JPH06312671A - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造

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Publication number
JPH06312671A
JPH06312671A JP10225293A JP10225293A JPH06312671A JP H06312671 A JPH06312671 A JP H06312671A JP 10225293 A JP10225293 A JP 10225293A JP 10225293 A JP10225293 A JP 10225293A JP H06312671 A JPH06312671 A JP H06312671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automobile
shift cable
body structure
floor tunnel
car body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10225293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Matsushita
泰啓 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP10225293A priority Critical patent/JPH06312671A/ja
Publication of JPH06312671A publication Critical patent/JPH06312671A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の削減が図れ、かつ、組み付け作業
性の向上を図ることができるとともに耐振動性の向上を
図ることができる自動車の下部車体構造を提供すること
を目的とする。 【構成】 フロアパネル1の中央部に前後方向に延びる
フロアトンネル部2が形成され、かつ、このフロアトン
ネル部2の上部にシフトケーブル5を配設した自動車の
下部車体構造において、上記フロアトンネル部2に、上
面に、車体の前方に向かって二股に分かれた凸面4、4
を車体の前後方向に沿って突設して形成したリーンフォ
ースメントを配設し、これら凸面4、4相互間にシフト
ケーブル5を通す凹部6を形成したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品点数の削減が図
れ、かつ、組み付け作業性の向上を図ることができると
ともに耐振動性の向上を図ることができる自動車の下部
車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体下部においては、エ
ンジンからの動力を後車軸に伝達するためにプロペラシ
ャフトが配設されているため、フロアパネルの中央部に
前後方向に延びるフロアトンネル部を形成し、このフロ
アトンネル部の両側のフロアパネルにフロントおよびリ
ヤのシートを配設している。
【0003】このように自動車の車体下部には構造上あ
るいはレイアウトの都合から、いろいろな制約があり、
図5に示すように、フロアパネル100に設けられたフ
ロアトンネル部101の上部に各種機器の制御用のコン
ピュータユニット102を配設するようにしたものがあ
る。この場合、フロアトンネル部101の上面には、図
6および図7に示すように、補強用のリーンフォースメ
ント103が配設されており、このリーンフォースメン
ト103の上部にブラケット104を介してコンピュー
タユニット102が設けられている。
【0004】上記リーンフォースメント103の上部に
はシフトケーブル105が配設されているため、上記ブ
ラケット104の下面にはシフトケーブル105を通す
トンネル部106が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、コンピュータユニット102を装着す
るためブラケット104を必要とすることから、振動が
発生する恐れがある。また、ブラケット104が予めフ
ロアトンネル部101に取り付いているため、シフトケ
ーブル105を組み付ける際、シフトケーブル105を
トンネル部106を通して組み付けなければならない。
【0006】本発明は上記課題を解決し、部品点数の削
減が図れ、かつ、組み付け作業性の向上を図ることがで
きるとともに耐振動性の向上を図ることができる自動車
の下部車体構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フロアパネルの中央部に前後方向に延びるフ
ロアトンネル部が形成され、かつ、このフロアトンネル
部の上部にシフトケーブルを配設した自動車の下部車体
構造において、上記フロアトンネル部に、上面に、車体
の前方に向かって二股に分かれた凸面を車体の前後方向
に沿って突設して形成したリーンフォースメントを配設
し、これら凸面相互間にシフトケーブルを通す凹部を形
成したことにある。
【0008】
【作用】フロアトンネル部の上面に、自動車部品の取付
座面を形成したリーンフォースメントを設ける。このリ
ーンフォースメントの取付座面の中央部には車体の前後
方向に沿って予め凹部が形成されている。この凹部内に
シフトケーブルを配設してから、コンピュータユニット
等の自動車部品をリーンフォースメントの取付座面に装
着する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1および図2において、1はフロア
パネルで、フロアパネル1の中央部に前後方向に延びる
フロアトンネル部2が形成されている。フロアトンネル
部2の上面にはリーンフォースメント3が配設されてい
る。このリーンフォースメント3は、図3および図4に
示すように、上面に、車体の前方に向かって二股に分か
れた凸面4、4が車体の前後方向に沿って突設して形成
されており、これら凸面4、4相互間にシフトケーブル
5を通す凹部6が形成されている。
【0010】リーンフォースメント3の凸面4、4には
コンピュータユニット7等の自動車部品を取り付ける取
付座面8が形成されており、この取付座面8にコンピュ
ータユニット7などの自動車部品が装着されている。
【0011】上記構成によると、フロアパネル1のフロ
アトンネル部2に予めリーンフォースメント3を取り付
けて置く。そして、リーンフォースメント3の凸面4、
4相互間の凹部6にシフトケーブル5を通す。次に、凹
部6の両側に設けられた凸面4、4の取付座面8にコン
ピュータユニット7等の自動車部品を取り付ける。
【0012】したがって、ブラケットを必要としないの
で、部品点数の削減を図れ、かつ、ブラケットの下部を
通す必要がないので、シフトケーブル5の配線作業が容
易で、作業能率の向上を図ることができる。また、コン
ピュータユニット7等をリーンフォースメント3に直接
取り付けるので、耐振動性の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
の下部車体構造によれば次のような効果を奏することが
できる。請求項1において、フロアパネルの中央部に前
後方向に延びるフロアトンネル部が形成され、かつ、こ
のフロアトンネル部の上部にシフトケーブルを配設した
自動車の下部車体構造において、上記フロアトンネル部
に、上面に、車体の前方に向かって二股に分かれた凸面
を車体の前後方向に沿って突設して形成したリーンフォ
ースメントを配設し、これら凸面相互間にシフトケーブ
ルを通す凹部を形成したので、リーンフォースメントの
取付座面に取り付ける自動車部品に対する耐振動性の向
上を図ることができる。また、ブラケットを省略したの
で、部品点数の削減を図れ、かつ、リーンフォースメン
トの凹部内を通せばよいので、シフトケーブルの配線作
業が容易で、組み付け作業性の向上を図ることができ
る。請求項2において、リーンフォースメントの凸面に
自動車部品の取付座面を形成し、この取付座面相互間
に、上記シフトケーブルを跨いでコンピュータユニット
を配設したので、耐振動性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の下部車体構造の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のリーンフォースメントを示す平面図であ
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】従来の自動車の下部車体構造を示す斜視図であ
る。
【図6】図4の部分拡大図である。
【図7】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 フロアトンネル部 3 リーンフォースメント 4 凸面 5 シフトケーブル 6 凹部 7 コンピュータユニット 8 取付座面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルの中央部に前後方向に延び
    るフロアトンネル部が形成され、かつ、このフロアトン
    ネル部の上部にシフトケーブルを配設した自動車の下部
    車体構造において、上記フロアトンネル部に、上面に、
    車体の前方に向かって二股に分かれた凸面を車体の前後
    方向に沿って突設して形成したリーンフォースメントを
    配設し、これら凸面相互間にシフトケーブルを通す凹部
    を形成したことを特徴とする自動車の下部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記リーンフォースメントの凸面に自動
    車部品の取付座面を形成し、この取付座面相互間に、上
    記シフトケーブルを跨いでコンピュータユニットを配設
    したことを特徴とする請求項1に記載の自動車の下部車
    体構造。
JP10225293A 1993-04-28 1993-04-28 自動車の下部車体構造 Pending JPH06312671A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10225293A JPH06312671A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 自動車の下部車体構造

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312671A true JPH06312671A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14322413

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JP10225293A Pending JPH06312671A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 自動車の下部車体構造

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JP (1) JPH06312671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030457A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 本田技研工業株式会社 車体底部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030457A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 本田技研工業株式会社 車体底部構造

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