JPH06290690A - 球接点スイッチ - Google Patents
球接点スイッチInfo
- Publication number
- JPH06290690A JPH06290690A JP9547393A JP9547393A JPH06290690A JP H06290690 A JPH06290690 A JP H06290690A JP 9547393 A JP9547393 A JP 9547393A JP 9547393 A JP9547393 A JP 9547393A JP H06290690 A JPH06290690 A JP H06290690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- electrodes
- spherical contact
- frame
- over
- Prior art date
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- Pending
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、変位により反応する球接点スイッチに関する
ものである。 【目的】本発明は、微振動や姿勢変化を検出する従来の
バネ式スイッチや水銀接点スイッチの、弾性劣化、微妙
な調整方法、姿勢変化感度の低さ、大きな形状等の問題
点を解決させ、低コストで量産性が良く高感度で信頼性
のある小型スイッチを提供することを目的とする。 【構成】導電性を有する球接点1は、複数の電極を有す
る2枚の対抗した電極板2のどちらか一枚の上を枠3の
内側の範囲で転がり、前記複数の電極板を0N/0FF
させる。
ものである。 【目的】本発明は、微振動や姿勢変化を検出する従来の
バネ式スイッチや水銀接点スイッチの、弾性劣化、微妙
な調整方法、姿勢変化感度の低さ、大きな形状等の問題
点を解決させ、低コストで量産性が良く高感度で信頼性
のある小型スイッチを提供することを目的とする。 【構成】導電性を有する球接点1は、複数の電極を有す
る2枚の対抗した電極板2のどちらか一枚の上を枠3の
内側の範囲で転がり、前記複数の電極板を0N/0FF
させる。
Description
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の方向の微振動と
わずかな姿勢変化に対し、即時反応する球接点スイッチ
に関するものである。
わずかな姿勢変化に対し、即時反応する球接点スイッチ
に関するものである。
【002】
【従来の技術】従来は、微振動や傾斜等の姿勢変化を検
出する場合、バネ式スイッチや水銀接点スイッチを使用
していた。バネ式スイッチは、接点をバネにより支持し
バネの弾性力と重力が平衡した状態で電極を接点の回り
に一定の距離で周設した構造であり、接点に働く慣性力
により接点が電極に接触するものである。水銀接点スイ
ッチは、容器に封入された水銀の表面に一定の距離で設
置した電極で構成され、容器が動くことにより波だった
水銀が電極に接触することで導通するものである。
出する場合、バネ式スイッチや水銀接点スイッチを使用
していた。バネ式スイッチは、接点をバネにより支持し
バネの弾性力と重力が平衡した状態で電極を接点の回り
に一定の距離で周設した構造であり、接点に働く慣性力
により接点が電極に接触するものである。水銀接点スイ
ッチは、容器に封入された水銀の表面に一定の距離で設
置した電極で構成され、容器が動くことにより波だった
水銀が電極に接触することで導通するものである。
【003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バネ式
スイッチでは大きな衝撃力によりバネ部材が変形したり
連続使用による経時変化でバネ部材の弾性劣化が起き、
接点の位置が初期状態に復帰せずスイッチ動作不良とな
る欠点を有していた。また、電極に対する接点の位置調
整が微妙で調整に多くの時間がかかる為、製品コストが
高くなってしまったり、基本構造上から傾斜等の姿勢変
化は検知しにくいという問題点があった。一方、水銀接
点スイッチでも、水銀の量によりスイッチの感度が変化
するため量の調整が微妙であり量産性が低くコスト高と
なり、水銀を密封する構造から小型にできないという欠
点を有していた。また、温度変化による誤動作が起きる
という問題もあった。本発明の目的は、以上のような問
題点を解決させ低コストで量産性がよく高感度で信頼性
のある小型スイッチを提供するものである。
スイッチでは大きな衝撃力によりバネ部材が変形したり
連続使用による経時変化でバネ部材の弾性劣化が起き、
接点の位置が初期状態に復帰せずスイッチ動作不良とな
る欠点を有していた。また、電極に対する接点の位置調
整が微妙で調整に多くの時間がかかる為、製品コストが
高くなってしまったり、基本構造上から傾斜等の姿勢変
化は検知しにくいという問題点があった。一方、水銀接
点スイッチでも、水銀の量によりスイッチの感度が変化
するため量の調整が微妙であり量産性が低くコスト高と
なり、水銀を密封する構造から小型にできないという欠
点を有していた。また、温度変化による誤動作が起きる
という問題もあった。本発明の目的は、以上のような問
題点を解決させ低コストで量産性がよく高感度で信頼性
のある小型スイッチを提供するものである。
【004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、導電性を有する球接点1は、複数の電極
を有する2枚の対抗した電極板2のどちらか一枚の上を
枠3の内側の範囲で転がり、前記複数の電極板を0N/
0FFさせる。これにより、構造が非常に単純となり、
小型化、低コスト化、高感度化が容易に実現することが
できる。
の手段として、導電性を有する球接点1は、複数の電極
を有する2枚の対抗した電極板2のどちらか一枚の上を
枠3の内側の範囲で転がり、前記複数の電極板を0N/
0FFさせる。これにより、構造が非常に単純となり、
小型化、低コスト化、高感度化が容易に実現することが
できる。
【005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図は、本発明の一実施例の横方向の断面図で
あり、1は球接点、2は複数の電極を前記球接点1の側
に有する電極板、3は内側に凸形状を有し、前記電極2
を保持する枠である。この状態で微振動やわずかの傾斜
が変わる姿勢変化が発生すると、球接点1は電極板2の
上の電極を接続(ON)し、解放(OFF)を繰り返し
ながら転がり、振動や姿勢変化が生じたことを感知す
る。第2図は、第1図を縦方向に配置した図であり、こ
の状態でも微振動や姿勢変化に対して球接点1は枠3の
凸形状の山の斜面により左右どちらかの電極板2に接触
しながら転がり微振動や姿勢変化を感知することを示
す。第3図は、本発明の一実施例の平面方向の透視図で
あり、5と6は電極板2の上にある間隔で配置された別
々の電極である。この状態で球接点1が枠3の内側をあ
る方向に転がると、電極5と電極6に同時に接触したり
どちらかの電極だけに接触して他の電極とは離れたりし
て電極間のON,OFFを発生する。球接点1は直線的
に移動しても枠3に内接して曲線的に移動しても電極間
のON,OFFは可能である。尚、感度の調整は、球接
点の半径と電極5と電極6のピッチ及び、電極断面高さ
で容易に設定できる。以上本実施例の構成について述べ
てきたが本発明はこれらの構成や形状に限定されるもの
ではなく、例えば第4図の本発明の別な一実施例の縦断
面図に示すように、枠3は凸形状ではなく斜面形状に簡
略化しても、球接点1は、電極板2に接触することがで
き同様の結果を得ることが可能である。また、第5図の
本発明の別な一実施例の横方向断面図と、第5図の平面
方向透視図である第6図により、柱4を用い放射状に電
極5と電極6を設定することにより球1は等間隔な電極
上を常時曲線的に移動し、より安定した感度を得ること
が可能である。また、電極の数も2極以上の複数極とし
ても回路上で対応可能である。
する。第1図は、本発明の一実施例の横方向の断面図で
あり、1は球接点、2は複数の電極を前記球接点1の側
に有する電極板、3は内側に凸形状を有し、前記電極2
を保持する枠である。この状態で微振動やわずかの傾斜
が変わる姿勢変化が発生すると、球接点1は電極板2の
上の電極を接続(ON)し、解放(OFF)を繰り返し
ながら転がり、振動や姿勢変化が生じたことを感知す
る。第2図は、第1図を縦方向に配置した図であり、こ
の状態でも微振動や姿勢変化に対して球接点1は枠3の
凸形状の山の斜面により左右どちらかの電極板2に接触
しながら転がり微振動や姿勢変化を感知することを示
す。第3図は、本発明の一実施例の平面方向の透視図で
あり、5と6は電極板2の上にある間隔で配置された別
々の電極である。この状態で球接点1が枠3の内側をあ
る方向に転がると、電極5と電極6に同時に接触したり
どちらかの電極だけに接触して他の電極とは離れたりし
て電極間のON,OFFを発生する。球接点1は直線的
に移動しても枠3に内接して曲線的に移動しても電極間
のON,OFFは可能である。尚、感度の調整は、球接
点の半径と電極5と電極6のピッチ及び、電極断面高さ
で容易に設定できる。以上本実施例の構成について述べ
てきたが本発明はこれらの構成や形状に限定されるもの
ではなく、例えば第4図の本発明の別な一実施例の縦断
面図に示すように、枠3は凸形状ではなく斜面形状に簡
略化しても、球接点1は、電極板2に接触することがで
き同様の結果を得ることが可能である。また、第5図の
本発明の別な一実施例の横方向断面図と、第5図の平面
方向透視図である第6図により、柱4を用い放射状に電
極5と電極6を設定することにより球1は等間隔な電極
上を常時曲線的に移動し、より安定した感度を得ること
が可能である。また、電極の数も2極以上の複数極とし
ても回路上で対応可能である。
【006】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、球接点1がある間隔で配置された複数の電極の
上を、振動や傾斜により転がるという従来に比べ非常に
単純なスイッチの構成により、量産性、耐久性、信頼性
の向上、低コスト化、高感度化超小型化等の多くの効果
が得られる。
よれば、球接点1がある間隔で配置された複数の電極の
上を、振動や傾斜により転がるという従来に比べ非常に
単純なスイッチの構成により、量産性、耐久性、信頼性
の向上、低コスト化、高感度化超小型化等の多くの効果
が得られる。
【図1】第1図は,本発明の一実施例の横方向断面図
【図2】第2図は、第1図を縦方向に配置した図
【図3】第3図は、本発明の一実施例の平面方向の透視
図
図
【図4】第4図は、本発明の第1図とは別な一実施例の
縦方向配置の断面図
縦方向配置の断面図
【図5】第5図は、本発明の第1図とは別な一実施例の
横方向断面図
横方向断面図
【図6】第6図は、第5図の平面方向の透視図
1 球接点 2 電極板 3 枠 4 柱 5 電極 6 電極
Claims (1)
- 表面に導電性を有する球接点を、複数の電極を有する2
枚の対向した電極板の間に配置し、前記電極板を保持す
る枠を前記球接点に周設したことを特徴とする球接点ス
イッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9547393A JPH06290690A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 球接点スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9547393A JPH06290690A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 球接点スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06290690A true JPH06290690A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14138611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9547393A Pending JPH06290690A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 球接点スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06290690A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7566839B2 (en) | 2004-05-28 | 2009-07-28 | Hukuba Dental Kabushiki Kaisha | Contact-breaker device, circuit and apparatus comprising the same, and method for assembling contact-breaker device |
JP2013148261A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Rinnai Corp | 調理容器検知装置 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9547393A patent/JPH06290690A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7566839B2 (en) | 2004-05-28 | 2009-07-28 | Hukuba Dental Kabushiki Kaisha | Contact-breaker device, circuit and apparatus comprising the same, and method for assembling contact-breaker device |
JP2013148261A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Rinnai Corp | 調理容器検知装置 |
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