JPH06300470A - ３重管式熱交換器及び加熱・冷却ユニット - Google Patents
３重管式熱交換器及び加熱・冷却ユニットInfo
- Publication number
- JPH06300470A JPH06300470A JP8340493A JP8340493A JPH06300470A JP H06300470 A JPH06300470 A JP H06300470A JP 8340493 A JP8340493 A JP 8340493A JP 8340493 A JP8340493 A JP 8340493A JP H06300470 A JPH06300470 A JP H06300470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- heat exchanger
- partition plate
- triple
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/10—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
- F28D7/103—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of more than two coaxial conduits or modules of more than two coaxial conduits
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内管を中央管に容易に装填でき、液もれや液
だまりがなく、伝熱性能が向上し、設置面積を少なくし
た３重管式熱交換器を提供する。 【構成】 処理流体の出入口２、３を有する中央管１の
一方端で溶接５され、他方端を閉塞部６とした内管４を
設け、この内管４は熱媒の出入口７、８を有し、内部は
軸方向に設けた仕切板９により２分し、仕切板９の端部
に連通部10を設けてＵ字形液流部を構成し、外管11は中
央管１の外壁に設けられ、熱媒の出入口12、13を設けて
コンパクトな３重管式熱交換器とした。
だまりがなく、伝熱性能が向上し、設置面積を少なくし
た３重管式熱交換器を提供する。 【構成】 処理流体の出入口２、３を有する中央管１の
一方端で溶接５され、他方端を閉塞部６とした内管４を
設け、この内管４は熱媒の出入口７、８を有し、内部は
軸方向に設けた仕切板９により２分し、仕切板９の端部
に連通部10を設けてＵ字形液流部を構成し、外管11は中
央管１の外壁に設けられ、熱媒の出入口12、13を設けて
コンパクトな３重管式熱交換器とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は３重管式熱交換器及びこ
の３重管式熱交換器を組込んだ食品、医薬品その他化学
工業界における加熱殺菌調理機等に組込むことのできる
加熱・冷却ユニットに関する。
の３重管式熱交換器を組込んだ食品、医薬品その他化学
工業界における加熱殺菌調理機等に組込むことのできる
加熱・冷却ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より２重管式熱交換器や３重管式熱
交換器は公知である。その一例を図３に示す。14は中央
管で、処理液の出入口15、16を有する。17は内管で、熱
媒の出入口18、19を有し、前記中央管14に一方端を溶接
して、中央管を貫挿通し、他方端でシール部20によりシ
ールしている。21は外管で、中央管14の外壁に設けら
れ、熱媒出入口22、23を有している。
交換器は公知である。その一例を図３に示す。14は中央
管で、処理液の出入口15、16を有する。17は内管で、熱
媒の出入口18、19を有し、前記中央管14に一方端を溶接
して、中央管を貫挿通し、他方端でシール部20によりシ
ールしている。21は外管で、中央管14の外壁に設けら
れ、熱媒出入口22、23を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の２重管式熱交換
器では伝熱面積が不足し、これを改良するものとして３
重管式熱交換器が用いられる。しかし、図３に示すよう
に処理液用の中央管14と熱媒用の内管17との支持につ
き、他方端にシール部20を設けているため、液もれや液
だまりが生じる問題点があった。
器では伝熱面積が不足し、これを改良するものとして３
重管式熱交換器が用いられる。しかし、図３に示すよう
に処理液用の中央管14と熱媒用の内管17との支持につ
き、他方端にシール部20を設けているため、液もれや液
だまりが生じる問題点があった。
【０００４】本発明の目的は上記のような問題点を解消
するもので、伝熱面積を大きくし、伝熱性能を高め、据
付面積を小さくすると共にシール部をなくして液もれや
液だまりのない効率のよい熱交換器並びにこの熱交換器
を組込んだ加熱・冷却ユニットを提供しようとするもの
である。
するもので、伝熱面積を大きくし、伝熱性能を高め、据
付面積を小さくすると共にシール部をなくして液もれや
液だまりのない効率のよい熱交換器並びにこの熱交換器
を組込んだ加熱・冷却ユニットを提供しようとするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１発明では、処理流体の出入口を有する
中央管と、この中央管に内装され熱媒の出入口を有する
内管と、前記中央管に外装され熱媒の出入口を有する外
管とを備えた３重管式熱交換器において、内管の一方端
を中央管に溶接して内装し、他方端を閉塞し、軸方向に
設けた仕切板により内部を２分すると共に仕切板の端部
に連通部を設けてＵ字形液流部とした３重管式熱交換器
とした。
め、本発明の第１発明では、処理流体の出入口を有する
中央管と、この中央管に内装され熱媒の出入口を有する
内管と、前記中央管に外装され熱媒の出入口を有する外
管とを備えた３重管式熱交換器において、内管の一方端
を中央管に溶接して内装し、他方端を閉塞し、軸方向に
設けた仕切板により内部を２分すると共に仕切板の端部
に連通部を設けてＵ字形液流部とした３重管式熱交換器
とした。
【０００６】第２発明では、３重管式熱交換器を組込ん
だ加熱・冷却ユニットとした。
だ加熱・冷却ユニットとした。
【０００７】
【作用】第１発明では、処理流体の出入口を有する中央
管に内装された内管は一方端で溶接され、他方端を閉塞
しているので、液もれや液だまりを生じることがなく、
又、シール部を必要としない。又、内管内部は軸方向に
設けた仕切板により２分され、仕切板の端部に連通部を
設けてＵ字形液流部としたので、管端部の閉塞部の近辺
で熱媒が折返し流れるようになり、液もれ等がなく伝熱
性能を向上させるようになった。
管に内装された内管は一方端で溶接され、他方端を閉塞
しているので、液もれや液だまりを生じることがなく、
又、シール部を必要としない。又、内管内部は軸方向に
設けた仕切板により２分され、仕切板の端部に連通部を
設けてＵ字形液流部としたので、管端部の閉塞部の近辺
で熱媒が折返し流れるようになり、液もれ等がなく伝熱
性能を向上させるようになった。
【０００８】第２発明では、上記熱交換器を利用して加
熱殺菌調理機等に組込み易く、据付面積が少なく、コン
パクトに設置できる。特に中央管と内管との間にシール
部を有していないので、形状を自由に選択することがで
き、熱交換流体の流路設計を自由にして応用範囲を拡大
することができる。
熱殺菌調理機等に組込み易く、据付面積が少なく、コン
パクトに設置できる。特に中央管と内管との間にシール
部を有していないので、形状を自由に選択することがで
き、熱交換流体の流路設計を自由にして応用範囲を拡大
することができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて説明す
る。１は中央管で、処理流体の出入口２、３を有する。
出口３にはエルボを設けた例を示したが、加熱・冷却ユ
ニットの配管設計によっては他の形体や管を接続可能に
している。図１では処理流体が熱媒と並向流である場合
を示したが、対向流として熱交換効率を高めることもで
きる。４は内管で、前記中央管１に内装され、一方端で
溶接５され、他方端は閉塞部６としている。７、８は熱
媒の出入口、９は仕切板で、内管４の軸方向に設けら
れ、端部に連通部10を設け、Ｕ字形液流部を構成してい
る。11は外管で、中央管１の外壁に設けられ、熱媒の出
入口12、13を有している。
る。１は中央管で、処理流体の出入口２、３を有する。
出口３にはエルボを設けた例を示したが、加熱・冷却ユ
ニットの配管設計によっては他の形体や管を接続可能に
している。図１では処理流体が熱媒と並向流である場合
を示したが、対向流として熱交換効率を高めることもで
きる。４は内管で、前記中央管１に内装され、一方端で
溶接５され、他方端は閉塞部６としている。７、８は熱
媒の出入口、９は仕切板で、内管４の軸方向に設けら
れ、端部に連通部10を設け、Ｕ字形液流部を構成してい
る。11は外管で、中央管１の外壁に設けられ、熱媒の出
入口12、13を有している。
【００１０】図２は内管４の熱媒の出入口12、13の縦断
面図で、仕切板９の取付状態を示す。本実施例では、内
管４が中央管１に内装されており、一方端の溶接５によ
り支持され、他方端は閉塞部６とされている。内管４の
軸方向に設けた仕切板９の端部に連通部10を設けること
により、内管４と中央管１とは従来例のようなシール部
を必要としない。
面図で、仕切板９の取付状態を示す。本実施例では、内
管４が中央管１に内装されており、一方端の溶接５によ
り支持され、他方端は閉塞部６とされている。内管４の
軸方向に設けた仕切板９の端部に連通部10を設けること
により、内管４と中央管１とは従来例のようなシール部
を必要としない。
【００１１】又、内管４には仕切板９によってＵ字形液
流部が構成されているので、熱媒は折返して流れる。従
って、同一流量では流速が上がり伝熱性能が高められ
る。
流部が構成されているので、熱媒は折返して流れる。従
って、同一流量では流速が上がり伝熱性能が高められ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明の第１発明では、処理流体の出入
口を有する中央管に内装される内管が一方端で溶接で支
持され、他方端は閉塞部としたので、従来例のように中
央管と内管との間をシールするためのシール部を不必要
とし、液もれや液だまりがなく伝熱性能を向上させるこ
とができる。
口を有する中央管に内装される内管が一方端で溶接で支
持され、他方端は閉塞部としたので、従来例のように中
央管と内管との間をシールするためのシール部を不必要
とし、液もれや液だまりがなく伝熱性能を向上させるこ
とができる。
【００１３】内管の軸方向に設けた仕切板と端部の連通
部により内管内でＵ字形の液流部を構成しているので、
円滑な熱媒の流れと効率的な熱交換ができる。３重管式
として３重の管がコンパクトに構成され、中央管端部に
は各種の接手や流路構成に応じた接続をすることができ
る。第２発明では、このような熱交換器を用いて加熱・
冷却ユニットを構成し、加熱殺菌装置が医薬品用の加熱
機その他の工業界の熱交換を必要とする分野で広く使用
することができるようになった。
部により内管内でＵ字形の液流部を構成しているので、
円滑な熱媒の流れと効率的な熱交換ができる。３重管式
として３重の管がコンパクトに構成され、中央管端部に
は各種の接手や流路構成に応じた接続をすることができ
る。第２発明では、このような熱交換器を用いて加熱・
冷却ユニットを構成し、加熱殺菌装置が医薬品用の加熱
機その他の工業界の熱交換を必要とする分野で広く使用
することができるようになった。
【図１】本発明熱交換器の縦断面図
【図２】内管の熱媒出入口部の縦断面図
【図３】従来例を示す縦断面図
【符号の説明】 １ 中央管 ２、３ 処理流体の出入口 ４ 内管 ５ 溶接 ６ 閉塞部 ７、８ 熱媒の出入口 ９ 仕切板 10 連通部 11 外管 12、13 熱媒の出入口
Claims (2)
- 【請求項１】 処理流体の出入口を有する中央管と、こ
の中央管に内装され熱媒の出入口を有する内管と、前記
中央管に外装され熱媒の出入口を有する外管とを備えた
３重管式熱交換器において、内管の一方端を中央管に溶
接して内装し、他方端を閉塞し、軸方向に設けた仕切板
により内部を２分すると共に仕切板の端部に連通部を設
けてＵ字形液流部としたことを特徴とする３重管式熱交
換器。 - 【請求項２】 請求項１記載の３重管式熱交換器を組込
んだ加熱・冷却ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340493A JPH06300470A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | ３重管式熱交換器及び加熱・冷却ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340493A JPH06300470A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | ３重管式熱交換器及び加熱・冷却ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300470A true JPH06300470A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13801495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340493A Pending JPH06300470A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | ３重管式熱交換器及び加熱・冷却ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06300470A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541706A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-11-27 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー．ファオ | 製品の均質な加熱方法 |
| JP2009190045A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ付け装置 |
| JP2010058169A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-03-18 | Kazuhito Kito | フラックス供給装置およびフラックスタンク |
| CN102135382A (zh) * | 2010-01-21 | 2011-07-27 | 上海意发玛制药设备有限公司 | 管中管式换热器及换热器管路*** |
| EP2397781A1 (de) * | 2011-01-27 | 2011-12-21 | GoGaS Goch GmbH & Co. KG | Wärmetauscher |
| JP2017048961A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 持田 裕美 | 熱交換装置、熱交換方法 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP8340493A patent/JPH06300470A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541706A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-11-27 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー．ファオ | 製品の均質な加熱方法 |
| JP2009190045A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ付け装置 |
| JP2010058169A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-03-18 | Kazuhito Kito | フラックス供給装置およびフラックスタンク |
| CN102135382A (zh) * | 2010-01-21 | 2011-07-27 | 上海意发玛制药设备有限公司 | 管中管式换热器及换热器管路*** |
| EP2397781A1 (de) * | 2011-01-27 | 2011-12-21 | GoGaS Goch GmbH & Co. KG | Wärmetauscher |
| JP2017048961A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 持田 裕美 | 熱交換装置、熱交換方法 |
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