JPH06312326A - シャフトジョイントの組立て方法および組立て装置 - Google Patents

シャフトジョイントの組立て方法および組立て装置

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Publication number
JPH06312326A
JPH06312326A JP10423193A JP10423193A JPH06312326A JP H06312326 A JPH06312326 A JP H06312326A JP 10423193 A JP10423193 A JP 10423193A JP 10423193 A JP10423193 A JP 10423193A JP H06312326 A JPH06312326 A JP H06312326A
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JP
Japan
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boot
band
shaft
diameter end
joint
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Application number
JP10423193A
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English (en)
Inventor
Sumio Kurata
純生 倉田
Nobunaga Sugiura
宣修 杉浦
Yukio Shimizu
之雄 清水
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャフトジョイントの一連の組立て作業を自
動化することのできるシャフトジョイントの組立て方法
および組立て装置を提供することを目的とする。 【構成】 シャフトをクランプするシャフトクランプ工
程101と、ブーツの小径端部をシャフトの所定位置に
位置決めして、第1バンドで締付ける第1バンド締付け
工程102と、ブーツの大径端部を変形させて潤滑剤を
注入する潤滑剤注入工程103と、ジョイントフレーム
をシャフトに組込むジョイントフレーム組込み工程10
4と、シャフトに組込まれたジョイントフレームをクラ
ンプするフレームクランプ工程105と、ブーツの大径
端をジョイントフレームに装着するブーツ装着工程10
6と、ブーツの大径端とジョイントフレームを第2バン
ドによって締付ける第2バンド締付け工程107と、を
含み自動組立てを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャフトジョイントの組
立て方法及び組立て装置、特にシャフトを固定したまま
搬送して、各ステーションに設けられた組立て装置いよ
って自動組立てを行うシャフトジョイントの組立て方法
及び組立て装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から駆動する側のシャフトと駆動さ
れる側のシャフトを連結する手段としてシャフトジョイ
ントが用いられている。特に、自動車のデファレンシャ
ルから出力される駆動力を駆動輪に伝達するシャフトジ
ョイントとして等速ジョイントが多用されている。等速
ジョイントはデファレンシャル側のシャフトと駆動輪側
のシャフトの軸角度が大きく変化しても回転力をむらな
く伝えることができる。図13に一般的なシャフトジョ
イントの例として、中間シャフト200とデファレンシ
ャル側シャフト201とを接続するトリポート形ジョイ
ント202及び中間シャフト200と駆動輪側シャフト
203とを接続するツェッパ形ユニバーサルジョイント
204を示す。前記トリポート形ジョイント202は同
一平面に3本のトラニオン軸205aを持つトリポート
205が中間シャフト200に圧入固定され、前記トラ
ニオン軸205aには内径円筒面を持つローラ205b
が設けられている。さらにローラ205bの外球面が嵌
め合される3つの互いに平行な円筒溝206aを持つチ
ューリップ状のジョイントフレーム206が図中矢印A
方向に摺動自在に係合している。また、ジョイントフレ
ーム206の開口端はコーン状のゴム製のブーツ207
で密閉され、該ジョイントフレーム206とブーツ20
7の内部の空間は、グリース(潤滑剤)が充填されてい
る。このように構成されるトリポート形ジョイント20
2はデファレンシャル側シャフト201の回転力を伝達
すると共に、軸間隔が図中矢印A方向に伸縮したり、軸
角度が図中矢印B方向変化した場合でも回転力をむらな
く伝えることができる。また、ツェッパ形ユニバーサル
ジョイント204は中間軸200に側の圧入固定された
外球面を有するインナー208と内球面を有するジョイ
ントフレーム209とで形成される複数の円弧状溝21
0に駆動ボール211を係合させ、駆動ボール211が
円弧状溝210を摺動することによって軸角度が図中矢
印C方向の大きく変化した場合でも回転力をむらなく伝
えることができる。ジョイントフレーム209の開口端
もトリポート形ジョイント202と同様にコーン状のブ
ーツ207で密閉され、内部の空間は、グリース(潤滑
剤)が充填されている。
【0003】従来、このようなシャフトジョイントは手
作業によって組立てられている。図14に前記トリポー
ト形ジョイント202の分解斜視図を示し、その組立て
手順の1例を以下に示す。
【0004】第1工程として、中間シャフト200を組
立用パレットに直立に立て掛け、前記中間シャフト20
0に第1バンド212、ブーツ207の順に挿入する。
この時、第1バンド212、ブーツ207は後工程の作
業を容易にするため所定位置より軸の中心方向に深く仮
挿入する。次に第2工程として、中間シャフト200の
先端にトリポート205を圧入して抜止め用のCリング
214を挿入する。次に第3工程として、中間シャフト
200を横に倒した後、ジョイントフレーム206をト
リポート205の位相とジョイントフレーム206の円
筒溝206aの位相とを合せながらトリポート205を
内包するように組付ける。その後、第1工程で仮挿入さ
れたブーツ207の大径端207aを引上げ、ジョイン
トフレーム206のブーツ係合位置206bに被せる。
次に第4工程として、第2バンド213をブーツ207
の大径短207aに供給し、該第2バンド213によっ
て、ジョイントフレーム206とブーツ207の締付け
固定する。この第2バンド213(第1バンド212も
同用の構成を有する)は図15に示すように全体がステ
ンレス等の薄い板材で形成されたリング状部213aと
仮カシメレバー213bと本カシメ爪213cとから形
成され、リング状部213aはブーツ207の大径端2
07aの直径より僅かに大きく形成され、仮カシメレバ
ー213bを本カシメ爪213cに向かって倒し込むこ
とによって締付けを行い、本カシメ爪213cを倒し込
みハンマ等で叩くことによって確実な締付けカシメ固定
を行う。次に第5工程として、ブーツ207の小径端2
07bと中間シャフト200との僅かな隙間からグリス
注入ノズルを挿入して、ジョイントフレーム206およ
びブーツ207の内部にグリスを所定量注入する。そし
て、第6工程として、第1工程で仮供給した第1バンド
212をブーツ207の小径端207bまで移動し、ブ
ーツ207の小径端207bを中間シャフト200に締
付け固定して、シャフトジョイントの組立てを完了す
る。このシャフトジョイントの組立て作業は中間シャフ
ト200の両端に対して同時に行われる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シャフトジョ
イントのブーツやバンドには可塑性があるため容易に形
状が変形してしまって、組付ける度に形状を整える必要
があったり、グリスの注入時や注入後にグリスだれが発
生することを避けるため、ブーツの小径側とシャフトの
僅かな隙間からグリスを注入する必要がある等の理由か
らシャフトジョイントの一連の組立て作業は自動化する
ことができず、大変生産効率が悪いという問題があっ
た。また、組立て作業には熟練を要すると共に、組立て
精度にばらつきが発生し製品の品質が低下するという問
題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、シャフトジョイントの一連の組
立て作業を自動化することのできるシャフトジョイント
の組立て方法および組立て装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するため、第1として、2軸のシャフト間で軸違い
の動力伝達を許容するため第1軸が固定されたジョイン
トフレームにジョイント機構が内蔵されたシャフトジョ
イントの組立て方法であって、シャフトにジョイントフ
レームを組み付け、両者の組付け部の内部に潤滑剤を有
する略コーン形状のブーツで覆うシャフトジョイントの
組立て方法において、シャフトをクランプするシャフト
クランプ工程と、ブーツの小径端をシャフトの所定位置
に位置決めして、第1バンドで締付ける第1バンド締付
け工程と、前記ブーツの大径端側より潤滑剤を注入する
潤滑剤注入工程と、ジョイントフレームをシャフトに組
込むジョイントフレーム組込み工程と、シャフトに組込
まれたジョイントフレームをクランプするフレームクラ
ンプ工程と、ブーツの大径端をジョイントフレームに装
着するブーツ装着工程と、前記ブーツの大径端とジョイ
ントフレームを第2バンドによって締付ける第2バンド
締付け工程と、を含むことを特徴とするものであり、第
2として、2軸のシャフト間で軸違いの動力伝達を許容
するため第1軸が固定されたジョイントフレームにジョ
イント機構が内蔵されたシャフトジョイントの組立て装
置であって、シャフトにジョイントフレームを組み付
け、両者の組付け部の内部に潤滑剤を有する略コーン形
状のブーツで覆うシャフトジョイントの組立て装置にお
いて、組立てラインのガイドレールに沿ってワークを保
持しながら移送するパレットであって、シャフトをクラ
ンプするシャフトクランプ部と、クランプされるシャフ
トと同軸にジョイントフレームをクランプするジョイン
トフレームクランプ部とを有するパレットと、ブーツを
シャフトに供給し、所定の角度かつ所定の軸方向位置に
該ブーツの小径端を位置決めし、シャフトに第1バンド
で締付け固定するブーツ小径端固定装置と、前記パレッ
ト上でジョイントフレームをシャフトに嵌合させた状態
で、ブーツの大径端側のブーツの開口端から潤滑剤を注
入する潤滑剤注入装置と、ブーツの大径端を開きジョイ
ントフレームの所定位置に被せるブーツ大径端装着装置
と、ジョイントフレームの所定位置に被せられたブーツ
大径端を第2バンドで締付け固定するブーツ大径端固定
装置と、を含むことを特徴とするものであり、第3とし
て、第2において、前記ブーツ小径端固定装置は、ブー
ツ小径端に嵌合する円筒状の内キャップと、内キャップ
の外側に遊嵌して、先端部がブーツ小径端内低部に近接
する外キャップと、を有し、ブーツに内キャップが嵌合
された状態で内キャップをシャフトに被せ、該ブーツを
シャフトの所定位置まで誘導した後、ブーツを外キャッ
プで押さえながら内キャップを引き抜きブーツをシャフ
トの所定位置に嵌合させるブーツ装着装置を含むことを
特徴とするものであり、第4として、第2において、前
記潤滑剤注入装置は、潤滑剤塗布面近傍に先端が伸張し
て潤滑剤を吐出する注入ノズルと、前記ノズル近傍に設
けられ、塗布面に沿って潤滑剤を吹き広げる空気吹出し
ノズルと、を含むことを特徴とするものであり、第5と
して、第2において、前記ブーツ大径端装着装置は、ブ
ーツに対して上下方向及び前後方向に移動可能な大径端
押え部材と、前記大径端押え部材の上面にブーツに対し
て前後方向に摺動可能に設けらたフック部を有する第1
チャックであって、ブーツ大径端に当接してブーツ大径
端を下方に押し下げると共に、前記大径端押え部材と第
1チャックのフック部とによって、ブーツ大径端を把持
しブーツの口径を拡げる第1チャックと、大径端押え部
材下面に摺動可能に設けられた第2チャックであって、
ブーツ大径端近傍の段下部に係合し、前記大径端押え部
材と第1チャックとがブーツの口径を拡げた状態で該大
径端押え部材と第1チャックと共に上方に移動して該ブ
ーツ大径端をジョイントフレームの所定位置に被せる第
2チャックと、を含むことを特徴とするものであり、第
6として、第2において、前記ブーツ小径端固定装置及
びブーツ大径端固定装置の夫々は、所定位置に仮供給さ
れたリング状のバンドを外側から掬上げる掬爪を有する
外側チャックと、バンド内側から該バンドに当接しバン
ドを前記外側チャックに押し広げてバンド形状を整える
と共に、バンドを把持する内側チャックと、バンドを前
記外側チャックと内側チャックによって把持した状態で
ブーツの所定位置に移動し、内側チャックのみを退避さ
せた後、バンドに設けられた仮カシメレバーを倒して仮
カシメを行う仮カシメアームと、を含むことを特徴とす
るものであり、第7として、第2において、前記ブーツ
小径端固定装置及びブーツ大径端固定装置の夫々は、仮
カシメされたバンドの仮カシメレバーをバンドに密接さ
せる押圧部材と、前記押圧部材で仮カシメレバーを押圧
した状態で、仮カシメレバーの上下に設けられた本カシ
メ爪を挟み倒して仮カシメレバーを固定する一対の挟み
爪と、挟み倒された本カシメ爪を叩いて本カシメ爪のカ
シメ形状を整えるカシメハンマと、を含むことを特徴と
するものであり、第8として、第2において、シャフト
ジョイントの組立て装置はさらに、第1バンド及び第2
バンドによって締付け固定されたブーツ締付け部に押圧
する回転自在なローラであって、バンドの締め付けによ
って生じるブーツの変形に応じて前後に摺動可能なロー
ラと、前記ローラのブーツ当接部に設けられた平行レー
ザセンサであって、ブーツとローラとバンドとで形成さ
れる隙間に平行レーザを照射し、前記隙間を通過するレ
ーザ量によってバンドの締め付け状態を検出する平行レ
ーザセンサと、を含むバンド組付け確認装置を有するこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のシャフトジョイントの組立て方法およ
び組立て装置においては、シャフトクランプ工程でパレ
ットにシャフトをクランプした後、第1バンド締め付け
工程でブーツ小径端固定装置の内キャップで支持したブ
ーツをシャフトの所定位置に挿入して、ブーツ小径端固
定装置の外側チャックと内側チャックとで把持した第1
バンドをブーツの所定位置に移動した後、第1バンドを
カシメて、シャフトに対してブーツの小径端を位置決め
固定する。そして、潤滑剤注入工程で、潤滑剤注入装置
によって前記ブーツの大径端側より注入ノズルおよび空
気吹出しノズルを挿入した後、注入ノズルから吐出され
る潤滑剤を空気吹出しノズルから吹き出される空気によ
ってブーツ内周壁に沿って押し広げて潤滑剤をブーツに
注入する。ジョイントフレーム組込み工程でジョイント
フレームをシャフトに組込み、フレームクランプ工程
で、シャフトに組込まれたジョイントフレームを保持す
る。同時に、潤滑剤が注入されたブーツはブーツ装着工
程でブーツ大径端装着装置の大径端押え部材と第1チャ
ックと第2チャックとによって把持されたブーツ大径端
をジョイントフレームに装着する。ジョイントフレーム
に装着されたブーツ大径端は、第2バンド締付け工程で
ブーツ大径端固定装置によって第2バンドをブーツ大径
端の所定位置に移動した後、該第2バンドを締め付け固
定してブーツ大径端をジョイントフレームに対して固定
する。
【0009】さらに、第1バンドおよび第2バンドによ
って固定されたブーツの締め付け固定部分に回動自在な
ローラを押し当て、ブーツとローラとで形成される隙間
に平行レーザセンサからの平行レーザを照射し、前記隙
間を通過するレーザ量によってバンドの締め付け状態を
検出する。
【0010】従って、可塑性のあるブーツやバンドを常
に同じ状態でシャフトに組み付けることが可能であり、
また、潤滑剤の注入を容易に行うことが可能になり、安
定したシャフトジョイントの組立て作業ができると共
に、その組立ての自動化が容易に可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
なお、シャフトジョイントの構成部品は従来技術で図1
4に示したものと同一の符号を記して示す。
【0012】図1はシャフトジョイントの組立て方法の
手順を示す組立て工程図であって、コンベア10の流れ
に沿って複数のパレット11が図中FからR方向に移動
する間に工程101〜107で順次部品の組み付けを行
うものである。図1においてコンベア10上には少なく
とも工程数(本実施例では7個)と同じ数のパレット1
1が存在し、工程107の終了後、図中R位置で組立て
られたシャフトジョイントはパレット11から取り外さ
れ、次工程に送られると共に、パレット11は図中F位
置に返却搬送され、コンベア10上に再び供給される。
【0013】シャフトクランプ工程101でパレット1
1に中間シャフト200をクランプした後、第1バンド
212および第2バンド213をパレット11の所定位
置に供給する。第1バンド締付け工程102でブーツ小
径端固定装置によってブーツ207を中間シャフト20
0の所定位置に挿入して、第1バンド212をブーツ2
07の所定位置に移動して第1バンド212をカシメ
て、中間シャフト200に対してブーツ207を位置決
め固定する。そして、潤滑剤注入工程103では潤滑剤
注入装置によって潤滑剤をブーツ207に注入する。次
に、ジョイントフレーム組込み工程104でジョイント
フレーム206を中間シャフト200に組込み、さらに
フレームクランプ工程105で、中間シャフト200に
組込まれたジョイントフレーム206を保持する。潤滑
剤が注入されたブーツ207はブーツ装着工程106で
ブーツ大径端装着装置によってジョイントフレーム20
6に装着する。第2バンド締付け工程107で、ブーツ
大径端固定装置によって前記パレット11に供給された
第2バンド213を用いてブーツ大径207aを締め付
け固定してをジョイントフレーム206に対して固定し
て、一連のシャフトジョイントの組立て作業を完了す
る。
【0014】次に各工程の詳細およびそれを実現するた
めの装置について図面を用いて説明する。
【0015】シャフトクランプ工程101では、コンベ
ア10上を移動するパレット11に中間シャフト200
および第1バンド212、第2バンド213等を供給す
る。図2はパレット11の斜視図である。パレット11
本体背面はコンベア10側に設けられたガイドレール1
0aに係合する回転自在なガイドローラ12を有してい
て、図示しないパレット駆動装置によって該パレット1
1を一定ピッチで移動し、また所望の位置で位置決め停
止させている。パレット11のベース板13はその中央
部に中間シャフト200を垂直に立て掛けた状態で挿入
できるように切込み部13aを有している。また、ベー
ス板13の下面側には挿入された中間シャフト200を
固定保持する開閉自在なシャフトクランプ部としてクラ
ンプ爪14が中間シャフト200の軸方向に2組配置さ
れている。このクランプ爪14の開閉は図示しないナッ
トランナでナット14aを回すことによって行われ、中
間シャフト200を確実に固定することができる。
【0016】さらに、ベース板13の上面には挿入され
る中間シャフト200と同軸上に第1バンド212およ
び第2バンド213を配膳するバンドセット台15が設
けられている。このバンドセット台15は図3(a)に
示すように、前記ベース13の切込み部13aに対応す
る切込み部15aを有している。そして、バンドセット
台15は第1バンド212の内径より僅かに小さな外径
を有する第1バンドガイド部16aと、第1バンド21
2を載置する第1バンド載置部16bと、第1バンドセ
ット台16と同様に第2バンドガイド部17aと第2バ
ンド載置部17bを有し、第2バンド213を載置する
第2バンドセット台17とから成る2段構造を有してい
る。また、第1バンドセット台16および第2バンドセ
ット台17は後述するバンドカシメ時にそれぞれのバン
ドを掬い上げられるように掬上げ溝16c,17cを複
数個有している。また、第1バンドセット台16および
第2バンドセット台17には、掬上げ溝16c,17c
と同形状のバンド位置決め溝16d,17dが設けられ
ている(本実施例では掬上げ溝16c,17cが各2
個、バンド位置決め溝16d,17dが各1個設けられ
ている)。例えば、バンド位置決め溝17dは図3
(b),(c)に示すように第2バンド213の本カシ
メ爪213cと係合して、仮供給された第2バンド21
3の載置位置が変わらないように保持している。
【0017】図15で示したように第1,第2バンド2
12,213はステンレス等の薄い板で作られている。
特に、バンド径の大きな第2バンドの形状は運搬や保管
時に容易に偏平してしまう。そこで、バンドセット台1
5に供給する前に、図4に示すようなバンド矯正装置1
8(装置の要部のみを示してある)によってバンド形状
を矯正する必要がある。該バンド矯正装置18は第2バ
ンド213のリング状部213aと同じ曲率の半円弧を
有し、図中矢印D方向に摺動可能なリングガイド19
a,19bと、仮カシメレバー213bの凹曲面側と係
合する固定片20と、仮カシメレバー213bの凸曲面
側と係合し、図中矢印E方向に摺動可能なレバーガイド
21とを有ている。さらに、リングガイド19a,19
bとで形成する円弧の中心部は、半径方向に伸縮自在な
アーム22aの先端に回動自在な矯正ローラ22bを有
するリング矯正アーム22が設けられている。このリン
グ矯正アーム22は図中矢印G方向に回転可能に設けら
れている。
【0018】次にこのバンド矯正装置の動作を説明す
る。偏平した第2バンド213がバンド矯正装置18
(各可動部が実線で示した状態の時)に供給されると図
示しない駆動機構によってリングガイド19a,19b
が閉状態になりリング状部213aの外径を規制する。
同時に、レバーガイド21が左方向に移動し仮カシメレ
バー213bを固定片20に押圧して各可動部が破線で
示した状態になる。続いて、リング矯正アーム22が半
径方向に広がりリング状部213aをリングガイド19
a,19bに押圧しながら図中矢印G方向に回転してリ
ング状部213aの形状を所望する円弧形状に整える。
第1バンド212はリングの内径が小さいため形状の偏
平はあまり起こらないが、必要に応じて第1バンド21
2についても形状の矯正を行っても良い。このように形
状の整えられた第1,第2バンド212,213は図示
しないバンド供給装置によってバンドセット台15にセ
ットされる。この時、バンド供給装置ではバンドの仮カ
シメレバーの方向性を利用して表裏の判別を行い、常に
同じ状態でバンドをバンドセット台15供給している。
つまり、バンド供給時に表裏が逆の場合はバンドセット
台15へ供給する前に一度持ち上げ、表裏を反転させ
て、バンドの表裏が正しくかつ仮カシメレバーの向きが
常に同じになるようにバンドセット台15へ供給する。
【0019】また、図2に示すように組立てパレット1
1は、後述するフレームクランプ工程105で用いるジ
ョイントフレームクランプ部23を備えている。このジ
ョイントフレームクランプ部23もクランプ爪14と同
様に図示しないナットランナでナット23aを回すこと
によって開閉し、ジョイントフレーム206を固定保持
する。この他、組立てパレット11には組み付け前のト
リポート205やジョイントフレーム206を仮供給す
る載置台24、25等を備えている。
【0020】シャフトクランプ工程101で中間シャフ
ト200のクランプと第1,第2バンドの仮供給が終了
すると組立てパレット11はコンベア10の流れに沿っ
て第1バンド組付け工程102に送られる。
【0021】第1バンド組付け工程102では、図5
(a)に示すように、先ずブーツ小径端固定装置(要部
のみを示す)の内キャップ保持台26a上の円筒状の内
キャップ26にブーツ207を挿入する。続いて、図5
(b)に示すように内キャップ26の外側に遊嵌して、
先端部がブーツ207の小径端内低部207cに近接す
るように外キャップ27を挿入する。そして、図5
(c)に示すようにブーツ207を中間シャフト200
に装着するために搬送アーム28によって、内キャップ
26と外キャップ27と共にブーツ207を引き上げ
る。ブーツ207は内部形状に方向性を有しているた
め、常に同じ位相角度で中間シャフト200に挿入され
る必要がある。従って、ブーツ207は常に同じ位相角
度で内キャップ26に挿入される。また、搬送アーム2
8が把持する内キャップ26の先端部26bは平行な平
面部を有し、搬送アーム28が常に同じ角度で内キャッ
プ26を把持できるように成っている。また、内キャッ
プ26を保持する内キャップ保持台26aも常に同じ角
度で内キャップ26を保持できるように軸中心から偏心
した位置に突起部26a´を有している。このように位
相角度が決められて挿入されたブーツ207は、図5
(d)に示すように中間シャフト200の所定位置に内
キャップ26、外キャップ27と共に挿入される。そし
て、図5(e)に示すようにブーツ200の小径端内低
部207cを外キャップ27で押さえながら内キャップ
26を引き抜きブーツをシャフトの所定位置に嵌合させ
た後、外キャップ27を退避させる。このようにブーツ
207は常に同じ位相角度(例えば、ブーツ207の基
準点が常に手前側に来るような位相角度)で、同じ位置
に装着される。
【0022】中間シャフト200に装着されたブーツ2
07は組立てパレット11のバンドセット台15に仮供
給された第1バンド212によって中間シャフト200
にカシメ固定される。第1バンド212のカシメ方法
は、後に第2バンド213のカシメを説明する時に詳し
く述べる。
【0023】続いて、潤滑剤注入工程103では図6に
示すようにジョイントフレーム206の前処理として内
部に潤滑剤を注入する工程と、図7に示すように、コン
ベア上でブーツ207の内部に潤滑剤を注入する工程と
がある。
【0024】まず、ジョイントフレーム206は図6に
示すフレーム潤滑剤注入装置28によって、ジョイント
フレーム206の内壁面にグリス等の潤滑剤29が注入
される。このフレーム潤滑剤注入装置28は、潤滑剤2
9を吐出する注入ノズル30と、該注入ノズル30の内
部を摺動し、潤滑剤29の吐出が完了した後に液切り動
作を行う液切りノズル30aと、注入ノズル30の周囲
に設けられ乾燥空気を吹き出す空気吹出しノズル31
と、ジョイントフレーム206の開口端を覆い、ノズル
の先端に設けられたノズルカバー32と、を含んでい
る。前記ノズルカバー32の外周近傍には複数の空気流
出口32aが設けられ、空気の流れをコントロールして
いる。
【0025】以下に、フレーム潤滑剤注入装置28の動
作について説明する。潤滑剤29をジョイントフレーム
206に注入するには、ノズルカバー32によってジョ
イントフレーム206の開口端を覆った後、注入ノズル
30から潤滑剤29を吐出する。同時に空気吹出しノズ
ル31から乾燥空気を吹き出す。この時、空気吹出しノ
ズル31から吹き出された乾燥空気は、ノズルカバー3
2の外周近傍に設けられた複数の空気流出口から排気さ
れるため、図6に示すように吐出された潤滑剤29がジ
ョイントフレーム206に内壁面に沿って押し広げる。
潤滑剤29の吐出終了後は液切りノズル30aが下降し
てきて注入ノズル30内部の潤滑剤29を全て押し出し
て、ノズル移動時の液だれを防止する。従って、ジョイ
ントフレーム206を組み付けのために傾けたり逆さま
にした場合でも潤滑剤29が容易に流れ落ちないように
なる。
【0026】一方、図7に示すように、ブーツ207は
前記フレーム潤滑剤注入装置28と類似する潤滑剤注入
装置33によってブーツ207の内部に潤滑剤29を注
入する。この潤滑剤注入装置33はシリンダ33aの摺
動に伴なって揺動するノズルステイ34aを有するブラ
ケット34を備えている。前記ノズルステイ34aには
潤滑剤を吐出する注入ノズル35と乾燥空気を吹き出す
空気吹出しノズル36が設けられている。また、シリン
ダ33aにはブーツ207の大径端に当接して一点を押
し下げることによってブーツ207の大径端を押圧変形
させるブーツ押下げ部33bが設けられている。
【0027】次に、ブーツ207の潤滑剤注入方法を示
す。図7(a)に示すように図示しない駆動機構によっ
て潤滑剤注入装置33がブーツ207に向かって下降す
ると、図7(b)に示すようにブーツ押下げ部33bが
ブーツ207の大径端に当接してブーツ大径端の一部を
押し下げ押圧変形させる。続いて、図7(c)に示すよ
うにシリンダ33aを駆動して注入ノズル35と空気吹
出しノズル36をブーツ207の内部に挿入する。ノズ
ルの挿入完了と同時に注入ノズル35から潤滑剤29、
空気吹出しノズル36から乾燥空気が吐出され、ジョイ
ントフレーム206に潤滑剤を塗り広げたときと同様に
ブーツ207内部に潤滑剤29を塗り広げる。そして、
図7(d)に示すように注入ノズル35と空気吹出しノ
ズル36は、吐出動作を行いながら上昇する。この時、
ノズル挿入方向の逆側にも潤滑剤29を充分に注入する
ためにノズルステイ34aは図7(e)に示すようなカ
ム溝34bに沿って揺動する。つまり、シリンダ33a
の駆動により固定ピン33cがカム溝34bを摺動する
ことによってノズルステイ34aが揺動し、ノズル先端
部を左右に振りながら上昇して中間シャフト200の周
囲全体に潤滑剤を注入する。このノズル揺動機構はモー
タやシリンダ等の他の駆動方法によっても構わない。
【0028】続いて、ジョイントフレーム組込み工程1
04では、パレット11の載置台24に仮供給されたト
リポート205を中間シャフト200に圧入した後、抜
け防止のためにCリング214を中間シャフト200の
先端部に装着する。そして、潤滑剤注入工程で前処理が
行われたジョイントフレーム206は図示しないジョイ
ントフレーム組み込み装置によって、中間シャフト20
0に組み込まれた後、フレームクランプ工程105で、
パレット11のジョイントフレームクランプ部23を閉
動作させて該ジョイントフレーム206をクランプして
中間シャフト200の所定位置に位置決固定する。
【0029】この時、ジョイントフレーム組み込み動作
と平行してブーツ装着工程106では、ブーツ大径端装
着装置によって、ブーツ207の大径端207aをジョ
イントフレーム206のブーツ係合位置206bに被せ
る。前記ブーツ大径端装着装置の主要部分は図8に示す
ブーツは把持機構37であって、このブーツは把持機構
37はブーツ207に対して上下方向及びブーツ半径方
向に移動可能な大径端押え部材37aと、該大径端押え
部材37aの上面にブーツに対して半径方向に摺動可能
に設けらたフック部を有する第1チャック37bと、大
径端押え部材下面に摺動可能に設けられた第2チャック
37cとを含んでいる。ブーツ大径端装着装置は、この
ようなブーツは把持機構37を複数組、好適には3組以
上有している。
【0030】以上のように構成されるブーツ大径端装着
装置のブーツ装着動作を図8を用いて説明する。
【0031】まず、ブーツ把持機構37が図8(a)に
示すようにブーツ207の大径端207aの周囲から接
近する。続いて、図8(b)に示すように、第1チャッ
ク37bがブーツ207の内側に、大径端押え部材37
aがブーツ207の外側に位置するまで接近する。そし
て、図8(c)に示すように、ブーツ把持機構37全体
が下降して第1チャック37bによってブーツ207を
下方へ押し下げる。ブーツ把持機構37の下降が完了し
た後、第1チャック37bのみブーツの半径方向に開い
て、ブーツ207の大径端207aを第1チャック37
bと大径端押え部材37aとによって把持する。中間シ
ャフト200に挿入されたブーツ207は可塑性がある
ため、大径端207aは必ずしも真っ直ぐに上方を向い
ているとは限らない。そこで、ブーツ207を第1チャ
ック37bによって一度、下方へ押し下げて縮めること
によって大径端207aを確実に上方に向けて、正確な
大径端207aの把持を行う。次に、図8(d)に示す
ように第2チャック37cがブーツの半径方向に閉じて
ブーツ大径端近傍の段下部207cに係合して、ブーツ
207の大径端207aの把持を完全に行う。同時に、
ブーツ207の大径端207a把持した第1チャック3
7bと大径端押え部材37aとが後退して大径端207
aを外方向に引き広げる。この段階で、前述したジョイ
ントフレーム組込み工程104で供給されたジョイント
フレーム206がブーツ207の直上に配置される。さ
らに、図8(e)に示すようにブーツ把持機構37は大
径端207aを外方向に引き広げたまま上昇して、前述
したフレームクランプ工程105で所定位置に固定され
たジョイントフレーム206にブーツ207の大径端2
07aを被せる。そして、ブーツ207を所定位置に固
定した後、図8(f)に示すように第1チャック37b
と大径端押え部材37aが上方に、第2チャック37c
がブーツの半径方向に夫々開いてブーツ207の装着が
完了する。
【0032】ジョイントフレーム206に装着されたブ
ーツ207は第2バンド締付け工程107でパレットの
バンドセット台に仮供給された第2バンドをブーツ大径
端固定装置によってブーツ大径端207aの位置まで移
動させた後、締め付け固定される。前記ブーツ大径端固
定装置は図9に示すように第2バンド213をバンドセ
ット台15から掬い上げバンド把持機構38と、図10
に示すように第2バンドに設けられた仮カシメレバーを
倒して仮カシメを行う仮カシメアーム39と、図11に
示すように第2バンドの本カシメを行う本カシメ機構4
0と、から構成されている。なお、一連の第2バンド締
付け工程107のバンド掬い上げ、仮カシメ、本カシメ
等の作業は第1バンド締付け工程102においても同じ
ことが行われている。
【0033】図9に示すように、バンド把持機構38は
パレットのバンドセット台15の第2バンドセット台1
7に仮供給された第2バンド213を掬い上げる掬爪4
1aを複数個有する半円弧状の外側チャック41と、第
2バンド213の内側から該バンドに当接しバンドを前
記外側チャック41に押し広げてバンド形状を整えると
共に、バンドを把持するチャック爪42aを複数個有す
る半円弧状の内側チャック42とから構成され、夫々図
示しない駆動機構によって上下方向およびブーツの半径
方向に開閉可能である。
【0034】次に、バンド把持機構38の動作を説明す
る。図9(a)に示すように前記外側チャック41と内
側チャック42は第2バンドセット台17の両側から第
2バンド213に接近して、図9(b)に示すように外
側チャック41は掬爪41aを第2バンドセット台17
の掬上げ溝17cから挿入した後、図9(c)に示すよ
うに第2バンド213を掬上げる。第2バンド213を
掬上げた後、図9(d)に示すように内側チャック42
が下降して、図9(e)に示すように内側チャック42
が外側チャック41に向かって開き、第2バンド213
を内側から前記外側チャック41に押し広げてバンド形
状を整えると共に、バンドを把持しながら図9(f)に
示すようにブーツ大径端207aの位置まで移動させ
る。ブーツ大径端固定装置は第2バンドを図9(f)の
状態で保持したまま、図10に示すように第2バンド2
13に設けられた仮カシメレバー213bを本カシメ爪
213cに向かって倒すため、回転軸39aを中心に回
動する仮カシメアーム39を駆動して図中左方向に前記
仮カシメレバー213bを倒して仮カシメを行う。
【0035】次に図11に示す本カシメ機構40によっ
て、第2バンドの本カシメを行う。該本カシメ機構40
は回転軸43aを中心に回動し、カムローラ43bを有
するペンチ状の一対の挟み爪43と、前記カムローラ4
3bに当接し、スプリング44によって常に挟み爪43
の先端方向に付勢される押圧部材45を有する摺動自在
なカムプレート46と、カシメハンマ47と、を含んで
いる。
【0036】本カシメを行う時は、図11(a)に示す
ように第2バンド213の本カシメ爪213cに向かっ
て本カシメ機構40のカムプレート46を図中右方向に
前進させる。カムプレート46を前進させると、まず、
押圧部材45が仮カシメされた仮カシメレバー213b
に当接する。この押圧部材45はスプリング44の付勢
力によって仮カシメレバー213bをリング状部213
aに押圧する。さらに、カムプレート46を前進させる
と図11(b)に示すようにカムプレート46の傾斜部
46aが挟み爪43のカムローラ43bに当接して挟み
爪43を回転軸43aを中心に開き始める。つまり、該
挟み爪43の先端部は閉じて本カシメ爪213cを内側
に倒す。本カシメ爪213cが挟み爪43によって所定
位置まで倒された後、図11(c)に示すように挟み爪
43および押圧部材45は後退し、代わりにカシメハン
マ47がカシメ部に向かって前進する。そしてカシメハ
ンマ47は、本カシメ爪213cを叩いてカシメ形状を
整えて、図11(d)に示すように完全に本カシメ爪2
13cを潰して第2バンドの締め付け固定を完了する。
【0037】以上で一連のシャフトジョイントの組立て
は終了するが、本実施例においてはさらに、図12
(a)に示すようなバンド組付け確認装置48を備えて
いる。このバンド組付け確認装置48は略コの字状のブ
ラケット48aの中央部に第1バンド、第2バンドによ
って締付け固定されたブーツ締付け部(図14の大径端
207a、小径端207b)に押圧可能な回転自在なロ
ーラ49を備え、略コの字状のブラケット48aの両端
部には平行レーザ光を照射するレーザ発光部50aとレ
ーザ光を受光するレーザ受光部50bから成る平行レー
ザセンサ50と、を含んでいる。前記略コの字状のブラ
ケット48aはバンド組付け確認装置48本体48bに
スプリング48cによって図中矢印方向に摺動可能であ
る。
【0038】このように構成されるバンド組付け確認装
置48の動作を以下に説明する。
【0039】バンド組付け確認装置48のローラ49を
バンド締め付け位置、例えば、ブーツ小径端207bに
押圧する。そして、小径端207bの凹部とローラ49
とで形成される隙間にレーザ発光部50aから平行レー
ザ光を投光し、前記隙間を通過するレーザ光量をレーザ
受光部50bで受光し、その受光量によってバンドの締
め付け状態を検出する。つまり、第1バンド212がブ
ーツ小径端207bの正規の位置に正しく組み付けられ
ている場合は、図12(b)に示すように破線で示した
平行レーザ光は上下端部がブーツ207で僅かに遮られ
るのみで、レーザ発光部50aからの投光量の75%〜
85%はレーザ受光部50bで受光することができる。
一方、第1バンド212がブーツ小径端207bの正規
の位置に正しく組み付けられないで、傾いて組み付けら
れた場合は、図12(c)に示すように破線で示した平
行レーザ光の一部は第1バンド212によって遮られ、
レーザ受光部50bで受光されるレーザ光は投光量は減
り、65%以下になる。つまり、レーザ光の受光量を検
出することによってバンドの締め付け状態を容易に検出
することができる。そして、ブーツ207の外周に沿っ
てバンド組付け確認装置48を図示しない駆動機構によ
って摺動させることによって、バンド組付け確認を行う
ことができる。
【0040】一方、バンドが組み付けられていない場合
やカシメが不十分な場合もバンド締付け不良になるが、
この場合はバンド組付け確認装置48で確認をする前に
反射型のフォトセンサ等で確認することによりそのよう
な不良は容易に排除することができる。
【0041】本実施例においては、シャフトジョイント
として等速ジョイントを例に取って説明したが実施例以
外の種類のジョイントに対しても同様な効果を得ること
ができる。
【0042】
【発明の効果】本発明に基づくシャフトジョイントの組
立て方法および組立て装置においては、シャフトクラン
プ工程でパレットにシャフトをクランプした後、第1バ
ンド締め付け工程でブーツ小径端固定装置の内キャップ
で支持したブーツをシャフトの所定位置に挿入して、ブ
ーツ小径端固定装置の外側チャックと内側チャックとで
把持した第1バンドをブーツの所定位置に移動した後、
第1バンドをカシメて、シャフトに対してブーツを位置
決め固定する。そして、潤滑剤注入工程でブーツ小径端
がカシメられ固定されたブーツの大径端を潤滑剤注入装
置によって変形させて、潤滑剤を注入する。従って、潤
滑剤の注入を容易に行うことができる。
【0043】また、注入ノズルから吐出された潤滑剤を
空気吹出しノズルから吹き出された空気によってブーツ
内周壁に沿って押し広げて潤滑剤をブーツに注入するの
で、潤滑剤をブーツ内部全体に押し広げる塗布面積を大
きくすることがことが可能であり、潤滑剤注入時や組立
て作業時の液だれを防止することができる。
【0044】また、ジョイントフレーム組込み工程でジ
ョイントフレームをシャフトに組込み、フレームクラン
プ工程で、シャフトに組込まれたジョイントフレームを
保持する。同時に、潤滑剤が注入されたブーツはブーツ
装着工程でブーツ大径端装着装置の大径端押え部材と第
1チャックと第2チャックとによって把持してブーツ大
径端をジョイントフレームに装着する。従って、ジョイ
ントフレームとブーツの位置を初めから決めることがで
きるので、両者間の接続は容易であり、常にブーツの内
圧が同じ状態でブーツをジョイントフレームに組み付け
ることができる。
【0045】また、ジョイントフレームに装着されたブ
ーツ大径端は、第2バンド締付け工程でブーツ大径端固
定装置によって第2バンドをブーツ大径端の所定位置に
移動した後、該第2バンドを締め付け固定してブーツ大
径端をジョイントフレームに対して固定する。さらに、
第1バンドおよび第2バンドによって固定されたブーツ
の締め付け固定部分に回動自在なローラを押し当て、ブ
ーツとローラとで形成される隙間に平行レーザセンサに
よって平行レーザを照射し、前記隙間を通過するレーザ
量によってバンドの締め付け状態を検出することができ
る。
【0046】従って、可塑性のあるブーツやバンドを常
に同じ状態でシャフトに組み付けることが可能であり、
また、潤滑剤の注入を容易に行うことが可能になり、安
定したシャフトジョイントの組立て作業を行うことが可
能であり、組立て作業の自動化を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て方
法の手順を示す組立て工程図である。
【図2】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のパレットの斜視図である。
【図3】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のパレットのバンドセット台の斜視図である。
【図4】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のパレットのバンドセット台に供給するバンドの形状
を矯正するバンド矯正装置の主要部概略図である。
【図5】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のブーツ小径端固定装置の動作を説明する動作説明図
である。
【図6】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のジョイントフレーム用潤滑剤注入装置の主要部概略
図である。
【図7】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のブーツ用潤滑剤注入装置の注入動作を説明する動作
説明図である。
【図8】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のブーツ大径端装着装置のブーツ装着動作を説明する
動作説明図である。
【図9】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て装
置のブーツ大径端固定装置のバンド把持動作を説明する
動作説明図である。
【図10】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て
装置のブーツ大径端固定装置の仮カシメアームを示す概
略図である。
【図11】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て
装置のブーツ大径端固定装置の本カシメ機構の本カシメ
動作を説明する動作説明図である。
【図12】本発明に基づくシャフトジョイントの組立て
装置のバンド組付け確認装置の動作を説明する動作説明
図である。
【図13】一般的なシャフトジョイントの構造を示す概
略図である。
【図14】一般的なトリポート形ジョイントの分解斜視
図である。
【図15】一般的なブーツカシメバンドの斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 パレット 26 内キャップ 27 外キャップ 28,33 潤滑剤注入装置 30,35 注入ノズル 31,36 空気吹き出しノズル 34 ブーツ大径端装着装置 34a 大径端押さえ部材 34b 第1チャック 34c 第2チャック 39 仮カシメアーム 41 外側チャック 42 内側チャック 43 挟み爪 45 押圧部材 47 カシメハンマ 49 ローラ 50 平行レーザセンサ 101 シャフトクランプ工程 102 第1バンド締め付け工程 104 ジョイントフレーム組み込み工程 105 フレームクランプ工程 103 潤滑剤注入工程 106 ブーツ装着工程 107 第2バンド締め付け工程 200 中間シャフト 207 ブーツ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2軸のシャフト間で軸違いの動力伝達を
    許容するため第1軸が固定されたジョイントフレームに
    ジョイント機構が内蔵されたシャフトジョイントの組み
    立て方法であって、シャフトにジョイントフレームを組
    み付け、両者の組付け部の内部に潤滑剤を有する略コー
    ン形状のブーツで覆うシャフトジョイントの組立て方法
    において、 シャフトをクランプするシャフトクランプ工程と、 ブーツの小径端をシャフトの所定位置に位置決めして、
    第1バンドで締付ける第1バンド締付け工程と、 前記ブーツの大径端側より潤滑剤を注入する潤滑剤注入
    工程と、 ジョイントフレームをシャフトに組込むジョイントフレ
    ーム組込み工程と、 シャフトに組込まれたジョイントフレームをクランプす
    るフレームクランプ工程と、 ブーツの大径端をジョイントフレームに装着するブーツ
    装着工程と、 前記ブーツの大径端とジョイントフレームを第2バンド
    によって締付ける第2バンド締付け工程と、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て方
    法。
  2. 【請求項2】 2軸のシャフト間で軸違いの動力伝達を
    許容するため第1軸が固定されたジョイントフレームに
    ジョイント機構が内蔵されたシャフトジョイントの組立
    て装置であって、シャフトにジョイントフレームを組み
    付け、両者の組付け部の内部に潤滑剤を有する略コーン
    形状のブーツで覆うシャフトジョイントの組立て装置に
    おいて、 組立てラインのガイドレールに沿ってワークを保持しな
    がら移送するパレットであって、シャフトをクランプす
    るシャフトクランプ部と、クランプされるシャフトと同
    軸にジョイントフレームをクランプするジョイントフレ
    ームクランプ部とを有するパレットと、 ブーツをシャフトに供給し、所定の角度かつ所定の軸方
    向位置に該ブーツの小径端を位置決めし、シャフトに第
    1バンドで締付け固定するブーツ小径端固定装置と、 前記パレット上でジョイントフレームをシャフトに嵌合
    させた状態で、ブーツの大径端側のブーツの開口端から
    潤滑剤を注入する潤滑剤注入装置と、 ブーツの大径端を開きジョイントフレームの所定位置に
    被せるブーツ大径端装着装置と、 ジョイントフレームの所定位置に被せられたブーツ大径
    端を第2バンドで締付け固定するブーツ大径端固定装置
    と、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 前記ブーツ小径端固定装置は、 ブーツ小径端に嵌合する円筒状の内キャップと、 内キャップの外側に遊嵌して、先端部がブーツ小径端内
    低部に近接する外キャップと、を有し、 ブーツに内キャップが嵌合された状態で内キャップをシ
    ャフトに被せ、該ブーツをシャフトの所定位置まで誘導
    した後、ブーツを外キャップで押さえながら内キャップ
    を引き抜きブーツをシャフトの所定位置に嵌合させるブ
    ーツ装着装置を含むことを特徴とするシャフトジョイン
    トの組立て装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 前記潤滑剤注入装置は、 潤滑剤塗布面近傍に先端が伸張して潤滑剤を吐出する注
    入ノズルと、 前記ノズル近傍に設けられ、塗布面に沿って潤滑剤を吹
    き広げる空気吹出しノズルと、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 前記ブーツ大径端装着装置は、 ブーツに対して上下方向及び前後方向に移動可能な大径
    端押え部材と、 前記大径端押え部材の上面にブーツに対して前後方向に
    摺動可能に設けらたフック部を有する第1チャックであ
    って、ブーツ大径端に当接してブーツ大径端を下方に押
    し下げると共に、前記大径端押え部材と第1チャックの
    フック部とによって、ブーツ大径端を把持しブーツの口
    径を拡げる第1チャックと、 大径端押え部材下面に摺動可能に設けられた第2チャッ
    クであって、ブーツ大径端近傍の段下部に係合し、前記
    大径端押え部材と第1チャックとがブーツの口径を拡げ
    た状態で該大径端押え部材と第1チャックと共に上方に
    移動して該ブーツ大径端をジョイントフレームの所定位
    置に被せる第2チャックと、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 前記ブーツ小径端固定装置及びブーツ大径端固定装置の
    夫々は、 所定位置に仮供給されたリング状のバンドを外側から掬
    上げる掬爪を有する外側チャックと、 バンド内側から該バンドに当接しバンドを前記外側チャ
    ックに押し広げてバンド形状を整えると共に、バンドを
    把持する内側チャックと、 バンドを前記外側チャックと内側チャックによって把持
    した状態でブーツの所定位置に移動し、内側チャックの
    みを退避させた後、バンドに設けられた仮カシメレバー
    を倒して仮カシメを行う仮カシメアームと、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 前記ブーツ小径端固定装置及びブーツ大径端固定装置の
    夫々は、 仮カシメされたバンドの仮カシメレバーをバンドに密接
    させる押圧部材と、 前記押圧部材で仮カシメレバーを押圧した状態で、仮カ
    シメレバーの上下に設けられた本カシメ爪を挟み倒して
    仮カシメレバーを固定する一対の挟み爪と、 挟み倒された本カシメ爪を叩いて本カシメ爪のカシメ形
    状を整えるカシメハンマと、 を含むことを特徴とするシャフトジョイントの組立て装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のシャフトジョイントの組
    立て装置において、 シャフトジョイントの組立て装置はさらに、 第1バンド及び第2バンドによって締付け固定されたブ
    ーツ締付け部に押圧する回転自在なローラであって、バ
    ンドの締め付けによって生じるブーツの変形に応じて前
    後に摺動可能なローラと、 前記ローラのブーツ当接部に設けられた平行レーザセン
    サであって、ブーツとローラとバンドとで形成される隙
    間に平行レーザを照射し、前記隙間を通過するレーザ量
    によってバンドの締め付け状態を検出する平行レーザセ
    ンサと、 を含むバンド組付け確認装置を有することを特徴とする
    シャフトジョイントの組立て装置。
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