JPH06294986A - シャッタ計測装置を有するカメラ - Google Patents

シャッタ計測装置を有するカメラ

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JPH06294986A
JPH06294986A JP5107547A JP10754793A JPH06294986A JP H06294986 A JPH06294986 A JP H06294986A JP 5107547 A JP5107547 A JP 5107547A JP 10754793 A JP10754793 A JP 10754793A JP H06294986 A JPH06294986 A JP H06294986A
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JP
Japan
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shutter
switch
time
camera
state
Prior art date
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Application number
JP5107547A
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English (en)
Inventor
Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
Akira Katayama
彰 片山
Yukio Uemura
幸生 植村
Tetsuro Goto
哲朗 後藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの裏蓋が開いた状態ではシャッタ秒時
の検査を行わないようにして、シャッタを破損させてし
まうという事故を防ぐ。 【構成】 装填された記録媒体への露光時間を制限する
シャッタ手段と、シャッタ手段の作動に応じて、シャッ
タ手段が記録媒体へ露光を行う時間を計測する計測手段
と、カメラに記録媒体を装填する際に開閉される裏蓋の
開閉状態を検出する裏蓋開閉手段と、裏蓋開閉手段によ
り裏蓋の開状態が検出されると、計測手段の作動を禁止
する禁止手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッタの走行状態を
検出するシャッタ計測装置を有するカメラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラにおいては被写体から
の光束をレンズの絞りにて制限し、さらにフィルムの露
光時間を機械的なシャッタで制限している。一眼レフカ
メラに使用されているシャッタは、基本的に先幕と後幕
による2枚の幕から成り、露光前にはいわゆる先幕がフ
ィルム画面を覆っている。シャッタボタンの押圧操作に
よって、まず先幕が画面から退避してフィルム画面への
露光が開始される。所定時間経過後、後幕がフィルム画
面を覆うように作動する。先幕および後幕の走行駆動は
機械的に付勢されたバネ力にて行われ、走行の開始は先
幕および後幕の係止を解除することで行われる。
【0003】過去においては、これらの作動が純機械的
に制御されていたが、近年は電気的な制御が多く用いら
れるようになった。前記の先幕および後幕の走行そのも
のは、過去同様にバネ力が用いられているが、走行の開
始は幕を係止する電磁石への通電によって制御されてい
る。
【0004】一方、1/8000秒などシャッタの高速
化が重要な仕様に成りつつあると共に、近年ストロボの
使用が多くなり、明るい環境での作画が可能なようにス
トロボ同調速度の高速化が必要となっている。この目的
のためには、前述のバネ力を高めて先幕および後幕の走
行速度(以下幕速と称する)を飛躍的に速くせざるを得
ず、かつ先幕および後幕の形成するスリット幅も狭くな
るように制御しなくてはならない。そのために、1/8
000秒を超える高速秒時の場合には、電磁石の通電タ
イミングを正確に制御しても、電磁石に対する係止機構
の離脱速度やバネも含めた機械走行系の有するばらつき
などのため、所望のシャッタ秒時が得られない可能性が
ある。さらにこの様な現象はフィルムを現像して初めて
発見できるため、必要なシャッタ秒時を必要な時に得
て、秒時の検査ができるシャッタ計測装置を有するカメ
ラが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に提
案されているシャッタ計測装置を有するカメラでは、カ
メラの裏蓋が開いた状態でシャッタ秒時の検査を行うた
めに、シャッタを作動させた場合、その状態で風等がシ
ャッタに当たると走行中のシャッタ羽根がたわんで基板
やカバー板に衝突するという問題点がある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、カメラの裏蓋が開いた状態ではシャッタ秒時の
検査を行わないようにして、シャッタを破損させてしま
うという事故を防ぐことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラは、
装填された記録媒体への露光時間を制限するシャッタ手
段と、シャッタ手段の作動に応じて、シャッタ手段が記
録媒体へ露光を行う時間を計測する計測手段と、カメラ
に記録媒体を装填する際に開閉される裏蓋の開閉状態を
検出する裏蓋開閉手段と、裏蓋開閉手段により裏蓋の開
状態が検出されると、計測手段の作動を禁止する禁止手
段とを有する。
【0008】
【作用】上記構成のシャッタ計測装置を有するカメラに
おいては、裏蓋が開放状態では検査モードを実行しない
ようにしたので、シャッタ羽根の破損を防止することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明によるシャッタ計測装置を
有するカメラの一実施例を示す斜視図である。
【0011】図1は裏蓋4を開放した状態を示してお
り、不図示のフィルムパトローネはパトローネ室5に装
填され、パトローネから引き出されたフィルムはアパー
チャ6の前面を通過して、スプール7に巻き付けられ
る。裏蓋4の内側に設けられた圧板9は、不図示のフィ
ルムをアパーチャ6に押し付けて平面性を保つ作用をす
る。29はフィルムがカメラ1に装填されているか否か
を検出するフィルム在否検出スイッチである。
【0012】30は裏蓋4が閉じているか開いているか
を検出する裏蓋開閉検出スイッチである。アパーチャ6
の内側に設けられたシャッタ8は、図中波線で示された
アパーチャ6よりやや広い範囲を覆っており、レンズ2
を介した被写体光をフィルム画面上に所定時間導く。撮
影者はレンズ2を通過した被写体の状況をファインダ3
から視認し、レリーズボタン10を押すことで露光の開
始を指令する。
【0013】露光モードや各種条件は表示手段12で確
認できる。なお表示手段12内には後述する液晶(LC
D)34が内蔵されている。複数の設定ボタン11はカ
メラ1の作動モードや各種条件などを任意に設定するた
めの操作ボタンで、表示手段12上の文字などを確認し
ながら撮影者が操作を行う。なおカメラ1のシャッタ8
や不図示のフィルム給走機構、ミラー機構、絞り制御機
構などは、それぞれ単独で作動できるように構成されて
いる。
【0014】図2は、図1のA−A線断面図であり、前
記フィルム在否検出スイッチ29をより詳しく説明して
いる。
【0015】図2(a)に示したように、カメラ1にフ
ィルムが装填されていない場合は、フィルム在否検出ス
イッチ29の接片29aが接片29bから離間してい
る。図2(b)に示したように、カメラ1にフィルムが
装填されると、フィルムの巻取りの張力によりフィルム
在否検出スイッチ29の接片29cが図2の上方向に押
されて、接片29aと接片29bが導通し、その状態の
変化によりフィルムの在否を検出できるように構成され
ている。
【0016】図3は、図1のB−B線断面図であり、前
記裏蓋開閉検出スイッチ30をより詳しく説明してい
る。
【0017】図3(a)に示したように、裏蓋4が開い
ているときは裏蓋開閉検出スイッチ30の接片30aが
接片30bから離間している。図3(b)に示したよう
に、裏蓋4が閉じているときは、裏蓋4の突起4aが裏
蓋開閉検出スイッチ30の接片30cを押し、接片30
aと接片30bが導通し、その状態の変化により裏蓋4
の開閉状態を検出できるように構成されている。
【0018】図4は、本発明によるカメラ1の電気回路
を示すブロック結線図である。本回路は電池25を電源
とし、中枢の制御はCPU32が実行する。CPU32
への入力信号は下記の通りである。
【0019】まず測光手段26は被写体を複数に分割し
た各部分における明るさを測定するセンサ手段であり、
複数の測光値をCPU32に供給する。フィルム感度検
出手段27は、パトローネ室5(図1)に装填されたフ
ィルムパトローネの側面などに付与されたコード信号を
読み取るもので、フィルム感度情報をCPU32に供給
する。
【0020】スイッチ検出手段28は、前述のレリーズ
ボタン10と、設定ボタン11に連動したスイッチを含
む手動操作スイッチと、フィルム在否検出スイッチ29
と、裏蓋開閉検出スイッチ30と、更にカメラ1のシー
ケンス状態を検出するためのタイミングスイッチなどを
含み、カメラ1の状態情報をCPU32に供給する。
【0021】CPU32からの出力は、ドライバ手段3
3を経由して下記の駆動を実行する。LCD34を駆動
して露光、作動モード設定に関する情報や警告表示など
を表示させる。シャッタ8の作動時間(詳しくは先幕マ
グネットおよび後幕マグネットの作動時間間隔)すなわ
ち露光時間を制御する。
【0022】レンズ2内の絞り35を駆動して通過光量
を制御する。モータ36(詳しくはシャッタモータ36
a)、フィルムモータ36b、およびミラー絞りモータ
36cを駆動して前述のシャッタ駆動ばねの付勢動作、
フィルムの巻上げ、巻き戻し給送とやミラーや絞りのチ
ャージなどをする。
【0023】シャッタ幕走行検出手段37を制御する。
詳しくは後述するが、発光ダイオード(LED)38を
点灯させ、フォトトランジスタ(PTR)39から発生
する信号をCPU32が受容する。
【0024】図5は、前述したシャッタ8の斜視図であ
る。基板13とカバー板14が不図示の軸などの部材に
よってほぼ平行に所定間隔をもって配置されており、そ
れらの間に羽根室15が形成されている。なお基板13
にはカメラ1のアパーチャ6とほぼ同等の位置に、露光
のための開口部13aが開けられており、不図示ではあ
るがカバー板14にもほぼ同位置に開口部が開けられて
いる。16はシャッタ羽根のばねなどを含む駆動機構
と、電磁石などを含む秒時制御のための制御機構と、そ
の他これらの機構をチャージするためのチャージ機構な
どから構成されたシャッタ機構部である。開口部13a
をはさんでシャッタ機構部16と反対側には、シャッタ
幕走行検出手段37が基板13上に取り付けられてい
る。
【0025】図6は、図5のB−B線断面図である。羽
根室15には、先羽根群17と後羽根群21が、開口部
13aを覆う位置と開放する位置との間を移動可能に配
置されている。シャッタ幕走行検出手段37には、前述
したようにLED38およびPTR39があり、シャッ
タ幕走行検出手段37の前面の基板13に開けられた検
出穴13bより先羽根群17及び後羽根群21を検出す
る。すなわちLED38からの光は先羽根群17あるい
は後羽根群21がその位置に存在すると、それらの先羽
根群17および21で反射された後にPTR39に入射
するが、それらの羽根が存在しない場合にはPTR39
への入射光はなく、以上の区別によって先羽根群17お
よび後羽根群21の検出が可能となる。
【0026】図7及び図8は、先羽根群17および後羽
根群21の作動を示す正面図である。
【0027】図7及び図8において、スリット形成羽根
17aを含む複数枚の羽根から成る先羽根群17は2本
のアーム18にピン19で回転自在に軸支され、2本の
アーム18は基板13上に植設された回転軸20の回り
に回転可能に支持され、全体でリンク機構を構成してい
る。スリット形成羽根21aを含む複数枚の羽根から成
る後羽根群21も、2本のアーム22にピン23で回転
自在に軸支され、2本のアーム22は基板13上に植設
された回転軸24の回りに回転可能に支持され、全体で
リンク機構を構成している。なお、スリット形成羽根1
7aおよび21aには、それぞれスリットエッジ17b
および21bが形成されている。
【0028】図7(a)は、先羽根群17が開口部13
aを覆い後羽根群21が開口部13aの上方に畳まれて
いるチャージ完了状態を示している。この状態でシャッ
タ機構部16の不図示の先幕マグネットを作動させると
先羽根群17が作動を開始し、開口部13aを開放し始
め、フィルムに露光が開始される。そして図7(b)に
示したように、スリットエッジ17bがシャッタ幕走行
検出手段37の位置に来た状態になると、先羽根群17
がシャッタ幕走行検出手段37から退避するためシャッ
タ幕走行検出手段37は出力を反転する。先羽根群17
はさらに走行を続け、開口部13aを開放した図7
(c)の状態に至り、先羽根群17の作動が完了する。
【0029】前記先幕マグネットを作動させてから露光
時間経過後、図8(a)(図7(c)と同じ)の状態
で、シャッタ機構部16の不図示の後幕マグネットを作
動させると後羽根群21が作動を開始し、開口部13a
を覆い始める。そして図8(b)に示したように、スリ
ットエッジ21bがシャッタ幕走行検出手段37の位置
に来た状態になると、後羽根群21がシャッタ幕走行検
出手段37を覆い始めるので、シャッタ幕走行検出手段
37は出力を反転し、後羽根群21がさらに走行を続
け、開口部13aを覆った図8(c)の状態に至り、後
羽根群21の作動が完了すると共に露光も終了する。そ
の後に、不図示のモータ及びシャッタ巻上げ機構により
シャッタ機構部16を介して先羽根群17および後羽根
群21をチャージし、図7(a)の状態に復帰させる。
【0030】図9は、以上のシャッタ8の動作を示すタ
イムチャートである。図9では、先幕および後幕制御用
のマグネット(Mg)のオンオフタイミングによって変
化する先幕および後幕の走行状態、PTR39の検出信
号変化を示している。
【0031】レリーズボタン10を押圧操作すると、先
幕および後幕マグネットが通電されてオンとなり、先幕
および後幕の電気的な係止を開始する。レリーズボタン
10を押圧する以前は機械的に係止が行われていたの
を、ここで切り換えるのである。
【0032】その後の撮影においては、不図示の機構動
作によって、まずレンズ2の絞り制御が実行され、撮影
光路中の反射ミラーの上昇が実行される。次に、先幕マ
グネットがオフされる。これによって先羽根群17のス
リット形成羽根17aのスリットエッジ17bが走行曲
線40で示したように走行する。ここでFで示した範囲
はアパーチャ6の縦開口部を示す。この時、先幕マグネ
ットをオフしてからtf時間経過後に、先羽根群17の
スリットエッジ17bがシャッタ幕走行検出手段37の
前面を通過し、PTR39の出力が図9(d)のように
反転する。
【0033】そして先幕マグネットがオフされてから、
あらかじめ設定されていた露光時間であるT時間経過後
に、後幕マグネットがオフされる。これによって後羽根
群21のスリット形成羽根21aのスリットエッジ21
bが走行曲線41で示したように開口部Fを横切る。こ
の時も後幕マグネットをオフしてからtr時間経過後、
後羽根群21のスリットエッジ21bがシャッタ幕走行
検出手段37の前面を通過し、PTR39の出力が図9
(d)のように反転する。
【0034】以上のようにして得られたPTR39の反
転タイミングの、立ち上がりから立ち下がりまでの時間
tを計時すれば、真の露光時間がtであった事を知る事
ができる。例えば、露光制御回路が露出時間Tを正しく
計時して先幕および後幕マグネットを正しいタイミング
で駆動しても、PTR39から得られた制御時間tが露
出時間Tと異なった場合には、機械系に誤動作があった
と判断できるのである。
【0035】さらにこの時、時間tfおよびtrをそれ
ぞれ計時すると、先幕および後幕の走行時間(幕速)を
把握する事ができる。時間tfおよびtrが標準値より
長い場合には幕走行が遅く、逆に標準値より早い場合に
は幕走行が速すぎると判断でき、露光むらの判断も可能
である。
【0036】図10は、前述した本発明によるカメラ1
の上面の操作系を詳述した上面図である。
【0037】図10において、設定ボタン11は、通常
撮影モードとシャッタ検査モードとを切り換えるモード
スイッチ11aと検査モードにおいてシャッタ秒時のセ
ットをするT1スイッチ11d〜T3スイッチ11fに
より構成されている。なお、これらのスイッチは、押さ
れていればオンになり、押されていなければオフとな
る。また、カメラ1は、従来のカメラと同様に通常の撮
影を行う通常モードと、シャッタの検査のみを行う検査
モードとを切り換え可能に構成されている。切り換え方
法は、図10でモードスイッチ11aが押されていない
と通常モードになり、モードスイッチ11aが押されて
いる間は検査モードになるように構成されている。
【0038】図11は、図4中のCPU32の処理ルー
チンを示すフローチャートである。本ルーチンは、給電
が行われている間繰り返し実行される。
【0039】ルーチンがスタートすると、まずステップ
S1において、スイッチ検出手段28を介してモードス
イッチ11aの状態を読み取る。ステップS2におい
て、モードスイッチ11aがオフすなわち押されていな
ければステップS3に進み、オンすなわち押されていれ
ばステップS15に進む。
【0040】ステップS3では、まず測光手段26から
の測光信号と、感度検出手段27からの感度信号を取り
込む。ステップS4において両者を演算し、適正露光条
件であるシャッタ秒時および絞り値を算出する。ステッ
プS5において、以上で求めた露光条件などをLCD3
4に表示させる。
【0041】ステップS15では、スイッチ検出手段2
8を介して、フィルム在否検出スイッチ29の状態を読
み取り、フィルムが装填されている場合は、次のステッ
プS16の検査モードを行わないでステップS3へ進
み、装填されていない場合はステップS16に進む。ス
テップS16では、シャッタの検査を行う検査モードル
ーチンを実行する。なお、検査モードルーチンの詳細に
ついては図15において説明する。
【0042】ステップS6において、スイッチ検出手段
28を介して、レリーズボタン10が押されて露光の指
令がなされたか否かを判断する。押されていない場合に
は、ステップS1に復帰して上記の処理を繰り返す。押
されている場合には、ステップS7に移行する。
【0043】ステップS7では、レリーズボタン10が
押されて露光の指令がなされたので、図7で説明したよ
うに、まず先幕および後幕マグネットをオンする。ステ
ップS8において、不図示の反射ミラーを上昇させ、撮
影光路から退避させる。ステップS9において、絞り3
5を所定絞り開口となるように制御する。ステップS1
0において、シャッタ8を開閉してフィルムへの露光を
制御するシャッタルーチンと、シャッタ幕走行検出手段
37によるシャッタ幕走行状態検出ルーチンを実行す
る。なお、シャッタルーチンとシャッタ幕走行状態検出
ルーチンの詳細については図12および図13で説明す
る。
【0044】ステップS11において、シャッタ幕走行
検出手段37により検出された秒時データの評価を行
う。なお、評価ルーチンの詳細については図14で説明
する。ステップS12において、露光動作が完了したの
でシャッタモータ36aを正転させて、シャッタのチャ
ージを行う。ステップS13において、フィルムモータ
36bを正転させてフィルムの給送を行う。ステップS
14において、ミラーモータ36cを正転させてミラー
ダウンと絞りのリセットを行う。その後、ステップS1
に復帰し、上記の処理を繰り返す。
【0045】図12および図13は、ステップS10の
シャッタ計測ルーチンの詳細を説明するフローチャート
である。
【0046】図12においてルーチンがスタートする
と、ステップS21において、ステップS4で設定され
たシャッタ秒時Tを読み出す。ステップS22におい
て、先幕マグネットへの通電を終了し、先羽根群17の
走行を開始させる。この後は、ステップS23とステッ
プS27からそれぞれ始まる処理を同時に実行する。な
お、説明を明確にするために、本実施例におけるシャッ
タ秒時Tは各羽根群の走行時間より充分長い場合を例と
する。
【0047】ステップS23において、シャッタ秒時T
の計時を開始する。ステップS24において、シャッタ
秒時Tの計時完了を待つ。ステップS25において、シ
ャッタ秒時Tが経過したので後幕マグネットへの通電を
終了し、後羽根群21の走行を開始させる。ステップS
26において、計測時間tfの計時を開始する。
【0048】ステップS27では、ステップS23と同
時に計測時間tfの計時を開始する。ステップS28に
おいて、LED38を点灯させる。ステップS29にお
いて、先羽根群17のスリットエッジ17bの通過によ
るPTR39の出力が反転するのを待つ。ステップS3
0において、計測時間tfの計時を完了する。ステップ
S31において、計時時間tの計時を開始する。
【0049】ステップS32(図13)において、後羽
根群21のスリットエッジ21bの通過によるPTR3
9の出力が反転するのを待つ。ステップS33におい
て、計時時間tの計時を完了する。ステップS34にお
いて、計測時間trの計時を完了する。ステップS35
において、測定が完了したのでLED38を消灯し、図
11のステップS11に復帰する。
【0050】図14は、図11のステップS11の評価
ルーチンの詳細を説明するフローチャートである。
【0051】ルーチンがスタートすると、ステップS4
1において、計時時間tがシャッタ秒時Tに対してあら
かじめ定められている許容時間幅以内であるか否かを判
断する。許容時間幅以内であると判断した場合には、直
ちにステップS43に移行する。許容時間幅以内でない
と判断した場合には、ステップS42において、許容時
間幅を逸脱していたので秒時警告を行い、その後にステ
ップS43に移行する。この警告は露光時間が所定値を
満足していない旨の告知である。
【0052】ステップS43では、先羽根群17の走行
時間tfが所定時間幅以内であるか否かを判断する。所
定時間幅以内であると判断した場合には、ステップS4
4に移行する。所定時間幅以内でないと判断した場合に
は、ステップS45において、先羽根群17の走行時間
tfが許容幅を逸脱している旨の幕速警告を行い、その
後にステップS11(図11)に戻る。
【0053】ステップS44では、後羽根群21の走行
時間trが所定時間幅以内であるかを判断する。所定時
間幅以内であると判断した場合には、直ちにステップS
11(図11)に戻る。所定時間幅以内でないと判断し
た場合には、ステップS45において、後羽根群21の
走行時間trが許容幅を逸脱している旨の幕速警告を行
い、その後にステップS11(図11)に戻る。
【0054】図15および図16は、図11のステップ
S16の検査モード処理ルーチンの詳細を説明するフロ
ーチャートであり、検査するシャッタ秒時を複数種類に
設定可能とし、検査回数を複数回に設定可能とし、かつ
設定した条件で自動的に検査を実行するようにしたもの
である。
【0055】検査回数の設定は、Nスイッチ11c(図
10)により、検査シャッタ秒時はT1スイッチ11d
(図10)で設定モードにした後、T3スイッチ11f
(図10)で検査したいシャッタ秒時を選択しT2スイ
ッチ11e(図10)で設定する。
【0056】ルーチンがスタートすると、ステップS5
0において、検査モードになったことをLCD34に例
えば図18(a)のように表示する。即ち、「検査モー
ド」の文字をLCD34の左上部に表示する。ステップ
S51において、検査回数Nを1回に設定する。ステッ
プS52において、複数の検査シャッタ秒時をセットす
る。説明のために検査シャッタ秒時TをTaおよびTb
の2種類とし、CPU32中のメモリ(Tメモリ32
a)のI0 番地およびI0 +1番地にそれぞれ記憶させ
る。ステップS53において、検査シャッタ秒時Tと検
査回数NをLCD34に表示する。
【0057】ステップS54において、スイッチ検出手
段28を介して、モードスイッチ11aが押されている
か否かを判断する。モードスイッチ11aがオンすなわ
ち押されていればステップS56に進み、オフすなわち
押されていなければステップS55に進む。ステップS
55では、モードスイッチ11aが押されていなかった
ので、図18(b)のように「検査モード退避」の文字
をLCD34の左上部に表示して検査モードから退避し
たことを示し、図11のステップS3に復帰する。
【0058】ステップS56では、スイッチ検出手段2
8を介して、Nスイッチ11cの状態を判断し、オンす
なわち押されていればステップS61に進み、オフすな
わち押されていなければステップS57に進む。
【0059】ステップS61では、ステップS53でN
スイッチ11cがオンすなわち押されていたので検査回
数Nを1回増やす。ステップS62において、変更した
検査回数NをLCD34に表示する。ステップS63に
おいて、スイッチ検出手段28を介して、Nスイッチ1
1cの状態を判断し、オンすなわち押されていればこの
処理を繰り返し、オフすなわち押されていなければステ
ップS54に復帰する。
【0060】ステップS57では、スイッチ検出手段2
8を介して、T1スイッチの状態を判断し、オンすなわ
ち押されていればステップS64に進み、オフすなわち
押されていなければステップS58に進む。
【0061】ステップS64では、ステップS57でT
1スイッチ11dが押されていたので、ステップS52
で設定された複数種類の検査シャッタ秒時Tを設定変更
する処理ルーチンを実行する。検査シャッタ秒時Tを設
定変更する処理ルーチンの詳細は図17で説明するが、
変更された複数の検査シャッタ秒時T(例えばTc、ま
たはTd等)は、CPU32中のTメモリ32aのI0
番地から順にI−1番地に設定されている。
【0062】ステップS58では、スイッチ検出手段2
8を介して、裏蓋開閉検出スイッチ30の状態を判断す
る。オフすなわち開いていればステップS59に進み、
オンすなわち閉じていればステップS60に進む。ステ
ップS59では、裏蓋4が開いていたので、図18
(b)のように「検査モード」の文字をLCD34の左
上部に表示を出して検査モードから退避したことを示
し、図11のステップS3に復帰する。
【0063】ステップS60では、スイッチ検出手段を
介して、レリーズボタン10の状態を判断する。押され
ていない場合にはステップS54に復帰する。押されて
いる場合にはステップS65(図16)に進む。
【0064】ステップS65(図16)では、レリーズ
ボタン10が押されていた場合なので、複数の検査シャ
ッタ秒時Tが設定されているCPU32中のTメモリ3
2aの番地情報をJに記憶させる。ステップS66にお
いて、複数の検査シャッタ秒時Tが設定されているCP
U32中のTメモリ32aの初期番地をKに記憶させ
る。ステップS67において、検査回数NをカウンタN
iに記憶させる。ステップS68において、スイッチ検
出手段28を介して、裏蓋開閉検出スイッチ30の状態
を判断する。オンすなわち閉じていればステップS69
に進み、オフすなわち開いていればステップS80に進
む。
【0065】ステップS80では、ステップS68で裏
蓋が開いていたと判断した場合なので、検査を中断する
と共に、LCD34に中断した表示を例えば図18
(c)のように「検査モード中断」の文字をLCD34
の左上部に表示を出して検査モードを中断したことを示
し、図11のステップS3に復帰する。
【0066】ステップS69では、図7で説明したよう
に、先幕および後幕マグネットをオンする。ステップS
70において、図12および図13で説明したシャッタ
8を開閉してフィルムへの露光を制御するシャッタルー
チンと、シャッタ幕走行検出手段37によるシャッタ幕
走行状態検出ルーチンを実行する。なお、図12のステ
ップS21では検査シャッタ秒時TとしてCPU32中
のTメモリ32aのK番地に記憶されているシャッタ秒
時を読み出す。
【0067】ステップS71では、ステップS70を1
回実行すると、計時時間tと計測時間tfおよびtrが
得られるのでこれらの時間データを記憶しておく。ステ
ップS72において、露光動作が終了したのでシャッタ
のチャージを行う。ステップS73において、カウンタ
Niを1減ずる。ステップS74において、設定された
検査回数だけ検査が行われたか判断する。終了していな
い場合はステップS68に復帰し、ステップS68〜S
73の処理を繰り返し、1回の露光動作が行われるごと
に得られる計時時間tと計測時間tfおよびtrの時間
データを記憶しておく。終了すればステップS75に進
む。
【0068】ステップS75では、1つの検査秒時の検
査が終了したので、CPU32中のTメモリ32aの番
地を1番地増やす。ステップS76では、以上で得ら
れ、ステップS71でTメモリ32aに記憶された計時
時間tと計測時間tfおよびtrの時間データを必要に
応じて演算する。ステップS77において、図14で説
明した評価ルーチンを実行し、ステップS76で演算さ
れた計時時間tと計測時間tfおよびtrの評価を行
う。ステップS78において、設定された複数種類の検
査シャッタ秒時をすべて検査したか判断する。検査終了
していない場合はステップS67に復帰し、ステップS
67〜S77の処理を繰り返し、Tメモリ32aに記憶
された検査秒時を順にそれぞれ検査回数N回ずつ検査し
てゆく。検査が終了するとステップS79に進む。
【0069】ステップS79において、図18(a)の
検査モードの表示を消灯して、検査モードによる検査が
終了したことを撮影者に示し、図11のステップS3に
復帰する。
【0070】このときTメモリ32aのK番地のデータ
が中断した時点での検査シャッタ秒時、またNiがその
秒時での残り検査回数であるので、例えばこれらのデー
タをLCD34に表示することによりどこで中断したの
かがわかる。
【0071】図17は、上記ステップS64の検査秒時
設定処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【0072】ルーチンがスタートすると、ステップS1
00において、スイッチ検出手段28を介してT1スイ
ッチ11dの状態を判断し、オンすなわち押されている
間は繰り返し実行し、オフすなわち押されていなければ
ステップS101に進む。ステップS101において、
番地のカウンタIにI0 を設定する。ステップS102
において、S52で設定された検査シャッタ秒時をクリ
ヤする。ステップS103において、CPU32中のT
セットメモリ32bに検査シャッタ秒時(例えば最高速
秒時)をセットする。ステップS104において、ステ
ップS103でセットされた秒時をLCD34に表示す
る。ステップS105において、スイッチ検出手段28
を介してT2スイッチ11eの状態を判断する。オンす
なわち押されていればステップS106に進み、オフす
なわち押されていなければステップS109に進む。
【0073】ステップS106では、ステップS105
でT2スイッチ11eが押されていたと判断した場合な
ので、Tセットメモリ32bに設定されている検査シャ
ッタ秒時をTメモリ32aのI番地に記憶する。ステッ
プS107において、番地カウンタIを1番地増やす。
ステップS108において、スイッチ検出手段28を介
してT2スイッチ11eの状態を判断し、オフすなわち
押されるのを待ってステップS110に進む。
【0074】ステップS109では、ステップS105
でT2スイッチ11eが押されていなかったと判断した
場合なので、番地カウンタIを判断し、I0番地であれ
ばステップS111に進み、I0番地でなければステッ
プS110に進む。
【0075】ステップS110では、ステップS108
でT2スイッチ11eが押されていない場合、あるいは
ステップS109で番地カウンタIがI0 番地でなかっ
た場合なので、スイッチ検出手段28を介して、T1ス
イッチ11dの状態を判断する。オンすなわち押されて
いれば図15のステップS58に復帰し、オフすなわち
押されていなければステップS111に進む。
【0076】ステップS111では、ステップS109
で番地カウンタIがI0 番地またはステップS110で
T1スイッチ11dが押されていなかったと判断した場
合なので、スイッチ検出手段28を介して、T3スイッ
チ11fの状態を判断しオンすなわち押されていればス
テップS112に進み、オフすなわち押されていなけれ
ばステップS104に復帰する。
【0077】ステップS112では、ステップS111
でT3スイッチ11fが押されていたと判断した場合な
ので、Tセットメモリ32bに設定されているシャッタ
秒時Tを変更する。変更の仕方はT3スイッチ11fの
オン状態を1回検出するごとにシャッタ秒時を例えば1
Evずつ低速側へ変更する。低速限界のシャッタ秒時の
次は最高速シャッタ秒時に移る。
【0078】ステップS113において、スイッチ検出
手段28を介してT3スイッチ11fの状態を判断し、
オフすなわち押されなくなるのを待ってステップS10
4に復帰する。
【0079】ステップS52で設定された検査シャッタ
秒時T(TaおよびTb)で検査を実行するには、T1
スイッチ11dを1度も押さずにレリーズボタン10を
押せば良い。また検査回数を変更するにはステップS5
6でNスイッチ11cを必要回数押せば良い。例えば検
査回数を3回にセットするにはNスイッチ11cを2回
押せば良い。またステップS57でT1スイッチ11d
を押した回数の種類だけ検査シャッタ秒時を設定するこ
とができる。
【0080】また各計測時間の評価は各検査シャッタ秒
時ごとに行ったが、最後にまとめて評価してもよい。ま
た少なくともフィルム給送を行わなければ、ミラー機構
や絞り機構は作動させても構わない。また通常モードで
も検査を実施したが、検査しない場合には図11の処理
ルーチンでステップS11を省略し、また図10のステ
ップS10において実行される図12および図13に示
したシャッタルーチンのステップS22、ステップS2
3、ステップS25以外の処理を省略すればよい。
【0081】さらに通常モードの処理ルーチンの図11
のステップS6の前に、図15のステップS41と同様
の処理を追加し、裏蓋4が開いている場合にはステップ
S1に復帰し、裏蓋4が閉じている場合にのみステップ
S6へ進めるようにすれば、通常モードにおいても裏蓋
4が開放状態のときにはシャッタを作動させないように
することができる。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本発明のシャッタ計測装
置を有するカメラによれば、裏蓋が開放されている状態
ではシャッタの検査が行われないようにしたので、シャ
ッタの検査によってシャッタを破損させてしまうという
事故を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示すブロック結線図である。
【図5】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す断面図である。
【図7】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す正面図である。
【図8】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す正面図である。
【図9】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す波形図である。
【図10】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示す上面図である。
【図11】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図12】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図13】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図14】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図15】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図16】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図17】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示すフローチャートである。
【図18】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 レンズ 3 ファインダ 6 アパーチャ 7 スプール 8 シャッタ 10 レリーズボタン 11 設定ボタン 11a モードスイッチ 11c Nスイッチ 11d T1スイッチ 11e T2スイッチ 11f T3スイッチ 12 表示手段 15 羽根室 16 シャッタ機構部 17 先羽根群 17a スリット形成羽根 17b スリットエッジ 21 後羽根群 21a スリット形成羽根 21b スリットエッジ 26 測光手段 27 フィルム感度検出手段 28 スイッチ検出手段 29 フィルム在否検出スイッチ 30 裏蓋開閉検出スイッチ 32 CPU 33 ドライバ手段 34 LCD 36 モータ 36a シャッタモータ 36b フィルムモータ 36c ミラーモータ 37 シャッタ幕走行検出手段 38 LED 39 PTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 哲朗 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填された記録媒体への露光時間を制限す
    るシャッタ手段と、 前記シャッタ手段の作動に応じて、該シャッタ手段が前
    記記録媒体へ露光を行う時間を計測する計測手段と、 カメラに記録媒体を装填する際に開閉される裏蓋の開閉
    状態を検出する裏蓋開閉手段と、 前記裏蓋開閉手段により裏蓋の開状態が検出されると、
    前記計測手段の作動を禁止する禁止手段とを有すること
    を特徴とするシャッタ計測装置を有するカメラ。
  2. 【請求項2】前記禁止手段は、前記シャッタ手段の作動
    中に前記開状態が検出されると、前記計測手段の作動を
    禁止することを特徴とする請求項1に記載のシャッタ計
    測装置を有するカメラ。
  3. 【請求項3】前記裏蓋開閉手段により裏蓋の開状態が検
    出されると警告を行う警告手段を更に有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項2に記載のシャッタ計測装置
    を有するカメラ。
  4. 【請求項4】前記警告手断は、前記シャッタ手段の作動
    中に前記開状態が検出されると第1の警告を行い、該シ
    ャッタ手段の作動前あるいは作動後に前記開状態が検出
    されると、該第1の警告とは異なる第2の警告を行うこ
    とを特徴とする請求項3に記載のシャッタ計測装置を有
    するカメラ。
JP5107547A 1993-03-02 1993-04-09 シャッタ計測装置を有するカメラ Pending JPH06294986A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107547A JPH06294986A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 シャッタ計測装置を有するカメラ
US08/774,239 US5905920A (en) 1993-03-02 1996-12-27 Camera with monitoring and testing of camera shutter operations

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107547A JPH06294986A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 シャッタ計測装置を有するカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06294986A true JPH06294986A (ja) 1994-10-21

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ID=14461955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5107547A Pending JPH06294986A (ja) 1993-03-02 1993-04-09 シャッタ計測装置を有するカメラ

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JP (1) JPH06294986A (ja)

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