JPH06308016A - トラクション性能試験装置 - Google Patents

トラクション性能試験装置

Info

Publication number
JPH06308016A
JPH06308016A JP5123357A JP12335793A JPH06308016A JP H06308016 A JPH06308016 A JP H06308016A JP 5123357 A JP5123357 A JP 5123357A JP 12335793 A JP12335793 A JP 12335793A JP H06308016 A JPH06308016 A JP H06308016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rollers
planetary rollers
planetary
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5123357A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Takaba
敦弘 高場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINKO ZOKI KK
Shinko Engineering Co Ltd
Original Assignee
SHINKO ZOKI KK
Shinko Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINKO ZOKI KK, Shinko Engineering Co Ltd filed Critical SHINKO ZOKI KK
Priority to JP5123357A priority Critical patent/JPH06308016A/ja
Publication of JPH06308016A publication Critical patent/JPH06308016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車及び一般産業機械の自動変速装置に於
けるローラーの摩擦性能を試験するトラクション性能試
験装置に関する。 【構成】 駆動モーター3に機械的に関連動作する同一
面に配列された三個の遊星ローラー1と、吸収モーター
7に機械的に関連動作して前記三個の遊星ローラー1の
中央の空間に配置されて前記三個の遊星ローラー1のそ
れぞれに接触する太陽ローラー11とが設けられ、又、
前記三個の遊星ローラー1の内の一個が前記太陽ローラ
ー11に対する圧接負荷量を可変できるように可動自在
に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車及び一般産業機械
の自動変速装置に於けるローラーの摩擦性能を試験する
トラクション性能試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクション性能試験装置は、通
常、2ローラー形式又は4ローラー形式が一般的であ
る。
【0003】前者の2ローラー形式は図3及び図4に示
されている。即ち、固定基台101の上側に両端軸部1
02、102がそれぞれ軸受ベアリング103、103
により回転自在に軸架された駆動ローラー104が水平
に設けられている。該駆動ローラー104の片側延長方
向に順次トルクメーター105、駆動モーター106が
それぞれカップリング107、108を介して同軸に連
結されている。また、該固定基台101の上方には上下
方向に可変自在の可変基台111が設置され、該可変基
台111の下側には両端軸部112、112がそれぞれ
軸受ベアリング113、113により回転自在に軸架さ
れた吸収ローラー114が水平に設けられると共に該吸
収ローラー114の円周面が前記駆動ローラー104の
円周面に対して接触するように設定されている。該吸収
ローラー114の片側延長方向に順次連結軸115、吸
収モーター116がそれぞれカップリング117、11
8を介して同軸に連結されている。そして、前記可変基
台111にはその上面に載置したライナー119を介し
て負荷用シリンダー120が設置され、該シリンダー1
20の押圧力により前記駆動ローラー104の円周面に
対する吸収ローラー114の円周面の圧接負荷量を可変
できるように構成され、試験時に駆動モーター106と
吸収モーター116に相対スピード差をつけ、トルクメ
ーター105によって駆動ローラー104と吸収ローラ
ー114との間に生ずる摩擦力を測定する。
【0004】後者の4ローラー形式は図5及び図6に示
されている。即ち、固定基台201の上側水平面に間隔
をおいた2本の固定ローラー202、202がそれぞれ
軸受ベアリング203、203により回転自在に軸架さ
れて水平に設けられている。前記2本の固定ローラー2
02、202の上の中間に位置し該両方の固定ローラー
に接する太陽ローラー204が回転自在に軸架されて水
平に設けられている。前記固定基台201の上方には上
下方向に可変動する可変軸受箱205が設けられ、該軸
受箱205に負荷ローラー206が軸受ベアリング20
7により回転自在に軸架されて水平に設けられると共に
該負荷ローラー206の円周面が前記太陽ローラー20
4の円周面に対して接触するように設定されている。そ
して、前記可変軸受箱205にはその上方から押圧力を
負荷できる負荷ロッド208が設けられ、該負荷ロッド
208の押圧力により固定ローラー202、202の円
周面に対する太陽ローラー204の円周面の圧接負荷量
を可変できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような2ローラ
ー形式又は4ローラー形式においては、次のような技術
的課題があった。即ち、2ローラー形式の場合は、駆動
ローラー104の軸受ベアリング103によるサポート
軸受の摩擦の影響で正確なトラクション係数が測定でき
ない。また、スピン角を変更した場合にもサポート軸受
にスラスト力が入って正確なトラクション係数が測定で
きない。そして、4ローラー形式の場合は、ローラー軸
が片持ちのため、高速、高荷重のテストが行えない。ま
た、ローラーを傾斜させて行うスピンテストができない
等の技術的課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き観点
に鑑みてなされたものであって、駆動モーターに機械的
に関連動作する同一面に配列された三個の遊星ローラー
と、吸収モーターに機械的に関連動作して前記三個の遊
星ローラーの中央の空間に配置されて前記三個の遊星ロ
ーラーのそれぞれに接触する太陽ローラーとが設けら
れ、又、前記三個の遊星ローラーの内の一個が前記太陽
ローラーに対する圧接負荷量を可変できるように可動自
在に設けられ、そして又、前記三個の遊星ローラーの円
周面をプーリー状のV型溝に形成し、それに接触する太
陽ローラーの円周面をクラウニング加工して該V型溝内
にそのクラウニング加工円周面を入れ込めるようにもで
きるトラクション性能試験装置を提供しようとするもの
である。
【0007】
【作用】次に、本発明の作用について説明する。駆動モ
ーター3に機械的に関連動作する同一面に配列された三
個の遊星ローラー1と、吸収モーター7に機械的に関連
動作して前記三個の遊星ローラー1の中央の空間に配置
されて前記三個の遊星ローラー1のそれぞれに接触する
太陽ローラー11とが設けられ、又、前記三個の遊星ロ
ーラー1の内の一個が前記太陽ローラー11に対する圧
接負荷量を可変できるように可動自在に構成されている
から、前記太陽ローラー11をテストローラーとするこ
とにより該テストローラーは三個の遊星ローラー1で無
心軸で支持することができる。
【0008】そして、前記三個の遊星ローラー1の円周
面をプーリー状のV型溝に形成し、それに接触する太陽
ローラー11の円周面をクラウニング加工して該V型溝
内にそのクラウニング加工円周面を入れ込むことによ
り、スピンテストを行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明一実施例の構成を図面を参照し
ながら説明する。図1は要部の構成の概略を斜視図的に
表した模式図であり、図2はテストローラーである太陽
ローラーと遊星ローラーとの接触関係を示す側面図であ
る。試験室内に収められた三個の遊星ローラー1は各々
二つ割の固定軸受箱(図示されていない)に支持されて
いる。そして、支持シャフト2及び軸受(図示されてい
ない)を二つ割の軸受箱より取り出し、専用工具により
分解、組立を行えるように構成されている。そして、駆
動モーター3の出力軸4よりギアボックス5を通して前
記遊星ローラー1の支持シャフト2へフレキシブルシャ
フト6を介して該駆動モーター3の駆動力を遊星ローラ
ー1に機械的に伝達できるようにして入力側が構成され
ている。
【0010】他方、吸収モーター7の入力軸8をトルク
計9、フレキシブルシャフト10を通して太陽ローラー
11に機械的に連結されている。該太陽ローラー11の
円周面は前記三個の遊星ローラー1の円周面が作る中央
の空間に配置されてそれらの遊星ローラー1にそれぞれ
接触するように設定されている。そして、前記三個の遊
星ローラー1の内の一個がガードレール12に沿い可動
できる可動軸受箱13に取り付けられている。該可動軸
受箱13には側方から押圧力を負荷できるエアシリンダ
ー14が設けられ、該エアシリンダー14のロッド先端
には前記可動軸受箱13に対する負荷荷重を測定するロ
ードセル15が取り付けられ、それにより該エアシリン
ダー14の押圧力により前記太陽ローラー11の円周面
に対する遊星ローラー1の円周面の圧接負荷量を可変で
きるように構成されている。
【0011】この場合、図2に示すように、前記三個の
遊星ローラー1の円周面をプーリー状のV型溝16に形
成し、それに接触する太陽ローラー11の円周面をクラ
ウニング加工17して該V型溝16内にそのクラウニン
グ加工円周面を入れ込むことによってテストローラーで
ある太陽ローラーローラー11を傾斜させて行うスピン
テストを行うことができる。
【0012】
【発明の効果】上記の説明により明らかなように、本発
明によれば、駆動モーター3に機械的に関連動作する同
一面に配列された三個の遊星ローラー1と、吸収モータ
ー7に機械的に関連動作して前記三個の遊星ローラー1
の中央の空間に配置されて前記三個の遊星ローラー1の
それぞれに接触する太陽ローラー11とが設けられ、前
記三個の遊星ローラー1の内の一個が前記太陽ローラー
11に対する圧接負荷量を可変できるように可動自在に
構成されているから、前記太陽ローラー11をテストロ
ーラーとすることにより該テストローラーは三個の遊星
ローラー1で無心軸で支持することができるので、テス
トローラーに作用するトルクは誤差なく、又、修正する
ことなく、直接、正確に測定することができる。更に、
トルク測定する上で重要な振動に対する影響を小さくす
ることができる。
【0013】そして、前記三個の遊星ローラー1の円周
面をプーリー状のV型溝に形成し、それに接触する太陽
ローラー11の円周面をクラウニング加工して該V型溝
内にそのクラウニング加工円周面を入れ込むようにする
ことにより、テストローラーである太陽ローラーローラ
ー11を傾斜させて行うスピンテストをスラスト力を排
除して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の要部の構成の概略を斜視図的
に表した模式図である。
【図2】本発明一実施例のテストローラーである太陽ロ
ーラーと遊星ローラーとの接触関係を示す側面図であ
る。
【図3】従来の2ローラー形式の構造例を示す要部断面
図である。
【図4】従来の2ローラー形式の駆動ローラーと吸収ロ
ーラーとの関係を示す側面図である。
【図5】従来の4ローラー形式の構造例を示す要部断面
図である。
【図6】従来の4ローラー形式の固定ローラーと、太陽
ローラーと、吸収ローラーとの関係を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 遊星ローラー 3 駆動モーター 7 吸収モーター 11 太陽ローラー 16 V型溝 17 クラウニング加工

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モーター3に機械的に関連動作する
    同一面に配列された三個の遊星ローラー1と、吸収モー
    ター7に機械的に関連動作して前記三個の遊星ローラー
    1の中央の空間に配置されて前記三個の遊星ローラー1
    のそれぞれに接触する太陽ローラー11とが設けられ、
    又、前記三個の遊星ローラー1の内の一個が前記太陽ロ
    ーラー11に対する圧接負荷量を可変できるように可動
    自在に構成されてなることを特徴とするトラクション性
    能試験装置。
  2. 【請求項2】 前記三個の遊星ローラー1の円周面をプ
    ーリー状のV型溝に形成し、それに接触する太陽ローラ
    ー11の円周面をクラウニング加工して該V型溝内にそ
    のクラウニング加工円周面を入れ込んだ請求項1記載の
    トラクション性能試験装置。
JP5123357A 1993-04-27 1993-04-27 トラクション性能試験装置 Pending JPH06308016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123357A JPH06308016A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 トラクション性能試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123357A JPH06308016A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 トラクション性能試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06308016A true JPH06308016A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14858584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5123357A Pending JPH06308016A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 トラクション性能試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06308016A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013047551A1 (ja) * 2011-09-30 2015-03-26 国際計測器株式会社 ねじり試験装置
US20160061703A1 (en) * 2014-08-29 2016-03-03 Caterpillar Inc. Wear Testing Machine
JP2019015566A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 日本精工株式会社 偏芯回転部品用試験装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013047551A1 (ja) * 2011-09-30 2015-03-26 国際計測器株式会社 ねじり試験装置
US20160061703A1 (en) * 2014-08-29 2016-03-03 Caterpillar Inc. Wear Testing Machine
US9714892B2 (en) * 2014-08-29 2017-07-25 Caterpillar Inc. Wear testing machine
JP2019015566A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 日本精工株式会社 偏芯回転部品用試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3144173B2 (ja) 車両の駆動系試験装置
CN106092577B (zh) 高速角接触球轴承保持架动态特性测试装置
WO2014180152A1 (zh) 一种机械密封性能试验装置
JPH06509164A (ja) 軸方向に小形なトルク変換器
CN105784354A (zh) 汽车机械式变速器传递误差综合测试装置及方法
CN111174970B (zh) 一种适用于螺旋桨推扭力测力仪的动态校准平台
US4196620A (en) Apparatus for the dynamic testing of gears
CN110261118B (zh) 多自由度球形电机试验台架
JPH06308016A (ja) トラクション性能試験装置
CN2553359Y (zh) 自动变速箱动态模拟检测机
KR102223101B1 (ko) 통합 드라이브 액슬 시험기
JPS62191734A (ja) 法線荷重下にある機素の動接触関係を模擬する試験装置
CN205642831U (zh) 汽车机械式变速器传递误差综合测试装置
JP3075148B2 (ja) シンクロメッシュ機構における押分け回転力測定装置
CN101791993A (zh) 一种齿轮齿条式转向器啮合间隙调整机构
CN210690059U (zh) 一种rv减速器主轴承试验设备
CN112254905A (zh) 一种力矩回转刚度高低温测试装置
JPH01120455A (ja) 伝動ベルトの検査方法及び装置
JP2009115591A (ja) 動力伝達チェーンの検査方法および検査装置
CN214334236U (zh) 一种简易滚动轴承力学性能实验台
JP3085166B2 (ja) パワートレーンの性能試験装置
CN220855051U (zh) 一种电动执行器输出轴回差检测装置
CN116164959B (zh) 扭转试验台及使用方法
CN215726798U (zh) 一种高压开关测试架
JPS6217180B2 (ja)