JPH0629172Y2 - トラクタの油圧装置における配管取付装置 - Google Patents

トラクタの油圧装置における配管取付装置

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JPH0629172Y2
JPH0629172Y2 JP1987201494U JP20149487U JPH0629172Y2 JP H0629172 Y2 JPH0629172 Y2 JP H0629172Y2 JP 1987201494 U JP1987201494 U JP 1987201494U JP 20149487 U JP20149487 U JP 20149487U JP H0629172 Y2 JPH0629172 Y2 JP H0629172Y2
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JP
Japan
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hydraulic
tractor
guide rod
attached
pipe
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JPH01105404U (ja
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毅 涌田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラクタに装着される作業機の操作を行う油
圧操作装置における配管取付装置の改良構成に関する。
〔従来技術〕
一般にトラクタ後部の作業機取付部には耕耘装置等の作
業機が取付けられる他、ダンプ式のトレーラーや牧草集
積用のワゴン車が装着され牽引される。
そして、これらの作業機の作業部はトラクタ機体に設け
られた油圧装置から操作弁を介して作動されるが、前記
トラクタに上記のような作業機を装着するときは、作業
機と共に操作弁はもとより、それに付属する油圧管もと
もに一体的に行われる。そして、前記従来の油圧管は金
属性のパイプを作業機と機体との取付形状に沿うように
屈曲形成して行われていたが、その加工が面倒であるこ
と並びに剛性が高いことにより取付難いことから、近年
は可撓性のある軟質な高圧油管が用いられている。
ところが、この油管は機体に沿わせ、適当な複数箇所で
バンド等で固定するとき面倒であり、特に、トラクタの
車輪とフェンダー間などのような狭小な場所に設けるこ
とが困難で、その取付には煩雑で怪我等の多い危険な作
業を強いられる上、振動やバンドの緩みによる機体との
接触で、油管に傷がつき易く油漏れによる事故が生ずる
問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、係る従来の欠点を克服するためになされたも
のであり、その目的は、トラクタの油圧装置とトラクタ
後部に連結した作業機の油圧操作装置とを連通する可撓
性油圧管をフエンダの後端縁上部から下縁前部に亙る広
い範囲で確実に固定保持できる一方、前後に延出した長
尺のガイド杆(上記油圧管を支持するためのガイド杆)
であっても、支柱(キャビン用支柱)に強固に固定でき
るトラクタの油圧装置における配管取付装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、後輪を覆うフエンダ
の後端部内側に位置する支柱をトラクタ本体に着脱自在
に取り付けると共に、前記支柱に、トラクタ本体の後部
に連結する作業機の操作を司る油圧操作装置を装着した
トラクタにおいて、前記支柱に長尺のガイド杆を前記支
柱に対して少なくとも側面視で斜めに交叉するように固
定すると共に、当該固定箇所から前方に延出したガイド
杆を前記フエンダの下縁に略沿わせ、また、前記固定箇
所から後方に延出したガイド杆を前記フエンダの後端縁
に略沿って立ち上げ、更に、前記油圧操作装置に連結し
ている可撓性の油圧管を前記ガイド杆に沿って固定した
ことを特徴する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。第1図に
おいて1はトラクタであり、機体の前方にエンジンを設
け、運転席2の後方にリフトアーム及びロアリンク等か
らなる昇降支持機構3を有している。
4は伝動匡5の両側に突設形成した車軸ケース6に枢支
した車軸7(第2図、第3図)に設けた後部の車輪であ
り、該車輪4の上部及び内側にはこれと小いさな間隔を
おいてフェンダー9を設け、該フェンダー9は前記伝動
匡5の側面に固定してありこれを覆っている。
尚、第3図に示すようにフェンダー9の下縁は前記車軸
ケース6の上方に向けて徐々に上り傾斜10が設けられ、
更に後端縁11はこれより急な角度で屈曲し立ち上がらせ
ている。
このようなトラクタにあって、ダンプ方式のトレーラー
や油圧式の開閉ドアを有するワゴン車等の作業機(図示
せず)を装着するときは、前記昇降支持機構3の装着部
12に作業機の装着杆13を適宜手段で装着するとともに、
前記作業機の荷台、ドアー等を油圧で動作せしめる油圧
操作装置14を、以下に述べる構成となして機体に装着し
て行なう。
即ち、前記油圧操作装置14は上下方向に延設せる支柱15
(第3図、第4図)の下部に車軸ケース6の外側面にボ
ルト16で着脱可能とされる取付座17を設けるとともに、
上部には受座18を設けて操作レバー19を有する油圧切換
弁機構からなる操作具20を取付ける。
また、21は前記支柱15の中途に固着されて、油圧管22,2
3をバンド部材24で止着固定するガイド杆であり、その
形状は長い丸棒の前辺を前記フェンダー9の下縁前方の
傾斜10に沿うように延設するとともに、後辺を後端縁11
に略沿わせて屈曲して立ち上がらせたものとなし、フェ
ンダー9の下部形状に沿わせた近傍に位置するように設
けてある。
そして、前記操作具20に後端を止着せる送油用の油圧管
22、戻油用の油圧管23はそれぞれ上記ガイド杆21に沿
って第5図に示すように複数のバンド部材24で適所に間
隔をおいて締着され、その前端の連結具25,25を前方向
に指向せしめて設けられるものである。
26は機体に設けた油圧ポンプ27に通ずる開閉弁を有する
油圧取出具であり、その連結部28,28に前記油圧管の連
結具25,25をそれぞれ係脱自在に止着する。
尚、29は支柱15の上端に設けたキャビン用の支柱(図示
せず)を載せて連結支持するための受台である。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は、後輪を覆うフエンダの後端部
内側に位置する支柱をトラクタ本体に着脱自在に取り付
けると共に、前記支柱に、トラクタ本体の後部に連結す
る作業機の操作を司る油圧操作装置を装着したトラクタ
において、前記支柱15に長尺のガイド杆21を前記支柱15
に対して少なくとも側面視で斜めに交叉するように固定
すると共に、当該固定箇所から前方に延出したガイド杆
21を前記フエンダ9の下縁10に略沿わせ、また、前記固
定箇所から後方に延出したガイド杆21を前記フエンダ9
の後端縁11に略沿って立ち上げ、更に、前記油圧操作装
置14に連結している可撓性の油圧管22,23を前記ガイド
杆21に沿って固定したので、可撓性の油圧管22,23をフ
エンダ9の後端縁11の上部から下縁10の前部に亙る広い
範囲で確実に固定保持することができるようになった。
その結果、トラクタの走行や振動に対しても油圧管22,2
3がトラクタ本体に接触し、損傷する虞れが皆無とな
り、以って、油漏れなどのトラブルを未然に防止できる
ようになった。
更に、ガイド杆21を支柱15に対して斜めに交叉した状態
で固定できるため、前後に延出した長尺のガイド杆21で
あっても、上記支柱15に対して強固に固定できるように
なった。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は油圧操作装置を
装着したトラクタ後部の斜視図を示す。 第2図は上記トラクタの背面図であり、第3図はその要
部の側面図である。 第4図は油圧操作装置の構成を示す分解斜視図、第5図
はガイド杆に油圧管をバンドで締着した状態を示す断面
図である。 1……トラクタ、2……運転席、3……昇降支持機構、
4……車輪、5……伝動匡、6……車軸ケース、7……
車軸、9……フェンダー、10……傾斜、11……後端縁、
12……装着部、13……装着杆、14……油圧操作装置、15
……支柱、16……ボルト、17……取付座、18……受座、
19……操作レバー、20……操作具、21……ガイド杆、22
……油圧管(送油用)、23……油圧管(戻油用)、24…
…バンド部材、25……連結具、26……油圧取出具、27…
…油圧ポンプ、28……連結部、29……受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後輪を覆うフエンダの後端部内側に位置す
    る支柱をトラクタ本体に着脱自在に取り付けると共に、
    前記支柱に、トラクタ本体の後部に連結する作業機の操
    作を司る油圧操作装置を装着したトラクタにおいて、前
    記支柱(15)に長尺のガイド杆(21)を前記支柱(15)に対し
    て少なくとも側面視で斜めに交叉するように固定すると
    共に、当該固定箇所から前方に延出したガイド杆(21)を
    前記フエンダ(9)の下縁(10)に略沿わせ、また、前記固
    定箇所から後方に延出したガイド杆(21)を前記フエンダ
    (9)の後端縁(11)に略沿って立ち上げ、更に、前記油圧
    操作装置(14)に連結している可撓性の油圧管(22,23)を
    前記ガイド杆(21)に沿って固定したことを特徴とするト
    ラクタの油圧装置における配管取付装置。
JP1987201494U 1987-12-29 1987-12-29 トラクタの油圧装置における配管取付装置 Expired - Lifetime JPH0629172Y2 (ja)

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JPH01105404U JPH01105404U (ja) 1989-07-17
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