JPH0630376A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH0630376A
JPH0630376A JP4180743A JP18074392A JPH0630376A JP H0630376 A JPH0630376 A JP H0630376A JP 4180743 A JP4180743 A JP 4180743A JP 18074392 A JP18074392 A JP 18074392A JP H0630376 A JPH0630376 A JP H0630376A
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circuit
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high frequency
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Tokikazu Matsumoto
時和 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直高域信号が上下の決められたラインで伝
送されるワイドテレビ信号の効果的な記録再生を実現す
る。 【構成】 記録時に利得制御回路11で垂直高域信号の
伝送されるラインの利得を最適値に制御し、その後FM
変調回路13でFM変調して記録する。再生した垂直高
域信号はバーストレベル検出回路17で検出したバース
トレベルを基準として利得制御回路18で利得制御し記
録前の利得に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は16:9のアスペクト比
を有するワイドテレビと呼ばれる映像信号をディスクや
VTRに記録再生する映像信号処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイドテレビの規格が提案されつ
つあり、ワイドテレビ信号の記録再生装置に対する要望
が高まっている。
【0003】以下、図4を参照してワイドテレビの映像
信号の伝送方法について説明する。(a)は16:9のア
スペクトをもつ原信号を表している。この例では走査線
数を576本とする。次に、この原信号の走査線を432本に
間引き、主信号(b)とする。このとき、間引きによって
垂直の高域は失われるので、(b)の主信号を得ると同時
に高域を垂直フィルタによって抜き出し、垂直高域信号
(c)として残りの144本の走査線で伝送する。そして、
(d)に示すように主信号の上下に77本ずつの垂直高域信
号を配置して伝送する。4:3のアスペクト比の従来の
テレビでこの信号を表示すれば、上下に垂直高域信号
が、中央の432本分に16:9の主信号が受信でき、互
換性がある。また、垂直高域信号は従来のテレビで表示
した時に目立たなくするため、黒レベルを中心とする振
幅を抑えた信号(e)にして伝送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな信号をそのまま従来のVTRやレーザーディスク
(LD)に記録すると、垂直高域信号のレベルが低いた
めにS/Nが低くなり、ワイドテレビで垂直高域信号を
元に戻して垂直解像度を復元しても、逆に妨害に見える
という欠点がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、垂直高域信号の伝送される走査線の利得を適宜変化
させることにより、S/Nのよい映像信号処理装置を提
供することを目的とする。
【0006】また、本発明はLDのようなダイレクトF
M変調記録する装置にも、VTRのように色信号を低域
変換記録する装置にも対応できる映像信号処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像信号処理装置は、n(nは整数)本の走
査線がm(mは整数)本に間引かれ、間引かれて失われ
る垂直の高域周波数成分が間引いたn−m本の走査線で
伝送される16:9のアスペクト比をもつ映像信号の前
記間引いたn−m本の走査線期間の利得を検出する利得
検出回路と、前記利得検出回路によって前記n−m本の
走査線期間の利得が制御される第1の利得制御回路と、
前記第1の利得制御回路の出力をFM変調するFM変調
回路と、前記FM変調回路の出力を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体を再生する再生手段と、前記
再生手段の出力をFM復調するFM復調回路と、前記F
M復調回路の出力の映像信号のバースト信号のレベルを
検出するバーストレベル検出回路と、前記バーストレベ
ル検出回路の出力で前記FM復調回路の出力の前記n−
m本の走査線期間の利得を制御する第2の利得制御回路
とを有している。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、記録再生された信
号をワイドテレビで垂直高域信号を元に戻して垂直解像
度を復元するとき、S/Nの良い映像信号が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例における映像
信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、入力された映像信号は利得制御回路11に入力さ
れる。映像信号は先に説明した垂直高域信号が画面上下
の走査線にはめ込まれたワイドテレビ信号である。この
映像信号の垂直高域信号は利得検出回路10で利得が検
出され、その利得が一定になるように利得制御回路11
を制御する。また、タイミング発生回路12は垂直高域
信号期間のタイミングを発生し、利得検出回路10と利
得制御回路11に与える。このようにして利得制御回路
11の出力に得られた映像信号は垂直高域信号の利得が
最適な一定値に保たれている。この映像信号をFM変調
回路13でFM変調し記録手段14で媒体に記録する。
本実施例では記録媒体としては信号をダイレクトFM変
調するのでLDが適している。
【0011】次に、媒体から再生手段15で再生された
信号はFM復調回路16でFM復調される。信号はダイ
レクトFM変調されているので、垂直高域信号の伝送さ
れる走査線にもバースト信号は付加されている。従っ
て、バーストレベルをバーストレベル検出回路17で検
出すれば、利得制御回路11で適宜変化させた利得が判
る。そこで、バーストレベル検出回路17の出力で利得
制御回路18を制御し、バーストレベルが一定になるよ
うにすれば垂直高域信号の利得を元に戻すことができ
る。垂直高域信号の伝送された走査線のタイミングはタ
イミング発生回路19で発生する。このようにして、垂
直高域信号を最適なレベルで記録再生することができ、
垂直高域信号のS/Nを改善することができる。
【0012】なお、以上の説明では利得の制御を利得検
出回路10から利得制御回路11への、またバーストレ
ベル検出回路17から利得制御回路18へのフィードホ
ワード制御で説明したがフィードバック制御でも実現で
きる。
【0013】つぎに、本発明の第2の実施例について図
2を参照して説明する。本実施例は家庭用VTRのよう
に色信号を低域変換して記録する装置に適した例であ
る。入力されたワイドテレビの映像信号はYC分離回路
40で輝度信号と色信号に分離される。但し、垂直高域
信号の伝送されるラインは輝度信号出力に直接出力す
る。輝度信号出力に送られた垂直高域信号は利得検出回
路41で利得が検出され、利得制御回路42で最適レベ
ルに制御される。最適レベルとなった垂直高域信号は最
終的にはFM変調回路46でFM変調されて輝度信号チ
ャンネルに記録されるが、利得をどのように変化させた
かも同時に記録しなければ再生時に元に戻すことができ
ない。1つの方法は垂直高域信号の伝送ラインにもバー
スト信号だけは残しておき、第1の実施例と同じように
して再生時にバーストレベルを基準として利得を制御し
て元に戻す方法である。この方法は簡易であるが、伝送
帯域の狭いVHS方式のVTRなどでは輝度信号チャン
ネルに周波数の高いバーストを記録できない欠点があ
る。そこで、本実施例では利得制御回路42で変化させ
た利得変化の情報を、パイロット信号をパイロット信号
発生回路44で発生し水平同期期間にスイッチ回路45
で切り換えて付加する方法を採用している。付加の方法
として例を図3に示す。図3(a)は垂直高域信号であり
パイロット信号を付加した信号が(b)と(c)である。(b)
は利得に応じてDC値を付加するものであり、(c)は輝
度信号チャンネルに記録できる比較的周波数の低いバー
スト信号を付加するものである。
【0014】このようにして、パイロット信号の付加さ
れた映像信号はFM変調回路46でFM変調され、周波
数変換回路29で低域に変換された色信号と混合手段4
7でミックスされて記録手段48で記録媒体に記録され
る。次に、記録媒体から再生手段50で再生された映像
信号はハイパスフィルタ51とローパスフィルタ55で
それぞれ輝度信号と色信号に分離される。輝度信号はF
M復調回路52でFM復調され、パイロット信号分離回
路53でパイロット信号が分離されて、そのレベルに従
って利得制御回路54で利得が制御される。その結果、
垂直高域信号は記録前の利得に戻る。垂直高域信号の伝
送されるラインはタイミング発生回路57で利得制御回
路54に対して指定する。一方、色信号は周波数変換器
56で記録時とは逆に高域に変換されて輝度信号と混合
手段58でミックスされ、ワイドテレビ信号として出力
される。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、垂直高域信号を
記録前に最適なレベルに制御し、再生の後元のレベルに
戻すことで、VTRやLDに垂直高域信号をS/N良く
記録再生できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号処理装
置の構成を示したブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における映像信号処理装
置の構成を示したブロック図
【図3】本発明におけるパイロット信号を付加した垂直
高域信号の波形を示した波形図
【図4】ワイドテレビ信号の伝送方法を示した模式図
【符号の説明】
10 利得検出回路 11,18 利得制御回路 17 バーストレベル検出回路 44 パイロット信号発生回路 45 スイッチ回路 29,56 周波数変換器 53 パイロット信号分離回路 54 利得制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n(nは整数)本の走査線がm(mは整
    数)本に間引かれ、間引かれて失われる垂直の高域周波
    数成分が間引いたn−m本の走査線で伝送される16:
    9のアスペクト比をもつ映像信号の前記間引いたn−m
    本の走査線期間の利得を検出する利得検出回路と、 前記利得検出回路によって前記n−m本の走査線期間の
    利得が制御される第1の利得制御回路と、 前記第1の利得制御回路の出力をFM変調するFM変調
    回路と、 前記FM変調回路の出力を記録媒体に記録する記録手段
    と、 前記記録媒体を再生する再生手段と、 前記再生手段の出力をFM復調するFM復調回路と、 前記FM復調回路の出力の映像信号のバースト信号のレ
    ベルを検出するバーストレベル検出回路と、 前記バーストレベル検出回路の出力で前記FM復調回路
    の出力の前記n−m本の走査線期間の利得を制御する第
    2の利得制御回路とを具備する映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 n(nは整数)本の走査線がm(mは整
    数)本に間引かれ、間引かれて失われる垂直の高域周波
    数成分が間引いたn−m本の走査線で伝送される16:
    9のアスペクト比をもつ映像信号を前記間引かれたm本
    の走査線期間は色信号と輝度信号を分離し前記n−m本
    の期間は通過させ輝度信号出力に出力させるYC分離回
    路と、 前記YC分離回路から出力された輝度信号出力の前記間
    引いたn−m本の走査線期間の利得を検出する利得検出
    回路と、 前記利得検出回路によって前記n−m本の走査線期間の
    利得が制御される第1の利得制御回路と、 前記第1の利得制御回路で得られた利得情報を輝度信号
    に付加する利得情報付加回路と、 前記利得情報付加回路の出力をFM変調するFM変調回
    路と、 前記YC分離回路の色信号出力を低域に周波数変換する
    第1の周波数変換器と、 前記FM変調回路の出力と前記第1の周波数変換器の出
    力を加算し記録媒体に記録する記録手段と、 前記媒体から再生する再生手段と、 前記再生手段の出力のFM変調された輝度信号と周波数
    変換された色信号を抜き出すフィルタ回路と、 前記フィルタ回路の出力の輝度信号をFM復調するFM
    復調回路と、 色信号を高域に周波数変換する第2の周波数変換器と、 前記FM復調回路の出力の利得情報にしたがって前記n
    −m本の走査線期間の利得が制御される第2の利得制御
    回路とを具備する映像信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10900269B2 (en) 2016-02-26 2021-01-26 Julius Blum Gmbh Actuating arm drive

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