JPH06312369A - ピーニングノズル - Google Patents

ピーニングノズル

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JPH06312369A
JPH06312369A JP12781393A JP12781393A JPH06312369A JP H06312369 A JPH06312369 A JP H06312369A JP 12781393 A JP12781393 A JP 12781393A JP 12781393 A JP12781393 A JP 12781393A JP H06312369 A JPH06312369 A JP H06312369A
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JP
Japan
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nozzle
compressed air
spraying
line
peening
Prior art date
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Pending
Application number
JP12781393A
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English (en)
Inventor
Andere Haude
アンデレ ハウデ
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PURASUTORON KK
Original Assignee
PURASUTORON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属等の表面をピ−ニング処理する表面処理
装置の吹付ノズルにおいて、種々の粒度の吹付剤を用い
てもノズル内で詰まることなく、一定速度で吹き出すこ
とができるように調整可能なピーニングノズルを提供す
る。 【構成】 吹付剤1が圧縮空気によりコンベイライン3
内を搬送される。一方、圧力調整弁6で速度が調整され
た圧縮空気は吹付ライン7よりノズル部4に送られる。
ノズル部4内では一定速度の圧縮空気によってコンベイ
ライン3を搬送されてきた吹付剤が引き出され混合され
ノズル開口部8により一定の速度で噴出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属またはプラスチッ
クの表面に吹付剤を吹き付け表面処理をする表面処理装
置の吹付ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】金属やプラスチック表面を滑らかになる
ように表面処理をするためにショットピーニング装置が
実用に供されている。この種の装置では、管路に流れる
圧縮空気に鋼球,微粉体,プラスチック粒子,研磨剤等
の吹付剤を混ぜて処理すべき加工物表面に吹きつけるノ
ズルが用いられている。従来のノズルは、圧縮空気と吹
付剤を予め混合したものを噴出する構造をとるものであ
り、吹付剤の粒度(粉体等を構成する多数の粒子群を代
表する粒子の大きさ)は種々のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、吹付剤の粒
度と吹付け圧とのバランスをとることが困難であり、ノ
ズル内で吹付剤が詰まってしまうということがあった。
また、詰まらないまでも、吹き出し速度が一定になら
ず、ピーニング処理に支障をきたすという欠点があっ
た。本発明の目的は、上記欠点を解決するもので、種々
の粒度の吹付剤をノズル内で詰まることなく、一定速度
で吹き出すことができるように調整可能なピーニングノ
ズルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるピーニングノズルは、金属またはプラス
チック表面に細かい粒子が含まれる圧搾空気を吹き付け
ることにより金属またはプラスチック表面をピーニング
処理する表面処理装置の吹付ノズルにおいて、鋼球等の
吹付剤を溜める吹付剤容器と、前記吹付剤容器の下部に
接続され、所定の圧力の圧縮空気を導入することにより
前記吹付剤容器から吹付剤を所定の速度で圧送するため
のコンベイラインと、圧力調整弁を有する圧縮空気を送
るための吹付ラインと、前記コンベイラインの端部およ
び前記吹付ラインの端部が後部で別々に接続され、前記
コンベイラインを搬送されてくる吹付剤を前記吹付ライ
ンの前記圧力調整弁で調整された所定の速度の圧縮空気
によって引出し、前部のノズル開口部より噴出させるノ
ズル部とから構成されている。
【0005】
【作用】このような構成によれば、一定の速度で吹付剤
を圧送するコンベイラインと一定速度で圧縮空気を吹き
出す吹付ラインを別々に分けてノズルに導き、かつ、吹
付ラインには圧縮空気の圧力を調整する弁を設け調整可
能であるので、ノズル内で目詰まりを起こすことなく、
一定速度で吹付剤を噴出させることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明によるピーニングノズルを用い
た表面処理装置の一例を示す概略図である。容器11の
中段部分に網15が張ってあり、その上に例えば成形品
等の被加工物10が搭載される。ピーニングノズル17
は、容器11の側壁に設けられている開口部18より容
器内部に導入されている。ピーニングノズル17のライ
ンは開口部18に対し遊嵌されているので、ピーニング
ノズル17の容器内部への導入量は調整可能である。
【0007】さらに容器11の側壁には作業用手袋12
が設置されている。作業者はこの作業用手袋12に手を
挿入してピーニングノズル17を持って、作業すること
が可能である。被加工物10が網15の上に搭載される
と、容器11に蓋16が被され、容器内部は外部と遮断
される。蓋16の中央部に透明体の窓14が形成されて
おり、作業者はこの窓14より内部の様子を見てピーニ
ングノズル17の位置を変えながら表面処理を行うこと
ができる。本発明によるピーニングノズル17を用いて
いるので、ノズルからは常に一定速度のショット粒が噴
出し、作業途中でショット粒の噴出速度が遅くなった
り、目詰まりしたりすることはなくなり作業効率が向上
する。
【0008】図2は本発明によるピーニングノズルの実
施例を示す図である。吹付剤容器9に吹付剤1(0.2
φmmの鋼球の粒子群等)が収納されている。吹付剤容
器9の下部には空気導入ライン18が挿入されており、
さらに下部の取付部1aにコンベイライン3の一端が結
合されている。ノズル部4は前部にノズル開口部8を有
し、後部にコンベイライン接続部5が設けられている。
さらにノズル部4の後部下部に吹付ライン取付部4aが
設けられている。コイベイライン取付部5aにはコンベ
イラインの他端が、吹付ライン取付部4aには吹付ライ
ン7の一端がそれぞれ接続されている。吹付ライン7は
中間部に圧力調整弁6が設けられており、図示しないコ
ンプレッサから送られてくる圧縮空気の圧力を調整する
ことができる。吹付剤の種類にもよるが、通常は0.5
〜9Kg/cm2 程度に調整される。
【0009】ショット粒子を噴出させる場合、空気導入
ライン18に圧縮空気を導入し吹付剤容器9の下部より
吹付剤1をコンベイライン3に導く。吹付剤1はコンベ
イライン3内を搬送されコンベイライン接続部5に達す
る。一方、圧力調整弁6により調整された圧縮空気は吹
付ライン7を通ってノズル部4に入る。ノズル部4内で
は圧縮空気はノズル開口部8に向かって流れ、コンベイ
ライン接続部5より吹付剤がノズル部1内に引き出され
て圧縮空気と混合される。ノズル開口部8からは圧力調
整弁6で調整した速度でショット粒が噴出する。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、吹付剤
容器から吹付剤を所定の速度で圧送するためのコンベイ
ラインと、圧力調整弁を有する圧縮空気を送るための吹
付ラインそれぞれをノズル部の後部に接続し、コンベイ
ラインを所定の速度で搬送されてくる吹付剤を、吹付ラ
インの圧力調整弁で一定の速度に調整された圧縮空気に
よって引出しノズル部開口部より噴出させるように構成
されている。したがって、ノズル内で吹付剤が詰まった
り、詰まらないまでも噴出速度が一定とならなかったり
する従来の吹付ノズルの欠点を解決でき、どのような粒
度の吹付剤に対しても、ノズル内で詰まることなく一定
の速度でノズルより噴出させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピーニングノズルを用いた表面処
理装置の一例を示す概略図である。
【図2】本発明によるピーニングノズルの実施例を示す
図である。
【符号の説明】
1…吹付剤 2…圧縮空気 3…コンベイライン 4…ノズル部 5…コンベイライン端部 6…圧力調整弁 7…吹付ライン 8…ノズル開口部 9…吹付剤容器 10…被処理加工物 11…容器 12…作業手袋 13…手 14…窓 15…網

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属またはプラスチック表面に細かい粒
    子が含まれる圧搾空気を吹き付けることにより金属また
    はプラスチック表面をピーニング処理する表面処理装置
    の吹付ノズルにおいて、 鋼球等の吹付剤を溜める吹付剤容器と、 前記吹付剤容器の下部に接続され、所定の圧力の圧縮空
    気を導入することにより前記吹付剤容器から吹付剤を所
    定の速度で圧送するためのコンベイラインと、 圧力調整弁を有する圧縮空気を送るための吹付ライン
    と、 前記コンベイラインの端部および前記吹付ラインの端部
    が後部で別々に接続され、前記コンベイラインを搬送さ
    れてくる吹付剤を前記吹付ラインの前記圧力調整弁で調
    整された所定の速度の圧縮空気によって引出し、前部の
    ノズル開口部より噴出させるノズル部と、 から構成したことを特徴とするピーニングノズル。
JP12781393A 1993-04-28 1993-04-28 ピーニングノズル Pending JPH06312369A (ja)

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JP12781393A JPH06312369A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ピーニングノズル

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JP12781393A JPH06312369A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ピーニングノズル

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JPH06312369A true JPH06312369A (ja) 1994-11-08

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ID=14969309

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JP12781393A Pending JPH06312369A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ピーニングノズル

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JP (1) JPH06312369A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642861B2 (ja) * 1978-04-12 1981-10-07
JPH0319773A (ja) * 1989-06-14 1991-01-28 Nitsuchiyuu:Kk 空気式研掃装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642861B2 (ja) * 1978-04-12 1981-10-07
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