JPH06290467A - 光ディスクドライブシステム - Google Patents

光ディスクドライブシステム

Info

Publication number
JPH06290467A
JPH06290467A JP5075857A JP7585793A JPH06290467A JP H06290467 A JPH06290467 A JP H06290467A JP 5075857 A JP5075857 A JP 5075857A JP 7585793 A JP7585793 A JP 7585793A JP H06290467 A JPH06290467 A JP H06290467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
speed
power
focus
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5075857A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kudo
隆至 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5075857A priority Critical patent/JPH06290467A/ja
Publication of JPH06290467A publication Critical patent/JPH06290467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】信頼性の高い光ディスクドライブシステムを提
供する。 【構成】本発明の光ディスクドライブシステムでは、光
ディスク1上の焦点位置を制御する焦点引込み手段
(6,4,7,3)と光ディスク1の回転数を制御する
回転モータ制御手段(15,16,10)と光ディスク
1の回転数に応じてレーザー5のパワーを変えるレーザ
ーパワー制御手段(21,10)とを有し、回転モータ
制御手段が光ディスクを第1の速度で回転させ、レーザ
ーパワー制御手段によってレーザーを第1のパワーに設
定し、焦点引込み手段によってフォーカス引込みを行
い、フォーカス引込みを行った後、光ディスクを第2の
速度(第2の速度は第1の速度より大きく再生時の速度
とする)で回転させ、レーザーパワー制御手段によって
レーザーを第2のパワー(第2のパワーは第1のパワー
より大きく再生時のパワーとする)にすることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光情報記録再生装置(光
学式及び、磁気−光学式の光情報記録再生装置)の光デ
ィスクドライブシステムに関し、特に、フォーカス引込
み方法及び手段、トラック引込み方法及び手段に特徴を
有する光ディスクドライブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録再生装置におけるフォーカス
引込み方法及び手段に関して、例えば、特開平2−22
3023号公報には、焦点検出器と、対物レンズと、こ
の対物レンズの駆動手段と焦点を自動的に合わせるため
のサーボ回路よりなり、このサーボ回路を、焦点検出信
号のピーク部分で作動させることを特徴とする焦点引込
み装置について記載されている。光学ピックアップは、
光源からの光を対物レンズで集光し、その対物レンズを
アクチュエータにより動かし、光ビームを光ディスク上
に結像させるのであるが、焦点を結像させるためには、
初期に対物レンズを移動して焦点位置を捜す引込み動作
が必要となる。以下、この引込み動作について従来例を
基に説明する。
【0003】図11に従来の光ディスクドライブシステ
ムにおける光学ピックアップの概略構成図を示す。図1
1において、半導体レーザーからなる光源5の光は対物
レンズ4により光ディスク1上に結像されるが、光ディ
スク1からの反射光はハーフミラー14により分光され
検出器6に入射する。この検出器6は、対物レンズ4と
光ディスク1との間の距離の変化により入射光量が変わ
ることを利用して焦点検出を行なうための検出器であ
り、その出力はフォーカス制御回路7に入力され、適正
焦点位置を自動的に保つようにフォーカスアクチュエー
タ3を駆動する。この光学ピックアップを動作させる初
期には、対物レンズ4は光ディスク1から離れているた
め、焦点を引き込むための初期動作が必要であるが、フ
ォーカスUP/DOWN信号発生回路8により、対物レ
ンズ4を光ディスク1に近づけていき、適正な位置をコ
ンパレータ9で検出し、スイッチ13でフォーカス制御
回路7と切り換え、引込み動作を完了する。この引込み
動作の回転起動時のタイミングチャートを図12に示
す。これを見てわかるように、従来は光ディスクが定格
速度で回転し始めてから、フォーカス引込みを行なって
いた。
【0004】上記従来のフォーカス引込み装置では、例
えば、特開平1−319149号公報に記載されている
磁気−光学記録装置のように磁気ヘッド2とフォーカス
アクチュエータ3とが一体化して同じ光ディスク1の片
側に配置されている場合(図5参照)、フォーカス引込
み時、磁気ヘッド2と光ディスク1がぶつかるというこ
とが考えられる。これは、図11の従来例で示したよう
に、フォーカス引込みの際、対物レンズ4は、一旦光デ
ィスク1から離れ、その後、光ディスク1に近づいて行
く。この時、図5に示すように、光源5からの光ビーム
を、対物レンズ4を有する光学系により微小スポット光
に絞り、光学的に情報を記録再生可能な記録媒体上(光
ディスク1)に微小スポットを記録したり、あるいは記
録媒体上(光ディスク1)に既に記録されたビットを再
生する光情報記録再生装置において、前記記録媒体(光
ディスク1)の面は、微視的に見ると、完全な平面には
成り得ず、したがって、かかる記録媒体の信号面は上下
して面振れを発生させている。
【0005】図5において、磁気ヘッド2が無い場合を
考えると、フォーカス引込み時、一旦対物レンズ4は光
ディスク1から離れて、その後、光ディスク1に近づい
て行く。ここで、光ディスク1が、A(光ディスク1
が、上方に最大に面振れした場合の光ディスク1の位
置)〜B(光ディスク1が、下方に最大に面振れした場
合の光ディスク1の位置)に面振れしていると、対物レ
ンズ4は、対物レンズ4の焦点位置がBを少し越えるま
で光ディスク1に近づき、合焦位置を検出する。そし
て、合焦位置を検出すると、対物レンズ4はフォーカス
制御されるので、対物レンズがそれ以上光ディスク1に
近づくことはないため、フォーカスアクチュエータ3と
光ディスク1はぶつからない。しかし、磁気ヘッド2が
あると、磁気ヘッド2のぶんだけ光ディスク1の面振れ
許容範囲が狭くなり、従来のフォーカス引込み方法及び
その手段では、磁気ヘッド2と光ディスク1はぶつかっ
てしまう。そのために、フォーカス引込み時に、磁気ヘ
ッド2と光ディスク1がぶつからないようなフォーカス
引込み方法及び手段を備えた光ディスクドライブシステ
ムが必要である。
【0006】次に、光ディスク上に光スポットを照射し
て、情報の記録、再生を行なう光情報記録再生装置の光
ディスクドライブシステムにおいては、光スポットを光
ディスクのトラック中心に維持するためのトラッキング
サーボ装置が用いられる。このトラッキングサーボ装置
において、トラッキングサーボループを閉じる以前の状
態では、トラック偏心等のため、光スポットはトラック
を幾つも横切っている。このような状態から、トラッキ
ングサーボを良好に引込むために様々な改良が行なわれ
ており、例えば、特公平1−21552号(特開昭57
−120275号)公報に開示されているようなトラッ
キングサーボ引込み方式がある。また、トラッキングサ
ーボループを閉じた状態において、トラック偏心等に起
因して、ディスク回転に応じて繰返し生じるトラッキン
グサーボ誤差を減じるために様々な改良が行なわれてい
る。例えば、特公平4−10145号(特開昭62−1
8683号)公報には、このようなディスク回転に応じ
て生じる繰返し性を有するトラッキングサーボ誤差を迅
速に減少させる技術が開示されている。
【0007】近年、光ディスクドライブシステムにおい
ては、単位時間当りの情報が記録再生速度を向上させる
ことが求められており、このためにディスク回転数を高
速化する必要が生じている。トラッキングサーボループ
を閉じる前、トラック偏心等のために光スポットは光デ
ィスクのトラックを幾つも横切っているが、この光スポ
ットとトラックとのディスク半径方向の相対速度は、ト
ラック偏心量が同じであってもディスク回転数に比例し
て増大する。このため、従来の光ディスクドライブシス
テムにおいては、ディスク回転数を高速化した場合に、
トラック引込みに失敗が生じ易くなり、リトライを行な
う頻度が高くなり、結果的に装置の動作速度が低下して
しまうという問題がある。また、トラッキングサーボを
引込んだ後、トラック偏心等によってディスク回転に応
じて生じる繰返し性を有するトラッキングサーボ誤差を
減少させる場合に、補正装置がサーボ誤差の繰返し成分
を抽出し、補正信号を得るまでの間は、少なくともトラ
ッキングサーボ誤差を減少させるための補正信号なしに
トラッキング状態を維持する必要がある。
【0008】しかし、従来の光ディスクドライブシステ
ムにおいては、ディスク回転数を高速化した場合に、上
記装置が補正信号を得るまでの間、トラッキング誤差が
増大し、トラッキング状態を維持できず、トラック外れ
が生じる場合があり、補正装置を適切に動作させるまで
にリトライを行なう頻度が高くなり、結果的に装置の動
作速度が低下してしまうという問題がある。このため、
情報の記録・再生時のディスク回転速度を高速化した場
合でも、すみやかなトラッキングサーボ引込みを行な
い、また、ディスク回転数に応じて生じる繰返し性を有
するサーボ誤差をすみやかに減じることのできるトラッ
キングサーボ装置が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のフォーカス引込
み時の問題を解消するフォーカス引込み方法及び手段を
備えた光ディスクドライブシステムとしては、光ディス
ク上の焦点位置を検出する焦点位置検出器と、光源から
の光の焦点を合わせるための対物レンズと、この対物レ
ンズの駆動手段と、焦点を自動的に合わせるためのフォ
ーカス制御回路よりなり、磁気ヘッドとフォーカスアク
チュエータとが光ディスクの片側に配置されている場合
の焦点引込み装置において、焦点検出器からの信号によ
って、回転モータを低速回転させる回転モータ低速度回
転信号発生回路と、回転モータを定格回転させる回転モ
ータ定格速度回転信号発生回路を設け、回転モータ低速
度回転信号発生回路によって、光ディスクが低速回転し
ている時にフォーカス引込みを行ない、フォーカス引込
みをしているか判断してから、回転モータ定格速度回転
信号発生回路によって光ディスクを定格速度で回転させ
る方式の光ディスクドライブシステムが考えられる。
【0010】すなわち、上記光ディスクドライブシステ
ムにおいては、フォーカス引込みが完了してから、光デ
ィスクが定格速度で回転するので、磁気ヘッドと光ディ
スクがぶつからない。しかし、上記光ディスクドライブ
システムは、光ディスクの低速回転時にフォーカス引込
みを行ない、フォーカス引込みしてから光ディスクを定
格速度で回転させる方式のものであるため、レーザー光
源からの光のパワーが同じ状態のままで行なうと、低速
で回転させた時にレザーパワーが強すぎて照射部が加熱
され、光ディスク(特に、追記型光ディスクや光磁気デ
ィスク)に記録した情報を消してしまう虞れがある。
【0011】次に、前述のトラッキングサーボにおける
問題を解消するトラッキングサーボ方法及び手段として
は、回転モータによって回転駆動される光ディスクと、
光ディスク上のトラックに光スポットを照射する光ピッ
クアップと、トラック上に光スポットを維持するための
トラッキングサーボループを有する光ディスクドライブ
システムにおいて、回転モータの回転数を第1と第2
の回転数に切り換える手段と、トラッキングサーボルー
プを開閉する手段と、トラッキングサーボ引込み手段と
を設け、トラッキングサーボ引込み手段は、第2の回転
数よりも低く設定された第1の回転数に回転モータの回
転数を設定してトラッキングサーボループを閉とし、そ
の後、回転モータの回転数を第2の回転数に切り換える
方式のトラッキングサーボ装置や、回転モータの回転
数を第1と第2の回転数に切り換える手段と、トラッキ
ングサーボループ中の制御信号を検出し、制御信号に基
づき補正信号を発生し、該補正信号をトラッキングサー
ボ中に加算する補正手段とを設け、該補正手段は、第2
の回転数よりも低く設定された第1の回転数に回転モー
タの回転数を設定して制御信号を検出し、その後、回転
モータの回転数を第2の回転数に切り換えて補正信号を
発生する方式のトラッキングサーボ装置が考えられる。
【0012】すなわち、上記の方式では、情報の記
録、再生に用いる第2の回転数よりも低く設定された第
1の回転数においてトラッキングサーボ引込みが行なわ
れるため、引込みは極めて安定に行なわれ、リトライに
よる動作速度の低下が生じない。また、上記の方式で
は、同じく第1の回転数において初期的なアクチュエー
タ駆動信号のサンプリングが行なわれるため、サンプリ
ング中、トラック誤差が過大となってトラック外れを生
じることがなく、リトライによる動作速度の低下がな
い。しかし、上記,のトラッキングサーボ装置を備
えた光ディスクドライブシステムにおいても、情報の記
録、再生に用いる第2の回転数よりも低く設定された第
1の回転数においてトラッキングサーボ引込みや初期的
なアクチュエータ駆動信号のサンプリングが行なわれる
ため、同様に低速で回転させた時にレザーパワーが強す
ぎて照射部が加熱され、光ディスク(特に、追記型光デ
ィスクや光磁気ディスク)に記録した情報を消してしま
う虞れがある。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、情報の記録・再生時の回転数よりも低速で回転
させてフォーカス引込みやトラッキングサーボ引込みを
行なっても、光ディスクに記録した情報を消してしまう
ようなことがない、より信頼性の高い光ディスクドライ
ブシステムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、光ディスク(1)上に光スポッ
トを照射して、情報の記録、再生を行なう光情報記録再
生装置の光ディスクドライブシステムにおいて、光ディ
スク(1)上の焦点位置を制御する焦点引込み手段
(6,,4,7,3)と光ディスク(1)の回転数を制
御する回転モータ制御手段(15,16,10)と光デ
ィスク(1)の回転数に応じてレーザー(5)のパワー
を変えるレーザーパワー制御手段(21,10)とを有
し、回転モータ制御手段(15,16,10)が光ディ
スク(1)を第1の速度で回転させ、レーザーパワー制
御手段(21,10)によって、レーザー(5)を第1
のパワーに設定し、焦点引込み手段(6,4,7,3)
によってフォーカス引込みを行ない、フォーカス引込み
を行った後、光ディスク(1)を第2の速度(第2の速
度は、第1の速度より大きく、また再生時の速度とす
る)で回転させ、レーザーパワー制御手段(21,1
0)によって、レーザー(5)を第2のパワー(第2の
パワーは、第1のパワーより大きく再生時のパワーとす
る)にすることを特徴としている(図1)。
【0015】ここで、上記光ディスクドライブシステム
においては、光ディスク(1)が第2の速度で回転して
いる時、フォーカスがはずれると、レーザーパワー制御
手段(21,10)は、レーザー(5)のパワーを前記
第1のパワーに落し、光ディスク(1)を前記第1の速
度で回転させ、再びフォーカス引込みを行なう(請求項
2)。また、上記光ディスクドライブシステムにおいて
は、焦点検出器(6)からの信号が入力されて、光ディ
スク(1)からの全反射光量が一定値に達しているかど
うかを判断するコンパレータ(9)を有し、光ディスク
(1)を前記第2の速度で回転させるのは、上記コンパ
レータ(9)からの出力によって、フォーカスがはずれ
ていないかどうかを確認してから行なう(請求項3)。
また、上記光ディスクドライブシステムにおいては、フ
ォーカス引込みが行なえなかった時、レーザーパワー制
御手段(21,10)によって、レーザー(5)のパワ
ーを第1のパワーよりさらに落し、光ディスク(1)を
第1の速度よりさらに低速回転させてから、フォーカス
引込みを行なう(請求項4)。さらに、上記光ディスク
ドライブシステムにおいては、光ディスク(1)を第1
の速度で回転させた後、一定時間後にレーザー(5)を
前記第1のパワーで発光させる(請求項5)。また、上
記光ディスクドライブシステムにおいては、光ディスク
(1)を第2の速度で回転させた後、一定時間後にレー
ザー(5)を前記第2のパワーで発光させる(請求項
6)。
【0016】請求項7の発明は、光ディスク上に光スポ
ットを照射して、情報の記録、再生を行なう光情報記録
再生装置の光ディスクドライブシステムにおいて、光デ
ィスク(1)上のトラック位置を制御するトラック引込
み手段(35,4,32,34,36)と、光ディスク
の回転数を制御する回転モータ制御手段(15,33,
10)と、光ディスク(1)の回転数に応じてレーザー
(5)のパワーを変えるレーザーパワー制御手段とを有
し、回転モータ制御手段(15,33,10)が、光デ
ィスク(1)を第1の速度で回転させ、レーザーパワー
制御手段(21,10)によって、レーザー(5)を第
1のパワーに設定し、トラック引込み手段(35,4,
32,34,36)によってトラック引込みを行ない、
トラック引込みを行なった後、光ディスク(1)を第2
の速度(第2の速度は、第1の速度より大きく、また再
生時の速度とする)で回転させ、レーザーパワー制御手
段(21,10)によって、レーザー(5)を第2のパ
ワー(第2のパワーは、第1のパワーより大きく再生時
のパワーとする)にすることを特徴としている(図1
2)。
【0017】
【作用】請求項1〜6の光ディスクドライブシステムに
おいては、回転モータ制御手段(15,16,10)が
光ディスク(1)を第1の速度で回転させ、レーザーパ
ワー制御手段(21,10)によって、レーザー(5)
を第1のパワーに設定し、焦点引込み手段(6,7,
4,3)によってフォーカス引込みを行ない、フォーカ
ス引込みを行なった後、光ディスク(1)を第2の速度
(第2の速度は、第1の速度より大きく、また再生時の
速度とする)で回転させ、レーザーパワー制御手段(2
1,10)によって、レーザー(5)を第2のパワー
(第2のパワーは、第1のパワーより大きく再生時のパ
ワーとする)にしているので、前記第1の速度で回転さ
せてフォーカス引込みを行なっても、レーザーパワーも
再生時のパワーより小さい第1のパワーになっているた
め、レーザー照射部が加熱されることがなく、光ディス
クに記録した情報を消してしまうことがない。
【0018】請求項7の光ディスクドライブシステムに
おいては、回転モータ制御手段(15,33,10)
が、光ディスク(1)を第1の速度で回転させ、レーザ
ーパワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)を第1のパワーに設定し、トラック引込み手段
(35,4,32,34,36)によってトラック引込
みを行ない、トラック引込みを行なった後、光ディスク
(1)を第2の速度(第2の速度は、第1の速度より大
きく、また再生時の速度とする)で回転させ、レーザー
パワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)を第2のパワー(第2のパワーは、第1のパワー
より大きく再生時のパワーとする)にするので、前記第
1の速度で回転させてトラック引込みを行なっても、レ
ーザーパワーも再生時のパワーより小さい第1のパワー
になっているため、レーザー照射部が加熱されることが
なく、光ディスクに記録した情報を消してしまうことが
ない。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は請求項1〜6の一実施例を示す光デ
ィスクドライブシステムの説明図である。まず、光ディ
スクドライブシステムの構成について説明する。図1に
おいて、符号1は光ディスク、2は磁気ヘッド、3はフ
ォーカスアクチュエータ、4は対物レンズ、5は半導体
レーザーからなる光源、6は焦点検出器、7はフォーカ
ス制御回路、8はフォーカスUP/DOWN信号発生回
路、9はコンパレータ、13はスイッチ、14はハーフ
ミラーであり図11に示した従来例と同一の構成部品で
ある。また、10はマイクロプロセッサやメモリ、入出
力装置及び各種制御信号発生回路(回転モータ低速度回
転信号発生回路11、回転モータ定格速度回転信号発生
回路12、レーザーパワー制御信号発生回路(図示せ
ず)、等)、スイッチ17等からなる中央処理装置(以
下、CPUと記す)であり、15は光ディスク1を回転
させる回転モータ(スピンドルモータ)、16は回転検
出器、21はレーザーパワー制御手段である。
【0020】図1に示す構成の光ディスクドライブシス
テムにおいては、図2のフローチャートに示すように、
光ディスク1が低速で回転しているかどうか確認してか
らフォーカス引込みの制御を行ない(S1〜S2)、その後、
レーザーパワー制御手段21により光源(レーザー)5
の発光パワーを通常のリードパワーより低いパワーで発
光させる(S3)。この状態でフォーカス引込みを行ない(S
4〜S8)、その後、CPU10から、回転モータ定格速度
回転信号がでて、光ディスク1が定格速度で回転する(S
9)。そして、光ディスク1が定格速度で回転したら、レ
ーザーのリードパワーもレーザーパワー制御手段21に
より通常の設定値にする(S10)。また、CPU10は、
フォーカス引込みが行なわれているか確認しながら回転
モータ15を回転させ、フォーカスが外れた場合は、光
源(レーザー)5のリードパワーを下げて、回転モータ
15を低速度で回転させ再びフォーカス引込みをするよ
うに命令する(S11,S12,S2)。
【0021】ところで、光ディスク1が低速で回転して
も、面振れの原因である光ディスク1の反り自体は変わ
らない。しかし、光ディスク1が低速で回転しているこ
とによって、図6、図7に示すように光ディスク1は、
A(光ディスクが上方に最大に面振れした場合の光ディ
スク1の位置)からB(光ディスクが下方に最大に面振
れした場合の光ディスク1の位置)までの間にあり、ゆ
っくり動くことになる。光ディスク1の面振れの速度が
遅くなれば、光ディスク1の反りがAからBの範囲で、
フォーカス引込みの速度が光ディスウク1の面振れの速
度より速い限り、光ディスク1と磁気ヘッド2がぶつか
ることはない。
【0022】これは、以下のように説明できる。図6の
場合、光ディスク1はAの位置にある。フォーカス引込
み時に対物レンズ4は、一旦光ディスク1から離れ、そ
の後、光ディスク1に近づいて行く。対物レンズ4の焦
点位置が光ディスク1の設定位置を過ぎると、フォーカ
ス引込みを完了し、対物レンズ4は、それ以上光ディス
ク1に近づかずに、常に対物レンズ4の焦点が光ディス
ク1にくるようにフォーカス制御されるので、光ディス
ク1と磁気ヘッド2がぶつかることはない。また、図7
は光ディスク1がBの位置にある場合であり、これも図
6と同様の動作を行なうため、磁気ヘッド2と光ディス
ク1はぶつからない。
【0023】このように、光ディスク1を低速で回転さ
せた状態でフォーカス引込みを行ない、この後、光ディ
スク1を定格速度で回転させると、面振れは生じるが、
すでにフォーカス引込みが終わっているため、対物レン
ズ4は、フォーカス制御回路7よってフォーカス制御さ
れ、図8に示すように、光ディスク1のAからBの面振
れに追従して対物レンズ4もCからDに移動し、磁気ヘ
ッド2と光ディスク1はぶつからない。
【0024】次に、図1に示す構成の光ディスクドライ
ブシステムの動作についてより詳しく説明する。CPU
10は、最初に、光ディスク11が低速で回転している
か、定格速度で回転しているか判断する。そして、低速
で回転していれば、CPU10は、レーザーパワー制御
手段21に低レーザーパワー発光信号を送り、光源(レ
ーザー)5を低パワーで発光させる。その後、CPU1
0は、フォーカスモード指定信号を出してスイッチ13
をフォーカスUP/DOWN信号発生回路8とつなぐ。
図には書かれていないが、実際にはスイッチ13とフォ
ーカスアクチュエータ3の間には、フォーカスアクチュ
エータ3を作動させるためのフォーカスアクチュエータ
パワーアンプがある。これによって、フォーカスアクチ
ュエータ3をUP/DOWNさせてフォーカス引込みを
開始する。また、光ディスク1が定格速度で回転してい
れば、CPU10がだす回転モータ低速度回転信号によ
って、光ディスク1を低速回転させる。そしてその後、
同様のフォーカス引込み動作を行なう。
【0025】フォーカスアクチュエータ3がUP/DO
WNすることで、焦点検出器6に検出される光量が、光
ディスク1と対物レンズ4との距離により変わる。これ
によって焦点位置を検出することができる。焦点検出器
6の中には、Rf検出系とフォーカス検出系がある。こ
こで、Rf検出系とは、Rf信号(図3に示すように、
光ディスク1からの反射光を二分割フォトダイオードで
受光し、加算アンプ等で二分割フォトダイオードの両受
光部の出力の和をとったもの(和信号)をRf信号(図
4(b)参照)と言う)を検出するものである。また、
フォーカス検出系とは、フォーカスエラー信号(図3に
示すように、光ディスク1からの反射光を二分割フォト
ダイオードで受光し、差動アンプ等で二分割フォトダイ
オードの両受光部の出力の差をとったもの(差信号)を
フォーカスエラー信号(図4(a)参照)と言う)を検
出するものである。
【0026】上記Rf信号が一定の間検出されれば、R
f信号を入力とするコンパレータ9から出た図4(c)
に示すようなコンパレータ信号(対物レンズ4の焦点位
置が光ディスク1の位置と合うと反射光全光量が大きく
なるので、コンパレータ9によって反射光全光量が一定
値以上になったら、合焦であると判断できることから得
られる合焦信号)も一定の間検出され、CPU10は、
このコンパレータ信号によって、フォーカスモード指定
信号を出し、スイッチ13をフォーカス制御回路7とつ
なぐ。これによって、フォーカスアクチュエータ3は、
フォーカス制御される。もし、Rf信号が一定の間検出
されなければ、検出されるまでフォーカスアクチュエー
タ3がUP/DOWNすることになる。
【0027】この後、CPU10は対物レンズ4の焦点
位置が光ディスク1の位置と合っているかどうか確認し
ながら、CPU10の中にあるスイッチ17は、回転モ
ータ低速度回転信号発生回路11とつながったり、回転
モータ定格速度信号発生回路12とつながったりする。
図1には示されていないが、CPU10と回転モータ1
5の間には、スピンドルモータ制御回路や回転モータパ
ワーアンプがある。また、回転モータの下には、回転検
出手段(例えばホール素子や、ロータリーエンコーダ)
16がある。フォーカス引込みをして、CPU10の中
にあるスイッチ17が、回転モータ定格速度回転信号発
生回路12とつながると、スピンドルモータ制御回路に
回転モータ定格速度回転信号が送られる。すると、スピ
ンドルモータ制御回路は、回転検出手段から送られる回
転パルス信号により、回転制御信号を回転モータパワー
アンプに送り、回転モータパワーアンプは、回転モータ
15に回転モータ駆動信号を送り回転モータ15は回転
検出手段16と一体化して回転する。また、回転モータ
低速度回転信号発生回路12とつながった場合も同様の
経路を経て回転モータ15は低速で回転する。その後、
CPU10はレーザーパワー制御手段21に通常レーザ
ーパワー発光信号を送り、光源(レーザー)5を定格の
リードパワーで発光させる。
【0028】図9に本発明による光ディスクドライブシ
ステムにおける回転起動時のタイミングチャートの一例
を示す。これを見ても判るように、光ディスク1は、始
めは低速度で回転していて、その時の低いレーザーパワ
ーで発光させてフォーカス引込みを行ない、フォーカス
引込みが終わってから定格速度で回転させレーザーパワ
ーも定格にしている。このように、図1に示した光ディ
スクドライブシステムにおいては、光ディスク1を低速
度で回転させてフォーカス引込みを行ない、フォーカス
引込みが完了してから光ディスク1を定格速度で回転す
るので、磁気ヘッド2と光ディスク1とがぶつかること
がなく、また、光ディスク1を低速度で回転させてフォ
ーカス引込みを行なっても、レーザーパワーも再生時の
リードパワーより低いパワーになっているため、レーザ
ー照射部が加熱されることがなく、光ディスク1に記録
した情報を消してしまうことがない。
【0029】次に、図10は請求項7の一実施例を示す
光ディスクドライブシステムの説明図である。尚、図1
0において図1と同符号のものは同一の構成部材であ
り、説明を省略する。また、図中の符号31はナイフエ
ッジプリズム(KEP)、32はトラック検出用フォト
ダイオード、33は回転モータ制御手段(SPC)、3
4は検出アンプ、35はトラッキングアクチュエータ、
36はトラック制御回路である。図10において、光デ
ィスク1は回転モータ15によって、回転駆動される。
回転モータ15の回転数は、回転モータ制御手段33に
よって制御される。この回転モータ制御手段33は、C
PU10からの回転数切り換え信号に応じて、回転モー
タ15の回転数(回転の速度)を第1の回転数と第2の
回転数の2段階の値に制御し、第1の回転数は、第2の
回転数に比べ小さい値であり、第1の回転数においてト
ラッキングアクチュエータ35の駆動が行なわれる。光
源(レーザー)5のパワーも情報の記録、消去以外に、
第1のパワー、第2のパワーの2段階のパワーを有し、
第1のパワーは第2のパワーに比べて小さいパワーであ
り、トラック引込み時のパワーである。また、第2のパ
ワーは再生時のパワーで、第1のパワーより大きいパワ
ーである。
【0030】図10に示す構成の光ディスクドライブシ
ステムでは、前記第1の回転数において、トラッキング
アクチュエータ35の駆動により、トラック引込みを行
なう時、CPU10からの命令によりレーザーパワー制
御手段21により、光源(レーザー)5のパワーを前記
第1のパワーに設定する。トラックの引込みは、トラッ
ク検出用フォトダイオード32で光電変換された信号を
検出アンプ34により電流電圧変換して得られたトラッ
クエラー信号(TE)をトラック制御回路36に出力
し、トラック制御回路36がトラッキングアクチュエー
タ35を制御することにより行なう。そして、トラック
引込みが終わったら、光源(レーザー)5の光が、対物
レンズ4によって目的のトラックに常に照射されるよう
に、トラック制御回路36が制御する。この時、CPU
10は、回転モータ制御手段33によって回転モータ1
5を前記第2の速度で回転させ、レーザーパワー制御手
段21によって光源5のパワーを前記第2のパワーにす
る。
【0031】以上のように、図10に示す構成の光ディ
スクドライブシステムでは、回転モータ制御手段33に
よって光ディスク1を第1の速度で回転させ、レーザー
パワー制御手段21によって光源(レーザー)5を第1
のパワーに設定し、トラック引込み手段(4,32,3
4,35,36)によってトラック引込みを行ない、ト
ラック引込みを行なった後、光ディスク1を第2の速度
で回転させ、レーザーパワー制御手段21によってレー
ザー5を第2のパワーにするので、前記第1の速度で回
転させてトラック引込みを行なっても、レーザーパワー
も再生時のパワーより小さい第1のパワーになっている
ため、レーザー照射部が加熱されることがなく、光ディ
スク1に記録した情報を消してしまうことがない。ま
た、情報の記録、再生に用いる第2の回転数よりも低く
設定された第1の回転数においてトラッキングサーボ引
込みが行なわれるため、引込みは極めて安定に行なわ
れ、リトライによる動作速度の低下も生じない。
【0032】以上、本発明の実施例について説明した
が、図1に示した構成と図10に示した構成とを組み合
わせることにより、信頼性の高いフォーカス引込み手段
及びトラック引込み手段を備えた光ディスクドライブシ
ステムが構成できる。また、本発明の構成は図示のもの
に限らず、請求項に記載した手段を備えた構成ならば種
々の実施が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の光ディ
スクドライブシステムにおいては、回転モータ制御手段
(15,16,10)が光ディスク(1)を第1の速度
で回転させ、レーザーパワー制御手段(21,10)に
よって、レーザー(5)を第1のパワーに設定し、焦点
引込み手段(6,7,4,3)によってフォーカス引込
みを行ない、フォーカス引込みを行なった後、光ディス
ク(1)を第2の速度(第2の速度は、第1の速度より
大きく、また再生時の速度とする)で回転させ、レーザ
ーパワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)を第2のパワー(第2のパワーは、第1のパワー
より大きく再生時のパワーとする)にしているので、前
記第1の速度で回転させてフォーカス引込みを行なって
も、レーザーパワーも再生時のパワーより小さい第1の
パワーになっているため、レーザー照射部が加熱される
ことがなく、光ディスクに記録した情報を消してしまう
ことがない。従って、本発明の光ディスクドライブシス
テムを用いることにより、信頼性の高い光情報記録再生
装置を提供することができる。
【0034】請求項2の光ディスクドライブシステムに
おいては、光ディスク(1)が第2の速度で回転してい
るとき、フォーカスが外れると、レーザーパワー制御手
段(21,10)は、レーザー(5)のパワーを前記第
1のパワーに落し、光ディスク(1)を前記第1の速度
で回転させ、再びフォーカス引込みを行なうため、前記
第1の速度で回転させてフォーカス引込みを行なっても
記録したデータを消してしまうことがない。
【0035】請求項3の光ディスクドライブシステムに
おいては、焦点検出器(6)からの信号が入力されて、
光ディスク(1)からの全反射光量が一定値に達してい
るかどうかを判断するコンパレータ(9)を有し、光デ
ィスク(1)を前記第2の速度で回転させるのは、上記
コンパレータ(9)からの出力によって、フォーカスが
外れていないかどうかを確認してから行なっているの
で、簡単な構成でフォーカスが外れていないかどうかを
判断することができる。
【0036】請求項4の光ディスクドライブシステムに
おいては、フォーカス引込みが行なえなかった時、レー
ザーパワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)のパワーを第1のパワーよりさらに落し、光ディ
スク(1)を第1の速度よりさらに低速回転させてから
フォーカス引込みを行なうため、フォーカス引込みがし
やすくなる。
【0037】請求項5の光ディスクドライブシステムに
おいては、請求項1において、光ディスク(1)を第1
の速度で回転させた後、一定時間後にレーザー(5)を
前記第1のパワーで発光させているので、簡単な構成と
することができる。
【0038】請求項6の光ディスクドライブシステムに
おいては、光ディスク(1)を第2の速度で回転させた
後、一定時間後にレーザー(5)を前記第2のパワーで
発光させているので、簡単な構成とすることができる。
【0039】請求項7の光ディスクドライブシステムに
おいては、回転モータ制御手段(15,33,10)
が、光ディスク(1)を第1の速度で回転させ、レーザ
ーパワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)を第1のパワーに設定し、トラック引込み手段
(35,4,32,34,36)によってトラック引込
みを行ない、トラック引込みを行なった後、光ディスク
(1)を第2の速度(第2の速度は、第1の速度より大
きく、また再生時の速度とする)で回転させ、レーザー
パワー制御手段(21,10)によって、レーザー
(5)を第2のパワー(第2のパワーは、第1のパワー
より大きく再生時のパワーとする)にするので、前記第
1の速度で回転させてトラック引込みを行なっても、レ
ーザーパワーも再生時のパワーより小さい第1のパワー
になっているため、レーザー照射部が加熱されることが
なく、光ディスクに記録した情報を消してしまうことが
ない。従って、本発明の光ディスクドライブシステムを
用いることにより、信頼性の高い光情報記録再生装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜6の一実施例を示す光ディスクドラ
イブシステムの説明図である。
【図2】図1に示す光ディスクドライブシステムの制御
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】焦点検出器(6)の一例を示す説明図である。
【図4】(a)は焦点検出器(6)により検出されるフ
ォーカスエラー信号を示す図、(b)は焦点検出器によ
り検出されるRf信号を示す図、(c)はコンパレータ
(9)の出力信号を示す図である。
【図5】従来の光ディスクドライブシステムにおいて、
フォーカスアクチュエータと磁気ヘッドとが一体化され
て光ディスクの片側に配置されている場合のフォーカス
引込み時の問題点の説明図である。
【図6】本発明の光ディスクドライブシステムにおい
て、フォーカスアクチュエータと磁気ヘッドとが一体化
されて光ディスクの片側に配置されている場合のフォー
カス引込み時の動作の説明図である。
【図7】本発明の光ディスクドライブシステムにおい
て、フォーカスアクチュエータと磁気ヘッドとが一体化
されて光ディスクの片側に配置されている場合のフォー
カス引込み時の動作の説明図である。
【図8】本発明の光ディスクドライブシステムにおい
て、フォーカスアクチュエータと磁気ヘッドとが一体化
されて光ディスクの片側に配置されている場合のフォー
カス制御時の動作の説明図である。
【図9】本発明による光ディスクドライブシステムにお
ける回転起動時のタイミングチャートを示す図である。
【図10】請求項7の一実施例を示す光ディスクドライ
ブシステムの説明図である。
【図11】従来の光ディスクドライブシステムにおける
光学ピックアップの概略構成図である。
【図12】従来の光ディスクドライブシステムにおける
回転起動時のタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク 2・・・磁気ヘッド 3・・・フォーカスアクチュエータ 4・・・対物レンズ 5・・・光源(半導体レーザー) 6・・・焦点検出器 7・・・フォーカス制御回路 8・・・フォーカスUP/DOWN信号発生回路 9・・・コンパレータ 10・・・中央処理装置(CPU) 11・・・回転モータ低速度回転信号発生回路 12・・・回転モータ定格速度回転信号発生回路 13・・・スイッチ 14・・・ハーフミラー 15・・・回転モータ(スピンドルモータ) 16・・・回転検出器 17・・・スイッチ 21・・・レーザーパワー制御手段 31・・・ナイフエッジプリズム(KEP) 32・・・トラック検出用フォトダイオード 33・・・回転モータ制御手段(SPC) 34・・・検出アンプ 35・・・トラッキングアクチュエータ 36・・・トラック制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上に光スポットを照射して、情
    報の記録、再生を行なう光情報記録再生装置の光ディス
    クドライブシステムにおいて、光ディスク上の焦点位置
    を制御する焦点引込み手段と光ディスクの回転数を制御
    する回転モータ制御手段と光ディスクの回転数に応じて
    レーザーのパワーを変えるレーザーパワー制御手段とを
    有し、回転モータ制御手段が光ディスクを第1の速度で
    回転させ、レーザーパワー制御手段によって、レーザー
    を第1のパワーに設定し、焦点引込み手段によってフォ
    ーカス引込みを行ない、フォーカス引込みを行った後、
    光ディスクを第2の速度(第2の速度は、第1の速度よ
    り大きく、また再生時の速度とする)で回転させ、レー
    ザーパワー制御手段によって、レーザーを第2のパワー
    (第2のパワーは、第1のパワーより大きく再生時のパ
    ワーとする)にすることを特徴とする光ディスクドライ
    ブシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスクドライブシステ
    ムにおいて、光ディスクが第2の速度で回転している
    時、フォーカスがはずれると、レーザーパワー制御手段
    は、レーザーのパワーを前記第1のパワーに落し、光デ
    ィスクを前記第1の速度で回転させ、再びフォーカス引
    込みを行なうことを特徴とする光ディスクドライブシス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスクドライブシステ
    ムにおいて、焦点検出器からの信号が入力されて、光デ
    ィスクからの全反射光量が一定値に達しているかどうか
    を判断するコンパレータを有し、光ディスクを前記第2
    の速度で回転させるのは、上記コンパレータからの出力
    によって、フォーカスがはずれていないかどうかを確認
    してから行なうことを特徴とする光ディスクドライブシ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光ディスクドライブシステ
    ムにおいて、フォーカス引込みが行なえなかった時、レ
    ーザーパワー制御手段によって、レーザーのパワーを第
    1のパワーよりさらに落し、光ディスクを第1の速度よ
    りさらに低速回転させてから、フォーカス引込みを行な
    うことを特徴とする光ディスクドライブシステム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の光ディスクドライブシステ
    ムにおいて、光ディスクを第1の速度で回転させた後、
    一定時間後にレーザーを前記第1のパワーで発光させる
    ことを特徴とする光ディスクドライブシステム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の光ディスクドライブシステ
    ムにおいて、光ディスクを第2の速度で回転させた後、
    一定時間後にレーザーを前記第2のパワーで発光させる
    ことを特徴とする光ディスクドライブシステム。
  7. 【請求項7】光ディスク上に光スポットを照射して、情
    報の記録、再生を行なう光情報記録再生装置の光ディス
    クドライブシステムにおいて、光ディスク上のトラック
    位置を制御するトラック引込み手段と、光ディスクの回
    転数を制御する回転モータ制御手段と、光ディスクの回
    転数に応じてレーザーのパワーを変えるレーザーパワー
    制御手段とを有し、回転モータ制御手段が、光ディスク
    を第1の速度で回転させ、レーザーパワー制御手段によ
    って、レーザーを第1のパワーに設定し、トラック引込
    み手段によってトラック引込みを行ない、トラック引込
    みを行なった後、光ディスクを第2の速度(第2の速度
    は、第1の速度より大きく、また再生時の速度とする)
    で回転させ、レーザーパワー制御手段によって、レーザ
    ーを第2のパワー(第2のパワーは、第1のパワーより
    大きく再生時のパワーとする)にすることを特徴とする
    光ディスクドライブシステム。
JP5075857A 1993-04-01 1993-04-01 光ディスクドライブシステム Pending JPH06290467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075857A JPH06290467A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 光ディスクドライブシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075857A JPH06290467A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 光ディスクドライブシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003151240A Division JP2004005982A (ja) 2003-05-28 2003-05-28 光ディスクドライブシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06290467A true JPH06290467A (ja) 1994-10-18

Family

ID=13588330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5075857A Pending JPH06290467A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 光ディスクドライブシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06290467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002067250A1 (fr) * 2001-02-22 2002-08-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disque optique

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002067250A1 (fr) * 2001-02-22 2002-08-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disque optique
US7158452B2 (en) 2001-02-22 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Focus control for optical disk unit
KR100877484B1 (ko) * 2001-02-22 2009-01-12 파나소닉 주식회사 광 디스크 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2655109B2 (ja) 光ディスク装置
US4736353A (en) Disc accessing using coarse and fine actuators with the fine actuator locked during coarse actuator movement
US5914921A (en) Disk drive apparatus initializing optical head during acceleration of disk, detecting control information and adjusting light emission prior to disk reaching a constant speed of rotation
JP2000251270A (ja) 情報記録再生装置および方法ならびに伝送媒体
EP0543295B1 (en) Optical disk player
US6744705B1 (en) Optical disc recording and reproducing apparatus
EP0568009B1 (en) Recording apparatus and method for magneto-optical disk
JPH06290467A (ja) 光ディスクドライブシステム
JPH08138253A (ja) 光ディスク装置及びトラッキング制御方法
JP2004005982A (ja) 光ディスクドライブシステム
JPH076372A (ja) 光ピックアップ装置およびそのフォーカス制御方法
JP2609721B2 (ja) 光学式記録情報読取装置
JP2000222744A (ja) 光ディスク装置およびフォーカスサーボ制御装置
KR20010059876A (ko) 광 기록재생기의 제어 방법
EP1628295B1 (en) Optical disc apparatus
EP0736862B1 (en) Optical disk system
JPH0510277Y2 (ja)
JPH05303751A (ja) 光ディスクドライブシステム
US7616533B2 (en) Optical disc apparatus and access control method of the same
JPH10228717A (ja) 光ディスク装置
JPS63138531A (ja) 情報再生装置
JPH11120599A (ja) 光ディスク記録再生装置及び方法
JPS6045946A (ja) デイスク駆動部の制御装置
JPH08263889A (ja) 光磁気ディスク記録及び再生装置でのフォーカシング制御動作位置決定方法
JPS6251036A (ja) 光デイスク装置の自動焦点制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040528