JPH06304173A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH06304173A
JPH06304173A JP5101527A JP10152793A JPH06304173A JP H06304173 A JPH06304173 A JP H06304173A JP 5101527 A JP5101527 A JP 5101527A JP 10152793 A JP10152793 A JP 10152793A JP H06304173 A JPH06304173 A JP H06304173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
ultrasonic diagnostic
stylus pen
voltage
transparent
Prior art date
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Pending
Application number
JP5101527A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyajima
武史 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP5101527A priority Critical patent/JPH06304173A/ja
Publication of JPH06304173A publication Critical patent/JPH06304173A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体の一層の小型軽量化を図るととも
に、被検体の輪郭を指定し面積を求めるときに使用する
カーソルの移動、モード切換え等を迅速に行うことがで
きるようにする。 【構成】 制御回路7からモニタ9上に配置された透明
タブレット板10には電圧が供給されており、スタイラ
スペン11を透明タブレット板10の任意の位置に接触
させると、この電圧による電界が位置検出信号となって
位置検出回路8で検知される。この検知信号によってカ
ーソル等がモニタ上に表示されたり、モード切換え等が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体に超音波ビーム
を発射して得られた反射エコーにより、被検体内の生体
情報画像を画面に表示する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医用分野で用いられる超音波診断装置で
は、例えば心臓部の断層データをリアルタイムでモニタ
に表示したり、パルスドプラ法により特定部位の血流速
度を測定し、この分布を同様にモニタに表示することが
行われている。
【0003】この種の超音波診断装置では、得られた断
層データの静止画像において、表示されている特定の病
巣あるいは臓器等の関心領域の面積を求めたい場合があ
る。また、特定の病巣あるいは臓器の断層データの動画
像において特定部分の長さを計測したい場合がある。
【0004】このような場合に、従来ではトラックボー
ルやジョイスティックにより位置信号を発生させ、得ら
れた位置信号に基づき指定された位置にカーソルを表示
させている。そして、トラックボールやジョイスティッ
クを操作することにより画面上で関心領域の輪郭に沿っ
てカーソルをトレースさせて輪郭を指定し面積を求めた
り、カーソルを2点に移動させて2点間の距離の計測を
行っている。
【0005】また、断層モード、ドプラモード、Mモー
ド等のモードの切り換えや、超音波プローブの焦点距離
の設定等を行う場合には、超音波診断装置のキーボード
のキーを操作することにより、設定等を行っている。
【0006】一方、ポータブルな超音波診断装置を実現
しようとすると、できるだけコンパクトにしなければな
らず、そのために従来は上記トラックボールやジョイス
ティックを省略し、このトラックボールやジョイスティ
ックの代わりにキーボードのキーによってカーソルを移
動させて面積を求めたり、2点間の距離を計測したりし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キーボードの
キーによってカーソルを移動させるためにはカーソル移
動用のキーを頻繁に押さなければならず、非常に煩雑で
あるばかりでなく、カーソルの移動及び設定が非常に遅
くなる。
【0008】さらには、カーソル移動用のキーや、断層
モード、ドプラモード、Mモード等のモードの切り換え
や、超音波プローブの焦点距離の設定等を行うためのキ
ーを備えたキーボードが必要であり、一層の小型化、携
帯化を行うことができない。本発明は上記の問題点を解
決するために創案されたものであり、キーボードを省略
することができ一層の小型軽量化が図れるとともに、カ
ーソルの移動等を迅速に行うことができる超音波診断装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超音波診断装置は、被検体に超音波ビーム
を発射して得られた反射エコーによる前記被検体内の生
体情報や文字記号情報を画面に表示する画面上に透明タ
ブレット板を配置するとともに、画面上の任意の位置を
指定する位置指定器を備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の超音波診断装置によれば、カーソルの
移動やモードの切り換え等のために位置指定器で画面上
の任意の位置を指定すると、超音波診断装置の画面上に
配置された透明タブレット板から位置指定器にあるいは
位置指定器から透明タブレット板に検出信号が与えら
れ、この検出信号が超音波診断装置本体により検知され
る。
【0011】また、画面上に配置されたタブレット板は
透明であるので、位置指定器で画面上の任意の地点を指
定する場合でも画面上に表示された内容をタブレット板
を通して認識することができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、以下、図1、図2に基
づいて説明する。図1において、プローブ1は多数の微
小振動子から構成されており、生体等の被検体に超音波
を送受波して超音波情報を得るためのものである。この
プローブ1が接続された送受波回路2は、超音波ビーム
を送波するための高周波パルス発振器、反射エコーを受
信処理する受信器、電子走査を行うための遅延回路及び
遅延量選択回路等により構成されている。また、送受信
回路2は生体の断層データを得るための波形整形処理回
路、検波回路等も含んでいる。
【0013】制御部4はDSC(デジタルスキャンコン
バータ)3を制御し、送受信回路2からのデジタルに変
換された超音波画像データをDSC3に書き込む。DS
C3では超音波画像をモニタ9のテレビジョン信号に同
期するように制御部4で作成された同期信号に基づいて
データを出力する。DSC3には合成部6が接続されて
いる。合成部6はキャラクタメモリ5から出力されたカ
ーソル信号や文字・記号情報等と超音波画像データとを
合成する。合成部6にはモニタ9が接続されており、合
成された画像を表示する。
【0014】一方、モニタ9の表面には透明タブレット
板10が配置されており、この透明タブレット板10に
は制御回路7が接続されている。この透明タブレット板
10上の任意の位置を指定するための位置指定器として
スタイラスペン11が設けられており、このスタイラス
ペン11は位置検出回路8に接続されている。位置検出
回路8は、スタイラスペン11からの出力信号を増幅す
るためのアンプや、特定の周波数成分を検出するための
フィルタ等を備えている。
【0015】また、制御部4はマイクロコンピュータ、
RAM、ROM等のメモリ及び各種のI/Oインターフ
ェース等から構成されている。
【0016】次に、モニタ9上に配置された透明タブレ
ット板10とスタイラスペン11と制御回路7との関係
の拡大図を図2に示す。透明タブレット板10はX方向
の位置検出用の透明タブレット板とY方向の位置検出用
の透明タブレット板とを直角に配置することで構成され
ているので、例としてX方向の透明タブレット板を示し
てあるが、X方向の透明タブレット板とY方向の透明タ
ブレット板とは同じものである。
【0017】X方向透明タブレット板は透明導電ガラス
12上にITO膜等の透明電極13をストライプ状に形
成したものであり、例えば1mm当たり10ラインの割
合で形成されている。
【0018】この各透明電極13と制御回路7にあるシ
フトレジスタ14の各端子とは各々接続されている。シ
フトレジスタ14は所定電圧Vcを入力としており、制
御部4から供給されるシフトクロックにより透明電極1
3に接続された端子側に所定電圧Vcを左端から右端ま
で順次与えてゆく。
【0019】すなわち、最初のクロックの立上がりでシ
フトレジスタ14の端子S1 に電圧Vcが出力され、次
のクロックの立上がりで端子S2 に電圧Vcが出力され
るとともに、端子S1 には電圧Vcが供給されなくなり
GNDレベルとなる。さらに次のクロックの立上がりで
端子S3 に電圧Vcが出力されるとともに端子S2 に電
圧Vcが供給されなくなりGNDレベルとなる。この動
作をS1 からSn に渡って何度も繰り返す。
【0020】このように次々と順番に透明電極に電圧を
与えてゆけば、スタイラスペン11が指し示している直
下のところにある透明電極に電圧が印加されたときに最
も大きな電界がスタイラスペン11によって検出される
ことになるので、この検出電界がシフトクロックのどの
クロックに同期していたかを位置検出回路8で検出すれ
ば、透明タブレット板上のX方向のどの位置にスタイラ
スペン11が置かれているのかがわかる。
【0021】以上、X方向について説明したが、Y方向
においても同様な構成となっており、これらの各方向の
透明タブレット板を直交して配置することによりスタイ
ラスペン11が置かれているX、Y座標を知ることがで
きる。
【0022】したがって、例えばカーソルを画面上の任
意の地点に移動させたい場合には、スタイラスペン11
を透明タブレット板10上のその地点に接触させれば、
スタイラスペン11のX、Y座標がただちに位置検出回
路8により検出され、この位置データが制御部4に伝達
される。したがって、関心領域に沿ってスタイラスペン
11を移動させると、制御部4は各位置データをもとに
して、カーソルで囲まれた関心領域の面積や長さ等を算
出する。
【0023】一方、位置データにしたがって制御部4は
カーソル信号をキャラクタメモリ5に送出し、キャラク
タメモリ5はカーソル信号をテレビジョン信号に同期し
て出力する。そして、合成部6で超音波画像データと合
成されてモニタ9に表示されるので、スタイラスペン1
1の動きに迅速に対応してカーソルが表示されることに
なる。
【0024】上述の実施例では、常にシフトレジスタを
駆動させて透明タブレット板の各透明電極に順次電圧を
与えるようにしているが、スタイラスペンにスイッチを
設け、カーソルの位置を変更する場合にスタイラスペン
に設けられたスイッチを押したときに初めてシフトレジ
スタから透明タブレット板の各透明電極に電圧を順次供
給するようにして、スタイラスペンで位置信号を検出
し、検出後は前記スイッチを離すことにより、各透明電
極への電圧供給をストップすれば、一層消費電力を節約
することができる。
【0025】ところで、以上の実施例では透明タブレッ
ト板の各透明電極に順次電圧を与え、スタイラスペンで
この電圧を検出することでスタイラスペンの位置検出を
行っているが、スタイラスペン側に励磁コイルを設け、
透明タブレット板の各透明電極をセンスコイルとし、ス
タイラスペンの励磁コイルから磁力を発生させ、電磁誘
導による電圧を透明タブレット板側のセンスコイルで検
出することによりスタイラスペンの位置検出を行うよう
にしても良い。
【0026】また、断層モード、ドプラモード、Mモー
ド等のモードの切り換えやその他超音波診断に必要なメ
ニューをすべてモニタ上に表示できるようにし、スタイ
ラスペンで項目を選択することによって各種の設定が行
えるようにしておくこともでき、キーボード等も不要に
なるので一層の小型化が図れる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波診
断装置によれば単にモニタ上でスタイラスペンを移動さ
せるだけでカーソル位置変更、モード切り換えを行うこ
とができるので、キーボードを省略することができ一層
の小型軽量化が図れるとともに、カーソルの移動等を迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の超音波診断装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の超音波診断装置の透明タブレット板及
び制御回路の詳細を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波ビームを発射して得られ
    た反射エコーによる前記被検体内の生体情報や文字記号
    情報を画面に表示する超音波診断装置において、前記画
    面上に配置された透明タブレット板と、前記画面上の任
    意の位置を指定する位置指定器とを備えたことを特徴と
    する超音波診断装置。
JP5101527A 1993-04-27 1993-04-27 超音波診断装置 Pending JPH06304173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5101527A JPH06304173A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 超音波診断装置

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JP5101527A JPH06304173A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 超音波診断装置

Publications (1)

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JPH06304173A true JPH06304173A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14302949

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5101527A Pending JPH06304173A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 超音波診断装置

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JP (1) JPH06304173A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001353153A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Toshiba Medical System Co Ltd 超音波画像診断装置
JP2010274049A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Toshiba Corp 超音波画像診断装置及び超音波画像診断装置の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001353153A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Toshiba Medical System Co Ltd 超音波画像診断装置
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