JPH06299582A - 便器脱臭装置 - Google Patents
便器脱臭装置Info
- Publication number
- JPH06299582A JPH06299582A JP8619193A JP8619193A JPH06299582A JP H06299582 A JPH06299582 A JP H06299582A JP 8619193 A JP8619193 A JP 8619193A JP 8619193 A JP8619193 A JP 8619193A JP H06299582 A JPH06299582 A JP H06299582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- check valve
- toilet bowl
- toilet
- trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水管からの鉢内への臭気の侵入を防止す
る。 【構成】 洋風便器１の便鉢２の上縁にリム通水路３が
設けられている。便鉢２の底部のトラップ部４は排水ソ
ケット５を介して排水管７に連通されている。この便鉢
２の上部の脱臭吸込穴８は、吸気ダクト９、脱臭ファン
１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介して前記
排水ソケット５のホース接続部１３に連通されている。
この排水ホース１２に脱臭ファン１０、逆流防止弁１１
の作動制御用圧力スイッチ１４が設けられている。実際
に逆流が生じるときだけでなく、順流の流れが弱いとき
にも逆流防止弁１１を閉弁させる。 【効果】 排気の逆流による臭気遡上のみならず、拡散
による臭気遡上も防止できるので、臭気が便鉢にまで侵
入することが確実に防止される。
る。 【構成】 洋風便器１の便鉢２の上縁にリム通水路３が
設けられている。便鉢２の底部のトラップ部４は排水ソ
ケット５を介して排水管７に連通されている。この便鉢
２の上部の脱臭吸込穴８は、吸気ダクト９、脱臭ファン
１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介して前記
排水ソケット５のホース接続部１３に連通されている。
この排水ホース１２に脱臭ファン１０、逆流防止弁１１
の作動制御用圧力スイッチ１４が設けられている。実際
に逆流が生じるときだけでなく、順流の流れが弱いとき
にも逆流防止弁１１を閉弁させる。 【効果】 排気の逆流による臭気遡上のみならず、拡散
による臭気遡上も防止できるので、臭気が便鉢にまで侵
入することが確実に防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は便器脱臭装置に係り、特
に便鉢内の臭気をトラップ部よりも下流側へ排出するよ
う構成した便器脱臭装置に関する。
に便鉢内の臭気をトラップ部よりも下流側へ排出するよ
う構成した便器脱臭装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の便器脱臭装置は、便器の便鉢内
とトラップ部よりも下流側とを連通する排気通路及び該
排気通路に設けられた脱臭ファンを備えてなる。また、
この排気通路には、通常、脱臭ファンの非作動時に閉止
される逆流防止弁が設けられている。該脱臭ファンを作
動させると、便鉢内の臭気が排水管を介して下水道や浄
化槽へ排出される。
とトラップ部よりも下流側とを連通する排気通路及び該
排気通路に設けられた脱臭ファンを備えてなる。また、
この排気通路には、通常、脱臭ファンの非作動時に閉止
される逆流防止弁が設けられている。該脱臭ファンを作
動させると、便鉢内の臭気が排水管を介して下水道や浄
化槽へ排出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記逆流防止弁の作動
は、排気通路において逆流防止弁よりも下流側に設置さ
れた圧力センサのスイッチの開閉によって制御されてい
る。圧力センサ設置位置近傍の逆流防止弁下流域の排気
通路内の圧力をＰS とし、脱臭ファンの排風圧をＰF と
すると、従来の逆流防止弁の作動制御では、ＰS ＞ＰF
が成り立つ逆流の可能性を有する場合にのみ逆流防止弁
を閉鎖していた。その結果、ＰS ＝ＰF が成り立つ逆流
防止弁の上流側と下流側とが同圧の場合で排風が停止し
ている場合、あるいは、排風圧が該管内圧力よりもごく
わずかしか正圧になっておらず、順風風量が微風の場合
には、逆流防止弁は開放される。この場合、排気通路の
風の流れは逆流ではないが、臭気の拡散速度が順風風速
を上回るようになるため、拡散によって臭気がトラップ
部下流側から便鉢内まで伝播（遡上）されるという欠点
がある。
は、排気通路において逆流防止弁よりも下流側に設置さ
れた圧力センサのスイッチの開閉によって制御されてい
る。圧力センサ設置位置近傍の逆流防止弁下流域の排気
通路内の圧力をＰS とし、脱臭ファンの排風圧をＰF と
すると、従来の逆流防止弁の作動制御では、ＰS ＞ＰF
が成り立つ逆流の可能性を有する場合にのみ逆流防止弁
を閉鎖していた。その結果、ＰS ＝ＰF が成り立つ逆流
防止弁の上流側と下流側とが同圧の場合で排風が停止し
ている場合、あるいは、排風圧が該管内圧力よりもごく
わずかしか正圧になっておらず、順風風量が微風の場合
には、逆流防止弁は開放される。この場合、排気通路の
風の流れは逆流ではないが、臭気の拡散速度が順風風速
を上回るようになるため、拡散によって臭気がトラップ
部下流側から便鉢内まで伝播（遡上）されるという欠点
がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の便器脱臭装置
は、トラップを介して排水口に連通している便鉢と、該
便鉢内を該トラップよりも下流側のトラップ２次側に連
通している排気通路と、該排気通路に設けられた、前記
トラップ２次側へ送風可能な脱臭ファンと、該脱臭ファ
ンよりも前記トラップ２次側の排気通路に設けられた逆
流防止弁と、該逆流防止弁よりも前記トラップ２次側の
排気通路の圧力を検出する圧力検出器と、該圧力検出器
の検出圧力に応じて前記逆流防止弁を開閉作動させる制
御手段と、を備えてなる便器脱臭装置において、該制御
手段は、前記圧力センサの検出圧力が前記脱臭ファンの
排風圧よりもごくわずか低い所定圧以上となったときに
前記逆流防止弁を閉弁させるものであることを特徴とす
るものである。
は、トラップを介して排水口に連通している便鉢と、該
便鉢内を該トラップよりも下流側のトラップ２次側に連
通している排気通路と、該排気通路に設けられた、前記
トラップ２次側へ送風可能な脱臭ファンと、該脱臭ファ
ンよりも前記トラップ２次側の排気通路に設けられた逆
流防止弁と、該逆流防止弁よりも前記トラップ２次側の
排気通路の圧力を検出する圧力検出器と、該圧力検出器
の検出圧力に応じて前記逆流防止弁を開閉作動させる制
御手段と、を備えてなる便器脱臭装置において、該制御
手段は、前記圧力センサの検出圧力が前記脱臭ファンの
排風圧よりもごくわずか低い所定圧以上となったときに
前記逆流防止弁を閉弁させるものであることを特徴とす
るものである。
【０００５】請求項２の便器脱臭装置は、請求項１にお
いて、前記圧力検出器は風圧スイッチであることを特徴
とするものである。
いて、前記圧力検出器は風圧スイッチであることを特徴
とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の便器脱臭装置においても、便鉢とトラ
ップ部下流側とを結ぶ脱臭ファン付きの排気通路によっ
て、便鉢付近の臭気がトラップ部下流側へ排出される。
また、何らかの理由によってトラップ部下流側の圧力が
高くなったときに臭気が便鉢内に逆流することを防止す
るために、排気通路内に逆流防止弁が設置されている。
ップ部下流側とを結ぶ脱臭ファン付きの排気通路によっ
て、便鉢付近の臭気がトラップ部下流側へ排出される。
また、何らかの理由によってトラップ部下流側の圧力が
高くなったときに臭気が便鉢内に逆流することを防止す
るために、排気通路内に逆流防止弁が設置されている。
【０００７】本発明では、この逆流防止弁は、排気通路
において逆流防止弁よりも下流側に設置された圧力セン
サの検出圧力に基づいて制御されている。請求項１の便
器脱臭装置においては前記圧力センサの検出圧力が、前
記脱臭ファンの排風圧よりもごく僅か低い所定圧となっ
た時に、前記逆流防止弁を閉弁して、排気の逆流による
臭気の遡上のみならず臭気の拡散による遡上までも防止
する。
において逆流防止弁よりも下流側に設置された圧力セン
サの検出圧力に基づいて制御されている。請求項１の便
器脱臭装置においては前記圧力センサの検出圧力が、前
記脱臭ファンの排風圧よりもごく僅か低い所定圧となっ
た時に、前記逆流防止弁を閉弁して、排気の逆流による
臭気の遡上のみならず臭気の拡散による遡上までも防止
する。
【０００８】請求項２の便器脱臭装置においては、前記
圧力センサとして風圧センサを採用しているため、構成
が簡易である。
圧力センサとして風圧センサを採用しているため、構成
が簡易である。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明を
行なう。
行なう。
【００１０】第１図は本実施例に係る便器脱臭装置を装
備した洋風便器１の縦断面図である。第１図において、
洋風便器１の便鉢２の上縁にリム通水路３が設けられて
いる。便鉢２の底部のトラップ４は排水ソケット５を介
して排水管７に連通されている。この便鉢２の上縁部奥
側（シャワートイレノズル根元部）に脱臭吸込口８が設
けられている。該脱臭吸込口８は、吸気ダクト９、脱臭
ファン１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介し
て前記排水ソケット５のホース接続部１３に連通されて
おり、これらによって排気通路が構成されている。前記
逆流防止弁１１の直下流の前記排気ホース１２周壁の開
口部に圧力センサ１４が取り付けられており、該逆流防
止弁１１の直下流の圧力を検知している。圧力センサ１
４は、脱臭ファン１０及び逆流防止弁１１の作動制御用
センサであって、設定地以上の圧力が検出されると該脱
臭ファン１０が停止され、逆流防止弁１１が閉鎖され
る。
備した洋風便器１の縦断面図である。第１図において、
洋風便器１の便鉢２の上縁にリム通水路３が設けられて
いる。便鉢２の底部のトラップ４は排水ソケット５を介
して排水管７に連通されている。この便鉢２の上縁部奥
側（シャワートイレノズル根元部）に脱臭吸込口８が設
けられている。該脱臭吸込口８は、吸気ダクト９、脱臭
ファン１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介し
て前記排水ソケット５のホース接続部１３に連通されて
おり、これらによって排気通路が構成されている。前記
逆流防止弁１１の直下流の前記排気ホース１２周壁の開
口部に圧力センサ１４が取り付けられており、該逆流防
止弁１１の直下流の圧力を検知している。圧力センサ１
４は、脱臭ファン１０及び逆流防止弁１１の作動制御用
センサであって、設定地以上の圧力が検出されると該脱
臭ファン１０が停止され、逆流防止弁１１が閉鎖され
る。
【００１１】第２図に本実施例に係る該圧力センサ１４
の側面図を示す。該圧力センサ１４は、圧力センサ本体
１５に取付板１６、スイッチ台１７を介してマイクロス
イッチ１８が２本の小ネジ１９によって取り付けられた
構成となっている。圧力センサ１４は、取付板１６を使
用して螺子部材等によって前記逆流防止弁１１直下流に
取り付けられ、その際ホースエンド２０は前記排気ホー
ス１２周壁の開口部に嵌合される。
の側面図を示す。該圧力センサ１４は、圧力センサ本体
１５に取付板１６、スイッチ台１７を介してマイクロス
イッチ１８が２本の小ネジ１９によって取り付けられた
構成となっている。圧力センサ１４は、取付板１６を使
用して螺子部材等によって前記逆流防止弁１１直下流に
取り付けられ、その際ホースエンド２０は前記排気ホー
ス１２周壁の開口部に嵌合される。
【００１２】次に第２図の該圧力センサ１４の側面図に
おけるＡ−Ａ断面図を第３図に示す。第３図において、
圧力センサ本体１５は、周縁部にゴム製のダイヤフラム
２１を有する円盤状の受圧板２２を、上カバー２３と下
カバー２４とでサンドイッチ状にはさみ込んでプレスに
より固定している構成となっている。圧力センサ本体１
５内は、該受圧板２２とダイヤフラム２１とによって気
密的に上部室２１ａと下部室２１ｂに分けられている。
おけるＡ−Ａ断面図を第３図に示す。第３図において、
圧力センサ本体１５は、周縁部にゴム製のダイヤフラム
２１を有する円盤状の受圧板２２を、上カバー２３と下
カバー２４とでサンドイッチ状にはさみ込んでプレスに
より固定している構成となっている。圧力センサ本体１
５内は、該受圧板２２とダイヤフラム２１とによって気
密的に上部室２１ａと下部室２１ｂに分けられている。
【００１３】下カバー２４の上面には、中心が透孔とな
っているスぺーサ２５が貼設され、該下カバー２４の下
面には前述のホースエンド２０が突設されている。受圧
板２２の中心部上面には突起２２ａが設けられており、
該突起２２ａはスプリング２６を介して、マイクロスイ
ッチ１８の可動ボタン部に連結されている。また、該受
圧板２２の中心部はゴム製のダンパを介して、上カバー
２３と接続されている。２つのターミナル２８は電気信
号取り出し用のターミナルである。
っているスぺーサ２５が貼設され、該下カバー２４の下
面には前述のホースエンド２０が突設されている。受圧
板２２の中心部上面には突起２２ａが設けられており、
該突起２２ａはスプリング２６を介して、マイクロスイ
ッチ１８の可動ボタン部に連結されている。また、該受
圧板２２の中心部はゴム製のダンパを介して、上カバー
２３と接続されている。２つのターミナル２８は電気信
号取り出し用のターミナルである。
【００１４】上記の圧力センサ１４のホースエンド２０
を通じて、圧力センサ本体１５内部の下部室２１ｂに排
気ホース１２内の圧力が伝達される。この下部室２１ｂ
内の圧力が設定値以上に高くなると、受圧板２２が上昇
し該受圧板２２中心部上面の突起２２ａも上昇し、スプ
リング２６を介してマイクロスイッチ１８を作動させ
る。マイクロスイッチ１８は前述の如く脱臭ファン１０
と逆流防止弁１１の作動を制御する。
を通じて、圧力センサ本体１５内部の下部室２１ｂに排
気ホース１２内の圧力が伝達される。この下部室２１ｂ
内の圧力が設定値以上に高くなると、受圧板２２が上昇
し該受圧板２２中心部上面の突起２２ａも上昇し、スプ
リング２６を介してマイクロスイッチ１８を作動させ
る。マイクロスイッチ１８は前述の如く脱臭ファン１０
と逆流防止弁１１の作動を制御する。
【００１５】かかる構成の圧力センサ１４を有する本実
施例の便器脱臭装置の作動について第４図を用いて説明
を行なう。第４図は排気通路の構成を表した該略図であ
る。脱臭ファン１０直下流域の排風圧をＰF 、圧力セン
サ１４近傍の管内圧力をＰSとしたとき、ＰF ＝ＰS が
成り立つ、排風圧と管内圧力とが等しい場合には、排気
通路内に気体の流れは起こらない。もし、この場合、逆
流防止弁１１が開いていると、臭気は排気ホース１２下
流側から排気通路を通過し、脱臭吸込穴８より便鉢２内
にまで遡上する。そこで、本実施例ではＰF ＝ＰS の場
合でも逆流防止弁を閉弁させる。また、排気通路内を排
水管７に向う順流方向の気流速度が微小である場合に
も、もし逆流防止弁１１が開いていると、拡散により臭
気が遡上する。そこで、この場合にも該逆流防止弁１１
を閉弁させる。拡散による臭気の遡上を防止するために
は臭気の拡散速度の絶対値をＶd とおくと、逆流防止弁
１１部で、該逆流防止弁１１上流側から該逆流防止弁１
１下流側にかけて拡散速度Ｖd 以上の排気流速が必要と
なる。従って、本発明ではこの順流方向の排気速度が臭
気拡散速度Ｖd よりも大きくなる管内圧力のときに限り
逆流防止弁１１を開弁させる。種々の実験の結果、逆流
防止弁の開閉を切り替える圧力センサ検出圧（以下、閾
値圧力ということがある。）を、脱臭ファン１０の排風
圧ＰF よりも１〜４ｍｍＡｑ程度（とりわけ約２ｍｍＡ
ｑ）下回る圧力とすると、臭気の遡上が常に確実に防止
されることが認められた。閾値圧力を（ＰF −２）ｍｍ
Ａｑに設定した場合には、当然ながら、ＰS ≧（ＰF −
２）のときに逆流防止弁１１が閉弁され、ＰS ＜（ＰF
−２）の時に逆流防止弁１１が開弁される。なお、本実
施例では便器として洋風便器が示されているが、和風便
器や小便器であっても良い。
施例の便器脱臭装置の作動について第４図を用いて説明
を行なう。第４図は排気通路の構成を表した該略図であ
る。脱臭ファン１０直下流域の排風圧をＰF 、圧力セン
サ１４近傍の管内圧力をＰSとしたとき、ＰF ＝ＰS が
成り立つ、排風圧と管内圧力とが等しい場合には、排気
通路内に気体の流れは起こらない。もし、この場合、逆
流防止弁１１が開いていると、臭気は排気ホース１２下
流側から排気通路を通過し、脱臭吸込穴８より便鉢２内
にまで遡上する。そこで、本実施例ではＰF ＝ＰS の場
合でも逆流防止弁を閉弁させる。また、排気通路内を排
水管７に向う順流方向の気流速度が微小である場合に
も、もし逆流防止弁１１が開いていると、拡散により臭
気が遡上する。そこで、この場合にも該逆流防止弁１１
を閉弁させる。拡散による臭気の遡上を防止するために
は臭気の拡散速度の絶対値をＶd とおくと、逆流防止弁
１１部で、該逆流防止弁１１上流側から該逆流防止弁１
１下流側にかけて拡散速度Ｖd 以上の排気流速が必要と
なる。従って、本発明ではこの順流方向の排気速度が臭
気拡散速度Ｖd よりも大きくなる管内圧力のときに限り
逆流防止弁１１を開弁させる。種々の実験の結果、逆流
防止弁の開閉を切り替える圧力センサ検出圧（以下、閾
値圧力ということがある。）を、脱臭ファン１０の排風
圧ＰF よりも１〜４ｍｍＡｑ程度（とりわけ約２ｍｍＡ
ｑ）下回る圧力とすると、臭気の遡上が常に確実に防止
されることが認められた。閾値圧力を（ＰF −２）ｍｍ
Ａｑに設定した場合には、当然ながら、ＰS ≧（ＰF −
２）のときに逆流防止弁１１が閉弁され、ＰS ＜（ＰF
−２）の時に逆流防止弁１１が開弁される。なお、本実
施例では便器として洋風便器が示されているが、和風便
器や小便器であっても良い。
【００１６】本実施例で圧力センサ１４は、任意の圧力
でスイッチの開閉を行なう風圧スイッチを使用してい
る。この風圧スイッチを用いることにより、逆流防止弁
１１、脱臭ファン１０の作動制御する電気回路を単純に
制作することが可能となり、製造コストの低減につなが
る。
でスイッチの開閉を行なう風圧スイッチを使用してい
る。この風圧スイッチを用いることにより、逆流防止弁
１１、脱臭ファン１０の作動制御する電気回路を単純に
制作することが可能となり、製造コストの低減につなが
る。
【００１７】
【発明の効果】以上の通り、本発明の便器脱臭装置によ
ると、圧力センサを設けた逆流防止弁の作動によって臭
気の逆流のみならず臭気の拡散までも防止することがで
きる。
ると、圧力センサを設けた逆流防止弁の作動によって臭
気の逆流のみならず臭気の拡散までも防止することがで
きる。
【００１８】請求項２の便器脱臭装置によると、逆流防
止弁を開閉制御する制御装置の構成が簡易化され、製作
コストの低減が可能となる。
止弁を開閉制御する制御装置の構成が簡易化され、製作
コストの低減が可能となる。
【図１】実施例に係る便器脱臭装置を備えた洋風便器の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】実施例に係る圧力センサの側面図である。
【図３】実施例に係る圧力センサの断面図である。
【図４】実施例に係る排気通路の概略系統図である。
１ 洋風便器 ２ 便鉢 ４ トラップ部 ７ 排水管 ８ 脱臭吸込口 ９ 吸気ダクト １０ 脱臭ファン １１ 逆流防止弁 １２ 排気ホース １４ 圧力センサ １８ マイクロスイッチ ２０ ホースエンド ２１ ダイヤフラム ２２ 受圧板 ２６ スプリング ２７ ダンパ ＰF 排風圧 ＰS 管内圧力
Claims (2)
- 【請求項１】 トラップを介して排水口に連通している
便鉢と、 該便鉢内を該トラップよりも下流側のトラップ２次側に
連通している排気通路と、 該排気通路に設けられた、前記トラップ２次側へ送風可
能な脱臭ファンと、 該脱臭ファンよりも前記トラップ２次側の排気通路に設
けられた逆流防止弁と、 該逆流防止弁よりも前記トラップ２次側の排気通路の圧
力を検出する圧力検出器と、 該圧力検出器の検出圧力に応じて前記逆流防止弁を開閉
作動させる制御手段と、 を備えてなる便器脱臭装置において、 該制御手段は、前記圧力センサの検出圧力が前記脱臭フ
ァンの排風圧よりもごくわずか低い所定圧以上となった
ときに前記逆流防止弁を閉弁させるものであることを特
徴とする便器脱臭装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記圧力検出器は風
圧スイッチであることを特徴とする便器脱臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8619193A JPH06299582A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 便器脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8619193A JPH06299582A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 便器脱臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06299582A true JPH06299582A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13879890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8619193A Pending JPH06299582A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 便器脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06299582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100491641B1 (ko) * | 2002-10-28 | 2005-05-30 | 이복식 | 냄새 강제 제거 기능을 가지는 양변기 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP8619193A patent/JPH06299582A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100491641B1 (ko) * | 2002-10-28 | 2005-05-30 | 이복식 | 냄새 강제 제거 기능을 가지는 양변기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4494255A (en) | Ventilated toilet device | |
| US6173453B1 (en) | Toilet venting system | |
| US4933996A (en) | Toilet deodorizer | |
| GB2388123A (en) | Ventilation means for toilet bowl | |
| US3120006A (en) | Toilet bowl and bathroom ventilating system | |
| AU2016102427A4 (en) | Toilet ventilation apparatus | |
| US5044018A (en) | Toilet with device for removing unpleasant odors | |
| CA2400135A1 (en) | Bypass orifice and filter for diaphragm type flush valve | |
| CN218643472U (zh) | 具有防虹吸功能的感应冲水装置以及感应小便器 | |
| CN110185106B (zh) | 一种排水装置 | |
| JPH06299582A (ja) | 便器脱臭装置 | |
| JPH07252867A (ja) | 消臭装置および方法 | |
| JPH03253628A (ja) | 水洗式便器 | |
| CA2347273C (en) | System for directly venting odour air from toilet bowl | |
| WO1998022667A1 (en) | Suction device for drawing off the air stagnating in a toilet bowl | |
| JPH01169009A (ja) | 水路の逆流防止装置 | |
| JPH084071A (ja) | 排水管用の通気弁 | |
| KR200220460Y1 (ko) | 좌변기용 환기장치 | |
| JP2777256B2 (ja) | 水洗式便器 | |
| KR200212597Y1 (ko) | 악취 제거 기능을 갖는 수세식 좌변기 | |
| JP2531033Y2 (ja) | 脱臭便器 | |
| JPH0926056A (ja) | 真空弁の異常検出方法 | |
| JP2001323537A (ja) | バキュームブレーカ | |
| JPH0687484U (ja) | 水封切れ防止装置及び便器脱臭装置 | |
| JPH11100882A (ja) | 真空排水設備 |