JPH06302058A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06302058A
JPH06302058A JP5113873A JP11387393A JPH06302058A JP H06302058 A JPH06302058 A JP H06302058A JP 5113873 A JP5113873 A JP 5113873A JP 11387393 A JP11387393 A JP 11387393A JP H06302058 A JPH06302058 A JP H06302058A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録装置におけるテープ走行系の設計の自由
度の高くする。 【構成】 フォーマットとして規格化されたX長がXで
ある場合、X長をX±Eとし、X長補正値±Eをヘリカ
ルトラックのサブコードエリアに記録する。再生時に
は、X長補正値±Eを参照してリニアトラックの再生信
号(コントロール信号、タイムコード信号等)を修正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)等の記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドによって、回転ドラムに巻き
付けられた磁気テープに斜めのトラックを形成して、ビ
デオ信号を記録するVTRが知られている。
【0003】図6は、このような従来のVTRにおける
回転ドラム及びその周辺の概略構成を示す図であり、
(a)は上方から見た図、(b)は水平方向から見た図
である。また、図7は、このVTRにより形成されるト
ラックパターンを示す図である。
【0004】図6(a),(b)において、供給リール
(図示せず)から送り出された磁気テープ32は回転ド
ラム31に対してほぼ180°の角度にわたって巻き付
けられた状態で、矢印で示されているように左方向から
右方向に給送され、巻取りリール(図示せず)に巻き取
られる。回転ドラム31は上ドラム31aと下ドラム3
1bから構成されている。上ドラム31aは反時計回り
に回転可能に構成され、かつ180°離れた位置には互
いにアジマス角の異なる1対のビデオヘッドHA,HB
が設けられている。また、33,36は磁気テープ31
の走行路を規定するテープガイドであり、34,35は
回転ドラム31の傾斜に磁気テープ31の傾斜を合わせ
るテープガイドである。そして、37は磁気テープ32
の長手方向に音声信号を記録するオーディオヘッドであ
り、38は磁気テープ32の長手方向にコントロール信
号を記録するコントロールヘッドである。
【0005】以上のように構成されたVTRによれば、
1対のビデオヘッドHA,HBを交互に作動させること
により、図7に示されているように、磁気テープ32に
斜めのビデオトラックを形成することができる。また、
磁気テープ32の上端部の長手方向にオーディオトラッ
クを、下端部の長手方向にコントロールトラックを形成
することができる。
【0006】このように記録した磁気テープを再生する
ためには、磁気テープ32の走行及び回転ドラム31の
回転を精密に制御することが必要である。そのために、
コントロール信号の記録位置(コントロールヘッドのギ
ャップ)の中心とそれに対応するビデオトラックの所定
の位置との間の距離X(以下、X長という)は、テープ
フォーマットの一部として規格化されており、例えば、
ベータ方式(βII)では、トラックB(アジマス角+
7°)の出口からコントロールヘッドまでの距離が6
8.0mm、VHS(登録商標)方式(SP)では、C
H−2(アジマス角+6°)のトラックの出口からコン
トロールヘッドまでの距離が79.244mmに設定さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のVTRでは、X長がフォーマットとして規格化され
ているため、これがテープ走行系の設計上の大きな制約
となっていた。そのため、例えば、テープ走行系を小型
化しようとしても、コントロールヘッドは規格化された
X長を満足する位置に配置しなければならないため、小
型化することが困難であった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、記録媒体の走行系の設計の自
由度の高い記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、回転ヘッドを用いて記録媒体に斜めのトラックを形
成して第1の信号を記録すると共に、固定ヘッドを用い
て前記記録媒体に長手方向のトラックを形成して第1の
信号と関連する第2の信号の記録を行う記録装置におい
て、斜めのトラックの所定のエリアに、斜めのトラック
と長手方向のトラックとの関連性を示すデータを記録す
るようにした。
【0010】ここで、斜めのトラックと長手方向のトラ
ックとの関連性を示すデータとしては、斜めのトラック
の所定の位置と固定ヘッドとの間の距離を示すデータが
ある。この距離を示すデータを規格化された値からの補
正値にすることができる。
【0011】また、斜めのトラックと長手方向のトラッ
クとの関連性を示すデータとして、第2の信号を識別す
るデータを記録する。
【0012】
【作用】本発明によれば、斜めのトラックと長手方向の
トラックとの関連性を示すデータを記録するので、記録
媒体の再生時に、斜めのトラックと長手方向のトラック
との関連性を知ることができる。
【0013】斜めのトラックと長手方向のトラックとの
関連性を示すデータが斜めのトラックの所定の位置と固
定ヘッドとの間の距離を示すデータであれば、その距離
を知ることができる。この距離を示すデータを規格化さ
れた値からの補正値にすれば、補正値の異なる装置で再
生した時に、記録されている補正値を用いて第1の信号
と第2の信号との関連性を修正することができる。
【0014】斜めのトラックと長手方向のトラックとの
関連性を示すデータが第2の信号を識別するデータであ
れば、第1の信号に関連して第2の信号を記録したこと
を知ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。まず、図1を参照しながら本発
明を適用する記録装置におけるトラックパターンの特徴
を説明する。
【0016】この図に示されているように、本発明を適
用する記録装置では、フォーマットとして規格化された
X長がXである場合、X長をX±Eとし、X長補正値±
Eを斜めのトラックの所定のエリアに記録する。すなわ
ち、固定ヘッドの位置とそれに対応する斜めのトラック
の位置との間の距離がX±Eになるようにテープ走行系
を構成する。また、X長補正値±Eは、あらかじめ装置
内に記憶しておく。また、本発明を適用する記録装置で
は、斜めのトラックに信号を記録する時に、長手方向に
記録した信号を識別する(無記録、コントロール信号記
録、タイムコード信号記録等)データを記録する。
【0017】図2は本発明が適用されたVTRにおける
ディジタル信号系の構成を示すブロック図である。図2
において、1は記録処理回路を示し、この記録処理回路
1には、入力端子1v,1a及び1sからディジタルビ
デオ信号、ディジタルオーディオ信号、サブコードがそ
れぞれ供給される。ディジタルビデオ信号は、図示しな
い回路によりアナログビデオ信号をA/D変換、ブロッ
ク化及びシャフリングしたものであり、この記録処理回
路1によりDCT(離散コサイン変換)及び可変長符号
化により圧縮され、さらに、エラー訂正符号化される。
ディジタルオーディオ信号は、図示しない回路によりア
ナログオーディオ信号をA/D変換したものであり、こ
の記録処理回路1によりエラー訂正符号化される。サブ
コードは、図示しない回路により作成された高速サーチ
用のインデックス、タイムコード等であり、この記録処
理回路1によりエラー訂正符号化される。
【0018】記録処理回路1により1トラック内に後述
のトラックフォーマットにしたがって上述の各ディジタ
ルデータが配置されたデータが生成され、これがマルチ
プレクサ2に供給される。また、マルチプレクサ2には
ATFパイロット信号発生回路3からの信号も供給され
る。ATFパイロット信号は所定の周波数のもので、例
えばシステムクロックを分周することで形成される。記
録処理回路1及びマルチプレクサ2は制御信号発生回路
4からの制御信号で制御され、データエリア内のデータ
配置及びATFエリア内のパイロット信号の配置が制御
される。制御信号発生回路4にはシステムコントローラ
5からの制御データが供給される。
【0019】マルチプレクサ2の出力データはチャネル
エンコーダ6に供給され、記録符号へ変換される。チャ
ネルエンコーダ6からの記録データは記録アンプ7A,
7Bを介して記録/再生切換スイッチ8A及び8Bの記
録側端子rに供給される。記録/再生切換スイッチ8A
及び8Bには、回転ヘッドHA、HBがそれぞれ接続さ
れ、チャネルエンコーダ6の出力データが、磁気テープ
(図示せず)に斜めのトラックとして記録される。ここ
で、回転ヘッドHA、HBは、従来例と同様、回転ドラ
ム上の180°離れた位置に設けられた互いにアジマス
角の異なる一対のヘッドである。また、1フレームのビ
デオ信号は複数本(NTSC方式は10本、PAL方式
は12本、HDTVは20本)のトラックに分割して記
録される。
【0020】また、ここには図示されていないが、本実
施例のVTRは、長手方向のトラックにコントロール信
号を記録する機能を備えている(詳細は後述)。なお、
以下、斜めのトラックをヘリカルトラック、長手方向の
トラックをリニアトラックという。
【0021】回転ヘッドHA,HBからの再生信号は、
記録/再生切換スイッチ8A及び8Bの再生側端子pと
再生アンプ9A,9Bを介してチャネルデコーダ10に
供給される。チャネルデコーダ10によって記録符号が
復号される。チャネルデコーダ10の出力はTBC11
及びATF回路12にそれぞれ供給される。
【0022】ATF回路12は再生されたATFパイロ
ット信号を使用してトラッキングエラーを検出し、キャ
プスタンモータ(図示せず)の速度を制御することによ
ってトラッキングエラーを補正する。TBC11は再生
データの時間軸変動を除去する。このTBC11の出力
信号は再生処理回路13へ供給される。再生処理回路1
3はディジタルビデオ信号のエラー訂正、圧縮符号化の
復号を行い、また、ディジタルオーディオ信号及びサブ
コードのエラー訂正を行う。再生処理回路13の出力端
子13v,13a,13sには再生ディジタルビデオ信
号、再生ディジタルオーディオ信号及び再生サブコード
がそれぞれ得られる。このディジタルビデオ信号及びデ
ィジタルオーディオ信号は、図示しない回路へ供給さ
れ、アナログビデオ信号、アナログオーディオ信号に変
換される。また、サブコードはVTRの再生動作の制御
に用いられる。
【0023】図3はこのように構成されたVTRのデー
タフォーマットを示す図である。ここで、図3(a)
は、ディジタルビデオ信号及びディジタルオーディオ信
号の1シンクブロックを示す図であり、78バイトのビ
デオデータ又はオーディオデータに対して、後に8バイ
トの水平パリティが付加され、前に2バイトの同期符号
と3バイトのIDが付加されている。IDは、シンクブ
ロックの番号やデータの種類を識別する情報を持ってい
る。
【0024】また、図3(b)は、サブコードの1シン
クブロックを示す図であり、5バイトのサブコードデー
タに対して、後に2バイトの水平パリティが付加され、
前に2バイトの同期符号と3バイトのIDが付加されて
いる。サブコードデータは、前記した高速サーチ用のイ
ンデックスに加えて、X長補正値とリニアトラックの記
録内容を識別するデータを持っている(詳細は後述)。
【0025】以上のようなフォーマットのデータ及びA
TFパイロット信号は、図4のようなトラックフォーマ
ットで記録される。図4において、トラックの左端がヘ
ッド入口側であり、その右端がヘッド出口側である。ま
た、斜線を付した領域であるマージン1,2及びIBG
(インターブロックギャップ)には、データが記録され
ない。第1のATFエリア(ATF1)の前に付加され
たT(トラック)−アンブルエリア、及びデータ記録エ
リアの両端に付加されたアンブルエリア(プリアンブル
あるいはポストアンブル)には、例えばデータのビット
周波数と等しい周波数のパルス信号が記録され、再生側
に設けられているビットクロック抽出のためのPLLの
ロックに利用される。トラックの両端部に設けられたマ
ージン1及びマージン2は、トラックの形成位置がジッ
タにより変化した場合に対応するものである。また、I
BGはアフレコのためのマージンを確保するエリアであ
る。
【0026】マージン1,2と隣接してATFパイロッ
ト信号が記録される第1のATFエリア(ATF1)及
び第2のATFエリア(ATF2)が設けられる。そし
て、第1のATFエリアからヘッドの走査方向に順に、
オーディオ信号の記録エリア、ビデオ信号の記録エリ
ア、サブコードの記録エリア、第2のATFエリアが順
に設けられている。各エリアの長さを示す数字はバイト
数である。
【0027】次に、本発明の特徴の1つであるX長補正
値について説明する。フォーマットとして規格化された
X長がXである場合、本実施例のVTRでは、X長をX
±E0とし、X長補正値±E0をサブコードとして記録
している。すなわち、コントロール信号の記録位置とそ
れに対応するビデオトラックの位置との間の距離がX±
E0になるようにテープ走行系が構成されている。ま
た、X長補正値±E0は、あらかじめ(例えば、セット
の出荷時)にシステムコントローラ5のROMに設定さ
れている。このように記録した磁気テープの再生時に、
コントロール信号を用いて磁気ヘッドのダイナミックト
ラッキング制御等を行うことを考えると、記録を行った
VTRで再生する場合及び記録を行ったVTRと同じX
長補正値±E0を有するVTRで再生する場合は、再生
したコントロール信号をそのまま用いることができる。
しかし、再生を行うVTRのX長補正値が±E0と異な
る場合、再生したコントロール信号のタイミングを補正
することが必要になる。
【0028】図5は、これを実現するためのコントール
信号処理系の構成を示すブロック図である。図5におい
て、ビデオ信号は端子21から垂直同期信号分離回路2
2へ供給され、ここで分離された垂直同期信号がパルス
成形回路23へ供給される。パルス成形回路23は、垂
直同期信号をてい倍し、タイミングを調整して、記録ア
ンプ24へ供給する。記録アンプ25の出力は、記録/
再生スイッチ25の記録側端子rを通ってコントロール
ヘッド26へ供給され、磁気テープ(図示せず)に記録
される。本実施例では、アジマス角の異なる磁気ヘッド
HA,HBにより、1フレームが10本のトラックに分
割されて記録されているので、1フレームあたり5個の
コントロール信号が記録される。
【0029】一方、再生されたコントロール信号は、記
録/再生スイッチ25の再生側端子pを通って再生アン
プ27へ供給され、ここで増幅されてタイミング調整回
路28へ供給される。タイミング調整回路28は、X長
補正値比較回路29の出力により再生コントロール信号
のタイミングを調整するように構成されている。X長補
正値比較回路29には、図2の再生処理回路13の端子
13sから出力されたサブコード中のX長補正値±E1
及びこのVTRのX長補正値±E0が入力され、それら
の差(記録したVTRで再生すれば、±E1=±E0。
したがって、差は0)に相当する制御信号をタイミング
調整回路28へ供給する。この結果、端子30には、X
長補正値の差を修正した再生コントロール信号が出力さ
れるので、磁気ヘッドの制御等が可能になる。
【0030】ただし、タイミング調整回路28は入力信
号のタイミングを遅らせる方向の調整しかできないの
で、X長補正値比較回路29により±E0と±E1とを
比較した結果、再生アンプ27の出力のタイミングを進
めることが必要と判定された場合は、再生されたディジ
タルビデオ信号及びディジタルオーディオ信号のタイミ
ングを再生コントロール信号の1周期遅延させ、等価的
に再生コントロール信号のタイミングを進めるように構
成する。あるいは、コントロールヘッド26をバイモル
フやムービングコイル等の電気機械変換素子によりトラ
ックの長手方向に変位可能に構成してもよい。この場
合、電気機械変換素子により粗調整を行い、タイミング
調整回路28により微調整を行うように構成することが
望ましい。
【0031】次に、本発明のもう一つの特徴であるリニ
アトラックの記録内容を識別するデータについて説明す
る。本発明では、サブコードデータとしてリニアトラッ
クに記録した信号に関するデータを記録する。例えば、
リニアトラックに何も記録しない場合は0、コントロー
ル信号を記録する場合は1を記録する。これは、リニア
トラックに記録するコントロール信号がヘリカルトラッ
クに記録するディジタルビデオ信号及びディジタルオー
ディオ信号と関連して記録したものであるか、そうでな
いかを、再生時に識別できるようにするためである。
【0032】例えば、本実施例によるVTRを用いてヘ
リカルトラックにディジタルビデオ信号及びディジタル
オーディオ信号を記録した磁気テープに対して、コント
ロール信号を記録する機能又は消去する機能を有してい
ない他のVTR(リニアトラックに対してコントロール
信号を記録する機能又は消去する機能がオプションフォ
ーマットであれば、この可能性はある)を用いて、ヘリ
カルトラックにディジタルビデオ信号及びディジタルオ
ーディオ信号を記録した場合、以前に記録されたコント
ロール信号は残ってしまう。この結果、リニアトラック
に記録されているコントロール信号がヘリカルトラック
に記録されているディジタルビデオ信号及びディジタル
オーディオ信号と無関係のものになってしまう。
【0033】そこで、本発明では、前記したようにリニ
アトラックに対してコントロール信号の記録を行ったか
どうかをサブコードデータとして記録する。このように
すれば、前記の場合に、コントロール信号が残っていて
も、サブコードデータに0が記録されているので、この
サブコードデータを見ることにより、ヘリカルトラック
に記録されているディジタルビデオ信号及びディジタル
オーディオ信号と無関係のコントロール信号であること
が識別できる。
【0034】なお、前記実施例では、コントロールヘッ
ドのギャップの中心とヘリカルトラックの入口の中心と
の間の距離をX長としているが、8ミリビデオのように
キューヘッドのギャップの中心とヘリカルトラックの出
口の中心との間の距離をX長にしてもよい。
【0035】また、前記実施例は、リニアトラックにコ
ントロール信号のみを記録するVTRに関するものであ
るが、本発明は、リニアトラックにコントロール信号、
タイムコード信号、オーディオ信号等を1種類以上記録
可能なVTRに適用することができる。
【0036】さらに、本発明は、ヘリカルトラックとリ
ニアトラックに互いに関連する信号を記録する装置であ
れは、アナログ記録方式のVTRやディジタル記録方式
のオーディオテープレコーダに適用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、記録媒体の走行系を設計する際に、回転ヘッド
の位置に対する固定ヘッドの位置の自由度が高くなるの
で、記録装置の小型化が実現できる。
【0038】また、再生時に、ヘリカルトラックとリニ
アトラックとの関連性、例えば、ヘリカルトラックの所
定の位置と固定ヘッドとの間の距離、リニアトラックに
記録されている信号の内容等を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する記録装置におけるトラックパ
ターンを示す図である。
【図2】本発明が適用されたVTRにおけるディジタル
信号系の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のVTRのデータフォーマットを示す図で
ある。
【図4】図2のVTRのトラックフォーマットを示す図
である。
【図5】図2のVTRのコントール信号処理系の構成を
示すブロック図である。
【図6】従来のVTRにおける回転ドラム及びその周辺
の概略構成を示す図である。
【図7】従来のVTRにおけるトラックパターンを示す
図である。
【符号の説明】
1…記録処理回路、HA,HB…磁気ヘッド、13…再
生処理回路、26…コントロールヘッド、28…タイミ
ング調整回路、29…X長補正値比較回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドを用いて記録媒体に斜めのト
    ラックを形成して第1の信号を記録すると共に、固定ヘ
    ッドを用いて前記記録媒体に長手方向のトラックを形成
    して前記第1の信号と関連する第2の信号を記録する記
    録装置において、 前記斜めのトラックの所定のエリアに、前記斜めのトラ
    ックと長手方向のトラックとの関連性を示すデータを記
    録することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 斜めのトラックと長手方向のトラックと
    の関連性を示すデータが、斜めのトラックの所定の位置
    と固定ヘッドとの間の距離を示すデータであることを特
    徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 斜めのトラックの所定の位置と固定ヘッ
    ドとの間の距離を示すデータが、規格化された値からの
    補正値であることを特徴とする請求項2記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 斜めのトラックと長手方向のトラックと
    の関連性を示すデータが、第2の信号を識別するデータ
    であることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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