JPH063164B2 - デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法 - Google Patents

デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法

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JPH063164B2
JPH063164B2 JP3587685A JP3587685A JPH063164B2 JP H063164 B2 JPH063164 B2 JP H063164B2 JP 3587685 A JP3587685 A JP 3587685A JP 3587685 A JP3587685 A JP 3587685A JP H063164 B2 JPH063164 B2 JP H063164B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法に
係り、特に、電子式燃料噴射システムが採用されたディ
ーゼルエンジンの燃料噴射時期を制御するに好適なディ
ーゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法に関する。
〔従来の技術〕
電子式燃料噴射制御システムによるディーゼルエンジン
においては、特開昭58−25584号公報に記載され
ているように、エンジンの運転状態に適合する着火時期
としてエンジン回転数とエンジン負荷から定まる目標着
火時期を設定し、この目標着火時期と実際の着火時期と
を比較し、実際の着火時期を目標着火時期に一致させる
タイミングで燃料を噴射する着火時期フィードバック制
御が採用されている。この着火時期フィードバック制御
によって燃料噴射時期を制御すれば、燃料噴射時期を最
適なタイミングに維持することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、始動時、特に低温始動時には着火が不安
定な状態となるため、始動時にも着火時期フィードバッ
ク制御を行うと、燃料噴射時期が最適燃料噴射時期から
大幅にずれ、始動性が低下するという不具合が生じた。
本発明は、前記従来の課題に鑑みて為されたものであ
り、その目的は、着火時期フィードバック制御が採用さ
れたディーゼルエンジンにおいて始動性の向上を図るこ
とができるディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、第1図に示され
るように、エンジン回転数とエンジン負荷から定まる目
標着火時期と実際の着火時期とを比較し、実際の着火時
期を目標着火時期に一致させるタイミングで燃料を噴射
する着火時期フィードバック制御を用いたディーゼルエ
ンジンの燃料噴射時期制御方法において、エンジン始動
時(ステップ200,202)には、前記着火時期フィ
ードバック制御を実行せず、エンジン回転数とエンジン
冷却水温から定まるタイミングで燃料を噴射する(ステ
ップ206)ようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、エンジンが始動する際に前記着火時
期フィードバック制御が実行されないため、着火時期の
如何によって燃料噴射時期が不当に進角されることがな
く、かかる不当な進角による始動性の悪化が防止され
る。
ところで、ディーゼルエンジンの始動時における最適燃
料噴射時期は、燃焼室内が所定の圧縮状態(以下、適正
着火時期とする)に達するまでに適量の燃料を供給し得
る時期として設定すべきものである。適正着火時期以前
に過剰な燃料が供給されるとノッキングの原因となり、
また供給不足であると着火性が悪化するからである。
また、燃料の着火性は燃料の気化性と深い相関を有し、
この気化性はエンジンの温度、すなわちエンジン冷却水
温の関数である。従って、適正着火時期までに供給すべ
き燃料の量は、エンジン冷却水温の関数として求めるこ
とが可能である。
一方、ディーゼルエンジンにおける燃料の供給量は、燃
料の噴射時間によって制御することができる。そして、
適正着火時期以前の燃料噴射時間は、燃料の噴射を開始
するクランク角位置と、エンジンの回転速度、すなわち
エンジン回転数とで決まる概念である。
これに対して本発明は、エンジン始動時における燃料噴
射タイミングを、エンジン回転数とエンジン冷却水温に
基づいて設定したクランク角位置に設定するものであ
る。
従って、本発明においてエンジン始動時に設定される燃
料噴射タイミングは、常に良好な始動性が担保された最
適燃料噴射時期となる。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図には、本発明が適用された実施例であり、電磁ス
ピル式分配型燃料噴射ポンプを備えたディーゼルエンジ
ンの構成が示されている。第2図において、フィルタに
よりろ過された燃料は、ドライブシャフト2で駆動され
るベーン式フィードポンプ(90°展開して図示)4に
よって給油口6からプレッシャレギュレーティングバル
ブ8に導かれ、このプレッシャレギュレーティングバル
ブ8により圧力を調整された後、ポンプハウジング10
内の低圧室であるポンプ室12内に導入される。ポンプ
室12内に満たされた燃料は、ポンプ室12内で作動部
分の潤滑を行うと同時に、吸入ポート14を介してプラ
ンジャ16の先端部に形成される高圧室18に送られ
る。また、一部の燃料は過剰燃料の排出と作動部分の冷
却のために、オーバスローバルブ20から燃料タンクに
戻される。
プランジャ16の先端部には、気筒数と同数の吸入グル
ープ22が穿設されている。また、プランジャ16の端
部には、カムプレート28が固定され、このカムプレー
ト28にはローラリング30に嵌合された気筒数と同数
のローラ32が接触されている。このプランジャ16
は、先端側からシリンダ34内に挿入されプランジャ1
6の先端面とシリンダ34の内壁面とにより高圧室18
を形成している。シリンダ34には、吸入ポート14が
穿設されると共にシリンダ内面からデリバリバルブ36
に連通する気筒数と同数の分配通路38が穿設されてい
る。そして、ポンプハウジング10には、連通路40を
連通及び遮断する電磁弁44が取付けられている。この
連通路40は高圧室18とポンプ室12とを連通させる
ものである。また、電磁弁44はソレノイド46がオン
されると、弁体42を吸引して連通路40を連通させ、
ソレノイドがオフされると、弁体42を突出して連通路
40を遮断させるように構成されている。
ドライブシャフト2は、ポンプ室12方向へ突出してカ
ップリングを介してカムプレート28に連結されてい
る。そして、カムプレート28はプランジャ16に固定
されると共にスプリング50によりローラ32に押圧さ
れている。従って、カムプレート28がドライブシャフ
ト2によって回転され、ローラ32とカムプレート28
の接触状態に応じてカムプレート28のカム山がローラ
32に乗上ることによって、プランジャ16は1回転中
に気筒数と同じ回転だけ往復動される。
燃料噴射ポンプの下部には、燃料送油圧力の変化を利用
してドライブシャフト2とプランジャ16を駆動するカ
ムプレート28との位相を変化させて燃料噴射時期を変
化させる油圧式タイマ(90°展開して図示)52が設
けられている。このタイマ52によれば、スプリング5
4がタイマピストン56を噴射遅れの方向に押してお
り、エンジン回転数が上昇すると、送油圧力が上昇して
ピストン56がスプリング54の弾発力に抗して押され
るため、ロッド58を介してローラリング30が噴射ポ
ンプの回転方向と逆方向に回転され、油圧に比例して燃
料噴射時期が進められる。着火時期は、実際の着火時期
をエンジン条件によって予め定められた目標着火時期
(エンジン回転数とエンジン負荷から定められる)に一
致させるよう電磁弁48によってピストン56に作用す
る油圧を制御することにより決定される。
ドライブシャフト2の先端にはシグナルロータ60がド
ライブシャフト2と同軸に固定され、ローラリング30
には、シグナルロータ60の周面に対向するようにピッ
クアップ62が取付けられている。シグナルロータ60
には、所定角(例えば5、625°)毎に凸状歯が複数
個配置されると共に、気筒数と同数等間隔に凸状歯が切
欠かれて欠歯部が形成されている。即ち、4気筒ディー
ゼルエンジンの場合には、第3図に示されるように、
5、625°(11、25°CAに相当する)毎に凸状歯
60α、60β……が複数個配置されると共に、90°
(180°CAに相当する)毎に欠歯部60a〜60dが
形成されている。従って、シグナルロータ60が回転す
ると凸状歯がピックアップ62に対して接近または離反
するため、電磁誘導によってピックアップ62から第4
図に示すパルス信号が出力される。このパルス信号の幅
広の谷部は基準位置信号として作用し、その他の部分は
回転角信号として作用する。また、ピックアップ62と
シグナルロータ60とは、高圧室が縮少される方向にプ
ランジャ16が往動される前、即ちプランジャ16がリ
フトする前に、欠歯部の1つがピックアップ62に接近
してピックアップ62から基準位置信号が出力されるよ
う、即ちパルス信号の谷部の幅が広くなるように、相対
位置が定められている。
また、ポンプハウジング10には、吸入ポート14を遮
断することによって燃料噴射を停止させる燃料噴射カッ
トバルブ64が取付けられている。
デリバリバルブ36は、ディーゼルエンジン66の副燃
焼室に突出するように取付けられた燃料噴射弁68に接
続されている。この副燃焼室には、グロープラグ70及
び燃料の着火を検出する着火時期センサ72が突出する
ように取付けられている。この着火センサ72は、光フ
ァイバとフォトトランジスタとで構成され、光ファイバ
を介して伝達される火炎による光をフォトトランジスタ
で電気信号に変換するように構成されている。
なお、74はアクセル開度を検出するアクセルセンサ、
76は吸気管圧力を検出する圧力センサ、78はエンジ
ン冷却水温を検出する水温センサ、80はグローリレー
である。また84は気筒数と同数等間隔(4気筒エンジ
ンの場合90°間隔)で燃料噴射用ドライブプーリ3に
配置されたパルサ、86はパルサ84の通過に伴って特
定位置(例えばエンジンの上死点)でクランク角基準信
号を出力するピックアップであり、90はスタータであ
る。
第5図に上記パルサ84とピックアップ86の取付け状
態を示す。同図において、燃料噴射ポンプ10Aはポン
プ取付フランジ88によって位置決めされている。また
燃料噴射ポンプ10Aを駆動するドライブシャフト2に
は、ドライブプーリ3がねじ止めされている。ドライブ
プーリ3にフランジ88側の側面には、気筒数と同数の
パルサ84が等間隔に配置されている。このパルサ84
は、4気筒エンジンの場合90゜毎に4個配置される。ま
た、フランジ88にはパルサ84の通過に伴ってクラン
ク角基準信号が出力されるように取付けられている。こ
のパルサ84とピックアップ86との相対取付位置は、
各気筒1サイクル間の特定位置(例えば、各気筒の上死
点)に対応する位置に燃料噴射ポンプ10Aのプランジ
ャが到達したとき、クランク角基準信号が出力されるよ
うに設定されている。なお、クランク角基準信号によっ
てトリガされるタイミングでドライブプーリが照らされ
る。
ピックアップ62、着火時期センサ72、アクセルセン
サ74、圧力センサ76、水温センサ78、ピックアッ
プ86はマイクロコンピュータ82の入力ポートに接続
されている。また、マイクロコンピュータ82の出力ポ
ートは、グローリレー80を介してグロープラグ70に
接続されていると共に、電磁弁44のソレノイド46、
電磁弁48のソレノイド及び燃料カットバルブ64のソ
レノイドに接続されている。またさらにマイクロコンピ
ュータ82には、スタータ90からスタータ信号が入力
されている。
マイクロコンピュータ82は、第6図に示されるよう
に、バッフア回路82a、82b、82c、82d、8
2e、82f、波形整形回路82g、82h、82i、
マルチプレクサ82j、A/D変換器82k、入出力ポ
ート、ROM、RAMを有するCPU821、駆動回路
82m、82n、82p、82q、電流検知回路82r
などから構成されており、水温センサ78、圧力センサ
76、アクセルセンサ74の各出力信号がバッフア回路
82a、82b、82c、マルチプレクサ82j、A/
D変換器82kを介してCPU821に供給されてい
る。又燃料噴射ポンプの噴射量のバラツキのうち燃料噴
射ポンプの回転角方向の位相バラツキを補正するための
補正値を電圧値で設定する位相補正器94の出力信号
と、電磁弁44の応答性のバラツキを補正するための補
正値を電圧値で設定するτ補正器96の出力信号がそれ
ぞれバッフア回路82d、82e、マルチプレクサ82
j、A/D変換器82Kを介してCPU821に供給さ
れている。
又、回転角信号を出力するピックアップ62の出力信号
が波形整形回路82gを介してCPU821に供給さ
れ、クランク角基準位置信号を出力するピックアップ8
6の出力信号が波形整形回路82hを介してCPU82
1に供給されている。又さらに着火時期センサ72の出
力信号が波形整形回路82iを介してCPU821に供
給されている。なおスタータ90の出力信号はバッフア
回路82fを介してCPU821に供給されている。
CPU821のROMには、各種制御プログラム及び燃
料噴射量を決定するための数値データ、燃料噴射カット
バルブ64、電磁弁48、44に対する制御データなど
各種データが格納されている。そしてCPU821は水
温センサ78、圧力センサ76、アクセルセンサ74な
どの出力信号を基に各種演算を行い、燃料噴射カットバ
ルブ64、電磁弁48、44、表示器92の駆動を制御
するための駆動信号をそれぞれ駆動回路82m、82
n、82p、82qへ出力するように構成されている。
駆動回路82m〜82qはパワートランジスタなどスイ
ッチング素子を有し、CPU821からの駆動信号によ
りそれぞれ燃料噴射カットバルブ64、電磁弁48、表
示器92を駆動することができる。
又駆動回路のうち駆動回路82pには、電流検知回路8
2rが設けられており、駆動回路82pは電流検知回路
82rの定電流制御により、電磁弁44へ供給する駆動
信号の電流値が常に一定となるように制御されている。
またROMには、各種制御プログラム及び、第7図と第
8図に示されるように、エンジン水温に対応づけられた
デューティ比のマップデータ等各種のマップデータが格
納されている。
本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を第9図
のフローチャートに基づいて説明する。
第9図において、マイクロコンピュータ82はまず水温
センサ78の検出出力を取り込み、エンジン水温の読み
込みを行い(ステップ100)、ステップ102の処理
に移る。ステップ102においては、スタータ90から
の出力信号を監視し、始動時か否かの判定を行う。この
ステップでスタータ90がオンしたときのスタータ信号
がマイクロコンピュータ82に供給され、始動時と判定
したときにはステップ104の処理に移る。
ステップ104においてはピックアップ62の検出出力
を取り込み、エンジン回転数NEが200rpm以下か否
かの判定を行う。このステップでYESと判定されたと
きにはステップ106の処理に移り、FTDuty=0%
とする処理を行う。即ち、エンジン回転数NEが200
rpm以下のときにはデューティ比が0%の制御信号を電
磁弁48へ出力し、燃料の噴射時期を最進角とする処理
を行う。
一方、ステップ104でNOと判定されたときにはステ
ップ108に移り、エンジン回転数NEが500rpm以
下か否かの判定を行い、このステップでYESと判定さ
れたときにはステップ110の処理に移る。即ち、エン
ジン回転数NEが200rpm〜500rpmの間のときに
は、エンジン回転数NEとエンジン冷却水温から定まる
デューティ比の算出を行う。このデューティ比の算出に
当っては次の第(1)式が用いられる。
FTDuty=36×NE−TDthw………(1) ここで、NEがピックアップ62により検出されたエン
ジン回転数を示し、TDthwは第7図に示されるマップ
データから得られる数値を示す。即ち、ステップ110
においては、ステップ106のときよりもエンジン回転
数NEが上昇したため、最進角よりも遅れた進角とする
デューティ比の制御信号を電磁弁48へ出力する処理を
行う。
また、ステップ108でNOと判定されたときにはステ
ップ112に移り、エンジン回転数NEが1000rpm
以下か否かの判定が行われる。そして、このステップで
YESと判定されエンジン回転数NEが1000rpm以
下のときにはステップ114の理に移る。ステップ11
4では第8図に示されるFTDutyを算出する処理を行
う。即ち、このステップでは、水温センサ78の検出出
力から、第8図に示されるFTDutyを求め、ステップ
110のときよりも遅角させるためのデューティ比の制
御信号を制御弁48へ出力する処理を行う。
一方、スタータ90からオン信号が出力されなくなり、
ステップ102でNOと判定されたとき及びステップ1
12でNOと判定されたときには、いずれもステップ1
16の処理に移る。このステップでは、エンジン回転数
NEとエンジン負荷(アクセルセンサ74の検出出力に
よりアクセル開度)から定まる目標着火時期と着火セン
サ72の検出出力により実際の着火時期を比較し、実際
の着火時期を目標着火時期に一致させるためのデューテ
ィ比の制御信号を電磁弁48へ出力し、実際の着火時期
を目標着火時期に一致させるタイミングで燃料を噴射す
る着火時期フィードバック制御を行う。この処理により
このルーチンでの処理を全て終了する。即ち、本実施例
においては、エンジン回転数NEが高速設定回転数(1
000rpm)を超えたときにはスタータ90の補助無し
でエンジンが十分回転し得るため、着火時期フィードバ
ック制御を行うこととしている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、エンジン始動時
には、着火時期フィードバック制御を実行せず、エンジ
ン回転数とエンジン冷却水温から定まるタイミングで燃
料を噴射するようにしたため、着火現象の不安定な始動
時においても最適なタイミングで燃料が噴射され、始動
性の向上を図ることができるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するためのフローチャート、第2
図は本発明が適用された実施例の構成図、第3図は第2
図のシグナルロータの構成説明図、第4図は第3図のシ
グナルロータの回転に伴なってピックアップから出力さ
れるパルス信号の破形図、第5図はパルサとピックアッ
プとの取付状態を説明するための図、第6図はマイクロ
コンピュータの構成説明図、第7図は本発明に係るタイ
マデューティ水温補正項の特性図、第8図は本発明に係
るFTDutyの特性図、第9図は第2図に示す装置の作
用を説明するためのフローチャートである。 48…電磁弁、56…タイマピストン、 62、86…ピックアップ、68…燃料噴射弁、 72…着火時期センサ、74…アクセルセンサ、 78…水温センサ、82…マイクロコンピュータ、 90…スタータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン回転数とエンジン負荷から定まる
    目標着火時期と実際の着火時期とを比較し、実際の着火
    時期を目標着火時期に一致させるタイミングで燃料を運
    車する着火時期フィードバック制御を用いたディーゼル
    エンジンの燃料噴射時期制御方法において、 エンジン始動時には、前記着火時期フィードバック制御
    を実行せず、エンジン回転数とエンジン冷却水温から定
    まるタイミングで燃料を噴射することを特徴とするディ
    ーゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法。
JP3587685A 1985-02-25 1985-02-25 デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法 Expired - Lifetime JPH063164B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2813397B2 (ja) * 1989-08-03 1998-10-22 ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 内燃機関の噴射開始目標値を発生する装置
JP2630086B2 (ja) * 1991-02-01 1997-07-16 いすゞ自動車株式会社 燃料噴射ポンプ制御装置

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