JPH06314630A - セラミック積層電子部品 - Google Patents

セラミック積層電子部品

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JPH06314630A
JPH06314630A JP5102637A JP10263793A JPH06314630A JP H06314630 A JPH06314630 A JP H06314630A JP 5102637 A JP5102637 A JP 5102637A JP 10263793 A JP10263793 A JP 10263793A JP H06314630 A JPH06314630 A JP H06314630A
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JP
Japan
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sintered body
internal electrode
ceramic
stacking
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP5102637A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kato
勝己 加藤
Shinichi Takakura
真一 高倉
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部電極の積層ずれを確実かつ容易に検査し
得るだけでなく、内部電極上下のセラミック層間の層間
剥がれが生じ難く、耐湿性に優れたセラミック積層電子
部品を得る。 【構成】 複数の内部電極12をセラミック層を介して
厚み方向に重なり合うように形成してなるセラミック焼
結体11内において、内部電極12が形成されている面
と同一高さ位置の平面内において該内部電極12が引き
出されている端面11aとは反対側の端面11bから内
部電極12の先端12aに至る領域において、焼結体の
端面11b及び側面11c,11dの少なくとも一部に
露出するように積層ずれ位置決めマーク13を形成して
なるセラミック積層電子部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば積層コンデンサ
や積層圧電部品のようなセラミック積層電子部品に関
し、特に、内部電極の積層ずれを検出するための構造が
備えられたセラミック積層電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、積層コンデンサでは、セラミッ
ク焼結体内に複数の内部電極が厚み方向に重なり合うよ
うに形成されている。この複数の内部電極は、焼結体の
対向し合っている一対の端面に交互に引き出されてお
り、該一対の端面に、それぞれ外部電極が形成されてい
る。
【0003】ところで、積層コンデンサにおいて所望の
特性を得るには、内部電極の重なり合い面積が設計通り
の大きさとなるように内部電極が形成されることが必要
である。従って、内部電極が焼結体内において正確に積
層されていることが必要であり、積層ずれが生じている
焼結体は不良品となる。しかし、内部電極の積層ずれは
外部から検出し難い。そこで、従来より、内部電極の積
層ずれを積層体外から観察して検出することを可能とす
るために、種々の構造が提案されている。
【0004】例えば、図2(a)に示すように、焼結体
1内に形成される内部電極2として、内部電極2が引き
出される焼結体端面1a側近傍において焼結体1の全幅
に至るように、上記内部電極2を形成した構造が提案さ
れている。この構造では、他方電位に接続される内部電
極も内部電極2と同様の形状とされており、焼結体端面
1bから焼結体端面1a側に延びるように構成されてい
る。
【0005】上記内部電極2を有する焼結体1の外観を
図2(b)に示す。焼結体1では、端面1a,1bに内
部電極2,3が露出されている。そして、内部電極2,
3は、それぞれ、端面1a,1bに引き出されている側
近傍において、焼結体1の全幅に至るように形成されて
いるため、内部電極2が幅方向にずれた場合には焼結体
(積層体)1の側面1c,1dにおいて内部電極2,3
が露出されないことになり、それによって内部電極2,
3の積層ずれが検出される。
【0006】また、図3(a)に示すように、焼結体1
内において均一な幅の矩形の内部電極5を形成し、内部
電極5が形成されている平面と同じ高さ位置において焼
結体1の全てのコーナー部分に導電膜を形成することに
より4個の積層ずれ検出マーク6a〜6dを形成した構
造も提案されている。この構造では、図3(b)に示す
ように、例えば積層ずれ検出マーク6bは、端面1aと
側面1dの両方に露出されている。他の積層ずれ検出マ
ーク6a,6c,6dについても同様に2つの面に露出
される。従って、内部電極5が幅方向にずれて積層され
ている場合には積層ずれ検出マーク6a〜6dの何れか
が側面1c,1dに露出しないようになり、内部電極5
が長さ方法にずれて積層されている場合には、積層ずれ
検出マーク6a〜6dの何れかが端面1a,1bに露出
しないようになる。従って、幅方向及び長さ方向の双方
において、内部電極5の積層ずれを検出することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2及
び図3参照して説明した構造では、焼結体内における電
極材料とセラミック層との間の接触面積あるいは接触部
分が増加しており、特にこの増加している部分が焼結体
1の外周面に露出するように形成されているため、セラ
ミック層間の密着性が低下するという問題があった。特
に、内部電極材料としてNiを用いた場合には、複数枚
のセラミックグリーンシートを電極材料の間に介在させ
て積層して得られた積層体を熱圧着した後において、該
積層体におけるセラミックグリーンシート間の密着強度
が低くなりがちであった。そのため、量産に際し、マザ
ーの生積層体を厚み方向に切断して個々の積層体チップ
を得た場合、該積層体チップにおいて層間剥がれが生じ
がちであった。
【0008】また、焼成に際し、内部電極あるいは積層
ずれ位置決め用マークとセラミック層との間の剥離、す
なわちデラミネーションと称されている現象が生じがち
であった。
【0009】さらに、得られた焼結体を用いて構成され
た積層コンデンサにおいて、焼結体の端面もしくは側面
から湿気が侵入し易くなり、耐湿性が低下する恐れがあ
った。
【0010】本発明の目的は、内部電極の積層ずれを確
実にかつ容易に検出し得るだけでなく、層間剥がれが生
じ難く、耐湿性に優れたセラミック積層電子部品を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のセラ
ミックグリーンシートを内部電極を間に介在させて積層
し、厚み方向に圧着した後一体焼成することにより得ら
れた焼結体を用いて構成されるセラミック積層電子部品
に関し、下記の構成を備えることを特徴とする。 すな
わち、本発明のセラミック積層電子部品は、セラミック
焼結体と、前記セラミック焼結体内において、セラミッ
ク層を介して厚み方向に重なり合うように配置されてお
り、かつ焼結体の所定の端面に引き出された複数の内部
電極と、所定の内部電極に電気的に接続されるように焼
結体の何れかの端面に形成された複数の外部電極と、前
記内部電極が形成されている平面と同じ高さ位置の平面
において、前記内部電極が引き出されている焼結体端面
とは反対側の端面から、内部電極の先端に至る領域にお
いて、前記平面の外周縁に露出するように形成された少
なくとも1個の積層ずれ検出マークとを備えることを特
徴とする、セラミック積層電子部品である。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明のセラミック積層電子部
品では、内部電極が形成される面と同じ高さ位置の平面
内において、内部電極が引き出される焼結体端面とは反
対側の端面から内部電極の先端に至る領域において焼結
体の端面及び/もしくは側面に露出するように上記少な
くとも1個の積層ずれ検出マークが形成されている。す
なわち、本発明では、積層ずれ検出マークは内部電極が
引き出される側の端面側には形成されておらず、内部電
極が引き出される側とは反対側の端面近傍の上記領域に
形成されている。
【0013】内部電極の幅は比較的大きいため、内部電
極が引き出されている部分は、元来上下のセラミック層
間の密着強度を低下させる部分である。従来の図2及び
図4に示した構造では、内部電極が引き出されている部
分側において内部電極の幅がさらに拡げられたり、ある
いは積層ずれ検出マークが形成されているため、前述し
たような層間剥離が生じ易かったのに対し、本発明で
は、内部電極が引き出されている端面側にはその高さ位
置において積層ずれ検出マークが形成されない。従っ
て、層間剥がれの生じ難い焼結体を得ることができる。
【0014】また、本発明における積層ずれ検出マーク
は、内部電極が引き出される側の端面とは反対側の端面
から内部電極先端に至る領域において、焼結体の端面及
び/または側面に露出するように形成される。従って、
上記積層ずれ検出マークが積層体の端面及び/または側
面に露出していない場合に、その高さ位置の内部電極が
正確な位置に積層されていないことが容易に積層体の外
観から知ることができる。
【0015】よって、本発明によれば、内部電極の積層
ずれを確実にかつ容易に検出することができ、しかも、
内部電極の引き出されている端面側に積層ずれ位置決め
マーク等が形成されていなため、層間剥がれが生じ難
い。従って、耐湿性に優れ、かつ信頼性に優れたセラミ
ック積層電子部品を提供することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明するこ
とにより、本発明を明らかにする。
【0017】図1(a)は、本発明の一実施例に係る積
層コンデンサに用いられる焼結体を示す斜視図である。
本実施例では、焼結体11において、端面11aに複数
の内部電極12が引き出されており、他方側の端面11
bにも複数の内部電極が引き出されている。端面11a
に引き出されている内部電極12と、端面11bに引き
出されている内部電極とは、焼結体11の厚み方向にお
いて交互に積層されており、セラミック層を介して重な
り合うように配置されている。
【0018】図1(b)に示すように、本実施例では、
内部電極12が形成されている焼結体平面内において
は、内部電極12が引き出されている側とは反対側の端
面11b側に、積層ずれ位置決めマーク13が形成され
ている。同様に、反対側の端面11bに引き出されてい
る内部電極と同じ高さ位置の平面内において、積層ずれ
位置決めマーク14が形成されている。積層ずれ位置決
めマーク13,14は、端面11aと側面11cもしく
は側面11dに露出するように、形成されている。ま
た、図1(a)に示されている積層ずれ位置決めマーク
13も、側面11cと端面11bとに露出するように形
成されている。
【0019】本実施例の積層コンデンサは、上記焼結体
11の端面11a,11bを覆うように、図4に示す外
部電極15,16を形成することにより構成される。本
実施例では、図1から明らかなように、内部電極12が
形成されている高さ位置においては、端面11a側には
積層ずれ位置決めマークが形成されていない。すなわ
ち、積層ずれ位置決めマーク13は、内部電極12の先
端12aと反対側の端面11bとの間の領域において、
端面11bと、側面11cまたは側面11dとに露出す
るように形成されている。従って、図2及び図3に示し
た従来例に比べて内部電極12が引き出されている端面
11aにおいて、内部電極12の上下のセラミック層の
密着強度が高められる。
【0020】同様に、端面11b側においても、端面1
1bに引き出されている内部電極と同一高さ位置の平面
内においては、積層ずれ位置決めマーク14,14が端
面11b側には形成されていないため、端面11b側に
おける内部電極の上下のセラミック層の密着強度が高め
られる。
【0021】次に、上記内部電極及び積層ずれ位置決め
マークの形成方法をより具体的に説明し、かつ具体的な
実験結果に基づき、本実施例の積層コンデンサにおいて
層間剥がれが生じ難いことを明らかにする。
【0022】まず、チタン酸バリウム系セラミックスの
ような誘電体セラミック粉末及び合成樹脂バインダを溶
剤とともに混練し、セラミック・スラリーを調製する。
このセラミック・スラリーを用い、ドクタブレード法に
よりセラミックグリーンシートを成形し、所定寸法の矩
形形状に打ち抜いた。打ち抜かれたセラミックグリーン
シートの上面に、図5に示す例えばステンレスよりなる
スクリーン21を用い、導電ペーストをスクリーン印刷
した。スクリーン21は、内部電極を形成するための貫
通孔22,23及び積層ずれ位置決めマークを印刷する
ための貫通孔24を有する。
【0023】内部電極及び積層ずれ位置決めマークを印
刷した後、乾燥し、しかる後内部電極及び積層ずれ位置
決めマークが印刷されたセラミックグリーンシートを、
図5の貫通孔22,23の形状に応じて印刷された内部
電極の位置が逆になるように交互に積層した。すなわ
ち、図6(a),(b)は、上記スクリーン21の貫通
孔22,23が形成されている部分により印刷された内
部電極25,26が形成されている部分を示す。この内
部電極25,26の周囲に矩形枠を形成している破線
A,Bは、それぞれ、後述のマザーの積層体を切断する
位置を示し、破線A,Bに囲まれた領域が1個の積層コ
ンデンサ部分を構成することになる。また、図6
(a),(b)における27は積層ずれ位置決めマーク
を示すが、この積層ずれ位置決めマーク27は、破線
A,Bで切断されることにより4分割される。
【0024】上記のように内部電極が印刷されたセラミ
ックグリーンシートを積層した後、その上下に内部電極
の印刷されていない複数枚のセラミックグリーンシート
を積層し、厚み方向に熱圧着してマザーの積層体を得
る。次に、マザーの積層体を前述した破線A,Bに相当
する部分で厚み方向に切断して、個々の積層体生チップ
を得る。
【0025】上記のようにして得られた積層体生チップ
では、図7(a)及び(b)に示すように積層体生チッ
プ31において、端面31aでは、内部電極12が引き
出されているが、該端面31a側においては積層ずれ位
置決めマーク14は、内部電極12とは異なる高さ位置
に形成されている。すなわち、内部電極12と同一高さ
位置の積層ずれ位置決めマーク13は、生チップ31の
他方端面31b側においてのみ露出するように形成され
ている。
【0026】また、例えば積層体生チップ31の端面3
1b側に引き出されている1の内部電極が長さ方向にず
れて形成されている場合には、図8(a),(b)に示
すように、その内部電極と同一高さ位置にある積層ずれ
位置決めマーク14が端面31aには露出されなくな
り、側面31dにおいて他の積層ずれマーク14とは焼
結体31の長さ方向にずれた位置に露出されることにな
る。従って、内部電極の長さ方向の位置ずれを積層ずれ
位置決めマーク13,14より容易に検出し得ることが
わかる。
【0027】さらに、例えば端面31b側に引き出され
ている位置の内部電極が幅方向にずれて形成された場合
には、該内部電極と同一高さ位置にある積層ずれ位置決
めマーク14が図9(a)及び(b)に示すように、側
面31dに露出されず、端面31a側において他の高さ
位置にある積層ずれ位置決めマーク14とは幅方向にお
いてずれた方向に露出されることになる。従って、本実
施例においては、上記積層ずれ位置決めマーク13,1
4により、内部電極の幅方向及び高さ方法の位置ずれを
外部から容易に検出することができる。
【0028】次に、上記のようにして、積層ずれが生じ
ていない積層体生チップを選別し、所定の温度で焼成
し、焼結体11を得た。得られた焼結体100個当たり
の層間剥がれの数を観察したところ、下記の表1に示す
結果が得られた。また、比較のために図2に示した内部
電極2が形成された焼結体1及び図3に示した内分電極
5及び積層ずれ位置決めマーク6a〜6dが形成された
焼結体についても積層ずれがないものを100個用意
し、層間剥がれの有無を外観により評価した。結果を下
記の表1に併せて示す。
【0029】
【表1】
【0030】なお、本実施例において印刷される積層ず
れ位置決めマーク13,14は、図6に示した4分割さ
れる前の積層ずれ位置決めマーク27において幅W方向
及び長さL方向におけるマージンを、それぞれgW 、g
L とし、W方向及び長さL方向の必要最低マージンをそ
れぞれg2 ,g1 としたときに、積層ずれ位置決めマー
ク27の寸法は、幅W方向において2(gW −g2 )、
長さ方向Lにおいて、2(gL −g1 )とした。積層ず
れ位置決めマーク27の配置した位置は、該積層ずれ位
置決めマークの対称中心が、内部電極から幅W方向にお
いてgW 、長さL方向においてgL 離れた交点と一致す
るようにした。
【0031】なお、上記実施例では、図1(b)に示し
たように、積層ずれ位置決めマーク13,13は、内部
電極12が形成されている高さ位置の平面内においてコ
ーナー部分に、すなわち端面11bと側面11cまたは
側面11dとに露出するように形成されていたが、本発
明においては、図10に示すように側面11c,11d
にのみ露出するように積層ずれ位置決めマーク13,1
3を配置してもよい。この場合においても、内部電極1
2が幅方向にずれて積層された場合には、積層ずれ位置
決めマーク13,13の一方が側面11cまたは側面1
1dから露出されなくなるため、幅方向のずれを検出す
ることができる。また、内部電極12が長さ方向にずれ
た場合は、位置決めマーク13,13の少なくとも一方
の露出位置が他の高さ位置の積層ずれ位置決めマークと
長さ方向において異なる位置に露出することになるため
内部電極12の長さ方向の位置ずれも検出し得る。
【0032】もっとも、内部電極を挟んだ上下のセラミ
ック層間の密着強度を高めるためには積層ずれ位置決め
マークは、図10においては、内部電極12の先端12
aと、内部電極12が引き出されている側とは反対側の
端面11bとの間の領域において焼結体11の外周面、
すなわち側面11c,11d及び端面11bの少なくと
も一部に露出するように形成することが必要である。
【0033】なお、本発明は上述した積層コンデンサに
限らず、複数の内部電極を所定の位置関係でセラミック
層を介して重なり合うように配置する必要があるセラミ
ック積層電子部品、例えば積層圧電部品などにも適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、実施例の積層コンデンサ
に用いられる焼結体の斜視図及び平面断面図。
【図2】(a)及び(b)は、従来の積層コンデンサに
用いられる焼結体の平面断面図及び斜視図。
【図3】(a)及び(b)は、それぞれ、従来の他の例
の積層コンデンサに用いられる焼結体の平面断面図及び
斜視図。
【図4】実施例の積層コンデンサの斜視図。
【図5】マザーのセラミックグリーンシートに電極材料
を印刷するためのスクリーンを示す平面図。
【図6】(a)及び(b)は、印刷された内部電極及び
積層ずれ位置決めマークを説明するための各平面図。
【図7】(a)及び(b)は、それぞれ、積層ずれが生
じていない場合の積層体生チップの側面図及び正面図。
【図8】(a)及び(b)は、それぞれ、1の内部電極
が長さ方向にずれて形成されている場合の積層体生チッ
プの側面図及び正面図。
【図9】(a)及び(b)は、それぞれ、積層体生チッ
プ内において1の内部電極が幅方向にずれて形成されて
いる場合の該積層体生チップの側面図及び正面図。
【図10】積層ずれ位置決めマークの形成位置を変更し
た例を示す平面断面図。
【符号の説明】
11…焼結体 12…内部電極 11a,11b…端面 11c,11d…側面 13,14…積層ずれ位置決めマーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック焼結体と、 前記セラミック焼結体内において、セラミック層を介し
    て厚み方向に重なり合うように配置されており、かつ焼
    結体の所定の端面に引き出された複数の内部電極と、 所定の内部電極に電気的に接続されるように前記焼結体
    の何れかの端面に形成された複数の外部電極と、 前記各内部電極が形成されている平面と同じ高さ位置の
    平面において、該内部電極が引き出されている焼結体端
    面とは反対側の端面から、内部電極の先端に至る領域
    に、前記平面の外周縁に露出するように形成された少な
    くとも1個の積層ずれ検出マークとを備えることを特徴
    とする、セラミック積層電子部品。
JP5102637A 1993-04-28 1993-04-28 セラミック積層電子部品 Pending JPH06314630A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103578756A (zh) * 2012-08-07 2014-02-12 三星电机株式会社 多层陶瓷电子元件及其制造方法
KR20160052112A (ko) * 2014-11-04 2016-05-12 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자 부품
JP2019106413A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 コモンモードノイズフィルタ
JP2019161212A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 積層型キャパシタ
CN110504103A (zh) * 2019-08-28 2019-11-26 广东风华高新科技股份有限公司 一种多层陶瓷电容器

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