JPH06301119A - 複写機の変倍機構 - Google Patents

複写機の変倍機構

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Publication number
JPH06301119A
JPH06301119A JP10717693A JP10717693A JPH06301119A JP H06301119 A JPH06301119 A JP H06301119A JP 10717693 A JP10717693 A JP 10717693A JP 10717693 A JP10717693 A JP 10717693A JP H06301119 A JPH06301119 A JP H06301119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
movement
cam
cam follower
copying machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP10717693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Ishiwatari
正俊 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP10717693A priority Critical patent/JPH06301119A/ja
Publication of JPH06301119A publication Critical patent/JPH06301119A/ja
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  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立てや調整が容易でかつ小型化可能な複写
機の変倍機構を提供する。 【構成】 複写レンズの動きに基づいて移動ミラーを動
かすための複写機の変倍機構において、ベース15を設
け、ベース15に回転軸23を中心に回転可能な揺動部
材20を設け、揺動部材20にカムフォロワー22と歯
車21を設け、カムフォロワー22と係合するカム32
を複写レンズ11と固定関係に設け、歯車21と係合す
るピニオン16をベース15に設け、ピニオン16に係
合するラック18を移動ミラー12と固定関係に設け、
複写レンズ11の動きをカム32とカムフォロワー22
によって揺動部材20に伝え、揺動部材20の動きを歯
車21、ピニオン16及びラック18によって移動ミラ
ーに伝える構成にしたことを特徴とする複写機の変倍機
構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写レンズの動きに
基づいて移動ミラーを動かすための複写機の変倍機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機の変倍機構では、可動レンズ部が
倍率に応じてリニアに動き、一方可動ミラー部は可動レ
ンズ部の動きに合せて共役長を調整するために複雑な動
きを行う。基板に対する相対運動では等倍状態に対し、
縮小・拡大とも同一方向に動くようになっている。
【0003】従来の変倍機構では、可動レンズ部と可動
ミラー部がワイヤーとプーリーによって連結されてい
る。そして、ワイヤーを巻くプーリーを偏心させること
によって、前述の複雑な動きを可動ミラー部に伝える構
成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏心プ
ーリー及びワイヤーを用いた変倍機構は構造的に大型に
なってしまい、複写機を小型化する際の障害になってい
る。また、ワイヤーの長さ設定やその張力維持に注意を
払う必要があるため、組立及びその後の調整が複雑かつ
面倒である。さらに、設計変更が容易でない等の不都合
も生じている。
【0005】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明は組立て・調整が容易でかつ小型化可能な複写機の変
倍機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複写レンズ
の動きに基づいて移動ミラーを動かし、変倍コピーを得
るための複写機の変倍機構において、回転軸23を中心
に回動可能な揺動部材20を設け、揺動部材20にはカ
ムフォロワー22と歯車21とが備えられており、カム
フォロワー22と係合するカム32を複写レンズ部11
と固定関係に設け、歯車21と係合するピニオン16を
設け、ピニオン16に係合するラック18を移動ミラー
12と固定関係に設け、複写レンズ11の動きをカム3
2とカムフォロワー22によって揺動部材20に伝え、
揺動部材20の動きを歯車21、ピニオン16及びラッ
ク18によって複写レンズが移動したことによる光学系
の共役長の補正のための必要移動量を移動ミラーに伝え
る構成にしたことを特徴とする複写機の変倍機構を要旨
としている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。図1は本発明の変倍機構を適用する複写機
の主要部を示す概念図、図2は本発明による変倍機構の
好適な実施例を示す平面図である。
【0008】複写機1は、光源3、走査ミラー4、走査
連動ミラー部5、及び拡大複写及び縮小複写を行うため
の変倍機構部10を有しており、原稿2の情報を所望の
倍率で感光ドラム6上に移送する構成になっている。
【0009】変倍機構部10は、複写レンズ11の動き
に合せて移動ミラー12を動かすための機構である。複
写レンズ11はL字部材13の長辺側に固定されてい
る。L字部材13の短辺は、スライド部材30に固定さ
れている。
【0010】図3は、図2の裏側から見たスライド部材
30を示す側面図である。図3でスライド部材30の上
部には一端から他端まで連続したラック31が形成され
ている。ラック31にはピニオン33が係合していて、
スライド部材30はピニオン33によって矢印A又はB
方向に直線的に駆動される。ピニオン33は、図示しな
いモータによって回転駆動される。
【0011】スライド部材30の側面には、所定形状の
カム溝32が形成されている。揺動部材20のカムフォ
ロワー22が、このカム溝32に係合している。
【0012】揺動部材20は、装置本体に対して固定関
係に設けたベース板15に回動可能に設定されている。
揺動部材20は、ほぼ中央の回転軸23のところでわず
かに折れ曲ったくの字型をしており、回転軸23を中心
に回転可能である。
【0013】揺動部材20の一端には、カム溝32に係
合するカムフォロワー22が形成されている。カムフォ
ロワー22は円柱形状であり、その中心軸は回転軸23
と平行になっている。
【0014】揺動部材20の他端は小さな扇形になって
いて、扇形の周上には歯車21が形成されている。この
歯車21は、ベース板15に取付けられたピニオン16
に係合している。揺動部材20は、歯車21とピニオン
16が係合する範囲内で回動する。
【0015】ピニオン16の側方には、ミラー用スライ
ド部材17が配置されている。ミラー用スライド部材1
7の側部にはラック18が形成されていて、このラック
18とピニオン16が係合している(図2,4,5参
照)。ミラー用スライド部材17にはミラー取付部材1
4が一体的に固定してあり、ミラー取付部材14には移
動ミラー12が取付けられている。ミラー用スライド部
材17とミラー取付部材14は、スライド部材30と平
行に移動するようにガイドされている。
【0016】次に、変倍機構10の動作を説明する。
【0017】モータで歯車33を駆動すると、スライド
部材30が矢印A又はB方向に移動する。スライド部材
30が移動すると、カム溝32とカムフォロワー22の
相互作用によって揺動部材20が回転軸23の回りに回
転する。
【0018】例えば、図3でカムフォロワーが22aの
位置にある場合を考える。これは図4に示す状態に対応
している。この時スライド部材30が矢印B方向に移動
すると、揺動部材20は図4の矢印C方向に旋回して歯
車16が時計回りに回転し、ミラー用スライド部材17
と移動ミラー12は矢印E方向にスライドする。
【0019】また、例えば図3でカムフォロワーが22
bの位置にある場合を考えると、これは図5の状態に対
応している。この時スライド部材が矢印A方向に移動す
ると、揺動部材20は矢印D方向に旋回して歯車16が
反時計方向に回転し、移動ミラー12は矢印F方向にス
ライドする。
【0020】このように本発明の変倍機構においては、
複写レンズの動きに対する移動ミラー12の移動形態
は、カム(溝)32とカムフォロワー22の相互作用に
よって決定される。従って、カム32の形状を変えるこ
とによって、移動ミラー12の動きの形態を自在に設定
することが可能である。また、、ピニオン16は、同じ
回転軸を有し、異なる半径のギア2枚で構成すること
で、揺動部材20の回転角に対するミラー用スライド部
材17の移動量を増幅することができ、変倍機構をさら
に小型化することも容易である。つまり、本発明の変倍
機構においては設計変更を容易に行うことができるので
ある。
【0021】また、回転軸23とピニオン16とを共通
の独立したベース15上に設けることで揺動部材20と
ピニオン16との相対関係を保ったまま、カム32及び
ラック18に対する位置を調整することができる。
【0022】まず、揺動部材20とピニオンとの係合状
態の調整が不要となるにもかかわらず、カムフォロアー
22のカム32との係合状態、ピニオン16のラック1
8との係合状態を容易に調整でき、組み立て、調整が極
めて容易となる。
【0023】例えば、光学系の状態を変えず、カムフォ
ロアー22とカム32との係合位置を変えることで、移
動ミラーの補正の特性を変更できる。
【0024】
【発明の効果】本発明の複写機の変倍機構は、複写レン
ズの動きに基づいて移動ミラーを動かすための複写機の
変倍機構において、ベース15を設け、ベース15に回
転軸23を中心に回転可能な揺動部材20を設け、揺動
部材20にカムフォロワー22と歯車21を設け、カム
フォロワー22と係合するカム32を複写レンズ11と
固定関係に設け、歯車21と係合するピニオン16をベ
ース15に設け、ピニオン16に係合するラック18を
移動ミラー12と固定関係に設け、複写レンズ11の動
きをカム32とカムフォロワー22によって揺動部材2
0に伝え、揺動部材20の動きを歯車21、ピニオン1
6及びラック18によって移動ミラーに伝える構成にな
っているので、組立てや調整が容易で小型化も可能であ
る。さらに、変倍機構の設計変更にも容易に対処でき
る。
【0025】なお、本発明は前述の実施例に限定されな
い。例えば、カムフォロワーは回転可能なコロとして構
成してもよい。また、揺動部材は、回転軸を端部に設
け、カムフォロワーと歯車の両方を同じ側に配置しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する複写機の主要部を示す概念
図。
【図2】本発明の複写機の変倍機構を示す平面図。
【図3】図2のスライド部材を示す平面図。
【図4】図2の揺動部材及びその周辺を示す平面図。
【図5】図4と別の状態の揺動部材及びその周辺を示す
平面図。
【符号の説明】
11 複写レンズ 12 移動ミラー 15 ベース 16 ピニオン 18 ラック 20 揺動部材 21 歯車 22 カムフォロワー 23 回転軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写レンズの動きに基づいて移動ミラー
    を動かすための複写機の変倍機構において、 回転軸(23)を中心に回動可能な揺動部材(20)を
    設け、 揺動部材(20)にはカムフォロワー(22)と歯車
    (21)とが備えられており、 カムフォロワー(22)と係合するカム(32)を複写
    レンズ部(11)と固定関係に設け、 歯車(21)と係合するピニオン(16)を設け、 ピニオン(16)に係合するラック(18)を移動ミラ
    ー(12)と固定関係に設け、 複写レンズ(11)の動きをカム(32)とカムフォロ
    ワー(22)によって揺動部材(20)に伝え、 揺動部材(20)の動きを歯車(21)、ピニオン(1
    6)及びラック(18)によって移動ミラーに伝える構
    成にしたことを特徴とする複写機の変倍機構。
  2. 【請求項2】 回転軸(23)とピニオン(16)とを
    共通の独立したベース(15)上に設けることを特徴と
    する請求項第1項記載の複写機の変倍機構。
JP10717693A 1993-04-12 1993-04-12 複写機の変倍機構 Pending JPH06301119A (ja)

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JP10717693A JPH06301119A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 複写機の変倍機構

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JP10717693A JPH06301119A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 複写機の変倍機構

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JPH06301119A true JPH06301119A (ja) 1994-10-28

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ID=14452405

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JP10717693A Pending JPH06301119A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 複写機の変倍機構

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JP (1) JPH06301119A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743956B1 (ko) * 2002-12-05 2007-07-30 뮐바우어 아게 칩카드 및 칩카드의 제조방법

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