JPH06308829A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH06308829A JPH06308829A JP5100653A JP10065393A JPH06308829A JP H06308829 A JPH06308829 A JP H06308829A JP 5100653 A JP5100653 A JP 5100653A JP 10065393 A JP10065393 A JP 10065393A JP H06308829 A JPH06308829 A JP H06308829A
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Abstract
の交換により、現像器中のキャリアが一部新品と交換さ
れるとともに、排トナーも大部分を再使用できる現像装
置を提供する。 【構成】 トナー補給カートリッジ10にキャリアの混
合されたプレミックス剤11を充填し、この充填された
プレミックス剤11を現像剤9中のトナー濃度の低下に
応じて現像器6側へ補給していく乾式二成分方式の現像
装置において、プレミックス剤11の補給によりオーバ
ーフローしたキャリアを現像器6から再びトナー補給カ
ートリッジ10側へ還流するための現像剤還流装置27
を設けた。
Description
る乾式二成分方式の現像装置に関する。
ー補給カートリッジにキャリアの混合されたプレミック
ス剤を充填し、この充填されたプレミックス剤を現像剤
中のトナー濃度の低下に応じて現像器側へ補給していく
乾式二成分方式の現像装置を備えているものがある。
現像され、異常画像の原因になっていた。そこで、この
ような現象を防ぐために、現像装置に例えばゴミ等の回
収装置を設けていた。このような回収装置に関するもの
としては、以下に述べるような各種の従来例がある。ま
ず、第一の従来例として、特開昭60−10274号公
報に「現像装置」なる名称で開示されているものがあ
る。これは、現像装置の筐体と回収現像剤混合室とをメ
ッシュ(連絡壁)で通過させ、現像剤中のゴミ、紙繊
維、現像塊等が筐体内に入らないようにしている。次
に、第二の従来例として、特開昭61−2172号公報
及び特開昭61−2173号公報に「静電転写装置のト
ナー収納装置」なる名称で開示されているものがある。
この場合、前者の例は、感光体ドラムに形成されるトナ
ー収納部に、トナー排出等を行うトナー搬送部を形成
し、これにより現像装置の小型化を図っている。また、
後者の例は、感光体ドラムにトナー収納部を設けて現像
ローラにトナーを供給すると共に、回収トナーを未使用
トナーと区別して感光体ドラムに留めることにより、ト
ナー収納装置の小型化を図っている。次に、第三の従来
例として、特開昭63−298370号公報に「トナー
カートリッジ」なる名称で本出願人により出願されてい
るものがある。これは、クリーニング装置に付設された
トナー回収部により回収されたトナーをトナー収納部に
送るような機構としたものであり、これにより使用済み
トナーと新品トナーとが混じり合わないようにしてい
る。なお、この他の従来例として、特開昭60−146
265号公報に「乾式複写機におけるトナー補給装置」
なる名称で本出願人により出願されているものや、特開
昭61−9666号公報に「現像剤排出装置とその方
法」なる名称で開示されているものがあるがここでの説
明は省略する。
べたように、トナーの回収装置を備えた機構において、
感光体ドラムによる転写残りのトナーを機内の排トナー
タンクに溜めると、定期的にトナーを回収する必要があ
り面倒である。また、その定期的な回収間隔の頻度を抑
えるためにはタンクを大きくしなければならず装置自体
が大きくならざるを得ず、また、トナー補給動作に煩わ
しい工程が付加されたりして操作工程が増加してしま
う。さらに、回収時にトナーが飛散したりして現像装置
本体内にたまったゴミ等を清掃しなければならず作業効
率が悪い。
し、トナー交換に係わる操作工程を減少させるために、
一度使用したトナーを再度利用するリサイクルシステム
の開発が望まれるが、従来の装置においては前述したよ
うな問題点を考慮しトナーのリサイクルを利用したトナ
ー補給装置に関する具体的な例が乏しい。
は、トナー補給カートリッジにキャリアの混合されたプ
レミックス剤を充填し、この充填されたプレミックス剤
を現像剤中のトナー濃度の低下に応じて現像器側へ補給
していく乾式二成分方式の現像装置において、前記プレ
ミックス剤の補給によりオーバーフローした前記キャリ
アを前記現像器から再び前記トナー補給カートリッジ側
へ還流するための現像剤還流装置を設けた。
トリッジにキャリアの混合されたプレミックス剤を充填
し、この充填されたプレミックス剤を現像剤中のトナー
濃度の低下に応じて現像器側へ補給していく乾式二成分
方式の現像装置において、前記プレミックス剤の補給に
よりオーバーフローした前記キャリアを前記現像器から
再び前記トナー補給カートリッジ側へ還流するための現
像剤還流装置を設け、この現像剤還流装置により前記ト
ナー補給カートリッジ内に還流された前記キャリアをト
ラップするキャリア回収容器を設けた。
発明において、キャリア回収容器を、微細な孔が多数形
成されたメッシュ状の容器により構成した。
記載の発明において、キャリア回収容器の内壁に、トナ
ー補給カートリッジの容器に形成された螺旋状の溝とは
逆方向の螺旋状の溝を形成した。
発明において、還流されたキャリアやトナーが吸湿して
いる水分を吸着する吸着部材をメッシュ状のキャリア回
収容器内に収納した。
発明において、メッシュ状の容器に設けられた微細な孔
を、還流されたキャリアやトナー中のうち、特定粒径以
上の粒子をトラップし、特定粒径以下の正常な画像形成
に支障のない程度の粒子を通過させるような大きさに形
成した。
時にトナー補給カートリッジ内に補給されたのとほぼ同
量のキャリアが現像剤還流装置を還流して残るようにな
っているため、トナー補給カートリッジの交換により自
動的に一定量の現像剤を入れ替えることが可能となる。
たキャリアは独立したキャリア回収容器内に回収される
ため、その還流されたキャリアがトナー補給カートリッ
ジ内でプレミックス剤中の新しいキャリアと混合される
ようなことがなくなる。
リア回収容器をメッシュ状としたことにより、キャリア
はトラップされ、画像に悪影響を及ぼさないほどに十分
に小径のトナーはそのメッシュを通過させるように選択
できるため、トナーの再使用効率を上げ、しかも、キャ
リアやゴミ、凝集トナー等を効率良くかつ操作性を犠牲
にせずに回収することが可能となる。
たキャリアの移動を容易にし、キャリア回収容器の形状
を小径で大容量化にすることが可能となる。
回収容器内に吸着部材を置くことにより、還流されたキ
ャリアやトナー中の水分を吸着すると共に、プレミック
ス剤中の水分も吸着することが可能となる。
2に基づいて説明する。まず、電子写真複写機の全体構
成の概略を図2に基づいて述べる。感光体ドラム1を帯
電ローラ2で帯電し、書込み素子としてのLEDアレイ
3にて露光して潜像を形成する。この潜像は現像装置4
の現像ローラ5上に形成された磁気ブラシにて顕像化さ
れる。この磁気ブラシは、現像器6中の第1撹拌ローラ
7と第2撹拌ローラ8にて撹拌、循環され現像剤9にて
作成される。このような現像ローラ5と第1撹拌ローラ
7と第2撹拌ローラ8とよりなる現像器6には、トナー
補給カートリッジ10が付設されている。このトナー補
給カートリッジ10内にはキャリアの混合されたプレミ
ックス剤11が充填されており、このプレミックス剤1
1は現像器6側へ補給される。そして、このようにして
現像された感光体ドラム1上の像は、一対のレジストロ
ーラ12から送られた用紙13に転写部14にて転写さ
れる。この転写部14は無端状の転写ベルト15が駆動
ローラ16a,16b間で巻回されてなっており、この
転写ベルト15により搬送された転写後の用紙13は図
示しない定着部に搬送され定着がなされる。一方、転写
後の感光体ドラム1の表面に残存した転写残りのトナー
はクリーニンングブレード17にて集められ、搬送スク
リュー18にて図示しない回収部に送られる。その後、
感光体ドラム1は、除電器19により除電されて帯電ロ
ーラ2により再び帯電が行われ同様の工程が繰り返して
行われる。
面にドクターブレード35を設けるようにしてもよい。
このドクターブレード35により、現像ローラ5表面に
付着した剤A(後述する)の密度(磁気ブラシの厚さ)
を均一にすることができる。
の構成を図1に基づいて説明する。トナー補給カートリ
ッジ10内のプレミックス剤11は、そのカートリッジ
に取付けられたキャップ20を外した際の開口部21か
ら現像器6側に送られる。すなわち、筒状をなすトナー
補給カートリッジ10の容器の内壁には螺旋状をなす凸
状の溝としての送り溝22が形成されており、X方向に
容器全体を回転させることによってプレミックス剤11
は開口部21を通じて現像器6に補給される。このプレ
ミックス剤11が現像器6内に補給されると、この現像
器6内ではキャリアの増加した分がオーバーフローする
ようになっており、このオーバーフローした剤A(キャ
リアやプレミックス剤11等を含む)は第1搬送経路た
る排出スクリュー23に送られ、第2搬送経路24を介
して、一部がトナー補給カートリッジ10内に挿入され
た第3搬送経路25を経由して円筒容器26に送られ、
その端部の排出口26aに到達し、その後、トナー補給
カートリッジ10内に再び流入する。これら排出スクリ
ュー23と第2搬送経路24と第3搬送経路25とは、
現像剤還流装置27を構成している。現像器6内には、
現像剤9(トナー、キャリア、プレミックス剤11)が
循環している。また、搬送スクリュー18には、クリー
ニングトナー搬送路29が接続されている。
リッジ10の容器の中心軸に設けられており、この円筒
容器26は第3搬送経路25に嵌合した形となってい
る。これにより、オーバーフローした剤Aの還流される
トナー補給カートリッジ10内の位置は、その容器のほ
ぼ中心の位置となっている。そして、トナー補給カート
リッジ10を軸として回転させた時、その円筒容器26
の端面の排出口28からトナーが補給される。
27の動作の説明に入る前に、まず、現像剤還流装置2
7のようなトナーのリサイクルシステムを設けた理由、
すなわち、従来においては回収トナーが新トナーと混合
しないような構成であるのに対し本発明ではトナーを再
使用可能とした理由について述べる。近年においては、
トナーの製造技術の進歩により、均一粒径のトナーを容
易に製造することが可能となりつつある。これにより、
均一形状であればその物性等も均一となり、例えば、ク
リーニングブレード17の圧力を従来よりも低く設定す
ることができるようになる。従って、このようなことか
ら、トナーが回収時に物理的破壊や凝集を起こす確率も
少なくなって、結果として再使用時の分別も容易とな
り、画像の劣化も起しにくくなってきたという理由か
ら、本発明のようなトナーのリサイクルシステムを設け
たものである。以下、現像剤還流装置27の動作を中心
に説明する。
クス剤11中に含まれるキャリアの量としては、1回の
トナー補給カートリッジ10により補給されるトナーに
よりコピー可能な枚数のコピーの繰返しによっても現像
剤9が劣化しないようなキャリアの重量パーセントを選
択しておく。そして、今、プレミックス剤11がトナー
補給カートリッジ10から現像器6内に補給されると、
キャリアの増加した分がオーバーフローする。このオー
バーフローにより排出スクリュー23(第1搬送経路)
から送られた剤Aは、第2搬送経路24、第3搬送経路
25、円筒容器26を経由して排出口28に到達し、ト
ナー補給カートリッジ10内に再び流入する。これによ
り、プレミックス剤11として補給された分の剤Aが、
トナーエンド時にはトナー補給カートリッジ10内に保
持されたことになる。また、感光体ドラム1により転写
後、搬送スクリュー18を介してクリーニングトナー搬
送路29に集められた回収されたトナーは、図示しない
回収トナー容器に堆積される。
て現像器6中に補給した分のキャリアを還流する現像剤
還流装置27たる経路を設けたことにより、トナー補給
カートリッジ10の交換により自動的に一定量の現像剤
9が入れ替わることになり、これにより定期的な現像剤
9の交換が不要となる。また、トナー補給カートリッジ
10として、内壁に螺旋状の送り溝22を形成した円筒
状の容器を用い、キャリアの還流経路はその容器の回転
中心付近を選ぶことにより、トナーの補給を妨げたりす
ることなく、トナー容量や操作性を犠牲にしたりするこ
となく、現像剤9の自動交換を実現することができる。
を図3に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明
と同一部分についての説明は省略し、その同一部分につ
いては同一符号を用いる。
経路25の後段に連設される円筒容器の形状を変えたも
のである。すなわち、その連設される円筒容器とはトナ
ー補給カートリッジ10の円筒の中心付近に設けられる
キャリア回収容器30のことをいい、現像剤還流装置2
7によりトナー補給カートリッジ10内に還流されたキ
ャリアをトラップする。このキャリア回収容器30は、
還流するキャリアを受け入れるに十分な容積をもってお
り、しかも、その容器の内壁には凸形状で螺旋状をなす
溝としての送り溝31が形成されている。この送り溝3
1は、トナー補給カートリッジ10の容器の内壁に形成
された送り溝22とは逆方向に形成されている。なお、
このように容器の内壁に送り溝22を形成する代わり
に、螺旋状の金属細線を挿入してもよい。
ーバーフローした剤Aは、現像剤還流装置27の第3搬
送経路25からキャリア回収容器30内に還流される。
トナー補給カートリッジ10のX方向への回転により、
キャリア回収容器30内に還流された剤Aは送り溝31
の向きに従ってY方向に移動していく。そして、最終的
に、キャリア回収容器30内にはプレミックス剤11中
に補給されたキャリアに相当する体積の現像剤9が保持
されることになる。これにより、トナー補給カートリッ
ジ10全体を交換することによって、キャリア回収容器
30も同時に交換されることになりトナーの回収を行う
ことができる。
り還流されたキャリアが独立したキャリア回収容器30
内に回収されるようになっているため、プレミックス剤
11中の新しいキャリアと還流されたキャリアとが混合
されることがなくなり、これにより剤Aの自動交換を確
実に行うことができる。また、キャリアを保持するキャ
リア回収容器30内にトナー補給カートリッジ10の送
り溝22とは異なる方向の螺旋状の送り溝31を形成し
たことにより、キャリア回収容器30を小径で大容量と
することができる。
施例を図4に基づいて説明する。なお、請求項1,2,
4記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その
同一部分については同一符号を用いる。
ない微細な孔が多数形成されたメッシュ状の容器により
形成したものである。この場合、メッシュ状の容器に設
けられた微細な孔は、還流されたキャリアやトナーの現
像剤9のうち、特定粒径以上の粒子であるキャリアをト
ラップし、特定粒径以下の正常な画像形成に支障のない
程度の粒子であるトナーを通過させるような大きさに形
成されている。このメッシュ状のキャリア回収容器30
は、トナー補給カートリッジ10から容易に取り外せる
二体構造とされている。また、キャリア回収容器30内
には、還流されたキャリアやトナーが吸湿している水分
を吸着する吸着部材としての乾燥剤32、及び、粉砕球
33が収納されている。
は第4搬送経路34が延設され、この第4搬送経路34
は第2搬送経路24と接続されている。これにより、キ
ャリア回収容器30には、現像器6の排出スクリュー2
3からのキャリアだけではなく、転写後に残った排トナ
ーも集められることになる。従って、ここでの現像剤還
流装置27は、排出スクリュー23と第2搬送経路24
と第3搬送経路25とに、第4搬送経路34を加えた構
成となっている。
においては、回収トナーのみでなく、転写ベルト15上
の残留トナーもクリーニングトナー搬送路29から第4
搬送経路34の通路中に合流させて再使用、回収するこ
とができる。
した現像剤9と排トナーとは最終的に剤Aとなって第3
搬送経路25からキャリア回収容器30内に集められ
る。この剤Aは送り溝31によりY方向に搬送、その途
中でメッシュ状の容器を通過する。この時、十分に細か
い(粗大化したり固着したりしていない再使用に適し
た)トナーはメッシュから外に通過しトナー補給カート
リッジ10に入り再使用される。一方、キャリアやゴ
ミ、紙等の繊維、粗大化したトナー等はメッシュから外
に出ずにキャリア回収容器30内に捕獲される。そし
て、最終的にトナー補給カートリッジ10を交換するこ
とによりキャリア回収容器30も同時に交換され、これ
によりトナーを再利用できると共に不要な凝集トナー等
を回収することができる。
トナーが吸湿している水分を吸着する働きがある。粉砕
球33は、トナーのメッシュから外への通過を促進させ
る働きがある。この場合、乾燥剤32としては、シリカ
ゲルや米粒を用いることができる。また、粉砕球33と
しては、金属やガラス球を用いることができる。
メッシュ状としたことにより、キャリアやゴミ、粗大化
したり固着したトナー等をトラップし、小径のトナーを
トナー補給カートリッジ10内に戻して再使用すること
ができる。従って、トナー補給カートリッジ10のトナ
ーエンド毎の交換によって、現像器6中のキャリアが一
部新品と交換されると同時に、排トナーの大部分を再使
用することができ、これによりトナーの再使用効率を高
めることができる。また、キャリア回収容器30内に乾
燥剤32を配置することによって、還流されたキャリア
やトナー中の水分を吸着できると同時に、プレミックス
剤11中の水分も吸着することができ、これにより、ト
ナーの流動性や静電気的特性も改善することができる。
トリッジにキャリアの混合されたプレミックス剤を充填
し、この充填されたプレミックス剤を現像剤中のトナー
濃度の低下に応じて現像器側へ補給していく乾式二成分
方式の現像装置において、前記プレミックス剤の補給に
よりオーバーフローした前記キャリアを前記現像器から
再び前記トナー補給カートリッジ側へ還流するための現
像剤還流装置を設けたので、トナーエンド時にトナー補
給カートリッジ内に補給されたのとほぼ同量のキャリア
が現像剤還流装置を還流して残るようになり、これによ
り、トナー補給カートリッジの交換により自動的に一定
量の現像剤を入れ替えることができるため、現像剤の定
期的な交換が不要となるものである。
リッジにキャリアの混合されたプレミックス剤を充填
し、この充填されたプレミックス剤を現像剤中のトナー
濃度の低下に応じて現像器側へ補給していく乾式二成分
方式の現像装置において、前記プレミックス剤の補給に
よりオーバーフローした前記キャリアを前記現像器から
再び前記トナー補給カートリッジ側へ還流するための現
像剤還流装置を設け、この現像剤還流装置により前記ト
ナー補給カートリッジ内に還流された前記キャリアをト
ラップするキャリア回収容器を設けたので、還流された
キャリアは独立したキャリア回収容器内に回収され、そ
の還流されたキャリアがトナー補給カートリッジ内でプ
レミックス剤中の新しいキャリアと混合されることがな
くなり、これにより現像剤の確実な交換を行うことがで
きるものである。
明において、キャリア回収容器を、微細な孔が多数形成
されたメッシュ状の容器により構成したので、粗大化し
たり固着したトナー以外のトナーをトナー補給カートリ
ッジ内に戻して再使用することができるものである。
載の発明において、キャリア回収容器の内壁に、トナー
補給カートリッジの容器に形成された螺旋状の溝とは逆
方向の螺旋状の溝を形成したので、還流されたキャリア
の移動を容易にし、キャリア回収容器の形状を小径で大
容量とすることができるものである。
明において、還流されたキャリアやトナーが吸湿してい
る水分を吸着する吸着部材をメッシュ状のキャリア回収
容器内に収納したので、還流されたキャリアやトナー中
の水分を吸着すると共に、プレミックス剤中の水分も吸
着でき、これによりトナーの流動性や静電気的特性も改
善することができるものである。
明において、メッシュ状の容器に設けられた微細な孔
を、還流されたキャリアやトナー中のうち、特定粒径以
上の粒子をトラップし、特定粒径以下の正常な画像形成
に支障のない程度の粒子を通過させるような大きさに形
成したので、キャリアはトラップされ、画像に悪影響を
及ぼさないほどに十分に小径のトナーはそのメッシュを
通過させるように選択することができ、これによりトナ
ーの再使用効率を上げ、しかも、キャリアやゴミ、凝集
トナー等を効率良くかつ操作性を犠牲にせずに回収する
ことができるものである。
す断面図である。
を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 トナー補給カートリッジにキャリアの混
合されたプレミックス剤を充填し、この充填されたプレ
ミックス剤を現像剤中のトナー濃度の低下に応じて現像
器側へ補給していく乾式二成分方式の現像装置におい
て、前記プレミックス剤の補給によりオーバーフローし
た前記キャリアを前記現像器から再び前記トナー補給カ
ートリッジ側へ還流するための現像剤還流装置を設けた
ことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 トナー補給カートリッジにキャリアの混
合されたプレミックス剤を充填し、この充填されたプレ
ミックス剤を現像剤中のトナー濃度の低下に応じて現像
器側へ補給していく乾式二成分方式の現像装置におい
て、前記プレミックス剤の補給によりオーバーフローし
た前記キャリアを前記現像器から再び前記トナー補給カ
ートリッジ側へ還流するための現像剤還流装置を設け、
この現像剤還流装置により前記トナー補給カートリッジ
内に還流された前記キャリアをトラップするキャリア回
収容器を設けたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項3】 キャリア回収容器は、微細な孔が多数形
成されたメッシュ状の容器によりなることを特徴とする
請求項2記載の現像装置。 - 【請求項4】 キャリア回収容器の内壁に、トナー補給
カートリッジの容器に形成された螺旋状の溝とは逆方向
の螺旋状の溝を形成したことを特徴とする請求項2又は
3記載の現像装置。 - 【請求項5】 還流されたキャリアやトナーが吸湿して
いる水分を吸着する吸着部材をメッシュ状のキャリア回
収容器内に収納したことを特徴とする請求項3記載の現
像装置。 - 【請求項6】 メッシュ状の容器に設けられた微細な孔
は、還流されたキャリアやトナー中のうち、特定粒径以
上の粒子をトラップし、特定粒径以下の正常な画像形成
に支障のない程度の粒子を通過させるような大きさに形
成されていることを特徴とする請求項3記載の現像装
置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10065393A JP3251095B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 現像装置 |
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JPH06308829A true JPH06308829A (ja) | 1994-11-04 |
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JP10065393A Expired - Fee Related JP3251095B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-04-27 | 現像装置 |
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