JPH0630494A - 指向性マイクロホン装置 - Google Patents
指向性マイクロホン装置Info
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- JPH0630494A JPH0630494A JP20202592A JP20202592A JPH0630494A JP H0630494 A JPH0630494 A JP H0630494A JP 20202592 A JP20202592 A JP 20202592A JP 20202592 A JP20202592 A JP 20202592A JP H0630494 A JPH0630494 A JP H0630494A
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- Japan
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- circuit
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- sound receiving
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- Granted
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
の受音素子を複数使用して製作し指向性特性を受音素子
の配置および電気的処理で得るようにする。 【構成】 無指向性の受音素子A,Bを間隔kを開けて
配設し、受音素子A,Bの出力端を加算回路3および減
算回路4に接続し、減算回路4の出力端に積分回路5を
接続し、積分回路5の出力と加算回路3の出力を加算す
る第2の加算回路6を設けた。また、上記構成を受音素
子1を直線上に複数置き、上記構成を複数設けて、電気
的処理を行った。加算回路3の出力端には無指向性の感
度に対応した出力信号が得られ、減算回路4の出力端に
は双指向性の感度に対応した出力信号が得られる。積分
回路5によって音の時間遅れが修正され、積分回路5の
出力と加算回路3の出力を加算することで、単一指向性
の感度を有することができる。また、電気的処理によ
り、指向性の2次、3次特性が得られる。
Description
から録音したり、特定の人物の会話を録音したりすると
きに利用できる指向性マイクロホン装置に関するもので
ある。
の音に影響されず特定の音を入力するために利用されて
いる。単一指向性マイクロホンは一般に使用されている
が、さらに、単一指向性マイクロホンに使用した、単一
指向性を有し、音圧を電気信号に変換する受音素子(マ
イクロホンユニット)を一直線上に複数配置して、これ
らの出力を合成し電気的に指向性を高めようとしたもの
がある。特願平4−91736号には4つの単一指向性
を有する受音素子を使用して電気的に指向性を高くする
ことが開示されている。
単一指向性を有する受音素子は等間隔に離されており、
指向性の向きを直線に沿って1方向に合わせている。そ
して、各受音素子からの出力信号を電気的に加算および
減算し、さらに周波数特性をフラットにして1つの合成
出力信号を取出すものである。合成処理の方法により2
次傾斜特性や3次傾斜特性を得ることができる。
シャープな指向性を得るために使用する単一指向性を有
する受音素子は、その構造上、無指向性の受音素子より
製造が難しく、特性が規格内であってもペアにするため
にはさらに選択をする必要がある。このため、作業性が
悪く、コストも高くなるという問題がある。
子を複数使用して指向性特性を受音素子の配置および電
気的処理によって得るようにした指向性マイクロホン装
置を提供することを目的とする。
するために、2つの無指向性の受音素子を間隔を開けて
配設し、各受音素子の出力信号を互いに加算する加算回
路と、各受音素子の出力信号を互いに減算する減算回路
を設け、該減算回路の出力を積分する積分回路と、該積
分回路の出力と前記加算回路の出力を加算する第2の加
算回路を設け、該第2の加算回路の出力端に、前記2つ
の受音素子の出力信号を1つに合成した合成信号を出力
するようにしたことを特徴とする。
間隔を開けて一直線上に配設し、受音素子間がそれぞれ
等しい複数組の2つの受音素子において、各受音素子の
出力信号を互いに加算する加算回路と、各受音素子の出
力信号を互いに減算する減算回路を設け、該減算回路の
出力を積分する積分回路と、該積分回路の出力と前記加
算回路の出力を加算する第2の加算回路を設け、該各々
の第2の加算回路の出力を合成する加減算回路および減
算回路を設け、該減算回路の出力端に、前記所定数の無
指向性の受音素子の出力信号を1つに合成した合成信号
を出力するようにしたことを特徴とする。
々間隔を開けて一直線上に配設し、各受音素子の出力信
号を逓倍増幅するバッファを設け、それぞれのバッファ
の出力を入力する入力端を有し、該入力された複数のバ
ッファの信号を演算して互いに位相差のある2つの出力
信号を出力する合成回路を設け、該合成回路の2つの出
力信号のうち、一方の出力信号を積分して位相を合わせ
る積分回路を設け、該積分回路の出力信号と前記合成回
路の他方の出力信号を加算する加算回路を設け、該加算
回路の出力端に、前記所定数の無指向性の受音素子の出
力信号を1つに合成した合成信号を出力するようにした
ことを特徴とする。
で、2つの無指向性の受音素子に到達する音は時間遅れ
を生じる。この時間遅れの受音素子の出力信号を加算す
ることによって、受音素子間の中間点において無指向性
の感度が得られ、また、各受音素子の出力信号を減算す
ることによって、受音素子間の中間点において双指向性
の感度が得られる。減算した出力信号は位相遅れがあ
り、積分処理を行って元に戻される。無指向性の感度を
有する側の出力信号と双指向性の感度を有する側の出力
信号とを加算することによって、単一指向性の感度を有
するマイクロホン装置になる。
から2つの受音素子を選んで、上記加算回路、減算回
路、積分回路および第2の加算回路で構成した回路に接
続することで単一指向性の特性を得ることができる。そ
して、受音素子間がそれぞれ等しい2つの受音素子につ
いて同様に配線することで複数の出力端に単一指向性の
感度による出力信号が得られる。この出力端の出力信号
を、次段の加減算回路および減算回路に入力して合成す
ると、2次または3次の指向性を有する感度の出力信号
を出力することができる。
よって数倍または−1倍にし、合成回路に入力する。こ
れによって、複数のバッファの入力信号に所定の演算処
理を行い、2つの仮想マイクを想定したときの音の入力
の時間遅れによる位相差のある2つの出力信号を出力す
る。そして、片方の出力信号を積分することによって位
相のずれを解消し、両出力信号を加算する。これによっ
て、所定数の無指向性の受音素子の出力信号を所定の演
算を施し1つに合成することで直接、2次、3次の指向
性を有するマイクロホン装置になる。
説明する。マイクロホン装置は図1に示すように、無指
向性を有する受音素子1(A,B)を、間隔kを開けて
配置したもので、それぞれの出力端はバッファ2を介し
て加算回路3および減算回路4の入力端に接続してい
る。減算回路4の出力端には積分回路5の入力端が接続
され、積分回路5の出力端と加算回路3の出力端とが次
段の加算回路6の入力端に接続されている。ここで、初
段の加算回路3および減算回路4の構成(点線で囲んだ
部分)を加減算回路7aといい、積分回路5と次段の加算
回路6とを合わせたものを指向性回路7bと云うこととす
る。
けることによって角度θから入る音に対していずれか一
方が時間遅れkcos θを生じることになる。音源を十分
に遠い距離とすると受音素子1(A,B)にかかる音圧
は同じと見なすことができ、位相だけが90°ずれる。
したとき、中点mにおいて音をベクトル表示すると、図
2に示すように、その受音素子A,Bの出力信号を加算
した場合は、中点mを中心として遠心方向のベクトルの
無指向性を示す円rになり、また、受音素子A,Bの出
力信号を減算した場合は双指向性を示す連接した2つの
円sができる。そして、これら算出した値を加算すると
単一指向性の感度を有するカーディオイドTの特性が得
られることになる。したがって、無指向性の受音素子1
(A,B)を連設することによって単一指向性の特性を
有するマイクロホンを製作することができる。
このマイクロホン装置は筒体8に等間隔で5つの受音素
子1(A,B,C,D,E)を配置し、4つの加減算回
路7aと指向性回路7bとを設けている。中間位置の受音素
子B,C,Dを接続したバッファ2は隣り合った加減算
回路7aの入力端に接続されており、他の受音素子A,E
もバッファを介して順次加減算回路7aの入力端に接続さ
れている。各指向性回路7bの出力端は2つずつ次段の加
減算回路9,10の入力端に接続され、加減算回路9,10
は互いに加算した信号と減算した信号を出す出力端が設
けられている。互いの加減算回路9,10の加算した信号
を出す出力端は、第1の減算回路11の入力端と接続さ
れ、互いの加減算回路9,10の減算した信号を出す出力
端は第2の減算回路12の入力端と接続されている。実施
例では、第1の減算回路11の出力端と第2の減算回路12
の出力端との2つを設けているが、マイクロホン装置の
出力端はいずれか1つで良い。なお、終段の出力端に受
音素子1(A,B,C,D,E)の出力がどのように関
連しているかは次の通りであり、減算回路11の出力端に
はA+2B−2D−Eと演算したものと、A−2C+E
と演算して積分したもの(以下、(A−2C+E)のよ
うに()を付す)との合成信号が出力される。また、減
算回路12の出力端では、A−2C+Eと(A−2B+2
D−E)との合成信号になる。
D,Eから入った音は、4つの指向性回路7bによって単
一指向性特性を有する4つの出力信号として取り出すこ
とができる。そして、4つの出力信号の符号を++−−
にして合成したものが第1の減算回路11の出力端から得
られる(2次傾斜特性)。また、4つの出力信号の符号
を+−−+にして合成したものが第2の減算回路12の出
力端から得られる(3次傾斜特性)。なお、4つの指向
性回路7bを使用する場合に、図4に示すように受音素子
1を2つと加減算回路7aおよび指向性回路7bを設けたユ
ニットを予め用意しておくのも良い。
配置した受音素子1を1つおきに選択して2つの受音素
子1の出力を加減算回路7aおよび指向性回路7bに入力さ
せるようにした回路もある。間隔kが広がるにつれて低
域の周波数特性が改善される。図6に示すように、受音
素子1を2つおきに選択して加減算回路7aに入力させる
ようにした回路も有効である。
る。一例として、図7に示す回路は図3に示す回路を規
範としている。受音素子1(A,B,C,D,E)には
増幅率の異なるバッファ2が接続され、受音素子Bは2
倍の増幅率にされ、受音素子C,Dは反転2倍の増幅率
にされている。これらバッファ2の出力信号を入力する
合成回路13は次段の指向性回路14,15に接続されてい
る。受音素子A,C,E,はバッファ2を介して加算回
路16に結線され、受音素子A,Eはバッファ2を介して
減算回路17に結線され、受音素子B,Dはバッファ2を
介して加算回路18に結線されている。また、加算回路18
の出力と減算回路17の出力とはともに加算回路19および
減算回路20に結線されている。
介して加算回路22に結線すると共に、加算回路16の出力
を加算回路22に結線して、3次傾斜特性を有するマイク
ロホン装置を得ることができる。また一方、加算回路16
の出力を積分回路23を介して加算回路24に結線すると共
に、加算回路19の出力を加算回路24に結線して、2次傾
斜特性を有するマイクロホン装置を得ることができる。
あるから、無指向性の受音素子を複数並べて、そのうち
の2つの受音素子の出力信号を電気的に処理して単一指
向性の感度にし、さらに信号の組み合わせによって特定
方向の信号を強くするので指向性マイクロホン装置とし
て使用することができる。したがって、従来、指向性マ
イクロホン装置用に単一指向性の受音素子を製作してい
るが、無指向性の受音素子を利用することで、単一指向
性の受音素子を製作する必要がなく作業性が向上し、コ
ストを低減することができる。また、複数の受音素子の
出力信号を加減算して時間遅れの出力信号を区別し、こ
れを積分して最後に合成出力信号にしたものは配線組み
立て作業が容易になる。
用した単一指向性マイクロホン装置の要部回路図であ
る。
特性を有する指向性マイクロホン装置の要部回路図であ
る。
線を示す要部回路図である。
線を示す要部回路図である。
線を示す要部回路図である。
け、終段に積分回路を設けた指向性マイクロホン装置の
要部回路図である。
配置した受音素子1を1つおきに選択して2つの受音素
子1の出力を加減算回路7aおよび指向性回路7bに入
力させるようにした回路もある。間隔kが広がるにつれ
て低域の周波数特性が改善される。図6に示すように、
受音素子1を2つおきに選択して加滅算回路7aに入力
させるようにした回路も有効である。また、図7に示す
ように、筒体8に受音素子1を4つ並べて、間にある2
つの受音素子1を共通させた回路構成にすることで小形
のものを製作することができる。
る。一例として、図8に示す回路は図3に示す回路を規
範としている。受音素子1(A,B,C,D,E)には
増幅率の異なるバッファ2が接続され、受音素子Bは2
倍の増幅率にされ、受音素子C,Dは反転2倍の増幅率
にされている。これらバッファ2の出力信号を入力する
合成回路13は次段の指向性回路14,15に接続され
ている。受音素子A,C,E,はバッファ2を介して加
算回路16に結線され、受音素子A,Eはバッファ2を
介して減算回路17に結線され、受音素子B,Dはバッ
ファ2を介して加算回路18に結線されている。また、
加算回路18の出力と減算回路17の出力とはともに加
算回路19および減算回路20に結線されている。
構成した指向性マイクロホン装置の要部回路図である。
け、終段に積分回路を設けた指向性マイクロホン装置の
要部回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2つの無指向性の受音素子を間隔を開け
て配設し、各受音素子の出力信号を互いに加算する加算
回路と、各受音素子の出力信号を互いに減算する減算回
路を設け、該減算回路の出力を積分する積分回路と、該
積分回路の出力と前記加算回路の出力を加算する第2の
加算回路を設け、該第2の加算回路の出力端に、前記2
つの受音素子の出力信号を1つに合成した合成信号を出
力するようにしたことを特徴とする指向性マイクロホン
装置。 - 【請求項2】 所定数の無指向性の受音素子を各々間隔
を開けて一直線上に配設し、受音素子間がそれぞれ等し
い複数組の2つの受音素子において、 各受音素子の出力信号を互いに加算する加算回路と、各
受音素子の出力信号を互いに減算する減算回路を設け、
該減算回路の出力を積分する積分回路と、該積分回路の
出力と前記加算回路の出力を加算する第2の加算回路を
設け、 該各々の第2の加算回路の出力を合成する加減算回路お
よび減算回路を設け、 該減算回路の出力端に、前記所定数の無指向性の受音素
子の出力信号を1つに合成した合成信号を出力するよう
にしたことを特徴とする指向性マイクロホン装置。 - 【請求項3】 所定数の無指向性の受音素子を各々間隔
を開けて一直線上に配設し、各受音素子の出力信号を逓
倍増幅するバッファを設け、それぞれのバッファの出力
を入力する入力端を有し、該入力された複数のバッファ
の信号を演算して互いに位相差のある2つの出力信号を
出力する合成回路を設け、該合成回路の2つの出力信号
のうち、一方の出力信号を積分して位相を合わせる積分
回路を設け、該積分回路の出力信号と前記合成回路の他
方の出力信号を加算する加算回路を設け、該加算回路の
出力端に、前記所定数の無指向性の受音素子の出力信号
を1つに合成した合成信号を出力するようにしたことを
特徴とする指向性マイクロホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202592A JP3101842B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 指向性マイクロホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202592A JP3101842B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 指向性マイクロホン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630494A true JPH0630494A (ja) | 1994-02-04 |
JP3101842B2 JP3101842B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16450681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20202592A Expired - Lifetime JP3101842B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 指向性マイクロホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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