JPH06309090A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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Publication number
JPH06309090A
JPH06309090A JP9845993A JP9845993A JPH06309090A JP H06309090 A JPH06309090 A JP H06309090A JP 9845993 A JP9845993 A JP 9845993A JP 9845993 A JP9845993 A JP 9845993A JP H06309090 A JPH06309090 A JP H06309090A
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JP
Japan
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transparent
input
coordinate
pen
tablet
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Application number
JP9845993A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sugiyama
哲哉 杉山
Makoto Nagaoka
誠 長岡
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06309090A publication Critical patent/JPH06309090A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 曲げ弾性率が300kg/mm2 以下、硬度
がロックウェルのRスケールで50〜120の高分子被
膜をコーティングし、座標入力盤との動摩擦係数を0.
15〜0.4となした入力ペンと、座標入力面の中心線
平均粗さ(カットオフ波長0.5mm)が0.05〜
0.30μmRaである透明な座標入力盤及び透明な誘
電体層と透明な電極線を形成した透明な基板との間に、
透明な電極線より屈折率が小さく透明な誘電体層及び透
明な基板より屈折率が大きい物質よりなる透明層を形成
した座標検出盤とよりなるタブレットと、このタブレッ
トを重合する表示装置と、入力ペンの透明な座標入力盤
への当接座標を算出する演算部とからなる。 【効果】 入力ペンの透明な座標入力盤への当接時の操
作性が良好であり透明な座標入力盤又は座標検出盤を通
しても表示装置の表示が見易い

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報入力装置に関し、
さらに詳細には、座標指示手段としての入力ペンと、こ
の入力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、この入力
ペンの当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレ
ットと、このタブレットを重合する表示装置と、前記入
力ペンの透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算
部とからなり、入力ペンの透明な座標入力盤への当接時
の操作性が良好であり透明な座標入力盤を通しても表示
装置の表示が見易い情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座標指示手段としての入力ペン
と、この入力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、こ
の入力ペンの当接座標を静電容量結合方式又は電磁誘導
結合方式などにより検出する座標検出盤とよりなるタブ
レットと、このタブレットを重合するCRT、液晶表示
装置などの表示装置と、入力ペンの透明な座標入力盤へ
の当接座標を算出する演算部とを組み合わせた情報入力
装置が知られている。この装置は、表示装置にタブレッ
トを重合し、入力ペンのペン先で透明な座標入力盤の表
面(即ち、座標入力面)に当接することにより座標検出
盤の信号を検出し、この検出した信号から前記入力ペン
の座標入力盤への当接位置を算出しホストコンピュータ
ーへ出力するといったものである。
【0003】この情報入力装置において、入力ペンのペ
ン先としては、通常、ステンレス、鉄などの導電性材料
が用いられている。他方、このペン先と当接する座標入
力面を傷付けることのないよう、また静電耐圧を満足さ
せるよう、更には特開昭61―183727号公報に開
示されているように入力ペンのペン先の座標入力面への
当接時のタッチ(所謂書き味)を向上させるために、ペ
ン先の先端部分を有機高分子で被覆することも知られて
いる。
【0004】また、この装置において、タブレットは、
透明な座標入力盤と、座標検出盤とよりなっている。透
明な座標入力盤としては、透明性や強度の点でガラス製
のものが一般的に使われているが、プラスチック板を用
いたり、ガラスにプラスチックフィルム等を張り合わせ
たものを用いることもある。また、表示装置に表示され
た文字や図形の視認性を向上させるために、座標入力面
を防眩処理したものも知られている。
【0005】タブレットを表示装置に載置して用いる場
合、座標入力盤だけでなく、座標検出盤も透明であるこ
とが必要である。この場合、座標検出盤は、X、Y軸方
向の複数の透明な電極線がそれぞれ透明な基板に配置さ
れてなるものが用いられており、透明な電極線としては
酸化インジウム(以下、ITOと略記する)や酸化錫が
使われており、透明な基板としてはガラス製などのもの
が使われている(第2図参照)。尚、タブレットをこの
ように用いる場合、座標入力盤は、座標検出盤と一体と
なされることが多い。
【0006】一方、タブレットの透明な座標入力盤の下
に液晶などの表示装置を配置し、この表示装置の下に座
標検出盤を配置して用いることも知られている(第3図
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した入
力ペンのような、単に先端部分を有機高分子で被覆した
ペン先では、特に座標入力面に防眩処理を施した座標入
力盤にペン先を当接した場合には、座標入力面の凹凸感
を吸収することが不十分であり、良好な書き味を得るこ
とはできないという問題があった。
【0008】例えば、弾力性に欠ける有機高分子材料で
被覆したペン先は、当接時の押圧力がそのままオペレー
タの負荷となり疲労をもたらす原因となった。また、硬
度が高すぎる材料で被覆したペン先は、座標入力面に対
する摺動時に異常音が発生したり、タッチが硬く文字や
図形を書き難いといった欠点を有していた。反対に硬度
が低すぎる材料で被覆したペン先は、入力ペンを座標入
力面に当接したときに、ペン先において高分子被膜の部
分がズレを生じることがあり入力座標位置の指定がしづ
らく、また、座標入力面に対する摺動時にも当接時と同
様の高分子被膜部分のズレの発生による不安定感を伴う
という問題点を有していた。更に、ペン先と座標入力面
との摩擦が小さすぎる場合には、入力座標位置指定時に
ペン先が滑り、誤入力を発生し易く、反対に摩擦が大き
過ぎる場合には、座標入力面に対する摺動時にペン先が
引っかかり、長時間にわたる使用においてはオペレータ
に疲労感を催させるといった問題があった。
【0009】また、透明な座標入力盤においても、防眩
処理の程度が入力ペンの書き味に影響を及ぼすという問
題や、重合する表示装置の映像を見にくくするという問
題があった。
【0010】更に、座標検出盤を表示装置に載置して用
いる場合、透明な基板に配置した透明な電極線により、
透明な電極線が有る部分の光透過率及び色調と、透明な
電極線が無い部分の光透過率及び色調との差が大きくな
ってしまい、X、Y軸方向の複数の電極線による格子縞
が見えてしまい、表示装置の表示画面の視認を妨げると
いう問題があった。
【0011】本発明は、座標指示手段としての入力ペン
と、この入力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、こ
の入力ペンの当接座標を静電容量結合方式又は電磁誘導
結合方式などにより検出する座標検出盤とよりなるタブ
レットと、このタブレットを重合するCRT、液晶表示
装置などの表示装置と、入力ペンの透明な座標入力盤へ
の当接座標を算出する演算部とからなり、入力ペンの透
明な座標入力盤への当接時の操作性が良好であり透明な
座標入力盤及び必要に応じて透明な座標検出盤を通して
も表示が見易い情報入力装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、座標指示手段
としての入力ペンと、該入力ペンを当接させる透明な座
標入力盤と、前記入力ペンの当接座標を検出する座標検
出盤とよりなるタブレットと、該タブレットを重合する
表示装置と、前記入力ペンの前記透明な座標入力盤への
当接座標を算出する演算部とからなる情報入力装置にあ
って、前記入力ペンは、導電性部材よりなるペン先の少
なくとも前記透明な座標入力盤との当接部に、曲げ弾性
率が300kg/mm2 以下、硬度がロックウェルのR
スケールで50〜120の高分子被膜をコーティングし
たものであり、前記入力ペンと前記座標入力盤との動摩
擦係数を0.15〜0.4となした情報入力装置を第1
の要旨とするものである。
【0013】座標指示手段としての入力ペンと、該入力
ペンを当接させる透明な座標入力盤と、前記入力ペンの
当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレット
と、該タブレットを重合する表示装置と、前記入力ペン
の前記透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算部
とからなる情報入力装置にあって、前記透明な座標入力
盤は、その座標入力面の中心線平均粗さ(カットオフ波
長0.5mm)が0.05〜0.30μmRaである情
報入力装置を第2の要旨とするものである。
【0014】座標指示手段としての入力ペンと、該入力
ペンを当接させる透明な座標入力盤と、前記入力ペンの
当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレット
と、該タブレットを重合する表示装置と、前記入力ペン
の前記透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算部
とからなる情報入力装置にあって、前記座標検出盤は、
透明であって、かつ、前記透明な座標入力盤と前記表示
装置との間に配置され、透明な誘電体層の両側に透明な
基板を配置し、該透明な基板各々の前記透明な誘電体層
側に透明な電極線を、該各々の透明な電極線が交叉する
よう形成してなり、前記透明な誘電体層と前記透明な電
極線を形成した前記透明な基板との間に、前記透明な電
極線より屈折率が小さく前記透明な誘電体層及び前記透
明な基板より屈折率が大きい物質よりなる透明層を形成
したものである情報入力装置を第3の要旨とするもので
ある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本情報入力装置の一例の全体の電気的
ブロック構成を示し、図2はタブレットの要部縦断面図
である。
【0016】図1において、参照符号1は送信手段、参
照符号2は送信手段としての透明なタブレット、参照符
号3は受信手段の一例を開示している。送信手段1には
X側搬送波切換機4とY側搬送波切換機5とが、それぞ
れタブレット2の各透明な電極線203、204が接続
され、発信器6からの搬送波が印加される。X,Y側搬
送波切換機4、5はタブレットコントロール15の制御
によって、発信器6からの搬送波を順次X,Y側の透明
な電極線203、204に印加する。
【0017】送信手段としての透明なタブレット2は表
示装置18に載置して用いるものである。透明なタブレ
ット2は透明な上側及び下側基板205、206に透明
な電極線203、204をスパッタリングで形成し、エ
ッチングしたものである。上側透明タブレット8、下側
透明タブレット7で構成されており、従来のタブレット
と同様に複数の電極線がX軸、Y軸方向に配置されてい
る。上側透明タブレット8はガラス板よりなる透明な上
側基板205に、酸化インジウム(以下、ITOと略記
する)で形成されたX側の透明な電極線203からな
り、下側透明タブレット7はガラス板よりなる透明な下
側基板206に、ITOで形成されたY側の透明な電極
線204からなり、上側透明タブレット8、下側透明タ
ブレット7は透明な接着剤よりなる透明な誘電体層20
7で貼着されている。
【0018】ここで、透明な基板としては、絶縁性を有
する透明度の高い材料によって形成される。具体例とし
ては、上記ガラス以外アクリル樹脂、ポリエチレンテレ
フタレートなどの高分子が挙げられる。
【0019】透明な基板の表面に形成される透明な電極
線は、導電性を有する透明度の高い材料によって形成さ
れる。具体例としては、上記ITO以外に酸化スズなど
が挙げられる。透明な電極線は、上記透明な基板の表面
にITOなどの薄膜を化学蒸着法、物理蒸着法、ゾルゲ
ル法などによって形成する。
【0020】透明な誘電体層207は、上側の透明な電
極線203と下側の透明な電極線204とを絶縁すると
共に、透明な上側基板205と下側基板206とを接着
固定するものである。透明度の高い高分子系接着剤によ
って形成される。この高分子としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリビニルブチラールなどの高分子が
例示できる。
【0021】信号受信手段3は、信号検出用の入力ペン
9からの信号をペンスイッチ回路14とフィルター10
に分配している。一方、フィルター10に印加された検
出信号は第1の増幅器11、検波器12、第2の増幅器
13と接続されて制御回路16に接続するアナログ−デ
ジタル変換器17に印加される。
【0022】次に、動作について説明する。初期状態に
おいて信号送信手段のX側搬送波切換機4、Y側搬送波
切換機5には発信器6からパルスが印加され、タブレッ
トコントロール15の電極線切換信号より送信手段とし
ての透明なタブレット2の透明な電極線203、204
に信号が順次印加される。入力ペン9を操作者が手に持
って、タブレット2の透明な座標入力盤201に当接す
ると受信手段3のフィルター10、第1の増幅器11に
より信号が増幅され、それを検波器12で同期検波する
ことにより、位置情報に対応した波形となり第2の増幅
器13により差動増幅され制御回路16に接続するアナ
ログ−デジタル変換器17でデジタル信号に変換された
後、制御回路16で位置情報として処理され図示しない
ホストコンピューターに出力される。
【0023】尚、実施例として、タブレット2を表示装
置18の上に載置したもので説明するが、タブレット2
は、図3に示すように、透明な座標入力盤201の下に
液晶などの表示装置18を配置し、この表示装置18の
下に座標検出盤202を配置して用いることもできる。
この場合、座標検出盤202は透明でなくとも良い。更
に、タブレット2は、図4に示すように、透明な座標入
力盤201と透明な上側基板205とを一体に形成して
もよい。
【0024】先ず、本発明の第1の要旨に係る座標指示
手段である入力ペン9について説明する。図5に入力ペ
ンの要部を示す。図5において、参照符号901は入力
ペンの筐体であり、ペン先902は、入力ペン9先端か
ら突出している。このペン先902は、ステンレス製導
電性部材902aと、この導電性部材902aの先端部
分にコーティングされた高分子被膜902bとよりなっ
ており、この高分子被膜902bの厚さは0.3mmで
ある。この高分子被膜902bは、曲げ弾性率が300
kg/mm2 以下、硬度がロックウェルのRスケールで
50〜120であることが必要である。更に、この入力
ペン9とタブレット2の座標入力面208との動摩擦係
数を0.15〜0.4となしたものであることが必要で
ある。これにより、入力ペン9を座標入力面208に当
接した時柔らかいタッチが得られ、入力ペン9を座標入
力面208に対し摺動させたとき適度な滑りと摩擦感が
得られ、ひいては入力ペン9による座標位置指定を的確
且つ容易に行なうことができる。
【0025】入力ペンの実施例として、表1、表2に高
分子被膜902bに用いた高分子の曲げ弾性率と硬度、
及びこのペン先を用いた入力ペン9で光沢度(2)が7
0の防眩処理を施したガラス板上に筆記した時の動摩擦
係数を示す。尚、曲げ弾性率は、ASTM D790に
より測定し、硬度は、ASTM D785によるロック
ウェルのRスケールで測定した。更に、動摩擦係数は旧
JIS S6019における銅板の代わりに筆記対象物
として防眩処理を施した光沢度(2)が70のガラス板
を用いて測定した。
【0026】次に、本発明の第2の要旨に係る透明な座
標入力盤201の座標入力面208について説明する。
図6に座標入力面の模式拡大断面を示す。この透明な座
標入力盤201の座標入力面208は、その中心線平均
粗さ(カットオフ波長0.5mm)Raを0.05〜
0.30μmRaとなすことが必要である。中心線平均
粗さ(カットオフ波長0.5mm)Raが0.05μm
Ra以下であると、反射防止の効果を得ることが出来ず
表示された映像が見にくい。また、0.30μmRaを
超えると平行光線透過率が著しく低下し、この透明な座
標入力盤201を載置した表示装置に表示された映像が
見にくい。更に好ましい中心線平均粗さ(カットオフ波
長0.5mm)Raは、0.05〜0.20μmRaで
ある。
【0027】また、座標入力面208において、光沢
度、ヘイズ値も本発明の効果に影響を及ぼす要因であ
り、上記表面粗さRaが0.05〜0.30μmRaの
範囲内においての好適範囲は、光沢度(1)は60〜1
30%、光沢度(2)は40〜80%、ヘイズ値は2〜
10%である。光沢度(1)が60%又は光沢度(2)
が40%未満又はヘイズ値が10%を越える場合には、
映像がぼけた感じになり易くなる傾向が有り、光沢度
(1)が130%又は光沢度(2)が80%を越える又
はヘイズ値が2%未満の場合には座標入力面208での
反射が大きすぎるため、蛍光灯等の反射が発生し、画面
が見にくくなってしまう傾向がある。
【0028】座標入力面の実施例として、表5に座標入
力面208を加工した透明な座標入力盤201の中心線
平均粗さ(カットオフ波長0.5mm)Raと、光沢
度、ヘイズ値を示す。
【0029】更に、座標入力面208は、中心線平均粗
さ(カットオフ波長0.5mm)Raが0.05〜0.
30μmRaであって、且つ、表面の凹凸の径が0.1
〜10μmであるとより好ましい。これは、凹凸の径が
0.1μm未満であると、入力する際、入力ペンが滑り
すぎて書き味が悪くなり、10μmを越えると逆に滑ら
かさが不足し、やはり書き味が悪くなってしまうからで
ある。この凹凸の径は0.5〜5μmであると更に好ま
しい。
【0030】表7に座標入力面208を加工した透明な
座標入力盤201の中心線平均粗さ(カットオフ波長
0.5mm)Ra、凹凸の大きさ示す。
【0031】図6おいて、Fは座標入力面208の形状
を示す粗さ曲線である。この粗さ曲線Fは、凹凸a1、
a2、a3を有していると共に、周期Sで示される曲線
を描いている。ここで、中心線平均粗さ(カットオフ波
長0.5mm、)は、JISB−0601に規定された
測定方法に準じて行なうものであり、中心線をx、測定
長さをLとした場合、斜線で示す面積を測定長さLで割
った値として得られるものである(単位:μmRa)。
この測定方法においては、カットオフ波長より大きな周
期のデータはうねりとして扱われ、カットオフ波長より
小さな周期の成分が中心線平均粗さとして測定される。
凹凸の径は、凹凸a1、a2、a3……の径を座標入力
面206の電子顕微鏡写真を用いて測定した(単位:μ
m)。更に、光沢度(1)はJIS Z−8741の6
0度鏡面光沢に基づいて、光沢度(2)はJIS Z−
8741の60度鏡面光沢に基づき、更に、座標入力盤
201の裏面の反射による測定誤差を防ぐために、黒色
のテープを座標入力盤201の裏面に貼付して測定し
た。ヘイズ値はJIS K7105に基づいて測定し
た。
【0032】座標入力面208の加工方法は任意の方法
を用いることができる。例えば、本実施例のように座標
入力面208がガラスであればエッチング法、スプレー
コーティング法などが用いられ、その処理条件によって
中心線平均粗さ(カットオフ波長0.5mm)Raを調
整することができる。
【0033】次に本発明の第3の要旨に係るタブレット
2の構造について説明する。図7、図8は透明なタブレ
ットの断面図、図9は透明なタブレットの正面図を示
す。透明なタブレット2は、透明な電極線203を形成
した透明な上側基板205と透明な電極線204を形成
した透明な下側基板206とを、透明な電極線203、
204がX軸、Y軸方向に配置するようにして透明な誘
電体層207で貼着したものであって、更に、透明な電
極線203、204を形成した透明な基板205、20
6と透明な誘電体層207との間に、透明な電極線20
3、204より屈折率が小さく、透明な誘電体層207
及び透明な基板205、206より屈折率が大きい物質
よりなる透明層208、209を形成したものである。
【0034】透明な電極線203、204より屈折率が
小さく、透明な誘電体層207及び透明な基板205、
206より屈折率が大きい物質よりなる透明層208、
209は、透明な電極線203、204と透明な誘電体
層207との界面における光の反射を減少させると共
に、透明な電極線203、204が存在する部分と、存
在しない部分との干渉色を近似させることによって、透
明な電極線203、204による格子縞を見えにくくす
るために用いるものである。透明な電極線203、20
4より屈折率の小さい物質の具体例としては、酸化アル
ミニウム、酸化ケイ素、酸化チタニウム、酸化ジルコニ
ウム及びこれらの混合物などが挙げられるが、特に混合
物を用いた場合、任意の屈折率の透明層が形成できるの
で好ましい。透明層は、単層であっても、複層であって
も良い。この透明層は、化学蒸着法、物理蒸着法、ゾル
ゲル法などによって形成する。
【0035】この透明な電極線203、204より屈折
率が小さく、透明な誘電体層207及び透明な基板20
5、206より屈折率が大きい物質よりなる透明層20
9、210は、透明な電極線203、204の上にのみ
形成した方がより好ましい。
【0036】複数の透明な物質よりなる透明な複層構造
体は、各層の界面において反射及び干渉色が生じる。こ
の反射及び干渉色は隣接する層の屈折率の差に依存す
る。本発明のタブレット2は、透明な誘電体層207と
透明な電極線203、204を形成した透明な基板20
5、206との間に、透明な電極線203、204より
屈折率が小さく透明な誘電体層207及び透明な基板2
05、206より屈折率が大きい物質よりなる透明層2
09、210を設けたので、透明な電極線203、20
4が存在する部分においては、隣接する層の屈折率の差
を小さくし、透明な電極線203、204が存在しない
部分では隣接する層の屈折率の差を大きくするので、透
明な電極線203、204と透明な誘電体層207との
界面における光の反射を減少させると共に、透明な電極
線203、204が存在する部分と、存在しない部分と
の干渉色を近似させることによって格子縞が目立たなく
なるので、表示画面が見にくくなるという問題が解消さ
れる。
【0037】透明なタブレットの実施例として透明な基
板205、206として屈折率1.504のガラスを用
い、透明な誘電体層207として屈折率1.494のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体を用い、透明な電極線20
3、204及び透明層209、210を表8のようにし
て透明なタブレット2を形成した。尚、透明層を2層形
成する場合は、基板上に1層目を形成した後、1層目の
上に2層目を形成した。比較例として、透明層209、
210を形成しない以外は実施例と同様になして透明な
タブレット2を作成し、透明な電極線の無い部分A、透
明な電極線が1層の部分B、透明な電極線が2層の部分
Cにおける光の透過率及び色差を測定した。結果を表9
に示す。
【0038】透明なタブレットの別な実施例として透明
な基板205、206として屈折率1.504のガラス
を用い、透明な電極線203、204として屈折率2.
000のITOを用い、透明な誘電体層207として屈
折率1.494のエチレン−酢酸ビニル共重合体を用
い、透明層209、210として屈折率1.725の酸
化アルミニウム・酸化ジルコニウム混合物を用いて透明
なタブレット2を作成した。比較例として、透明層20
9、210を形成しない以外は実施例と同様になして座
標入力盤を作成し、透明な電極線の無い部分A、透明な
電極線が1層の部分B、透明な電極線が2層の部分Cに
おける光の透過率及び色差を測定した。結果を表10に
示す。
【0039】透過率(単位:%)は、色差計(スガ試験
機(株)製SMカラーコンピュ−タ−)により測定し
た。色差(単位:NBS)は、色差計(スガ試験機
(株)製SMカラーコンピュ−タ−)により透過の色度
座標(L,a,b)を測定し、透明電極線の無い部分A
に対する色差ΔEを(ΔL2 +Δa2 +Δb2 )の平方
根として算出した。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】上記実施例1〜8及び比較例1〜6のペン
先を用いて、操作性を評価した。結果を表3、表4に示
す。また、特にソフトなタッチを得るためにペン先先端
部分に高分子を被覆した入力ペンは、凹凸のある座標入
力面上を繰り返し摺動することにより、高分子被膜が摩
耗し、やがてはステンレス、鉄などの導電性部材料が露
出して座標入力面を傷付けるといった問題も発生しやす
くなる。通常、ペン先としては直径1〜2mmの導電性
部材を用いるが、入力座標位置の指定精度を高くするた
めにその先端部を細くした場合には、この摩耗が特に著
しくなる。そこで、実施例1〜8のペン先を用いてペン
先の高分子被膜が摩耗し導電性部材が露出するまでの筆
記距離を測定した。結果を表3に示す。
【0043】
【表3】
【0044】筆記距離は、上記ペン先で、光沢度(2)
が70の防眩処理を施したガラス板上に、筆記圧200
g、筆記角度90度、筆記速度7cm/secにて螺旋
を筆記させ、厚さ0.3mmの高分子被膜が摩耗し導電
性部材が露出するまでの筆記距離を測定した。
【0045】
【表4】
【0046】尚、書き味は官能的なものであり個人差の
ある評価であるため、モニター試験にて確認したとこ
ろ、被験者の75%以上から比較例より実施例の方が書
き味が良いとの回答を得た。
【0047】特に、ポリアミド系樹脂をコーティングし
たペン先は、筆記距離が長く耐摩耗性にも優れており、
ペン先の交換といった煩わしさもなく、且つコーティン
グ被膜の厚さを増して座標指定精度を落とすこともな
く、使用寿命の長いものとなる。
【0048】
【表5】
【0049】上記の実施例9〜14及び比較例7〜9の
中心線平均粗さ(カットオフ波長0.5mm)Raの座
標入力面の透明なタブレットを液晶表示装置の表示面の
上に載置し、透明な座標入力盤側から表示面の映像を観
察した。また、情報入力装置用の従来公知の入力ペンを
用いて座標入力面に文字及び図形を入力し、その操作性
を評価した。結果を表6に示す。
【0050】
【表6】
【0051】
【表7】
【0052】(操作性試験)実施例9〜22及び比較例
7〜13の座標入力面を有する透明なタブレットを液晶
表示装置の表示面の上に載置し、情報入力装置用の公知
の入力ペンを用いて座標入力面に文字及び図形を入力
し、その操作性を評価した。 評価:良好…試験人数50人中良好と評価した人が40
人以上 不良…試験人数50人中良好と評価した人が40人未満
【0053】本発明に係る情報入力装置用のタブレット
は、座標入力面の中心線平均粗さ(カットオフ波長0.
5mm)を0.05〜0.30μmRaとなしたので蛍
光灯等の反射が少なく、表示装置の映像が見やすい。ま
た、入力ペンを用いて入力するときに適度な抵抗があ
り、筆記感を得ることができ、書き味が良好である。ま
た、座標入力面の中心線平均粗さ(カットオフ波長0.
5mm)を0.05〜0.30μmRaとなし、表面の
凹凸の径を0.1〜10μmとなしたものは、文字や図
面などを入力したときの筆記感が更に良好になる。
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】尚、比較例14はITOの屈折率が1.7
40の場合であり、比較例15はITOの屈折率が2.
000の場合である。
【0057】
【表10】
【0058】本発明に係る情報入力装置用の透明なタブ
レットは、全体の光透過率をほとんど下げることが無
く、且つ、透明な電極線が存在する部分と、存在しない
部分との色調の差を小さくすることができ、格子縞を目
立たなくすることができるので、表示画面の視認を妨げ
ることの無い優れた品質を有している。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明に
かかる情報入力装置は、入力ペンのタブレットへの当接
時の操作性が良好である。また、入力ペンで座標入力面
を摺動するとき適度な抵抗があり、良好な筆記感を得る
ことができるなど操作性が良好である。また、タブレッ
トは、蛍光灯などの反射を少なくしたり、全体の光透過
率をほとんど下げることが無く、且つ、透明電極線が存
在する部分と、存在しない部分との色調の差を小さくす
ることができ、格子縞を目立たなくさせているので表示
装置の映像が見やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本情報入力装置の一例の全体の電気的ブロッ
ク図
【図2】 タブレットを表示装置に載置する場合のタブ
レットの要部縦断面図
【図3】 透明な座標入力盤の下に表示装置を配置し、
この表示装置の下に座標検出盤を配置して用いる場合の
タブレットの要部縦断面図
【図4】 座標入力盤と座標検出盤を一体化したタブレ
ットの要部の縦断面図
【図5】 入力ペンの要部縦断面図
【図6】 座標入力面の模式拡大図
【図7】 タブレットの一例の縦断面図
【図8】 タブレットの一例の縦断面図
【図9】 透明なタブレットの一例の正面図
【符号の説明】
2 タブレット 201 透明な座標入力盤 202 座標検出盤 203、204 電極線 205、206 基板 207 誘電体層 208 座標入力面 209、210 透明層 9 入力ペン 902 ペン先 902a 導電性部材 902b 高分子被膜 18 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−315954 (32)優先日 平4(1992)10月30日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願平5−13182 (32)優先日 平5(1993)2月26日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標指示手段としての入力ペンと、該入
    力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、前記入力ペン
    の当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレット
    と、該タブレットを重合する表示装置と、前記入力ペン
    の前記透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算部
    とからなる情報入力装置にあって、前記入力ペンは、導
    電性部材よりなるペン先の少なくとも前記透明な座標入
    力盤との当接部に、曲げ弾性率が300kg/mm2
    下、硬度がロックウェルのRスケールで50〜120の
    高分子被膜をコーティングしたものであり、前記入力ペ
    ンと前記座標入力盤との動摩擦係数を0.15〜0.4
    となした情報入力装置。
  2. 【請求項2】 座標指示手段としての入力ペンと、該入
    力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、前記入力ペン
    の当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレット
    と、該タブレットを重合する表示装置と、前記入力ペン
    の前記透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算部
    とからなる情報入力装置にあって、前記透明な座標入力
    盤は、その座標入力面の中心線平均粗さ(カットオフ波
    長0.5mm)が0.05〜0.30μmRaである情
    報入力装置。
  3. 【請求項3】 座標指示手段としての入力ペンと、該入
    力ペンを当接させる透明な座標入力盤と、前記入力ペン
    の当接座標を検出する座標検出盤とよりなるタブレット
    と、該タブレットを重合する表示装置と、前記入力ペン
    の前記透明な座標入力盤への当接座標を算出する演算部
    とからなる情報入力装置にあって、前記座標検出盤は、
    透明であって、かつ、前記透明な座標入力盤と前記表示
    装置との間に配置され、透明な誘電体層の両側に透明な
    基板を配置し、該透明な基板各々の前記透明な誘電体層
    側に透明な電極線を、該各々の透明な電極線が交叉する
    よう形成してなり、前記透明な誘電体層と前記透明な電
    極線を形成した前記透明な基板との間に、前記透明な電
    極線より屈折率が小さく前記透明な誘電体層及び前記透
    明な基板より屈折率が大きい物質よりなる透明層を形成
    したものである情報入力装置。
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JP4-108666 1992-03-31
JP10866592 1992-03-31
JP10866692 1992-03-31
JP5957292 1992-07-31
JP4-315954 1992-10-30
JP31595492 1992-10-30
JP4-59572 1993-02-26
JP5-13182 1993-02-26
JP1318293 1993-02-26
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