JPH0628828Y2 - Am受信機の同調回路 - Google Patents

Am受信機の同調回路

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JPH0628828Y2
JPH0628828Y2 JP1985121056U JP12105685U JPH0628828Y2 JP H0628828 Y2 JPH0628828 Y2 JP H0628828Y2 JP 1985121056 U JP1985121056 U JP 1985121056U JP 12105685 U JP12105685 U JP 12105685U JP H0628828 Y2 JPH0628828 Y2 JP H0628828Y2
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JP
Japan
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tuning
circuit
coil
oscillation
shield case
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JP1985121056U
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JPS6230421U (ja
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元 横山
高田  昇
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Toko Inc
Panasonic Holdings Corp
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Toko Inc
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の産業上の利用分野〕 本考案は、簡易な構造にブロック化されたAM受信機の
同調回路に関する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来、AM受信機の同調回路は、アンテナ同調回路、高
周波増幅回路、及び局部発振回路が、プリント基板に形
成されている。プリント基板に形成された配線等により
各段にストレー容量、及びストレーインダクタが作用し
て、同調周波数や発振周波数が設計値とずれる場合があ
る。この影響を排除する為にトリマー・コンデンサやイ
ンダクタンス調整用の磁心を具えた高周波コイル等が各
段に用いられており、これらの調整用部品によって受信
感度が最大となるように調整されている。従って、同調
回路は部品数が多くなると共に、トラッキング調整の為
の工数が多くなると共に、トラッキング調整の為の工数
が多く掛かる欠点がある。一方、同調回路に具えられた
高周波コイルは可変型のものが用いられる為、インダク
タンス調整用の磁心が、振動の為にずれ受信感度が変化
し易い欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、予めトラッキング調整がなされた回路
ブロックからなる信頼性の高い簡便なAM受信機の同調
回路を提供するにある。
本考案の他の目的は、高周波コイルに容量素子が収納さ
れブロック化されたAM受信機の同調回路を提供するに
ある。
〔本考案の実施例〕
以下、本考案のAM受信機の同調回路に就いて第1図乃
至第2図に基づき説明する。
本考案に係るAM受信機は、スーパーヘテロダイン受信
機であって、可変容量ダイオードD1に供給される可変
電圧を調整することによって、所望の受信周波数がアン
テナ同調回路によって選択され、その同調周波数が半導
体集積回路4で増幅されて、高周波増幅回路を介して混
合回路に供給される。同時に、局部発振回路の発振周波
数は、PLLシンセサイザー方式によって自動的に設定
され、その周波数が混合回路に供給されて受信周波数と
混合され中間周波増幅段へ供給される。
第1図に於いて、1はアンテナ、2は増幅回路であっ
て、3はアンテナ同調回路、高周波増幅回路、及び局部
発振回路の各段の同調コイル(L11,L12)、(L
21,L22)、並びに同調コイルL31をシールドケ
ース5乃至7に収納し、そのシールドケース5乃至7を
入れて一体化した樹脂や金属等のケースである。4は各
段の増幅回路、並びに混合回路を集積した半導体集積回
路である。9は所望の周波数を選択する為の可変電圧が
供給される制御端子、10は中間周波増幅段へ信号を出
力する出力端子、11乃至25は高周波コイルの端子ピ
ン、26はシールドケースの端子ピンである。D1乃至
D3は可変容量ダイオードであって、C1,C2は同調
コイルL12,L22に並列に接続された同調用コンデ
ンサ、C3はパディング・コンデンサであり、C4は発
振用コンデンサである。
この構成から明らかなように、アンテナ同調回路、高周
波増幅回路、及び局部発振回路の同調回路、或いは発振
回路がシールドケース3内にブロック化されている。即
ち、アンテナ同調回路の高周波コイルL12の端子ピン
14と16間に同調用コンデンサC1が接続され、同様
に高周波増幅回路部の高周波コイルの端子ピン19と2
1に同調用コンデンサC2が接続されている。又、局部
発振回路の高周波コイルの端子ピン22と23間にパデ
ィング・コンデンサC3が接続され、端子ピン23と2
5間に発振用コンデンサC4が接続されている。
又、これらの同調回路や発振回路に並列に近接して可変
容量ダイオードD1乃至D3が接続されており、可変容
量ダイオードD1乃至D3のアノードを端子ピン16乃
至25に接続される。
更に又、同調用コンデンサC1は端子ピン14と13,
及び13と16間に接続してもよい。
無論、第2図に図示したように、可変容量ダイオードD
1乃至D3は、第1図の如き接続に限定することなく、
端子ピン30と31間に可変容量ダイオードDを接続し
てシールドケース8内に収納されても良い。端子ピン2
8と31間には同調用、或いは発振用コンデンサCが接
続される。
第3図と第4図は第1図に基づくAM受信機の同調回路
の断面図と底面図であり、第1図と同一部分は同じ符号
を付与してある。
第3図は、ケース3、シールドケース5,6,7、コア
46を断面で表し、ケース3内に各シールドケースを一
体化した状態が示してある。
シールドケース5内では、同調コイルL11,L12を
巻かれたドラム状のコアが平坦なベース40上に固着さ
れており、端子ピン11,12,14,15,16に接
続される。41は同調コイルL11,L12の接続され
る部分、つまりリードを通すベース40の側面に設けら
た溝である。
そして、ベース40がシールドケース5内に嵌合してい
る。
46はドラム状のコアの上に位置し、上下動することに
より同調コイルL11,L12のインダクタンスを調整
するためのつぼ状コアである。
コア46は、ケース5の対向する側面に設けられた螺子
溝44にその周囲が螺合している。
同調用コンデンサC1は、ベース40の底面に設けらた
孔47に収納されており、そのリードは孔47の底から
ベース40の上側に引き出された後に溝41を通って端
子ピン14,16に接続される。
シールドケース6内には、同調コイルL21,L22を
巻かれたドラム状のコアが平坦なベース40上に固着さ
れており、端子ピン17,18,19,20,21に接
続される。同調用コンデンサC2は、同調用コンデンサ
C1と同じようにしてベース40の底面の孔47に収納
されており、端子ピン19,21に接続される。インダ
クタンスを調整するコアがシールドケース5と同じよう
に設けられている。
シールドケース7内には、発振コイルL31を巻かれた
ドラム状のコアが段差を設けられたベース41の高い部
分に固着されている。
端子ピンはベース41の低い部分で上側に突出してお
り、この突出した部分に発振コイル31のリード、パデ
ィングコンデンサC3、発振用コンデンサC4の電極が
接続される。コンデンサC3,C4はリードのない、い
わゆるチップタイプに形成されており、突出部分で挟ま
れた状態で接続される。
シールドケース5,6,7は側面を互いに接触させた状
態でケース3に嵌め込まれている。42と43は、ケー
ス3と各シールドケースに設けられたコア46を回動す
るドライバー用の孔である。45は各シールドケースの
アース用ラグである。
なお、各コイルや各同調用コンデンサのリードの図示は
省略されている。
このように、高周波コイルのシールドケース内に同調回
路や局部発振回路が形成される為に、それらの増幅段の
集積回路と近接して形成できると共に、各段の各素子が
近接して形成されるので、ストレー容量やストレーイン
ダクタを極めて低減できる。従って、理論的な設計値に
近い定数で同調回路や発振回路が形成できるのでトラッ
キング調整が極めて容易となる。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案によるAM受信機の同調回路は、フ
ロントエンド部の高周波コイルのシールドケース内に並
列同調コイルや共振用コイルを収納することによって同
調回路、或いは発振回路の夫々の増幅回路と近接して形
成できる利点があり、従来のものと比較してシールドケ
ース内に各回路が形成される為にストレーインダクタを
低減できる効果がある。
これによって、同調回路が理論的設計値に基づく部品定
数によって形成できる為、各部品の定数の精度を高める
ことによって、トリマ・コンデンサを付加することな
く、トラッキングエラーの少ない同調回路を形成でき
る。又、同調回路の部品数を低減できると共に、フロン
トエンド部の各回路が収納された各シールドケースを一
体化することで、一つの部品として取り扱え小形にする
ことができる効果をも奏する。
又、PLLシンセサイザー方式等によって局部発振回路
にプリセットを掛ける受信機であって、上述の如き同調
回路であれば、無調整であったとしても、トラッキング
エラーを少なくすることができる。更に受信感度を高め
るには、同調コイルの一転のみを調整するのみで、十分
な受信感度を得られるトラッキング調整が可能となり、
トラッキング調整の簡便な同調回路を提供できる。
無論、各回路は、シールドケース内に収納されているの
で、互いに干渉することがない。
更に又、ストレー容量やストレーインダクタを低減でき
るので、振動等によって受信周波数のずれを生ずる可能
性が少なく、信頼性の高いAM受信機の同調回路を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るAM受信機の同調回路を示す説明
図、第2図は本考案に係るAM受信機の同調回路の各ブ
ロックの他の実施例を示す説明図、第3図は第1図に基
づくAM受信機の同調回路の断面図、第4図は第3図の
底面図である。 1:アンテナ,3:ケース 4:半導体集積回路, 5乃至7:シールドケース, C1,C2:同調コンデンサ, C3:パディングコンデンサ, C4:発振用コンデンサ, D1乃至D3:可変容量ダイオード, (L11,L12)(L21,L22):同調コイル,
L31:発振コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高田 昇 埼玉県入間郡鶴ケ島町大字五味ケ谷18番地 東光株式会社埼玉事業所内 (56)参考文献 実開 昭59−91057(JP,U) 実開 昭58−88435(JP,U) 実開 昭52−32202(JP,U) 実公 昭57−45709(JP,Y2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ同調回路、高周波増幅回路及び局
    部発振回路を含むAM受信機の同調回路に於いて、該ア
    ンテナ同調回路の第1の同調コイルを収納する第1のシ
    ールドケース内に同調用の容量素子が収納され、該第1
    のシールドケース内に植設されている端子ピンに該第1
    の同調コイルと該容量素子の夫々電極が接続され、該高
    周波増幅回路の第2の同調コイルを収納する第2のシー
    ルドケース内に同調用の容量素子が収納され、該第2の
    シールドケース内に植設されている端子ピンに該第2の
    同調コイルと該容量素子の電極が夫々接続され、該局部
    発振回路の発振コイルを収納する第3のシールドケース
    内に容量素子が収納され、該第3のシールドケースに植
    設されている端子ピンに該発振コイルと容量素子の夫々
    の電極が接続されて前記アンテナ同調回路、高周波増幅
    回路及び局部発振回路の主要部品が前記第1乃至第3の
    シールドケースにブロック化され、該第1乃至第3のシ
    ールドケースが別のケースにより収納され一体化されて
    いることを特徴とするAM受信機の同調回路。
  2. 【請求項2】前記容量素子が、同調コイル及び発振コイ
    ルに夫々並列に接続された同調用コンデンサ及び発振用
    コンデンサである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    AM受信機の同調回路。
  3. 【請求項3】前記容量素子が、同調コイル及び発振コイ
    ルに夫々並列に接続された同調用コンデンサ及び発振用
    コンデンサ、並びに、可変容量ダイオードを含む実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のAM受信機の同調回路。
JP1985121056U 1985-08-07 1985-08-07 Am受信機の同調回路 Expired - Lifetime JPH0628828Y2 (ja)

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JP1985121056U JPH0628828Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07 Am受信機の同調回路
US06/893,641 US4742569A (en) 1985-08-07 1986-08-06 Tuning circuit for AM receiver

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JPS6230421U JPS6230421U (ja) 1987-02-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232202U (ja) * 1975-08-27 1977-03-07
JPS5745709U (ja) * 1980-08-29 1982-03-13

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JPS6230421U (ja) 1987-02-24

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