JPH0631335B2 - 接触脱蝋法 - Google Patents
接触脱蝋法Info
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- JPH0631335B2 JPH0631335B2 JP58085988A JP8598883A JPH0631335B2 JP H0631335 B2 JPH0631335 B2 JP H0631335B2 JP 58085988 A JP58085988 A JP 58085988A JP 8598883 A JP8598883 A JP 8598883A JP H0631335 B2 JPH0631335 B2 JP H0631335B2
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- zeolite
- catalyst
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G47/00—Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions
- C10G47/02—Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions characterised by the catalyst used
- C10G47/10—Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions characterised by the catalyst used with catalysts deposited on a carrier
- C10G47/12—Inorganic carriers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G45/00—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
- C10G45/58—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins
- C10G45/60—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used
- C10G45/64—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used containing crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G29/00—Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, with other chemicals
- C10G29/06—Metal salts, or metal salts deposited on a carrier
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S208/02—Molecular sieve
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素油の脱蝋法に関する。
石油留出物の脱ろう法は従来から知られている。低温で
流動性であることを要する製品、例えば潤滑油、加熱用
油、ジエツト燃料に非常にパラフインの多い油を使用し
ようとする時よく知られているとおり脱ろうが必要であ
る。この種の油中にある高分子量の直鎖n−パラフイン
および稍分岐鎖のパラフインは油中高流動点の原因であ
るワツクスであり、適当な低流動点がえたいならばこれ
らのワツクスの全部又は一部を除去しなければならな
い。従来種々の溶媒除去法、例えばプロパン脱ろう法や
MEK脱ろう法が使われたが、石油ワツクスそのままの
需要減少とガソリンや留出燃料の需要増加はワツクス成
分の除去のみでなく、この成分のより価値の高い他の物
質への転化法を発見することが現在望まれている。接触
脱ろう法は長鎖n−パラフインを選択的に分解して蒸留
によつて除去できる低分子量製品とすることによつてこ
れを解決する。この種の方法は例えばOil and Journa
l,1月6日,69〜73(1975)および米国特許
第3,668,113号に記載されている。
流動性であることを要する製品、例えば潤滑油、加熱用
油、ジエツト燃料に非常にパラフインの多い油を使用し
ようとする時よく知られているとおり脱ろうが必要であ
る。この種の油中にある高分子量の直鎖n−パラフイン
および稍分岐鎖のパラフインは油中高流動点の原因であ
るワツクスであり、適当な低流動点がえたいならばこれ
らのワツクスの全部又は一部を除去しなければならな
い。従来種々の溶媒除去法、例えばプロパン脱ろう法や
MEK脱ろう法が使われたが、石油ワツクスそのままの
需要減少とガソリンや留出燃料の需要増加はワツクス成
分の除去のみでなく、この成分のより価値の高い他の物
質への転化法を発見することが現在望まれている。接触
脱ろう法は長鎖n−パラフインを選択的に分解して蒸留
によつて除去できる低分子量製品とすることによつてこ
れを解決する。この種の方法は例えばOil and Journa
l,1月6日,69〜73(1975)および米国特許
第3,668,113号に記載されている。
望む選択性をえるために触媒は通常直鎖n−パラフイン
のみ又は僅かに少量の分岐鎖パラフイン含有のいづれか
を入れるがより高度分岐物質、環状脂肪族および芳香族
を排除する孔径をもつゼオライトをもつている。ZSM
−5、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−23、Z
SM−35およびZSM−38の様なゼオライトが脱ろ
う法のこの目的に提案されており、この使用は米国特許
第3,894,938号、4,176,050号、4,181,598号、4,222,855
号、4,229,282号、および4,247,388号に記載されてい
る。合成オフレタイトを使う脱ろう法は米国特許第4,25
9,174号に記載されている。酸性成分としてゼオライト
ベータを使う水添分解法は米国特許第3,923,641号に
記載されている。
のみ又は僅かに少量の分岐鎖パラフイン含有のいづれか
を入れるがより高度分岐物質、環状脂肪族および芳香族
を排除する孔径をもつゼオライトをもつている。ZSM
−5、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−23、Z
SM−35およびZSM−38の様なゼオライトが脱ろ
う法のこの目的に提案されており、この使用は米国特許
第3,894,938号、4,176,050号、4,181,598号、4,222,855
号、4,229,282号、および4,247,388号に記載されてい
る。合成オフレタイトを使う脱ろう法は米国特許第4,25
9,174号に記載されている。酸性成分としてゼオライト
ベータを使う水添分解法は米国特許第3,923,641号に
記載されている。
この種の脱ろう法は分解反応によつて行なわれるので、
多数の有用な生成物が低分子量物質に分解される。例え
ばオレフインとナフテン類はブタン、プロパン、エタン
およびメタンに分解されまた同様に油のワツクス性原因
に全くならない軽質n−パラフインも分解される。これ
らの軽生成物は高分子量物質よりも一般に価値が低いの
で、接触脱ろう法中におこる分解度を防止又は限定する
ことが明らかに望ましいが、この問題は未だに解決され
ていない。
多数の有用な生成物が低分子量物質に分解される。例え
ばオレフインとナフテン類はブタン、プロパン、エタン
およびメタンに分解されまた同様に油のワツクス性原因
に全くならない軽質n−パラフインも分解される。これ
らの軽生成物は高分子量物質よりも一般に価値が低いの
で、接触脱ろう法中におこる分解度を防止又は限定する
ことが明らかに望ましいが、この問題は未だに解決され
ていない。
石油精製にしばしば出合う他の単位操作は異性化であ
る。普通行なわれるとおりこの操作で低分子量C4−C6n
−パラフインは英国特許第1,210,335号に記載のとおり
塩化アルミニウムの様な酸性触媒又は酸性ゼオライトの
存在でイソ−パラフインに転化される。水素の存在で行
なわれるペンタンとヘキサンの異性化法も提案されてい
るが、この方法は比較的高温高圧で行なわれるため、異
性化は酸性触媒によつておこる相当の分解を伴なうの
で、やはり有用生成物の相当部分が価値の低い軽質分に
分解される。
る。普通行なわれるとおりこの操作で低分子量C4−C6n
−パラフインは英国特許第1,210,335号に記載のとおり
塩化アルミニウムの様な酸性触媒又は酸性ゼオライトの
存在でイソ−パラフインに転化される。水素の存在で行
なわれるペンタンとヘキサンの異性化法も提案されてい
るが、この方法は比較的高温高圧で行なわれるため、異
性化は酸性触媒によつておこる相当の分解を伴なうの
で、やはり有用生成物の相当部分が価値の低い軽質分に
分解される。
今や留出原料は実質的に分解することなくワツクス性パ
ラフインの異性化によつて効果的に脱ろうできることが
発見されたのである。この異性化は触媒としてのゼオラ
イトベータ上で行なわれ添加水素の存在の有無に拘らず
行なうことができる。触媒はおこる反応を促進するため
白金又はパラジウムの様な水素化−脱水素化成分を含有
する必要がある。水添成分は異性化反応中におこるであ
ろうある水添反応−脱水素反応を促進するため添加水素
なしに使用できる。
ラフインの異性化によつて効果的に脱ろうできることが
発見されたのである。この異性化は触媒としてのゼオラ
イトベータ上で行なわれ添加水素の存在の有無に拘らず
行なうことができる。触媒はおこる反応を促進するため
白金又はパラジウムの様な水素化−脱水素化成分を含有
する必要がある。水添成分は異性化反応中におこるであ
ろうある水添反応−脱水素反応を促進するため添加水素
なしに使用できる。
したがつて本発明は直鎖パラフィンおよびわずかに枝分
かれしたパラフィンを含む炭化水素原料を少なくも3
0:1のシリカ:アルミナ比をもつゼオライト ベータ
および水素化−脱水素化成分より成る触媒と異性化条件
のもとにおいて接触させることより成る炭化水素原料の
脱ろう法を提供するものである。
かれしたパラフィンを含む炭化水素原料を少なくも3
0:1のシリカ:アルミナ比をもつゼオライト ベータ
および水素化−脱水素化成分より成る触媒と異性化条件
のもとにおいて接触させることより成る炭化水素原料の
脱ろう法を提供するものである。
本発明の方法は高温高圧で行なわれる。温度は通常250
乃至500℃であり、また圧力は大気圧から25,000kPa
までである。空間速度は通常0.1乃至20である。
乃至500℃であり、また圧力は大気圧から25,000kPa
までである。空間速度は通常0.1乃至20である。
この方法は比較的軽留分から高沸点原料までの種々の原
料、例えば全原油、トツプド クルード、真空塔残油、
サイクル油、FCC塔残油、ガス油、所空ガス油、脱ア
スフアルト残渣および他の重質油の脱ろうに使用でき
る。C10より軽い油は普通多量のワツクス成分を含まな
いので、供給原料は通常C10 +原料である。しかしこの
方法は原料の流動点と粘度をある特定仕様範囲内に保つ
必要のあるワツクス性留出原料、例えばガス油、ケロセ
ン、ジエツト燃料、潤滑油、加熱用油および他の留出分
について特に有用である。潤滑油は一般に230℃以
上、普通315℃以上で沸とうする。水添分解した原料
は通常多環状芳香族の除去によつて生成された多量のワ
ツクス性n−パラフインを含むのでこの種の原料および
また他の留出分の原料の便利な源泉である。この方法用
の供給原料は通常パラフイン、オレフイン、ナフテン、
芳香族および複素環状化合物を含むC10 +供給原料であ
り、供給原料のワツクス性の原因となる高分子量のn−
パラフインと稍分岐したパラフインの実質的割合を含ん
でいる。操作中n−パラフインはイソ−パラフインに異
性化されまた稍分岐したパラフインは異性化をうけてよ
り高度に分岐した脂肪族となる。同時にある程度分解が
おこるのでn−パラフインのワツクス性小さい分岐鎖イ
ソ−パラフインへの異性化によつて流動点が低下するば
かりでなくまた重質残油はある分解又は水添分解をうけ
て低粘度生成物に貢献する液体範囲物質を生成する。お
こる分解度はしかし限定されるのでガス収率は減少して
供給原料の経済的価値は保たれる。
料、例えば全原油、トツプド クルード、真空塔残油、
サイクル油、FCC塔残油、ガス油、所空ガス油、脱ア
スフアルト残渣および他の重質油の脱ろうに使用でき
る。C10より軽い油は普通多量のワツクス成分を含まな
いので、供給原料は通常C10 +原料である。しかしこの
方法は原料の流動点と粘度をある特定仕様範囲内に保つ
必要のあるワツクス性留出原料、例えばガス油、ケロセ
ン、ジエツト燃料、潤滑油、加熱用油および他の留出分
について特に有用である。潤滑油は一般に230℃以
上、普通315℃以上で沸とうする。水添分解した原料
は通常多環状芳香族の除去によつて生成された多量のワ
ツクス性n−パラフインを含むのでこの種の原料および
また他の留出分の原料の便利な源泉である。この方法用
の供給原料は通常パラフイン、オレフイン、ナフテン、
芳香族および複素環状化合物を含むC10 +供給原料であ
り、供給原料のワツクス性の原因となる高分子量のn−
パラフインと稍分岐したパラフインの実質的割合を含ん
でいる。操作中n−パラフインはイソ−パラフインに異
性化されまた稍分岐したパラフインは異性化をうけてよ
り高度に分岐した脂肪族となる。同時にある程度分解が
おこるのでn−パラフインのワツクス性小さい分岐鎖イ
ソ−パラフインへの異性化によつて流動点が低下するば
かりでなくまた重質残油はある分解又は水添分解をうけ
て低粘度生成物に貢献する液体範囲物質を生成する。お
こる分解度はしかし限定されるのでガス収率は減少して
供給原料の経済的価値は保たれる。
代表的供給原料には軽質ガス油、重質ガス油および沸点
150℃以上のトツプド クルードがある。
150℃以上のトツプド クルードがある。
供給原料中の相当割合の芳香族の存在においてさえ異性
化は容易に進行しこの理由で例えば10%又はそれ以上
の芳香族を含む供給原料が十分脱ろうできることはこの
方法の特別な利点である。供給原料の芳香族含量はもち
ろん使用原料の性質および油中の元の芳香族割合を変え
る働らきをする水添分解の様な以前の操作工程に依るで
あろう。芳香族含量は通常供給原料の50重量%を超え
ないであろうし、より普通に10乃至30重量%を超え
ず残りはパラフイン、オレフイン、ナフテンおよび複素
環状化合物である。パラフイン含量(n−およびイソ−
パラフイン)は一般に少なくも20重量%、普通少なく
も50重量%又は60重量%である。ジエツト燃料の様
なある供給原料は僅かに5%程度のパラフインを含む。
化は容易に進行しこの理由で例えば10%又はそれ以上
の芳香族を含む供給原料が十分脱ろうできることはこの
方法の特別な利点である。供給原料の芳香族含量はもち
ろん使用原料の性質および油中の元の芳香族割合を変え
る働らきをする水添分解の様な以前の操作工程に依るで
あろう。芳香族含量は通常供給原料の50重量%を超え
ないであろうし、より普通に10乃至30重量%を超え
ず残りはパラフイン、オレフイン、ナフテンおよび複素
環状化合物である。パラフイン含量(n−およびイソ−
パラフイン)は一般に少なくも20重量%、普通少なく
も50重量%又は60重量%である。ジエツト燃料の様
なある供給原料は僅かに5%程度のパラフインを含む。
この方法に使用する触媒はゼオライト ベータより成り
水素化−脱水素化成分を含むとよい。ゼオライト ベー
タは知られたゼオライトで、それは米国特許第3,308,06
9号および再発行特許28,341号に記載されており、この
ゼオライト、その製法、性質について詳細述べられてい
る。ゼオライト ベータの合成形としての組成は無水基
準で次のとおりである: 〔XNa(1.0±0.1−X)TEA〕AlO2XYSiO2 但しXは1より小さい数、好ましくは0.75より小さい数
とし、TEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表わ
し、Yは5より大きいが100より小さな数とする。合
成形における水和水も種々の量であつてもよい。
水素化−脱水素化成分を含むとよい。ゼオライト ベー
タは知られたゼオライトで、それは米国特許第3,308,06
9号および再発行特許28,341号に記載されており、この
ゼオライト、その製法、性質について詳細述べられてい
る。ゼオライト ベータの合成形としての組成は無水基
準で次のとおりである: 〔XNa(1.0±0.1−X)TEA〕AlO2XYSiO2 但しXは1より小さい数、好ましくは0.75より小さい数
とし、TEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表わ
し、Yは5より大きいが100より小さな数とする。合
成形における水和水も種々の量であつてもよい。
ナトリウムはゼオライトを製造するに使われる合成混合
物から入る。この合成混合物は酸化物(又は化学組成が
酸化物の混合物として完全に表わしうる様な物質)Na
2O、Al2O3、〔(C2H5)4N〕2O、SiO2およびH2Oの混合
物を含む。混合物は晶出のおこるまで約75乃至200
℃に保たれる。モル比で表わされた反応混合物の組成は
次の範囲内であると好ましい: SiO2/Al2O3 10−200 Na2O/テトラエチルアンモニウム 水酸化物(TEAOH) 0.
0−0.1 TEAOH/SiO2 0.1−1.0 H2O/TEAOH 20−
75 高温反応混合物から晶出する生成物は適当に遠心分離又
は過によつて分離し水洗乾燥される。かくえられた物
質は普通200乃至900℃又はそれ以上の温度の空気
又は不活性雰囲気内で焼できる。この焼はテトラエ
チルアンモニウムイオンを水素イオンに分解し水を除去
するので上式中のNはゼロ又は実質的にゼロとなる。し
たがつてゼオライトの式は 〔XNa(1.0±0.1−X)H〕・AlO2・YSiO2 となる。上式中XとYは上記した値をもつ。水和度は
焼後はゼロと仮定される。
物から入る。この合成混合物は酸化物(又は化学組成が
酸化物の混合物として完全に表わしうる様な物質)Na
2O、Al2O3、〔(C2H5)4N〕2O、SiO2およびH2Oの混合
物を含む。混合物は晶出のおこるまで約75乃至200
℃に保たれる。モル比で表わされた反応混合物の組成は
次の範囲内であると好ましい: SiO2/Al2O3 10−200 Na2O/テトラエチルアンモニウム 水酸化物(TEAOH) 0.
0−0.1 TEAOH/SiO2 0.1−1.0 H2O/TEAOH 20−
75 高温反応混合物から晶出する生成物は適当に遠心分離又
は過によつて分離し水洗乾燥される。かくえられた物
質は普通200乃至900℃又はそれ以上の温度の空気
又は不活性雰囲気内で焼できる。この焼はテトラエ
チルアンモニウムイオンを水素イオンに分解し水を除去
するので上式中のNはゼロ又は実質的にゼロとなる。し
たがつてゼオライトの式は 〔XNa(1.0±0.1−X)H〕・AlO2・YSiO2 となる。上式中XとYは上記した値をもつ。水和度は
焼後はゼロと仮定される。
このH型ゼオライトがベース交換をうけるとナトリウム
は他の陽イオンで置換されて式(無水基準): をもつゼオライトとなる。上式中XとYは上記の値をも
ち、nは金属M、好ましくは周期表のIA、IIA又はII
IA族の金属又は遷移金属の原子価を表わす。
は他の陽イオンで置換されて式(無水基準): をもつゼオライトとなる。上式中XとYは上記の値をも
ち、nは金属M、好ましくは周期表のIA、IIA又はII
IA族の金属又は遷移金属の原子価を表わす。
合成ナトリウム型のゼオライトは中間焼することなく
直接ベース交換をうけて式(無水基準): (但しX、Y、nおよびMは上記のとおりとする)をも
つ物質となる。完全水素型はアンモニウム交換後空気又
は窒素の様な不活性雰囲気中で焼してできる。ベース
交換は米国特許および再発行特許28,341号に記載の方法
で行なわれる。
直接ベース交換をうけて式(無水基準): (但しX、Y、nおよびMは上記のとおりとする)をも
つ物質となる。完全水素型はアンモニウム交換後空気又
は窒素の様な不活性雰囲気中で焼してできる。ベース
交換は米国特許および再発行特許28,341号に記載の方法
で行なわれる。
ゼオライト ベータの製造にテトラエチルアンモニウム
水酸化物が使われるので、電子中和に必要でありまた上
記計算式に示されるものの他にゼオライト ベータはそ
の孔内にテトラエチルアンモニウムイオン(例えば水酸
化物又はけい酸塩として)を包含することもある。もち
ろん式は結晶格子中の四面前配位のAl原子毎に必要な
1当量の陽イオンを使用して計算される。
水酸化物が使われるので、電子中和に必要でありまた上
記計算式に示されるものの他にゼオライト ベータはそ
の孔内にテトラエチルアンモニウムイオン(例えば水酸
化物又はけい酸塩として)を包含することもある。もち
ろん式は結晶格子中の四面前配位のAl原子毎に必要な
1当量の陽イオンを使用して計算される。
ゼオライト ベータは上記のとおりの組成をもつほかに
米国特許第3,308,069号および再発行特許28,341号に記
載のそのX線回折データによつて特徴づけられる。重要
なd値(オングストローム、放射:銅のKアルフアダブ
レツト、ガイガーカウンター分光計)は下の表1に示す
とおりである。
米国特許第3,308,069号および再発行特許28,341号に記
載のそのX線回折データによつて特徴づけられる。重要
なd値(オングストローム、放射:銅のKアルフアダブ
レツト、ガイガーカウンター分光計)は下の表1に示す
とおりである。
表 1 ゼオライト ベータ中の反射d値 11.40+0.2 7.40+0.2 6.70+0.2 4.25+0.1 3.97+0.1 3.00+0.1 2.20+0.1 本発明の方法に使用するゼオライト ベータの好ましい
型は少なくも30:1のシリカ:アルミナ比をもつ高シ
リカ型である。実際にゼオライト ベータは米国特許第
3,308,069号および再発行特許第28,341号に記載の最大
比以上のシリカ:アルミナ比で製造できまたこれらのゼ
オライト型がこの方法において最良性能を与えることが
わかつている。分解反応の犠牲において異性化反応を最
大とするために少なくも50:1、好ましくは少なくも
100:1又はそれ以上、例えば250:1および50
0:1の比でさえ使用できる。
型は少なくも30:1のシリカ:アルミナ比をもつ高シ
リカ型である。実際にゼオライト ベータは米国特許第
3,308,069号および再発行特許第28,341号に記載の最大
比以上のシリカ:アルミナ比で製造できまたこれらのゼ
オライト型がこの方法において最良性能を与えることが
わかつている。分解反応の犠牲において異性化反応を最
大とするために少なくも50:1、好ましくは少なくも
100:1又はそれ以上、例えば250:1および50
0:1の比でさえ使用できる。
ここでいうシリカ:アルミナ比は構造的又は骨組み比、
即ちゼオライトが構成されている構造を共に構成するSi
O4対AlO4四面体の比である。重要なことはこの比率は種
々の物理的および化学的方法によつて決定されたシリ
カ:アルミナ比から変ることである。例えば総合化学分
析はゼオライト上酸性位置と結合した陽イオン型である
アルミニウムを包含して低シリカ:アルミナ比を与え
る。同様に比率がTGA/NH3吸着法によつて決定さ
れるならば、陽イオン性アルミニウムが酸性位置上のア
ンモニウムイオンの交換を妨げるとアンモニア滴定値は
低くなるであろう。ゼオライト構造のないイオン性アル
ミニウムの存在となる下記脱アルミニウム化法の様なあ
る処理を使用する場合この差違は特に厄介である。した
がつて骨格シリカ:シルミナ比を正確に測定する様然る
べき注意を払う必要がある。
即ちゼオライトが構成されている構造を共に構成するSi
O4対AlO4四面体の比である。重要なことはこの比率は種
々の物理的および化学的方法によつて決定されたシリ
カ:アルミナ比から変ることである。例えば総合化学分
析はゼオライト上酸性位置と結合した陽イオン型である
アルミニウムを包含して低シリカ:アルミナ比を与え
る。同様に比率がTGA/NH3吸着法によつて決定さ
れるならば、陽イオン性アルミニウムが酸性位置上のア
ンモニウムイオンの交換を妨げるとアンモニア滴定値は
低くなるであろう。ゼオライト構造のないイオン性アル
ミニウムの存在となる下記脱アルミニウム化法の様なあ
る処理を使用する場合この差違は特に厄介である。した
がつて骨格シリカ:シルミナ比を正確に測定する様然る
べき注意を払う必要がある。
ゼオライトのシリカ:アルミナ比はその製造に使用した
出発物質の性質とそれらの相対量によつて決定される。
したがつて比率の幾分の変動はシリカ先駆物質に対する
相対濃度の変更によつてできるが、ゼオライトのえられ
る最大シリカ:アルミナ比の明確な限界は認められる。
ゼオライト ベータのこの限界は約200:1であり、
この値以上の比率の高シリカ ゼオライト製造を望むな
らば普通他の方法が必要である。この様な1方法には酸
による抽出脱アルミニウム法があり、この方法はゼオラ
イトを酸、好ましくは塩酸の様な砿酸と接触させること
より成る。脱アルミニウム反応は大気温および少し高温
で容易に進行し結晶度の最小損失において少なくも10
0:1のシリカ:アルミナ比をもつ高シリカ型ゼオライ
ト ベータの生成が始まり、シリカ:アルミナ比20
0:1又はそれ以上でさえ容易に到達される。
出発物質の性質とそれらの相対量によつて決定される。
したがつて比率の幾分の変動はシリカ先駆物質に対する
相対濃度の変更によつてできるが、ゼオライトのえられ
る最大シリカ:アルミナ比の明確な限界は認められる。
ゼオライト ベータのこの限界は約200:1であり、
この値以上の比率の高シリカ ゼオライト製造を望むな
らば普通他の方法が必要である。この様な1方法には酸
による抽出脱アルミニウム法があり、この方法はゼオラ
イトを酸、好ましくは塩酸の様な砿酸と接触させること
より成る。脱アルミニウム反応は大気温および少し高温
で容易に進行し結晶度の最小損失において少なくも10
0:1のシリカ:アルミナ比をもつ高シリカ型ゼオライ
ト ベータの生成が始まり、シリカ:アルミナ比20
0:1又はそれ以上でさえ容易に到達される。
水素型ゼオライトは脱アルミニウム法に便利に使用でき
るが、例えばナトリウム型の様な他の陽イオン型も使用
できる。他型を使う場合はゼオライト中の元の陽イオン
のプロトンと置換させる様十分な酸を使う必要がある。
一般にゼオライトと酸混合物中のゼオライト量は5乃至
60重量%とする必要がある。
るが、例えばナトリウム型の様な他の陽イオン型も使用
できる。他型を使う場合はゼオライト中の元の陽イオン
のプロトンと置換させる様十分な酸を使う必要がある。
一般にゼオライトと酸混合物中のゼオライト量は5乃至
60重量%とする必要がある。
酸は砿酸、即ち無機酸でも有機酸でもよい。使用できる
代表的無機酸には塩酸、硫酸、硝酸およびりん酸の様な
砿酸、ペルオキシジスルホン酸、2チオン酸、スルフア
ミン酸、ペルオキシモノ硫酸、アミドジスルホン酸、ニ
トロスルホン酸、クロロ硫酸、ピロ硫酸および亜硫酸が
ある。使用できる代表的有機酸にはぎ酸、トリクロロ酢
酸およびトリフルオロ酢酸がある。
代表的無機酸には塩酸、硫酸、硝酸およびりん酸の様な
砿酸、ペルオキシジスルホン酸、2チオン酸、スルフア
ミン酸、ペルオキシモノ硫酸、アミドジスルホン酸、ニ
トロスルホン酸、クロロ硫酸、ピロ硫酸および亜硫酸が
ある。使用できる代表的有機酸にはぎ酸、トリクロロ酢
酸およびトリフルオロ酢酸がある。
酸の添加濃度は反応混合物のpHを処理をうけるゼオラ
イトの結晶度に影響する様な望ましくない低水準に下げ
ない程度でなければならない。ゼオライトが耐えうる酸
性は少なくも一部では出発物質のシリカ:アルミナ比に
よる。一般にゼオライト ベータは甚しい結晶度損失も
なく濃厚酸に耐えることが認められているが、一般標準
として酸は0.1乃至4.0N、普通1乃至2Nがよい。これ
らの値はゼオライト ベータ出発物質のシリカ:アルミ
ナ比を考慮しないでよく適用される。強酸は弱酸よりも
比較的大きなアルミニウム除去度がえられ易い。
イトの結晶度に影響する様な望ましくない低水準に下げ
ない程度でなければならない。ゼオライトが耐えうる酸
性は少なくも一部では出発物質のシリカ:アルミナ比に
よる。一般にゼオライト ベータは甚しい結晶度損失も
なく濃厚酸に耐えることが認められているが、一般標準
として酸は0.1乃至4.0N、普通1乃至2Nがよい。これ
らの値はゼオライト ベータ出発物質のシリカ:アルミ
ナ比を考慮しないでよく適用される。強酸は弱酸よりも
比較的大きなアルミニウム除去度がえられ易い。
脱アルミニウム反応は大気温で容易に進行するが、例え
ば100℃迄の稍高温が使用できる。抽出は時間による
ので抽出時間は生成物のシリカ:アルミナ比に影響を与
える。しかしゼオライトはシリカ:アルミナ比が増すに
つれ結晶度損失に次第により強く耐性をもつので、即ち
アルミニウムが除去されるにつれてゼオライトは安定と
なるので、処理の始めよりも終りになる程結晶度そう失
の危険を伴うことなく高温およびより高濃度の酸が使用
できる。
ば100℃迄の稍高温が使用できる。抽出は時間による
ので抽出時間は生成物のシリカ:アルミナ比に影響を与
える。しかしゼオライトはシリカ:アルミナ比が増すに
つれ結晶度損失に次第により強く耐性をもつので、即ち
アルミニウムが除去されるにつれてゼオライトは安定と
なるので、処理の始めよりも終りになる程結晶度そう失
の危険を伴うことなく高温およびより高濃度の酸が使用
できる。
抽出処理後生成物は水、好ましくは蒸留水で排出洗水の
pHが約5乃至8となる迄洗つて不純物を除く。
pHが約5乃至8となる迄洗つて不純物を除く。
本発明の方法によつてえられた脱アルミニウム結晶性生
成物は始めのアルミノシリケイトゼオライトの構造と同
じ結晶学的構造をもつているが、シリカ:アルミナ比が
増加している。したがつて脱アルニウム ゼオライト
ベータの式は無水基準において (Xは1、好ましくは0.75より小さく、Yは小なくも1
00、好ましくは少なくも150でありかつMは金属、
好ましくは遷移金属又はIA、IIAおよびIIIA族金属
又はそれらの金属混合物を表わす)となる。シリカ:ア
ルミナ比Kは一般に100:1乃至500:1、普通に
150:1乃至300:1、例えば200:1又はそれ
以上である。脱アルミニウム ゼオライトのX線回折型
は上の表1に示したとおり実質的に元のゼオライトのそ
れと同じである。水和水も変動する量であつてもよい。
成物は始めのアルミノシリケイトゼオライトの構造と同
じ結晶学的構造をもつているが、シリカ:アルミナ比が
増加している。したがつて脱アルニウム ゼオライト
ベータの式は無水基準において (Xは1、好ましくは0.75より小さく、Yは小なくも1
00、好ましくは少なくも150でありかつMは金属、
好ましくは遷移金属又はIA、IIAおよびIIIA族金属
又はそれらの金属混合物を表わす)となる。シリカ:ア
ルミナ比Kは一般に100:1乃至500:1、普通に
150:1乃至300:1、例えば200:1又はそれ
以上である。脱アルミニウム ゼオライトのX線回折型
は上の表1に示したとおり実質的に元のゼオライトのそ
れと同じである。水和水も変動する量であつてもよい。
必要ならばシリカ:アルミナ比を増しまたゼオライトを
酸に対しより安定とするため酸抽出前にゼオライトを水
蒸気処理してもよい。水蒸気処理もアルミナ除去を容易
にしまた抽出中の結晶度保持促進に役立つ。
酸に対しより安定とするため酸抽出前にゼオライトを水
蒸気処理してもよい。水蒸気処理もアルミナ除去を容易
にしまた抽出中の結晶度保持促進に役立つ。
異性化反応はオレフイン性中間体をとおり脱水素化によ
り進行し次いで中間体は異性化生成物に脱水素化され、
これら両工程は水素化−脱水素化成分によつて接触され
ると信じられるので、異性化法中水素が加えられるかど
うかに関係なく、ゼオライトは水素化−脱水素化成分と
混合されているとよい。水素化−脱水素化成分は白金、
パラジウムの様な貴金属又はロジウムの様な白金族の他
のものが好ましい。貴金属組合せ、例えば白金−レニウ
ム、白金−パラジウム、白金−イリジウム又は白金−イ
リジウム−レニウムおよび非貴金属、特にVIAおよびVI
IIA族との組合せ、特にコバルト、ニツケル、ヴアナジ
ウムタングステン、チタンおよびモリブデンの様な金属
との組合せ、例えば白金−タングステン、白金−ニツケ
ルおよび白金−ニツケル−タングステンは興味がある。
り進行し次いで中間体は異性化生成物に脱水素化され、
これら両工程は水素化−脱水素化成分によつて接触され
ると信じられるので、異性化法中水素が加えられるかど
うかに関係なく、ゼオライトは水素化−脱水素化成分と
混合されているとよい。水素化−脱水素化成分は白金、
パラジウムの様な貴金属又はロジウムの様な白金族の他
のものが好ましい。貴金属組合せ、例えば白金−レニウ
ム、白金−パラジウム、白金−イリジウム又は白金−イ
リジウム−レニウムおよび非貴金属、特にVIAおよびVI
IIA族との組合せ、特にコバルト、ニツケル、ヴアナジ
ウムタングステン、チタンおよびモリブデンの様な金属
との組合せ、例えば白金−タングステン、白金−ニツケ
ルおよび白金−ニツケル−タングステンは興味がある。
金属はゼオライト上で含浸又は交換の様な適当な方法で
触媒中に混合できる。金属は陽イオン性、陰イオン性又
はPt(NH3)4 2+の様な中性錯塩の形で混合でき、またこの
型の陽イオン性錯塩はゼオライト上の金属交換に便利と
されている。ヴアナデイト又はメタタングステイト イ
オンの様な陰イオン性錯塩はゼオライト中に金属を含浸
させるに便利である。
触媒中に混合できる。金属は陽イオン性、陰イオン性又
はPt(NH3)4 2+の様な中性錯塩の形で混合でき、またこの
型の陽イオン性錯塩はゼオライト上の金属交換に便利と
されている。ヴアナデイト又はメタタングステイト イ
オンの様な陰イオン性錯塩はゼオライト中に金属を含浸
させるに便利である。
水素化−脱水素化成分の量は0.01乃至10重量%、通常
0.1乃至5重量%が適当であるが、もちろんこれは成分
の性質によつて変り、活性の小さい卑金属よりも非常に
活性大きい貴金属、特に白金の少ないことが要請され
る。
0.1乃至5重量%が適当であるが、もちろんこれは成分
の性質によつて変り、活性の小さい卑金属よりも非常に
活性大きい貴金属、特に白金の少ないことが要請され
る。
コバルト、ニツケル、モリブデンおよびタングステンの
様な卑金属水素化成分は金属酸化物型を対応する硫化物
に転化するため硫化水素の様ないおう含有ガスと予め硫
化処理することが好ましい。
様な卑金属水素化成分は金属酸化物型を対応する硫化物
に転化するため硫化水素の様ないおう含有ガスと予め硫
化処理することが好ましい。
本発明の方法に使う温度その他の条件に耐える他物質中
に触媒を混合することが望ましいこともある。この基質
には合成又は天然産物質並びに粘土、シリカおよび(又
は)金属酸化物の様な無機物質がある。後者は天然産又
はシリカと金属酸化物の混合物を含むゼラチン状沈澱又
はゲルの形のものいづれでもよい。触媒と配合できる天
然産粘土にはモンモリロナイトおよびカオリン属のもの
がある。これらの粘土は掘出した生の状態で又は先づ
焼し酸処理し又は化学的に変性して使用できる。
に触媒を混合することが望ましいこともある。この基質
には合成又は天然産物質並びに粘土、シリカおよび(又
は)金属酸化物の様な無機物質がある。後者は天然産又
はシリカと金属酸化物の混合物を含むゼラチン状沈澱又
はゲルの形のものいづれでもよい。触媒と配合できる天
然産粘土にはモンモリロナイトおよびカオリン属のもの
がある。これらの粘土は掘出した生の状態で又は先づ
焼し酸処理し又は化学的に変性して使用できる。
触媒はアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシ
ア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベ
リリア、シリカ−チタニアの様な多孔質基質物質並びに
シリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコ
ニア、シリカ−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マ
グネシア−ジルコニアの様な3成分組成物と配合でき
る。基質はゼオライトとコゲル(cogel)の形となる。
ゼオライト成分と無機酸化物ゲル基質との相対割合は広
範に変つてもよく、ゼオライト成分が組成物重量の1乃
至99%、普通5乃至80%である。基質自体は接触性
をもち、一般に酸性をもつ。
ア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベ
リリア、シリカ−チタニアの様な多孔質基質物質並びに
シリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコ
ニア、シリカ−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マ
グネシア−ジルコニアの様な3成分組成物と配合でき
る。基質はゼオライトとコゲル(cogel)の形となる。
ゼオライト成分と無機酸化物ゲル基質との相対割合は広
範に変つてもよく、ゼオライト成分が組成物重量の1乃
至99%、普通5乃至80%である。基質自体は接触性
をもち、一般に酸性をもつ。
本発明の方法の供給原料は高温高圧において水素を添加
して又は添加せずにゼオライトと接触させられる。異性
化反応は水素の存在において触媒老化を少なくしまた不
飽和中間体から進むと考えられる異性化反応への工程を
促進する様行なわれるとよい。温度は通常250乃至5
00℃、好ましくは400乃至450℃であるが、20
0℃程度の低温も高パラフイン性供給原料、特に純パラ
フインに使用できる。低温使用は分解反応よりも異性化
反応に適する傾向があるので、低温は好ましい。圧力は
大気圧から25,000kPaまでの範囲であり、高圧が好まし
いが、実際を考えると圧力は一般に最大限15000kP
aであり、普通4,000乃至10,000kPaである。空間速度(L
HSV)は一般に0.1乃至10/時、普通0.2乃至5/時で
ある。添加水素があれば水素:供給原料比は一般に20
0乃至4,000n./、好ましくは600乃至
2,000n./である。
して又は添加せずにゼオライトと接触させられる。異性
化反応は水素の存在において触媒老化を少なくしまた不
飽和中間体から進むと考えられる異性化反応への工程を
促進する様行なわれるとよい。温度は通常250乃至5
00℃、好ましくは400乃至450℃であるが、20
0℃程度の低温も高パラフイン性供給原料、特に純パラ
フインに使用できる。低温使用は分解反応よりも異性化
反応に適する傾向があるので、低温は好ましい。圧力は
大気圧から25,000kPaまでの範囲であり、高圧が好まし
いが、実際を考えると圧力は一般に最大限15000kP
aであり、普通4,000乃至10,000kPaである。空間速度(L
HSV)は一般に0.1乃至10/時、普通0.2乃至5/時で
ある。添加水素があれば水素:供給原料比は一般に20
0乃至4,000n./、好ましくは600乃至
2,000n./である。
この方法は必要に応じ静止床、固定流動床又は移動床の
触媒を使つて行なうことができる。簡単な、したがつて
好ましい形態は出来れば水素の存在において静止固定床
をとおして供給物を細流で流す細流床運転である。この
形態を使つて300゜乃350℃の様な比較的低温で新
触媒との反応を開始させることは本発明から最大利点を
えるためにはかなり重要なことである。もちろんこの温
度は接触活性を保つため触媒老化と共に上昇させる。一
般に潤滑油基準原料において運転は約450℃の運転最
終温度で終了させ、この時点で触媒は水素ガスとの高温
接触によつて、又は空気又は他の酸素含有ガス中の燃焼
によつて再生できる。
触媒を使つて行なうことができる。簡単な、したがつて
好ましい形態は出来れば水素の存在において静止固定床
をとおして供給物を細流で流す細流床運転である。この
形態を使つて300゜乃350℃の様な比較的低温で新
触媒との反応を開始させることは本発明から最大利点を
えるためにはかなり重要なことである。もちろんこの温
度は接触活性を保つため触媒老化と共に上昇させる。一
般に潤滑油基準原料において運転は約450℃の運転最
終温度で終了させ、この時点で触媒は水素ガスとの高温
接触によつて、又は空気又は他の酸素含有ガス中の燃焼
によつて再生できる。
本発明の方法は主としてn−パラフインの異性化により
分岐鎖生成物を生成し少量の分解を伴なつて進行し、生
成物は比較的小割合のガスとC5までの軽質成分を含
む。このため他の触媒使用の方法に比べて生成物の引火
点又は燃焼点に悪影響をもつ様な軽質成分除去の必要は
少ない。しかしこれらのいくらかの揮発性物質は普通分
解反応によつて含まるので蒸留によつて除去できる。
分岐鎖生成物を生成し少量の分解を伴なつて進行し、生
成物は比較的小割合のガスとC5までの軽質成分を含
む。このため他の触媒使用の方法に比べて生成物の引火
点又は燃焼点に悪影響をもつ様な軽質成分除去の必要は
少ない。しかしこれらのいくらかの揮発性物質は普通分
解反応によつて含まるので蒸留によつて除去できる。
異性化反応用触媒の選択性は重質油については余り問題
でない。比較的高沸点物質を多量に含む供給原料を使う
と分解が比較的激しくおこるので、供給原料のパラフイ
ン含量および沸とう範囲によつて他の望ましくない反応
よりも異性化反応を最大とする様に反応条件を変えるこ
とが望ましい。
でない。比較的高沸点物質を多量に含む供給原料を使う
と分解が比較的激しくおこるので、供給原料のパラフイ
ン含量および沸とう範囲によつて他の望ましくない反応
よりも異性化反応を最大とする様に反応条件を変えるこ
とが望ましい。
窒素といおうを除去しまた実質的に沸とう範囲転化なし
に芳香族をナフテンに飽和する予備水素処理工程は普通
触媒性能を改良しまたより低温、より大きい空間速度、
より低圧又はこれらの条件組合せの使用を可能とする。
に芳香族をナフテンに飽和する予備水素処理工程は普通
触媒性能を改良しまたより低温、より大きい空間速度、
より低圧又はこれらの条件組合せの使用を可能とする。
本発明を次の実施例によつて例証する。特に断らない限
りパーセントは全部重量基準である。尚実施例5〜7、
9、10、12及び14は比較実施例である。
りパーセントは全部重量基準である。尚実施例5〜7、
9、10、12及び14は比較実施例である。
実施例1 本実施例は高シリカ ゼオライト ベータの製法を記載
するものである。
するものである。
合成型でありシリカ:アルミナ比30:1をもつゼオラ
イト ベータの試料を500℃の流動窒素中で4時間
焼した後同温度で空気中5時間焼した。次いでこのゼ
オライトを95℃の2N塩酸中で1時間還流させて脱ア
ルミニウム高シリカ型ゼオライト ベータを生成した。
このゼオライトは280:1のシリカ:アルミナ比、2
0のアルフア値および結晶度100%と推定された元の
ものに対し80%の結晶度をもつていた。アルフア値の
重要性とその測定法は米国特許第4016,218号に記載され
ておりまたJ.CatalysisVI巻,278〜287(196
6)にも詳細記載されている。
イト ベータの試料を500℃の流動窒素中で4時間
焼した後同温度で空気中5時間焼した。次いでこのゼ
オライトを95℃の2N塩酸中で1時間還流させて脱ア
ルミニウム高シリカ型ゼオライト ベータを生成した。
このゼオライトは280:1のシリカ:アルミナ比、2
0のアルフア値および結晶度100%と推定された元の
ものに対し80%の結晶度をもつていた。アルフア値の
重要性とその測定法は米国特許第4016,218号に記載され
ておりまたJ.CatalysisVI巻,278〜287(196
6)にも詳細記載されている。
比較目的で高シリカ型ゼオライト ZSM−20を水蒸
気焼と酸抽出工程を組合わせて製造した。(シリカ:
アルミナ比250:1、アルフア値10)。脱ヒドロキ
シル化したモルデナイトを酸抽出して100:1のシリ
カ:アルミナ比をもつ脱アルミニウム モルデナイトを
製造した。
気焼と酸抽出工程を組合わせて製造した。(シリカ:
アルミナ比250:1、アルフア値10)。脱ヒドロキ
シル化したモルデナイトを酸抽出して100:1のシリ
カ:アルミナ比をもつ脱アルミニウム モルデナイトを
製造した。
ゼオライトをすべて90℃の1N塩化アンモニウム溶液
で1時間還流してアンモニウム型に変えた後、90℃の
1N塩化マグネシウム溶液と1時間還流して交換した。
室温におけるテトラミン錯塩のイオン交換によつてベー
タおよびZSM−20中に白金を入れたが、モルデナイ
ト触媒にはパラジウムを使用した。金属交換した物質は
十分水洗乾燥後350℃で空気焼を2時間した。仕上
つた触媒は0.6重量%Ptと2重量%Pdを含んでおり
ペレツト化し破砕して0.35〜0.5mmにふるい分けた。
で1時間還流してアンモニウム型に変えた後、90℃の
1N塩化マグネシウム溶液と1時間還流して交換した。
室温におけるテトラミン錯塩のイオン交換によつてベー
タおよびZSM−20中に白金を入れたが、モルデナイ
ト触媒にはパラジウムを使用した。金属交換した物質は
十分水洗乾燥後350℃で空気焼を2時間した。仕上
つた触媒は0.6重量%Ptと2重量%Pdを含んでおり
ペレツト化し破砕して0.35〜0.5mmにふるい分けた。
実施例2〜3 本実施例はゼオライト ベータを使用する脱ろう法を例
証するものである。
証するものである。
金属交換したゼオライト ベータ2mlを0.35〜0.5mm酸
洗い石英粒(“ヴアイコル”)2mlと混合した後内径1
0mmステインレス鋼反応器中に入れた。触媒を大気圧4
50℃、水素中で還元した。供給液を入れる前反応器を
水素で望む圧力とした。
洗い石英粒(“ヴアイコル”)2mlと混合した後内径1
0mmステインレス鋼反応器中に入れた。触媒を大気圧4
50℃、水素中で還元した。供給液を入れる前反応器を
水素で望む圧力とした。
使用供給液はアラブ軽質ガス油で、重質分析法によれば
次の組成をもつていた: 比較のため生ガス油を水素712n./の存在にお
いて370℃、2LHSV、3550kPaにおいてAl2O3
触媒(HT−400)上C0−M0上で水素処理した。
次の組成をもつていた: 比較のため生ガス油を水素712n./の存在にお
いて370℃、2LHSV、3550kPaにおいてAl2O3
触媒(HT−400)上C0−M0上で水素処理した。
生ガス油と水素処理(HDT)ガス油を表3に示してい
る。
る。
生およびHDT油を表4に記載の条件のもとで脱ろうし
表に示す生成物をえた。液およびガス生成物は室温大気
圧で捕集した。またガスと液の合計回収率は物質収支9
5%以上であつた。
表に示す生成物をえた。液およびガス生成物は室温大気
圧で捕集した。またガスと液の合計回収率は物質収支9
5%以上であつた。
表3の結果は生油において液体の選択性がやや低いが、
低流動点ケロシン生成物が80%以上の収率でえられガ
ス生成が僅少であることを示している。
低流動点ケロシン生成物が80%以上の収率でえられガ
ス生成が僅少であることを示している。
実施例4〜7 本実施例は本発明の方法におけるゼオライト ベータの
利点を示すものである。
利点を示すものである。
水素処理(HDT)軽質ガス油を供給原料として用いま
た実施例1に記載の3触媒を使つて実施例2〜3の方法
を反復した。反応条件および生成物の量と特性は下記表
5に示している。
た実施例1に記載の3触媒を使つて実施例2〜3の方法
を反復した。反応条件および生成物の量と特性は下記表
5に示している。
上の結果は165℃+生成物の収率が同じ場合ZSM−
20の異性化選択性がゼオライト ベータのそれよりも
ずつと低くまたモルデナイト触媒でさえ悪いことを示し
ている。
20の異性化選択性がゼオライト ベータのそれよりも
ずつと低くまたモルデナイト触媒でさえ悪いことを示し
ている。
実施例8〜10 これらの実施例はゼオライト ベータのゼオライトZSM
−20と比較した利点を示すものである。
−20と比較した利点を示すものである。
生軽質ガス油を供給原料として使い実施例2〜3の方法
を反復した。使用触媒はPt/ベータ(実施例8)又は約
1%Niを含むNi/ZSM−5(実施例9)であつた。
結果を下表6に示しておりまたZn/Pd/ZSM−5上で
行なつた連続接触脱ろう/水素処理法(実施例10)か
らえた結果と較した。
を反復した。使用触媒はPt/ベータ(実施例8)又は約
1%Niを含むNi/ZSM−5(実施例9)であつた。
結果を下表6に示しておりまたZn/Pd/ZSM−5上で
行なつた連続接触脱ろう/水素処理法(実施例10)か
らえた結果と較した。
これらの結果はゼオライト ベータがZSM−5よりも
ずつと低い流動点生成物を生成することを示している。
これらはまた同じ流動点をもつが連続ZSM−5接触脱
ろう/水素処理法によつて生成された生成物と比較した
場合ゼオライト ベータは165℃+収率がずつと多くガ
ス収率がより小さいことも示している。
ずつと低い流動点生成物を生成することを示している。
これらはまた同じ流動点をもつが連続ZSM−5接触脱
ろう/水素処理法によつて生成された生成物と比較した
場合ゼオライト ベータは165℃+収率がずつと多くガ
ス収率がより小さいことも示している。
実施例11〜12 サーモフオア接触分解法(TCC)によつてえた下表7
に示す組成をもつ留出燃料油をPt/ベータ触媒を用いて
実施例2〜3に記載したと同じ方法で処理した結果を表
7に示している。(実施例11)。比較のため同じTC
C留出燃料油をNi/ZSM−5上で分解してえた結果も
示している。(実施例12)。
に示す組成をもつ留出燃料油をPt/ベータ触媒を用いて
実施例2〜3に記載したと同じ方法で処理した結果を表
7に示している。(実施例11)。比較のため同じTC
C留出燃料油をNi/ZSM−5上で分解してえた結果も
示している。(実施例12)。
実施例 13〜14 下表8に示す性質をもつミナス(インドネシア産)重質
ガス油(HVGO)をPt/ゼオライト ベータ触媒(Si
O2/Al2O3=280;Pt0.6%)(実施例13)上と比
較のためのNiHZSM−5触媒(実施例14)上とをとお
した。異性化条件と結果を下表9に示している。
ガス油(HVGO)をPt/ゼオライト ベータ触媒(Si
O2/Al2O3=280;Pt0.6%)(実施例13)上と比
較のためのNiHZSM−5触媒(実施例14)上とをとお
した。異性化条件と結果を下表9に示している。
表 8 ミナスHVGO 沸とう範囲、℃ 340−540゜ 比重、API 33.0 水素、% 13.6 いおう、% 0.07 窒素、ppm 320 CCR、% 0.04 パラフイン、容量% 60 ナフテン、容量% 23 芳香族、容量% 17 流動点、℃ 46 100℃におけるKV、cs 4.18 流動点の低い165℃+生成物が90%以上の収率でえ
られガス収率が非常に少ないことがわかる。ZSM−5
上の分解と比較した場合高シリカ ベータ触媒は高い液
体収率と低いガス収率を与えた。
られガス収率が非常に少ないことがわかる。ZSM−5
上の分解と比較した場合高シリカ ベータ触媒は高い液
体収率と低いガス収率を与えた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナイ・ヤン・チエン アメリカ合衆国ニユ−ジヤ−ジ−州08560 チタスビル・フオレスト・セントラル・ド ライブ(番地なし) (72)発明者 ステフアン・スウ・フア・ウオン アメリカ合衆国ペンシルベニア州19047ラ ングホ−ン・バ−ンズバリ−・ロ−ド138 (56)参考文献 特開 昭55−131091(JP,A) 特開 昭54−6(JP,A) 特開 昭58−89691(JP,A) 特公 昭49−34444(JP,B1) 特公 昭47−32723(JP,B1) 米国特許3308069(US,A) 米国特許3923641(US,A)
Claims (11)
- 【請求項1】直鎖パラフィンおよびわずかに枝分かれし
たパラフィンを含む炭化水素供給原料を異性化条件のも
とで少なくも30:1のシリカ:アルミナ比をもつゼオ
ライトベータおよび水素化−脱水素化成分より成る触媒
と接触させることを特徴とする上記供給原料の脱蝋法。 - 【請求項2】供給原料がパラフィンの他に芳香族成分を
含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】芳香族成分の割合が供給原料の10乃至5
0重量%である特許請求の範囲第2項に記載の方法。 - 【請求項4】ゼオライトベータが100:1以上のシリ
カ:アルミナ比をもつ特許請求の範囲第1項から3項ま
でのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】ゼオライトベータが少なくも250:1の
シリカ:アルミナ比をもつ特許請求の範囲第1項から第
4項までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】水素化−脱水素化成分が周期律表のVIII族
貴金属より成る特許請求の範囲第1項から5項までのい
ずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】水素化−脱水素化成分が白金より成る特許
請求の範囲第6項に記載の方法。 - 【請求項8】水素を添加することなく供給原料を触媒と
接触させる特許請求の範囲第1項から7項までのいずれ
か1項に記載の方法。 - 【請求項9】水素の存在において200乃至540℃の
温度、大気圧から25,000kPaまでの圧力および
0.1乃至20/時の空間速度(LHSV)の異性化反
応条件において供給原料を触媒と接触させる特許請求の
範囲第1項から8項までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】水素の存在においてまた400乃至45
0℃の温度、4,000乃至10,000kPaの圧力
および0.2乃至5/時の空間速度(LHSV)の異性
化反応条件において供給原料を触媒と接触させる特許請
求の範囲第9項に記載の方法。 - 【請求項11】炭化水素供給原料が実質的に沸点範囲を
かえずに窒素及び硫黄含量を低下させ且つ芳香族環を飽
和化するために予備水素処理に供される特許請求の範囲
第1項から第10項までのいずれか1項に記載の方法。
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