cuを使
用した熱蛍光シートのグローカーブ、第8図はLi2B407
のエネルギー応答特性、第9図はMgB4O7:Cuを使用した
熱蛍光シートのグローカーブ、第10図はMgB407のエネ
ルギー応答特性、第11図はLi2PO4:Euを使用した熱蛍
光シートのグローカーブ、第12図はLi2PO4のエネルギ
ー応答特性、第13図はMgSiO4:Tbを使用した熱蛍光シ
ートのグローカーブ、第14図はMg2SiO4のエネルギー
応答特性、第15図はNa2SO4:Tbを使用した熱蛍光シー
トのグローカーブ、第16図はNa2SO4のエネルギー応答
特性、第17図はMgSO4:Dyを使用した熱蛍光シートの
グローカーブ、第18図はMgSO4:Hoを使用した熱蛍光
シートのグローカーブ、第19図はMgSO4のエネルギー
応答特性、第20図はCaSO4:Tmを使用した熱蛍光シー
トのグローカーブ、第21図はCaSO4のエネルギー応答
特性、第22図はCaF2:Dyを使用した熱蛍光シートのグ
ローカーブ、第23図はCaF2のエネルギー応答特性、第
24図はSrSO4:Tmを使用した熱蛍光シートのグローカ
ーブ、第25図はSrSO4:Tbを使用した熱蛍光シートの
グローカーブ、第26図はSrSO4:Dyを使用した熱蛍光
シートのグローカーブ、第27図はSrSO4のエネルギー
応答特性、第28図は照射線量応答特性、第29図は再
使用特性、第30図は熱蛍光体含有量を変化させた場合
の感度特性である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−133482(JP,A)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱蛍光体の単位重量に対し、バインダーと
    して耐熱性樹脂を5〜70重量%添加したものを主体とし
    て加圧成型し、次いで加熱硬化させた後、スライスして
    形成することを特徴とする熱蛍光シートの製造方法。
  2. 【請求項2】熱蛍光体を、酸化ベリリウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  3. 【請求項3】熱蛍光体を、ホウ酸リチウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  4. 【請求項4】熱蛍光体を、フッ化リチウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  5. 【請求項5】熱蛍光体を、ホウ酸マグネシウムを母体と
    するものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
  6. 【請求項6】熱蛍光体を、リン酸リチウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  7. 【請求項7】熱蛍光体を、ケイ酸マグネシウムを母体と
    するものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
  8. 【請求項8】熱蛍光体を、硫酸ナトリウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  9. 【請求項9】熱蛍光体を、硫酸マグネシウムを母体とす
    るものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シー
    トの製造方法。
  10. 【請求項10】熱蛍光体を、硫酸カルシウムを母体とす
    るものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シー
    トの製造方法。
  11. 【請求項11】熱蛍光体を、フッ化カルシウムを母体と
    するものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
  12. 【請求項12】熱蛍光体を、硫酸ストロンチウムを母体
    とするものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光
    シートの製造方法。
  13. 【請求項13】熱蛍光体を、硫酸バリウムを母体とする
    ものを用いた特許請求の範囲第1項記載の熱蛍光シート
    の製造方法。
  14. 【請求項14】耐熱性樹脂として、フッ素樹脂を用いた
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5
    項、第6項、第7項、第8項、第9項、第10項、第1
    1項、第12項または第13項記載の熱蛍光シートの製
    造方法。
  15. 【請求項15】フッ素樹脂として、ポリ四弗化エチレン
    を用いた特許請求の範囲第14項記載の熱蛍光シートの
    製造方法。
  16. 【請求項16】耐熱性樹脂として、ポリエーテル系樹脂
    を用いた特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項、第5項、第6項、第7項、第8項、第9項、第10
    項、第11項、第12項または第13項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
  17. 【請求項17】耐熱性樹脂として、ポリアミド系樹脂を
    用いた特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項、第5項、第6項、第7項、第8項、第9項、第10
    項、第11項、第12項または第13項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
  18. 【請求項18】耐熱性樹脂として、ポリイミド系樹脂を
    用いた特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項、第5項、第6項、第7項、第8項、第9項、第10
    項、第11項、第12項または第13項記載の熱蛍光シ
    ートの製造方法。
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