JPH06294533A - 清浄作業室 - Google Patents

清浄作業室

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JPH06294533A
JPH06294533A JP5326809A JP32680993A JPH06294533A JP H06294533 A JPH06294533 A JP H06294533A JP 5326809 A JP5326809 A JP 5326809A JP 32680993 A JP32680993 A JP 32680993A JP H06294533 A JPH06294533 A JP H06294533A
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Katsuto Yagi
克人 八木
Kozo Takahashi
耕造 高橋
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雄二 諌山
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支柱と横梁を組合せた門形フレームに両側の
側板と平坦な天板を張った自立可能なトンネル状覆いで
作業部および通路部を覆い、この覆いの内側で天井板と
業部側の側壁で形成される隅部に、作業部に向けて下
向きに吹出す作業部用フィルタおよび通路部に向けて横
向きに吹出す通路部用フィルタを有する送風チャンバを
備えた所定長さのモジュールを構成し、このモジュール
を作業部および通路部がそれぞれ製造ラインに沿って連
続するよう複数台連結して構成した清浄作業室。 【効果】 低コスト化、省エネルギー化が図れるととも
に、耐震性及び組立作業性に優れた清浄作業室を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の利用分野】本発明は、半導体の製造などに必要
とする清浄な作業環境を作り出すための清浄作業室(ク
リーンルーム)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、半導体製造工程に用いられていた
清浄作業室の代表的な例(全面ダウンフロー式クリーン
ルーム)を図1に示す。図1において、1は建屋、2は
クリーンルーム室内、3は高性能フィルタ、4は照明
灯、5は天井部多孔板、6は床部多孔板、7は空調装置
からの給気ダクト、8は空調装置への戻りダクト、9は
露光、エッチング、拡散、メタライズ等の各製造ライン
の作業用機器であり、図中矢印で示すように高性能フィ
ルタ3で処理した清浄空気を天井全面より層流状として
室内2に吹き出し、床下を通して室内空気を排出するこ
とにより、室内全体をほぼ一様な高清浄度(たとえばク
ラス100)に維持し、全工程の作業をこの清浄雰囲気
中で行えるようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この全面ダウンフロー
式クリーンルームは室全体の清浄度を高める上からは最
良の方式とされていたが、次のような欠点がある。 (1)清浄化区域および空調対象区域が広く、高価な高
性能フィルタを多数使用しているため、設備費が非常に
高い。 (2)空調維持費、フィルタ交換費用などのライニング
コストが高い。 (3)室全体の空調を行うため、製造ライン別(工程
別)の空調温度制御ができない。 (4)作業用機器や配管類の補修をクリーンルーム室内
で行うため、それによる発塵が他の製造ライン(工程)
に及ぼす影響が大きい。 【0004】そこで、製造ライン別に清浄化を行う方式
が本発明者らによって検討された。その一案を参考例と
して図2、図3に示す。図2についてその構成を説明す
ると、側壁部と天井部からなる逆L形の本体ケース10
に送風機11、高性能フィルタ12、照明灯13を内蔵
し、プレフィルタ14を通して吸込まれた外部空気を清
浄化して天井面の清浄空気吹出し口15から吹きおろ
し、側板16の下部に排気口17を有するユニットA
を、人間が通行できる程度の間隔をあけて、建屋1の天
井から吊具18により吊り下げて、向い合わせに設置
し、間隔をあけた中央部には送風機19と高性能フィル
タ20を内蔵し下面に清浄空気吹出し口21を有する箱
状のユニットBを、その下を人間が通行できる程度の高
さに建家1の天井から吊具18により吊り下げ支持し、
ユニットAとユニットBの間を仕切板22により連結し
てトンネル状覆いを組立て、このトンネル状覆いとそれ
を設置した床面とで囲まれた室内に作業用機器9を設置
する作業部23aと中央の通路部23bとをそれぞれト
ンネル状覆いの長手方向に連続して設けたものであり、
空調用給気ダクト7をユニットBの空気吸込み口に接続
することにより、図中矢印で示すようにユニットAの清
浄空気吹出し口15とユニットBの清浄空気吹出し口2
1から温度制御された清浄空気が室内に吹き出し、排気
口17から排出された室内空気は周囲の保全域24を通
って空調用戻りダクト8へ環流し、室内の空調と清浄化
が達成される。 【0005】図3はモジュール化したトンネル状覆いを
多数連結してなる上記方式による清浄作業室の外観図
で、水、ガス等の作業に必要な配管類は外部の保全域2
4(図2参照)に設置され、ユニットAの排気穴17を
通して内部の作業用機器9に接続される。ユニットAの
側板16は作業用機器9の配管や補修に際し部分的に取
りはずせるようになっている。 【0006】図2、図3に示した方式は製造ラインの作
業部および通路部のみをトンネル状に覆って製造ライン
別の清浄化および空調を達成したものであるが、これに
も次の欠点がある。 (5)ユニットAとユニットBを建家天井から吊り下げ
支持する必要があり、それだけ建家工事に費用がかか
る。 (6)吊り下げ支持であるため、耐震性が弱い。 (7)中央のユニットBが凸形に突出し、この部分の全
高が高くなるので、建家天井との間に空調ダクトなどを
配管する場合の工事のじゃまになる。 (8)製造ライン毎の空調温度制御を行う場合、ユニッ
トAとユニットBのそれぞれの空気吸込み口に空調用給
気ダクトを接続する必要があり、工事費が高くなる。 【0007】本発明の目的は、上記した先行技術の欠点
(1)〜(4)に加えて上記した参考例の欠点(5)〜
(8)についてもさらに改善された清浄作業室を提供す
ることにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的は、製造ライン
の作業部および通路部を覆うトンネル状覆いを、支柱と
横梁を組合せた門形フレームに両側の側板と天板を張っ
た自立可能な構成とし、このトンネル状覆いとそれを設
置する床面とで囲まれた室内の作業部用清浄空気吹出し
口の位置を通路部用清浄空気吹出し口の位置より低く
し、この作業部用清浄空気吹出し口と前記天板との間に
空気浄化要素を収納し、この空気浄化要素で処理した清
浄空気を、作業部用清浄空気吹出し口と通路部用清浄空
気吹出し口から室内の作業部と通路部へ下向に吹出すよ
うにすることにより達成される。 【0009】 【作用】製造ラインの作業部および通路部を覆うトンネ
ル状覆いを、支柱と横梁を組合せた門形フレームに両側
の側板と天板を張った自立可能な構成としたので、製造
ライン別の空調温度制御を可能にするとともに、清浄化
区域および空調対象区域を大幅に減少させ省エネルギー
化できるので、設備費およびランニングコストを低減で
きる。 【0010】また、トンネル状構造体を自立させている
ので、建家天井から吊り下げ支持する必要がなく、建家
工事が非常に簡単になるとともに、門形フレームを有す
る自立構造としたため、天井吊り構造に比べ耐震性が大
幅に向上する。 【0011】トンネル状覆いとそれを設置する床面とで
囲まれた室内の作業部用清浄空気吹出し口の位置を通路
部用清浄空気吹出し口の位置より低くし、この作業部用
清浄空気吹出し口と前記天板との間に空気浄化要素を収
納し、この空気浄化要素で処理した清浄空気を、作業部
用清浄空気吹出し口と通路部用清浄空気吹出し口から室
内の作業部と通路部へ下向に吹き出すようにした構成
は、室内の通路部の上に図2、図3の空気浄化ユニット
Bのような突出する部分をなくすことでき、天板全体を
ほぼ同一高さとすることができるので、建家の階高を低
くでき、また建家天井との間の空調ダクト等の工事をや
りやすくする。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図4、図5、図6は製造ラインが通路の両側にあ
る場合の一実施例図で、図4はトンネル状覆いの長手方
向に直角な断面図、図5はその要部拡大部、図6は外観
を示す斜視図である。図4において、製造ラインの作業
用機器9は向い合せに配列され、2ラインを1組として
いる。支柱25と横梁26で門形フレームを組み、これ
に両側の側板27と天板28を張って製造ライン上を覆
うトンネル状覆いを構成し、このトンネル状覆いとそれ
を設置する床面とで囲まれた室内に作業用機器9を設置
する作業部29aと通路部29bをトンネル状覆いの長
手方向に連続して設ける。101、102はそれぞれ室
内の作業部用清浄空気吹出し口および通路部用清浄空気
吹出し口である。作業部用清浄空気吹出し口101と天
板28との間には空気浄化要素である送風機32、3
3、送風チャンバ34、35、高性能フィルタ36、3
7および作業部照明灯38を収納し、照明灯38の下に
格子状の作業部用散光板30を設置する。これらの機材
は図示しない支持部材を介して横梁26から吊り下げ支
持されている。39は空気吸込み口、40はプレフィル
タ、41は作業部用清浄空気吹出し口101と通路部用
清浄空気吹出し口102との間の仕切用化粧板である。
通路部用清浄空気吹出し口102と天板28との間には
空気通路42を設けて、通路部照明灯43を収納し、そ
の下に格子状の通路部用散光板31を設置する。通路部
用清浄空気吹出し口102の位置は作業者が立って通行
できる程度に高くし、作業部用清浄空気吹出し口101
の位置は作業に支障がない限り低くする(一例を示せ
ば、通路部空気吹出し口高さ2200mm、作業部空気
吹出し口高さ1800mm)。作業部空気吹出し口高さ
はできるだけ低くした方が、作業部空間の気流の乱れが
少なく、清浄度保持性能が良くなるからである。 【0013】この場合、通路部用清浄空気吹き出し口1
02の上には高性能フィルタ、送風機等が収納されてい
ないので、通路空気吹出し口高さを高くしても天板28
全体をほぼ同一高さとして、全高を低くすることができ
る。 【0014】送風機32、33の運転により、外部空気
はプレフィルタ40を通して空気吸込み口39より吸込
まれる。作業部送風機32から送り出された空気は送風
チャンバ34を通って作業部用高性能フィルタ36によ
り清浄化された後、作業部用清浄空気吹出し口101か
ら室内の作業部29aへ下向に吹き出し、一方、通路部
用送風機33から送り出された空気は送風チャンバ35
を通って通路部用高性能フィルタ37により清浄化され
た後、空気通路42に入り、通路部用清浄空気吹出し口
102から室内の通路部29bへ下向に吹き出す。図中
の矢印はこの空気の流れを示す。散光板30、31は、
照明の散光と清浄気流の整流のために設けたものであ
る。図5の44は通路部29bの風速分布を調整するた
めのパンチング板である。 【0015】清浄気流の風速は、たとえば作業部29a
で0.4m/s、通路部29bで0.2m/sというよう
に、各部の必要清浄度に応じて設定する。こうすること
によって、作業部29aの清浄度を通路部29bの清浄
度よりも高くすることができる。 【0016】室内に吹き出された清浄気流は図の矢印で
示すように流れ、両側の側板27の下部に設けられた排
気口45から外部へ排出される。室内圧力は排気口45
での圧力損失分だけ外気に対し正圧となるので、外部か
らの汚染空気の流入を防止できる。排気口45は、作業
用機器9への水、ガス等の配管や電線類の引き込みにも
利用される。側板27は、配管や機器の補修などのた
め、ねじ止めあるいは引掛金具などを用いて部分的に取
りはずせるようにしておく。また、室内の作業環境の改
善と外部からの作業管理の必要上、側板27の一部を透
明板とすることがある。 【0017】図6にはモジュール化したトンネル状覆い
を多数連結してなる本方式による清浄作業室の外観を示
す。 【0018】図7は製造ラインが通路の片側にある場合
の他の実施例図で、トンネル状覆いの長手方向に直角な
断面を示したものである。図7において、図4と同一符
号は対応する部分を示しており、通路部29bの一側が
側板27でふさがれている点以外は、図4〜図6の実施
例と実質的に変わりがない。 【0019】第8図は本方式による清浄作業室の施行例
を示す図である。本例は空調用給気ダクト7、戻りダク
ト8を接続した建屋1内に図4〜図6に示した両側ライ
ン形の清浄作業室を2組設置した場合で、清浄作業室を
構成するトンネル状覆いの両端に扉付のエンドパネル4
6を取付けてトンネル状覆いで覆われた室内29と外部
の保全域47とを仕切っている。同一建屋内の保全域4
7は室内29から排出される清浄空気によってある程度
清浄化されるが、室内29よりは清浄度が低い。製造ラ
インで使用する水、ガス等の配管類48は保全域47に
設置されているので、これら配管類48のメンテナンス
は保全域47で行うことができる。また、側板27を部
分的に取りはずすことによって製造ライン用機器9の補
修もそのほとんどが保全域47から行える。しかも、保
全域47には清浄室内を通過せずに外部の一般室から出
入りできるので、メンテナンス作業による発塵が他の製
造ラインに影響を及ぼすことはほとんどない。 【0020】製造ライン別の空調温度制御を必要とする
場合には、図8(b)に示すようにトンネル状覆いの上
面に給気ダクト接続口49を設け、これを建家天井部の
空調用給気ダクト50に接続すればよい。本方式による
清浄作業室は、天板28全体が同一高さに形成されてい
るので、保全域47の上に天井仕切り板51を架設する
のみで建家天井との間に給気ダクト50を簡単に設ける
ことができる。 【0021】また、図4〜図8には清浄作業室の室内空
気を両側の排気口45から排出する例を示したが、図1
の従来方式と同様に作業室の床部に多孔板を用いて、室
内空気の一部または全部を床下より排出する構成とすれ
ば、室内の清浄気流を完全な下向流として、室内作業部
の清浄度をさらに高めることができる。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、従来半導体の製造などに最良の方式とされてい
た全面ダウンフロー式クリーンルームに比べ、製造ライ
ン部の必要清浄度を十分確保しながら次の効果が得られ
る。 (1)清浄化区域および空調対象区域が大幅に減少する
ため、設備費は約半分に低減する。 (2)ランニングコストも約半分に低減し、省エネルギ
ー化できる。 (3)全面ダウンフロー方式では難しかった製造ライン
別(工程別)の空調温度制御が可能になる。 (4)製造ラインのメンテナンスが外部の保全域から行
えるので、メンテナンス作業による発塵が他の製造ライ
ンに影響を及ぼすことを防止できる。また、図2、図3
の方式と比べても次のような効果がある。 (5)トンネル状構造体を自立させているので、建家天
井から吊り下げ支持する必要がなく、建家工事が非常に
簡単になる。 (6)門形フレームを有する自立構造としたため、天井
吊り構造に比べ耐震性が大幅に向上する。 (7)室内の通路部の上に図2、図3の空気浄化ユニッ
トBのような突出する部分がなく、天板全体をほぼ同一
高さとすることができるので、建家の階高を低くでき、
また建家天井との間の空調ダクト等の工事もやりやすく
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】先行技術である全面ダウンフロー式クリーンル
ームの縦断面図である。 【図2】参考例として示した天井吊り構造のトンネル形
清浄作業室の縦断面図である。 【図3】図2の清浄作業室の外観を示す斜視図である。 【図4】本発明による清浄作業室の一実施例(製造ライ
ンが通路の両側にある場合)の縦断面図である。 【図5】本発明の一実施例の清浄作業室の要部拡大図で
ある。 【図6】本発明の一実施例の清浄作業室の外観を示す斜
視図である。 【図7】本発明による清浄作業室の他の実施例(製造ラ
インが通路の片側にある場合)の縦断面図である。 【図8】本発明による清浄作業室の施行例を示す図で、
(a)は切断平面図、(b)は側断面図である。 【符号の説明】 25:支柱、 26:横梁、 27:
側板、28:天板、 29a:室内作業部、 2
9b:室内通路部、101:作業部用清浄空気吹出し
口、102:通路部用清浄空気吹出し口、
32:作業部用送風機、33:通路部用送風機、
34、35:送風チャンバ、36:作業部用
高性能フィルタ、37:通路部用高性能フィルタ 39:空気吸込み口、 40:プレフィルタ、 42:
通路部天井の空気通路 45:排気口 9:作業用機器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成6年1月24日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 清浄作業室 【特許請求の範囲】 1.建屋内に設けられて製造ラインの作業機器が配設さ
れる作業部およびこの作業部に並行して形成される通路
部とから形成される清浄空間を有する清浄作業室におい
て、その内外面とも略平坦な天井板とこの天井板の両側
の側壁を有して上記清浄空間を上記建屋内の空間から隔
離するよう囲む覆いと、この覆いの内側で上記天井板と
上記作業部側の側壁で形成される隅部に配設されて送風
機から吹出された加圧空気を保持する送風チャンバと、
上記隅部でこの送風チャンバの下部および上記通路部側
の側部に装着されて上記送風チャンバから供給された空
気を浄化してそれぞれ上記作業部に向けて下向きに吹出
す作業部用フィルタおよび上記通路部に向けて横向きに
吹出す通路部用フィルタを有して、上記通路部の上方を
上記通路部用フィルタの側方に位置させて構成された所
定長さのモジュールを複数台備え、これらのモジュール
を上記作業部および上記通路部がそれぞれ上記製造ライ
ンに沿って連続するよう複数台接続して構成されたこと
を特徴とする清浄作業室。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の利用分野】本発明は、半導体の製造などに必要
とする清浄な作業環境を作り出すための清浄作業室(ク
リーンルーム)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、半導体製造工程に用いられていた
清浄作業室の代表的な例(全面ダウンフロー式クリーン
ルーム)を図1に示す。図1において、1は建屋、2は
クリーンルーム室内、3は高性能フィルタ、4は照明
灯、5は天井部多孔板、6は床部多孔板、7は空調装置
からの給気ダクト、8は空調装置への戻りダクト、9は
露光、エッチング、拡散、メタライズ等の各製造ライン
の作業用機器であり、図中矢印で示すように高性能フィ
ルタ3で処理した清浄空気を天井全面より層流状として
室内2に吹き出し、床下を通して室内空気を排出するこ
とにより、室内全体をほぼ一様な高清浄度(たとえばク
ラス100)に維持し、全工程の作業をこの清浄雰囲気
中で行えるようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この全面ダウンフロー
式クリーンルームは室全体の清浄度を高める上からは最
良の方式とされていたが、次のような問題点がある。 (1)清浄化区域および空調対象区域が広く、高価な高
性能フィルタを多数使用しているため、設備費が非常に
高い。 (2)空調維持費、フィルタ交換費用などのランニング
コストが高い。 (3)室全体の空調を行うため、製造ライン別(工程
別)の空調温度制御ができない。 (4)作業用機器や配管類の補修をクリーンルーム室内
で行うため、それによる発塵が他の製造ライン(工程)
に及ぼす影響が大きい。 【0004】そこで、本発明に至る過程で製造ライン別
に清浄化を行う構成が本発明者らによって検討された。
その構成を図2、図3により説明する。建屋内に設けら
れた清浄作業室内には製造ラインの作業機器が配設され
る作業部が並行して設けられ、この作業部の間には作業
部に並行して形成された通路部が設けられる。作業部に
側壁部と天井部からなる逆L形の本体ケース10に送
風機11、高性能フィルタ12、照明灯13を内蔵し、
プレフィルタ14を通して吸込まれた外部空気を清浄化
して天井面の清浄空気吹出し口15から吹きおろし、側
板16の下部に排気口17を有するユニットA人間が
通行できる程度の間隔をあけて向い合わせに設置され
る。ユニットAの天井部は建屋1の天井から吊具18に
より吊り下げ支持される。通路部には送風機19と高性
能フィルタ20を内蔵し下面に清浄空気吹出し口21を
有する箱状のユニットB、その下を人間が通行できる
程度の高さに建屋1の天井から吊具18により吊り下げ
支持される。ユニットAとユニットBの間仕切板22
により連結されてトンネル状覆いが形成され、このトン
ネル状覆いとそれを設置した床面とで囲まれた室内が清
浄空間となる。作業用機器9を設置する作業部23aと
中央の通路部23bそれぞれトンネル状覆いの長手方
向に連続して設けられ、空調用給気ダクト7をユニット
Bの空気吸込み口に接続することにより、図中矢印で示
すようにユニットAの清浄空気吹出し口15とユニット
Bの清浄空気吹出し口21から温度制御された清浄空気
が室内に吹き出し、排気口17から排出された室内空気
は周囲の保全域24を通って空調用戻りダクト8へ環流
し、室内の空調と清浄化が達成される。 【0005】図3はユニットAを多数連結して構成した
清浄作業室の外観図で、水、ガス等の作業に必要な配管
類は外部の保全域24(図2参照)に設置され、ユニッ
トAの排気穴17を通して内部の作業用機器9に接続さ
れる。ユニットAの側板16は作業用機器9の配管や補
修に際し部分的に取りはずせるようになっている。 【0006】図2、図3に示した方式は製造ラインの作
業部および通路部のみをトンネル状に覆って製造ライン
別の清浄化および空調を達成したものであるが、これに
も次の問題点がある。 (5)ユニットAとユニットBを建屋天井から吊り下げ
支持する必要があり、それだけ建屋工事に費用がかか
る。 (6)吊り下げ支持であるため、耐震性が弱い。 (7)中央のユニットBが凸形に突出この部分の全高
が高くなるので建屋天井との間が狭まり、組立時に一方
の作業部の天井部から他方の作業部の天井部への組立作
業者の移動が妨げられ、天井部の連結作業がやりにく
。 (8)天井部分がユニットAとユニットB及び仕切板に
より構成されており、かつ、それぞれが建屋天井から吊
り下げられているので位置合わせが難しく作業性が悪
い。 【0007】本発明の目的は、上記問題点(1)〜
(8)に鑑み、低コストで耐震性及び組立作業性に優れ
清浄作業室を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的は、建屋内に設
けられて製造ラインの作業機器が配設される作業部およ
びこの作業部に並行して形成される通路部とから形成さ
れる清浄空間を有する清浄作業室において、その内外面
とも略平坦な天井板とこの天井板の両側の側壁を有して
清浄空間を建屋内の空間から隔離するよう囲む覆いと、
この覆いの内側で天井板と作業部側の側壁で形成される
隅部に配設されて送風機から吹出された加圧空気を保持
する送風チャンバと、隅部でこの送風チャンバの下部お
よび通路部側の側部に装着されて送風チャンバから供給
された空気を浄化してそれぞれ作業部に向けて下向きに
吹出す作業部用フィルタおよび通路部に向けて横向きに
吹出す通路部用フィルタを有して、通路部の上方を通路
部用フィルタの側方に位置させて構成された所定長さの
モジュールを複数台備え、これらのモジュールを作業部
および通路部がそれぞれ製造ラインに沿って連続するよ
う複数台接続して清浄作業室を構成することにより達成
される。 【0009】 【作用】清浄空間を上記建屋内の空間から隔離するよう
囲む覆いは、製造ライン別の空調温度制御を可能にする
とともに、清浄化区域および空調対象区域を大幅に減少
させ省エネルギー化できるので、設備費およびランニン
グコストを低減できる。 【0010】また、この覆いは内外面とも略平坦な天井
板を有しているので、内面側では通路部用フィルタから
吹出された気流の乱れを防ぎ、通路部の清浄度を向上さ
せることができるとともに、外面側では通路部の上に突
出する部分をなくすことができ、天板全体をほぼ同一高
さとすることができるので建屋の階高を低くでき、ま
た、建屋天井との間に一定高さの空間が形成されるので
組立時に一方の作業部の天井部から他方の作業部の天井
部への組立作業者の移動が容易になり、天井部の連結作
業や空調ダクト等の工事もやりやすくなる。 【0011】送風チャンバはこの覆いの内側で天井板と
作業部側の側壁で形成される隅部に配設されてこの送風
チャンバから供給された空気を浄化してそれぞれ作業部
に向けて下向きに吹出す作業部用フィルタおよび通路部
に向けて横向きに吹出す通路部用フィルタを有している
ので、通路部上方の天井板に荷重がかかるのを防止で
き、覆いの通路部上方の天井部分を軽量構造とすること
ができ耐震性が大幅に向上する。 【0012】通路部の上方は通路部用フィルタの側方に
位置しているので、通路部の天井にフィルタを設けなく
ても通路部に清浄空気を供給することができ、また、装
置全高を高くすることなく通路部の高さを確保すること
ができ、製造ライン部の必要清浄度を十分確保しながら
通路空間の上方の空間を有効に利用できる。 【0013】また、上記構成がモジュール化され、作業
部および通路部がそれぞれ製造ラインに沿って連続する
よう複数台接続して構成されるので据え付け時の作業性
を向上させることができる。 【0014】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明の第1実施例を図4、図5、図6により説
明する。本実施例は製造ラインが通路の両側にある場合
実施例である。図4は本実施例の清浄作業室の長手方
向に直角な断面図、図5はその要部拡大部、図6は外観
を示す斜視図である。図4において、製造ラインの作業
用機器9は向い合せに配列され、2ラインを1組として
いる。支柱25と横梁26で自立した門形フレームを組
み、これに両側の側板27と天板28を張って製造ライ
ン上を建屋内の空間から隔離する覆いを構成し、この
とそれを設置する床面とで囲まれて形成された清浄作
業室内に作業用機器9を設置する作業部29aと通路部
29bを清浄作業室の長手方向に連続して設ける。10
1、102はそれぞれ室内の作業部用清浄空気吹出し口
および通路部用清浄空気吹出し口である。作業部用清浄
空気吹出し口101と天板28との間には空気浄化要素
である送風機32、33、送風チャンバ34、35、高
性能フィルタ36、37および作業部照明灯38を収納
し、照明灯38の下に格子状の作業部用散光板30を設
置する。これらの機材は図示しない支持部材を介して横
梁26から吊り下げ支持されている。39は空気吸込み
口、40はプレフィルタ、41は作業部用清浄空気吹出
し口101と通路部用清浄空気吹出し口102との間の
仕切用化粧板である。通路部29bの上方を通路部用の
高性能フィルタ37の側方に位置させて通路部に向けて
清浄空気を横向きに吹出し、この清浄空気を通路部用清
浄空気吹出し口102と天板28との間に形成された空
気通路42を介して通路部に供給する。空気通路42内
には、通路部照明灯43を収納し、その下に格子状の通
路部用散光板31を設置する。通路部用清浄空気吹出し
口102の位置は作業者が立って通行できる程度に高く
し、作業部用清浄空気吹出し口101の位置は作業に支
障がない限り低くする(一例を示せば、通路部空気吹出
し口高さ2200mm、作業部空気吹出し口高さ180
0mm)。作業部空気吹出し口高さはできるだけ低くし
た方が、作業部空間の気流の乱れが少なく、清浄度保持
性能が良くなるからである。 【0015】この場合、通路部用清浄空気吹き出し口1
02の上には高性能フィルタ、送風機等が収納されてい
ないので、通路空気吹出し口高さを高くしても天板28
全体をほぼ同一高さとして、全高を低くすることができ
る。これにより建屋天井との間に一定高さの空間が形成
されるので組立時に一方の作業部の天井部から他方の作
業部の天井部への組立作業者の移動が容易になり、天井
部の連結作業や空調ダクト等の工事もやりやすくなる。 【0016】送風機32、33の運転により、外部空気
はプレフィルタ40を通して空気吸込み口39より吸込
まれる。作業部送風機32から送り出された空気は送風
チャンバ34を通って作業部用高性能フィルタ36によ
り清浄化された後、作業部用清浄空気吹出し口101か
ら室内の作業部29aへ下向に吹き出し、一方、通路部
用送風機33から送り出された空気は送風チャンバ35
を通って通路部用高性能フィルタ37により清浄化され
た後、空気通路42に入り、通路部用清浄空気吹出し口
102から室内の通路部29bへ下向に吹き出す。図中
の矢印はこの空気の流れを示す。散光板30、31は、
照明の散光と清浄気流の整流のために設けたものであ
る。図5の44は通路部29bの風速分布を調整するた
めのパンチング板である。 【0017】清浄気流の風速は、たとえば作業部29a
で0.4m/s、通路部29bで0.2m/sというよう
に、各部の必要清浄度に応じて設定する。こうすること
によって、作業部29aの清浄度を通路部29bの清浄
度よりも高くすることができる。 【0018】室内に吹き出された清浄気流は図の矢印で
示すように流れ、両側の側板27の下部に設けられた排
気口45から外部へ排出される。室内圧力は排気口45
での圧力損失分だけ外気に対し正圧となるので、外部か
らの汚染空気の流入を防止できる。排気口45は、作業
用機器9への水、ガス等の配管や電線類の引き込みにも
利用される。側板27は、配管や機器の補修などのた
め、ねじ止めあるいは引掛金具などを用いて部分的に取
りはずせるようにしておく。また、室内の作業環境の改
善と外部からの作業管理の必要上、側板27の一部を透
明板とすることがある。 【0019】図6にはその内外面とも略平坦な天井板と
両側壁を有する覆いの内側で天井板と作業部側の側壁で
形成される隅部に、作業部に向けて下向きに吹出す作業
部用フィルタおよび通路部に向けて横向きに吹出す通路
部用フィルタを有する送風チャンバを備えた所定長さの
モジュールを構成し、このモジュールを作業部および通
路部がそれぞれ製造ラインに沿って連続するよう複数台
連結して構成した清浄作業室の外観を示す。 【0020】本発明の第2実施例を図7に示す。本実施
例は製造ラインが通路の片側にある場合の実施例であ
る。図7は清浄作業室の長手方向に直角な断面を示した
ものである。図7において、図4と同一符号は対応する
部分を示しており、通路部29bの一側が側板27でふ
さがれている点以外は、第1実施例と同じ構成である。 【0021】図8は本発明の第1実施例の清浄作業室
施行例を示す図である。本例は空調用給気ダクト7、戻
りダクト8を接続した建屋1内に第1実施例の両側ライ
ン形の清浄作業室を2組設置した場合で、清浄作業室の
覆いの両端に扉付のエンドパネル46を取付けて室内2
9と外部の保全域47とを仕切っている。同一建屋内の
保全域47は室内29から排出される清浄空気によって
ある程度清浄化されるが、室内29よりは清浄度が低
い。製造ラインで使用する水、ガス等の配管類48は保
全域47に設置されているので、これら配管類48のメ
ンテナンスは保全域47で行うことができる。また、側
板27を部分的に取りはずすことによって製造ライン用
機器9の補修もそのほとんどが保全域47から行える。
しかも、保全域47には清浄室内を通過せずに外部の一
般室から出入りできるので、メンテナンス作業による発
塵が他の製造ラインに影響を及ぼすことはほとんどな
い。 【0022】製造ライン別の空調温度制御を必要とする
場合には、図8(b)に示すように覆いの上面に給気ダ
クト接続口49を設け、これを建屋天井部の空調用給気
ダクト50に接続すればよい。本方式による清浄作業室
は、天板28全体が同一高さに形成されているので、保
全域47の上に天井仕切り板51を架設するのみで建屋
天井との間に給気ダクト50を簡単に設けることができ
る。 【0023】また、図4〜図8には清浄作業室の室内空
気を両側の排気口45から排出する例を示したが、図1
の従来方式と同様に作業室の床部に多孔板を用いて、室
内空気の一部または全部を床下より排出する構成とすれ
ば、室内の清浄気流を完全な下向流として、室内作業部
の清浄度をさらに高めることができる。 【0024】以上の実施例によれば、製造ライン部の必
要清浄度を十分確保しながら通路空間の上方の空間を有
効に利用できる清浄作業室を得られる。 【0025】また、 (1)清浄化区域および空調対象区域が大幅に減少する
ので、設備費は約半分に低減する。 【0026】(2)ランニングコストも約半分に低減
し、省エネルギー化できる。 【0027】(3)製造ライン別の空調温度制御が可能
になる。 【0028】(4)覆いの内側隅部に送風チャンバとフ
ィルタが配置されるので通路部上方の天井板に荷重がか
かるのを防止でき、覆いの通路部上方の天井部分を軽量
構造とすることができ耐震性が大幅に向上する。 【0029】(5)天井板は内面も略平坦であるので、
通路部用フィルタから吹出された気流の乱れが少なく、
通路部の清浄度を向上させることができる。 【0030】(6)通路部の上に突出する部分がなく、
天板全体をほぼ同一高さとすることができるので建屋の
階高を低くでき、また、建屋天井との間の空調ダクト等
の工事もやりやすくなる。 【0031】という効果も得られる。 【0032】 【発明の効果】本願発明は上記のごとく構成されている
ので、低コストで耐震性及び組立作業性に優れた清浄作
業室を得ることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】先行技術である全面ダウンフロー式クリーンル
ームの縦断面図である。 【図2】本発明に至る過程で検討された天井吊り構造の
清浄作業室の縦断面図である。 【図3】本発明に至る過程で検討された天井吊り構造の
清浄作業室の外観を示す斜視図である。 【図4】本発明の第1実施例における清浄作業室の縦断
面図である。 【図5】本発明の第1実施例における清浄作業室の要部
拡大図である。 【図6】本発明の第1実施例における清浄作業室の外観
を示す斜視図である。 【図7】本発明の第2実施例における清浄作業室の縦断
面図である。 【図8】本発明の第1実施例における清浄作業室の施行
例を示す図で、同図(a)は切断平面図、同図(b)は
側断面図である。 【符号の説明】 25:支柱、 26:横梁、 27:
側板、28:天板、 29a:室内作業部、 2
9b:室内通路部、101:作業部用清浄空気吹出し
口、102:通路部用清浄空気吹出し口、
32:作業部用送風機、33:通路部用送風機、
34、35:送風チャンバ、36:作業部用
高性能フィルタ、37:通路部用高性能フィルタ 39:空気吸込み口、 40:プレフィルタ、 42:
通路部天井の空気通路 45:排気口 9:作業用機器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 支柱と横梁を組合せた門形フレームに両側の側板
    と天板を張って自立可能なトンネル状覆いを構成し、こ
    のトンネル状覆いとそれを設置する床面とで囲まれた室
    内に作業用機器を設置する作業部と作業者が通行する通
    路部とをそれぞれトンネル状覆いの長手方向に連続して
    設け、室内の作業部用清浄空気吹出し口の位置を通路部
    用清浄空気吹出し位置より低くして、この作業部用清浄
    空気吹出し口と前記天板との間に空気浄化要素を収納
    し、この空気浄化要素で処理した清浄空気を、作業部用
    清浄空気吹出し口と通路部用清浄空気吹出し口から室内
    の作業部と通路部へ下向に吹き出すようにした清浄作業
    室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009513923A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 スペングラー・チャールズ・ダブリュー 複数のクリーンルームの運転方法
CN111166916A (zh) * 2020-02-22 2020-05-19 中国十七冶集团有限公司 一种用于项目复工疫情防控的装配式模块化自动净化***及其使用方法
EP3951281A4 (en) * 2019-04-03 2022-12-14 Toshiba Carrier Corporation INDOOR UNIT OF AIR CONDITIONER AND METHOD OF INSTALLATION OF INDOOR UNIT OF AIR CONDITIONER

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