JPH06317207A - アイドル回転数制御装置 - Google Patents

アイドル回転数制御装置

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JPH06317207A
JPH06317207A JP5105669A JP10566993A JPH06317207A JP H06317207 A JPH06317207 A JP H06317207A JP 5105669 A JP5105669 A JP 5105669A JP 10566993 A JP10566993 A JP 10566993A JP H06317207 A JPH06317207 A JP H06317207A
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air amount
ignition timing
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combustion engine
intake air
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茂樹 宮下
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はアイドリング時に吸入空気量をフィ
ードバック制御して所望のアイドル回転数を確保するア
イドル回転数制御装置に関し、点火時期によらず常時適
切な応答性と制御精度とを確保することを目的とする。 【構成】 内燃機関で設定されている点火時期を読み込
む(ステップ100)。所定機関における機関回転数N
eの平均値NeSMを算出し、NeSMの変化量ΔNe
を算出する(ステップ102〜106)。|ΔNe|>
Neが成立する程度に大きくNeが変化した場合には
(ステップ108)、検出した点火時期に応じて、遅角
量が大きいほど補正空気量IQAを大きな値として算出
し、吸入空気量を制御するバルブの開度指示量であるK
QAにIQAを加算して新たなKQAとしてフィードバ
ック制御を実行する(ステップ110,112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイドル回転数制御装置
に係り、特にアイドリング時における吸入空気量をフィ
ードバック制御することにより所望のアイドル回転数を
実現する内燃機関のアイドル回転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を低燃費化するためには、走行
トルクの要求されないアイドリング時における機関回転
数(以下、アイドル回転数と称す)は極力低いことが望
ましい。一方、内燃機関が極低回転の領域で運転してい
る場合、内燃機関はストールを起こしやすく、設定回転
数を下げるためには高精度に回転数を制御する必要があ
る。
【0003】かかる要求を満たすために、近年ではアイ
ドリング時における吸入空気量を高精度に制御するアイ
ドルスピードコントロール制御(ISC制御)が広く行
われている。このISC制御は、内燃機関の吸気管に、
スロットルバルブをバイパスする通路を設け、かつこの
通路の導通を制御するアイドルスピードコントロールバ
ルブ(ISCV)を設け、アイドリング時の吸入空気量
を高精度にフィードバック制御するものである。
【0004】つまり、エアコンディショナ(A/C)の
始動等によりアイドリング時における内燃機関の負荷が
増加した場合には、ISCVをより大きく開けて吸入空
気量の増加を図り、また負荷が低下した場合には、IS
CVの開度を小さくして吸入空気量の減少を図るもので
ある。
【0005】この場合、機関回転数を監視しながらIS
CVをフィードバック制御することとすれば、内燃機関
には、現実に内燃機関に作用している負荷に対して所望
のアイドル回転数を維持するために必要な空気量が供給
されることとなり、結果として精度良く所望のアイドル
回転数が維持されることとなる。
【0006】ところで、内燃機関を制御するにあたっ
て、点火時期を制御することが便利な場合がある。内燃
機関の燃焼室内における燃焼は、点火が行われる際の混
合気の圧縮状態の影響を大きく受け、その時期を適宜調
整すれば、発生する燃焼圧や排気ガス温度を適当に制御
することができるからである。
【0007】つまり、混合気が最も圧縮される上死点付
近で点火が行われた場合には、点火された混合気は爆発
的に燃焼して高い燃焼圧を発生すると共に、その燃焼が
速やかに終了するため排気ガスの温度は比較的低温とな
る。これに対して点火時期を遅角した場合は、混合気の
燃焼速度が鈍化することから、燃焼圧の低下に伴って出
力特性は悪化する反面、まだ燃焼しているガスが排気さ
れるためその排気温は高温となる。
【0008】このため、例えば排気ガスの浄化装置とし
て公知である触媒コンバータを排気通路に有する内燃機
関において冷間始動時に点火時期遅角制御を実行するこ
ととすれば、触媒コンバータの早期暖機が可能となる。
尚、触媒コンバータは、所定の活性化温度領域にまで昇
温されると良好な排気浄化作用を発揮する特性を有して
おり、内燃機関の始動後暖機終了までに要する時間が短
いほど良好な排気エミッションを得ることが可能となる
ものである。
【0009】かかる観点から、上記したISC制御と点
火時期制御とを組み合わせて用いる装置が従来より知ら
れており、例えばトヨタ技術公開集(トヨタ自動車
(株)発行)4331号には、両者を組み合わせた機能
を有するアイドル回転数制御装置が開示されている。
【0010】つまり、この装置は、運転状態が不安定に
なり易い内燃機関の冷間始動時において、更に運転状態
を不安定とする点火時期遅角制御が実行する場合におい
ても、安定したアイドル回転数を維持して、良好な操安
性を維持しつつ高温の排気ガスを排出して触媒コンバー
タの早期暖機を図ろうとするものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関に
供給される空気量変化が内燃機関の出力特性に与える影
響は、点火時期が上死点付近に設定されている場合に最
も大きく、点火時期が遅角されるに従って小さくなるこ
とが知られている。上記したように点火時期が遅角され
た場合、燃焼エネルギが出力トルクに変換される効率が
上死点付近で点火される場合に比べて劣り、単位空気量
当たりに発生する出力トルクが低下することになるから
である。
【0012】つまり、内燃機関において点火時期が上死
点付近に設定されている場合は、僅かな吸入空気量変化
が大きな出力トルク変化として、すなわち回転数変化と
して現れ、一方、点火時期が遅角制御されている場合
は、僅かな吸入空気量の変化によってはさほど出力トル
クが変化せず、その結果回転数も変化しないことにな
る。
【0013】このように、吸入空気量変化に対する回転
数感度は、設定されている点火時期の影響を大きく受け
る。ところが、上記従来の装置におけるISC制御は、
かかる特性には着目しておらず、点火時期にかかわらず
常に一定の補正空気量を増減してISCVの開度をフィ
ードバック制御するものであった。
【0014】このため、点火時期が遅角制御されている
状態において急激な負荷変動が発生した場合等において
は、フィードバック制御による吸入空気量の増量ステッ
プ幅が小さすぎて、吸入空気量制御の応答性が負荷の変
動に追従できず、場合によってはエンジンストールを引
き起こす事態が生じていた。
【0015】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、フィードバック制御における吸入空気量の増減
幅である補正空気量を、設定された点火時期に応じて可
変とし、点火時期が遅角されている場合ほど大きな増減
幅でフィードバック制御を実行することにより、上記の
課題を解決し得るアイドル回転数制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。同図に示すように、上記の目的を達成するた
めに、本発明では、内燃機関1がアイドリング状態であ
る場合に、供給した基本空気量に対する前記内燃機関の
運転状態を検出すると共に、該運転状態が所定の状態と
なるように、前記基本空気量を算出する際に補正空気量
を増減して新たな基本空気量を算出して吸入空気量のフ
ィードバック制御を実行する吸入空気量フィードバック
制御手段2を備えるアイドル回転数制御装置3におい
て、前記内燃機関1の点火時期を検出すると共に、検出
した点火時期が遅角されているほど前記補正空気量を大
きく設定する補正空気量制御手段4を設けたことを特徴
とするアイドル回転数制御装置3。
【0017】
【作用】本発明に係るアイドル回転数制御装置におい
て、前記内燃機関1は、所定の時期に設定された点火時
期に発生する爆発を繰り返すことにより運転を継続す
る。前記吸入空気量フィードバック制御手段2は、前記
内燃機関1がアイドリング状態である場合に、所定のア
イドル回転数を維持すべく前記基本空気量に前記補正空
気量を増減して吸入空気量のフィードバック制御を実行
する。この際、前記補正空気量は、前記補正空気量制御
手段4により、前記内燃機関1の点火時期が遅角されて
いるほど大きく設定される。
【0018】従って、前記内燃機関1が、上死点付近で
点火される場合、すなわち吸入空気量変化に対する回転
数感度が敏感な場合には、吸入空気量が微小幅でフィー
ドバック制御され、また、前記内燃機関1の点火時期が
遅角制御されている場合、すなわち吸入空気量変化に対
する回転数感度が鈍感な場合には、吸入空気量が大きな
幅でフィードバック制御されることになる。
【0019】
【実施例】図2は本発明の一実施例であるアイドル回転
数制御装置を備えた内燃機関のシステム構成図である。
本実施例は、4気筒4サイクル火花点火式内燃機関20
に本願発明を適用した例を示しており、同図は4気筒の
内任意の一気筒の構造断面図を示している。この内燃機
関20は、後述する電子制御装置(以下、ECUと称
す)21によってシステム各部が制御される。
【0020】同図において、内燃機関20のシリンダブ
ロック22内に図中、上下方向に往復運動するピストン
23が収納され、また燃焼室24が吸気弁26を介して
インテークマニホルド25に連通される一方、排気弁2
7を介してエキゾーストマニホルド28に連通されてい
る。また、燃焼室24にプラグギャップが突出するよう
に点火プラグ29が設けられている。
【0021】インテークマニホルド25の上流側はサー
ジタンク30を介して4気筒共通に吸気管31に連通さ
れている。この吸気管31内にはスロットルバルブ3
3、エアフローメータ32が夫々設けられている。スロ
ットルバルブ33はアクセルペダルに連動して開度が調
整される構成とされており、またその開度はスロットル
ポジションセンサ34(アイドル状態を検出するアイド
ルスイッチが組み込まれている)により検出される構成
とされている。エアフローメータ32の下流側には吸入
空気温を測定する吸気温センサ35が設けられている。
【0022】また、スロットルバルブ33を迂回し、か
つ、スロットルバルブ33の上流側と下流側とを連通す
るバイパス通路36が設けられ、そのバイパス通路36
の途中に例えばステッピングモータによって開弁度が制
御されるアイドル・スピード・コントロール・バルブ
(ISCV)37が取付けられている。38は燃料噴射
弁で、インテークマニホルド25を通る空気流中に、後
述のECU21の指示に従い、燃料を噴射する。
【0023】また、酸素濃度検出センサ(O2 センサ)
39はエキゾーストマニホルド28を一部貫通突出する
ように設けられ、触媒装置40に入る前の排気ガス中の
酸素濃度を検出する。触媒装置40は、排気ガス中の未
燃成分(CO,HC等)や酸化物(NOx等)を浄化す
る部材で、内部温度を検出すべく外壁を一部貫通突出す
るように触媒床温センサ43が設けられている。
【0024】42は水温センサで、内燃機関20のシリ
ンダブロック22を貫通して一部がウォータジャケット
内に突出するように設けられており、内燃機関冷却水の
水温を検出する。43はイグナイタで、所定のタイミン
グでECU21から送信される点火時期信号に合わせて
高圧の点火信号を発生する。
【0025】また、44はディストリビュータで、内燃
機関クランクシャフトの基準位置検出信号を発生する気
筒判別センサ45と、内燃機関回転数信号を例えば30
℃A毎に発生する回転角センサ46とを備え、また、イ
グナイタ43から供給される点火信号を、クランクシャ
フトの回転角に応じて適宜各気筒の点火プラグ29へと
分配する。
【0026】ECU21は図3に示す如きハードウェア
で構成されており、前記した吸入空気量フィードバック
制御手段2及び補正空気量制御手段4を実現する、本実
施例装置の要部である。以下、図3を参照してECU2
1のハードウェア構成、及び前記したアイドル回転数制
御装置3を実現するために必要な各種センサとECU2
1との間でなされる信号の授受について詳細に説明す
る。尚、図3中、上記図2と同一の構成部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0027】図3において、ECU21は中央処理装置
(CPU)50,処理プログラムを格納したリード・オ
ンリ・メモリ(ROM)51,作業領域として使用され
るランダム・アクセス・メモリ(RAM)52,内燃機
関停止後もデータを保持するバックアップRAM53,
入力インタフェース回路54,マルチプレクサ付きA/
Dコンバータ55及び入出力インタフェース回路56な
どから構成されており、それらは共通バス57を介して
互いに接続されている。
【0028】A/Dコンバータ56はエアフローメータ
32からの吸入空気量検出信号、スロットルポジション
センサ34からの検出信号、吸気温センサ35からの吸
気温検出信号、O2 センサ39からの酸素濃度検出信
号、触媒床温センサ41からの触媒床温検出信号、水温
センサ42からの水温検出信号を入力インタフェース回
路54を通して順次切換えて取り込み、それをアナログ
・ディジタル変換してバス57へ順次送出する。
【0029】入出力インタフェース回路56は回転角セ
ンサ46からの内燃機関回転数(NE)に応じた回転数
信号をバス57を介してCPU50へ入力する。
【0030】また、CPU50は上記のA/D変換器5
5及び入出力インタフェース回路56からバス57を通
して入力された各データに基づいて、各種演算処理を実
行し、得られたデータをバス57及び入出力インタフェ
ース回路56を通してISCV37,燃料噴射弁38,
イグナイタ43へ適宜選択出力し、ISCV37の開度
を制御してアイドル回転数を目標回転数に制御したり、
燃料噴射弁38による燃料噴射時間、すなわち単位時間
当りの制御噴射量を制御したり、またイグナイタ43に
より点火時期制御を行なわせたりする。
【0031】この場合において、燃料噴射弁38による
燃料噴射時間の制御については、従来より広く知られて
いる燃料噴射時間の演算処理によって算出する。つま
り、エアフローメータ32及び吸気温センサ35の検出
信号を基に吸入空気量の絶対量を算出し、その空気量に
対して理論空燃比を実現する噴射時間を基本噴射時間と
して演算する。
【0032】そして、スロットルポジションセンサ34
や水温センサ42により、運転者の要求や内燃機関20
の暖機状態を検出し、また、O2 センサ39により燃焼
ガスの現実の空燃比を検出し、それぞれ要求される加速
特性を満たし、暖機中における安定した運転を確保し、
また高精度な空燃比制御を実現すべく基本噴射時間を補
正するものである。
【0033】イグナイタ43による点火時期制御は、触
媒床温センサ41の検出信号及び回転角センサ46の検
出信号に基づいて従来公知の手法により実行される。つ
まり、回転角センサ46から供給されるパルス信号を基
準として点火時期信号の発生時期を設定するにあたっ
て、触媒装置40が低温であれば点火時期を遅角して設
定し、触媒装置40が所望の温度に昇温していれば正規
のタイミングとして設定する構成である。
【0034】ところで、このような点火時期制御を実行
する装置においてアイドル回転数制御を実行する場合
は、図4に示すように、空気量変動に対する内燃機関2
0の回転数感度が点火時期に応じて変動することに留意
する必要がある。同図に示すように点火時期が大きく遅
角されている際には、その感度が大きく低下することか
ら、僅かに吸入空気量を変化させた程度では機関回転数
Neを上昇または降下させることができないからであ
る。
【0035】つまり、点火時期が進角制御されている場
合には、僅かな空気量変化が大きくNeに影響するため
吸入空気量は微調整する必要があり、点火時期が遅角制
御されている場合には、吸入空気量をある程度大幅に変
化させなければ、回転数を制御することはできない。
【0036】そこで、本実施例装置においては、ISC
制御を実行してアイドル回転数制御を実行するに当たっ
て、フィードバック制御における空気量の増減幅である
補正空気量を、設定されている点火時期におおうじて可
変とし、進角制御時には小さな幅で空気量をフィードバ
ック制御し、遅角制御時には大きな幅で空気量のフィー
ドバック制御を行うこととした。
【0037】以下、本実施例装置が実行するISC制御
の一例について、図5に示すフローチャートに沿って詳
細に説明する。
【0038】尚、このISC制御ルーチンは、スロット
ルポジションセンサ34によりスロットルバルブ33が
全閉であることが検出されている場合、すなわち内燃機
関20がアイドリング状態にある場合に起動されるルー
チンであり、所望のアイドル回転数を実現するためのI
SCV37の開度を設定するルーチンである。
【0039】同図に示すように、本ルーチンが起動する
と、ステップ100において点火時期の読み込みを行
う。本ルーチンは、点火時期に応じた補正空気量で吸入
空気量のフィードバック制御を実行するための処理だか
らである。尚、本実施例装置においては、上記したよう
にECU20内で点火時期を設定しており、ここでは、
その演算結果を読み込むことになる。
【0040】ところで、ISC制御によるアイドル回転
数制御は、機関回転数Neが所定のアイドル回転数に維
持されるようにISCVをフィードバック制御するもの
である。従って、Neを検出して所定の判定値と比較
し、その比較結果に応じてISCV37の開度を大きく
または小さく設定し直せば基本的には制御が成立する。
【0041】しかし、Neが小さな幅で変動する程度で
あれば、内燃機関20の運転特性に問題が生じることは
ない。また、所定のアイドル回転数付近に制御されるN
eが判定値の水準を横切る度にISCV37の開度調整
を行うこととすると、極めて頻繁にISCV37が動作
することになり、耐久性等の面で著しく不利である。
【0042】そこで、本実施例においては、Neがある
程度大きく変化しない限りはISCV37の開度調整を
実行しないこととし、その手段として、所定機関にわた
るNeの平均値の変化を比較して回転数の変動の有無を
判定する構成を採用した。
【0043】つまり、ステップ102において、回転角
センサ46の出力信号を基に機関回転数Neを演算した
ら、次いでステップ104へ進み、過去の所定期間にお
けるNeの平均値NeSMを算出する。そして、続くス
テップ106において、前回算出したNeSMと今回の
NeSMとの変化量ΔNeを算出する。
【0044】かかる構成によれば、Neの微小な変化に
よっては、ΔNeが大きく変化することがなく、ΔNe
が所定の判定値を越えるか否かを判別することによっ
て、真にISCV37の開度調整をする必要がある事態
を精度良く検出することが可能となる。
【0045】そこで、ステップ108において|ΔNe
|を、所定の判定値ΔNe1と比較し、|ΔNe|>Δ
Ne1が成立すれば機関回転数Neが今回大きく変化し
たとしてISCV37の開度を新たに設定し直すべくス
テップ110以降の処理を行い、|ΔNe|>ΔNe1
が不成立であると判別された場合は、何らの処理を行う
ことなく今回の処理を終了することとした。
【0046】ところで、本ルーチン中、上記ステップ1
08において|ΔNe|>ΔNe1が成立すると判別さ
れた場合は、ステップ110において前記した補正空気
量に相当するIQAを算出する。そして、ステップ11
2においてISCV37の開度指示量であるKQAに、
そのIQAを加算して新たなKQAを算出して今回の処
理を終了する。
【0047】つまり、|ΔNe|>ΔNe1が成立する
場合、すなわち大きくNeが変動した場合、その時点で
設定されていた開度指示量KQAが、|ΔNe|とΔN
e1との差を小さくするように、補正空気量IQAの幅
で設定し直される。そして、次回本ルーチンが起動した
際に、まだ|ΔNe|>ΔNe1が成立していれば、更
にIQAの幅で新たなKQAの設定が行われる。
【0048】このように、本ルーチンにおいては、上記
したステップ102〜108及び112により、ISC
V37の開度のフィードバック制御を実行しており、こ
れらのステップにより、前記した吸入空気量フィードバ
ック制御手段2を実現している。
【0049】また、本ルーチンにおいて上記ステップ1
10は、本実施例装置の要部であり、前記した補正空気
量制御手段4を実現するステップである。つまり、ステ
ップ110は、上記ステップ100において読み込んだ
点火時期に応じてIQAを演算するステップであり、そ
の処理内容に特徴を有している。以下、図6を参照して
ステップ110において実行される処理の内容について
説明する。
【0050】図6は、ステップ110において用いるべ
くROM51内に格納されているマップである。このマ
ップの縦軸に表された制御量IQABは、補正空気量I
QAの補正係数としての意味を有するものである。つま
り、上記図4に示したように、吸入空気量の変動に対す
る回転数感度は、点火時期が遅角されるほど鈍感にな
る。
【0051】言い換えれば、点火時期が遅角制御されて
いる場合において良好な回転数感度を確保するために
は、吸入空気量を大きく変化させる必要があることにな
る。そこで、本ルーチンにおいては、図6に示す如く制
御量IQABを予め設定し、以下に示す式によりIQA
を算出することとしたものである。
【0052】 IQA=IQAB×(−Ne/ |ΔNe|) ×(1−Kq×(−Ne/ |ΔNe|)) ・・・(1) ここで、上記(1)式中(−Ne/ |ΔNe|)の項
は、回転数Neの変化が増加であるか減少であるかを、
正負の符号として表すための項である。従って、上記ス
テップ108において|ΔNe|>ΔNe1が成立する
と判別された際の現象がNeの上昇に起因するものであ
ればIQAの符号は負となり、また、その現象がNeの
下降に起因するものであればIQAの符号は正となる。
【0053】この結果、上記ステップ112において
は、Neが上昇した場合にはKQAの値が小さく、すな
わち吸入空気量を減量すべくISCV開度が小さく設定
され、Neが下降した場合は、KQAの値が大きく、す
なわち吸入空気量を増量すべくISCV開度が大きく設
定されることになる。
【0054】そして、これらの場合にKQAが変更され
る幅、すなわちIQAの絶対値は、図6に示す制御量I
QABに応じて、点火時期が遅角されるほど大きな値が
採られることになる。
【0055】また、上記(1)式中、Kqは、機関回転
数Neが上昇する場合と、下降する場合とに応じて適切
な補正空気量を得るための補正係数である。つまり、ア
イドル回転数制御を実行する場合、制御の応答性が問題
とされるのは、内燃機関20の負荷が急に増加した場
合、すなわち、Neが下降する場合である。
【0056】劣悪な応答性の基に機関回転数Neが下降
するとエンジンがストールすることになるのに対して、
Neが上昇する場合には、応答性が劣悪でも、一時的に
Neが増加するに過ぎないからである。更に、Neが上
昇する場合において、ISCV37の開度を過渡に小さ
くすると、その影響でエンジンストールが発生するこに
もなりかねない。
【0057】上記(1)式中の補正係数Kqに係る項
は、かかる特性を鑑みて設定されたものであり、この項
の存在によりNe下降時にはIQAが大きく、またNe
上昇時にはIQAが比較的小さく設定されることにな
る。
【0058】このように、本ルーチンによれば、内燃機
関20の点火時期に応じて、遅角されている場合には補
正空気量IQAが大きく、また、進角されている場合に
はIQAが小さく設定されることになる。
【0059】この結果、一回のルーチンで実行されるI
SCV37の開度調整が、機関回転数Neに与える影響
度合いは、点火時期の遅角・進角によらず常にほぼ一定
に維持されることとなり、適切な応答性の下に吸入空気
量のフィードバック制御が続行されることになる。
【0060】ところで、本実施例装置の如くアイドリン
グ状態において点火時期制御を行う装置においては、触
媒装置40の早期暖機を目的として点火時期を大きく遅
角し、かつ必要な出力トルクを確保するためにISCV
37を大きく開けた状態で、更に内燃機関20の負荷が
増加したような場合に、ISCV37を全開としてもな
お、必要とされる空気量が供給できない場合が生ずる。
【0061】この場合に、何らの処理も講じないとすれ
ば、内燃機関20はストールすることになる。また、I
SCV37の空気供給能力を増加する構成を採用した場
合には、能力上の問題は解決されるものの、このような
領域でのフィードバック制御は、ISCV37の大幅の
開閉を伴い、吸入空気量の制御精度、ISCV37の耐
久性等の観点からは好ましい状況ではない。
【0062】一方、図7に示すように、点火時期の変動
量に対する機関回転数Neの感度は、点火時期が遅角制
御されているほど敏感になる特性を有している。点火時
期が大きく遅角された状態では、僅かな遅角量の変動
が、燃焼性に大きく影響するからである。
【0063】従って、かかる状況下においては、触媒装
置40の早期暖機という趣旨には反するものの、吸入空
気量によらず点火時期を制御することとすれば、吸入空
気量の制御精度を良好な水準に維持することができ、I
SCV37の耐久性上の問題もなく、総合的には内燃機
関20を好適な状態に維持できることになる。
【0064】図8は、このような観点から、内燃機関2
0のアイドル回転数制御を、吸入空気量制御及び点火時
期制御の双方を用いて実行するルーチンの一例のフロー
チャートを示す。以下、同図に沿って、ECU21が実
行するルーチン処理の第2の例について説明する。
【0065】ここで、図8に示すルーチン処理において
ステップ100〜112については、上記図5に示すル
ーチン処理中の、対応するステップを同様の処理を実行
するステップである。
【0066】すなわち、図8に示す処理が起動すると、
ステップ100〜108ににおいて、点火時期を読み込
み、機関回転数Neを算出し、その算出結果に基づいて
所定期間におけるNeの平均値NeSM及びその変化量
ΔNeを算出し、|ΔNe|>Ne1の判別を行う。
【0067】そして、|ΔNe|>Ne1が不成立であ
る場合には、ISCV37の開度調整は不要であるとし
て処理を終了し、|ΔNe|>Ne1が成立する場合に
は、大きく変化した機関回転数Neを適正値に制御すべ
くステップ120以降の処理を実行する。
【0068】ステップ120は、ISCV37の開度調
整だけではアイドル回転数を適正値に制御することがで
きない事態が発生した場合に、点火時期のフィードバッ
ク制御を実行する必要が生じた場合に備えて、以下に式
により点火時期に関する補正空気量ISAの演算を行う
ステップである。
【0069】 ISA=ISAB×(−Ne/ |ΔNe|) ×(1−Ks×(−Ne/ |ΔNe|)) ・・・(2) ここで、上記(2)式中、ISABは、上記(1)式に
おけるISABに相当する制御量で、図9に示す如く予
め設定されたマップを、上記ステップ100において読
み込んだ点火時期で参照して求める補正係数である。こ
こで、上記図7に示すように、点火時期の変動に対する
回転数の感度特性は、遅角されるに従って敏感になる。
図9に示すマップにおいて、制御量ISABが進角側で
大きく、遅角側で小さく設定されているのは、かかる特
性に対応させたものである。
【0070】尚、(2)式中(−Ne/ |ΔNe|)
の項は、回転数Neの変化が増加であるか減少であるか
を、正負の符号として表すための項であり、(2)式
中、Ksは、上記(1)式におけるKqと同様に、機関
回転数Neが上昇する場合と、下降する場合とに応じて
適切な補正空気量を得るための補正係数である。
【0071】このようにしてISAを算出したら、次に
ステップ110において、上記(1)式に従って吸入空
気量のフィードバック制御に関する補正空気量IQAを
算出する。そして、共に点火時期を考慮したこれらの補
正空気量ISA,IQAの算出が終了したら、ステップ
122において|ΔNe|<ΔNe2の判別を行う。
【0072】ここで、ΔNe2は、内燃機関20に生じ
たNeの変化が大きなものであるか小さなものであるか
を形式的に区分するための判定値である。|ΔNe|が
小さい場合には、吸入空気量のフィードバック制御で対
応できる場合が多く、また、|ΔNe|が大きい場合に
は、吸入空気量のフィードバック制御では対応できない
事態が発生することに鑑み、その判別を行う趣旨であ
る。
【0073】従って、ステップ122において|ΔNe
|<ΔNe2が成立、すなわち機関回転数Neが僅かに
変化したにすぎない、と判別された場合は、触媒装置4
0の早期暖機等の自由度を残すため、原則として吸入空
気量のフィードバック制御で対応することとし、一方、
|ΔNe|<ΔNe2が不成立であると判別された場合
は、ステップ124へ進んで設定されている点火時期S
Aが所定の判定時期RSAより遅角側(SA<RSA)
であるか否かの判別を行う。
【0074】内燃機関20に発生したNe変化が大き
く、かつ点火時期が大きく遅角側に設定されている場合
は、上記したように吸入空気量によりNe制御を行うべ
きではないからである。従って、ステップ124におい
てSA<RSAが成立すると判別された場合には、ステ
ップ126へ進み、先に算出した補正空気量ISAを用
いた点火時期のフィードバック制御を実行して処理を終
了する。
【0075】これに対して、ステップ124において点
火時期はRSAより進角側で制御されていると判別され
た場合は、|ΔNe|<ΔNe2が成立した場合と同様
に、原則として吸入空気量のフィードバック制御で対処
すべくステップ128へ進む。ここで、ステップ128
は、ISCV37の開度に相当する現在のKQAが、そ
の上限値KQAMAX に対して適切な余裕をもっているか
否かを判別するステップである。
【0076】つまり、現在設定されているKQAが、上
限値KQAMAX から所定値aを減じた値より小さけれ
ば、吸入空気量のフィードバック制御によってNeの制
御を実行すべく更にKQAを更新することができると判
断する。また、KQA<KQA MAX −aが不成立であれ
ば、ISCV37にはもはや機関回転数Neを所望の回
転数に維持し得るだけの余裕がないと判断する。
【0077】そして、吸入空気量の制御で対処し得ると
判断した場合は、ステップ112へ進んで上記(1)式
により算出した補正空気量IQAを用いて吸入空気量に
よるアイドル回転数制御を実行すべく新たなKQAを設
定する。また、吸入空気量の制御で対処できないと判断
した場合には、上記ステップ126へ進んで点火時期に
よるアイドル回転数制御を実行すべく、新たなKSAを
設定して今回の処理を終了する。
【0078】このように、本ルーチンによれば、適宜吸
入空気量によるフィードバック制御と点火時期によるフ
ィードバック制御を使い分けることにより、不当に大幅
はISCV37の開度調整を実行することなく、適切な
アイドル回転数制御を実現することができる。このた
め、本ルーチンを実行するアイドル回転数制御装置にお
いては、アイドリング時における回転数精度と、ISC
V37の耐久性と、触媒装置40の早期暖機性とを、全
て高いレベルに確保することが可能である。
【0079】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、内燃機関が
アイドリング状態にある場合に、点火時期の遅角に伴っ
て、吸入空気量の変動に対する機関回転数の感度が低下
するに従って補正空気量が大きく設定される。このた
め、そのような感度の低下にもかかわらず、点火時期の
遅角制御時においても、フィードバック制御において適
切な応答性を確保することができる。
【0080】また、点火時期が進角側に制御された際に
は、吸入空気量の補正空気量が小さく設定されるため、
僅かに空気量が変化しただけでも大きく機関回転数が変
動する状況であるにもかかわらず、回転数制御上、適切
な精度を維持することができる。
【0081】このように、本発明に係るアイドル回転数
制御装置は、点火時期制御と併用された場合に、点火時
期の影響を受けずに常時適切な応答性と精度との下にア
イドル回転数制御を実行し得るという特長を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアイドル回転数制御装置の原理図
である。
【図2】本発明の一実施例であるアイドル回転数制御装
置を備える内燃機関のシステム構成図である。
【図3】本実施例装置の電子制御装置周辺のハードウェ
ア構成を表すブロック構成図である。
【図4】内燃機関の点火時期と、吸入空気量の変動に対
する機関回転数感度との関係を表すグラフである。
【図5】本実施例装置の実行するISC制御の一例のフ
ローチャートである。
【図6】本実施例装置が上記ISC制御において参照す
るマップの一例である。
【図7】内燃機関の点火時期と、点火時期の変動に対す
る機関回転数感度との関係を表すグラフである。
【図8】本実施例装置の実行するISC制御の他の例の
フローチャートである。
【図9】本実施例装置が上記ISC制御において参照す
るマップの一例である。
【符号の説明】
1,20 内燃機関 2 吸入空気量フィードバック制御手段 3 アイドル回転数制御装置 4 補正空気量制御手段 21 電子制御装置(ECU) 29 点火プラグ 32 エアフロメータ 33 スロットルバルブ 34 スロットルポジションセンサ 35 吸気温センサ 37 アイドルスピードコントロールバルブ(ISC
V) 38 燃料噴射弁 39 O2 センサ 41 触媒床温センサ 42 水温センサ 43 イグナイタ 44 ディストリビュータ 45 気筒判別信号 46 回転角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 312 C 7536−3G 362 J 7536−3G F02P 5/15 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関がアイドリング状態である場合
    に、供給した基本空気量に対する前記内燃機関の運転状
    態を検出すると共に、該運転状態が所定の状態となるよ
    うに、前記基本空気量を算出する際に補正空気量を増減
    して新たな基本空気量を算出して吸入空気量のフィード
    バック制御を実行するアイドル回転数制御装置におい
    て、 前記内燃機関の点火時期を検出すると共に、検出した点
    火時期が遅角されているほど前記補正空気量が大きくな
    るよう制御する補正空気量制御手段を有することを特徴
    とするアイドル回転数制御装置。
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