JPH06287978A - 海底地並びに河川底地の機能回復装置 - Google Patents

海底地並びに河川底地の機能回復装置

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JPH06287978A
JPH06287978A JP11359693A JP11359693A JPH06287978A JP H06287978 A JPH06287978 A JP H06287978A JP 11359693 A JP11359693 A JP 11359693A JP 11359693 A JP11359693 A JP 11359693A JP H06287978 A JPH06287978 A JP H06287978A
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JP
Japan
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box
excavation
bottom ground
land
rotary
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JP11359693A
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Hiroaki Yamashiro
廣昭 山城
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 汚泥や有機物質等により汚染された海底地並
びに河川底地の機能回復するための作業機械装置を提供
する。 【構成】 ボックス1の内部にボックス1の底辺位置よ
り深く下降スライドする掘削ロータリー5、5A、補助
掘削用高圧ジェット水噴射ノーズル29、更に底地構成
物質洗滌用高圧ジェット水噴射ノーズル30を備え、狭
雑物流出防止機構13、14、15、16、17を装備
してあり、ボックスの後面下部に底地敷均しプレート1
8を備え、ボックスの外部に、ボックス吊下げ機構2
5、26、27、掘削ロータリー上下スライド機構6、
7、31、32、33、34、35、36、掘削衝撃緩
和機構33B、37、38、39、汚濁水吸引除去機構
10、11、12、13、高圧ジェット水供給機構2
8、50、51、の一連の装置をもって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚泥や有機物質で汚染さ
れ本来の機能が崩壊した海底地並びに河川底地(以下底
地という)の機能回復作業の実施において、汚濁水の流
出拡散による二次汚染公害防止条件のもとで、底地の表
面及び底地構成物質内に堆積した汚泥物質や有機物質の
除去をするため、底地を掘削耕転し、底地構成物質の洗
滌を行い、汚濁水を吸引除去し、更に底地構成物質の現
地復元を実施する海底地並びに河川底地の機能回復作業
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海底地並びに河川底地の機能回復
を目的とした作業は少なく、養殖場等の養殖生物の排出
物や、腐敗した残飼料及び流入して来た有機物質等の堆
積により養殖場の環境が悪化した場合に行う、逆コップ
型の吸引サクションでもって、高圧ジェット水による底
地攪拌をしながら汚濁水に含浮遊した有害物質を吸引除
去する方法は実施されているが、底地構成物質内に深く
堆積した有害物質の除去には適してない機種である。又
港湾整備事業に関連する航路浚渫作業や、海岸整備事
業、河川流域整備事業に伴う底地掘削作業は、底地構成
物質の掘削除去が目的となる作業であり、底地の機能回
復作業と異なり、関連機種も底地の機能回復を目的とし
て活用するには適してない機種である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く、汚泥や
有機物質の堆積によって底地の生体系が崩壊した底地の
本来の機能回復を計るためには、底地の表面上に堆積し
た有害物質の除去だけでは解決されず、底地構成物質の
構成隙間内に浸透堆積した有害物質も除去し、更に底地
構成物質の構成隙間に海水及び河川水の浸透による酸素
の供給をうながす必要があり、底地構成物質の掘削耕
転、洗滌、汚濁水吸引除去、及び洗滌された底地構成物
質を締固めすることなく、現地復元をする一連の作業を
汚濁水拡散による二次汚染公害防止条件のもとで実施し
なければならないそれぞれの問題点がある。
【0004】本発明は前面、左右両面、後面及び上面で
もって形成する箱(以下ボックスという)の内外部に、
底地掘削耕転、洗滌、敷均し、汚濁水吸引除去の一連の
機構を装備することで、汚染された底地の機能回復作業
を実施する作業機械装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は作業実施に伴い発生する汚濁水拡散による
二次汚染公害を防止する上から、ボックス1の内部に、
上下スライドする掘削耕転機構(5、5A)、複数の掘
削補助用高圧ジェット水噴射ノーズル29並びに洗滌用
高圧ジェット水噴射ノーズル30を備え、更に底地構成
物質のボックス1の外部流出を防止する狭雑物流出機構
(13、14、15、16、17)、及び洗滌された底
地構成物質の現地復元敷均し機構(18、19、20、
21、22、23、24)の敷均しプレート18をボッ
クス1の後面下部に装備することで問題解決の手段とす
る。
【0006】ボックス1は自走式でないので、建設機械
の掘削機バックホー(以後バックホーとする)2の掘削
バケットを取外し、ボックス1を吊下げて作業を実施す
るため、バックホー2との接合機構(25、26、2
7)をボックス1の上面上に固着する。
【0007】底地の計画深さまでの掘削耕転を実施する
ため、ボックス1の底辺位置より深く掘削ロータリー
(5、5A)を下降させるスライド機構(6、7、3
1、32、33、34、35、36)を装着する。
【0008】底地の計画深さまで掘削耕転を実施する時
発生する掘削衝撃を緩和するため、掘削衝撃緩和機構
(33B、37、38、39)を装着し、複数の掘削補
助用高圧ジェット水噴射ノーズル29をボックス1の前
面内部に、底地に向って40゜から50°の範囲の角度
で装着し、掘削ロータリー(5、5A)の硬い地盤に直
面し、下降スライドが不可能になった時の補助掘削耕転
を実施する。
【0009】ボックス1の内部において、底地の掘削耕
転作業を実施すると、汚泥物質、有機物質及び底地構成
物質がボックス1の内部の水中に拡散浮遊する現象が発
生する。その汚濁水をそのまま吸引除去すると、底地の
構成物質も吸引除去することになり、現地復元の目的が
達せられなくなるとともに吸引ボックス13の前面に取
付けた狭雑物流出防止金網15の目詰りをおこし、汚濁
水吸引除去の作業効果の低下をもたらし、ひいては汚濁
水吸引除去ポンプ10の能力低下の原因となるため、そ
の対策として狭雑物流出防止機構(13、14、15、
16、17)をボックス内外部にわたって装着する。
【0010】底地の計画深さまでの掘削耕転洗滌工程完
了後、洗滌された底地構成物質の現地復元敷均しを実施
するため、ボックス1の後面下部に敷均しプレート18
を取付け、ボックス後面外部に底地敷均し関連機構(1
9、20、21、22、23、24)と関連装着し、底
地敷均し機構を有するようにする。
【0011】底地の計画深さまでの掘削耕転作業を実施
する時、底地の固い地盤に直面すると、掘削抵抗が大き
くなり掘削衝撃が発生し装備の損傷を招き、作業の効率
を悪くするので、掘削衝撃緩和機構(33B、35、3
7、38、39)を油圧ピストン32の先端と支柱支え
横鋼33の間に装着する。
【0012】ボックス1の内部において実施されている
底地掘削耕転洗滌の作業工程のなかで、ボックス1の面
積の底地の作業効果を確認した後、ボックス1を着地し
たままボックス1を吊下げているバックホー2を横移動
及び後部移動を繰り返し乍ら作業を進めるために、ボッ
クス1の内部の洗滌効果を確認するチェック透明窓5
1、及び吸引排出される汚濁水の汚濁状況をチェックす
る透明チェック管12をそれぞれ装着する。
【0013】ボックス1の外部に装備された油圧シリン
ダーの動力源はバックホー2の油圧回路より供給する。
【0014】ボックス1の外部に装備された電気モータ
ーの動力源は、バックホー2の背部に乗架した発電機3
より供給する。
【0015】
【作用】前記構造の一連の装置を活用して底地の機能回
復作業を実施するとき、底地表面及び底地構成物質内に
堆積している汚泥物質や有機物質を除去するため、底地
の計画深さまで掘削耕転し、底地構成物質の洗滌、汚濁
水に含浮遊した汚泥物質や有機物質を吸引除去して、洗
滌された底地構成物質を現地復元して底地の機能回復を
計るのであるが、底地に降ろしたボックス1の内部にお
いて、底地の掘削耕転、洗滌、汚濁水吸引除去、底地敷
均し等一連の作業の実施が可能である。
【0016】ボックス1の内外部にわたって装備された
掘削ロータリー(5、5A)のスライド機構(6、7、
31、32、33、34、35、36)の活用によっ
て、底地に降ろしたボックス1の底辺位置より深く、底
地の掘削耕転作業の実施が可能となる。
【0017】底地の掘削耕転作業実施の時、底地の硬い
地盤に直面すると、掘削抵抗が大きくなり、掘削衝撃が
発生し、装置の損傷を招き作業効率を悪くすることにな
るが、掘削衝撃緩和機構(33B、35、37、38、
39)のスプリング39の作用で緩和される。
【0018】ボックス1の内部において実施される底地
の掘削耕転、洗滌の工程のなかで発生する汚濁水をその
まま吸引除去すると、底地構成物質や汚泥物質及び有機
物質のボックス1の外部流出になり、底地構成物質の現
地復元の効率が悪くなり、又汚濁水吸引装置の目詰りに
よる作業効率の悪化、汚濁水吸引ポンプの損傷を招くこ
とになるが狭雑物流出防止機構(13、14、15、1
6、17)の作用でもって、それぞれの課題が解決され
る。
【0019】ボックス1をバックホー2で吊下げ、ボッ
クス1を着地した状態で一連の作業を実施し、バックホ
ー2の横移動によってボックス1を横スライドさせて作
業を継続するので、作業完了後の底地の締固めは防止さ
れる。
【0020】
【実施例】実施例について図面をもって説明すると、図
1に示される実施例では、ボックス1の前部上面を貫通
する形で箱型鋼からなるスライドガイド7をボックス1
に固着してあり、その内部に下部先端部に掘削ロータリ
ー(5、5A)を備えた支柱6をスライド押入してあ
る。更に支柱7の上端は、スプリング39を介して油圧
シリンダー31及び油圧ピストン32でもってボックス
1の上面部と連結してあり、油圧ピストン32の伸縮に
よってボックス1の内部の掘削ロータリー(5、5A)
は上下移動するようになっている(ロータリースライド
機構)。
【0021】同じく図1に示す如く、ボックス1の後部
上面に汚濁水吸入ボックス13を取付け、ボックス先端
は狭雑物流出防止金網15及び17を取付けてあり、狭
雑物流出防止金網15及び17の間に、汚濁水吸入ボッ
クス13の背部に固着したモーター14の回転軸と連結
した狭雑物除去ファン16を嵌合取付てある。更に狭雑
物流出防止金網15と狭雑物除去ファン16の背面線
は、互いに平行線を保ち金網15の目詰りを防止するよ
うになっている(狭雑物流出防止機構)。
【0022】同じく図1に示す如く、ボックス1の中央
部上部に汚濁水吸引除去用ポンプ10を固着し、汚濁水
吸入ボックス13と、汚濁水吸引除去用ポンプ10との
間は、中間に汚濁水チェック透明管12を有した汚濁水
排出管11でもって連結されている(汚濁水吸引除去機
構)。
【0023】同じく図1に示す如く、ボックス1の上部
前面に高圧ジェットポンプ28を装着してあり、吸水ユ
ニット53をボックス1の前面外部下部に固着してあ
る。更にボックス1の前面内部下部及び上面内部に取付
けてある複数の高圧水ジェット水噴射ノーズル29及び
30と高圧ジェットポンプ28の間を配水管50でもっ
て配管してある(高圧ジェット水、掘削及び洗滌機
構)。
【0024】同じく図1に示す如く、ボックス1の中央
部上面に、バックホー2のアーム4の先端部と接合する
ための接合ヒンジ27、並びに接合ピン26を有する吊
下げ架台25を固着してある(ボックス吊下げ機構)。
【0025】同じく図1に示す如く、ボックス1の後面
下部に丁盤52でもって開閉可能にして連結した底地敷
均しプレート18を取付けてあり、ボックス1の後部上
面上に接合ヒンジ19、並びに接合ピン21でもって連
結してある油圧シリンダー24、並びに油圧ピストン2
3との間は、ボックス1の後面上部に、接合ヒンジ1
9、並びに接合ピン21でもって連結された三角プレー
ト22、及び操作ロット20でもって連結されてあるの
で、油圧ピストン23の伸縮により、底地敷均しプレー
ト18の下部先端は上下移動するようになっている(底
地敷均し機構)。
【0026】図2に示される実施例では、ボックス1の
前部左右に固着したスライドガイド7に押入された掘削
ロータリー(5、5A)の支柱6の間を支柱支え横鋼3
3でもって連結されている。
【0027】同じく図2に示す如く、ボックス1の前部
に高圧ジェットポンプ28と複数の高圧ジェット水噴射
ノーズル29、並びに30を配水管50でもってそれぞ
れ配管されている。
【0028】同じく図2に示す如く、ボックス1の中央
部に吊下げ架台25の上部に接合ヒンジ27並びに接合
ピン26を取付けてある。
【0029】同じく図2に示す如く、ボックス1の後部
上面にボックス1の内部点検用透明窓51を取付けてあ
る。
【0030】同じく図2に示す如く、ボックス1の中央
部に固着した吊下げ架台25の下部空間に、ボックス1
の後部に取付けた汚濁水吸引ボックス13と汚濁水排出
管11、及び透明チェック管12でもって連結された汚
濁水吸引除去ポンプ10が装着されてあり、汚濁水排送
管10Cでもって汚濁水処理プラントに送水されるよう
になっている。
【0031】図3に示す実施例では、支柱支え横鋼33
でもって門型に連結された2本の支柱6の一本の内部
に、回転駆動力伝達機構(41、42、43)が内蔵さ
れてあり、上部先端のギヤー41は変速機8のドライブ
シャフト40の先端ギヤー41と直角にかみ合ってお
り、駆動電気モーター9で発生した回転駆動力を、変速
機8を介してギヤー41の回転駆動を伝えるようになっ
ている。更に2本の支柱6の下端内側に、掘削ロータリ
ー(5、5A)の両端を、ビヤリング47を有したビヤ
リングケース48を介して、それぞれ直角に接合連結さ
れており、掘削ロータリー(5、5A)の、駆動力伝達
機構(41、42、43)を内蔵した支柱6側の回転軸
の先端の駆動ギヤー45は、ギヤー41と直角にかみ合
うように嵌合されており、駆動電気モーター9の駆動力
を受けられるようになっている。
【0032】同じく図3に示す如く、支柱支え横鋼33
の中央部に油圧ピストン32の先端部が貫通する大きさ
の貫通穴を有し、貫通穴の左右にスプリング39の保護
ボールト37の貫通穴を有したプレート板33Bを固着
し、その中央部にスプリング39を乗せてあり、更にス
プリング39の上に、接合ヒンジ36並びに接合ピン3
4を有したプレート板35を乗せて、スプリング39の
保護ボールト37でもって上下のプレート板33B及び
35の間を調整保護されている。ボックス1とプレート
板35の間は、接合ヒンジ36並びに接合ピン34を介
して油圧シリンダー31並び油圧ピストン32でもって
連結されてあり、油圧ピストン32の伸縮によって、ス
プリング39の張力を介して掘削ロータリー(5、5
A)の上下の移動がなされるようになっている。
【0033】同じく図3に示す如く、ボックス1の上面
内部に複数の高圧ジェット水噴射ノーズル30を固着
し、それぞれを配水管50でもって配管接続されてあ
り、高圧ジェット水ポンプ28より同時に送水を受けら
れるようになっている。
【0034】図4に示される実施例では、バックホー2
のアーム4の先端に、関連装備を有したボックス1を吊
下げて作業を行う実施例である。
【0035】
【発明の効果】上記構造の一連の装置を活用して、底地
表面及び底地計画深さの底地構成物質の中に堆積してい
る汚泥物質や有機物質を除去する作業を実施する時、ボ
ックス1を底地に降ろした状態で、ボックス1の内部に
おいて、底地掘削、耕転、洗滌、汚濁水除去及び底地構
成物質の敷均し作業の一連の作業になるが、ボックス1
の内部で発生した汚濁水は掘削作業開始と同時に、汚濁
水吸引除去作業が開始されるので、水のボックス内流入
はあっても、汚濁水のボックス外流出は防止されるの
で、汚濁水の流出拡散による二次汚染は防止される。
【0036】ボックス1の内、外部にわたって装備され
た掘削ロータリー5のスライド機構の活用によって、底
地に降ろしたボックス1の底辺位置(底地上面)より深
く、底地の掘削耕転、底地構成物質の洗滌、汚濁水除去
の一連の作業が二次汚染防止の条件のもとで実施可能と
なり、あらかじめ計画した底地の深さの底地構成物質の
中に堆積した有害物質を除去し、底地の機能回復が計ら
れる。
【0037】底地掘削作業実施の時、硬い底地に直面し
たら掘削衝撃がおこり掘削抵抗が大きくなるが、装置に
採用した掘削衝撃緩和装置の作用でもって掘削衝撃を吸
収し、装備の損傷を防止する。
【0038】ボックス1の後部内に装備した狭雑物流出
防止装置の作用で、狭雑物のボックス外流出が防止され
る。したがって汚濁水吸引除去ポンプも通常使用のサン
ドポンプの活用が可能であり、ポンプの損傷も少なく、
保全管理の面での利点が大きい。
【0039】ボックス1をバックホー2で吊下げて、バ
ックホー2の横移動及後部移動をしながら一連の作業を
実施するので、作業完了後、床地の締固めがなく、した
がって底地構成物質の中に水の浸入空間が構築されて、
水の浸透環流による酸素の供給が活発になり、底地の機
能回復が促進される。
【0040】本発明底地機能回復装置は、比較的浅い水
域の場所ではバックホーとの併用での作業実施の条件は
良いが、バックホーの併用が困難な深い水域では、スパ
ット(固定支柱)付の台船の上にバックホーを乗架して
作業の実施が可能となり、更に深い水域では、無人のブ
ルトーザーとの併用でもって作業が可能となる。
【0041】ボックス1の後部に取付けた内部チェック
窓を利用してモニターテレビを装着すると、作業員が潜
水してボックス1の内部チェックする必要がなく、深い
水域の作業効果が高まる。
【0042】都市部の大型カルバート構造の下水道や、
大型ヒーム管布設の下水道、或いは上部を閉塞して活用
している河川道の底地に堆積した流入汚泥物等の除去作
業実施において、上流、下流にボックス1を移動するワ
イヤーウインチとの併用でもって装置の活用が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボックスの側面板を省略した装置の実施例を示
す横立面図である。
【図2】装置の実施例を示す平面図である。
【図3】ボックスの正面板及び高圧ジェット水噴射ノー
ズルを省略した装置の実施例を示す前立面図である。
【図4】装置の実用実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 ボックス 2 バックホー 3 発電機 5、5A 掘削ロータリー 6、7 掘削ロータリー支柱及びスライトガイド 8 変速機 9 駆動電気モーター 10 汚濁水吸引除去ポンプ 11 汚濁水排送管 12、51 汚濁水チェック透明管及びチェック透明窓 13、14、15、16、17 狭雑物流出防止装置 18、19、20、21、22、23、24、52 底
地敷均し装置 25、26、27 ボックス吊下げ装置 6、7、31、32、33、34、35、36 掘削ロ
ータリースライド装置 33B、35、37、38、39 掘削衝撃緩和装置 41、42、43 駆動力伝達装置 44、45、46、47、48、49 掘削ロータリー
回転駆動装置 28、29、30及び50 高圧ジェット水ポンプ、同
噴射ノーズル及び送水管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面、左右両面、後面及び上面でもって
    形成する箱の内部に、海底地並びに河川底地の計画深さ
    まで掘削耕転する掘削ロータリー(5、5A)を有し、
    前記箱の内部に発生した汚濁水を吸引除去する時、底地
    構成物質の外部流出を防止する狭雑物流出防止機構(1
    3、14、15、16、17)を装備した底地機能回復
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の掘削ロータリー(5、5A)
    の計画深さまで下降スライドさせる掘削ロータリースラ
    イド機構(6、7、31、32、33、34、35、3
    6)の装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の箱の内部において実施する底
    地掘削耕転作業に伴い発生する掘削衝撃を緩和する掘削
    衝撃緩和機構(33B、37、38、39)の装置。
  4. 【請求項4】 底地の現地復元のための敷均し機構(1
    8、19、20、21、22、23、24)の装置。
  5. 【請求項5】 前記箱の内部状況及び汚濁水のチェック
    をする透明チェック窓(51)及び透明チェック管(1
    2)の装置。
JP11359693A 1993-04-05 1993-04-05 海底地並びに河川底地の機能回復装置 Pending JPH06287978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106567407A (zh) * 2016-11-01 2017-04-19 浙江水利水电学院 一种湖泊水环境修复基站及其施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106567407A (zh) * 2016-11-01 2017-04-19 浙江水利水电学院 一种湖泊水环境修复基站及其施工方法

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