JPH06294144A - 建設機械用作業機の製造方法 - Google Patents

建設機械用作業機の製造方法

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Publication number
JPH06294144A
JPH06294144A JP10605893A JP10605893A JPH06294144A JP H06294144 A JPH06294144 A JP H06294144A JP 10605893 A JP10605893 A JP 10605893A JP 10605893 A JP10605893 A JP 10605893A JP H06294144 A JPH06294144 A JP H06294144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
square pipe
boom
construction machine
welded
cut part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10605893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomihiro Tagawa
富啓 田川
Kazuhide Okawa
和英 大川
Haruhiko Ando
晴彦 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH06294144A publication Critical patent/JPH06294144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/38Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 溶接工数を少なくすると共に、溶接部に応力
が集中しないパワーショベルのような建設機械のブーム
やアーム等の作業機の製造方法を提供する。 【構成】 パワーショベルのような建設機械におけるブ
ームやアーム等の作業機において、その素材としてコー
ナ部に丸みを持つ角パイプ1を用い、角パイプの両側面
部における端部の所定長さを一辺とし、長手方向の所定
位置に頂点を有する三角形状のカット部2を設け、三角
形状のカット部の頂点、またはその近傍に歪取用の補助
カット部を設けた後、角パイプを上下方向に加圧するこ
とにより、三角形状カット部における端部以外の他の二
辺、および歪取用の補助カット部により形成される各溶
接線を溶接して先細状に形成した後、必要なブラケット
7やボス8,9を接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベルのような
建設機械に用いられる建設機械用作業機の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は建設機械の一種であるパワーショ
ベルの側面図である。図4において、30は走行装置で
その上に上部旋回体31が載っており、上部旋回体31
には作業装置としてブーム32、アーム33、バケット
34が図示のように取り付けられている。ブーム32は
ブームシリンダ35の伸縮により回転中心32aを中心
として府仰し、アーム33はアームシリンダ36の伸縮
により回転中心33aを中心として回転し、バケット3
4はバケットシリンダ37の伸縮により回転中心34a
を中心として回転する。また上記の作業機の動作に合わ
せて、上部旋回体31は31aを水平旋回の旋回中心と
して旋回することによって、穴掘削、土砂運搬、積み込
みなどの作業ができる。上述のパワーショベルのブーム
32について、従来図5に示すような形状が使用されて
いる。ブーム32はこれを細かく構造をみると図6に示
すように多数の板材a、b、c、・・・により構成され
ていて、これらの板材a、b、c、・・・を溶接するこ
とにより箱形断面形状の溶接構造体に形成されている。
またアーム33についても図7に示すようにほぼ同様な
構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記ブーム
やアームを製造するのに多くの溶接工数を必要として高
価になるばかりでなく、断面角型形状の角部はデザイン
的にも見劣りすると共に、箱形断面形状のため溶接部に
応力が集中しやすいなどの不具合があった。この発明は
上記不具合を改善する目的でなされたもので、溶接工数
を少なくするだけでなく、断面角型形状のコーナ部が丸
みをおびたRとなるのでデザイン的に見栄えがよいと共
に、溶接部に応力が集中しないブームやアームのような
建設機械の作業機の製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1は、パワーショベルのような建
設機械におけるブームやアーム等の作業機において、そ
の素材としてコーナ部に丸みを持つ角パイプを用い、該
角パイプの両側面部における端部の所定長さを一辺と
し、長手方向の所定位置に頂点を有する三角形状のカッ
ト部を設け、該三角形状のカット部の頂点、またはその
近傍に歪取用の補助カット部を設けた後、該角パイプを
上下方向に加圧することにより、前記三角形状カット部
における端部以外の他の二辺、および歪取用の補助カッ
ト部により形成される各溶接線を溶接して先細状に形成
した後、必要なブラケットやボスを接合し、請求項2
は、前記角パイプの三角形状カット部における端部以外
の他の二辺、および歪取用の補助カット部により形成さ
れる各溶接線を溶接して先細状に形成した後、長手方向
の所定箇所を誘導加熱により局部加熱した後、「へ」の
字状に曲げ、必要なブラケットやボスを接合することを
特徴とする。
【0005】
【実施例】本発明の1実施例として、図1に作業機の一
つであるブームの製造方法を示す。 図1において、 (1)はコーナ部に丸みを持つ市販の角パイプ1を示
す。 (2)はこの角パイプ1の両端を先細とするため、両側
面の一部をガスカットしたカット部2及び3を示す。 (3)は角パイプ1の両端部を矢印A、B及びC、Dの
示す方向にプレスして折曲げ、カット部2の切断部2a
と2b、および2c,2dと2eとを突き合わせ、また
カット部3の切断部3aと3b、および3c,3dと3
eとを突き合わせて溶接線2f、2g、および3f、3
gとしてここを溶接することを示す。 (4)は(3)で溶接を行ってできた角パイプ1の直線
状部分4aをへ字状に曲げるため、曲げようとする位置
を誘導加熱コイル11により加熱する。 (5)は(4)で加熱された直線状部分4aに対し、矢
印E、F、G、方向にプレスしてへ字状のブーム本体4
ができたことを示す。 (6)は上記へ字状のブーム本体4にブラケット6、7
やボス8、9などを溶接して、ブーム5として完成した
ものである。 またアームを製造する場合は、上述のブームの場合にお
ける図1(4)の直線状部分4aと同様の状態において
ブラケットやボスを溶接することによって得られる。
【0006】図2及び図3は上述のカット部の詳細説明
図である。図2において、折曲げ部を10a,10bの
ように上下ほぼ同じ位置とするとき、カット部2の右端
は折曲げ易いように歪取用の補助カット部2hをつけて
おく。このときの関係寸法は 2a=2b=L、 b1+b2≒b3 とする。図3(A)、(B)はコーナ部に丸みを持つ角
パイプ1の端部を折曲げて先細にしても、図1のように
上縁2aと下縁2bとを突き合わせるのではなく、ある
程度折曲げてボスなどを先端に溶接して使用することも
できる場合を示す図で、(A)は角パイプ1の上下部1
2a及び12bを折曲げる前の状態の寸法関係を示し、
(B)は角パイプ1の上下部12a及び12bを折曲げ
た後の状態を示す図である。 また、図3に示すように
折曲げ位置を14a、14aのように上下で位置をずら
すときは、カット部12を図示のような形状とし、その
関係寸法は L1+L2≒L3+L4 とし、補助カット部12gのカット角θ1、及び補助カ
ット部12hのカット角θ2はそれぞれ角パイプ1の上
下部12a及び12bの折曲げ角度θ1、θ2に合わせ
て製作する。
【0007】
【発明の効果】本発明は上述したようにして成るので、
従来の技術に比べて溶接線の長さが極めて短く、従って
溶接に必要な工数が少なくコストが低くできる。また、
溶接の位置が応力の低い位置にあり、応力の集中するコ
ーナ部を避けているので、耐疲労亀裂の信頼性が高ま
る。さらにコーナ部が丸みを帯びることによるデザイン
性もよくなる。本発明はこのような特長を有するため、
その実用性は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業機の一つであるブームの製造方法
を示す図である。
【図2】カット部の詳細説明図である。
【図3】別のカット部の詳細説明図である。
【図4】建設機械の1種であるパワーショベルの全体側
面図である。
【図5】従来のパワーショベルのブームを示す図であ
る。
【図6】図5に示すブームの板金構成の説明図である。
【図7】従来のパワーショベルのアームを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 角パイプ 1a 側面部 1b 側面部 2 カット部 2a カット部の上縁 2b カット部の下縁 2f 溶接線 2g 溶接線 3 カット部 3a カット部の上縁 3b カット部の下縁 3f 溶接線 3g 溶接線 4 ブーム本体 6 ブラケット 7 ブラケット 8 ボス 9 ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーショベルのような建設機械におけ
    るブームやアーム等の作業機において、その素材として
    コーナ部に丸みを持つ角パイプを用い、該角パイプの両
    側面部における端部の所定長さを一辺とし、長手方向の
    所定位置に頂点を有する三角形状のカット部を設け、該
    三角形状のカット部の頂点、またはその近傍に歪取用の
    補助カット部を設けた後、該角パイプを上下方向に加圧
    することにより、前記三角形状カット部における端部以
    外の他の二辺、および歪取用の補助カット部により形成
    される各溶接線を溶接して先細状に形成した後、必要な
    ブラケットやボスを接合することを特徴とする建設機械
    用作業機の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記角パイプの三角形状カット部におけ
    る端部以外の他の二辺、および歪取用の補助カット部に
    より形成される各溶接線を溶接して先細状に形成した
    後、長手方向の所定箇所を誘導加熱により局部加熱した
    後、「へ」の字状に曲げ、必要なブラケットやボスを接
    合することを特徴とする請求項1の建設機械用作業機の
    製造方法。
JP10605893A 1993-04-08 1993-04-08 建設機械用作業機の製造方法 Pending JPH06294144A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1775390A1 (en) * 2004-07-22 2007-04-18 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Front device
EP2136003A1 (en) * 2006-03-13 2009-12-23 Yanmar Co. Ltd. Arm for excavation machine
KR101511902B1 (ko) * 2014-02-05 2015-04-13 박정익 페데스탈 및 클린룸의 플로어 시스템

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