JPH06299490A - 製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法 - Google Patents
製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法Info
- Publication number
- JPH06299490A JPH06299490A JP5087616A JP8761693A JPH06299490A JP H06299490 A JPH06299490 A JP H06299490A JP 5087616 A JP5087616 A JP 5087616A JP 8761693 A JP8761693 A JP 8761693A JP H06299490 A JPH06299490 A JP H06299490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shaped member
- receiving portion
- basket
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/16—Cylinders and plates for screens
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
- B07B1/00—Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
- B07B1/18—Drum screens
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作が容易な製紙用スクリーンのバスケット
を提供することを目的としている。 【構成】 製紙用スクリーンのバスケット４は、断面が
円形の棒状部材12と、この棒状部材12の受け部13を間隔
を有して環状に設けられた第１の支持部材14と、棒状部
材12の受け部13を間隔を有して環状に設けられた第２の
支持部材15と、棒状部材12の一方の端部側に第１の支持
部材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置させる
と共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受け部
13に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を固着さ
せたものである。
を提供することを目的としている。 【構成】 製紙用スクリーンのバスケット４は、断面が
円形の棒状部材12と、この棒状部材12の受け部13を間隔
を有して環状に設けられた第１の支持部材14と、棒状部
材12の受け部13を間隔を有して環状に設けられた第２の
支持部材15と、棒状部材12の一方の端部側に第１の支持
部材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置させる
と共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受け部
13に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を固着さ
せたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙用スクリーンのバ
スケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法
に関する。
スケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の製紙用スクリーンとしては、スク
リーンプレートを切削加工して溝部を形成している。そ
して、スクリーンプレートで乱流を起こして繊維に方向
性を持たせるために、前記溝部の断面は、入口が広く、
中途で狭まり、出口では、拡大する複雑な形状をしてい
る。
リーンプレートを切削加工して溝部を形成している。そ
して、スクリーンプレートで乱流を起こして繊維に方向
性を持たせるために、前記溝部の断面は、入口が広く、
中途で狭まり、出口では、拡大する複雑な形状をしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上述のスク
リーンプレートを製造するには、切削加工を複数回行わ
なければならず、製造コストがかかるという問題点があ
った。
リーンプレートを製造するには、切削加工を複数回行わ
なければならず、製造コストがかかるという問題点があ
った。
【０００４】又、スクリーンプレートの開口面積を広く
取って紙料精選の効率化を図ろうとすると、開口部と開
口部とが近接し、近接しすぎると、開口部と開口部との
間に亀裂が生じて、スクリーンプレートの強度が弱いと
いう問題点があった。
取って紙料精選の効率化を図ろうとすると、開口部と開
口部とが近接し、近接しすぎると、開口部と開口部との
間に亀裂が生じて、スクリーンプレートの強度が弱いと
いう問題点があった。
【０００５】この問題点を改善するために、例えば、特
公平１−１６９５９号公報記載のものがある。この公報
記載のものは、断面が菱、三角等の特殊な棒状部材を使
っているため、該棒状部材は、引き抜き加工等によって
製造しなければならず、汎用性に欠けるという問題点が
あった。
公平１−１６９５９号公報記載のものがある。この公報
記載のものは、断面が菱、三角等の特殊な棒状部材を使
っているため、該棒状部材は、引き抜き加工等によって
製造しなければならず、汎用性に欠けるという問題点が
あった。
【０００６】本発明は、前記した従来の欠点を除去した
製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンの
バスケットの製造方法を提供することを目的としてい
る。
製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンの
バスケットの製造方法を提供することを目的としてい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の製紙用スクリーンのバスケットは、断面が
円形の棒状部材と、この棒状部材の受け部を間隔を有し
て環状に設けられた第１の支持部材と、前記棒状部材の
受け部を間隔を有して環状に設けられた第２の支持部材
と、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させたものである。
に、本発明の製紙用スクリーンのバスケットは、断面が
円形の棒状部材と、この棒状部材の受け部を間隔を有し
て環状に設けられた第１の支持部材と、前記棒状部材の
受け部を間隔を有して環状に設けられた第２の支持部材
と、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させたものである。
【０００８】又、本発明の製紙用スクリーンのバスケッ
トの製造方法は、断面が円形の棒状部材の受け部を第
１、第２の支持部材にそれぞれ間隔を有して環状に設
け、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させて前記棒状部材と前記第１の支持部材及び前記第
２の支持部材を一体化したものである。
トの製造方法は、断面が円形の棒状部材の受け部を第
１、第２の支持部材にそれぞれ間隔を有して環状に設
け、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させて前記棒状部材と前記第１の支持部材及び前記第
２の支持部材を一体化したものである。
【０００９】又、製紙用スクリーンのバスケットの製造
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の外側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
ある。
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の外側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
ある。
【００１０】又、製紙用スクリーンのバスケットの製造
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の内側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
ある。
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の内側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
ある。
【００１１】
【作用】上記のように構成された製紙用スクリーンのバ
スケットにあっては、断面が円形の汎用性のある棒状部
材を並設して使用することができ、並設した棒状部材の
断面は、入口が広く、中途で狭まり、出口では、拡大す
る形状となっている。
スケットにあっては、断面が円形の汎用性のある棒状部
材を並設して使用することができ、並設した棒状部材の
断面は、入口が広く、中途で狭まり、出口では、拡大す
る形状となっている。
【００１２】その結果、該入口では、乱流が形成され、
この乱流により、繊維は、方向性を有して該中途、該出
口へと導かれる。
この乱流により、繊維は、方向性を有して該中途、該出
口へと導かれる。
【００１３】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図１乃至図４において、１は、圧力式スクリーン
で、図示の圧力式スクリーン１は、アウトワードフロー
スクリーンと称されるもので、概略的に、ケーシング２
内の上方中央に設けられたロータ３と、ロータ３の下流
側に設けられた製紙用スクリーンのバスケット４（以下
「バスケット」という）とから構成されている。
と、図１乃至図４において、１は、圧力式スクリーン
で、図示の圧力式スクリーン１は、アウトワードフロー
スクリーンと称されるもので、概略的に、ケーシング２
内の上方中央に設けられたロータ３と、ロータ３の下流
側に設けられた製紙用スクリーンのバスケット４（以下
「バスケット」という）とから構成されている。
【００１４】５は、原料入口で、精選された原料は、原
料出口６から排出される。７は、軽量異物の出口で、８
は、リジェクト出口である。
料出口６から排出される。７は、軽量異物の出口で、８
は、リジェクト出口である。
【００１５】ロータ３は、図示しないモータからの回転
をベルト（図示せず）を介して、受動輪９、受動輪９が
固着された回転軸10に伝達され、回転する。ロータ３の
側面には、アジテータ11が取り付けられている。
をベルト（図示せず）を介して、受動輪９、受動輪９が
固着された回転軸10に伝達され、回転する。ロータ３の
側面には、アジテータ11が取り付けられている。
【００１６】そして、バスケット４は、断面が円形（直
径は、紙料中の繊維の長さにより決定され、繊維が棒状
部材12へ跨がる現象を防ぐため、通常は、例えば、2.5
mm〜6.0 mmである。）のステンレス製の棒状部材12と、
この棒状部材12の受け部13を間隔（間隔は、受け部13に
棒状部材12が固着され、棒状部材12と棒状部材12との間
隙が、通常、例えば、0.2 mm〜0.50 mm になるように設
定される。なお、この間隙は、原料中の除去すべき異物
の大きさにより設定される。）を有して環状に設けられ
た第１の支持部材14と、棒状部材12の受け部13（図２乃
至図４においては、棒状部材12の径より若干大きい円形
の開口部）を間隔を有して環状に設けられた第２の支持
部材15とからなり、棒状部材12の一方の端部側に第１の
支持部材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置さ
せると共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受
け部13に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を溶
接により固着させている。なお、棒状部材12の一方の端
部側と他方の端部側を少なくとも、第１の支持部材14、
第２の支持部材15で当接支持させれば良いが、図２に示
すように、中途に第３の支持部材16を設けても良いし、
図示しない別個の支持部材を加えても良い。
径は、紙料中の繊維の長さにより決定され、繊維が棒状
部材12へ跨がる現象を防ぐため、通常は、例えば、2.5
mm〜6.0 mmである。）のステンレス製の棒状部材12と、
この棒状部材12の受け部13を間隔（間隔は、受け部13に
棒状部材12が固着され、棒状部材12と棒状部材12との間
隙が、通常、例えば、0.2 mm〜0.50 mm になるように設
定される。なお、この間隙は、原料中の除去すべき異物
の大きさにより設定される。）を有して環状に設けられ
た第１の支持部材14と、棒状部材12の受け部13（図２乃
至図４においては、棒状部材12の径より若干大きい円形
の開口部）を間隔を有して環状に設けられた第２の支持
部材15とからなり、棒状部材12の一方の端部側に第１の
支持部材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置さ
せると共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受
け部13に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を溶
接により固着させている。なお、棒状部材12の一方の端
部側と他方の端部側を少なくとも、第１の支持部材14、
第２の支持部材15で当接支持させれば良いが、図２に示
すように、中途に第３の支持部材16を設けても良いし、
図示しない別個の支持部材を加えても良い。
【００１７】即ち、製紙用スクリーンのバスケットの製
造方法にあっては、断面が円形の棒状部材12の受け部13
を第１、第２の支持部材14、15にそれぞれ間隔を有して
環状に設け、棒状部材12の一方の端部側に第１の支持部
材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置させると
共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受け部13
に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を固着させ
て棒状部材12と第１の支持部材14及び第２の支持部材15
を一体化したものである。
造方法にあっては、断面が円形の棒状部材12の受け部13
を第１、第２の支持部材14、15にそれぞれ間隔を有して
環状に設け、棒状部材12の一方の端部側に第１の支持部
材14を他方の端部側に第２の支持部材15を位置させると
共に第１の支持部材14及び第２の支持部材15の受け部13
に棒状部材12をそれぞれ当接させ、当接部分を固着させ
て棒状部材12と第１の支持部材14及び第２の支持部材15
を一体化したものである。
【００１８】従って、圧力式スクリーン１を作動させる
と、原料入口５から流入した原料は、ロータ３の回転に
より、バスケット４に設けられた間隙を介して精選され
る。そして、並設した棒状部材12の断面は、図４に示す
ように、入口Ｂが広く、中途Ｃで狭まり、出口Ｄでは、
拡大する形状となっている。
と、原料入口５から流入した原料は、ロータ３の回転に
より、バスケット４に設けられた間隙を介して精選され
る。そして、並設した棒状部材12の断面は、図４に示す
ように、入口Ｂが広く、中途Ｃで狭まり、出口Ｄでは、
拡大する形状となっている。
【００１９】その結果、該入口Ｂでは、乱流が形成さ
れ、この乱流により、繊維は、方向性を有して該中途
Ｃ、該出口Ｄへと導かれる。
れ、この乱流により、繊維は、方向性を有して該中途
Ｃ、該出口Ｄへと導かれる。
【００２０】なお、バスケット４の受け部13は、前述の
実施例では、第１の支持部材13、第２の支持部材14、第
３の支持部材15に、棒状部材12が挿入される径より若干
大きい円形の開口部としたが、本発明にあっては、これ
に限らず、図５に示すように、棒状部材12の形状に合っ
た弧状の受け部13を第１、第２の支持部材14、15の外側
に設け、棒状部材12を受け部13に当接して、棒状部材12
と第１、第２の支持部材14、15を固着させさせても良い
し、又、図６に示すように、棒状部材12の形状に合った
弧状の受け部13を第１、第２の支持部材14、15の内側に
設け、棒状部材12を受け部13に当接して、棒状部材12と
第１、第２の支持部材14、15を固着させても良い。
実施例では、第１の支持部材13、第２の支持部材14、第
３の支持部材15に、棒状部材12が挿入される径より若干
大きい円形の開口部としたが、本発明にあっては、これ
に限らず、図５に示すように、棒状部材12の形状に合っ
た弧状の受け部13を第１、第２の支持部材14、15の外側
に設け、棒状部材12を受け部13に当接して、棒状部材12
と第１、第２の支持部材14、15を固着させさせても良い
し、又、図６に示すように、棒状部材12の形状に合った
弧状の受け部13を第１、第２の支持部材14、15の内側に
設け、棒状部材12を受け部13に当接して、棒状部材12と
第１、第２の支持部材14、15を固着させても良い。
【００２１】又、本実施例では、ロータ３（回転ハイド
ロファイル）は、スクリーンプレートの内側（入口原料
側）で回転し、原料がスクリーンプレートの内側から外
側に向かって流れて精選するアウトワードフロースクリ
ーンについて説明したが、本発明にあっては、これに限
らず、回転ハイドロフォイルは、スクリーンプレート外
側（入口原料側）で回転し、原料がスクリーンプレート
の外側から内側に向かって流れて精選するインワードフ
ロースクリーンについても同様に適用することができる
ものである。
ロファイル）は、スクリーンプレートの内側（入口原料
側）で回転し、原料がスクリーンプレートの内側から外
側に向かって流れて精選するアウトワードフロースクリ
ーンについて説明したが、本発明にあっては、これに限
らず、回転ハイドロフォイルは、スクリーンプレート外
側（入口原料側）で回転し、原料がスクリーンプレート
の外側から内側に向かって流れて精選するインワードフ
ロースクリーンについても同様に適用することができる
ものである。
【００２２】
【発明の効果】本発明の製紙用スクリーンのバスケット
は、断面が円形の棒状部材と、この棒状部材の受け部を
間隔を有して環状に設けられた第１の支持部材と、前記
棒状部材の受け部を間隔を有して環状に設けられた第２
の支持部材と、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１
の支持部材を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置
させると共に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部
材の前記受け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当
接部分を固着させたものであるから、従来のように、特
殊な棒状部材を使用することなく、汎用性のある断面が
円形の棒状部材を並設して製造することができ、並設し
た棒状部材の断面は、入口が広く、中途で狭まり、出口
では、拡大する複雑な形状を簡易にしかも安価に得るこ
とができる。
は、断面が円形の棒状部材と、この棒状部材の受け部を
間隔を有して環状に設けられた第１の支持部材と、前記
棒状部材の受け部を間隔を有して環状に設けられた第２
の支持部材と、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１
の支持部材を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置
させると共に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部
材の前記受け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当
接部分を固着させたものであるから、従来のように、特
殊な棒状部材を使用することなく、汎用性のある断面が
円形の棒状部材を並設して製造することができ、並設し
た棒状部材の断面は、入口が広く、中途で狭まり、出口
では、拡大する複雑な形状を簡易にしかも安価に得るこ
とができる。
【００２３】又、本発明の製紙用スクリーンのバスケッ
トの製造方法は、断面が円形の棒状部材の受け部を第
１、第２の支持部材にそれぞれ間隔を有して環状に設
け、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させて前記棒状部材と前記第１の支持部材及び前記第
２の支持部材を一体化したものであるから、従来のよう
に、特殊な棒状部材を使用することなく、汎用性のある
断面が円形の棒状部材を並設して製造することができ、
並設した棒状部材の断面は、入口が広く、中途で狭ま
り、出口では、拡大する複雑な形状を簡易にしかも安価
に得ることができる。
トの製造方法は、断面が円形の棒状部材の受け部を第
１、第２の支持部材にそれぞれ間隔を有して環状に設
け、前記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材
を他方の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共
に前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受
け部に前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固
着させて前記棒状部材と前記第１の支持部材及び前記第
２の支持部材を一体化したものであるから、従来のよう
に、特殊な棒状部材を使用することなく、汎用性のある
断面が円形の棒状部材を並設して製造することができ、
並設した棒状部材の断面は、入口が広く、中途で狭ま
り、出口では、拡大する複雑な形状を簡易にしかも安価
に得ることができる。
【００２４】又、製紙用スクリーンのバスケットの製造
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の外側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
あるから、棒状部材の位置決めを容易かつ迅速に行うこ
とができ、しかも、正確に棒状部材のピッチを取って製
紙用スクリーンのバスケットを製造することができる。
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の外側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
あるから、棒状部材の位置決めを容易かつ迅速に行うこ
とができ、しかも、正確に棒状部材のピッチを取って製
紙用スクリーンのバスケットを製造することができる。
【００２５】又、製紙用スクリーンのバスケットの製造
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の内側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
あるから、棒状部材の位置決めを容易かつ迅速に行うこ
とができ、しかも、正確に棒状部材のピッチを取って製
紙用スクリーンのバスケットを製造することができる。
方法にあっては、受け部を棒状部材の形状に合った弧状
の受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の内側
に設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒
状部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたもので
あるから、棒状部材の位置決めを容易かつ迅速に行うこ
とができ、しかも、正確に棒状部材のピッチを取って製
紙用スクリーンのバスケットを製造することができる。
【図１】本発明の一実施例の製紙用スクリーンのバスケ
ットを使用した圧力式スクリーンを概略的に示す一部縦
断正面図である。
ットを使用した圧力式スクリーンを概略的に示す一部縦
断正面図である。
【図２】図１記載の製紙用スクリーンのバスケットの概
略的斜視図である。
略的斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿って切断した概略的断面図
である。
である。
【図４】図３の一部を拡大した概略的断面図である。
【図５】図３記載の実施例と異なる他の実施例を示す概
略的断面図である。
略的断面図である。
【図６】図３記載の実施例と異なる他の実施例を示す概
略的断面図である。
略的断面図である。
１ 圧力式スクリーン ４ 製紙用スクリーンのバスケット 12 棒状部材 13 第１の支持部材 14 第２の支持部材
Claims (4)
- 【請求項１】 断面が円形の棒状部材と、この棒状部材
の受け部を間隔を有して環状に設けられた第１の支持部
材と、前記棒状部材の受け部を間隔を有して環状に設け
られた第２の支持部材と、前記棒状部材の一方の端部側
に前記第１の支持部材を他方の端部側に前記第２の支持
部材を位置させると共に前記第１の支持部材及び前記第
２の支持部材の前記受け部に前記棒状部材をそれぞれ当
接させ、当接部分を固着させたことを特徴とする製紙用
スクリーンのバスケット。 - 【請求項２】 断面が円形の棒状部材の受け部を第１、
第２の支持部材にそれぞれ間隔を有して環状に設け、前
記棒状部材の一方の端部側に前記第１の支持部材を他方
の端部側に前記第２の支持部材を位置させると共に前記
第１の支持部材及び前記第２の支持部材の前記受け部に
前記棒状部材をそれぞれ当接させ、当接部分を固着させ
て前記棒状部材と前記第１の支持部材及び前記第２の支
持部材を一体化したことを特徴とする製紙用スクリーン
のバスケットの製造方法。 - 【請求項３】 受け部を棒状部材の形状に合った弧状の
受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の外側に
設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒状
部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたことを特
徴とする請求項２記載の製紙用スクリーンのバスケット
のバスケットの製造方法。 - 【請求項４】 受け部を棒状部材の形状に合った弧状の
受け部とし、該受け部を第１、第２の支持部材の内側に
設け、前記棒状部材を前記受け部に当接して、前記棒状
部材と前記第１、第２の支持部材を固着させたことを特
徴とする請求項２記載の製紙用スクリーンのバスケット
のバスケットの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5087616A JPH06299490A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法 |
| US08/431,317 US5586662A (en) | 1993-04-14 | 1995-04-28 | Basket for a paper-making screen and method for producing same |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5087616A JPH06299490A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法 |
| US08/431,317 US5586662A (en) | 1993-04-14 | 1995-04-28 | Basket for a paper-making screen and method for producing same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06299490A true JPH06299490A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=26428865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5087616A Pending JPH06299490A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5586662A (ja) |
| JP (1) | JPH06299490A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0719890A2 (en) | 1994-12-28 | 1996-07-03 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Method of manufacturing paper making screen plate and paper making screen plate |
| EP0724037A2 (en) | 1995-01-27 | 1996-07-31 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Paper making screen plate |
| EP0814194A1 (en) | 1996-06-20 | 1997-12-29 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Papermaking screen |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19651643A1 (de) * | 1996-12-12 | 1998-06-18 | Voith Sulzer Stoffaufbereitung | Siebvorrichtung mit spaltförmigen Öffnungen |
| US5954956A (en) * | 1997-07-22 | 1999-09-21 | J&L Fiber Services | Modular screen cylinder and a method for its manufacture |
| US6138838A (en) * | 1998-05-29 | 2000-10-31 | J&L Fiber Services, Inc. | Screen media and a screening passage therefore |
| FI118476B (fi) * | 1999-10-26 | 2007-11-30 | Metso Paper Inc | Tankosihti |
| US6460757B1 (en) | 2000-11-14 | 2002-10-08 | Newscreen As | Apparatus and method for forming slotted wire screens |
| SE519079C2 (sv) * | 2001-05-30 | 2003-01-07 | Metso Paper Inc | Sil för silning av massasuspensioner innefattande en stödring med konisk yta |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61186595A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-20 | 三菱重工業株式会社 | スクリ−ンシリンダの製作方法 |
| JPS6416959A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | Honda Motor Co Ltd | Method for discriminating activation of exhaust gas concentration sensor |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2850165A (en) * | 1954-06-22 | 1958-09-02 | Nordberg Manufacturing Co | Cylindrical screen cage |
| SE349393B (ja) * | 1970-06-11 | 1972-09-25 | K Ljungqvist | |
| JPS61207690A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-16 | 三菱重工業株式会社 | ふるい分け装置 |
| US5190161A (en) * | 1987-04-22 | 1993-03-02 | Arai Machinery Corporation | Cylindrical element for filtering and separation |
| DE3816152A1 (de) * | 1987-11-14 | 1989-11-23 | Voith Gmbh J M | Siebkorb und verfahren zu dessen herstellung |
| IE892269A1 (en) * | 1989-07-13 | 1991-06-19 | Bord Na Mona | Screening apparatus |
| DE3927748C2 (de) * | 1989-08-23 | 1994-03-10 | Voith Gmbh J M | Verfahren zum Herstellen eines Siebkorbes sowie nach diesem Verfahren hergestellter Siebkorb |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5087616A patent/JPH06299490A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-28 US US08/431,317 patent/US5586662A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61186595A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-20 | 三菱重工業株式会社 | スクリ−ンシリンダの製作方法 |
| JPS6416959A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | Honda Motor Co Ltd | Method for discriminating activation of exhaust gas concentration sensor |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0719890A2 (en) | 1994-12-28 | 1996-07-03 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Method of manufacturing paper making screen plate and paper making screen plate |
| EP0724037A2 (en) | 1995-01-27 | 1996-07-31 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Paper making screen plate |
| JPH08209574A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-13 | Aikawa Iron Works Co Ltd | 製紙用のスクリーンプレート |
| US5605234A (en) * | 1995-01-27 | 1997-02-25 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Paper making screen plate |
| EP0814194A1 (en) | 1996-06-20 | 1997-12-29 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Papermaking screen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5586662A (en) | 1996-12-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5090721A (en) | Process for manufacturing a screen basket and screen basket made by this process | |
| KR0160823B1 (ko) | 제지용의 스크린 플레이트의 제조방법 및 제지용의 스크린 플레이트 | |
| US4846971A (en) | Sieves for scrubbers and their method of manufacture | |
| JPH06299490A (ja) | 製紙用スクリーンのバスケット及び製紙用スクリーンのバスケットの製造方法 | |
| JP4177464B2 (ja) | フラットスクリーン又はセントリピタルスクリーンの形成方法 | |
| JPH01155974A (ja) | スクリーンバスケット及びその製造方法 | |
| JPH11505889A (ja) | スクリーンおよび製造方法 | |
| US20100263819A1 (en) | Screen basket | |
| CA2572988A1 (en) | A method of manufacturing a screen cylinder and a screen cylinder | |
| AU1215797A (en) | Refining element | |
| JP3190254B2 (ja) | 製紙用スクリ−ン | |
| CA2164141C (en) | Papermaking screen | |
| US5605234A (en) | Paper making screen plate | |
| GB2217237A (en) | Manufacturing brush seals | |
| JP4727970B2 (ja) | 装備エレメントを備えた円型コーム | |
| US9290886B2 (en) | Method of manufacturing a screen cylinder and a screen cylinder | |
| US5178339A (en) | Rotor disc for a refiner and method of formation thereof | |
| KR100641844B1 (ko) | 수성 현탁액에서 섬유질을 여과하는 바스켓의 제작방법 및상기 제작방법으로 제작된 여과용 바스켓 | |
| US5302100A (en) | Drum insert for a device for producing shaped pads of fibrous material surrounded on all sides by foils | |
| JP3386799B1 (ja) | スリットスクリーン及びその製造方法 | |
| JPS61252388A (ja) | リフアイナ用叩解刃素子の製造方法 | |
| JP2001522953A (ja) | スクリーンパネル | |
| JP3388359B2 (ja) | 非円筒型内巻きワイヤスリットエレメントおよびその製造法 | |
| CN105848784A (zh) | 锉具 | |
| JPH06105702A (ja) | コンビリングおよびその製造方法 |