JPH0630105A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH0630105A
JPH0630105A JP4185117A JP18511792A JPH0630105A JP H0630105 A JPH0630105 A JP H0630105A JP 4185117 A JP4185117 A JP 4185117A JP 18511792 A JP18511792 A JP 18511792A JP H0630105 A JPH0630105 A JP H0630105A
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JP
Japan
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message
response
voice
incoming call
user
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JP4185117A
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English (en)
Inventor
Eiya Kuriki
榮彌 栗木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が着呼に応じられない場合でも発呼者
との連絡の方法を確保できる、発呼者が無駄な発呼を繰
返すことがない、電話通信システムとしても無効呼を減
少できる携帯電話機を提供する。 【構成】 音声応答手段24には、予め自動応答用のメ
ッセージ音声信号を格納しておく。応答保留モード設定
解除手段12、22によって、着呼に対して利用者によ
る応答を保留し自動応答する応答保留モードをセットさ
れた状況において、着呼があると、自動応答制御手段1
2は自動着信し、音声応答手段24から記憶しているメ
ッセージ音声信号を発信者に出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機に関し、特
に、携帯電話機の利用者が着呼時に応答を望まない場合
に好適に対応できるものである。
【0002】
【従来の技術】電話機の究極の目標は「何時でも、どこ
でも、誰とでも」電話が可能であることであり、この目
標を達成するべく電話機の開発が進められ、昨今はセル
ラ式自動車電話システムを使用した携帯電話機の普及が
著しい。携帯電話機は小型、軽量化と簡便化から利用者
が常に持ち歩き、「何時でも、とこでも、誰とでも」電
話することを享受している。
【0003】図2は、このような究極の目標を達成可能
な従来の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【0004】図2において、送信及び受信で共用するア
ンテナ1は、送信フィルタ(例えばバンドパスフィル
タ)2及び受信フィルタ(例えばバンドパスフィルタ)
3に接続されている。送信フィルタ2は送信信号周波数
帯に対するものであり、受信フィルタ3は受信信号周波
数帯に対するものであり、アンテナ1を共用することに
よる周波数の衝突を防止するためのものである。
【0005】受信フィルタ3によって帯域制限された微
弱な受信信号は、受信増幅器4によって増幅されてミキ
サ部5に与えられる。ミキサ部5には、受話側VCO
(電圧制御形発振器)7からの受信すべき所定チャンネ
ルに対応した周波数を有する発振信号も与えられ、かく
して、ミキサ部5からは受信すべきチャンネルの受信信
号が取り出される。無線部マイクロプロセッサ8は、水
晶発振器6及び受話側VCO7を制御し、水晶発振器6
から原発振信号を受話側VCO7に与えさせ、これを受
話側VCOによって周波数変換させたり位相を制御させ
たりしてミキサ部5に与える発振信号を形成させる。ミ
キサ部5から出力された所定チャンネルの受信信号は、
IF(中間周波処理)ブロック9に与えられ、周波数が
逓減されてベースバンド信号に変換され、モデム部11
及び受信ベースバンド回路13に与えられる。このよう
な携帯電話機には、通信制御データを変調したデジタル
信号や音声信号が送信され、メインマイクロプロセッサ
12は例えばモデム部11からの信号によって伝送形態
を判別し、その判別結果に応じてモデム部11及び受信
ベースバンド回路13等を制御する。
【0006】ベースバンド信号が通信制御データを変調
したデジタル信号であると、モデム部11がこれを復調
し、メインマイクロプロセッサ12によって情報として
取り込まれる。メインマイクロプロセッサ12はこのデ
ータに応じた処理を行なったり、受信データを表示部2
3に表示させたりする。例えば、当該携帯電話機に対す
る呼出しデータであると着呼処理を行なう(図示しない
リンガを鳴動させる)。
【0007】一方、音声信号であるベースバンド信号
は、受信ベースバンド回路13によって周波数特性の補
正等が行なわれた後、受話増幅器14を介して増幅され
てスピーカ15に与えられ、このスピーカ15によって
電気音響変換がされ人間の耳へと伝達される。
【0008】これに対して、人間の口より発せられた音
声は、マイクロホン16によって捕捉されて音響電気変
換され、さらに前置増幅器17によって増幅された後送
信ベースバンド回路18に与えられる。送信ベースバン
ド回路18は、送信音声信号の周波数特性の補正等を行
なって合成部19に与える。一方、データ伝送モードに
おいては、メインマイクロプロセッサ12が出力した通
信制御データをモデム部11が変調した後合成部19に
与える。
【0009】かくして、合成部19からは送信音声信号
又はデジタル信号(データ変調信号)が送話側VCO2
0に出力される。送話側VCO20は、無線部マイクロ
プロセッサ8の制御によって指示された所定チャンネル
に該当する無線周波数を中心とし、しかも合成部19か
らの信号電圧によって周波数を偏移された発振信号を形
成して(音声信号又はデジタル信号を変調して)、送信
電力増幅器21に与える。電力増幅器21は無線部マイ
クロプロセッサ8の制御により所定の電力に信号を増幅
し、このように増幅された送信信号が送信フィルタ2を
介してアンテナ1に与えられて空中へ電波として放射さ
れる。
【0010】メインマイクロプロセッサ12には、ダイ
ヤル部やその他の機能キーが納められた操作部22や、
表示器23が関連して設けられており、メインマイクロ
プロセッサ12は、操作部22に対する操作内容に応じ
て当該携帯電話機の全体を制御したり、処理段階に応じ
た必要な内容(ダイヤルした番号や電波の電界強度や圏
内、圏外情報等)を表示部23に表示させる。
【0011】以上のような構成によって、発呼処理や着
呼処理やそれに続く音声信号の授受処理を行なう。
【0012】ところで、携帯電話機はその携帯性のため
に上述したように場所や時間等に制限されることなく相
手が誰であろうとその相手からの呼出しに応じることが
できる。しかし、時、場合、場所の関係から電話を行な
うことが社会生活上マナーに反したり好ましくなかった
りする状況がある。例えば、静寂なレストランで食事を
取っている場合、コンサートの会場にいる場合、重要な
会議中の場合など他人に迷惑を掛ける状況での電話利用
は差し控えなくてはならない。勿論、発呼は携帯電話機
の利用者が自粛すれば良いので問題とはならないが、着
呼は利用者が制御できないので問題が大きい。
【0013】従来においては、携帯電話機の利用者が電
話機の電源を遮断することで、着呼が好ましくない場所
や場合での着呼を強制的に避けるようにしていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機の電源を遮断していれば当然に着呼に応じられない
ので、また、着呼に応じられるようになっても電源を投
入することを忘れる恐れがあるので、重要な連絡を失う
恐れが大きく、利用者にとって満足できるものではな
い。そこで、既に、いわゆる無音着信表示(サイレント
コール)機能を備えた携帯電話機が提案されていた。無
音着呼表示機能とは、利用者がこのモードを操作キーな
どによって選択している状態で着呼があった場合に、携
帯電話機に備えられているダイヤルキーや表示器の夜間
照明用バックライトを点滅させ、かつ表示器上に着呼が
あった旨の文字を点滅させて使用者に注意を喚起させる
機能であり、鳴動音によって利用者以外の者に不快感を
与えることを防止し、かつ利用者には着呼を知得させて
場所などを変えさせて応答を求めるものである。
【0015】しかしながら、利用者が無音着信表示に気
付いたとしても状況によっては当然に応答ができない。
また、多くの場合、利用者は他の用事(上述の例でいえ
ば食事や演奏)などに気を取られ、この無音着信表示に
気が付かない。従って、無音着信表示機能が利用者にと
って有効に機能しているとは言い難い。
【0016】他方、利用者が着呼に応じられない状況で
は、無音着信表示機能があろうとなかろうと、利用者が
着呼に応じないので、発呼者は、呼出し音が返ってくる
にもかかわらず、応答しないことに苛立ちを感じる。ま
た、発呼者によっては何回も発信を繰返し、全く連絡が
取れないために一段と苛立ちを高める者もいる。このよ
うな繰返し発呼の場合は、電話システムからみても多く
の無効呼が発生しているので好ましい状況ではない。
【0017】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、利用者が着呼に応じられない場合でも発呼者
との連絡の方法を確保できる、しかも、発呼者が無駄な
発呼を繰返すことがなく電話システムとしても無効呼を
減少できる優れた携帯電話機を提供しようとしたもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の携帯電話機においては、着呼に対して利用
者による応答を保留し、自動応答する応答保留モードを
セット及びリセットさせる応答保留モード設定解除手段
と、自動応答で送信されるメッセージを記憶し、指示さ
れたときにそのメッセージ音声信号を出力する半導体記
憶媒体を含む音声応答手段と、応答保留モードがセット
されている状況で着呼があった場合に、自動着信し、音
声応答手段からメッセージ音声信号を出力させて発信者
に応答する自動応答制御手段とを備えている。
【0019】ここで、発信者によるプッシュボタンの押
下時に出力されたDTMF信号を受信分析するDTMF
受信手段と、このDTMF受信手段が受信した番号を表
示部に表示させる受信番号表示手段とをさらに備えてい
ることが好ましい。
【0020】また、利用者が発声してマイクロホンが捕
捉した音声を録音する音声録音手段を設け、音声応答手
段がこの音声録音手段が録音したメッセージ音声信号を
出力することが好ましい。
【0021】
【作用】本発明の携帯電話機において、応答保留モード
設定解除手段によって、着呼に対して利用者による応答
を保留し、自動応答する応答保留モードをセットされた
状況において着呼があると、自動応答制御手段は、自動
着信し、音声応答手段から記憶しているメッセージ音声
信号を発信者に出力させる。これにより、発信者は携帯
電話機の利用者が応答できない状況にあることやその他
の情報を得ることができ、利用者も応答できない期間で
の着呼を気に掛ける必要がなくなり、また、電話通信シ
ステムとしても無効呼の減少を期待できる。
【0022】このような応答保留モードにおける着呼が
あった場合にも、利用者が発信者の電話番号等を知得で
きるように、発信者によるプッシュボタンの押下時に出
力されたDTMF信号を受信分析するDTMF受信手段
と、このDTMF受信手段が受信した番号を表示部に表
示させる受信番号表示手段とをさらに備えていることが
好ましい。
【0023】また、発信者に与えるメッセージの自由度
を高めるように、利用者が発声してマイクロホンが捕捉
した音声を録音する音声録音手段を設け、音声応答手段
がこの音声録音手段が録音したメッセージ音声信号を出
力することが好ましい。
【0024】
【実施例】(A)第1実施例 以下、本発明による携帯電話機の第1実施例を図面を参
照しながら詳述する。ここで、図1がこの第1実施例の
要部構成を示すものであり、図2との同一、対応部分に
は同一符号を付している。また、図3はメッセージメモ
リの格納例を示し、図4はこの第1実施例における応答
保留モードのセット処理を示し、図5は応答保留モード
における着呼処理を示し、図6は応答保留モードのリセ
ット処理を示している。なお、図5は応答保留モードと
の関係でのみ示している。
【0025】図1において、この第1実施例は、図2に
示した従来構成に加えて、応答保留モードがセットされ
ている状態での着呼に対する応答保留メッセージを音声
で出力する音声応答回路24、及び、応答保留メッセー
ジ音声を送話ラインにのせるための合成部35を備えて
いる。また、第1実施例の操作部22には、応答保留モ
ードがセットしたりリセットしたり出力メッセージを選
択したりするための各種のキー(既存のキーをこのよう
に使い分けたものであっても良い)が設けられており、
メインマイクロプロセッサ12は応答保留モードに係る
各種の処理ルーチン(図4〜図6)や各種の固定データ
やバッファ等が設けられている。
【0026】音声応答回路24は、メッセージメモリ2
5、タイミング制御回路28、マルチプレクサ29、音
声合成回路30、デジタル/アナログ変換器31、ロー
パスフィルタ33及び音声増幅器34から構成されてお
り、最近のLSI技術によれば1チップ化が可能なもの
である。
【0027】メッセージメモリ25は、音源データ部2
6とそのデータ領域を規定するアドレスデータ部27と
からなり、タイミング制御回路28からアドレスが与え
られたときにそのアドレスに対応する音源データをマル
チプレクサ29に出力するものである。ここで、音源デ
ータは、例えば音声信号をADPCM(適応差分PC
M)方式によって圧縮符号化したものである。
【0028】図3は、音源データの格納例を示すもので
あり、1個のメッセージデータは複数のアドレスに分け
られて複数の音源データの組みとして格納されており、
しかも複数のメッセージデータが格納されている。この
第1実施例の場合、このように音源データを格納してい
るメッセージメモリ25はROMによって構成されてい
る。
【0029】タイミング制御回路28は、メインマイク
ロプロセッサ12によって処理が起動されたときに、メ
ッセージメモリ25からの音源データの読出しを制御す
ると共に、後述する音声合成回路30の動作タイミング
を制御するものである。タイミング制御回路28の制御
によってメッセージメモリ25から読み出された音源デ
ータは、マルチプレクサ29によって1以上の文章(応
答保留メッセージ)に繋ぎ合わされて音声合成回路30
に与えられる。
【0030】音声合成回路30は、タイミング制御回路
28による制御下で、入力されたメッセージデータに対
して合成処理して音声信号(デジタル信号)を形成しデ
ジタル/アナログ変換器31に与える。上述した音源デ
ータがADPCM符号化されたデータであれば、音声合
成回路30はADPCM復号化回路が該当する。
【0031】デジタル音声信号は、デジタル/アナログ
変換器31によってアナログ信号に変換された後、ロー
パスフィルタ33を介して高周波ノイズ等が除去されて
滑らかにされ、さらに音声増幅器34によって増幅され
た後、音声応答回路24の出力として合成部35に与え
られて送話ラインに挿入される。
【0032】以上のような構成を有し、以上のような動
作を行なう音声応答回路24は、メインマイクロプロセ
ッサ12の制御によって、応答保留モードがセットされ
ていてしかも着呼があった場合に動作する。
【0033】以下、メインマイクロプロセッサ12が行
なう応答保留モードに係る処理を、応答保留モードのセ
ット処理、応答保留モードでの着呼処理及び応答保留モ
ードのリセット処理の順に説明する。この際には、携帯
電話機の利用者の操作も明らかにする。
【0034】携帯電話機の利用者は、着呼に応答できな
い状況になると、又は、なる前に、操作部22に設けら
れている応答保留モードのセットキーを操作する。メイ
ンマイクロプロセッサ12は、操作部22から応答保留
モードのセットキーが操作されたことが与えられると、
図4に示す応答保留モードのセット処理ルーチンを開始
し、まず、内蔵する固定データ部から文字キャラクタコ
ード(例えばカタカナ及び数字)でなる1個のメッセー
ジデータを取り出してその画素展開したデータを表示部
23に与えて表示させる(ステップ100)。なお、メ
ッセージメモリ25に格納されているメッセージと同じ
内容のメッセージに係る文字キャラクタコードをメイン
マイクロプロセッサ12は内部に格納している。そし
て、メッセージの選択終了が指示されていないことを確
認して(ステップ101)、メインマイクロプロセッサ
12は、表示メッセージを選択するキーが操作されたか
否かを判定し、選択キーが操作されていない場合にはさ
らに表示メッセージの切替キーが操作されたか否かを判
定する(ステップ102、103)。表示メッセージの
切替キーが操作された場合には、ステップ100に戻っ
てその操作に応じた別のメッセージを表示部23に表示
させる。
【0035】利用者は、表示されているメッセージを着
呼時に相手に送信することを希望する場合には選択キー
を操作し、このとき、メインマイクロプロセッサ12は
表示中のメッセージに対応した音源データが格納されて
いるメッセージメモリ26の先頭アドレス及び終了アド
レスでなる送信メッセージ情報を、内蔵する送信メッセ
ージバッファに格納する(ステップ104)。その後、
メインマイクロプロセッサ12は、表示メッセージの切
替キーが操作されたか否かの判定ステップ103に進
む。
【0036】利用者は、表示メッセージの切替キーや選
択キーの操作によって、着呼時に自動応答によって相手
側に送信したい全てのメッセージの選択を終了すると、
選択終了キーを操作する。これにより、メインマイクロ
プロセッサ12はステップ101で肯定結果が得られた
ので、着呼時に、図5に示す応答保留モードにおける着
呼処理ルーチンを実行するような状態にしたり表示を消
去したりした後、着呼回数パラメータNを初期値0にし
て一連のセット処理を終了する(ステップ105、10
6)。
【0037】以上のようにして、応答保留モードがセッ
トされた状態において、モデム部11(図2参照)から
与えられた制御データが着呼を表すものであると、メイ
ンマイクロプロセッサ12は、通常の着呼処理ルーチン
ではなく、図5に示す応答保留モードにおける着呼処理
ルーチンを開始する。
【0038】そしてまず、メインマイクロプロセッサ1
2は、自動着信処理を行ない、次に、送信メッセージバ
ッファに格納されていた送信メッセージ情報(メッセー
ジメモリ25における先頭アドレス及び終了アドレスの
全ての組)をタイミング制御回路28に転送し、その
後、タイミング制御回路28にメッセージ送信処理の起
動をかけ、次に着呼回数パラメータNをインクリメント
させてその回数を表示部23に表示させる(ステップ1
20〜124)。これにより、音声応答回路24から利
用者が選択したメッセージの音声信号が出力されて相手
側に伝送される。
【0039】この後、切断のための処理を行なって着呼
時の処理を終了する(ステップ125)。例えば、相手
側の切断を待って切断したり、タイミング制御回路28
に起動をかけた時点からの経過時間を監視して所定時間
になったときに自動的に切断したりする。
【0040】利用者は、着呼に応答できる状況に復帰す
ると、応答保留モードのリセットキーを操作する。この
とき、メインマイクロプロセッサ12は図6に示す応答
保留モードのリセット処理ルーチンを開始する。そして
まず、内蔵する送信メッセージバッファの内容及び着呼
回数パラメータNをクリアし、その後、着呼時に通常の
着呼処理ルーチンが起動されるように切り替えて一連の
処理を終了する(ステップ130、131)。
【0041】次に、以上説明した応答保留モードの利用
方法の一例を説明する。例えば、利用者が着呼に応じら
れない会議に参加する場合には、予め応答保留モードを
セットし、その際、自動的に応答するメッセージを選択
する。例えば、会議の終了時刻が判ってていれば、
「『ただ今電話に出られません』『3時に』『電話して
下さい』」なるメッセージを選択する。この状態で利用
者は電話の電源を切らずに会議にのぞむ。会議中に、着
呼があったときにはメインマイクロプロセッサ12の制
御により着信音は鳴動されず、自動着信してメッセージ
メモリ25からメッセージデータ『ただ今電話に出られ
ません』『3時に』『電話して下さい』が出力され、音
声信号に変換されて相手側に送信される。このように応
答保留モードを選択すれば、会議中であっても着呼があ
れば最低限の情報を相手側に与えることができる。
【0042】従って、上述した第1実施例によれば、利
用者が着呼に応答できない状況においても発信者に応答
できないことやリダイヤルが有効な時間情報等を与える
ことができるので、利用者側からみれば後で確実に連絡
が貰えるという安心感を持つことができ、また、発信者
からみれば無駄な発信動作を繰返す必要がなくまた自動
応答があることで相手が応答できない状況にあることを
知得できて安心でき、電話機能を高めていることにな
る。また、電話通信システムからみても無効な呼が減少
できるという利点がある。
【0043】また、着呼回数によって着呼の有無等を利
用者が認識でき、この点でも利用者の安心感を高めるこ
とができる。
【0044】ここで、応答用メッセージの記録媒体とし
ては、テープ状やディスク状の記録媒体も考えられる
が、このようにすると機構部が必要となるので携帯電話
機の大きさ等の制約から実用的ではない。
【0045】また、自動車電話システムでは、安全運転
を考慮し、利用者が自動車電話機に対して操作して応答
保留モードを選択した場合に、交換システム側で発信者
に応答できない旨のメッセージを自動応答で返すものが
あるが、この場合には応答内容は固定された1種類であ
り、多様な応答を行なうことができない。この自動車電
話システムでは、応答保留期間内であった着呼の存在を
利用者が確認することができない。
【0046】なお、第1実施例の変形例としては、送信
メッセージの選択の際にメッセージ内容を表示部23に
表示することなく実行させるものや、送信メッセージの
選択の際に音声応答回路24を動作させて音声信号を受
話スピーカ15から発音させてメッセージ内容を確認さ
せるようなものを挙げることができる。また、着呼時の
時刻を記録すると共に表示するようにしても良い。さら
に、応答保留モードにおける着呼回数の計数を省略する
ようなものも挙げることができる。さらにまた、メッセ
ージ選択機能を持たずに、応答保留モードでは常に決ま
ったメッセージ音声を送信するものであっても良い。
【0047】(B)第2実施例 次に、本発明による携帯電話機の第2実施例を図面を参
照しながら詳述する。ここで、図7がこの第2実施例の
要部構成を示すものであり、図1との同一、対応部分に
は同一符号を付している。また、図8はこの第2実施例
における応答保留モードのセット処理を示し、図9は応
答保留モードにおける着呼処理を示し、図10は応答保
留モードのリセット処理を示している。
【0048】この第2実施例は、図1及び図7の比較か
ら明らかなように、受信ベースバンド回路13から出力
されたベースバンド信号に存在するDTMF(dual ton
e multiple frequency)信号を受信分析するDTMF受
信器36を設け、このDTMF受信器36が検出したD
TMF信号(PB信号とも呼ばれる)の指示内容(1,
2,3,4,5,6,7,8,9,0等)をメインマイ
クロプロセッサ12に与えるようにした点が、第1実施
例とハードウェア上異なる。
【0049】以下、この第2実施例のメインマイクロプ
ロセッサ12が行なう応答保留モードに係る処理を、応
答保留モードのセット処理、応答保留モードでの着呼処
理及び応答保留モードのリセット処理の順に説明する。
この際には、携帯電話機の利用者の操作も明らかにす
る。
【0050】この実施例の携帯電話機の利用者も、着呼
に応答できない状況になると、又は、なる前に応答保留
モードのセットキーを操作する。メインマイクロプロセ
ッサ12は、操作部22から応答保留モードのセットキ
ーが操作されたことが与えられると、図4との同一、対
応ステップには同一符号を付して示す図8に示す応答保
留モードのセット処理ルーチンを開始する。なお、この
第2実施例の場合、表示用メッセージデータには、相手
電話番号を求めるメッセージか否かを表すフラグが付加
されている。
【0051】上述のように開始されたこの第2実施例の
セット処理ルーチンは、第1実施例のセット処理ルーチ
ンと、表示メッセージが選択された際の処理が異なる。
すなわち、表示メッセージが選択されると、その選択メ
ッセージが相手電話番号を求めるメッセージか否かを判
定する(ステップ107)。否定結果を得た場合には、
選択メッセージに対応した音源データが格納されている
メッセージメモリ26の先頭アドレス及び終了アドレス
でなる送信メッセージ情報を、内蔵する送信メッセージ
バッファに格納した後(ステップ104)、表示メッセ
ージの切替え判定ステップ103に進む。他方、肯定結
果を得た場合には、先頭アドレス及び終了アドレスでな
る送信メッセージ情報を内蔵する送信メッセージバッフ
ァに格納すると共に相手電話番号を求めることを表すD
TMF信号受信フラグをセットし(ステップ108)、
さらに、相手番号格納エリアパラメータPを初期値にし
た後(ステップ109)、表示メッセージの切替え判定
ステップ103に進む。その他の処理は、第1実施例と
同様である。
【0052】以上のようにして、応答保留モードがセッ
トされた状態において、モデム部11(図2参照)から
与えられた制御データが着呼を表すものであると、メイ
ンマイクロプロセッサ12は、通常の着呼処理ルーチン
ではなく、図5との同一、対応処理に同一符号を付した
図9に示す応答保留モードにおける着呼処理ルーチンを
開始する。
【0053】この第2実施例では、図5及び図9の比較
から明らかなように、着呼回数の表示ステップ124
と、切断処理ステップ125との間に次のような処理ス
テップが設けられている。
【0054】すなわち、DTMF信号受信フラグに基づ
いて、送信メッセージ中に相手電話番号を求めるメッセ
ージが含まれているか否かを判断する(ステップ12
6)。含まれていない場合には直ちに切断ステップ12
5に進み、他方、含まれている場合には、DTMF受信
器36からの数字情報(相手電話番号)を取り込んで相
手番号格納エリアパラメータPが指示するエリアに格納
すると共に、その番号を着呼回数と並列に表示部23に
表示させ、さらに、相手番号格納エリアパラメータPを
1インクリメントした後、切断ステップ125に進む
(ステップ127、128)。
【0055】このようにして、最新着呼の相手番号及び
着呼回数を表示すると共に、応答保留モード期間での全
着呼での相手電話番号を記憶する。
【0056】利用者は、着呼に応答できる状況に復帰す
ると、応答保留モードのリセットキーを操作する。この
とき、メインマイクロプロセッサ12は、図6との同
一、対応ステップには同一符号を付した図10に示す応
答保留モードのリセット処理ルーチンを開始する。そし
てまず、内蔵する送信メッセージバッファの内容及び着
呼回数パラメータをクリアし(但し着呼回数は継続表
示)、その後、受信した相手電話番号があるか否かを判
定する(ステップ130、132)。ない場合には、後
述するステップ131に直ちに進む。他方、ある場合に
は、表示されていた相手番号の変更キーが操作されたか
否かを判定する(ステップ133)。操作された場合に
は、相手番号格納エリアパラメータPを1デインクリメ
ントしてそのエリアの相手電話番号を表示部23に表示
させ(ステップ134)、操作されない場合にはさらに
表示クリアキーが操作されたか否かを判定する(ステッ
プ135)。表示クリアキーが操作された場合には、表
示をクリアし、かつ、相手番号格納エリアパラメータP
をクリアした後(ステップ136)、着呼時に通常の着
呼処理ルーチンが起動されるように切り替えて一連の処
理を終了し(ステップ131)、表示クリアキーが操作
されない場合にはステップ132に戻る。
【0057】従って、この第2実施例によれば、第1実
施例と同様な効果を得ることができると共に、利用者が
発信者の電話番号を知得することができ、応答できる状
態に復帰してから確実に発信者と連絡をとることがで
き、また、発信者も再度の発信を強く意識しないで済む
という効果をも得ることができる。
【0058】この第2実施例の変形例としても、第1実
施例の変形例と同様なものを挙げることができる。ま
た、DTMF信号を相手電話番号の取込み以外にも利用
するようにしても良い。例えば、利用者に求める発信予
定時刻を発信者がDTMF信号で携帯電話機に与えて表
示させるようにしても良い。さらに、常に、相手電話番
号を求めるメッセージを送信するようにしても良い。
【0059】(B)第3実施例 次に、本発明による携帯電話機の第2実施例を図面を参
照しながら詳述する。ここで、図11がこの第3実施例
の要部構成を示すものであり、図7との同一、対応部分
には同一符号を付している。また、図12はこの第3実
施例における応答保留モードのセット処理を示してい
る。
【0060】この第3実施例は、ハードウェア上は、図
7及び図11の比較から明らかなように、音声応答回路
24の詳細構成が第2実施例とは異なっている。
【0061】すなわち、音声録音回路38が音声応答回
路24内に設けられている。音声録音回路38は、アナ
ログ/デジタル変換器39、音声分析回路40、バッフ
ァ回路41及び第2のメッセージメモリ42から構成さ
れており、これらの各部39〜42は、タイミング制御
回路28によって制御されるようになされている。
【0062】マイクロホン16が捕捉し、前置増幅器1
7によって増幅された発信者に対するメッセージとなる
音声信号は、アナログ/デジタル変換器39によってデ
ジタル信号に変換されて音声分析回路40に与えられ、
この音声分析回路40が入力されたデジタル音声信号を
分析して圧縮符号化し、この符号化信号に対してバッフ
ァ回路41によってメモリ42へ蓄積させるためのアド
レス空間処理を施して音源データとして第2のメッセー
ジメモリ42に格納させる。
【0063】音声分析回路40は、音声合成回路30の
逆処理を行なうものであり、音声合成回路30が例えば
ADPCM復号化回路で構成されている場合には、音声
分析回路30はADPCM符号化回路が該当する。
【0064】上述した第2のメッセージメモリ42もマ
ルチプレクサ29に接続されており、タイミング制御回
路28によって読出しが指示された場合には、格納して
いる音源データをマルチプレクサ29に出力するように
なされている。
【0065】ここで、音声録音回路38を、テープ状や
ディスク状の記録媒体を用いて構成することも考えられ
るが、このようにすると機構部が必要となるので携帯電
話機の大きさ等の制約から実用的ではない。
【0066】因に、音声録音回路38を有する音声応答
回路24であっても、最近のLSI技術の発達によって
少ないICチップによって実現でき、携帯電話機に搭載
することは容易である。
【0067】このような音声録音回路38を設けたこと
により、応答保留モードの着呼時に、電話機内蔵のメッ
セージメモリ26に格納されているメッセージではな
く、利用者の任意のメッセージを発信者に送信すること
ができる。
【0068】以下、この第3実施例のメインマイクロプ
ロセッサ12が行なう応答保留モードに係る処理を、応
答保留モードのセット処理、応答保留モードでの着呼処
理及び応答保留モードのリセット処理の順に説明する。
【0069】この実施例の携帯電話機の利用者も、着呼
に応答できない状況になると、又は、なる直前に応答保
留モードのセットキーを操作する。メインマイクロプロ
セッサ12は、操作部22から応答保留モードのセット
キーが操作されたことが与えられると、図8との同一、
対応ステップには同一符号を付して示す図12に示す応
答保留モードのセット処理ルーチンを開始する。なお、
この第2実施例の場合、表示用メッセージデータには、
相手電話番号を求めるメッセージか否かを表すフラグが
付加されている。
【0070】上述のように開始されたこの第3実施例の
セット処理ルーチンにおいては、まず、操作部22から
の操作キー情報に基づいて、利用者が電話機内蔵メッセ
ージを選択することを指示したか利用者が発声する任意
メッセージを選択することを指示したかを判定する(ス
テップ110)。
【0071】ここで、電話機内蔵メッセージを選択する
ことを指示した場合には、第2実施例のセット処理ルー
チン(ステップ100〜109)と同一の処理を行な
う。
【0072】これに対して、任意メッセージを選択する
ことを指示した場合には、表示部23を介して発音を利
用者に指示すると共にタイミング制御回路28に音声録
音処理を指示する(ステップ111)。その後、着呼時
に出力するメッセージとして任意メッセージが選択され
た旨を送信メッセージバッファに格納すると共に相手電
話番号を求めることを表すDTMF信号受信フラグをセ
ットし(ステップ111)、さらに、相手番号格納エリ
アパラメータPを初期値にした後(ステップ112)、
ステップ105に進む。このように、任意メッセージを
送信することとした場合には、DTMF信号の受信機能
を自動的に有効なものとすることとしている。
【0073】なお、タイミング制御回路28は、音声録
音処理が指示されると、音声録音回路38を制御して第
2のメッセージメモリ42に利用者が発声した音声信号
に係る音源データを格納させる。
【0074】以上のようにして、応答保留モードがセッ
トされた状態において、モデム部11(図2参照)から
与えられた制御データが着呼を表すものであると、メイ
ンマイクロプロセッサ12は、通常の着呼処理ルーチン
ではなく、応答保留モードにおける着呼処理ルーチンを
開始する。
【0075】この第3実施例の応答保留モードにおける
着呼処理ルーチンは、第2実施例の応答保留モードにお
ける着呼処理ルーチンとほぼ同様であり、その図示は省
略する。異なる点は、ステップ121(図9参照)でタ
イミング制御回路28に与えられる送信メッセージ情報
が、上述したセット処理で任意メッセージが選択されて
いる場合には任意メッセージを指示したものであり、電
話機内蔵メッセージが選択された場合にはメッセージメ
モリ26の先頭アドレス及び終了アドレスの組情報であ
る点である。
【0076】なお、任意メッセージを指示した送信メッ
セージ情報が与えられた後、送信を起動されたタイミン
グ制御回路28は、音声録音回路38内の第2のメッセ
ージメモリ42から任意メッセージに係る音源データを
出力させて、任意メッセージ音声信号を発信者に送信さ
せる。
【0077】利用者は、着呼に応答できる状況に復帰す
ると、応答保留モードのリセットキーを操作する。この
とき、メインマイクロプロセッサ12は、応答保留モー
ドのリセット処理ルーチンを開始する。
【0078】この第3実施例の応答保留モードにおける
リセット処理ルーチンは、第2実施例の応答保留モード
におけるリセット処理ルーチンとほぼ同様であり、その
図示及び説明は省略する。
【0079】従って、この第3実施例によれば、第3実
施例と同様な効果を得ることができると共に、利用者が
発信者に対して任意のメッセージを与えることができ、
よりきめ細かな自動応答を行なうことができるという効
果をも得ることができる。
【0080】第1実施例や第2実施例の場合、予め用意
されているメッセージでしか応答できない状況を発信者
に伝えることができないが、例えば、携帯電話機の利用
者が新幹線にて東京より大阪へ移動中で車内にて電話応
答できないような場合でも「ただ今新幹線で大阪へ移動
中です。大阪へ到着したら折り返し電話しますのであな
たの電話番号をプッシュボタンで送って下さい」という
メッセージを録音させることできめ細かな自動応答を行
なうことができる。
【0081】この第3実施例の変形例としても、内蔵メ
ッセージの発信構成を省略し、任意メッセージだけを送
信するものを挙げることができる。また、任意メッセー
ジ音声の取込みを、応答保留モードのセット処理と切り
離した処理とするものを挙げることができる。さらに、
音声録音回路38を受話ラインと接続させ、タイミング
制御回路28に所定タイミングで録音を指示することで
発信者の音声を録音させるものを挙げることができる。
【0082】(D)他の実施例 上記各実施例においては、記憶している音源データがA
DPCM符号化されたものを示したが、他の符号化方式
によるものであっても良く、単にPCM処理したもので
あっても良い。
【0083】また、本発明の対象となる携帯電話機は、
セルラ式自動車電話システムを使用した携帯電話機に限
定されるものではない。
【0084】さらに、DTMF受信器に加えて、ダイヤ
ルパルス受信器を設けるようにしても良い。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、着呼に
対して利用者による応答を保留し、自動応答する応答保
留モードをセット及びリセットさせる応答保留モード設
定解除手段と、自動応答で送信されるメッセージを記憶
し、指示されたときにそのメッセージ音声信号を出力す
る半導体記憶媒体を含む音声応答手段と、応答保留モー
ドがセットされている状況で着呼があった場合に、自動
着信し、音声応答手段からメッセージ音声信号を出力さ
せて発信者に応答する自動応答制御手段とを備えたの
で、利用者が着呼に応じられない場合でも発呼者との連
絡の方法を確保できる、しかも、発呼者が無駄な発呼を
繰返すことがなく電話通信システムとしても無効呼を減
少できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の携帯電話機を示すブロック図である。
【図3】第1実施例のメッセージメモリ25の構成を示
す説明図である。
【図4】第1実施例の応答保留モードのセット処理を示
すフローチャートである。
【図5】第1実施例の応答保留モードの着呼処理を示す
フローチャートである。
【図6】第1実施例の応答保留モードのリセット処理を
示すフローチャートである。
【図7】第2実施例の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図8】第2実施例の応答保留モードのセット処理を示
すフローチャートである。
【図9】第2実施例の応答保留モードの着呼処理を示す
フローチャートである。
【図10】第2実施例の応答保留モードのリセット処理
を示すフローチャートである。
【図11】第3実施例の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図12】第3実施例の応答保留モードのセット処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
12…メインマイクロプロセッサ、22…操作部、23
…表示部、24…音声応答回路、25、42…メッセー
ジメモリ、29…マルチプレクサ、30…音声合成回
路、36…DTMF受信器、38…音声録音回路、40
…音声分析回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着呼に対して利用者による応答を保留
    し、自動応答する応答保留モードをセット及びリセット
    させる応答保留モード設定解除手段と、 自動応答で送信されるメッセージを記憶し、指示された
    ときにそのメッセージ音声信号を出力する半導体記憶媒
    体を含む音声応答手段と、 応答保留モードがセットされている状況で着呼があった
    場合に、自動着信し、上記音声応答手段からメッセージ
    音声信号を出力させて発信者に応答する自動応答制御手
    段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯電話機において、
    発信者によるプッシュボタンの押下時に出力されたDT
    MF信号を受信分析するDTMF受信手段と、このDT
    MF受信手段が受信した番号を表示部に表示させる受信
    番号表示制御手段とを設けたことを特徴とする携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の携帯電話機にお
    いて、利用者が発声してマイクロホンが捕捉した音声を
    録音する音声録音手段を設け、上記音声応答手段がこの
    音声録音手段が録音したメッセージ音声信号を出力する
    ことを特徴とした携帯電話機。
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