JPH06297545A - 低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法 - Google Patents
低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法Info
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- JPH06297545A JPH06297545A JP4253800A JP25380092A JPH06297545A JP H06297545 A JPH06297545 A JP H06297545A JP 4253800 A JP4253800 A JP 4253800A JP 25380092 A JP25380092 A JP 25380092A JP H06297545 A JPH06297545 A JP H06297545A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- resin tube
- tube
- heat
- tension
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/919—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling using a bath, e.g. extruding into an open bath to coagulate or cool the material
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
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- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
- B29C48/10—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温下で使用しても熱収縮がほとんど起こら
ない低熱収縮合成樹脂チューブを、オンラインで低コス
トで製造する。 【構成】 押出機１から押出した合成樹脂チューブＴを
冷却後、実質的に張力を加えることなく、連続して加熱
処理し、その後で巻取るか又はカットする。
ない低熱収縮合成樹脂チューブを、オンラインで低コス
トで製造する。 【構成】 押出機１から押出した合成樹脂チューブＴを
冷却後、実質的に張力を加えることなく、連続して加熱
処理し、その後で巻取るか又はカットする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、低熱収縮合成樹脂チュ
ーブの製造方法に関し、特に自動車のＡＴミッションコ
ントローラケーブル保護チューブのような高温下で使用
するのに適した低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法に
関するものである。
ーブの製造方法に関し、特に自動車のＡＴミッションコ
ントローラケーブル保護チューブのような高温下で使用
するのに適した低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の合成樹脂チューブの製造方法にお
いては、押出機から押出した合成樹脂チューブを、冷却
槽で冷却した後、巻き取るかあるいは所定の長さにカッ
トして使用していた。
いては、押出機から押出した合成樹脂チューブを、冷却
槽で冷却した後、巻き取るかあるいは所定の長さにカッ
トして使用していた。
【０００３】しかしながら、このような従来法で製造し
た合成樹脂チューブは、熱寸法安定性が悪く、例えば１
００℃以上のような高温下で使用すると、３〜１０％程
度長手方向に収縮し、ケーブル保護チューブとして用い
た場合には端子から外れて短絡事故が発生し、また、配
管継手チューブとして用いた場合には縦手からチューブ
が抜け落ちて、配管内の流体が流れ出るという問題が生
ずる。
た合成樹脂チューブは、熱寸法安定性が悪く、例えば１
００℃以上のような高温下で使用すると、３〜１０％程
度長手方向に収縮し、ケーブル保護チューブとして用い
た場合には端子から外れて短絡事故が発生し、また、配
管継手チューブとして用いた場合には縦手からチューブ
が抜け落ちて、配管内の流体が流れ出るという問題が生
ずる。
【０００４】そのため、巻取った後で加熱処理を施した
り、ユーザーが使用前に加熱処理したりして、高温下で
のチューブの収縮を防いでいる。
り、ユーザーが使用前に加熱処理したりして、高温下で
のチューブの収縮を防いでいる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は、チューブに巻きぐせが付くという問題があるうえ
に、一旦巻取った後で更に加熱処理工程を追加する必要
があるため、工程が繁雑となり、コスト高になるという
欠点がある。また、後者の方法では、ユーザーが加熱処
理を行わなければならないものであるから、チューブメ
ーカーとしては、未完成の商品価値の低いチューブを製
造販売していることになり、ユーザーが希望する品質の
製品を提供していないものである。本発明の目的は、上
記問題点を解消し、高温下で使用しても熱収縮がほとん
ど起こらない低熱収縮合成樹脂チューブをオンラインで
低コストで製造する方法を提供することにある。
は、チューブに巻きぐせが付くという問題があるうえ
に、一旦巻取った後で更に加熱処理工程を追加する必要
があるため、工程が繁雑となり、コスト高になるという
欠点がある。また、後者の方法では、ユーザーが加熱処
理を行わなければならないものであるから、チューブメ
ーカーとしては、未完成の商品価値の低いチューブを製
造販売していることになり、ユーザーが希望する品質の
製品を提供していないものである。本発明の目的は、上
記問題点を解消し、高温下で使用しても熱収縮がほとん
ど起こらない低熱収縮合成樹脂チューブをオンラインで
低コストで製造する方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、種々検討を重ねた結果、押出冷却後の合
成樹脂チューブをオンラインで実質的に無張力状態で加
熱処理すればよいことを見出し本発明を完成した。
を達成すべく、種々検討を重ねた結果、押出冷却後の合
成樹脂チューブをオンラインで実質的に無張力状態で加
熱処理すればよいことを見出し本発明を完成した。
【０００７】即ち、本発明は、押出機から押出した合成
樹脂チューブを冷却後、実質的に張力を加えることな
く、連続して加熱処理し、その後で、巻取るか又はカッ
トすることを特徴とする低熱収縮合成樹脂チューブの製
造方法である。
樹脂チューブを冷却後、実質的に張力を加えることな
く、連続して加熱処理し、その後で、巻取るか又はカッ
トすることを特徴とする低熱収縮合成樹脂チューブの製
造方法である。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明方法を実施するための装置の
一例を示す概略図であり、１は押出機、２は冷却水槽、
３は引取キャタピラ、４は加熱処理装置、５は加熱処理
装置４内に設けたコンベア、６は駆動ローラ、７はテン
ションコントローラ、８は巻取機である。
一例を示す概略図であり、１は押出機、２は冷却水槽、
３は引取キャタピラ、４は加熱処理装置、５は加熱処理
装置４内に設けたコンベア、６は駆動ローラ、７はテン
ションコントローラ、８は巻取機である。
【０００９】押出機１のダイからチューブ状の押出され
た合成樹脂チューブＴは、冷却水槽２内で冷却した後、
引取キャタピラ３で引取り、コンベア５に載置して、加
熱処理装置４内を通し、加熱処理する。この場合、引取
キャタピラ３と駆動ローラ６との速度を調節して、コン
ベア５上の合成樹脂チューブＴに実質的に張力がかから
ないようにする。このようにして加熱処理を施された合
成樹脂チューブＴは、駆動ローラ６からテンションコン
トローラを介して巻取機８に巻取られる。
た合成樹脂チューブＴは、冷却水槽２内で冷却した後、
引取キャタピラ３で引取り、コンベア５に載置して、加
熱処理装置４内を通し、加熱処理する。この場合、引取
キャタピラ３と駆動ローラ６との速度を調節して、コン
ベア５上の合成樹脂チューブＴに実質的に張力がかから
ないようにする。このようにして加熱処理を施された合
成樹脂チューブＴは、駆動ローラ６からテンションコン
トローラを介して巻取機８に巻取られる。
【００１０】本発明で用いられる合成樹脂は、チューブ
状に押出成形が可能なものであればいかなる樹脂でもよ
いが、特に、フッ素樹脂を用いた場合に良好な結果が得
られる。フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体（ＦＥ
Ｐ）、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体（Ｅ
ＴＦＥ）などが挙げられる。
状に押出成形が可能なものであればいかなる樹脂でもよ
いが、特に、フッ素樹脂を用いた場合に良好な結果が得
られる。フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体（ＦＥ
Ｐ）、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体（Ｅ
ＴＦＥ）などが挙げられる。
【００１１】加熱処理装置４での加熱処理温度、時間
は、合成樹脂の種類、チューブの用途などによって異な
るが、フッ素樹脂の場合は、通常、１２０〜１６０℃
で、１０秒〜１分間処理するのが適当である。加熱処理
後のチューブは、１６０℃における収縮率が１％以下で
あることが望ましい。
は、合成樹脂の種類、チューブの用途などによって異な
るが、フッ素樹脂の場合は、通常、１２０〜１６０℃
で、１０秒〜１分間処理するのが適当である。加熱処理
後のチューブは、１６０℃における収縮率が１％以下で
あることが望ましい。
【００１２】加熱処理後の合成樹脂チューブは、できる
だけ低張力でテンションコントローラ７を用いて巻取
る。また、巻取機８で巻取るかわりに、カット機で所定
の長さにカットしてもよい。得られた低熱収縮合成樹脂
チューブは、通常、内径０．５〜１５ｍｍ、外径１．０
〜２０ｍｍである。
だけ低張力でテンションコントローラ７を用いて巻取
る。また、巻取機８で巻取るかわりに、カット機で所定
の長さにカットしてもよい。得られた低熱収縮合成樹脂
チューブは、通常、内径０．５〜１５ｍｍ、外径１．０
〜２０ｍｍである。
【００１３】
【発明の効果】本発明方法では、実質的に張力を加えな
い状態で合成樹脂チューブを加熱処理しているので、チ
ューブ内の残留応力がほとんど完全に緩和され、熱収縮
率の極めて低い低熱収縮合成樹脂チューブが得られる。
しかも、合成樹脂チューブの押出成形工程でオンライン
で加熱処理するものであるから、工程が簡略化され、低
コストで製造することが可能である。本発明方法により
製造した低熱収縮合成樹脂チューブは，自動車エンジン
内のケーブル保護、熱濃硫酸等の加熱薬剤タンクの中継
ホースなど、高温下で使用するチューブに好適に用いら
れる。
い状態で合成樹脂チューブを加熱処理しているので、チ
ューブ内の残留応力がほとんど完全に緩和され、熱収縮
率の極めて低い低熱収縮合成樹脂チューブが得られる。
しかも、合成樹脂チューブの押出成形工程でオンライン
で加熱処理するものであるから、工程が簡略化され、低
コストで製造することが可能である。本発明方法により
製造した低熱収縮合成樹脂チューブは，自動車エンジン
内のケーブル保護、熱濃硫酸等の加熱薬剤タンクの中継
ホースなど、高温下で使用するチューブに好適に用いら
れる。
【図１】本発明方法を実施するための装置の一例を示す
概略図である。
概略図である。
１ 押出機 ２ 冷却水槽 ３ 引取キャタピラ ４ 加熱処理装置 ５ コンベア ６ 駆動ローラ ７ テンションコントローラ ８ 巻取機 Ｔ 合成樹脂チューブ
Claims (3)
- 【請求項１】 押出機から押出した合成樹脂チューブを
冷却後、実質的に張力を加えることなく連続して加熱処
理し、その後で、巻取るか又はカットすることを特徴と
する低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法。 - 【請求項２】 合成樹脂がフッ素樹脂であることを特徴
とする請求項１の低熱収縮合成樹脂チューブの製造方
法。 - 【請求項３】 加熱処理温度が１２０〜１６０℃、加熱
時間が１０秒〜１分であることを特徴とする低熱収縮合
成樹脂チューブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4253800A JPH06297545A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4253800A JPH06297545A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297545A true JPH06297545A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=17256332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4253800A Pending JPH06297545A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 低熱収縮合成樹脂チューブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06297545A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103991209A (zh) * | 2014-06-04 | 2014-08-20 | 东莞市瀛通电线有限公司 | 雾面线缆自动化生产方法及生产线 |
| KR102414747B1 (ko) * | 2022-04-04 | 2022-06-29 | (주)티엠텍 | 무계목 강관 제조장치 |
| CN116476416A (zh) * | 2022-12-17 | 2023-07-25 | 青岛新大成塑料机械有限公司 | Eva胶膜挤出生产线及其控制方法 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP4253800A patent/JPH06297545A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103991209A (zh) * | 2014-06-04 | 2014-08-20 | 东莞市瀛通电线有限公司 | 雾面线缆自动化生产方法及生产线 |
| KR102414747B1 (ko) * | 2022-04-04 | 2022-06-29 | (주)티엠텍 | 무계목 강관 제조장치 |
| CN116476416A (zh) * | 2022-12-17 | 2023-07-25 | 青岛新大成塑料机械有限公司 | Eva胶膜挤出生产线及其控制方法 |
| CN116476416B (zh) * | 2022-12-17 | 2024-05-31 | 青岛新大成塑料机械有限公司 | Eva胶膜挤出生产线及其控制方法 |
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