JPH06309639A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06309639A JPH06309639A JP5119099A JP11909993A JPH06309639A JP H06309639 A JPH06309639 A JP H06309639A JP 5119099 A JP5119099 A JP 5119099A JP 11909993 A JP11909993 A JP 11909993A JP H06309639 A JPH06309639 A JP H06309639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- magnetic tape
- head chips
- chips
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 近接した位置に設けられた２個の磁気ヘッド
のギャップが磁気テープと良好に接触するようにする。 【構成】 回転ドラム１の半径をｒ、ヘッドチップＨ
Ａ，ＨＢの取り付け角度差をθ、突出し量をＸとしたと
き、θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ／（Ｘ＋ｒ）｝を満足するよう
に構成した。このようにすると、ヘッドチップＨＡ，Ｈ
ＢはそれぞれのギャップＧＡ，ＧＢの両側の位置で磁気
テープ２と接触するので、ギャップＧＡ，ＧＢは、磁気
テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢとの接触状態が最も
安定している接触面の中央部で磁気テープ２と接触す
る。
のギャップが磁気テープと良好に接触するようにする。 【構成】 回転ドラム１の半径をｒ、ヘッドチップＨ
Ａ，ＨＢの取り付け角度差をθ、突出し量をＸとしたと
き、θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ／（Ｘ＋ｒ）｝を満足するよう
に構成した。このようにすると、ヘッドチップＨＡ，Ｈ
ＢはそれぞれのギャップＧＡ，ＧＢの両側の位置で磁気
テープ２と接触するので、ギャップＧＡ，ＧＢは、磁気
テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢとの接触状態が最も
安定している接触面の中央部で磁気テープ２と接触す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
（以下、ＶＴＲという）等の回転ヘッド型磁気記録再生
装置に用いるヘッド、特に、ダブルアジマスヘッドのよ
うな１つのヘッドベース上に複数のヘッドチップを有す
る磁気ヘッドに関するものである。
（以下、ＶＴＲという）等の回転ヘッド型磁気記録再生
装置に用いるヘッド、特に、ダブルアジマスヘッドのよ
うな１つのヘッドベース上に複数のヘッドチップを有す
る磁気ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】回転ヘッドによって、回転ドラムに巻き
付けられた磁気テープに斜めのトラックを形成して、ビ
デオ信号を記録するＶＴＲが知られている。
付けられた磁気テープに斜めのトラックを形成して、ビ
デオ信号を記録するＶＴＲが知られている。
【０００３】図４は、このような従来のＶＴＲにおける
回転ドラム及びその周辺の概略構成を示す図であり、
（ａ）は上方から見た図、（ｂ）は水平方向から見た図
である。
回転ドラム及びその周辺の概略構成を示す図であり、
（ａ）は上方から見た図、（ｂ）は水平方向から見た図
である。
【０００４】図４（ａ），（ｂ）において、供給リール
（図示せず）から送り出された磁気テープ２は回転ドラ
ム１に対してほぼ１８０°の角度にわたって巻き付けら
れた状態で、矢印で示されているように左方向から右方
向に給送され、巻取りリール（図示せず）に巻き取られ
る。回転ドラム１は上ドラム１ａと下ドラム１ｂから構
成されている。上ドラム１ａは反時計回りに回転可能に
構成されており、その下端部の近接した位置に互いにア
ジマス角の異なる１対のヘッドチップＨＡ，ＨＢが設け
られている。また、３，６は磁気テープ２の走行路を規
定するテープガイドであり、４，５は回転ドラム１の傾
斜に磁気テープ２の傾斜を合わせるテープガイドであ
る。
（図示せず）から送り出された磁気テープ２は回転ドラ
ム１に対してほぼ１８０°の角度にわたって巻き付けら
れた状態で、矢印で示されているように左方向から右方
向に給送され、巻取りリール（図示せず）に巻き取られ
る。回転ドラム１は上ドラム１ａと下ドラム１ｂから構
成されている。上ドラム１ａは反時計回りに回転可能に
構成されており、その下端部の近接した位置に互いにア
ジマス角の異なる１対のヘッドチップＨＡ，ＨＢが設け
られている。また、３，６は磁気テープ２の走行路を規
定するテープガイドであり、４，５は回転ドラム１の傾
斜に磁気テープ２の傾斜を合わせるテープガイドであ
る。
【０００５】図５は、ヘッドチップＨＡ，ＨＢが取付け
られている部分の構造を示す図であり、（ａ）は垂直方
向の断面図、（ｂ）は上ドラムの下側から見た図、
（ｃ）はヘッドを回転ドラムの外周面側から見た図であ
る。
られている部分の構造を示す図であり、（ａ）は垂直方
向の断面図、（ｂ）は上ドラムの下側から見た図、
（ｃ）はヘッドを回転ドラムの外周面側から見た図であ
る。
【０００６】これらの図に示されているように、互いに
アジマス角の異なるヘッドチップＨＡ，ＨＢは、ギャッ
プ間隔ＧＬ及び段差Ｄを保持してヘッドベースＢ上に接
着剤Ｃにより固着されている。また、ヘッドベースＢは
止めねじ（図示せず）により、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
の先端が回転ドラム１の外周面から所定量Ｘ突き出るよ
うに上ドラム１ａの下面に取付けられている。さらに、
ヘッドチップＨＡ，ＨＢには、互いの対向面側に切欠が
形成され、実質的に２個のヘッドチップの先端が１個の
大きな半径を持つように構成されている。
アジマス角の異なるヘッドチップＨＡ，ＨＢは、ギャッ
プ間隔ＧＬ及び段差Ｄを保持してヘッドベースＢ上に接
着剤Ｃにより固着されている。また、ヘッドベースＢは
止めねじ（図示せず）により、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
の先端が回転ドラム１の外周面から所定量Ｘ突き出るよ
うに上ドラム１ａの下面に取付けられている。さらに、
ヘッドチップＨＡ，ＨＢには、互いの対向面側に切欠が
形成され、実質的に２個のヘッドチップの先端が１個の
大きな半径を持つように構成されている。
【０００７】以上のように構成されたＶＴＲによれば、
１対のヘッドチップＨＡ，ＨＢを同時に記録モードにす
ることにより、磁気テープ２にトラックピッチがＤの斜
めのビデオトラックを２本ずつ形成することができる。
１対のヘッドチップＨＡ，ＨＢを同時に記録モードにす
ることにより、磁気テープ２にトラックピッチがＤの斜
めのビデオトラックを２本ずつ形成することができる。
【０００８】図６は、ヘッドチップＨＡ，ＨＢと磁気テ
ープ２との接触状態を示す図である。この図に示されて
いるように、磁気テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢと
は、ヘッドチップＨＡのギャップＧＡの右側の位置Ｃ１
からヘッドチップＨＢのギャップＧＢの左側の位置Ｃ２
の範囲にわたって接触し、ギャップＧＡ，ＧＢから漏れ
た磁束が磁気テープ２の磁性面を磁化することにより、
ビデオ信号の記録が行われる。
ープ２との接触状態を示す図である。この図に示されて
いるように、磁気テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢと
は、ヘッドチップＨＡのギャップＧＡの右側の位置Ｃ１
からヘッドチップＨＢのギャップＧＢの左側の位置Ｃ２
の範囲にわたって接触し、ギャップＧＡ，ＧＢから漏れ
た磁束が磁気テープ２の磁性面を磁化することにより、
ビデオ信号の記録が行われる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のＶＴＲでは、ヘッドチップのギャップが、磁気テー
プと磁気ヘッドとの接触面の端部という磁気テープと磁
気ヘッドとの接触状態が不安定な位置にあるため、特
に、２個のヘッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘ
ッドベースに対する取り付け位置等にばらつきがあった
場合には、トラックの入口及び出口において、ギャップ
と磁気テープとが良好な接触状態を維持することができ
なくなってしまうという問題点があった。この結果、例
えば、トラックの入口及び出口における再生信号のエン
ベロープが低下してしまうという問題点があった。
来のＶＴＲでは、ヘッドチップのギャップが、磁気テー
プと磁気ヘッドとの接触面の端部という磁気テープと磁
気ヘッドとの接触状態が不安定な位置にあるため、特
に、２個のヘッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘ
ッドベースに対する取り付け位置等にばらつきがあった
場合には、トラックの入口及び出口において、ギャップ
と磁気テープとが良好な接触状態を維持することができ
なくなってしまうという問題点があった。この結果、例
えば、トラックの入口及び出口における再生信号のエン
ベロープが低下してしまうという問題点があった。
【００１０】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、近接した位置に設けられた２
個のヘッドチップのギャップが磁気テープと良好に接触
するようした磁気ヘッドを提供することを目的とする。
めになされたものであり、近接した位置に設けられた２
個のヘッドチップのギャップが磁気テープと良好に接触
するようした磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、ヘッドベース上に２個のヘッドチップ
を有し、ヘッドベースが回転ドラムに固定される磁気ヘ
ッドにおいて、回転ドラムの半径をｒ、回転ドラムの回
転方向における２個のヘッドチップの取付け角度差を
θ、２個のヘッドチップの先端の回転ドラムの外周面か
らの突出し量をＸとしたとき、θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ／
（Ｘ＋ｒ）｝を満足するように構成したものである。
めに、本発明は、ヘッドベース上に２個のヘッドチップ
を有し、ヘッドベースが回転ドラムに固定される磁気ヘ
ッドにおいて、回転ドラムの半径をｒ、回転ドラムの回
転方向における２個のヘッドチップの取付け角度差を
θ、２個のヘッドチップの先端の回転ドラムの外周面か
らの突出し量をＸとしたとき、θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ／
（Ｘ＋ｒ）｝を満足するように構成したものである。
【００１２】２個のヘッドチップは、例えば、互いにア
ジマス角が異なるヘッドチップであり、隣接するトラッ
クを記録／再生する。また、チップ先端の中央部にギャ
ップが形成されている。
ジマス角が異なるヘッドチップであり、隣接するトラッ
クを記録／再生する。また、チップ先端の中央部にギャ
ップが形成されている。
【００１３】
【作用】本発明によれば、２個のヘッドチップのそれぞ
れのギャップの両側にヘッドチップと磁気テープとの接
触面が形成されるので、ヘッドチップと磁気テープとの
接触状態が最も安定している接触面の中央部でそれぞれ
のギャップと磁気テープとが接触する。
れのギャップの両側にヘッドチップと磁気テープとの接
触面が形成されるので、ヘッドチップと磁気テープとの
接触状態が最も安定している接触面の中央部でそれぞれ
のギャップと磁気テープとが接触する。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。まず、図２を参照しながら本発
明の原理を説明する。
ながら詳細に説明する。まず、図２を参照しながら本発
明の原理を説明する。
【００１５】いま、図２（ａ）に示されているように、
半径ｒの回転ドラム１１に、２個のヘッドチップＨＡ，
ＨＢがギャップ間隔ＧＬ、突出し量Ｘ、取付け角度差θ
で取付けられているものとする。それぞれのヘッドチッ
プのギャップはヘッドチップの先端の中央部に形成され
ている。
半径ｒの回転ドラム１１に、２個のヘッドチップＨＡ，
ＨＢがギャップ間隔ＧＬ、突出し量Ｘ、取付け角度差θ
で取付けられているものとする。それぞれのヘッドチッ
プのギャップはヘッドチップの先端の中央部に形成され
ている。
【００１６】このように構成されたヘッドチップＨＡ，
ＨＢのギャップを磁気テープと良好に接触させるために
は、ヘッドＨＡ，ＨＢのそれぞれのギャップの両側に磁
気テープとの接触面が形成される、すなわちヘッドチッ
プＨＡ，ＨＢのそれぞれの上に磁気テープのテントが形
成されるように前記諸元を設定すればよい。そのために
は、図２（ａ）においてチップヘッドＨＡ，ＨＢの先端
を通る直線が回転ドラム１１の接線となるように諸元を
設定すればよいことがわかる。この条件は、図２（ｂ）
に示されているように、次の式に示される関係を満たす
ように設定すればよいことになる。
ＨＢのギャップを磁気テープと良好に接触させるために
は、ヘッドＨＡ，ＨＢのそれぞれのギャップの両側に磁
気テープとの接触面が形成される、すなわちヘッドチッ
プＨＡ，ＨＢのそれぞれの上に磁気テープのテントが形
成されるように前記諸元を設定すればよい。そのために
は、図２（ａ）においてチップヘッドＨＡ，ＨＢの先端
を通る直線が回転ドラム１１の接線となるように諸元を
設定すればよいことがわかる。この条件は、図２（ｂ）
に示されているように、次の式に示される関係を満たす
ように設定すればよいことになる。
【００１７】ｃｏｓ（θ／２）≦ｒ／（Ｘ＋ｒ） これをθに関する式に書き直すと、θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ
／（Ｘ＋ｒ）｝となる。
／（Ｘ＋ｒ）｝となる。
【００１８】図３は、ｒを１０．５ｍｍに選定した場合
の、θとＸとの関係を示す特性図である。θ及びＸの関
係がこの図の曲線の上側の領域に入るように設定すれ
ば、ヘッドチップＨＡ，ＨＢのそれぞれの上に磁気テー
プのテントが形成されるので、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
のギャップを磁気テープと良好に接触させることができ
る。逆に、θ及びＸの関係がこの図の曲線の上側の領域
に入るように設定してしまうと、図６のように、ヘッド
チップＨＡ，ＨＢの上に１個の共通のテントが形成され
てしまうので、チップヘッドＨＡ，ＨＢのギャップと磁
気テープの接触状態が悪くなる。
の、θとＸとの関係を示す特性図である。θ及びＸの関
係がこの図の曲線の上側の領域に入るように設定すれ
ば、ヘッドチップＨＡ，ＨＢのそれぞれの上に磁気テー
プのテントが形成されるので、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
のギャップを磁気テープと良好に接触させることができ
る。逆に、θ及びＸの関係がこの図の曲線の上側の領域
に入るように設定してしまうと、図６のように、ヘッド
チップＨＡ，ＨＢの上に１個の共通のテントが形成され
てしまうので、チップヘッドＨＡ，ＨＢのギャップと磁
気テープの接触状態が悪くなる。
【００１９】図１は本発明の実施例における磁気ヘッド
と磁気テープとの接触状態を示す図である。この図から
わかるように、本実施例では、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
それぞれの上に磁気テープ２のテントが形成されるの
で、ヘッドチップＨＡは磁気テープ２とギャップＧＡの
両側の位置Ｃ１，Ｃ３で接触し、ヘッドチップＨＢは磁
気テープ２とギャップＧＢの両側の位置Ｃ２，Ｃ４で接
触する。この結果、それぞれのギャップＧＡ，ＧＢは、
磁気テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢとの接触状態が
最も安定している接触面の中央部で磁気テープ２と接触
するので、２個のヘッドチップの突出し量、先端面の半
径、ヘッドベースに対する取り付け位置等にばらつきが
あったとしても、ギャップと磁気テープとが良好な接触
状態を維持することができる。したがって、２個のヘッ
ドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベースに対
する取り付け位置等の精度を従来よりもラフに設定する
ことができる。また、ヘッドチップの先端に切欠を設け
る必要がなくなる。
と磁気テープとの接触状態を示す図である。この図から
わかるように、本実施例では、ヘッドチップＨＡ，ＨＢ
それぞれの上に磁気テープ２のテントが形成されるの
で、ヘッドチップＨＡは磁気テープ２とギャップＧＡの
両側の位置Ｃ１，Ｃ３で接触し、ヘッドチップＨＢは磁
気テープ２とギャップＧＢの両側の位置Ｃ２，Ｃ４で接
触する。この結果、それぞれのギャップＧＡ，ＧＢは、
磁気テープ２とヘッドチップＨＡ，ＨＢとの接触状態が
最も安定している接触面の中央部で磁気テープ２と接触
するので、２個のヘッドチップの突出し量、先端面の半
径、ヘッドベースに対する取り付け位置等にばらつきが
あったとしても、ギャップと磁気テープとが良好な接触
状態を維持することができる。したがって、２個のヘッ
ドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベースに対
する取り付け位置等の精度を従来よりもラフに設定する
ことができる。また、ヘッドチップの先端に切欠を設け
る必要がなくなる。
【００２０】なお、前記実施例では、２個のヘッドチッ
プは互いにアジマス角の異なるものであり、隣接するト
ラックを記録／再生するものであるが、本発明は、１個
のヘッドベース上に２個のヘッドチップを取り付けた磁
気ヘッドであれば、アジマスは同一でもよいし、モニタ
ヘッドと記録ヘッドのように同一トラックあるいは隣々
接トラックを記録又は再生するものであってもよい。
プは互いにアジマス角の異なるものであり、隣接するト
ラックを記録／再生するものであるが、本発明は、１個
のヘッドベース上に２個のヘッドチップを取り付けた磁
気ヘッドであれば、アジマスは同一でもよいし、モニタ
ヘッドと記録ヘッドのように同一トラックあるいは隣々
接トラックを記録又は再生するものであってもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、２個のヘッドチップのギャップは磁気テープと
ヘッドチップとの接触状態が最も安定している接触面の
中央部で磁気テープと接触する。したがって、２個のヘ
ッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベースに
対する取り付け位置等にばらつきがあったとしても、ギ
ャップと磁気テープとが良好な接触状態を維持すること
ができるので、トラックの入口及び出口における再生信
号のエンペロープが低下を防止できる。このため、２個
のヘッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベー
スに対する取り付け位置等の精度を従来よりもラフに設
定することができる。
よれば、２個のヘッドチップのギャップは磁気テープと
ヘッドチップとの接触状態が最も安定している接触面の
中央部で磁気テープと接触する。したがって、２個のヘ
ッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベースに
対する取り付け位置等にばらつきがあったとしても、ギ
ャップと磁気テープとが良好な接触状態を維持すること
ができるので、トラックの入口及び出口における再生信
号のエンペロープが低下を防止できる。このため、２個
のヘッドチップの突出し量、先端面の半径、ヘッドベー
スに対する取り付け位置等の精度を従来よりもラフに設
定することができる。
【図１】本発明の実施例におけるヘッドチップと磁気テ
ープとの接触状態を示す図である。
ープとの接触状態を示す図である。
【図２】本発明の原理を説明する図である。
【図３】本発明の実施例におけるヘッドチップの取付け
角度差と突出し量とギャップ間隔との関係を示す特性図
である。
角度差と突出し量とギャップ間隔との関係を示す特性図
である。
【図４】従来のＶＴＲにおける回転ドラム及びその周辺
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図５】従来のＶＴＲのヘッドチップが取付けられてい
る部分における回転ドラム構造を示す図である。
る部分における回転ドラム構造を示す図である。
【図６】従来のＶＴＲの磁気ヘッドと磁気テープとの接
触状態を示す図である。
触状態を示す図である。
１…回転ドラム、１ａ…上ドラム、Ｂ…ヘッドベース、
ＨＡ，ＨＢ…ヘッドチップ
ＨＡ，ＨＢ…ヘッドチップ
Claims (4)
- 【請求項１】 ヘッドベース上に２個のヘッドチップを
有し、該ヘッドベースが回転ドラムに固定される磁気ヘ
ッドにおいて、 前記回転ドラムの半径をｒ、前記２個のヘッドチップの
前記回転ドラムの回転方向における取付け角度差をθ、
前記２個のヘッドチップの先端の前記回転ドラムの外周
面からの突出し量をＸとしたとき、 θ≧２ｃｏｓ-1｛ｒ／（Ｘ＋ｒ）｝ を満足するように構成したことを特徴とする磁気ヘッ
ド。 - 【請求項２】 ２個のヘッドチップのアジマス角が互い
に異なることを特徴とする請求項１記載の磁気ヘッド。 - 【請求項３】 ２個のヘッドチップは隣接するトラック
を記録／再生することを特徴とする請求項２記載の磁気
ヘッド。 - 【請求項４】 ２個のヘッドチップは先端の中央部にギ
ャップが形成されていることを特徴とする請求項１、２
又は３記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119099A JPH06309639A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119099A JPH06309639A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06309639A true JPH06309639A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14752888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5119099A Pending JPH06309639A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06309639A (ja) |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5119099A patent/JPH06309639A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011113 |