JPH06307717A - 床暖房兼用ファンヒータ - Google Patents
床暖房兼用ファンヒータInfo
- Publication number
- JPH06307717A JPH06307717A JP12050993A JP12050993A JPH06307717A JP H06307717 A JPH06307717 A JP H06307717A JP 12050993 A JP12050993 A JP 12050993A JP 12050993 A JP12050993 A JP 12050993A JP H06307717 A JPH06307717 A JP H06307717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor heating
- hot water
- heat exchanger
- fan heater
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 床暖房不使用時の温風温度立ち上がり時間を
短縮すると共に、水補給の所要回数を低減する。 【構成】 バーナとファンにより温風吹出口から燃焼排
気を吹き出すようにしたファンヒータの本体内に貯水タ
ンクと温水ポンプを設けると共に、バーナからの温風通
路内に温水パイプとフィンよりなる熱交換器を設け、温
水チューブをジグザグ状に内蔵した床暖房マットと上記
ファンヒータを流量可変コンセント及び連結用ホースに
より着脱自在に連結して、貯水タンクの水を温水ポンプ
により熱交換器を通して床暖房マットに循環させるよう
にした床暖房兼用ファンヒータにおいて、上記ファンに
より本体内に吸い込まれ熱風と合流する空気の通路内に
バイパス用熱交換器を設け、該バイパス用熱交換器を上
記コンセントと並列に接続した。
短縮すると共に、水補給の所要回数を低減する。 【構成】 バーナとファンにより温風吹出口から燃焼排
気を吹き出すようにしたファンヒータの本体内に貯水タ
ンクと温水ポンプを設けると共に、バーナからの温風通
路内に温水パイプとフィンよりなる熱交換器を設け、温
水チューブをジグザグ状に内蔵した床暖房マットと上記
ファンヒータを流量可変コンセント及び連結用ホースに
より着脱自在に連結して、貯水タンクの水を温水ポンプ
により熱交換器を通して床暖房マットに循環させるよう
にした床暖房兼用ファンヒータにおいて、上記ファンに
より本体内に吸い込まれ熱風と合流する空気の通路内に
バイパス用熱交換器を設け、該バイパス用熱交換器を上
記コンセントと並列に接続した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、床暖房マットとファン
ヒータを兼用した暖房装置に関するものである。
ヒータを兼用した暖房装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】床暖房兼用ファンヒータは、持ち運びが
容易で畳の上にも簡単に敷いて使用することができる簡
易な床暖房手段であり、図３に示すように、バーナ１と
ファン２により温風吹出口から燃焼排気を吹き出すよう
にしたファンヒータＡの本体内に、貯水タンク４と温水
ポンプ５を設けると共に、熱風通路内に熱交換器６を設
け、温水チューブ７をジグザグ状に内蔵した床暖房マッ
トＢとファンヒータＡを温水コンセント９及び連結用ホ
ース１０により着脱自在に連結して、貯水タンク４の水
を温水ポンプ５により熱交換器６を通して床暖房マット
Ｂに循環させるようにしたものである。なお１３はバイ
パス配管で、床暖房マットＢを取り外したり、あるいは
流量可変コンセント９で床暖房マットＢへの温水流量を
絞って、ファンヒータＡを単独で運転した場合に、熱交
換器６内の温水が沸騰するのを防止するためのものであ
る。
容易で畳の上にも簡単に敷いて使用することができる簡
易な床暖房手段であり、図３に示すように、バーナ１と
ファン２により温風吹出口から燃焼排気を吹き出すよう
にしたファンヒータＡの本体内に、貯水タンク４と温水
ポンプ５を設けると共に、熱風通路内に熱交換器６を設
け、温水チューブ７をジグザグ状に内蔵した床暖房マッ
トＢとファンヒータＡを温水コンセント９及び連結用ホ
ース１０により着脱自在に連結して、貯水タンク４の水
を温水ポンプ５により熱交換器６を通して床暖房マット
Ｂに循環させるようにしたものである。なお１３はバイ
パス配管で、床暖房マットＢを取り外したり、あるいは
流量可変コンセント９で床暖房マットＢへの温水流量を
絞って、ファンヒータＡを単独で運転した場合に、熱交
換器６内の温水が沸騰するのを防止するためのものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成において
は、ファンヒータＡを単独で運転した場合、熱交換器６
や貯水タンク４内の温水の温度が上昇する。この温水の
熱は結局は室内の空気を暖めることになるので、熱効率
の点では問題はないのであるが、貯水タンク４内の温水
が高温になると蒸発量が多くなって、頻繁に水を補給す
る必要があるという欠点がある上に、床暖房を使用して
いなくても、運転開始当初は熱交換器６に熱を奪われる
ために、ファンヒータＡの温風が定常温度に達するまで
に時間がかかるという問題があった。本発明は、かかる
問題点を解消することを目的とするものである。
は、ファンヒータＡを単独で運転した場合、熱交換器６
や貯水タンク４内の温水の温度が上昇する。この温水の
熱は結局は室内の空気を暖めることになるので、熱効率
の点では問題はないのであるが、貯水タンク４内の温水
が高温になると蒸発量が多くなって、頻繁に水を補給す
る必要があるという欠点がある上に、床暖房を使用して
いなくても、運転開始当初は熱交換器６に熱を奪われる
ために、ファンヒータＡの温風が定常温度に達するまで
に時間がかかるという問題があった。本発明は、かかる
問題点を解消することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１及び２に
示すように、バーナ１とファン２により温風吹出口３か
ら燃焼排気を吹き出すようにしたファンヒータＡの本体
内に貯水タンク４と温水ポンプ５を設けると共に、バー
ナ１からの熱風通路内に熱交換器６を設け、温水チュー
ブ７をジグザグ状に内蔵した床暖房マットＢと上記ファ
ンヒータＡを温水コンセント８及び連結用ホース９によ
り着脱自在に連結して、貯水タンク４の水を温水ポンプ
５により熱交換器６を通して床暖房マットＢに循環させ
るようにした床暖房兼用ファンヒータにおいて、上記フ
ァン２により本体内に吸い込まれ熱風と合流する空気の
通路内にバイパス用熱交換器１０を設け、該バイパス用
熱交換器１０を温水コンセント８と並列に接続したもの
である。
示すように、バーナ１とファン２により温風吹出口３か
ら燃焼排気を吹き出すようにしたファンヒータＡの本体
内に貯水タンク４と温水ポンプ５を設けると共に、バー
ナ１からの熱風通路内に熱交換器６を設け、温水チュー
ブ７をジグザグ状に内蔵した床暖房マットＢと上記ファ
ンヒータＡを温水コンセント８及び連結用ホース９によ
り着脱自在に連結して、貯水タンク４の水を温水ポンプ
５により熱交換器６を通して床暖房マットＢに循環させ
るようにした床暖房兼用ファンヒータにおいて、上記フ
ァン２により本体内に吸い込まれ熱風と合流する空気の
通路内にバイパス用熱交換器１０を設け、該バイパス用
熱交換器１０を温水コンセント８と並列に接続したもの
である。
【０００５】
【作用】バイパス回路１３の流水抵抗を床暖房回路９よ
りも十分大きくしておけば、床暖房を利用している時に
はバイパス用熱交換器１０に殆ど温水が流れないように
することができる。いま温水コンセント８において、床
暖房回路９が遮断されると、今まで床暖房マットＢへ供
給されていた温水がバイパス用熱交換器１０に供給され
るために、本体の背面から吸い込まれてバーナ１からの
熱風と合流する空気が、バイパス用熱交換器１０の熱を
奪って、主熱交換器６で暖められた温水を冷却する。従
って従来のように貯水タンク４内の温水が高温になって
蒸発量が多くなるという問題がなくなり、頻繁に水を補
給する必要がなくなる上に、床暖房を使用していない場
合には、熱交換器６で奪われる熱の殆どがバイパス用熱
交換器１０で回収されるので、ファンヒータＡの温風が
定常温度に達するまでに時間がかかり過ぎることもな
い。
りも十分大きくしておけば、床暖房を利用している時に
はバイパス用熱交換器１０に殆ど温水が流れないように
することができる。いま温水コンセント８において、床
暖房回路９が遮断されると、今まで床暖房マットＢへ供
給されていた温水がバイパス用熱交換器１０に供給され
るために、本体の背面から吸い込まれてバーナ１からの
熱風と合流する空気が、バイパス用熱交換器１０の熱を
奪って、主熱交換器６で暖められた温水を冷却する。従
って従来のように貯水タンク４内の温水が高温になって
蒸発量が多くなるという問題がなくなり、頻繁に水を補
給する必要がなくなる上に、床暖房を使用していない場
合には、熱交換器６で奪われる熱の殆どがバイパス用熱
交換器１０で回収されるので、ファンヒータＡの温風が
定常温度に達するまでに時間がかかり過ぎることもな
い。
【０００６】
【実施例】図１〜２は本発明の一実施例を示したもの
で、ファンヒータＡはガスバーナ１とファン２を内蔵
し、バーナ１からの高温の燃焼排気とバーナ１を通らな
い冷たい空気とを混合して適温の温風とし、ファン２に
より温風吹出口３から吹き出すものである。このファン
ヒータＡの本体内には、貯水タンク４、温水ポンプ５及
び熱交換器６が、この順序で温水パイプにより接続され
て内蔵され、その両端は温水配管１３により本体の下部
に設けられた流量可変機能付き温水コンセント８に連結
されている。主熱交換器６はバーナ１からの熱風の通路
内に装着されて、熱交換器６を通る水が加熱されるよう
になっており、一方ファン２により本体の背面のエアフ
ィルタ１２から吸い込まれて、バーナ１からの熱風と合
流する空気の通路内には、バイパス用熱交換器１０が設
けられ、熱交換器１０を通る温水により空気が加熱され
るようになっており、このバイパス用熱交換器１０がバ
イパス配管１３により温水コンセント８と並列に接続さ
れている。
で、ファンヒータＡはガスバーナ１とファン２を内蔵
し、バーナ１からの高温の燃焼排気とバーナ１を通らな
い冷たい空気とを混合して適温の温風とし、ファン２に
より温風吹出口３から吹き出すものである。このファン
ヒータＡの本体内には、貯水タンク４、温水ポンプ５及
び熱交換器６が、この順序で温水パイプにより接続され
て内蔵され、その両端は温水配管１３により本体の下部
に設けられた流量可変機能付き温水コンセント８に連結
されている。主熱交換器６はバーナ１からの熱風の通路
内に装着されて、熱交換器６を通る水が加熱されるよう
になっており、一方ファン２により本体の背面のエアフ
ィルタ１２から吸い込まれて、バーナ１からの熱風と合
流する空気の通路内には、バイパス用熱交換器１０が設
けられ、熱交換器１０を通る温水により空気が加熱され
るようになっており、このバイパス用熱交換器１０がバ
イパス配管１３により温水コンセント８と並列に接続さ
れている。
【０００７】床暖房マットＢは、可撓性を有するポリエ
チレンフォーム製のマット（厚さ１２ｍｍ）内に温水チ
ューブ７をジグザグ状に埋設したもので、長方形マット
の一隅部に連結用ホース９を接続するための温水コンセ
ント１１が設けられている。温水コンセント８及び１１
はいずれもワンタッチ式で、連結用ホース９の両端に取
り付けられたワンタッチ式プラグを容易に着脱できるよ
うになっており、更にファンヒータ本体Ａ側の温水コン
セント８には、流量可変用コックが設けられ、このコッ
クによって温水が遮断され、あるいは流量が絞られた時
は、温水がバイパス回路１３へ分流するようになってい
る。なお本実施例では、貯水タンク４を圧力式として、
二重弁１４を介して水補給タンク１５に連結することに
より、温水回路を密閉構造として、長期間（例えば１０
年間）にわたり水の補給を不要としており、その場合水
補給タンク１５内の空気のみが温水温度の上下に伴い細
孔から出入りするようになっている。
チレンフォーム製のマット（厚さ１２ｍｍ）内に温水チ
ューブ７をジグザグ状に埋設したもので、長方形マット
の一隅部に連結用ホース９を接続するための温水コンセ
ント１１が設けられている。温水コンセント８及び１１
はいずれもワンタッチ式で、連結用ホース９の両端に取
り付けられたワンタッチ式プラグを容易に着脱できるよ
うになっており、更にファンヒータ本体Ａ側の温水コン
セント８には、流量可変用コックが設けられ、このコッ
クによって温水が遮断され、あるいは流量が絞られた時
は、温水がバイパス回路１３へ分流するようになってい
る。なお本実施例では、貯水タンク４を圧力式として、
二重弁１４を介して水補給タンク１５に連結することに
より、温水回路を密閉構造として、長期間（例えば１０
年間）にわたり水の補給を不要としており、その場合水
補給タンク１５内の空気のみが温水温度の上下に伴い細
孔から出入りするようになっている。
【０００８】使用の際には、ファンヒータＡの本体上面
に設けられた操作部から、室温や風量、床暖房単独（微
風）運転の種別等が設定できるようになっており、制御
回路では設定された室温及び風量で常に温風吹出口３の
温度が一定（例えば８０℃）になるように、バーナ１の
燃焼量を制御するようになっている。
に設けられた操作部から、室温や風量、床暖房単独（微
風）運転の種別等が設定できるようになっており、制御
回路では設定された室温及び風量で常に温風吹出口３の
温度が一定（例えば８０℃）になるように、バーナ１の
燃焼量を制御するようになっている。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、床暖房マ
ットＢへの給湯機構を内蔵したファンヒータＡにおい
て、床暖房回路が遮断され、あるいは流量が絞られる
と、今まで床暖房マットＢへ供給されていた温水がバイ
パス用熱交換器６に供給されるために、本体の背面から
吸い込まれた空気がバイパス用熱交換器６で主熱交換器
６で暖められた温水を冷却するので、従来のように床暖
房不使用時に、貯水タンク４内の温水が高温になって蒸
発量が多くなるという問題がなくなり、頻繁に水を補給
する必要がなくなる上に、床暖房を使用していない場合
には熱交換器６で奪われる熱の殆どがバイパス用熱交換
器１０で回収されるので、それだけ温風の温度が上がる
ことになり、ファンヒータＡの温風が定常温度に達する
までに時間がかかり過ぎるという問題も解消するという
利点がある。
ットＢへの給湯機構を内蔵したファンヒータＡにおい
て、床暖房回路が遮断され、あるいは流量が絞られる
と、今まで床暖房マットＢへ供給されていた温水がバイ
パス用熱交換器６に供給されるために、本体の背面から
吸い込まれた空気がバイパス用熱交換器６で主熱交換器
６で暖められた温水を冷却するので、従来のように床暖
房不使用時に、貯水タンク４内の温水が高温になって蒸
発量が多くなるという問題がなくなり、頻繁に水を補給
する必要がなくなる上に、床暖房を使用していない場合
には熱交換器６で奪われる熱の殆どがバイパス用熱交換
器１０で回収されるので、それだけ温風の温度が上がる
ことになり、ファンヒータＡの温風が定常温度に達する
までに時間がかかり過ぎるという問題も解消するという
利点がある。
【図１】本発明の一実施例の配管系統図。
【図２】同上に用いるファンヒータの断面図。
【図３】従来例の配管系統図。
１ バーナ ２ ファン ３ 温風吹出口 ４ 貯水タンク ５ 温水ポンプ ６ 熱交換器 ７ 温水チューブ ８ 温水コンセント ９ 連結用ホース（床暖房回路） １０ バイパス用熱交換器 １１ 温水コンセント １２ エアフィルタ １３ バイパス配管（バイパス回路） １４ 二重弁 １５ 水補給タンク Ａ ファンヒータ Ｂ 床暖房マット
Claims (1)
- 【請求項１】 バーナとファンにより温風吹出口から燃
焼排気を吹き出すようにしたファンヒータの本体内に貯
水タンクと温水ポンプを設けると共に、バーナからの熱
風通路内に熱交換器を設け、温水チューブをジグザグ状
に内蔵した床暖房マットと上記ファンヒータを温水コン
セント及び連結用ホースにより着脱自在に連結して、貯
水タンクの水を温水ポンプにより上記熱交換器を通して
床暖房マットに循環させるようにした床暖房兼用ファン
ヒータにおいて、上記ファンにより本体内に吸い込まれ
上記熱風と合流する空気の通路内にバイパス用熱交換器
を設け、該バイパス用熱交換器を上記温水コンセントと
並列に接続して成る床暖房兼用ファンヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12050993A JPH06307717A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 床暖房兼用ファンヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12050993A JPH06307717A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 床暖房兼用ファンヒータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307717A true JPH06307717A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14787974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12050993A Pending JPH06307717A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 床暖房兼用ファンヒータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307717A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112460845A (zh) * | 2020-11-20 | 2021-03-09 | 温州瘦玫机械科技有限公司 | 可大幅提升热回收率的热泵机组 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP12050993A patent/JPH06307717A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112460845A (zh) * | 2020-11-20 | 2021-03-09 | 温州瘦玫机械科技有限公司 | 可大幅提升热回收率的热泵机组 |
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