JPH06304562A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

Info

Publication number
JPH06304562A
JPH06304562A JP9914793A JP9914793A JPH06304562A JP H06304562 A JPH06304562 A JP H06304562A JP 9914793 A JP9914793 A JP 9914793A JP 9914793 A JP9914793 A JP 9914793A JP H06304562 A JPH06304562 A JP H06304562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
electrode
purifier
acidic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9914793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kakizawa
俊夫 柿澤
Junichi Kobayashi
順一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9914793A priority Critical patent/JPH06304562A/ja
Publication of JPH06304562A publication Critical patent/JPH06304562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部操作により電解槽で生成したアルカリ水
若しくは酸性水を蛇口から選択的に吐出する。 【構成】 制御回路5は入力スイッチ16の操作状態に
応じて駆動機構15を駆動する。弁機構3は駆動機構1
5の駆動に応じて所定の切換位置に位置すると共に、そ
の切換位置に応じて水道水を浄水器7に給水する。浄水
器7は、水道水を浄化して浄水を生成すると共に、その
浄水を電解槽9に給水する。電解槽9は、電極10への
電圧印加状態で浄水を電気分解することによりアルカリ
水及び酸性水を生成して弁機構3に吐出する。弁機構3
は、切換位置に応じてアルカリ水若しくは酸性水を蛇口
13から選択的に吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水動作を制御する制
御装置を備えた給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、給水装置としてイオン水生成
器が供されている。このイオン水生成器は浄水器及び電
解槽を連通して設け、水道蛇口からの水道水を浄水器に
より浄化して浄水を生成した後に、その浄水を電解槽で
電気分解することによりアルカリ水及び酸性水を得るよ
うにしている。アルカリ水は胃腸障害等の治療に飲料水
として飲用し、酸性水はアストリンゼンなどの外用とし
て使用される。この場合、イオン水生成器はアルカリ水
供給用として使用されるのが一般的であるので、蛇口か
らアルカリ水を吐出すると共に、排水口からは酸性水を
吐出するように構成されている。そして、蛇口から酸性
水を吐出するときは、操作パネルに対する操作に応じて
制御装置により電解槽の電極に対する印加電圧の極性を
切換えるようにしている。従って、蛇口からは酸性水が
吐出され、排水口からアルカリ水が吐出される。
【0003】ところで、電解槽により原水を電気分解す
る際は、陽極が負イオンにより浸蝕されるので、陽極と
しては高価なチタン電極或いはフェライト電極を使用し
て浸蝕を防止するのが一般的である。しかしながら、酸
性水を得るために電極の印加電圧の極性が切換えられた
ときは、無処理である陰極に正電圧が印加されて陽極と
して機能するため、陰極が負イオンにより浸蝕されてし
まうことになる。このため、制御装置は、陰極に正電圧
を印加するときは、印加時間を短時間に制限して電極の
破壊を最小限に抑止している。
【0004】また、イオン水生成器としては、アルカリ
水と酸性水との両方のイオン水を蛇口部分に導き、手動
で弁を切換えることにより蛇口からアルカリ水若しくは
酸性水を選択的に吐出させる構成のものがある。この構
成によれば、電極の印加電圧の極性が切換えられること
はないので、長時間の使用でも電極が破壊されてしまう
ことはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電極の
印加電圧の極性を切換えることにより蛇口から酸性水を
も吐出させる構成のものでは、電極に対する印加電圧の
切換時間を短時間に設定しているものの、酸性水をアス
トリンゼンとして使用するときは大量に使用する必要が
あることから、使用者は繰返して酸性水を得る操作を行
う。このため、電極が破壊されてしまう虞があると共
に、使い勝手が悪い。
【0006】また、蛇口の弁を切換える構成のもので
は、酸性水を得た後に弁を戻し忘れた場合には、酸性水
を誤って飲用することになり、不適切な水を飲用するこ
とになる。
【0007】さらに、浄水器に長期間にわたって給水さ
れないときは雑菌が発生するので、浄水器に所定量通水
してから飲用に服する必要があるものの、使用者は通水
停止期間を正確に認識できないので、雑菌が含まれたア
ルカリ水を飲用したり、不必要に長い時間にわたって浄
水器を洗浄してしまって使い勝手が悪かった。
【0008】また、浄水器は水道水の浄化時間が長期間
にわたると浄化機能が低下するので、定期的に交換する
必要があるものの、使用者は浄水器の適切な交換時期が
分らず、大雑把に交換しているのが実情であり、使い勝
手が悪い。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、使い勝手を向上させることができる給
水装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の電極及
び第2の電極を有し上記第1及び第2の電極に対する正
電圧及び負電圧の印加状態で供給された原水を夫々の電
極側で酸性水及びアルカリ水に電気分解する電解槽を設
け、アルカリ水生成位置,酸性水生成位置,停止位置の
各切換位置へ切換可能に設けられアルカリ水生成位置若
しくは酸性水生成位置では前記電解槽に原水を供給する
と共に前記電解槽により生成されたアルカリ水若しくは
酸性水を蛇口に導き且つ停止位置では原水を前記電解槽
に供給することを禁止する弁機構を設け、指令に基づい
て前記弁機構を所定の切換位置に切換える駆動機構を設
け、外部操作に応じて前記駆動機構の動作を制御する制
御装置を設けたものである。
【0011】また、第1の電極,第2の電極及び第3の
電極を有し上記第1及び第2の電極に対する正電圧及び
負電圧の印加状態で供給された原水を夫々の電極側で酸
性水及びアルカリ水に電気分解する電解槽を設け、この
電解槽への原水の給水期間若しくは給水量を検出する給
水検出手段を設け、外部操作に応じて前記第1及び第2
の電極に正電圧及び負電圧を印加すると共に前記給水検
出手段による検出値が設定値となったときは所定時間だ
け前記第2及び前記第3の電極に正電圧及び負電圧を印
加する制御装置を設けるようにしてもよい。
【0012】この場合、電解槽において第1及び第2の
電極に至る通水路に供給された原水に薬剤を添加する薬
剤容器を設けるようにしてもよい。
【0013】また、原水を浄化する浄水器を設け、この
浄水器への原水の給水停止期間を検出する給水停止期間
検出手段を設け、この通水停止期間検出手段により検出
された通水停止期間が設定期間となったときは前記浄水
器の洗浄を報知するか若しくは前記浄水器に原水を設定
時間或いは設定量だけ排水状態で通過させる制御装置を
設けたものである。
【0014】さらに、原水を浄化する浄水器を設け、こ
の浄水器への原水の給水期間若しくは給水量を検出する
給水検出手段を設け、この給水検出手段による給水期間
若しくは給水量が設定値となったときは前記浄水器の交
換を報知する制御装置を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の給水装置の場合、制御装置は、
外部操作に応じて駆動機構を動作させることにより弁機
構をアルカリ水位置若しくは酸性水位置の切換位置に位
置させる。すると、弁機構を通じて原水は電解槽に供給
されるので、原水は正電圧が印加された第1の電極及び
負電圧が印加された第2の電極により夫々の電極側で酸
性水及びアルカリ水に電気分解される。そして、弁機構
は、切換位置に応じて電解槽により生成されたアルカリ
水若しくは酸性水を蛇口から選択的に吐出させる。
【0016】請求項2記載の給水装置の場合、第1及び
第2の電極に正電圧及び負電圧が印加されることにより
原水が電気分解されると、第2の電極にカルシウム等が
付着して性能が低下するものの、給水量検出手段により
検出された電解槽への原水の給水時間若しくは給水量が
設定値となったときは、制御装置は、第2及び第3の電
極に正電圧及び負電圧を所定時間だけ印加する。これに
より、第2の電極に付着したカルシウム等が分解するの
で、電解槽の電気分解性能を維持することができる。
【0017】請求項3記載の給水装置の場合、電解槽に
原水が供給されると、原水が薬剤容器を通過するときに
薬剤が添加されるので、イオン水に薬剤を効果的に添加
することができる。
【0018】請求項4記載の給水装置の場合、浄水器の
給水停止期間が長くなると、浄水器に雑菌が発生するも
のの、制御装置は、給水停止期間検出手段による給水停
止期間が設定期間となったときは浄水器の洗浄を報知す
るので、使用者は浄水器を適切なタイミングで洗浄する
ことができる。
【0019】請求項5記載の給水装置の場合、浄水器の
浄水期間が長くなると浄水機能が低下するものの、制御
装置は、給水検出手段による浄水器への給水期間が設定
値となったときは、浄水器の交換を報知するので、使用
者は浄水器を適切なタイミングで交換することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明を浄水機能付きのイオン水生成
装置に適用した一実施例を図面を参照して説明する。図
1は全体構成を概略的に示している。この図1におい
て、給水口1は水道2を弁機構3に接続する。給水口1
と弁機構3との間には温度センサ4が設けられており、
これは、水道水の温度を示す温度信号を制御装置,給水
停止期間検出手段及び給水検出手段たる制御回路5に出
力する。
【0021】弁機構3には複数の切換位置が設定されて
おり、所定の切換位置で水道水を制御回路5と共に給水
検出手段を構成する流量センサ6を通じて浄水器7に供
給する。浄水器7は水道水を浄化して浄水を生成した後
に、浄水を薬剤容器8を通じて電解槽9に供給する。こ
の電解槽9は複数の電極10を備えており、イオン濃度
切換回路11により設定された所定の直流電圧が電極1
0のうちの所定の電極10に印加されることによりアル
カリ水及び酸性水を生成して吐出する。イオン濃度切換
回路11は交流電源12からの交流を直流に変換して電
極10に印加するためのもので、複数段階の直流電圧の
うちから所定の直流電圧を出力する。
【0022】上記弁機構3は電解槽9からのアルカリ水
及び酸性水を受けるようになっており、切換位置に応じ
て蛇口13からアルカリ水若しくは酸性水を選択的に吐
出すると共に排水口14からもう一方の酸性水若しくは
アルカリ水を吐出する。この場合、弁機構3は、駆動機
構15により切換位置が切換えられるようになってい
る。
【0023】制御回路5はマイクロコンピュータを主体
として構成されており、入力スイッチ16の操作状態に
基づいて駆動機構15に対して駆動制御を実行すると共
にランプ17を点灯する。
【0024】図2は上記弁機構3の縦断面を示してい
る。この図2において、筒状の本体ケース18の外周壁
には上下方向に沿って水道2からの水道水を受ける水道
水受口19,電解槽0からのアルカリ水及び酸性水を受
けるアルカリ水受口20,酸性水受口21が設けられて
いると共に、底面の所定位置には浄水器7と連結された
浄水器連結口22,排水口14から連結された排水口連
結口23,蛇口13と連結された蛇口連結口24が設け
られている。また、本体ケース18内には上方から第1
の弁体25,第2の弁体26,第3の弁体27が各弁体
25〜27に形成されたカップリングにより一体化され
た状態で回動可能に収納されている。
【0025】図3乃至図6は各弁体25,26,27を
示している。つまり、各弁体25〜27の上面部には図
3乃至図5に示すような所定形状の案内溝部25a,2
5b,26a,26b,27a,27bが形成されてい
ると共に所定の案内溝部と連通する案内孔部25c〜2
5e,26c〜26e,27c〜27eが形成されてい
る。ここで、第3の弁体27の裏面には、図6に示すよ
うに環状溝部27f,27gが同心円状に形成されてお
り、それらは案内孔部27c,27eと夫々連通してい
る。
【0026】そして、上記形状の各弁体25〜27が図
2に示すように本体ケース18内に積層による一体化状
態で収納された形態では、各弁体25〜27の外周面が
本体ケース18の壁面に設けられた水道水受口19,ア
ルカリ水受口20,酸性水受口21に対向すると共に、
各弁体25〜27の案内孔部25c,26c,27c、
25d,26d,27d、25e,26e,27eが連
通する。また、第3の弁体27においては、裏面に形成
された環状溝部27f及び27gが浄水器連結口22,
蛇口連結口24と夫々連通する。
【0027】以上の構成の結果、第1の弁体25におけ
る案内溝部25aは浄水器連結口22と連通され、案内
溝部25bは排水口連結口23と連通される。また、第
2の弁体26における案内溝部26aは蛇口連結口24
と連通され、案内溝部26bは排水口連結口23と連通
される。また、第3の弁体27における案内溝部27a
は排水口連結口23と連通され、案内溝部27bは蛇口
連結口24と連通される。
【0028】上記弁機構3の上面には駆動機構15が設
けられており、その駆動機構15により各弁体25〜2
7が一体で回転して図3乃至図5で示した「アルカリ水
生成位置」,「酸性水生成位置」、「排水バイパス位
置」,「排水位置」,「停止位置」の5つの切換位置に
位置するようになっている。この場合、「アルカリ水生
成位置」は蛇口13からアルカリ水を吐出させるための
位置、「酸性水生成位置」は蛇口13から酸性水を吐出
させるための位置、「排水バイパス位置」は水道水を排
水口14から直接吐出させるための位置、「排水位置」
は装置内に溜まっている水を排水口14から排水するた
めの位置である。
【0029】以下の表1に上記5つの切換位置とそのと
きの水道水受口19,アルカリ水受口20,酸性水受口
21と浄水器連結口22,排水口連結口23,蛇口連結
口24との連通状態を示している。
【0030】
【表1】
【0031】図2において、上記駆動機構15はモータ
28と位置検知装置29とから構成されている。この場
合、モータ28の軸28aはDカットされており、その
軸28aのDカット部分が第1の弁体25の上面に係合
している。また、位置検知装置29はフォトインタラプ
タ式或いは電磁接触式のロータリエンコーダである。従
って、モータ28の回転に応じて弁体25〜27が回転
すると共に、その回転に伴って位置検知装置29から弁
体25〜27の回転位置を示す位置信号が制御回路5に
出力される。
【0032】図7は温度センサ4を示している。この図
7において、温度センサ4は給水口と弁機構3とを接続
する通水路30に取付けられている。この温度センサ4
はサ―ミスタを主体として成り、水道水の温度を示す温
度信号を制御回路5に出力する。
【0033】図8は流量センサ6を示している。この図
8において、流路センサ6は弁機構3と浄水器7とを接
続する通水路31に取付けられている。この流路センサ
6は羽根車6aとホール素子6bとから構成されてお
り、羽根車6aの回転に伴ってホール素子6bから制御
回路5にパルス信号を出力する。従って、流路センサ6
からのパルス信号を計数することにより、浄水器7への
給水量を検出することができる。
【0034】図9は浄水器7と一体化された電解槽9を
示している。この図9において、浄水器7の本体ケース
32内には中空糸膜フィルタ33及び活性炭フィルタ3
4が積層状態で収納されており、底面に形成された複数
の通水口32aを通じて流入する水道水に含まれる微細
な浮遊物或いはカルキ等を除去することにより浄水を生
成すると共に、その浄水を上面に形成された通水口32
bから電解槽9に吐出する。本体ケース32の底面の下
面には浄水器支え35が水密に添設されている。つま
り、図10及び図11に示すように、通水パイプ36に
は浄水器支え押えレバー37が軸37aを中心として回
動自在に支持されており、図10に示すようにレバー3
7が時計回り方向に回動されることによりレバー37の
突部37bが浄水器支え35の下面に当接してこれを上
方に押圧するようになっている。また、レバー37を図
11に示す位置に回転することにより浄水器支え35を
下方に移動自在にして、浄水器7を電解槽10から脱着
することができる。
【0035】図9において、電解槽9の本体ケース38
内には略円柱状の通水板39が配設されており、その通
水板39により本体ケース38の中央部には底面に形成
された通水口38aから上方に延びる通水路が形成され
ていると共に、本体ケース38内の上部には外方に延び
る通水路が形成されている。ここで、通水板39には薬
剤容器8が容器支え40に支持された状態で収納されて
いる。
【0036】図12は薬剤容器8を示している。この図
12において、薬剤容器8は図12に示すように支柱4
1aで連結されたリング状フレーム41の外周面及び底
面に網42を添着して形成されており、その内部にはグ
リセロリン酸カルシウム等の顆粒状のカルシウム剤が収
納される。
【0037】図9において、通水板39の内周側には薬
剤容器8の下部を臨むようにして投光素子43a及び受
光素子43bを対向して成る光センサ43が設けられて
おり、薬剤容器8の収納された薬剤の残量が少なくなっ
たときは光センサ43がオンするようになっている。
【0038】電解槽9において、本体ケース38内の外
周壁の内周面には環状の第1の電極10aが配設されて
おり、その第1の電極の内周側に環状の第2の電極10
bが配置されていると共に、その第2の電極10bの内
周側に第3の電極10cが配置されている。ここで、通
常の電気分解動作時には、第1の電極10aには正電圧
が印加されて陽極として機能すると共に第2の電極10
bには負電圧が印加されて陰極として機能するようにな
っているので、第1の電極10aは酸性水による浸蝕を
防止するためにチタンにより表面処理が施されている。
尚、第2の電極10bには通路用穴が多数形成されてい
る。これらの電極10a〜10cは本体ケース38の底
面から下方に突出する電極端子44と接続されており、
その電極端子44がイオン濃度切換回路11と接続され
ている。
【0039】本体ケース38の底面において第1,第2
の電極10a,10b間となるように酸性水口45が設
けられており、その酸性水口45が弁機構3の酸性水受
口21と連結されている。また、第2,第3の電極10
b,10c間となるようにアルカリ水口46が設けられ
ており、そのアルカリ水口46が弁機構3のアルカリ水
口20と連結されている。この場合、第1の電極10a
に正電圧が印加されると共に第2の電極10bに負電圧
が印加されることにより水の電気分解が行われるもの
で、陽極として機能する第1の電極10a側で酸性水が
発生し、陰極として機能する第2の電極10b側でアル
カリ水が発生する。つまり、第1の電極10aに引き寄
せられて第2の電極10bを通過できなかった水は酸性
水であり、第2の電極10bに引き寄せられて通過した
水はアルカリ水である。
【0040】ところで、上記電解槽9にあっては、陰極
として機能する第2の電極10bにイオン化したカルシ
ウム等が付着して性能が低下することが知られており、
その対策として本実施例では、電気分解によるイオン水
の生成終了時に所定時間だけ第2の電極10bに正電圧
を印加して陽極として機能させると共に第3の電極10
cに負電圧を印加して陰極として機能させるように構成
されている。
【0041】電解槽9において本体ケース38の上面は
蓋47により閉鎖されている。この蓋47の中央部には
薬剤容器8を本体ケース38内に装着するための装着窓
部47aが形成されており、その装着窓部47aに蓋体
48が螺着されている。この蓋体48には空気抜き穴4
8aが形成されており、その空気抜き穴48aに逆止弁
49が設けられている。この逆止弁49は、本体ケース
38内の水面が給水により上昇したときは空気抜き穴4
8aを閉鎖すると共に、後述する排水処理により水面位
置が下降したときは下降して空気抜き穴48aを開口す
るようになっている。
【0042】図13は上記各電極10a〜10cに所定
の直流電圧を印加するためのイオン濃度切換回路11を
示している。この図12において、トランス50の一次
巻線50aにはAC100Vが接続されると共に、二次
巻線50bには切換タップ51a〜51eが接続されて
いる。整流回路52の入力端子の一端は常開接点53a
〜53eを介して各切換タップ51a〜51eと接続さ
れていると共に、入力端子の他端は二次巻線50bと接
続されている。リレー接点53の共通接点53aは整流
回路52の出力端子と接続され、常閉接点53bは第1
の電極10aと接続され、常開接点53cは第3の電極
10cと接続されている。また、リレー接点53と同一
切換状態となるリレー接点54の共通接点54aは整流
回路52の出力端子と接続され、常閉接点54bは第2
の電極10bと接続され、常開接点54cは第1の電極
10aと接続されている。この場合、各リレー接点5
3,54は制御回路5によりオンオフされるようになっ
ている。
【0043】図14は操作パネルを示している。この図
13において、操作パネル55にはアルカリ水スイッチ
16a,酸性水スイッチ16b,排水スイッチ16c,
停止スイッチ16d等の各種入力スイッチ16が設けら
れていると共に、停止スイッチ16dを除いた各スイッ
チ16a〜16cに対応して表示ランプ17a〜17c
が設けられている。また、濃度調整スイッチ16eが設
けられていると共に、設定濃度を示す複数の表示ランプ
17dが設けられている。さらに、電極10の洗浄中で
あることを示す洗浄ランプ17e、浄水器7の交換時期
を報知するフィルタ交換ランプ17f及び薬剤の補充を
指示するための薬剤補充ランプ17gが設けられてい
る。
【0044】次に上記構成の作用について説明する。制
御回路5は交流電源12の接続状態で動作するようにな
っており、交流電源12が初めて接続されたとき或いは
長時間使用されない状態で給水動作を行うときは浄水器
7の洗浄動作を行うようになっている。つまり、制御回
路5のメインルーチンを示す図15において、電源が初
めて接続されたときは、洗浄指示フラグをセットしてか
ら(ステップS1 )、入力スイッチ16が操作されるま
で待機する(ステップS4 ,S6 ,S8 )。この入力待
機状態中は第1のタイマのカウントアップ動作が組込ま
れており(ステップS2 )、入力スイッチ16の入力待
機状態がT1 (例えば3日間)継続したときは(ステッ
プS3 )洗浄指示フラグをセットする。この洗浄指示フ
ラグは浄水器8の洗浄が必要となったことを指示するた
めのフラグであり、交流電源12の接続時にあっては、
上述のように洗浄指示フラグがセットされるので、当初
から洗浄を指示することになる。
【0045】以下において、入力スイッチ16の入力に
応じた動作を説明する。 [アルカリ水生成処理]……アルカリ水スイッチ16a
がオンされると(ステップS4 )、アルカリ水処理を実
行する(ステップS5 )。このアルカリ水処理を示す図
16において、洗浄指示フラグがセットされているか否
かを判断し(ステップS501 )、洗浄指示フラグがセッ
トされているときは、第2のタイマにt2 (例えば5分
間)をセットする。続いて、駆動機構15のモータ28
を駆動して弁機構3の弁体25〜27を回転させる(ス
テップS503 )。すると、モータ28の駆動に応じて駆
動機構15の位置検知装置29からは弁体25〜27の
回転位置を示す位置信号が出力されるので、その位置信
号により弁体25〜27がアルカリ水位置まで回転した
ところで(ステップS504 )モータ28を停止する(ス
テップS505 )。
【0046】続いて、第1の電極10aに正電位を印加
すると共に第2の電極10bに負電位を印加することに
より第1の電極10aを陽極として機能させると共に第
2の電極10bを陰極として機能させる(ステップS50
6 )。
【0047】さて、上述のようにして弁機構3の弁体2
5〜27がアルカリ水生成位置に位置すると、弁機構3
の水道水受口19は弁体25に対して図3中に「アルカ
リ水」と示した位置に位置するので、水道水は第1の弁
体25の案内溝部25aから案内孔部25c、各弁体2
6,27の案内孔部26c,27c,浄水器連結口22
を通じて浄水器7に流入する。これにより、水道水は浄
水器7により浄化されてから電解槽9に給水される。
【0048】このとき、電解槽9の通水口には薬剤容器
8が設けられているので、電解槽9に流入した浄水には
薬剤容器8に収納されたグリセロリン酸カルシウムが溶
解して含有するようになる。そして、電解槽9において
第1,第2の電極10a,10bにより電気分解が行わ
れる結果、第1の電極10a側の酸性水口45から酸性
水が吐出されると共に第2の電極10b側のアルカリ水
口46からアルカリ水が吐出されて弁機構3に送られ
る。
【0049】このとき、弁機構3においてアルカリ水受
口20及び酸性水受口21は各弁体26,27に対して
図4及び図5中に「アルカリ水」と示した位置に位置す
るので、アルカリ水は第2の弁体26の案内溝部26a
から案内孔部26e,弁体27の案内孔部27e,蛇口
連結口24を通じて蛇口13から吐出される。また、酸
性水は第3の弁体27の案内溝部27a,案内孔部27
d,排水口連結口23を通じて排水口14から吐出され
る。
【0050】図16において、洗浄指示フラグがセット
されていることにより第2のタイマに5分間がセットさ
れているときは(ステップS509 )、操作パネル55の
全ての表示ランプ17を点滅するフラッシング動作を行
うと共に(ステップS510 )、第2のタイマをカウント
ダウンする(ステップS511 )。このフラッシング動作
中においては、蛇口13からアルカリ水が吐出されると
共に、排水口14から酸性水が吐出される。このとき、
蛇口13から吐出されるアルカリ水には、長期間にわた
って使用されていなかった浄水器7で発生した雑菌が含
まれている虞があるものの、操作パネル55に設けられ
た表示ランプ17がフラッシングするので、使用者はそ
のことを確認することにより蛇口13から吐出されたア
ルカリ水を飲用しなくなる。
【0051】そして、第2のタイマが0となった以降に
おいてはフラッシング動作を停止して蛇口13からのア
ルカリ水の飲用が許可されたことを報知する(ステップ
S509 )。この時点でも、蛇口13からのアルカリ水の
吐出並びに排水口14からの酸性水の吐出は継続されて
いる。尚、浄水器7の洗浄中は第1,第2の電極10
a,10bに正電圧及び負電圧を印加するようにした
が、各電極10a,10bへの電圧印加は省略するよう
にしてもよい。
【0052】一方、上述したアルカリ水の供給動作中に
おいては、流量センサ6からのパルス信号に基づいて今
回のアルカリ水供給動作における浄水器7への流量を積
算すると共に(ステップS507 )、電源投入或いはリセ
ットされてからの浄水器7への総流量を積算している
(ステップS508 )。この場合、総流量積算値は、浄水
器7の着脱を行うためのレバーの動作に連動してオンオ
フする図示しないスイッチに応動してリセットされるよ
うになっている。
【0053】そして、停止スイッチ16dがオンされる
と(ステップS512 )、洗浄ランプ17eを点灯すると
共に(ステップS513 )流量積算値に基づいて洗浄時間
t3を算出してから(ステップS514 )、イオン濃度切
換回路11のリレースイッチ53,54をオンすること
により第2,第3の電極10b,10cに夫々正電位及
び負電位を印加して第2の電極10bの洗浄を開始する
(ステップS515 )。この洗浄動作中においては第3の
タイマはカウントダウンされており(ステップS516
)、第3のタイマ=0となったところで(ステップS5
17 )洗浄指示フラグをクリアしてから(ステップS518
)、洗浄ランプ17eを消灯する(ステップS519
)。
【0054】続いて、モータ28を駆動することにより
(ステップS520 )弁機構3における弁体25〜27を
停止位置に位置させてから(ステップS521 )メインル
ーチンにリターンする。この場合、洗浄動作時間として
は、給水時間にもよるが略10秒の短い時間であるの
で、洗浄動作時においては蛇口13からは電気分解によ
り生成された酸性水がそれまでに生成されたアルカリイ
オン水と中和されて吐出される。従って、電極の洗浄時
に蛇口13から吐出される水が使用されるにしても安全
性は高い。
【0055】尚、イオン濃度切換スイッチ16eが操作
されたときは、そのスイッチ操作に応じてイオン濃度切
換回路11のスイッチ53a〜53eを択一的にオンす
ることによりタップ51a〜51eを切換える。つま
り、イオン濃度を濃くなるようにイオン濃度切換スイッ
チ16eに対してスイッチ操作が行われたときは、第
1,第2の電極10a,10b間の電位が高くするよう
にタップ51a〜51eを切換え、イオン濃度が低くな
るようにスイッチ操作が行われたときは、第1,第2の
電極10a,10b間の電位が低くなるようにタップ5
1a〜51eを切換える。これにより、整流回路52か
らはタップ51a〜51eの切換に応じた所定の直流電
圧が第1,第2の電極10a,10bに対して印加され
るので、イオン濃度切換スイッチ16eに対する操作に
より蛇口13から吐出されるイオン水の濃度を調整する
ことができる。
【0056】[酸性水生成処理]…酸性水スイッチ16
dがオンされたときは(ステップS6 )、図17に示す
酸性水処理を実行する(ステップS7 )。この酸性水処
理が上述したアルカリ水処理と異なる点は、弁機構3に
おける弁体25〜27の停止位置が「アルカリ水生成位
置」から「酸性水生成位置」に変更されるだけであるの
で、詳細な説明を省略する。
【0057】[排水処理]…浄水器フィルタ7を交換す
るために排水スイッチ16cがオンされたときは、図1
8に示す排水処理を実行する。即ち、モータ28を駆動
して(S901 )弁体25〜27を「排水位置」に位置さ
せる(ステップS902 )。そして、第4のタイマにt4
をセットしてから(ステップS903 )、第4のタイマを
カウントダウンして零となるまで待機状態となる(ステ
ップS904 ,S905 )。これにより、弁機構3の水道水
受口19は図3において弁体25の「排水」と示した位
置となるので、電解槽9への水道水の供給が禁止される
と共に、電解槽9からのアルカリ水及び酸性水は各弁体
26,27の案内孔部26d,27dを通じて排水口1
4から排出されてしまう。このとき、電解槽9内の水が
減るにしても、薬剤容器8の蓋体48に設けられた水抜
き用空気穴48aから空気が入るので、円滑に水を抜く
ことができる。そして、第4のタイマが0となったとこ
ろでモータ28を駆動して弁機構3の弁体25〜27を
停止位置に位置させてからメインルーチンにリターンす
る。
【0058】一方、図15において、給水温度が設定温
度よりも高いときは(ステップS10)、排水バイパス処
理に移行する(ステップS11)。この排水バイパス処理
は弁機構3の弁体25〜27を「排水バイパス位置」に
位置させるもので、これにより、水道水は排水口14か
ら直接吐出される。従って、高温の水道水が浄水器7に
給水されることはないので、浄水器7に用いられている
活性炭フィルタを高温による破壊から保護することがで
きる。
【0059】また、上述のアルカリ水処理若しくは酸性
水処理において流量センサ6により積算された総流量が
設定値以上となったときは(ステップS12)、フィルタ
交換ランプ17fを点灯して使用者に浄水器7の交換を
指示する。尚、フィルタ交換ランプ17fは、浄水器7
を電解槽9に装着するためのフィルタ支え押え36を回
転したときに消灯するようになっている。
【0060】また、長期間の使用により薬剤容器8に収
納されたグリセロリン酸カルシウムが無くなったとき
は、電解槽9に設けられた光センサ43がオンするので
(ステップS14)、そのことに基づいて操作パネル55
に設けられた薬剤補充ランプ17gを点灯してグリセロ
リン酸カルシウムの補充を報知する。
【0061】上記構成のものによれば、操作パネル55
に設けられた入力スイッチ16の操作状態に応じて弁機
構3の弁体25〜27を所定の切換位置に位置させるこ
とによりアルカリ水若しくはイオン水を蛇口13から吐
出するようにしたので、使用者の所望するイオン水を蛇
口13から確実に給水することができる。従って、切換
弁に対する操作によりアルカリ水若しくは酸性水を選択
的に蛇口から吐出する従来例のものと違って、蛇口13
から吐出される酸性水を間違って飲用してしまうことを
防止することができる。
【0062】また、電解槽9において第1,第2の電極
10a,10bに加えて第3の電極10cを設け、第2
の電極10bを洗浄するときは第2,第3の電極10
b,10c間で反対極性となるように設定時間だけ電圧
を印加すると共にその間は洗浄ランプ17eにより使用
者に注意を促すようにしたので、アルカリ水を得るため
に処理済みの陽極と無処理の陰極との極性を設定時間だ
け切換える従来例のものと違って、酸性水を長時間給水
するにしても、無処理の第2の電極10bは短時間しか
陽極として機能しないので、第2の電極10bが破壊さ
れてしまうことを防止することができる。しかも、1回
の給水動作の終了毎に洗浄を行うと共に、その洗浄時間
を給水量に応じた時間に設定するようにしたので、清浄
な電極10により浄水を電極分解することができると共
に、洗浄により清浄となった電極10を無駄に洗浄して
しまうことを防止することができる。
【0063】また、電解槽9の通水路に薬剤容器8を設
け、浄水器7からの浄水が電解槽9に流入したときに浄
水にグリセロリン酸カルシウムを添加するようにしたの
で、電解槽9内に薬剤容器8をスペース効率よく収納し
て小形化を図ることができる。この場合、薬剤容器8は
浄水器7と電解槽9との間に位置することになるので、
薬剤容器8に収納されたカルシウムを水道水の圧力を利
用して浄水に添加することができると共に浄水器7によ
り水道水を浄化するにしてもグリセロリン酸カルシウム
が浄水器7により除去されてしまうことを回避すること
ができる。
【0064】さらに、電源投入時或いは浄水器7への通
水停止期間が設定期間となったときは、使用者によりイ
オン水の吐出が指示された際に吐出開始の所定時間だけ
イオン水の飲用禁止を報知するようにしたので、長期間
の不使用により浄水器7に雑菌が発生するにしても、使
用者は雑菌が含まれないイオン水を飲用することができ
て衛生管理が優れている。
【0065】加えて、流量センサ6により測定された浄
水器7への通水の総積算量が設定値以上となったとき
は、浄水器7の交換を報知するようにしたので、浄水器
7の浄水機能が低下した状態で使用してしまうことを防
止することができる。
【0066】尚、上記実施例では、弁機構3の弁体25
〜27を回転するためにモータ28を用いたが、これに
代えて、ソレノイドとラチェットとの組合わせによりソ
レノイドの駆動に応じて弁体を所定角度だけ回転するよ
うに構成してもよく、また、弁機構3としては弁体をス
ライドするように構成してもよい。
【0067】また、電極の洗浄時間を流量センサ6によ
る測定結果に基づいて決定するようにしたが、これに代
えて、アルカリ水スイッチ16a若しくは酸性水スイッ
チ16bと停止スイッチ16sとの操作間隔に基づいて
洗浄時間を決定するようにしてもよい。
【0068】さらに、浄水器7への給水量をプログラム
の実行動作中において流量センサ6により検出するよう
にしたが、これに代えて、浄水器7への給水時間を積算
し、その総積算時間によりフィルタ交換ランプ17fを
点灯するようにしてもよく、また、それらの総積算量或
いは総積算時間をバックアップRAM或いはEEPRO
Mに記憶するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の給水装置によれば以下の効果を奏する。請求項1記載
の給水装置によれば、制御装置は、外部操作に応じて駆
動機構を動作させて弁機構をアルカリ水位置若しくは酸
性水位置の切換位置に位置させることにより、弁機構を
通じて原水を電解槽に給水すると共に電解槽により生成
されたアルカリ水若しくはイオン水を蛇口に選択的に吐
出するようにしたので、使い勝手を向上させることがで
きる。
【0070】請求項2記載の給水装置によれば、制御装
置は、給水検出手段により検出された電解槽への原水の
給水期間若しくは給水量が設定値となったときは、第2
の電極に正電圧を所定時間だけ印加するようにしたの
で、第2の電極に付着したカルシウム等を分解して電極
の電気分解性能が低下してしまうことを防止できる。
【0071】請求項3記載の給水装置によれば、電解槽
におい第1及び第2の電極に至る通水路に薬剤容器を設
けたので、その薬剤容器に収納された薬剤を原水に効果
的に添加することができる。
【0072】請求項4記載の給水装置によれば、制御装
置は、給水停止期間検出手段により検出された浄水器へ
の原水の給水停止期間が設定期間となったときは、浄水
器の洗浄を報知するか若しくは浄水器に原水を設定時間
だけ排水状態で通過させるので、長期間にわたる不使用
状態により浄水器に雑菌が発生するにしても、使用者が
雑菌を含んだイオン水を飲用してしまうことを防止する
ことができる。
【0073】請求項5記載の給水装置によれば、制御装
置は、給水検出手段により検出された浄水器への原水の
給水期間若しくは給水量が設定値となったときは、制御
装置は、浄水器の交換を報知するので、使用者は浄水器
を適切なタイミングで交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成の概略図
【図2】弁機構の縦断面図
【図3】第1の弁体の横断面図
【図4】第2の弁体の横断面図
【図5】第3の弁体の横断面図
【図6】第3の弁体の横断面図
【図7】温度センサの取付状態を示す通水路の断面図
【図8】流量センサの取付状態を示す通水路の断面図
【図9】浄水器及び電解槽の縦断面図
【図10】浄水器の取付け過程を示す要部の側面図
【図11】浄水器の取外し過程を示す要部の側面図
【図12】薬剤容器の斜視図
【図13】イオン濃度切換回路を示す電気回路図
【図14】操作パネルを示す図
【図15】制御装置のメイン動作を示すフローチャート
【図16】制御装置のアルカリ水処理動作を示すフロー
チャート
【図17】制御装置の酸性水処理動作を示すフローチャ
ート
【図18】制御装置の排水処理動作を示すフローチャー
【符号の説明】
3は弁機構、5は制御回路(制御装置,給水停止期間検
出手段、給水検出手段)、6は流量センサ(給水検出手
段)、7は浄水器、8は薬剤容器、9は電解槽、10は
電極、10aは第1の電極、10bは第2の電極、10
cは第3の電極、15は駆動機構である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極及び第2の電極を有し上記第
    1及び第2の電極に対する正電圧及び負電圧の印加状態
    で供給された原水を夫々の電極側で酸性水及びアルカリ
    水に電気分解する電解槽と、 アルカリ水生成位置,酸性水生成位置,停止位置の各切
    換位置へ切換可能に設けられアルカリ水生成位置若しく
    は酸性水生成位置では前記電解槽に原水を供給すると共
    に前記電解槽により生成されたアルカリ水若しくは酸性
    水を蛇口に導き且つ停止位置では原水を前記電解槽に供
    給することを禁止する弁機構と、 指令に基づいて前記弁機構を所定の切換位置に切換える
    駆動機構と、 外部操作に応じて前記駆動機構の動作を制御する制御装
    置とを備えたことを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 第1の電極,第2の電極及び第3の電極
    を有し上記第1及び第2の電極に対する正電圧及び負電
    圧の印加状態で供給された原水を夫々の電極側で酸性水
    及びアルカリ水に電気分解する電解槽と、 この電解槽への原水の給水期間若しくは給水量を検出す
    る給水検出手段と、 外部操作に応じて前記第1及び第2の電極に正電圧及び
    負電圧を印加すると共に前記給水検出手段による検出値
    が設定値となったときは所定時間だけ前記第2及び前記
    第3の電極に正電圧及び負電圧を印加する制御装置とを
    備えたことを特徴とする給水装置。
  3. 【請求項3】 電解槽において第1及び第2の電極に至
    る通水路に設けられ供給された原水に薬剤を添加する薬
    剤容器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の給水装置。
  4. 【請求項4】 原水を浄化する浄水器と、 この浄水器への原水の給水停止期間を検出する給水停止
    期間検出手段と、 この通水停止期間検出手段により検出された通水停止期
    間が設定期間となったときは前記浄水器の洗浄を報知す
    るか若しくは前記浄水器に原水を設定時間或いは設定量
    だけ排水状態で通過させる制御装置とを備えたことを特
    徴とする給水装置。
  5. 【請求項5】 原水を浄化する浄水器と、 この浄水器への原水の給水期間若しくは給水量を検出す
    る給水検出手段と、 この給水検出手段による給水期間若しくは給水量が設定
    値となったときは前記浄水器の交換を報知する制御装置
    とを備えたことを特徴とする給水装置。
JP9914793A 1993-04-26 1993-04-26 給水装置 Pending JPH06304562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914793A JPH06304562A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914793A JPH06304562A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 給水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06304562A true JPH06304562A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14239586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9914793A Pending JPH06304562A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06304562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016194070A1 (ja) * 2015-05-29 2018-01-25 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の消耗部品の交換時期管理方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016194070A1 (ja) * 2015-05-29 2018-01-25 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の消耗部品の交換時期管理方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5853562A (en) Method and apparatus for electrolyzing water
JP4463927B2 (ja) 水処理装置
JP4463928B2 (ja) 水処理装置
JPH06304562A (ja) 給水装置
JP4462157B2 (ja) 電解水生成装置及びそれを備えた流し台
JP3605653B2 (ja) 連続式電解水生成器
JPH08173964A (ja) 電解水生成装置
JP3906518B2 (ja) ビルトインアルカリ整水器
JP3291048B2 (ja) 電解水生成装置
JPH09210950A (ja) 電解水生成装置
JP5166314B2 (ja) 整水器
JP5290799B2 (ja) 整水器
JPH1043760A (ja) アルカリイオン整水器
JP3605652B2 (ja) 連続式電解水生成器
JP3572661B2 (ja) 電解水生成器
JPH05253572A (ja) 浄水器一体型連続式電解イオン水生成装置
JP3431892B2 (ja) イオン水生成器
JPH1128469A (ja) イオン整水器
JPH10192858A (ja) ビルトインアルカリ整水器
JP2528154Y2 (ja) 浄水装置
JPH06335679A (ja) アルカリイオン整水器
JP2001162280A (ja) 電解装置
JPH10314744A (ja) アルカリイオン整水器
JP3461030B2 (ja) アルカリイオン整水器
JPH05345182A (ja) 浄水器一体型連続式電解イオン水生成装置