JPH06314160A - 多次元座標入力装置およびそれを用いたシステム - Google Patents
多次元座標入力装置およびそれを用いたシステムInfo
- Publication number
- JPH06314160A JPH06314160A JP5102658A JP10265893A JPH06314160A JP H06314160 A JPH06314160 A JP H06314160A JP 5102658 A JP5102658 A JP 5102658A JP 10265893 A JP10265893 A JP 10265893A JP H06314160 A JPH06314160 A JP H06314160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plane
- input device
- multidimensional
- coordinate input
- mouse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/0304—Detection arrangements using opto-electronic means
- G06F3/0312—Detection arrangements using opto-electronic means for tracking the rotation of a spherical or circular member, e.g. optical rotary encoders used in mice or trackballs using a tracking ball or in mouse scroll wheels
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03543—Mice or pucks
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03543—Mice or pucks
- G06F3/03544—Mice or pucks having dual sensing arrangement, e.g. two balls or two coils used to track rotation of the pointing device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】立体図等の多次元図形情報の入力および処理に
使用する多次元座標入力装置およびそれを用いたシステ
ムに関し,多次元の各面上での座標入力や回転角度や面
の傾きを簡単に入力できるようにし,多次元図形情報の
スムーズな対話型処理を可能とすることを目的とする。 【構成】マウス型入力装置である多次元マウス本体1の
底部操作面にX−Y面,Y−Z面およびX−Z面等に対
応する異なる平面上の入力面14,15,16を設け,各面に受
発光検出器17,移動量測定器11,12,13を設ける。また,
別の面にボール23, ローラ24を有する面傾き検出部20,
面傾き測定器21を設ける。多次元の作業面上での平面移
動量,回転情報または作業面の傾き情報の入力は,多次
元マウス本体1を傾けて必要な入力面を使用することに
より行う。
使用する多次元座標入力装置およびそれを用いたシステ
ムに関し,多次元の各面上での座標入力や回転角度や面
の傾きを簡単に入力できるようにし,多次元図形情報の
スムーズな対話型処理を可能とすることを目的とする。 【構成】マウス型入力装置である多次元マウス本体1の
底部操作面にX−Y面,Y−Z面およびX−Z面等に対
応する異なる平面上の入力面14,15,16を設け,各面に受
発光検出器17,移動量測定器11,12,13を設ける。また,
別の面にボール23, ローラ24を有する面傾き検出部20,
面傾き測定器21を設ける。多次元の作業面上での平面移
動量,回転情報または作業面の傾き情報の入力は,多次
元マウス本体1を傾けて必要な入力面を使用することに
より行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,マウス型入力装置およ
びそれを用いる対話型図形情報処理装置であって,特に
三次元以上の座標入力を簡易に行えるようにした多次元
座標入力装置およびそれを用いたシステムに関するもの
である。
びそれを用いる対話型図形情報処理装置であって,特に
三次元以上の座標入力を簡易に行えるようにした多次元
座標入力装置およびそれを用いたシステムに関するもの
である。
【0002】近年の情報処理システムにおいては,情報
を図形的に扱い情報処理装置と人間との円滑なインタフ
ェースを実現することが重要な要素となっている。ま
た,情報処理装置の普及とその処理能力向上に伴い,扱
う図形情報も複雑化し,立体図形など三次元情報の処理
も増加している。このような状況から,軽便で操作性に
優れた多次元座標入力装置が要望されている。
を図形的に扱い情報処理装置と人間との円滑なインタフ
ェースを実現することが重要な要素となっている。ま
た,情報処理装置の普及とその処理能力向上に伴い,扱
う図形情報も複雑化し,立体図形など三次元情報の処理
も増加している。このような状況から,軽便で操作性に
優れた多次元座標入力装置が要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来,最も一般的に使用されているマウ
ス型入力装置は,二次元の面入力としては最適な座標入
力装置であるが,三次元の座標を入力する場合,一度に
一つの平面しか処理することができない。このため,三
次元空間におけるX−Y面,Y−Z面またはX−Z面上
の座標を入力する場合は,各面を入力するたびに,作業
平面を切り換えるためのスイッチ操作等が必要となり,
操作が煩雑で作業性が悪いという問題があった。
ス型入力装置は,二次元の面入力としては最適な座標入
力装置であるが,三次元の座標を入力する場合,一度に
一つの平面しか処理することができない。このため,三
次元空間におけるX−Y面,Y−Z面またはX−Z面上
の座標を入力する場合は,各面を入力するたびに,作業
平面を切り換えるためのスイッチ操作等が必要となり,
操作が煩雑で作業性が悪いという問題があった。
【0004】マウス型入力装置ではなく,三次元座標入
力専用の装置として,各種のものがあるが,それらは構
造が特殊で,操作にも習熟が必要であるため,一般的に
用いる簡易な入力手段としては必ずしも適当であるとは
限らなかった。
力専用の装置として,各種のものがあるが,それらは構
造が特殊で,操作にも習熟が必要であるため,一般的に
用いる簡易な入力手段としては必ずしも適当であるとは
限らなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,構造が簡単
で操作の手軽なマウス型入力装置の利点を活かして,あ
まり複雑にならず簡単で実用的な多次元座標入力装置を
実現することを目的とする。また,多次元の各面上での
座標入力や回転角度や面の傾きを簡単に入力できるよう
にし,多次元図形情報のスムーズな対話型処理を可能と
することを目的とする。
で操作の手軽なマウス型入力装置の利点を活かして,あ
まり複雑にならず簡単で実用的な多次元座標入力装置を
実現することを目的とする。また,多次元の各面上での
座標入力や回転角度や面の傾きを簡単に入力できるよう
にし,多次元図形情報のスムーズな対話型処理を可能と
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多次元座標入力
装置(以下,多次元マウスという)は,例えば図1に示
すような手段を備えている。
装置(以下,多次元マウスという)は,例えば図1に示
すような手段を備えている。
【0007】多次元マウス本体1の底部操作面が複数の
面から構成され,そのうちの3面は,XYZ三次元座標
空間におけるX−Y面,Y−Z面,X−Z面の各面にお
ける座標入力に使用されるようになっている。これらの
面には,それぞれ2組の受発光検出器17が設けられ,
これら検出器の出力により平面移動量および多次元マウ
スの回転角度を測定するX−Y面移動量測定器11,Y
−Z面移動量測定器12,X−Z面移動量測定器13を
有する。
面から構成され,そのうちの3面は,XYZ三次元座標
空間におけるX−Y面,Y−Z面,X−Z面の各面にお
ける座標入力に使用されるようになっている。これらの
面には,それぞれ2組の受発光検出器17が設けられ,
これら検出器の出力により平面移動量および多次元マウ
スの回転角度を測定するX−Y面移動量測定器11,Y
−Z面移動量測定器12,X−Z面移動量測定器13を
有する。
【0008】また,座標面X−Y面,Y−Z面,X−Z
面の各面に対応する3つの面と異なる第4の面に,X−
Y面,Y−Z面またはX−Z面各面の傾きの入力を検出
する面傾き検出部20を有し,この面傾き検出部20の
出力により傾き角度を測定する面傾き測定器21を有す
る。
面の各面に対応する3つの面と異なる第4の面に,X−
Y面,Y−Z面またはX−Z面各面の傾きの入力を検出
する面傾き検出部20を有し,この面傾き検出部20の
出力により傾き角度を測定する面傾き測定器21を有す
る。
【0009】さらに,前記底部操作面における複数面の
うち,入力に使用されている作業面を示すための発光ダ
イオード(LED)等によるインジケータ30が多次元
マウス上に設けられ,これらインジケータ30を制御す
るLEDドライバ31が設けられている。
うち,入力に使用されている作業面を示すための発光ダ
イオード(LED)等によるインジケータ30が多次元
マウス上に設けられ,これらインジケータ30を制御す
るLEDドライバ31が設けられている。
【0010】本発明の多次元マウスを用いるシステム
は,多次元マウスにより入力される画面上の位置をマウ
スカーソルによって表示する表示装置5と,処理装置4
の制御により,表示装置5上で多次元マウスの底部操作
面の各面に対応して異なる表示態様でマウスカーソルを
表示するカーソルマーク切り替え装置3を有する。
は,多次元マウスにより入力される画面上の位置をマウ
スカーソルによって表示する表示装置5と,処理装置4
の制御により,表示装置5上で多次元マウスの底部操作
面の各面に対応して異なる表示態様でマウスカーソルを
表示するカーソルマーク切り替え装置3を有する。
【0011】
【作用】本発明の多次元マウスにより例えばX−Z面上
における座標を入力する場合,X−Z面に対応した底部
操作面が光学式マウス用反射板6に平行に接するように
多次元マウスを手で傾けて,入力作業を行う。この時,
入力装置底部のX−Z面入力面16に対応した操作面に
配置された2組の受発光検出器17−5,17−6が平
面的な多次元マウスの移動を検出してその信号をX−Z
面移動量測定器13に伝達し,X−Z面移動量測定器1
3は,伝達された信号からX軸およびZ軸方向の移動量
を算出する。
における座標を入力する場合,X−Z面に対応した底部
操作面が光学式マウス用反射板6に平行に接するように
多次元マウスを手で傾けて,入力作業を行う。この時,
入力装置底部のX−Z面入力面16に対応した操作面に
配置された2組の受発光検出器17−5,17−6が平
面的な多次元マウスの移動を検出してその信号をX−Z
面移動量測定器13に伝達し,X−Z面移動量測定器1
3は,伝達された信号からX軸およびZ軸方向の移動量
を算出する。
【0012】また,入力装置の移動を2箇所で検出する
ことにより,この2つの情報をもとにX−Z面移動量測
定器13でそれぞれ移動前の座標と移動後の座標とを比
較し,多次元マウス本体1の回転角度を算出することが
できる。
ことにより,この2つの情報をもとにX−Z面移動量測
定器13でそれぞれ移動前の座標と移動後の座標とを比
較し,多次元マウス本体1の回転角度を算出することが
できる。
【0013】処理装置4は,マウスインタフェース2を
介して,多次元マウス本体1から移動量または座標値と
回転角度等を入力し,表示装置5の相当する座標位置に
マウスカーソルを表示する。
介して,多次元マウス本体1から移動量または座標値と
回転角度等を入力し,表示装置5の相当する座標位置に
マウスカーソルを表示する。
【0014】多次元マウス本体1の底部操作面における
入力に使用している面は,インジケータ30−1〜30
−3の表示により,オペレータが簡単に認識できるよう
になっている。また,表示装置5における操作位置を示
すカーソルは,現在X−Y面,Y−Z面またはX−Z面
のどの座標面を入力対象としているかによって,異なる
表示態様で表示され,例えば現在の作業面がX−Z面で
あれば,カーソルマーク切り替え装置3により,表示画
面上にX−Z面に対応するマウスカーソルを表示するこ
とにより,現在の作業面がX−Z面であることをオペレ
ータが認識できるようになっている。
入力に使用している面は,インジケータ30−1〜30
−3の表示により,オペレータが簡単に認識できるよう
になっている。また,表示装置5における操作位置を示
すカーソルは,現在X−Y面,Y−Z面またはX−Z面
のどの座標面を入力対象としているかによって,異なる
表示態様で表示され,例えば現在の作業面がX−Z面で
あれば,カーソルマーク切り替え装置3により,表示画
面上にX−Z面に対応するマウスカーソルを表示するこ
とにより,現在の作業面がX−Z面であることをオペレ
ータが認識できるようになっている。
【0015】
【実施例】以下,本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。図1は本発明の構成例を示す図である。本
システムは,多次元マウス本体1,多次元マウス本体1
と処理装置4間の信号の送受信を制御するマウスインタ
フェース2,表示画面上のマウスカーソルを現在の作業
面に対応して切り替えるカーソルマーク切り替え装置
3,対話型処理を実行する処理装置4,図形を表示する
表示装置5,光学式マウス用反射板6等からなる。マウ
スインタフェース2およびカーソルマーク切り替え装置
3は,処理装置4内に設けることも可能である。多次元
マウス本体1とマウスインタフェース2および処理装置
4は,ケーブル等により接続されている。光学式マウス
用反射板6は,表面が白黒の縞模様となっていて,その
上で多次元マウス本体1が操作されるようになっている
ものである。
て説明する。図1は本発明の構成例を示す図である。本
システムは,多次元マウス本体1,多次元マウス本体1
と処理装置4間の信号の送受信を制御するマウスインタ
フェース2,表示画面上のマウスカーソルを現在の作業
面に対応して切り替えるカーソルマーク切り替え装置
3,対話型処理を実行する処理装置4,図形を表示する
表示装置5,光学式マウス用反射板6等からなる。マウ
スインタフェース2およびカーソルマーク切り替え装置
3は,処理装置4内に設けることも可能である。多次元
マウス本体1とマウスインタフェース2および処理装置
4は,ケーブル等により接続されている。光学式マウス
用反射板6は,表面が白黒の縞模様となっていて,その
上で多次元マウス本体1が操作されるようになっている
ものである。
【0016】多次元マウス本体1の底部操作面は,同一
平面上にはない少なくともX−Y面面,Y−Z面および
X−Z面の座標面に対応する複数の平面(X−Y面入力
面14,Y−Z面入力面15およびX−Z面入力面1
6)からなり,各面ごとに発光器および受光器で構成さ
れた2組の受発光検出器17(17−1,17−2,1
7−3)を持つ。これら受発光検出器17からの信号を
受けて,多次元マウス自体の平面移動量および回転角度
を算出するX−Y面移動量測定器11,Y−Z面移動量
測定器12およびX−Z面移動量測定器13を有する。
平面上にはない少なくともX−Y面面,Y−Z面および
X−Z面の座標面に対応する複数の平面(X−Y面入力
面14,Y−Z面入力面15およびX−Z面入力面1
6)からなり,各面ごとに発光器および受光器で構成さ
れた2組の受発光検出器17(17−1,17−2,1
7−3)を持つ。これら受発光検出器17からの信号を
受けて,多次元マウス自体の平面移動量および回転角度
を算出するX−Y面移動量測定器11,Y−Z面移動量
測定器12およびX−Z面移動量測定器13を有する。
【0017】また,3つの異なる角度で組み合わされた
X−Y面入力面14,Y−Z面入力面15およびX−Z
面入力面16と異なる第4の面(図2に示す面傾き入力
面18)に,各面の傾きを入力するためのボール23お
よびそれに応じて回転するローラ24X,24Y等から
なる面傾き検出部20と,面傾き検出部20から受信し
た情報をもとに面の傾きを算出する面傾き測定器21を
有する。
X−Y面入力面14,Y−Z面入力面15およびX−Z
面入力面16と異なる第4の面(図2に示す面傾き入力
面18)に,各面の傾きを入力するためのボール23お
よびそれに応じて回転するローラ24X,24Y等から
なる面傾き検出部20と,面傾き検出部20から受信し
た情報をもとに面の傾きを算出する面傾き測定器21を
有する。
【0018】さらに,現在の作業面をオペレータに表示
するインジケータ30と,そのインジケータ30の表示
制御を行うLEDドライバ31を有する。図2に,本発
明の多次元マウスの外観の一例を示す。図2(イ)は多
次元マウス本体1の底面図である。図示のようにそれぞ
れ2組の受発光検出器17を備えたX−Y面入力面1
4,Y−Z面入力面15,X−Z面入力面16と,ロー
ラボール23を備えた面傾き入力面18は,それぞれ異
なる角度で組み合わされている。X−Y面入力面14は
最も頻繁に使用されるので,他面より面積が広く,重心
位置となるように設けられ,操作しやすくなっている。
するインジケータ30と,そのインジケータ30の表示
制御を行うLEDドライバ31を有する。図2に,本発
明の多次元マウスの外観の一例を示す。図2(イ)は多
次元マウス本体1の底面図である。図示のようにそれぞ
れ2組の受発光検出器17を備えたX−Y面入力面1
4,Y−Z面入力面15,X−Z面入力面16と,ロー
ラボール23を備えた面傾き入力面18は,それぞれ異
なる角度で組み合わされている。X−Y面入力面14は
最も頻繁に使用されるので,他面より面積が広く,重心
位置となるように設けられ,操作しやすくなっている。
【0019】図2(ロ)は多次元マウス本体1の上面図
であり,現在の作業面を表示する3個のインジケータ3
0−1ないし30−3と,3個の操作スイッチ41,4
2,43を備えている。これらの操作スイッチ41,4
2,43は,多次元マウス本体1を傾けても簡単にスイ
ッチ操作ができるように,手の指に添うように上面に対
して角度を持って備えられており,各作業面での座標入
力情報および回転情報,各面の傾き情報の入力ととも
に,何らかの指示情報を入力するときにシステムまたは
アプリケーションプログラムの制御によって使用され
る。図2(ハ)は多次元マウス本体1の側面図であり,
図2(ニ)は上側面図,図2(ホ)は下側面図である。
であり,現在の作業面を表示する3個のインジケータ3
0−1ないし30−3と,3個の操作スイッチ41,4
2,43を備えている。これらの操作スイッチ41,4
2,43は,多次元マウス本体1を傾けても簡単にスイ
ッチ操作ができるように,手の指に添うように上面に対
して角度を持って備えられており,各作業面での座標入
力情報および回転情報,各面の傾き情報の入力ととも
に,何らかの指示情報を入力するときにシステムまたは
アプリケーションプログラムの制御によって使用され
る。図2(ハ)は多次元マウス本体1の側面図であり,
図2(ニ)は上側面図,図2(ホ)は下側面図である。
【0020】図3はX−Z面移動量測定器13の構成例
を示す。X−Y面,Y−Z面の移動量測定器も同様に構
成される。なお,これらの座標取得手段は,光学式マウ
スとして既に製品化されているものと同様な方式を用い
ることができる。
を示す。X−Y面,Y−Z面の移動量測定器も同様に構
成される。なお,これらの座標取得手段は,光学式マウ
スとして既に製品化されているものと同様な方式を用い
ることができる。
【0021】Xa座標カウンタ51は,X軸方向への移
動によって生じる受発光検出器17−5からのパルスを
計数するカウンタである。Za座標カウンタ51は,Z
軸方向への移動によって生じる受発光検出器17−5か
らのパルスを計数するカウンタである。ΔXa演算部5
3は,Xa座標カウンタ51の移動前の値xaと移動後
の値xa′を読み取り,その差から移動量ΔXaを算出
する回路である。ΔZa演算部54は,Za座標カウン
タ52の移動前の値zaと移動後の値za′を読み取
り,その差から移動量ΔZaを算出する回路である。
動によって生じる受発光検出器17−5からのパルスを
計数するカウンタである。Za座標カウンタ51は,Z
軸方向への移動によって生じる受発光検出器17−5か
らのパルスを計数するカウンタである。ΔXa演算部5
3は,Xa座標カウンタ51の移動前の値xaと移動後
の値xa′を読み取り,その差から移動量ΔXaを算出
する回路である。ΔZa演算部54は,Za座標カウン
タ52の移動前の値zaと移動後の値za′を読み取
り,その差から移動量ΔZaを算出する回路である。
【0022】Xb座標カウンタ55,Zb座標カウンタ
56,ΔXb演算部57,ΔZb演算部58は,もう一
つの受発光検出器17−6の出力に対して,それぞれX
a座標カウンタ51,Za座標カウンタ52,ΔXa演
算部53,ΔZa演算部54と同様に動作する。
56,ΔXb演算部57,ΔZb演算部58は,もう一
つの受発光検出器17−6の出力に対して,それぞれX
a座標カウンタ51,Za座標カウンタ52,ΔXa演
算部53,ΔZa演算部54と同様に動作する。
【0023】制御回路59は,これらのタイミング制御
等を行う回路である。回転角度算出部60は,ΔXa演
算部53,ΔZa演算部54,ΔXb演算部57および
ΔZb演算部58の出力から,マウス本体の回転角度θ
を算出する回路である。これらの回路が動作するとき,
LEDドライバ31−3はインジケータ30−3を駆動
し明滅させる。
等を行う回路である。回転角度算出部60は,ΔXa演
算部53,ΔZa演算部54,ΔXb演算部57および
ΔZb演算部58の出力から,マウス本体の回転角度θ
を算出する回路である。これらの回路が動作するとき,
LEDドライバ31−3はインジケータ30−3を駆動
し明滅させる。
【0024】X−Z面上において座標入力を行う場合を
例に,操作方法を説明する。X−Z面上で座標を入力す
る場合,多次元マウス本体1を左に傾けて,その底面の
X−Z面入力面16が光学式マウス用反射板6上に平行
に接するようにして操作する。これにより,X−Z面上
座標の取得が行われる。この時,多次元マウス本体1の
他面は,光学式マウス用反射板6に対して平行でなく,
かつ浮いた状態であるので,受発光検出器17に光学式
マウス用反射板6からの反射光が当たらず,したがっ
て,X−Y面,Y−Z面の座標取得は行われない。
例に,操作方法を説明する。X−Z面上で座標を入力す
る場合,多次元マウス本体1を左に傾けて,その底面の
X−Z面入力面16が光学式マウス用反射板6上に平行
に接するようにして操作する。これにより,X−Z面上
座標の取得が行われる。この時,多次元マウス本体1の
他面は,光学式マウス用反射板6に対して平行でなく,
かつ浮いた状態であるので,受発光検出器17に光学式
マウス用反射板6からの反射光が当たらず,したがっ
て,X−Y面,Y−Z面の座標取得は行われない。
【0025】多次元マウス本体1が光学式マウス用反射
板6上を移動することにより,受発光検出器17−5,
17−6からパルス信号が出力される。X−Z面移動量
測定器13は,その信号を受信し,X方向,Z方向の移
動量および回転角度θを算出して,マウスインタフェー
ス2へ送信する。
板6上を移動することにより,受発光検出器17−5,
17−6からパルス信号が出力される。X−Z面移動量
測定器13は,その信号を受信し,X方向,Z方向の移
動量および回転角度θを算出して,マウスインタフェー
ス2へ送信する。
【0026】X−Z面の傾きを変えたい場合には,X−
Z面入力面16を操作した後,面傾き入力面18を光学
式マウス用反射板6に接するように傾けて操作する。面
傾き入力面18を光学式マウス用反射板6上で移動さ
せ,ボール23を回転させることにより,後述するよう
に,作業座標面であるX−Z面をX軸またはZ軸または
その両方向へ任意な角度で傾けることができる。
Z面入力面16を操作した後,面傾き入力面18を光学
式マウス用反射板6に接するように傾けて操作する。面
傾き入力面18を光学式マウス用反射板6上で移動さ
せ,ボール23を回転させることにより,後述するよう
に,作業座標面であるX−Z面をX軸またはZ軸または
その両方向へ任意な角度で傾けることができる。
【0027】同様に,X−Y面上の座標入力を行う場合
には,多次元マウス本体1を手前に傾け,X−Y面入力
面14が光学式マウス用反射板6に平行に接するように
して操作する。これにより,X−Y面上の座標入力が可
能となる。Y−Z面上の座標入力を行う場合も同様であ
る。
には,多次元マウス本体1を手前に傾け,X−Y面入力
面14が光学式マウス用反射板6に平行に接するように
して操作する。これにより,X−Y面上の座標入力が可
能となる。Y−Z面上の座標入力を行う場合も同様であ
る。
【0028】このように,オペレータは,多次元マウス
本体1の底面を左右手前に傾けることで,簡単に作業面
を移動させることができるが,実際の作業面を常に把握
していなければ作業上混乱が生じて効率的な操作が行え
ない場合がある。このような混乱を防ぐため,対応する
インジケータ30を明滅させる。また,表示装置5の画
面上のマウスカーソルの表示様態を変化させることによ
り,現在の作業面がどの面であるかをすぐに分かるよう
にする。
本体1の底面を左右手前に傾けることで,簡単に作業面
を移動させることができるが,実際の作業面を常に把握
していなければ作業上混乱が生じて効率的な操作が行え
ない場合がある。このような混乱を防ぐため,対応する
インジケータ30を明滅させる。また,表示装置5の画
面上のマウスカーソルの表示様態を変化させることによ
り,現在の作業面がどの面であるかをすぐに分かるよう
にする。
【0029】例えば図4(イ)に示すようなXYZ三次
元座標空間において,X−Z面上での座標入力を行うも
のとする。図4(イ)において,X−Z面上の座標点a
1をマウスカーソルの現在位置,a2を多次元マウス本
体1を回転移動した後のマウスカーソル位置とする。
元座標空間において,X−Z面上での座標入力を行うも
のとする。図4(イ)において,X−Z面上の座標点a
1をマウスカーソルの現在位置,a2を多次元マウス本
体1を回転移動した後のマウスカーソル位置とする。
【0030】図4(ロ)は,X−Z面上の点線で囲まれ
た部分に対応する光学式マウス用反射板6上の多次元マ
ウス本体1の位置および動作を示す図である。図4
(ロ)において,表示画面上のマウスカーソル位置a1
に相当する多次元マウス本体1の受発光検出器17−5
の位置を(xa,za)とし,受発光検出器17−6の
位置を(xb,zb)とする。ここで,多次元マウス本
体1を回転移動させ,受発光検出器17−5の位置が
(xa’,za’),受発光検出器17−6の位置が
(xb’,zb’)になったとすると,受発光検出器1
7−5の移動量ΔXa,ΔZaは,それぞれxa−x
a’,za−za’として求められ,受発光検出器17
−6の移動量ΔXb,ΔZbは,それぞれxb−x
b’,zb−zb’として求められる。回転(変化)角
度θは, θ= tan-1{(ΔXa−ΔXb)/(ΔZa−ΔZ
b)} である。
た部分に対応する光学式マウス用反射板6上の多次元マ
ウス本体1の位置および動作を示す図である。図4
(ロ)において,表示画面上のマウスカーソル位置a1
に相当する多次元マウス本体1の受発光検出器17−5
の位置を(xa,za)とし,受発光検出器17−6の
位置を(xb,zb)とする。ここで,多次元マウス本
体1を回転移動させ,受発光検出器17−5の位置が
(xa’,za’),受発光検出器17−6の位置が
(xb’,zb’)になったとすると,受発光検出器1
7−5の移動量ΔXa,ΔZaは,それぞれxa−x
a’,za−za’として求められ,受発光検出器17
−6の移動量ΔXb,ΔZbは,それぞれxb−x
b’,zb−zb’として求められる。回転(変化)角
度θは, θ= tan-1{(ΔXa−ΔXb)/(ΔZa−ΔZ
b)} である。
【0031】図5は,表示画面上での図形の操作例を示
す図である。図5(イ)に示すような図形操作対象70
を移動回転させる場合,その図形操作対象70にマウス
カーソル71を合わせグリップした状態で,例えば図4
の(ロ)に示すように,多次元マウス本体1を操作す
る。これにより図形操作対象70は,前述の図3に示す
回転角度算出部60で求められた回転角度θ分だけ移動
回転されて,図5(ロ)に示すように表示される。
す図である。図5(イ)に示すような図形操作対象70
を移動回転させる場合,その図形操作対象70にマウス
カーソル71を合わせグリップした状態で,例えば図4
の(ロ)に示すように,多次元マウス本体1を操作す
る。これにより図形操作対象70は,前述の図3に示す
回転角度算出部60で求められた回転角度θ分だけ移動
回転されて,図5(ロ)に示すように表示される。
【0032】マウスカーソルは,例えば図5(ハ)に示
すように,X−Y面における座標入力では,(a) に示す
ようなマークの形で表示され,Y−Z面における座標入
力では,(b) に示すようなマークの形で表示され,X−
Z面における座標入力では,(c) に示すようなマークの
形で表示される。他に,マークの色などを変えることに
より,どの座標面での入力であるかが分かるようにして
もよい。
すように,X−Y面における座標入力では,(a) に示す
ようなマークの形で表示され,Y−Z面における座標入
力では,(b) に示すようなマークの形で表示され,X−
Z面における座標入力では,(c) に示すようなマークの
形で表示される。他に,マークの色などを変えることに
より,どの座標面での入力であるかが分かるようにして
もよい。
【0033】次に,図6に従って,面傾き検出部20お
よび面傾き測定器21について説明する。図6におい
て,マウス本体の移動によってボール23が回転する
と,その回転方向に応じてローラ24X,24Yが回転
する。ローラ24X,24Yの回転は,それぞれX軸ロ
ータリーエンコーダ25XとY軸ロータリーエンコーダ
25Yにより検出され,回転量に応じたパルス信号がX
乗算回路26XおよびY乗算回路26Yへ送られる。X
乗算回路26X,Y乗算回路26Yは,受信した信号か
ら,X軸方向の傾き角度γ,Y軸方向の傾き角度ζ,お
よびそれぞれの変化方向信号を出力する。なお,本実施
例では,前の操作をどの入力面で行ったかにより,X−
Y面,Y−Z面,X−Z面のいずれの面を傾けるか決定
するようになっている。なお,これらのローラボールを
用いる回転検出機構自体は周知の技術である。
よび面傾き測定器21について説明する。図6におい
て,マウス本体の移動によってボール23が回転する
と,その回転方向に応じてローラ24X,24Yが回転
する。ローラ24X,24Yの回転は,それぞれX軸ロ
ータリーエンコーダ25XとY軸ロータリーエンコーダ
25Yにより検出され,回転量に応じたパルス信号がX
乗算回路26XおよびY乗算回路26Yへ送られる。X
乗算回路26X,Y乗算回路26Yは,受信した信号か
ら,X軸方向の傾き角度γ,Y軸方向の傾き角度ζ,お
よびそれぞれの変化方向信号を出力する。なお,本実施
例では,前の操作をどの入力面で行ったかにより,X−
Y面,Y−Z面,X−Z面のいずれの面を傾けるか決定
するようになっている。なお,これらのローラボールを
用いる回転検出機構自体は周知の技術である。
【0034】図7は,面を傾ける操作の説明図である。
例えば,図7(イ)に示す対象面Aは,X−Y面に対し
てX軸方向の傾き角度γおよびY軸方向の傾き角度ζを
持つ。このように面を傾ける場合,多次元マウス本体1
の面傾き入力面18上のボール23を光学式マウス用反
射板6に接するようにして動かし,ボール23を手前や
左に回転させる。これにより傾き角度を入力して,X−
Y座標面に平行な面を傾けて表示させることができる。
例えば,図7(イ)に示す対象面Aは,X−Y面に対し
てX軸方向の傾き角度γおよびY軸方向の傾き角度ζを
持つ。このように面を傾ける場合,多次元マウス本体1
の面傾き入力面18上のボール23を光学式マウス用反
射板6に接するようにして動かし,ボール23を手前や
左に回転させる。これにより傾き角度を入力して,X−
Y座標面に平行な面を傾けて表示させることができる。
【0035】面傾き入力面18上のボール23を光学式
マウス用反射板6に接して動かすと,ボール23の動き
は,面傾き検出部20において,図7(ロ)に示すよう
に手前への移動(X軸方向の傾き)と左への移動(Y軸
方向の傾き)に分解され,それら移動量に応じて,図7
(ハ)に示すような対象面AのX軸方向の傾き角度γ
と,図7(ニ)に示すような対象面AのY軸方向の傾き
角度ζが算出され,図7(イ)に示すように表示される
ことになる。
マウス用反射板6に接して動かすと,ボール23の動き
は,面傾き検出部20において,図7(ロ)に示すよう
に手前への移動(X軸方向の傾き)と左への移動(Y軸
方向の傾き)に分解され,それら移動量に応じて,図7
(ハ)に示すような対象面AのX軸方向の傾き角度γ
と,図7(ニ)に示すような対象面AのY軸方向の傾き
角度ζが算出され,図7(イ)に示すように表示される
ことになる。
【0036】X−Y面,Y−Z面,X−Z面を持つ空間
での座標入力を例に,本発明の実施例を説明したが,本
発明はこれに限られるわけではなく,他の多次元座標系
における座標入力にも同様に適用することが可能であ
る。また,例えば平行に配置された複数の二次元平面に
おける各面上でのカーソル制御にも応用が可能である。
さらにまた,マルチウインドウシステムにおける複数の
ウインドウで各々独立にカーソルを制御するような場合
にも応用が可能である。
での座標入力を例に,本発明の実施例を説明したが,本
発明はこれに限られるわけではなく,他の多次元座標系
における座標入力にも同様に適用することが可能であ
る。また,例えば平行に配置された複数の二次元平面に
おける各面上でのカーソル制御にも応用が可能である。
さらにまた,マルチウインドウシステムにおける複数の
ウインドウで各々独立にカーソルを制御するような場合
にも応用が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
多次元座標を入力および処理するうえで,次のような利
点がある。
多次元座標を入力および処理するうえで,次のような利
点がある。
【0038】 多次元空間における各面の座標入力を
スムーズに行うことができるようになる。 多次元空間における各面の切り替えをスムーズに行
うことができるようになる。
スムーズに行うことができるようになる。 多次元空間における各面の切り替えをスムーズに行
うことができるようになる。
【0039】 各面の傾きを簡単に入力でき,立体を
自由に傾けることができるようになる。 各面上での回転を簡単に実現でき,立体を自由に回
転させることができるようになる。
自由に傾けることができるようになる。 各面上での回転を簡単に実現でき,立体を自由に回
転させることができるようになる。
【0040】 マウスカーソルのマーク切り替えによ
り,現在処理中の座標面を一目で判断することができ
る。 従来のマウスと同じ機能としても使用できるので,
従来方式の座標入力を行う場合にもマウスの交換などの
手間が不要である。
り,現在処理中の座標面を一目で判断することができ
る。 従来のマウスと同じ機能としても使用できるので,
従来方式の座標入力を行う場合にもマウスの交換などの
手間が不要である。
【0041】このように,マウスの底部操作面を多面状
にすることにより,従来のマウスで操作するのと同じ感
覚で,多次元の座標を入力し処理することが可能とな
り,立体図形情報の取り扱いが簡便になり,作業効率・
処理効率を著しく向上させることができるようになる。
にすることにより,従来のマウスで操作するのと同じ感
覚で,多次元の座標を入力し処理することが可能とな
り,立体図形情報の取り扱いが簡便になり,作業効率・
処理効率を著しく向上させることができるようになる。
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係る多次元マウス本体の外観
図である。
図である。
【図3】X−Z面移動量測定器の構成例を示す図であ
る。
る。
【図4】多次元マウスの平面移動量および回転角度検出
による座標取得の一例を示す図である。
による座標取得の一例を示す図である。
【図5】表示画面上での図形の操作例を示す図である。
【図6】面傾き検出部および面傾き測定器の構成例を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明の実施例による面を傾ける操作の説明図
である。
である。
1 多次元マウス本体 2 マウスインタフェース 3 カーソルマーク切り替え装置 4 処理装置 5 表示装置 6 光学式マウス用反射板 11 X−Y面移動量測定器 12 Y−Z面移動量測定器 13 X−Z面移動量測定器 14 X−Y面入力面 15 Y−Z面入力面 16 X−Z面入力面 17 受発光検出器 20 面傾き検出部 21 面傾き測定器 30 インジケータ 31 LEDドライバ
Claims (6)
- 【請求項1】 手で操作される器具本体の底部操作面の
移動を検出し座標情報を入力する座標入力装置におい
て,前記底部操作面は同一平面上にない複数の異なる面
(14,15,16)の組み合わせにより構成され,それらの各面
にそれぞれ器具本体の移動または回転を検出する検出器
(17)を備えたことを特徴とする多次元座標入力装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の多次元座標入力装置にお
いて,前記底部操作面はXYZ三次元座標空間における
X−Y面,Y−Z面およびX−Z面の各面に対応する少
なくとも3つの異なる面(14,15,16)を有し,それらの面
の一つを作業面としてX−Y面,Y−Z面またはX−Z
面における座標情報を入力するように構成されたことを
特徴とする多次元座標入力装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の多次元座標入力装置にお
いて,前記底部操作面におけるいくつかの面に,それぞ
れ2組の光学式検出器(17)を有し,この2組の光学式検
出器(17)により検出した移動量の差により,器具本体の
回転角度を検出するようにしたことを特徴とする多次元
座標入力装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の多次元座標入力装置にお
いて,前記底部操作面における複数の面の各々に対応す
るインジケータ(30)を備え,入力に使用されている作業
面を感知して,その作業面に対応するインジケータ(30)
に表示するようにしたことを特徴とする多次元座標入力
装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の多次元座標入力装置にお
いて,前記底部操作面に,前記X−Y面,Y−Z面およ
びX−Z面の各面に対応する3つの面とさらに異なる第
4の面を有し,該第4の面に,X−Y面,Y−Z面また
はX−Z面の各面の傾きの入力に用いる検出部(20)を備
えたことを特徴とする多次元座標入力装置。 - 【請求項6】 請求項1,請求項2,請求項3,請求項
4または請求項5記載の多次元座標入力装置(1) と,該
多次元座標入力装置(1) により入力される画面上の位置
をカーソルによって表示する表示装置(5) と,対話型処
理を実行する処理装置(4) とを備えたシステムであっ
て,前記多次元座標入力装置(1) における底部操作面の
各面ごとに,異なる表示態様でカーソルを表示する手段
(3) を備え,前記底部操作面において入力に使用されて
いる作業面を感知し,その作業面を識別できる表示態様
によりカーソルを表示するようにしたことを特徴とする
多次元座標入力装置を用いたシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5102658A JPH06314160A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 多次元座標入力装置およびそれを用いたシステム |
US08/462,560 US5619231A (en) | 1993-04-28 | 1995-06-05 | Multi-dimensional coordinate input apparatus adapted for simple input operation, and system using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5102658A JPH06314160A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 多次元座標入力装置およびそれを用いたシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06314160A true JPH06314160A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14333335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5102658A Withdrawn JPH06314160A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 多次元座標入力装置およびそれを用いたシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5619231A (ja) |
JP (1) | JPH06314160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433850B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2004-06-04 | 주식회사 케이텍 | 컴퓨터용 마우스 |
WO2009038432A2 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | Eui Jin Oh | Multi-functional mouse |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5260696A (en) * | 1991-02-19 | 1993-11-09 | Maynard Jr Stuart T | Multiple signaling mouse with faceted surfaces |
US6115028A (en) * | 1996-08-22 | 2000-09-05 | Silicon Graphics, Inc. | Three dimensional input system using tilt |
JPH10240433A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-11 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
US5914703A (en) * | 1997-05-08 | 1999-06-22 | Primax Electronics. Ltd. | Cursor control device |
US5936612A (en) * | 1997-05-30 | 1999-08-10 | Wang; Yanqing | Computer input device and method for 3-D direct manipulation of graphic objects |
JPH1115593A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-22 | Alps Electric Co Ltd | データ入力装置 |
US5959614A (en) * | 1997-09-30 | 1999-09-28 | Primax Electronics Ltd. | Pointing control system for controlling rotations of an object within a three dimensional view |
US6181322B1 (en) | 1997-11-07 | 2001-01-30 | Netscape Communications Corp. | Pointing device having selection buttons operable from movement of a palm portion of a person's hands |
US6967644B1 (en) * | 1998-10-01 | 2005-11-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Coordinate input apparatus and control method thereof, and computer readable memory |
US6822638B2 (en) | 1999-05-10 | 2004-11-23 | International Business Machines Corporation | Pointing device for navigating a 3 dimensional GUI interface |
WO2001035205A1 (fr) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Amphora Limited Liability Company | Coordinateur de manipulation, roue et sa variante utilisees principalement pour le coordinateur de manipulation |
KR100622404B1 (ko) * | 2002-10-23 | 2006-09-13 | 주식회사 애트랩 | 광 이미지 검출기 및 이를 채택하는 광 마우스 |
US20050030279A1 (en) * | 2003-08-08 | 2005-02-10 | Liang Fu | Multi-functional pointing and control device |
US7444005B2 (en) | 2003-11-04 | 2008-10-28 | Becton, Dickinson And Company | Apparatus and method for using optical mouse engine to determine speed, direction, position of scanned device and to obtain quantitative or qualitative data from same |
EP1804154A3 (en) * | 2005-12-27 | 2012-08-08 | Poston Timothy | Computer input device enabling three degrees of freedom and related input and feedback methods |
EP2701039A4 (en) * | 2011-04-21 | 2014-11-26 | Cheolwoo Kim | UNIVERSAL MOTION CONTROL DEVICE IN WHICH A 3D MOVEMENT AND A ROTARY INPUT ARE POSSIBLE |
WO2018144034A1 (en) * | 2017-02-06 | 2018-08-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Digital pen to adjust a 3d object |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60181818A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | Canon Inc | カ−ソル移動装置 |
US4835528A (en) * | 1985-12-30 | 1989-05-30 | Texas Instruments Incorporated | Cursor control system |
JPS63201816A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-19 | Hitachi Ltd | カ−ソル表示装置 |
US4961138A (en) * | 1987-05-01 | 1990-10-02 | General Datacomm, Inc. | System and apparatus for providing three dimensions of input into a host processor |
US5162781A (en) * | 1987-10-02 | 1992-11-10 | Automated Decisions, Inc. | Orientational mouse computer input system |
GB2214635B (en) * | 1988-01-14 | 1992-06-10 | Kwang Chien Fong | Optical input device |
JPH02259819A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-22 | Supitaru Sangyo Kk | コンピュータ用入力装置 |
US5095303A (en) * | 1990-03-27 | 1992-03-10 | Apple Computer, Inc. | Six degree of freedom graphic object controller |
US5252970A (en) * | 1991-01-30 | 1993-10-12 | David Baronowsky | Ergonomic multi-axis controller |
US5260696A (en) * | 1991-02-19 | 1993-11-09 | Maynard Jr Stuart T | Multiple signaling mouse with faceted surfaces |
US5298919A (en) * | 1991-08-02 | 1994-03-29 | Multipoint Technology Corporation | Multi-dimensional input device |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP5102658A patent/JPH06314160A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-06-05 US US08/462,560 patent/US5619231A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433850B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2004-06-04 | 주식회사 케이텍 | 컴퓨터용 마우스 |
WO2009038432A2 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | Eui Jin Oh | Multi-functional mouse |
WO2009038432A3 (en) * | 2007-09-20 | 2009-06-11 | Eui Jin Oh | Multi-functional mouse |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5619231A (en) | 1997-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06314160A (ja) | 多次元座標入力装置およびそれを用いたシステム | |
US5298919A (en) | Multi-dimensional input device | |
US5446481A (en) | Multidimensional hybrid mouse for computers | |
US6417836B1 (en) | Computer input device having six degrees of freedom for controlling movement of a three-dimensional object | |
EP0429391B1 (en) | Three-dimensional computer input device | |
US5329276A (en) | Multidimensional signal input device | |
CN1141599C (zh) | 用于确定目标的空间位置的*** | |
US20140194742A1 (en) | Ultrasound imaging system and method | |
US20140128739A1 (en) | Ultrasound imaging system and method | |
JP2000270237A (ja) | 画像表示装置用選択装置 | |
JP4171561B2 (ja) | ロータリーエンコーダ | |
JP2012056076A (ja) | 機械視覚を用いた、手動の組立て作業をエラープルーフ化するためのシステム | |
JPH0143331B2 (ja) | ||
JP2001142629A (ja) | 指示体の識別機能を有する光デジタイザ | |
JPH0792656B2 (ja) | 三次元表示装置 | |
KR100739980B1 (ko) | 관성 감지 입력장치 | |
US5305429A (en) | Input apparatus using three-dimensional image | |
CN100367170C (zh) | 具有多种控制功能的诊断成像***控制器 | |
US20030048252A1 (en) | Six degrees of freedom information indicator and six degrees of freedom information indicating method | |
JPS63298518A (ja) | デイスプレイの位置指示信号装置 | |
US6246391B1 (en) | Three-dimensional tactile feedback computer input device | |
KR101097102B1 (ko) | 3차원 이동과 회전 입력이 가능한 3차원 회전 마우스 장치 | |
JP2020052681A (ja) | 操作処理装置 | |
JPS6133531A (ja) | カ−ソル制御装置 | |
JPS63172324A (ja) | 座標入力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |