JPH06308938A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06308938A
JPH06308938A JP4267617A JP26761792A JPH06308938A JP H06308938 A JPH06308938 A JP H06308938A JP 4267617 A JP4267617 A JP 4267617A JP 26761792 A JP26761792 A JP 26761792A JP H06308938 A JPH06308938 A JP H06308938A
Authority
JP
Japan
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picture
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transparent
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4267617A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Matsuda
裕充 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Hudson Soft Co Ltd filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4267617A priority Critical patent/JPH06308938A/ja
Publication of JPH06308938A publication Critical patent/JPH06308938A/ja
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  • Image Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表示装置の画像を、指定された部分だけ色を抜
いて表示する、画像のクロマキー処理において、自然画
像のように色が均一でないものでもクロマキー処理でき
る画像処理装置を提供する。 【構成】自然画像のクロマキー処理(透明処理)する範
囲を24bitのデジタル画像データを使って指定する
上限、下限検出器と、指定された範囲を透明にする透明
処理装置と、透明処理された自然画像と背景画像の使用
する範囲を選択する選択回路を有する画像処理装置。 【効果】上限、下限データを指定することで簡単にクロ
マキー処理できる。単一色の背景の前で撮影された画像
データだけでなく、画像として残したい部分で使われて
いない色であれば自由にクロマキー処理でき、画像表現
の自由度が大きく広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置の画像を、指定
された部分だけ色を抜いて表示する、画像のクロマキー
処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理の透明処理はアニメ画の
ように単一色のものでなければならずしかも、透明にし
たい部分の色データは1つしか指定できなかった。例え
ばブルーバックと呼ばれる技術で、青いボードの前に人
が立っている画面と、山の風景画面の二つの画面がある
場合、風景画面の上に青いボードと人の画面を重ね、青
い部分だけ透明処理をして透明にすると背景が青いボー
ドから山に換わり、人が山の前に立っている画像が映し
出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では、自然画像のように必ずしも同じ色が連続していな
い画像、例えば森の前に人が立っている画面の場合、背
景を山に換えるために森の部分を透明にしようとして色
データを指定しても、濃い緑や、薄い緑などの同系色が
あるので一色だけ指定しても森を透明にすることはでき
ないという問題を有していた。そこで本発明はこのよう
な問題点を解決するもので、その目的とするところは自
然画像のように色が均一でないものでも透明処理できる
ようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】デジタルデータに変換さ
れた画像データを取り込んで、表示データとして処理す
る画像処理装置に於いて、画像の輝度、色相などの画像
情報をデジタル画像データとして取り込み、前記デジタ
ルデータの上限値、下限値を指定し、その範囲の画像デ
ータを透明処理することを特徴とする画像処理装置。
【0005】
【実施例】図1は本発明の実施例に於ける画像処理装置
のブロック図である。図に於いて上限検出器4、下限検
出器5は、入力される画像のデジタル画像データを、上
限、下限データにより上限画像データ、下限画像データ
としてそれぞれ個別に判定し、画像の指定された範囲を
それぞれ出力する。
【0006】透明処理装置6はこの上限検出器4、下限
検出器5の両検出結果を読み込み、選択回路7を駆動す
る。
【0007】選択回路7は画像データと背景画像データ
が入力され、透明処理装置6の検出結果により、領域ご
とに使用する方のデータを選択する。
【0008】この一連の動作により画像データの透明に
なったところに背景画像を表示することができる。画像
データはY、U、Vの3つの画像の要素から成り立って
おり、それぞれが8ビットのデータであり、画像データ
としては24ビットとなる。このY、U、Vは輝度を表
すY信号、紫系の色の色差情報を表すU信号、オレンジ
系の色の色差情報を表すV信号の3つのデータのことで
ある。
【0009】輝度を表すデータをYデータとし、16進
数で表すと00hからFFhの値を持ち、00hは黒、
FFhは白を表す。
【0010】紫系の色の色差情報を表すデータをUデー
タとし、00hからFFhまでの値を持ち、80hにな
ると無色になる。
【0011】オレンジ系の色の色差情報を表すデータを
Vデータとし、OOhからFFhまでの値をもち、80
hになると無色になる。
【0012】YUVデータで表す事によりデータの処理
を簡単にしている。
【0013】透明にしたい部分はこの24bitの色デ
ータを使って指定する。この時、動画像のデジタルデー
タには演算誤差等に起因する誤差が含まれる可能性があ
る。単一色つまりデジタル画像データ24bitで表さ
れるコードが同一であるはずの部分が違うコードになり
得る。この場合指定する色は単一色ではないので上限デ
ータ、下限データとして範囲を決め、2値指定して透明
検出する必要がある。
【0014】16進数で表された画像データを上限検出
器4に入力すると、上限データで指定された値と画像デ
ータの値を1画素ずつの画像データを比較して、上限デ
ータの値以下の画像データを画像情報の上限検出結果と
して出力する。下限検出器に入力すると下限データで指
定された値以上の画像情報を下限検出結果として出力す
る。
【0015】両検出器より出力された検出結果は透明処
理装置6に入力され、上限及び下限検出結果の同じデー
タを共有する部分が透明処理される。そして選択回路7
により画像データと背景画像データのどちらをどのよう
に出力するかを決定し、画像の透明部分に背景画像が表
示された一つの画像データを出力する。
【0016】本発明の動作を分かりやすくするために図
1及び図2に基づいて説明する。図1は画像処理装置の
ブロック図である。画像データ端子1から図2(a)の
ような模様の画像データを上限検出器4、下限検出器
5、選択回路7にそれぞれ入力する。この画像は右端が
黒く、左に行くとだんだん白くなるグラデーションを疑
似的に表したもので、輝度信号だけを使って表されてい
る。つまり画像のデータとしてはYデータが00hから
FFhまで均一に変化しており、U、Vデータは無色の
80hに固定されている。この例の場合、黒と白の三角
形が面の半分ずつに配置されているだけの図だが、本来
は黒と白の混ざり具合の比率を、つまり黒から灰色の課
程を経て白に変わっていくという絵を表しているのであ
って、三角波を表しているのではない。
【0017】背景画像データ端子2から選択回路7に図
2(b)の背景画像の画像データを入力する。この絵は
三角形が横一列に並んだものであり、YUVの全てのデ
ータを持って構成されている。この2つの絵を図2
(a)が上、図2(b)が下になるように重ねると考え
る。
【0018】上限検出器4にYデータのA0h、下限検
出器5にYデータの50hのそれぞれのコードを指定す
る。画像データのU、V成分は80hに固定されている
ので上限検出器、下限検出器のU、Vデータは80hに
しておく。図2(a)の画像データを入力すると、上限
検出器4は上限データと画像データを比較して、上限デ
ータのコード以下の値のA0hから最小値00hを検出
する。図2(a)で説明するとA0と書いてあるところ
を縦に切って左側を残して出力する。下限検出器5は下
限データのコード以上の値の50hから最大値FFh、
図2(a)で説明すると50と書いた位置から右側を出
力する。各々の検出結果は透明処理装置に入力される。
【0019】透明処理装置6はこの両検出結果の挟む部
分となる50hからA0hの部分を透明の画像データと
して出力する。図2(a)で説明すると50からA0の
間の部分が透明処理装置6により透明になったと判断さ
れる。このイメージが図2(c)の検出結果である。
【0020】一方、選択回路7に入力された図2(a)
の画像データと図2(b)の背景画像の画像データは、
透明処理装置6での検出結果により出力画像データとし
て使用する範囲を決定する。
【0021】出力画像データ端子3は、図2(a)を透
明処理した50hからA0hの範囲に、背景画像が表示
された画像データを出力する。
【0022】この一連の動作結果は図2(d)の出力画
像となり、図2(b)の背景画像の上に、図2(a)の
動画像の50からA0の部分を透明処理した図2(c)
の検出結果を重ねた画像となる。
【0023】この画像処理装置の応用例として上限、下
限の両検出器をもう一つ付け加え、2つの画像データを
検出器に同時に入力し画像の2カ所の透明処理をする。
この方法により画像処理能力をより広げることができ
る。
【0024】この応用例をわかりやすくするために、図
3と図4に基づいて説明する。図3は応用例における画
像処理装置のブロック図であり、図1の回路に上限、下
限検出器をそれぞれ1つずつ追加したもので、透明処理
装置と選択回路は1つだが上限検出器とか現検出器を2
つずつ持っている。上側の上限検出器と下限検出器をま
とめて検出器11、下側の上限検出器と下限検出器をま
とめて検出器14とする。
【0025】図3の検出器11、14と選択回路18に
入力される画像データは図4(a)の画像であり、図2
(a)と同じ模様の画像である。
【0026】背景画像データ端子9から選択回路18に
入力される背景画像データは、図4(b)の背景画像で
あり、図2(b)の背景画像と同じものを使う。
【0027】検出器11、14と選択回路18に入力さ
れる画像データのU、V成分は80hに固定されている
ので、検出器11、14の上限データと下限データは、
U、Vデータを80hに固定してYデータだけを指定す
ればよい。
【0028】上限検出器12にYデータの60h、下限
検出器13にYデータの20hをそれぞれ指定し、図3
(a)の画像データを入力すると、検出器11では20
hから60hの間の部分の画像データが検出される。図
4(c)で説明すると左側の透明部分である。さらに上
限検出器15にYデータのE0h、下限検出器16にY
データのA0hをそれぞれ指定し、図3の画像データを
入力すると検出器14で検出される画像データはA0h
からE0hの間の部分であり、図4(c)の右側の透明
部分を表す。
【0029】4つの検出器の出力は全て透明処理装置1
7に入力され、検出器11で検出された20hから60
hの部分と、検出器14で検出されたA0hからE0h
の部分を透明処理した画像データを出力する。図4
(a)で説明すると20から60の部分とA0からE0
の部分が透明と判断され透明処理される。この透明処理
された画像データは、図4(c)の検出結果の様なイメ
ージとなる。
【0030】そして選択回路18で上記検出結果により
図4(a)の画像データと図4(b)の背景画像の画像
データをどの様に出力画像データとして使用するかの選
択を行う。
【0031】出力画像データ端子10は、透明処理され
た画像の20hから60hと、A0hからE0hの範囲
に、背景画像が表示された画像データを出力する。
【0032】この一連の動作の結果は図4(d)の出力
画像となり、図4(b)の背景画像の上に、図4(a)
の画像の20から60とA0からE0の部分を透明処理
した図4(c)の検出結果を重ねた画像である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば上限、
下限データを指定することで簡単にクロマキー処理でき
るようになり、ブルーバックと呼ばれるような単一色の
背景の前で撮影された画像データだけでなく、画像とし
て残したい部分で使われていない色であれば自由にクロ
マキー処理でき、画像表現の自由度が大きく広がり今ま
で使用されていなかった自然画での画像処理が非常に身
近になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の基本的なブロック図。
【図2】本発明の基本的な画像処理図。 (a) 自然画像を表す図。 (b) 背景画像を表す図。 (c) 検出結果を表す図。 (d) 出力画像を表す図。
【図3】本発明の応用例における画像処理装置のブロッ
ク図。
【図4】本発明の応用例における画像処理図。 (a) 自然画像を表す図。 (b) 背景画像を表す図。 (c) 検出結果を表す図。 (d) 出力画像を表す図。
【符号の説明】
1〜3、8〜10 入出力ピン 4〜5、11〜16 検出器 6、17 透明処理装置 7、18 選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータに変換された画像データを
    取り込んで、表示データとして処理する画像処理装置に
    於いて、画像の輝度、色相などの画像情報をデジタル画
    像データとして取り込み、前記デジタルデータの上限
    値、下限値を指定し、その範囲の画像データを透明処理
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】デジタル画像データの上限値、下限値を複
    数指定し、更に透明処理する手段を複数持つ事により、
    複数箇所の透明処理をする事を特徴とする画像処理装
    置。
JP4267617A 1992-10-06 1992-10-06 画像処理装置 Pending JPH06308938A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4267617A JPH06308938A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像処理装置

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JP4267617A JPH06308938A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像処理装置

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JPH06308938A true JPH06308938A (ja) 1994-11-04

Family

ID=17447194

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JP4267617A Pending JPH06308938A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001242848A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
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