JPH06286778A - プロダクト・ディスペンス・バッグ組立体とそれを使用したプロダクト・ディスペンス装置 - Google Patents

プロダクト・ディスペンス・バッグ組立体とそれを使用したプロダクト・ディスペンス装置

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JPH06286778A
JPH06286778A JP4083507A JP8350792A JPH06286778A JP H06286778 A JPH06286778 A JP H06286778A JP 4083507 A JP4083507 A JP 4083507A JP 8350792 A JP8350792 A JP 8350792A JP H06286778 A JPH06286778 A JP H06286778A
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JP
Japan
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bag
pressure
product
gas
valve
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Pending
Application number
JP4083507A
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English (en)
Inventor
Robert J Davies
ジェー.デイビス ロバート
J Gleason Patrick
ジェイ.グリーソン パトリック
Michael J Moran
ジェイ.モラン マイケル
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CCL Industries Inc
Original Assignee
CCL Industries Inc
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Publication date
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Priority claimed from US07/813,775 external-priority patent/US5169037A/en
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/32Dip-tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は独特の形態のプロダクト・ディスペ
ンス・バッグ組立体およびそれを利用したプロダクト・
ディスペンサに関する。 【構成】 物質はプロダクト・ディスペンス・バッグ内
に保存される。このバッグを取り囲む容器内の圧力がデ
ィスペンス圧を決定する。独特の形態の弁延長部材を有
する弁を使用して弁の上記バッグへの封止を向上させ
る。上記プロダクト・バッグは底部に沿ってガセットを
有する。上記ガセットは物質が上記プロダクト・バッグ
へ導入されるときに開放し、上記容器のドーム形底部と
接触するときに上記プロダクト・バッグを支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物質を入れる袋(『プロ
ダクト・バッグ』)とそれを製造する方法に関する。特
に、本発明は充填される前にディスペンス容器へ挿入す
るための独特のプロダクト・バッグ組立体に関し、この
プロダクト・バッグ、該ディスペンス・バッグの弁連
結、およびこのディスペンス・バッグと上記弁との組立
体が充填能力を向上させかつそのディスペンサの性能を
改善するものである。
【0002】
【従来の技術】本願は「プロダクト・バッグから物質を
ディスペンスするための方法および装置」に係る199
1年4月20日に出願のUS特許出願第07/692,
682号の一部継続出願であり、この出願は「プロダク
ト・バッグから物質をディスペンスするための方法およ
び装置」に係るUS特許第5,040,704号で19
90年4月20日出願のUS特許出願第512,167
号の一部継続出願であり、この特許はUS特許第5,0
35,357号に係る「プロダクト・ディスペンサ内の
圧力を維持するための方法と装置」に係る1990年1
月26日出願のUS一部継続特許出願第470,991
号である。加圧容器を使用するディスペンス装置は周知
である。かかる装置においてディスペンスする物質はそ
の容器内に入れられる。更に、上記容器は出発圧までチ
ャージされる。ディスペンス弁が作動すると、上記ディ
スペンサの内部圧力と周囲圧力との差圧が結果的に上記
容器から物質をディスペンスする。容器内に設置された
プロダクト・バッグを使用するプロダクト・ディスペン
サを提供すること、および上記容器外部の圧力発生機構
を上記プロダクト・バッグを加圧するために上記プロダ
クト・バッグに設けることは既知である。ディスペンス
圧はこのようにして上記圧力発生機構により設定され
る。かかる装置では、上記ディスペンス・バッグはディ
スペンスからディスペンスして過剰応力をバッグと弁の
境界に及ぼすのが典型的である。更に、上記プロダクト
・バッグは缶へ詰め込まれ、時に、容器開口部から付勢
しながらそのプロダクト・バッグに応力を加えるのが典
型的である。更に、ディスペンス弁を上記ディスペンス
・バックへ取りつけるために使用される方法は洩れに敏
感であることから上記プロダクト・ディスペンサの信頼
性を減少させる。従って、上記プロダクト・バッグの構
造はディスペンサの機能を制限するファクタとなり、か
つ時に不意に圧力を減少させてディスペンス装置を漂移
させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は洩れに
対する敏感さを実質的に減少させる独自のプロダクト・
バッグの構造を提供することにより従来プロダクト・バ
ッグの性能と信頼性を実質的に改良することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記観点から、本発明に
よるプロダクト・バッグはそこへ弁を連結するための独
特の弁連結器を具備する。同様に、本発明は上記バッグ
を干渉せずかつ損傷を与えることなくプロダクト・ディ
スペンス容器へ挿入する弁組立体に特異のカートリッジ
形態を提供する。このカートリッジは上記プロダクト・
バッグの長手へ延びかつ上記バッグの出口の真下に設置
された流れ管を含んでいてよい。上記流れ管は上記バッ
グを折り畳むにつれて物質が上記プロダクト・バッグ内
へトラップされるのを防止するために使用される。本発
明の上記カートリッジは多数の加圧された容器形態に使
用できる。例えば、上記カートリッジを容器内へ挿入
し、次いで圧縮ガスを送ってシールする。この圧縮ガス
と上記容器の外部との間の差圧が結果として物質を上記
プロダクト・バッグからディスペンスする。同様に、上
記圧縮ガス装置は当分野で既知の炭化水素ガス装置によ
り置換できる。本発明では更にプロダクト・バッグの独
特の形態が閉鎖バッグ内に収納された物質を包囲する上
記ディスペンサ内の圧力を実質的に定常圧に維持する改
良された圧力調整機構と共に使用できる。上記物質は閉
鎖バッグに収容されてその大部分は上記バッグからディ
スペンスされる。本発明は、また、上記プロダクト・バ
ッグを充填するにつれて上記圧力調整機構と相互作用す
るために独特のプロダクト・バッグを使用するための独
特の方法を提供する。この方法において、初期ディスペ
ンス圧、従って、上記調整された圧力は上記プロダクト
・バッグへ物質を導入する過程で設定される。これは複
雑な初期操作の必要性を除去する。この出発ディスペン
ス圧は物質充填量により決定されてよい。
【0005】本発明の1態様において、プロダクト・バ
ッグはガス不透過性材料等の適宜のバリア材により形成
される。上記バリア材はガス調整された底を形成するた
めに1縁部に沿って折り畳まれかつ他の3縁部に沿って
シールされる。その上縁シールに沿って特定楔形の弁連
結器が上記バッグの内側に溶接される。上記バッグは管
状に巻回されてよい。更に、解放自在の拘束部材が、上
記バッグを上記容器内に設置しかつ物質を上記バッグへ
注入するまで上記バッグを折り畳んで巻回した状態で保
持するために使用されてよい。上記容器内に設置される
上記圧力調整機構は物質が上記プロダクト・バッグへ導
入されるまで作用しない。従って、圧力調整機構および
プロダクト・バッグを含む閉鎖ディスペンサは提供され
たディスペンサ製造組立場所から運搬して上記圧力調整
機構に損傷を与えることなくかつ上記プロダクト・バッ
グの殺菌特性を損傷することなく他の充填場所へ移動で
きる。更に、本発明はプロダクト・ディスペンサ内の圧
力を調整するための独特の装置を提供する。この装置は
従来の既知装置より簡単である。更に、物質を上記容器
からディスペンスした後に再生成される圧力が上記プロ
ダクト・ディスペンサの初期圧または出発圧と実質的に
同一である点で高い信頼性を有する。
【0006】更に、本発明によれば、この圧力調整機構
は物質をディスペンスしかつプロダクト・ディスペンス
圧の損失を解除またはプロダクト・ディスペンスを妨害
することなく物質を無制限の配向でディスペンスでき
る。本発明により形成されたプロダクト・バッグを使用
して圧力を発生しかつ実質的にその圧力を制御する装置
は第1反応体を含有するガス発生室を含む。この装置は
また上記ガス発生室内に設置された包囲体を含みかつそ
の壁構造の少なくとも1部に透過性孔を有する。この装
置は更に上記包囲体内に第2反応体と共に上記第1ガス
を含有し、第2反応体は第1ガスと上記透過性孔との間
に含有される。上記第1反応体および第2反応体とし
て、それらを混合した物質がガスを発生することのでき
るものが選択されている。この態様の装置において、上
記透過性孔の寸法は平衡圧(上記第2包囲体内の圧力が
その包囲体を包囲する上記ガス発生室内の圧力と略同一
であるような圧力)で上記第2反応体の表面張力が該反
応体の上記包囲体のまわりの上記ガス発生室へ上記透過
性孔を通って流れるのを防止する寸法になっている。本
発明の方法によれば、圧力は開口部を有する中空体内の
第1反応体を導入することによりプロダクト・ディスペ
ンス容器内で制御される。上記中空体は同様に上記ガス
発生室内に設置される。出発圧はその出発圧が上記中空
体内の初期圧より大きくなる上記ガス発生室内で発生
し、それにより圧力平衡が形成されるまでガスを上記中
空体内へ上記孔から注入する。その平衡点で、上記中空
体および上記ガス発生室内の圧力は実質的に同一にな
る。上記第2反応体は、上記ガス発生室内の圧力が上記
平衡圧より低下するときに上記中空体から排出または付
勢される。圧縮圧は上記第2反応体(上記中空体から付
勢された)の上記第1反応体(上記ガス発生室内にあ
る)との反応生成物として生成されたガスにより上記ガ
ス発生室内で発生する。
【0007】本発明の他の態様によれば、本発明のプロ
ダクト・バッグに採用された上記ガス発生室内の圧力を
調整または制御するための装置は第1反応体およびプラ
スチックで形成されてよくかつ中空部を有する管状体を
含む圧力調整機構を有する。第2反応体およびガスは上
記中空部内に導入されており、一方向のみに流れをつく
る逆止弁が上記管状体のいずれかの端部に設けられてい
る。1(第1)逆止弁は、上記管状体のまわりの圧力が
上記中空部内のガス圧を越えるときに上記管状体の1端
部がガスを受け、かつ上記中空部内の圧力が上記管状体
のまわりの圧力を越えるときに他の(第2)逆止弁が上
記第2反応体を解放するように配設されている。上記2
つの逆止弁は共に1方弁である。このようにして、上記
第1逆止弁からはいかなるガスまたは反応体も逃げるこ
とはない。更に、いかなるガスまたは液体も上記第1逆
止弁から上記中空部へ透過することはない。本発明の他
の態様によれば、圧力調整機構は中空部を有するプラス
チックで形成されてよい管状体を有していてよい。液体
反応体またはガスは上記管状体の中空部の各端部にあ
る。好ましくは、上記管状体の中空部内の上記液体反応
体とガスとの比率は上記容器内に残るエアスペースと比
較して上記容器内の物質のそれに等しい。1以上の孔が
上記管状体の中空部に設けられており、それにより上記
管状体の内部と上記管状体が設置された領域との間への
透過によるアクセスを可能にする。上記孔の寸法および
上記液体反応体の種類として、圧力平衡、即ち、上記管
状体の内圧が上記管状体の外圧と等しくなるときに上記
透過性孔で上記液体反応体の表面張力が液体反応体の上
記管状体のまわりの領域への流れを阻止するものが選択
される。例えば、上記管状体内の反応体が50%クエン
酸溶液であるときに略0.3mmの孔が満足できる結果を
もたらす。
【0008】本発明の他の態様によれば、上記中空部
は、上記ディスペンサの配向と関係なく、上記中空部内
の反応体を常時上記透過性孔と上記中空部材に包囲され
たガスとの間に存在させることのできる分離手段を含ん
でよい。上記分離手段は可動シール、好ましくは球状の
隔板、または石油ベースのグリースまたはワックスプラ
グ等のバリアを含んでよい。本発明の他の態様によれ
ば、上記管状体は1つの閉鎖端部および液体反応体およ
びガスが移動して実質的に上記管状体の内部とガス発生
室との間の圧力平衡を維持する1以上の穿孔を有する接
着された弾性フィルムで被覆された第2端部を具備して
よい。本発明のプロダクト・バッグは圧力調整機構を使
用しない装置内で使用されてもよい。更に具体的には、
この装置は高い初期拡散率を設定する高初期圧までチャ
ージされることができる。物質がディスペンスされるに
つれて拡散率は上記容器内の圧力降下を伴って低下す
る。かかる装置の1つはプロダクト・バッグのまわりの
容器内の圧縮ガスを使用するものであってよい。物質が
ディスペンスされるときに、このガス圧縮は降下して拡
散率を低下させる。他の態様の装置は液化ガス噴射剤を
使用する。かかるガス噴射剤は液化炭化水素ガスを含
む。本発明のプロダクト・バッグは、バリア材が加圧ガ
スへ透過するのでかかる装置において利点を有する。従
って、このガスは上記プロダクト・バッグへ洩れること
なく、物質に悪影響を与えることなく、かつディスペン
スされる。この結果、効果的液化ガス噴射装置がかかる
装置に従来使用されたよりも少量のガスで目的を達成で
きる。
【0009】
【実施例】図1の(A)は本発明の態様によるプロダク
ト・ディスペンス・バッグを内包するプロダクト・ディ
スペンス装置を示す。この装置は外壁面103を有する
容器100を含む。プロダクト・ディスペンス・バッグ
102はガスセット(ガス調整された)底部111とシ
ールされた側部105を有する。プロダクト・ディスペ
ンス・バッグ102は同様にその上縁部106のまわり
をシールされている。弁組立体101はその容器の上面
へ延びる弁連結器117を介してプロダクト・ディスペ
ンス・バッグに取り付けられている。図1の(B)はデ
ィスペンス・バッグを部分的に収納した状態を示す側面
図である。上記ガスセット底部111は、開放されてド
ーム形(容器)底部118上に設置されている。上記容
器をシール後に、物質をプロダクト・ディスペンス・バ
ッグへその弁および弁連結器を介して射出する。上記バ
ッグは充填に伴って、膨張し、上記ガス調整された部は
上記容器底部118の表面に沿って拡張する。物質が上
記バッグに入れられると上記ガスセットは弁101とバ
ッグ102との間のシール上へ過度に力が加わるのを防
ぐ働きをする。これは上記バッグが自由空間にディスペ
ンスされると、上記物質の塊がバッグ/弁境界により支
持されないで上記容器の底部上に係止することによる。
上記ガスセットは充填作用を制御して上記バッグが均等
かつより完全に充填されるようにする。更に、上記ガス
セットは所定容器寸法に合致し、バッグの充填容量を向
上させる。好ましくは、上記ガスセット111の高さ
(上記バッグの底部と上記ガスセットの内シームとの間
の距離)は上記容器の半径の略80%まで延びる。
【0010】更に、上記容器にはディスペンス圧源を設
ける必要がある。調整されたディスペンス圧を加える1
方法および装置は図7から11を参照して下に説明す
る。他の方法として、上記プロダクトを包囲する上記閉
鎖容器内の領域を構成するガス室を初期ディスペンス圧
までチャージする。予備チャージは上記プロダクト・デ
ィスペンス・バッグ102上に圧力を加えるので上記弁
101が作動するときに物質は上記バッグから付勢され
て上記容器から出る。物質をディスペンスする上記圧力
は調整なしで着実に降下する。かかる予備チャージは上
記プロダクト・バッグを包囲する上記容器内の圧縮ガス
を使用して、または液化ガス噴射剤を用いて行うことが
できる。本発明のプロダクト・ディスペンス・バッグは
いかなる装置にも使用できる。図2はプロダクト・バッ
グを形成するための材料のセグメント200を示す。こ
の材料は、アルミニウムまたは他のガス・バリア層を含
むフィルムであってよく、通常、連続ロールの形態で提
供される。セグメント200が上記ロールから、一旦、
切断されると、耳セグメント201が折れ部202間で
対称的に中央部に沿って形成される。そこで、セグメン
ト203を一緒に折り畳んで、その側縁部を接触させ
る。この時、耳セグメント201は一直線になり、かつ
折れ部202がその袋のガスセット底部111を形成す
る。中央折れ部202は上記ガスセットの内シームを形
成する。上記側縁部は共にヒートシールされてプロダク
ト・バッグを形成する。上記プロダクト・バッグがシー
ルされると、上記耳セグメントは上記ガスセット底部を
外方へ折り曲げて上記ガスセット底部のシール領域上へ
の応力を減少しながら上記缶(容器)の基部上へ上記バ
ッグを設定する。上記バッグ組立体を形成する工程のこ
の点で、流れ装置を上記バッグへ挿入する。この流れ装
置は実質的に上記バッグの全長に延在してよい。上記流
れ装置は物質の流れを促進して排気パーセンテージを、
特に、粘着物のために、増大させる。外側から加圧され
たバッグはその物質の約60%がディスペンスされると
その中央部のまわりで折れ始める。粘着物質を伴うまた
は軽量構造のバッグの場合、この折れ動作は上記バッグ
を完全に閉鎖し、上記ディスペンサの上の出口へ物質が
流れるのを阻止する。上記流れ装置は上記バッグの出口
の真下になると、上記バッグの上下両方にトラップされ
た物質を流し続ける。上記流れ装置は管(図12(B)
の側面図および図12(E)の断面図に示されてい
る)、リボン付ストリップ(図12(C)の側面図およ
び図12(F)の断面図に示されている)、および部分
的に閉鎖された管(図12(A)の側面図および図12
(D)の断面図に示されている)等の種々の形態を採る
ことができる。図13は上記バッグ内の流れ装置130
1を示すと共に、いかにして上記プロダクト・バッグの
折れを防止して上記バッグの底部を閉鎖するかを示す。
上記バッグが折れ始めた時でさえ流れ装置1301は上
記バッグの底部内の物質を上記ディスペンス弁へ誘導す
る。
【0011】上記プロダクト・ディスペンス・バッグを
完成する前に、上記弁組立体を上記バッグ材へ取り付
け、かつ上記バッグを上記弁連結点のまわりに完全にシ
ールする。標準的な弁が上記弁組立体に使用できる。し
かし、本発明は上記バッグと弁組立体の連結を確実にす
るために独自の楔形連結具を意図している。この楔形連
結具の態様は図3の(A)および(B)に図示されてい
る。延長セグメント301は上記楔形連結具302を図
示されていない弁組立体へ連結する。上記楔形連結具を
上記バッグの上部へ挿入し、かつ上記バッグの上縁部を
溶接するときその縁部に沿って上記楔形連結具を溶融
し、上記シールの弱領域に充填する。結果として、上記
弁組立体にすでにしっかりと連結された上記楔形連結具
は安全シールを有する上記バッグの内部へ堅く連結され
る。上記楔形連結具および上記プロダクト・バッグの材
料は溶接加工によるシールに適したものが選択され、例
えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、その他の適宜の
プラスチックから形成されてよい。更に、上記楔形連結
具はその底面に沿って独自のダイアモンド形を有するも
のであってよい。しかし、側点3021で、その表面は
図3(A)に明瞭に示されたようにその底部から傾斜し
ている。この独自の形状は上記弁連結具と上記プロダク
ト・ディスペンス・バッグとの連結を増進し、上記バッ
グを物質で充填するときに応力を解放する。更に、上記
楔形連結具の形状は従来のバッグ形成設備に適用できる
利点を有する。
【0012】図4は弁組立体402を取り付けかつ側縁
部403をシールした完全な状態に組立てられたプロダ
クト・ディスペンス・バッグの態様を示す。本発明は容
器内の従来寸法の開口部へ簡単に付設できる。インサー
トは挿入を容易にするために管状に巻回した折り畳みバ
ッグを含む。このバッグは、1側縁部からではなく、バ
ッグの中央からその側縁部外方へ巻回される。上記バッ
グは解放自在の拘束部材によりその状態にされており、
その例は図5に示されている。拘束部材500は軽量紙
の形態になっていて、その両端部502に沿って接着剤
が塗布されている。接着剤縁部502の1つは上記プロ
ダクト・ディスペンス・バッグのシールされた両側部の
1側と接触する。拘束部材500は巻回した上記バッグ
の周辺で包まれて重合されている。第2接着剤縁部は拘
束部材500の上面と接触しかつ第1接着剤の縁部上に
設定される。このようにして、その中央から巻いたイン
サートは上記容器内に設置できる状態になる。物質が上
記バッグへ注入されるまで、拘束部材500は巻いて、
折り畳んだ状態で上記バッグを保持する。その時点で、
注入圧が拘束部材500を炸裂させ、それにより物質が
注入されるにつれて、上記バッグを上記容器内で膨張さ
せる。拘束部材500の炸裂を促進するために、上記バ
ッグへ該拘束部材を取り付ける前にスリット505を設
ける。物質が上記バッグへ注入されるにつれて、拘束部
材500は上記スリットにより形成されたラインに沿っ
て裂ける。拘束部材500が裂けた後に、上記インサー
トをその中心のまわりで回転させて解巻する。これは充
填時の上記弁/バッグの境界上の応力を減少させて、よ
り多量の充填を可能にする。
【0013】図6は上記容器に設置するための完成され
たバッグ/弁・インサートを示す。シール601は巻い
たプロダクト・バッグ602のまわりを包み、このプロ
ダクト・バッグには上記楔形連結具(図示せず)と共に
弁組立体603が取り付けられている。上記インサート
が一旦上記容器に設置されると、上記弁組立体の下リム
605が上記容器の上にある開口部のリム(図示せず)
へシールされる。上記バッグ、ガスセット、および弁組
立体の一定の寸法関係はディスペンス装置の特性を一層
向上させるように決定される。例えば、上記ガスセット
の長さは上記缶の半径の80%相当であるのが好まし
い。上記バッグの高さは内側缶の高さ(上記容器の上リ
ムから上記底ドームの上面まで)と上記弁の高さとの間
の高さに略等しい。上記材料の高さは上記バッグの高さ
の2倍と上記ガスセットの長さの2倍の合計に略等し
い。図7から11はディスペンス装置の形態の1タイプ
を示し、本発明のプロダクト・ディスペンス・バッグは
圧力調整機構と共に使用されている。上記のごとく、本
発明のプロダクト・ディスペンス・バッグは、圧縮ガス
または液化炭化水素装置のごとき装置は、または上記バ
ッグを包囲する圧力源が上記バッグの外へ物質を付勢す
るために使用されるいかなる物質を入れるバッグ・ディ
スペンス装置にも使用できる。ガスセットされた底部を
有するプロダクト・バッグ702は容器壁703内に設
置されている。ガス発生室704は容器壁703とプロ
ダクト・バッグ702の外部との境界領域により形成さ
れている。炭酸水素ナトリウム等の第1反応体707が
ガス発生室704内の容器の底部内に設置され、かつ圧
力調整機構708も同様に該ガス発生室内に設置され
る。圧力調整機構708は第2反応体709を含み、こ
の反応体はクエン酸のような液体反応体であってよい。
1態様として、上記圧力調整機構はいずれかの端部に設
置された逆止弁710を有する中空管である。第2反応
体709が第1反応体707と混合すると、ガスがガス
発生室704で発生する。圧力調整機構708は、上記
管の外側の圧力がその管の内側の圧力を越えると、ガス
は圧力平衡が形成されるまで上記管へ送られるように設
計されている。上記管の内側の圧力がその管の外側の圧
力を越えると、第2液体反応体709が上記管からガス
発生室704へ付勢されて、第1反応体707と反応
し、それにより上記ガス発生室内でガスを発生させて上
記管の内側の圧力と該管を包囲する圧力との間の圧力平
衡を再形成する。ガス発生室704内に発生した圧力は
プロダクト・バッグ702を圧力下へ置き、従って、プ
ロダクト・バッグ702内に収容された物質を圧力下に
置く。このようにして、弁701が物質をディスペンス
するように作動すると、物質は上記ガス発生室内で生成
された圧力下で上記容器からディスペンスされる。
【0014】炭酸水素ナトリウムが第1反応体として、
かつクエン酸が第2反応体として使用されるのが好まし
いが、他の反応体が使用されてもよい。同様に、上記反
応体の溶液またはスラリーが使用でき、かつ上記反応体
は所望により相互に交換されてよい。圧力調整機構70
8については更に詳細に後述する。しかし、上記管は第
1反応体707と反応して上記プロダクト・バッグ内に
設置された全物質のディスペンスを通じて実質的に定常
なディスペンス圧を維持するように設計されている。上
記ディスペンス装置の初期圧は上記プロダクト・バッグ
が充填されるときにセットされる。物質が上記バッグへ
導入されるにつれて、上記バッグの容積は膨張して上記
ガス発生室の容積を減少し、順次、該ガス発生室内の圧
力を増加させる。上記ガス発生室の圧力増加により圧力
調整機構708内のガス圧力が増加する。上記プロダク
ト・バッグに物質が充填されると、単位圧がガス発生室
704内に設定され、圧力調整機構708の内圧と外圧
とが平衡になるようにガス圧力が同様に圧力調整機構7
08内で設定される。初期圧は所定の缶寸法との関係で
物質の充填量により決定される。上記ガス発生室内の圧
力が物質の排出およびこれに付随する上記ガス発生室の
容積の膨張により低下する度に、圧力調整機構708が
第1反応体707と混合している第2液体反応体709
の所定量を排出して、上記ガス発生室内の初期チャージ
圧を再形成するために圧力を再発生させる。排出される
クエン酸709の量は上記容器/管ヘッドの空間と、上
記管内のガス量との差圧により決定される。上記プロダ
クト・バッグを充填する動作は上記圧力調整機構を作動
してディスペンス圧までチャージする。上記圧力調整機
構は、更に、上記容器から上記物質をディスペンスする
全工程にわたってディスペンス圧力を制御する。
【0015】図7に示されるように、上記プロダクト・
バッグはガスセットされた端部711を有しかつ上記容
器の寸法に対応する所定長を有する。更に具体的には、
プロダクト・バッグ702はバッグ内の物質がガスセッ
ト711の基部713とドーム状容器702の底部とを
接触させるような長さになっている。上記ガスセット
は、物質が上記バッグに入れられたときに弁701と上
記バッグとの間のシールに不当な圧力が加わるのを防
ぐ。更に、上記ガスセットは所定缶寸法のバッグ充填容
量を改良する。好ましくは、ガスセット711の高さ
(上記バッグの底と上記ガスセットの内シームとの間の
距離)は上記容器の半径の略80%まで延びる。図8
(A)および(B)はそれぞれディスペンス容器のイン
サートを製造する方法を示す。ここにおいて、上記イン
サートは折り畳まれたディスペンス・バッグだけでな
く、圧力調整機構をも含む。図8(A)はプロダクト・
ディスペンス・バッグ1008と圧力調整機構708を
示す。バッグ1008は図5および6について説明した
ように中心から巻回して管状とし、上記圧力調整機構は
上記プロダクト・バッグの側部に沿って設置されてい
る。この管状構造は初期において図8(B)のごとく手
段1009(接着剤バンドまたは点等)により拘束され
ていてよい。更に、図5に関して説明したように解放自
在の抑制物を使用してもよい。このように、インサート
1010はディスペンス容器組立体ラインに沿ってディ
スペンス容器へ簡単に挿入できる。
【0016】ディスペンス容器は挿入ステーションへ運
ばれ、かつディスペンサへ設置された上記インサートは
そこでシールされる。続いて、物質が弁1006を介し
てプロダクト・バッグ1008へ注入される。充填作業
時に弁1006からバッグ1008へ物質を設置するこ
とにより、抑制部材1009が解放して上記バッグは次
の物質を受けるために膨張する。上記のごとく、上記バ
ッグの充填は結果として上記圧力調整機構を作動させ
る。上記圧力調整機構が上記プロダクト・バッグを充填
するまで作動しないということは複数の出荷の選択を可
能にする。第1に、物質を入れた完成したプロダクト・
ディスペンサは積荷可能であり、この形態で上記ディス
ペンス圧は決定されている。他の選択として、圧力調整
機構を含む容器を物質を入れずに積荷できる。物質が後
に添加される場合には、上記ディスペンス圧はその時に
設定する。他の選択として、図8(A)および(B)の
バッグ/圧力調整機構・インサートを積荷してよい。上
記インサートは後に容器へ設置されてよい。更に、上記
圧力調整機構は別に積荷されてよい。同様に、プロダク
ト・ディスペンス・バッグは、特に、上記のごとき圧力
調整機構が使用されない場合には、分離して積荷してよ
い。上記圧力調整機構の他の幾つかの態様について図9
(A)から11を参照して詳細に説明する。
【0017】例1 図9(A)は本発明のディスペンス装置に使用する上記
圧力調整機構の第1態様を示す。圧力調整機構1100
は管1105の両端部に設置された逆止弁1101およ
び1101’(共に一方弁)を有する中空管状部材を含
む。逆止弁1101はガスがその逆止弁の側壁に沿って
中空管1105へ進入しかつ中空管室1103のガス部
へ進入するように配置されている。これは圧力調整機構
1100の外圧がその圧力調整機構内の圧力を越えると
きに発生し圧力平衡状態が設定されるまで続き、この時
には圧力調整機構1100へガスは流れない。他の逆止
弁1101’は、管1105内側の圧力がその管の外側
の圧力を越えたときに、液体反応体1102が管から解
放されるように配置されている。しかし、反応体または
ガスは逆止辺1101’から上記管へ送ることはできな
い。上記2つの逆止弁1101と1101’は上記管お
よび反応体と共に上記ディスペンス容器の圧力発生室と
関連して圧力調整機構を形成し、実際の圧力フィードバ
ッグ系を構成する。特に、上記圧力調整機構が上記ガス
発生室内の初期圧を形成する上記プロダクト・バッグの
充填により一旦チャージされると、上記圧力調整管は上
記ガス発生室と共に圧力平衡を形成した上で初期圧状態
に達する。物質がディスペンスされると、上記ガス発生
室内の圧力はその容積の膨張により低下し、かつ上記圧
力変化により液体反応体1102が上記ガス発生室へ解
放されて上記ディスペンス容器内の第1反応体と混合す
る。上記2つの反応体は混合してガスを発生し、上記ガ
ス発生室内のガス圧は上昇する。上記管から解放された
液体反応体の量の適性な測定により、上記圧力調整機構
の初期圧を再設定するために上記ガス発生室内のガス発
生を制御する。ガス発生の制御は、上記2つの反応体の
濃度および上記逆止弁の開放圧力に影響する逆止弁の形
状等複数のファクタに依存する。このようにして、上記
ガス発生室は初期圧に戻り、かつ上記プロダクト・バッ
グ内の物質は、いくらかの物質が初期に充填された状態
でディスペンスされた後に実質的に同一圧力下におかれ
る。この作用は全物質が上記バッグからディスペンスさ
れるまで続く。
【0018】上記形態の圧力調整機構は直立位置に関し
て広範囲のディスペンス容器配置で作用する。しかし、
低摩擦、ガス・タイト、およびガス1103と液体11
02との間の可動シールは性能崩壊を伴うことなくいず
れの可能配置においても上記装置を可動させる。図9
(B)は異なる技術を使用して図9(A)の逆止弁とし
て同一結果を達成する他の圧力調整機構を示す。図9
(A)の装置において、上記逆止弁は薄いフィルム形態
に置換されている。特に、逆止弁1101は上記管の第
1端部上に設置された第1弾性フィルムおよび上記第1
弾性フィルム上に設置された第1半硬質または非弾性フ
ィルム1101Bにより置換されている。1以上の孔が
上記第1半硬質および上記第1弾性フィルムに穿設され
ている。静止状態で、上記弾性フィルムの孔はそのフィ
ルムの弾性特性および該孔の穿孔特性から閉鎖される。
上記管の第2端部で、置換された逆止弁1101’はそ
の端部上の半硬質フィルム1101’Bでありかつ上記
半硬質フィルム上で第2弾性フィルム1101’Aであ
る。1以上の孔が同様に静止状態で閉鎖すべく後者の2
フィルムに穿設されている。上記半硬質フィルムは加圧
の結果として連結された弾性フィルムが可動する方向を
形成する。第1端部で、第1半硬質フィルムは第1弾性
フィルムにより、上記ガス発生室内の圧力が上記管内の
圧力を越える差圧に応答する。この状態で、第1半硬質
および第1弾性フィルムの上記孔は開放し、ガスは圧力
平衡が形成されるまで上記管へ流れる。しかし、仮に、
上記管の内側の圧力がその管の外側以上になると、第1
半硬質フィルムは第1弾性フィルムの運動を防止するバ
ッキイングとして働いてその弾性フィルム内の穿孔の開
放を防止する。従って、その形状は逆止弁1101に対
応する。上記第1半硬質フィルムおよび第2弾性フィル
ムは同一原理を採用して逆止弁1101’の機能を発揮
する。特に、上記管内側の圧力が上記ガス発生室内のそ
れよりも大きくなると、第2弾性フィルムは外方へ膨張
し、上記穿孔を開放して、反応体1102を上記ガス発
生室へ放出する。上記管の外側の圧力がその管の内側の
それを越えると、第2半硬質フィルムは第2弾性フィル
ムの運動を阻止して上記フィルム内の穿孔の開放を阻止
する。要約すれば、図9(B)の上記半硬質/弾性フィ
ルムの形状は図9(A)の逆止弁1101および110
1’に類似している。
【0019】例1の態様の両者では、ガスと液体反応体
との間の可動シールは、例えば、石油ゼリーで作ったグ
リースプラグであってよい。ガスの比率または上記管内
の液体反応体のヘッドスペースは重要である。この観点
で、図7のガス・ヘッドスペース750対上記管内の液
体反応体709との比は上記容器の非物質含有部(エア
スペース)対上記容器内の物質充填部の比に相関する。
例えば、上記缶内の全容量は295ccであってよい。こ
の缶内の70%物質充填は略200ccとなる。この態様
において、総容量が約8.5ccの圧力調整機構は圧力調
整を実施するのに効果的であることが知見されている。
この容積で、適宜の圧力調整が好ましくは2ccから4cc
の範囲のヘッドスペース容量またはガスにより達成され
る。この圧力調整機構において、好適の結果は液体反応
体が略4.5cc、上記ヘッドスペース・ガスが3cc、可
動プラグが1ccのときに達成される。一般的に、ヘッド
スペース・ガス対液体の比は上記容器内エアスペース対
物質充填(量)の比に略等しい。
【0020】上記容器の初期化に関する他の重要な概念
は圧力増加に関する思想である。これは、開始するディ
スペンサへ供給する物質量がBoyleの法則により初期デ
ィスペンス圧を発生させるのに必要な量よりも少ない場
合に有用である。この条件下で、充填動作前に上記容器
内の圧力を部分的に上昇させるのに有利である。例え
ば、335mlの空容量(弁、バッグ、圧力調整器および
反応体の容量は26mlと仮定)のエアゾール缶におい
て、上記プロダクト・バッグへの239mlの物質充填は
その缶圧を0psigから50psigまで上昇させる。反対
に、例えば、ある理由から上記物質充填が200mlに制
限されると、その圧力は、増加を伴わない場合、1psig
から26psigへ上昇する。しかし、例えば、8.1psig
の圧力増加を物質を充填する前の容器に与えると、所望
の50psigが得られる。圧力増加を実施する方法、即
ち、容器を予備加圧する方法は、当分野の熟練者による
実施が可能であり、かつ物質添加の前後のいずれかに実
行されてよい。
【0021】例2 図10は本発明の装置における圧力調整機構の他の態様
1208を示す。この態様は1以上の透過性孔または開
口部1213を有する中空部1212を具備した管状構
造体を含む。上記開口部の数は中空部1212内の第2
反応体1214の粘度に依存し、代表的には1から4の
範囲である。ガスは圧力調整機構1208の内部にあ
る。第2反応体1214と上記開口部の寸法は、上記管
の外圧がその管の中空部の内圧と等しい圧力平衡位置
で、上記液体(反応体)が垂直面に関してその配置と関
係なく上記管から流出しないように選択される。ステム
部12は開口部1213が上記ガス発生室内の第1反応
体より上になるように設けられる。上記ガス発生室へは
圧力調整機構1208が挿入される。上記開口部を第1
反応体から分離することにより、かかる圧力条件が存在
しかつ上記管の外圧がその管の内圧を越えてガスを上記
管へ流入させる場合に、上記ガス発生室から上記管への
流体の流出を防止する。第2反応体1214およびガス
は分離されるのでそのガス(上記開口部から上記中空部
へ透過するとき)は第2反応体へ侵入して圧力平衡が達
成される。上記管の中空部の内径は7から12mmであっ
てよい。上記管の両壁はポリエチレンまたはポリプロピ
レン等いずれの経済的な無反応材料により形成されてい
てもよい。4つの孔の1つは上記のごとき孔または透過
性開口部であり、各孔の直径は代表的反応体用として略
0.3mmである。第2反応体1214はクエン酸の50
%溶液であってよい。
【0022】上記のごとく、上記プロダクト・バッグを
充填する動作は、例えば、50psigのプロダクト・ディ
スペンサにおいて開始圧力平衡を形成する。上記プロダ
クト・ディスペンサが作動して物質をディスペンスする
と、上記ガス発生室内の減圧、例えば、45psigになる
のが普通である。その点で、上記中空管部材の内側のガ
スは上記ガス発生室内の圧力、約45psigを越える約5
0psigの圧力になる。従って、圧力平衡を再設定する1
試みとして、上記管内のガスが上記管内の第2反応体1
214へその圧力を加える。上記差圧は上記孔または透
過性開口部1213に関する上記反応体の表面張力を克
服する。上記差圧および上記管内のヘッドスペース・ガ
スに基づいて特定量の反応体1214が上記ガス発生室
内の第1反応体へ加えられる。この2反応体を混合した
後に、ガスが発生し、このようにして上記ガス発生室内
で圧力を再発生させ、上記中空管内に新たに平衡が設定
されるときの代表的圧力は48から52psigである。従
って、上記ガス発生室内のディスペンス圧は再設定され
る。上記中空管内に充分な液体反応体がある限り、この
圧力調整機構は、ディスペンスの必要が生じるごとにプ
ロダクト・ポーチから全物質がディスペンスされるまで
初期ディスペンス圧を実質的に再設定できる。
【0023】図11は図10の態様の他の装置を示し、
ここでは上記管の開口部が薄いフィルムテクノロジーで
置換される。特に、上記管の上端部は半硬質フィルム1
300によりシールされる。このシールは、例えば、超
音波溶接またはレーザ溶接によりヒートシールされてよ
い。ただし、他のシール法が使用できる。上記管の底部
は1以上の穿孔を有する結合された弾性フィルム130
2により被覆されている。このエラストマはバルーンを
作るゴム材等であってよい。針状装置がその穿孔に使用
される(孔のカットまたは焼去でなく)場合には、上記
針装置を除去するとその孔は閉鎖される。この態様は図
10の態様と同様の作用をするが、液体1312または
ガス1303の上記開口部を通る通路を更に制御できる
利点が加わる。上記ゴム材の硬度、厚み、および穿孔針
の寸法は上記装置に形成される上記弁開放圧を決定する
ファクタとなる。従って、液体またはガスを通過させる
ために上記フィルムの膜が延びる前に該膜全体にわたる
一定の差圧が必要である。非伸張条件で上記孔は閉鎖さ
れる。この試みはこの装置を衝撃、振動、および温度サ
イクルに対して無感応にする。図10および11の形態
は水平から90°ないし水平から略5°の範囲の配置で
使用できる。しかし、上記容器がディスペンス中に起立
から倒立回転する場合には、上記管の気体は上記透過性
開口部と接触し、液体反応体は上記開口部から移動した
上記管の端部に設置されることになる。かかる場合、上
記管の外圧がその内圧を越えると、散開したように、上
記管内側のガスは圧力平衡を保つために上記透過性開口
部から洩れ出す。いかなる液体反応体も上記管から付勢
されない。結果として、上記装置は初期または開始ディ
スペンス圧を再発生させることはできない。
【0024】図9(A)および図9(B)は上記ディス
ペンサが使用中に様々に配向にする可能性を補償する方
法を示し、このことは本発明に参照された関連するUS
特許出願第07/692,682号およびUS特許第
5,035号および同第5,040,704号に開示さ
れている。図9(A)および(B)において、円筒状プ
ラグは点線で示されている。このプラグは上記管の内周
辺に締結に嵌合するがそれに沿って可動である。従っ
て、このプラグは常に第2反応体を排出する上記管の端
部、即ち、逆止弁1101’と端部1120に穿孔され
た孔と接触するように配置された第2反応体を維持す
る。本発明はプロダクト・ディスペンス・バッグとして
特異な形態を提供すると同時に、かかるバッグとプロダ
クト・ディスペンサ内の圧力を再生する機構との特異な
組合せを提供し、その開始ディスペンス圧は再形成する
ことができる。この形態は簡単かつ信頼性のある系圧の
調整を可能にする。当分野の通常の熟練者は上記反応体
とは異なる解決策を本発明の装置に使用できることを理
解するであろう。また、孔の寸法は上記圧力調整機構に
使用される上記反応体の表面張力または粘度により調整
できる。更に、気泡の寸法および上記管其自体の寸法は
物質のディスペンス環境に意図された使用に応じて変化
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明のディスペンス装置には種々の利
点がある。本発明における上記形態のプロダクト・バッ
グは物質の充填容積を改良し、バッグ弁組立体上に加わ
る応力を低減し、かつ使用終了時点で上記ディスペンサ
に残った物質量の減少を条件として排気を改善する。同
様に、バリア材の使用は液化炭化水素の減少量による差
圧ディスペンス法の使用を可能にする。上記弁連結器は
バッグと弁連結器との間の連結を一層安定にする。この
プロダクト・ディスペンス・バッグは、また、ディスペ
ンス力を提供するために圧縮ガスを使用する装置または
袋形態の他の物質に同様に有用である。更に、本発明
は、ほとんどのプロダクト・バッグ装置におけるように
加圧ガスを決定するのではなくディスペンス装置内の出
発圧を決定する充填量である約70%以上の缶充填を可
能にする点で既知プロダクト・バッグ式装置に有利であ
る。かかる装置において(例えば、)出発圧は、50ps
ig終了圧にするために、170psig程度の高さでなけれ
ばならない。本発明の圧力調整機構が高い出発圧を必要
としないので、このことは本発明のディスペンス装置に
は必要ない。低い出発圧が実施できる場合、従来プロダ
クト・バッグ装置に使用されているものと異なり更に薄
い缶壁の使用が可能になる。更に、本発明のディスペン
ス装置は次の利点を有する。本発明の装置は所定の缶寸
法およびプロダクト・バッグ寸法のプロダクト・バッグ
の物質充填量に依存して出発圧を選択できる。本発明の
ディスペンス装置はプロダクト・ディスペンスのために
広範囲の圧力を必要とする特定設計のユニットと異なり
一層安価で目詰まりの少ない入手容易なアクチュエータ
の使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明の態様によるプロ
ダクト・ディスペンス・バッグを包含するディスペンス
容器装置の変化の前後を説明する図である。
【図2】本発明の態様によるディスペンス装置に使用で
きるプロダクト・バッグを形成するための材料の展開図
である。
【図3】(A)は図1のディスペンス弁を固定するため
の弁連結器の立面図であり、および(B)はその平面図
である。
【図4】図1の態様による、弁を取り付けかつシールさ
れたプロダクト・ディスペンス・バッグの立面図であ
る。
【図5】図1のプロダクト・ディスペンス・バッグを物
質充填前に折り畳んだ状態で保持するための取り外し自
在のシール部材の図である。
【図6】図1の態様のプロダクト・ディスペンス・バッ
グの、ディスペンス容器へ挿入するために用意された状
態を示す図である。
【図7】圧力調整機構を有する装置に図1のプロダクト
・ディスペンス・バッグを使用した本発明の他の態様の
部分断面を含む立面図である。
【図8】(A)および(B)はディスペンス容器へ設置
される、プロダクト・ディスペンス・バッグと圧力調整
装置とを含むインサートを形成する前後工程を示す図で
ある。
【図9】(A)および(B)はディスペンス容器へ挿入
されかつ本発明のディスペンス装置を提供する圧力調整
機構の異なる態様を示す立面断面図である。
【図10】本発明による圧力調整機構の他の態様の立面
断面図である。
【図11】本発明による圧力調整機構の他の態様の立面
断面図である。
【図12】(A)から(F)はそれぞれ本発明のプロダ
クト・ディスペンス・バッグに含まれる流れ管の態様を
示し、(A)、(B)および(C)の側面図に対し、
(D)、(E)および(F)はそれぞれに対応する断面
図である。
【図13】プロダクト容器内に流れ管を含む本発明のプ
ロダクト・ディスペンス・バッグの1態様の立面図であ
る。
【符号の説明】
100…容器 101,402…弁組立体 102,602,702…プロダクト・ディスペンス・
バッグ(プロダクト・バック) 105…シール側部 111,711…ガスセット 117…弁連結器(弁連結具) 200…セグメント 500…拘束部材 502…接着剤 505…スリット 601…シール 703…容器壁 704…ガス発生室 707…第1反応体 708…圧力調整機構 709…第2反応体 710…逆止弁 1008…プロダクト・ディスペンス・バッグ(プロダ
クト・ハッグ) 1010…インサート 1100,1208…圧力調整機構 1105…管状部材(管または管本体) 1101…逆止弁 1102…反応体 1213…貫通孔または開口部 1301…流れ装置(流れ管)
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プロダクト・ディスペンス・バッグ組
立体とそれを使用したプロダクト・ディスペンス装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物質を入れる袋(『プロ
ダクト・バッグ』)とそれを製造する方法に関する。特
に、本発明は充填される前にディスペンス容器へ挿入す
るための独特のプロダクト・バッグ組立体に関し、この
プロダクト・バッグ、該バッグの弁連結器、および該バ
ッグと弁との組立体がそのディスペンサの充填能力を向
上させかつ性能を改善するものである。
【0002】
【従来の技術】本願は「プロダクト・バッグから物質を
ディスペンスするための方法および装置」に係る199
1年4月20日に出願のUS特許出願第07/692,
682号の一部継続出願であり、この出願は「プロダク
ト・バッグから物質をディスペンスするための方法およ
び装置」に係るUS特許第5,040,704号で19
90年4月20日出願のUS特許出願第512,167
号の一部継続出願であり、この特許はUS特許第5,0
35,357号に係る「プロダクト・ディスペンサ内の
圧力を維持するための方法と装置」に係る1990年1
月26日出願のUS一部継続特許出願第470,991
号である。加圧容器を使用するディスペンス装置は周知
である。かかる装置においてディスペンスする物質はそ
の容器内に入れられる。更に、上記容器は出発圧までチ
ャージされる。ディスペンス弁が作動すると、上記ディ
スペンサの内部圧力と周囲圧力との差圧が結果的に上記
容器から物質をディスペンスする。容器内に設置された
プロダクト・バッグを使用するプロダクト・ディスペン
サを提供すること、および上記容器外部の圧力発生機構
を上記プロダクト・バッグを加圧するために上記プロダ
クト・バッグに設けることは既知である。ディスペンス
圧はこのようにして上記圧力発生機構により設定され
る。かかる装置では、上記ディスペンス・バッグは過剰
応力をバッグと弁との境界に加えることになるディスペ
ンス弁から吊り下げられるのが典型的である。更に、上
記プロダクト・バッグは、時に、容器開口部から付勢し
ながらそのプロダクト・バッグに応力を加えて缶へ詰め
込まれるのが典型的である。更に、ディスペンス弁を上
記ディスペンス・バックへ取りつけるために使用される
方法は洩れに敏感であることから上記プロダクト・ディ
スペンサの信頼性を低下させる。従って、上記プロダク
ト・バッグの構造はディスペンサの機能を制限するファ
クタとなり、かつ時に不意に圧力を減少させてディスペ
ンス装置を漂移させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は洩れに
対する敏感さを実質的に減少させる独自のプロダクト・
バッグの構造を提供することにより従来プロダクト・バ
ッグの性能と信頼性を実質的に改良することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記観点から、本発明に
よるプロダクト・バッグはそこへ弁を連結するための独
特の弁連結器を具備する。同様に、本発明は上記バッグ
を干渉せずかつ損傷を与えることなくプロダクト・ディ
スペンス容器へ挿入する弁組立体に特異のカートリッジ
形態を提供する。このカートリッジは上記プロダクト・
バッグの長手へ延びかつ上記バッグの出口の真下に設置
された流れ管を含んでいてよい。上記流れ管は折り畳ん
だ上記プロダクト・バッグ内へ物質がトラップされるの
を防止するために使用される。本発明の上記カートリッ
ジは多数の加圧された容器形態に使用できる。例えば、
上記カートリッジを容器内へ挿入し、次いで圧縮ガスを
送ってシールする。この圧縮ガスと上記容器の外部との
間の差圧が結果として物質を上記プロダクト・バッグか
らディスペンスする。同様に、上記圧縮ガス装置は当分
野で既知の炭化水素ガス装置により置換できる。本発明
では更にプロダクト・バッグの独特の形態が閉鎖バッグ
内に収納された物質を包囲する上記ディスペンサ内の圧
力を実質的に定常圧に維持する改良された圧力調整機構
と共に使用できる。上記物質は閉鎖バッグに収容されて
その大部分は上記バッグからディスペンスされる。本発
明は、また、上記プロダクト・バッグを充填するにつれ
て上記圧力調整機構と相互作用するために独特のプロダ
クト・バッグを使用するための独特の方法を提供する。
この方法において、初期ディスペンス圧、従って、調整
された圧力は上記プロダクト・バッグへ物質を導入する
過程で設定される。これは複雑な初期操作の必要性を除
去する。この出発ディスペンス圧は物質充填量により決
定されてよい。
【0005】本発明の1態様において、プロダクト・バ
ッグはガス不透過性材料等の適宜のバリア材により形成
される。上記バリア材はガセットを有する(gusse
ted)底を形成するために1縁部に沿って折り畳まれ
かつ他の3縁部に沿ってシールされる。その上縁シール
に沿って特定楔形の弁連結器が上記バッグの内側に溶接
される。上記バッグは管状に巻回されてよい。更に、解
放自在の拘束部材が、上記バッグを上記容器内に設置し
かつ物質を上記バッグへ注入するまで上記バッグを折り
畳んで巻回した状態で保持するために使用されてよい。
上記容器内に設置される上記圧力調整機構は物質が上記
プロダクト・バッグへ導入されるまで作用しない。従っ
て、圧力調整機構およびプロダクト・バッグを含む閉鎖
ディスペンサは提供されたディスペンサ製造組立場所か
ら運搬して上記圧力調整機構に損傷を与えることなくか
つ上記プロダクト・バッグの殺菌特性を損傷することな
く他の充填場所へ移動できる。更に、本発明はプロダク
ト・ディスペンサ内の圧力を調整するための独特の装置
を提供する。この装置は従来の既知装置より簡単であ
る。更に、物質を上記容器からディスペンスした後に再
生される圧力が上記プロダクト・ディスペンサの初期圧
または出発圧と実質的に同一である点で高い信頼性を有
する。
【0006】更に、本発明によれば、この圧力調整機構
はプロダクト・ディスペンス圧の損失を伴うことなくま
たは物質のディスペンスを妨害することなくプロダクト
・ディスペンサを自由に配向させて物質をディスペンス
できる形態になっている。本発明により形成されたプロ
ダクト・バッグを使用して圧力を発生しかつ実質的にそ
の圧力を制御する装置は第1反応体を含有するガス発生
室を含む。この装置はまた上記ガス発生室内に設置され
た包囲体を含みかつその壁構造の少なくとも1部に透過
孔を有する。この装置は更に上記包囲体内に第2反応体
と共に上記第1ガスを含有し、第2反応体は第1ガスと
上記透過孔との間に含まれる。上記第1反応体および第
2反応体として、それらを混合した物質がガスを発生す
ることのできるものが選択されている。この態様の装置
において、上記透過孔の寸法は平衡圧(上記第2包囲体
内の圧力がその包囲体を包囲する上記ガス発生室内の圧
力と略同一であるような圧力)で上記第2反応体の表面
張力が該反応体の上記包囲体のまわりの上記ガス発生室
へ上記透過孔を通って流れるのを防止する寸法になって
いる。本発明の方法によれば、圧力は開口部を有する中
空体へ第1反応体を導入することによりプロダクト・デ
ィスペンス容器内で制御される。上記中空体は同様に上
記ガス発生室内に設置される。出発圧は上記ガス発生室
内で発生し、その出発圧が上記中空体内の初期圧より大
きくなり、それにより圧力平衡が形成されるまでガスが
上記中空体内へ上記孔から進入する。その平衡点で、上
記中空体および上記ガス発生室内の圧力は実質的に同一
になる。上記第2反応体は、上記ガス発生室内の圧力が
上記平衡圧より低下するときに上記中空体から排出また
は付勢される。圧縮圧は上記第2反応体(上記中空体か
ら付勢された)の上記第1反応体(上記ガス発生室内に
ある)との反応生成物として生成されたガスにより上記
ガス発生室内で発生する。
【0007】本発明の他の態様によれば、本発明のプロ
ダクト・バッグに採用された上記ガス発生室内の圧力を
調整または制御するための装置は第1反応体、およびプ
ラスチックで形成されてよくかつ中空部を有する管状体
を含む圧力調整機構を有する。第2反応体およびガスは
上記中空部内に収容されており、一方向のみに流れをつ
くる逆止弁が上記管状体のいずれかの端部に設けられて
いる。1つの(第1)逆止弁は、上記管状体のまわりの
圧力が上記中空部内のガス圧を越えるときに上記管状体
の1端部がガスを受け入れ、かつ上記中空部内の圧力が
上記管状体のまわりの圧力を越えるときに他の(第2)
逆止弁が上記第2反応体を解放するように配設されてい
る。上記2つの逆止弁は共に1方弁である。このように
して、上記第1逆止弁からはいかなるガスまたは反応体
も逃げることはない。更に、いかなるガスまたは液体も
上記第2逆止弁から上記中空部へ進入することはない。
本発明の他の態様によれば、圧力調整機構は中空部を有
するプラスチックで形成されてよい管状体を有していて
よい。液体反応体またはガスは上記管状体の中空部の各
端部にある。好ましくは、上記管状体の中空部内の上記
液体反応体とガスとの比率は上記容器内の物質と上記容
器内に残るエアスペースとのそれに等しい。1以上の孔
が上記管状体の中空部に設けられており、それにより上
記管状体の内部と上記管状体が設置された領域との間へ
の透過によるアクセスを可能にする。上記孔の寸法およ
び上記液体反応体の種類として、圧力平衡、即ち、上記
管状体の内圧が上記管状体の外圧と等しくなるときに上
記透過孔での上記液体反応体の表面張力が液体反応体の
上記管状体のまわりの領域へ流出するのを阻止できるも
のが選択される。例えば、上記管状体内の反応体が50
%クエン酸溶液であるときに略0.3mmの孔が満足でき
る結果をもたらす。
【0008】本発明の他の態様によれば、上記中空部
は、上記ディスペンサの配向と関係なく、上記中空部内
の反応体を常時上記透過孔と上記中空部材に包囲された
ガスとの間に存在させることのできる分離手段を含んで
よい。上記分離手段は可動シール、好ましくは球状の隔
板、または石油ベースのグリースまたはワックスプラグ
等のバリアを含んでよい。本発明の他の態様によれば、
上記管状体は1つの閉鎖端部および液体反応体およびガ
スが移動して実質的に上記管状体の内部とガス発生室と
の間の圧力平衡を維持する1以上の穿孔を有する接着さ
れた弾性フィルムで被覆された第2端部を具備してよ
い。本発明のプロダクト・バッグは圧力調整機構を使用
しない装置内で使用されてもよい。更に具体的には、こ
の装置は高い初期拡散率を設定する高初期圧までチャー
ジされることができる。物質がディスペンスされるにつ
れて拡散率は上記容器内の圧力降下を伴って低下する。
かかる装置の1つはプロダクト・バッグのまわりの容器
内の圧縮ガスを使用するものであってよい。物質がディ
スペンスされるときに、このガス圧縮は降下して拡散率
を低下させる。他の態様の装置は液化ガス噴射剤を使用
する。かかるガス噴射剤は液化炭化水素ガスを含む。本
発明のプロダクト・バッグは、バリア材が加圧ガスを透
過させないのでかかる装置において利点を有する。従っ
て、このガスは上記プロダクト・バッグへ洩れることな
く、物質に悪影響を与えることなく、かつディスペンス
される。この結果、効果的液化ガス噴射装置がかかる装
置に従来使用されたよりも少量のガスで目的を達成でき
る。
【0009】
【実施例】図1の(A)は本発明の態様によるプロダク
ト・ディスペンス・バッグを内包するプロダクト・ディ
スペンス装置を示す。この装置は外壁面103を有する
容器100を含む。プロダクト・ディスペンス・バッグ
102はガセット付き(gusseted)底部111
とシールされた側部105を有する。プロダクト・ディ
スペンス・バッグ102は同様にその上縁部106のま
わりをシールされている。弁組立体101はその容器の
上面へ延びる弁連結器117を介してプロダクト・ディ
スペンス・バッグに取り付けられている。図1の(B)
はディスペンス・バッグを一部充填した状態を示す側面
図である。上記ガセット付き底部111は、開放されて
ドーム形(容器)底部118上に設置されている。上記
容器をシール後に、物質をプロダクト・ディスペンス・
バッグへその弁および弁連結器を介して注入する。上記
バッグは充填に伴って、膨張し、上記ガセト付き底部は
上記容器底部118の表面に沿って拡張する。物質が上
記バッグに入れられると上記底部のガセット(guss
et)は弁101とバッグ102との間のシール上へ過
度に力が加わるのを防ぐ働きをする。これは上記バッグ
が自由空間にディスペンスされると、上記物質の塊がバ
ッグ/弁境界により支持されないで上記容器の底部上に
係止することによる。上記ガセットは充填作用を制御し
て上記バッグが均等かつより完全に充填されるようにす
る。更に、上記ガセットは所定容器寸法に合わせてバッ
グの充填容量を向上させる。好ましくは、上記ガセット
付き底部111の高さ(上記バッグの底部とそのガセッ
トの内シームとの間の距離)は上記容器の半径の略80
%まで延びる。
【0010】更に、上記容器にはディスペンス圧源を設
ける必要がある。調整されたディスペンス圧を加える1
方法および装置は図7から11を参照して下に説明す
る。他の方法として、上記プロダクトを包囲する上記閉
鎖容器内の領域を構成するガス室を初期ディスペンス圧
までチャージする。予備チャージは上記プロダクト・デ
ィスペンス・バッグ102上に圧力を加えるので上記弁
101が作動するときに物質は上記バッグから付勢され
て上記容器から出る。物質をディスペンスするときに上
記圧力は調整なしで着実に降下する。かかる予備チャー
ジは上記プロダクト・バッグを包囲する上記容器内の圧
縮ガスを使用して、または液化ガス噴射剤を用いて行う
ことができる。本発明のプロダクト・ディスペンス・バ
ッグはいかなる装置にも使用できる。図2はプロダクト
・バッグを形成するための材料のセグメント200を示
す。この材料は、アルミニウムまたは他のガス・バリア
層を含むフィルムであってよく、通常、連続ロールの形
態で提供される。セグメント200が上記ロールから、
一旦、切断されると、耳セグメント201が折れ部20
2間で対称的に中央部に沿って形成される。そこで、セ
グメント203を一緒に折り畳んで、その側縁部を接触
させる。この時、耳セグメント201は一直線になり、
かつ折れ部202がそのバッグのガセット底部111を
形成する。中央折れ部202は上記ガセットの内シーム
を形成する。上記側縁部は共にヒートシールされてプロ
ダクト・バッグを形成する。上記プロダクト・バッグが
シールされると、上記耳セグメントは上記ガセットを外
方へ折り曲げ、上記ガセットのシール領域上へ加わる応
力を減少させて上記バッグを上記缶容器の基部上へ当接
させる。上記バッグ組立体を形成する工程のこの点で、
流れ装置を上記バッグへ挿入する。この流れ装置は実質
的に上記バッグの全長に延在してよい。上記流れ装置は
物質の流れを促進して排気パーセンテージを、特に、粘
着物のために、増大させる。外側から加圧されたバッグ
はその物質の約60%がディスペンスされるとその中央
部のまわりで折れ始める。粘着物質を伴うまたは軽量構
造のバッグの場合、この折れ動作は上記バッグを完全に
閉鎖し、上記ディスペンサの上の出口へ物質が流れるの
を阻止する。上記バッグの出口の真下に位置決めされた
上記流れ装置は、上記バッグの上下両方にトラップされ
た物質の流れを維持する。上記流れ装置は管(図12
(B)の側面図および図12(E)の断面図に示されて
いる)、リボン付ストリップ(図12(C)の側面図お
よび図12(F)の断面図に示されている)、および部
分的に閉鎖された管(図12(A)の側面図および図1
2(D)の断面図に示されている)等の種々の形態を採
ることができる。図13は上記バッグ内の流れ装置13
01を示すと共に、いかにして上記プロダクト・バッグ
の折れを防止して上記バッグの底部を閉鎖するかを示
す。上記バッグが折れ始めた時でさえ流れ装置1301
は上記バッグの底部内の物質を上記ディスペンス弁へ誘
導する。
【0011】上記プロダクト・ディスペンス・バッグを
完成する前に、上記弁組立体を上記バッグ材へ取り付
け、かつ上記バッグを上記弁連結点のまわりに完全に封
止する。標準的な弁が上記弁組立体に使用できる。しか
し、本発明は上記バッグと弁組立体の連結を確実にする
ために独自の楔形連結器を意図している。この楔形連結
器の態様は図3の(A)および(B)に図示されてい
る。延長セグメント301は上記楔形連結器302を図
示されていない弁組立体へ連結する。上記楔形連結器を
上記バッグの上部へ挿入し、かつ上記バッグの上縁部を
溶接するときに上記楔形連結器をその縁部に沿って溶融
し、封止の弱領域に充填する。結果として、上記弁組立
体にすでにしっかりと連結された上記楔形連結器は固定
シールによって上記バッグの内部へ締結に結合される。
上記楔形連結器および上記プロダクト・バッグの材料は
溶接加工による封止に適したものが選択され、例えば、
ポリプロピレン、ポリエチレン、その他の適宜のプラス
チックから形成されてよい。更に、上記楔形連結器はそ
の底面に沿って独自のダイアモンド形を有するものであ
ってよい。しかし、側点3021で、その表面は図3
(A)に明瞭に示されたようにその底部から傾斜してい
る。この独自の形状は上記弁連結器と上記プロダクト・
ディスペンス・バッグとの結合を増進し、上記バッグを
物質で充填するときに応力除去を可能にする。更に、上
記楔形連結器の形状は従来のバッグ形成設備に適用でき
る利点を有する。
【0012】図4は弁組立体402を取り付けかつ側縁
部403を封止した完全な状態に組立てられたプロダク
ト・ディスペンス・バッグの態様を示す。本発明は容器
内の従来寸法の開口部へ簡単に付設できる。このインサ
ートは挿入を容易にするために管状に巻回した折り畳み
バッグを含む。このバッグは、1側縁部からではなく、
バッグの中央からその側縁部外方へ巻回される。上記バ
ッグは解放自在の拘束部材によりその状態にされる。そ
の例は図5に示されている。拘束部材500は軽量紙の
形態になっていて、その両端部502に沿って接着剤が
塗布されている。接着剤縁部502の1つは上記プロダ
クト・ディスペンス・バッグの封止された両側部の1側
と接触する。拘束部材500は巻回した上記バッグの周
辺を包んで重合される。第2接着剤縁部は拘束部材50
0の上面と接触しかつ第1接着剤の縁部上に設定され
る。このようにして、その中央から巻いたインサートは
上記容器内に設置できる状態になる。物質が上記バッグ
へ注入されるまで、拘束部材500は巻いて、折り畳ん
だ状態で上記バッグを保持する。物質注入時点で、注入
圧が拘束部材500を破裂させ、それにより物質が注入
されるにつれて、上記バッグを上記容器内で膨張させ
る。拘束部材500の破裂を促進するために、上記バッ
グへ該拘束部材を取り付ける前にスリット505を設け
る。物質が上記バッグへ注入されるにつれて、拘束部材
500は上記スリットにより形成されたラインに沿って
裂ける。拘束部材500が裂けた後に、上記インサート
を軸中心にして回転させて解巻する。これは充填時の上
記弁/バッグの境界上に加わる応力を減少させて、より
多量の充填を可能にする。
【0013】図6は上記容器に設置するための完成され
たバッグ/弁・インサートを示す。シール601は巻い
たプロダクト・バッグ602のまわりを包み、このプロ
ダクト・バッグには上記楔形連結器(図示せず)と共に
弁組立体603が取り付けられている。上記インサート
が一旦上記容器に設置されると、上記弁組立体の下リム
605が上記容器の上にある開口部のリム(図示せず)
へ封止される。上記バッグ、ガセット、および弁組立体
の一定の寸法関係はディスペンス装置の特性を一層向上
させるように決定される。例えば、上記ガセットの長さ
は上記缶の半径の80%相当であるのが好ましい。上記
バッグの高さは内側缶の高さ(上記容器の上リムから上
記底ドームの上面まで)と上記弁の高さとの間の高さに
略等しい。上記材料の高さは上記バッグの高さの2倍と
上記ガセットの長さの2倍の合計に略等しい。図7から
11はディスペンス装置の形態の1タイプを示し、本発
明のプロダクト・ディスペンス・バッグは圧力調整機構
と共に使用されている。上記のごとく、本発明のプロダ
クト・ディスペンス・バッグは、圧縮ガスまたは液化炭
化水素装置のごとき装置、または上記バッグを包囲する
圧力源が上記バッグの外へ物質を付勢するために使用さ
れるいかなる物質を入れるバッグ・ディスペンス装置に
も使用できる。ガセット付き底部を有するプロダクト・
バッグ702は容器壁703内に設置されている。ガス
発生室704は容器壁703とプロダクト・バッグ70
2の外部との境界領域により形成されている。炭酸水素
ナトリウム等の第1反応体707がガス発生室704内
の容器の底部内に設置され、かつ圧力調整機構708も
同様に該ガス発生室内に設置される。圧力調整機構70
8は第2反応体709を含み、この反応体はクエン酸の
ような液体反応体であってよい。1態様として、上記圧
力調整機構はいずれかの端部に設置された逆止弁710
を有する中空管である。第2反応体709が第1反応体
707と混合すると、ガスがガス発生室704で発生す
る。圧力調整機構708は、上記管の外側の圧力がその
管の内側の圧力を越えると、圧力平衡が成立するまでガ
スが上記管へ送られるように設計されている。上記管の
内側の圧力がその管の外側の圧力を越えると、第2液体
反応体709が上記管からガス発生室704へ付勢され
て第1反応体707と反応し、それにより上記ガス発生
室内でガスが発生して上記管の内側の圧力と該管を包囲
する圧力との間の圧力平衡が再成立する。ガス発生室7
04内に発生した圧力はプロダクト・バッグ702を圧
力下へ置き、従って、プロダクト・バッグ702内に収
容された物質を圧力下に置く。このようにして、弁70
1が物質をディスペンスするように作動すると、物質は
上記ガス発生室内で生じた圧力下で上記容器からディス
ペンスされる。
【0014】炭酸水素ナトリウムが第1反応体として、
かつクエン酸が第2反応体として使用されるのが好まし
いが、他の反応体が使用されてもよい。同様に、上記反
応体の溶液またはスラリーが使用でき、かつ上記反応体
は所望により相互に交換されてよい。圧力調整機構70
8については更に詳細に後述する。しかし、上記管は第
1反応体707と反応して上記プロダクト・バッグ内に
設置された全物質のディスペンスを通して実質的に定常
なディスペンス圧を維持するように設計されている。上
記ディスペンス装置の初期圧は上記プロダクト・バッグ
が充填されるときにセットされる。物質が上記バッグへ
導入されるにつれて、上記バッグの容積は膨張して上記
ガス発生室の容積が減少し、順次、該ガス発生室内の圧
力を増加させる。上記ガス発生室の圧力増加により圧力
調整機構708内のガス圧力が増加する。上記プロダク
ト・バッグに物質が充填されると、単位圧がガス発生室
704内に設定され、圧力調整機構708の内圧と外圧
とが平衡になるようにガス圧力が同様に圧力調整機構7
08内で設定される。初期圧は所定の缶寸法との関係で
物質の充填量により決定される。上記ガス発生室内の圧
力が物質の排出およびこれに付随する上記ガス発生室の
容積の膨張により低下する度に、圧力調整機構708が
第1反応体707と混合している第2液体反応体709
の所定量を排出して、上記ガス発生室内の初期チャージ
圧を再現するための圧力を再生させる。排出されるクエ
ン酸709の量は上記容器/管ヘッドの空間と、上記管
内のガス量との差圧により決定される。上記プロダクト
・バッグを充填する動作は上記圧力調整機構を作動して
ディスペンス圧までチャージする。上記圧力調整機構
は、更に、上記容器から上記物質をディスペンスする全
工程にわたってディスペンス圧力を制御する。
【0015】図7に示されるように、上記プロダクト・
バッグはガセット付き端部711を有しかつ上記容器の
寸法に対応する所定長を有する。更に具体的には、プロ
ダクト・バッグ702はバッグ内の物質がガセット71
1の基部713とドーム状容器702の底部とを接触さ
せるような長さになっている。上記ガセットは、物質を
上記バッグに入れたときに弁701と上記バッグとの間
の封止に不当な圧力が加わるのを防ぐ。更に、上記ガセ
ットは所定缶寸法のバッグ充填容量を改良する。好まし
くは、ガセット711の高さ(上記バッグの底と上記ガ
セットの内シームとの間の距離)は上記容器の半径の略
80%まで延びる。図8(A)および(B)はそれぞれ
ディスペンス容器のインサートを製造する方法を示す。
ここにおいて、上記インサートは折り畳まれたディスペ
ンス・バッグだけでなく、圧力調整機構をも含む。図8
(A)はプロダクト・ディスペンス・バッグ1008と
圧力調整機構708を示す。バッグ1008は図5およ
び6について説明したように中心から巻いて管状とし、
上記圧力調整機構は上記プロダクト・バッグの側部に沿
って設置される。この管状構造は初期において図8
(B)のごとく手段1009(接着剤バンドまたは点
等)により拘束されていてよい。更に、図5に関して説
明したように解放自在の拘束部材を使用してもよい。こ
のように、インサート1010はディスペンス容器組立
ラインに沿ってディスペンス容器へ簡単に挿入できる。
【0016】ディスペンス容器は挿入ステーションへ運
ばれ、かつディスペンサへ設置された上記インサートは
そこで封止される。続いて、物質が弁1006を介して
プロダクト・バッグ1008へ注入される。弁1006
からバッグ1008へ物質を充填することにより、充填
作業時に拘束部材1009が解放して上記バッグは次の
物質を受けるために膨張する。上記のごとく、上記バッ
グの充填は結果として上記圧力調整機構を作動させる。
上記圧力調整機構が上記プロダクト・バッグを充填する
まで作動しないということは複数の出荷の選択を可能に
する。第1に、物質を入れた完成したプロダクト・ディ
スペンサは積荷可能であり、この形態で上記ディスペン
ス圧は決定されている。他の選択として、圧力調整機構
を含む容器を物質を入れずに積荷できる。物質が後に添
加される場合には、上記ディスペンス圧はその時に設定
する。他の選択として、図8(A)および(B)のバッ
グ/圧力調整機構・インサートを積荷してよい。上記イ
ンサートは後に容器へ設置されてよい。更に、上記圧力
調整機構は別に積荷されてよい。同様に、プロダクト・
ディスペンス・バッグは、特に、上記のごとき圧力調整
機構が使用されない場合には、分離して積荷してよい。
上記圧力調整機構の他の幾つかの態様について図9
(A)から11を参照して詳細に説明する。
【0017】例1 図9(A)は本発明のディスペンス装置に使用する上記
圧力調整機構の第1態様を示す。圧力調整機構1100
は管1105の両端部に設置された逆止弁1101およ
び1101’(共に一方弁)を有する中空管状部材を含
む。逆止弁1101はガスがその逆止弁の側壁に沿って
中空管1105へ進入しかつ中空管室1103のガス部
へ進入するように配置される。このガス進入は圧力調整
機構1100の外圧がその圧力調整機構内の圧力を越え
るときに発生し圧力平衡状態が成立するまで続き、この
時には圧力発生系へガスは流れない。他の逆止弁110
1’は、管1105内側の圧力がその管の外側の圧力を
越えたときに、液体反応体1102が管から解放される
ように配置される。しかし、反応体またはガスは逆止弁
1101’から上記管へ送ることはできない。上記2つ
の逆止弁1101と1101’は上記管および反応体と
共に上記ディスペンス容器の圧力発生室と関連して圧力
調整機構を形成し、実際の圧力フィードバック系を構成
する。特に、上記圧力調整機構が上記ガス発生室内の初
期圧を形成する上記プロダクト・バッグの充填により一
旦チャージされると、上記圧力調整管は上記ガス発生室
との圧力平衡を達成した上で初期圧状態に戻る。物質が
ディスペンスされると、上記ガス発生室内の圧力はその
容積の膨張により低下し、かつ上記圧力変化により液体
反応体1102が上記ガス発生室へ解放されて上記ディ
スペンス容器内の第1反応体と混合する。上記2つの反
応体は混合してガスを発生し、上記ガス発生室内のガス
圧は上昇する。上記管から解放された液体反応体の量の
適性な測定により、上記圧力調整機構の初期圧を再設定
するために上記ガス発生室内のガス発生を制御する。ガ
ス発生の制御は、上記2つの反応体の濃度および上記逆
止弁の開放圧力に影響する逆止弁の形状等複数のファク
タに依存する。このようにして、上記ガス発生室は初期
圧に戻り、かつ上記プロダクト・バッグ内の物質は、い
くらかの物質が初期に充填された状態でディスペンスさ
れた後に実質的に同一圧力下におかれる。この作用は全
物質が上記バッグからディスペンスされるまで続く。
【0018】上記形態の圧力調整機構は直立位置に関し
て広範囲のディスペンス容器配向で作用する。しかし、
低摩擦、ガス・タイト、およびガス1103と液体11
02との間の可動シールは性能崩壊を伴うことなくいず
れの可能配向においても上記装置を作動させる。図9
(B)は異なる技術を使用して図9(A)の逆止弁とし
て同一結果を達成する他の圧力調整機構を示す。図9
(A)の装置において、上記逆止弁は薄いフィルム形態
に置換されている。特に、逆止弁1101は上記管の第
1端部上に設置された第1弾性フィルム1101Aおよ
び上記第1弾性フィルム上に設置された第1半硬質また
は非弾性フィルム1101Bにより置換されている。1
以上の孔が上記第1半硬質および上記第1弾性フィルム
に穿設されている。静止状態で、上記弾性フィルムの孔
はそのフィルムの弾性特性および該孔の穿孔特性から閉
鎖される。上記管の第2端部で、置換された逆止弁11
01’はその端面が半硬質フィルム1101’Bであり
かつこの半硬質フィルム面にわたって第2弾性フィルム
1101’Aを有する。1以上の孔が同様に静止状態で
閉鎖すべく後者の2フィルムに穿設されている。上記半
硬質フィルムは連結された弾性フィルムが加圧の結果と
して運動する方向を決定する。第1端部で、第1半硬質
フィルムは、上記ガス発生室内の圧力が上記管内の圧力
を越える差圧に対して第1弾性フィルムによる応答を可
能にする。この状態で、第1半硬質および第1弾性フィ
ルムの上記孔は開放し、ガスは圧力平衡が成立するまで
上記管へ流れる。しかし、仮に、上記管の内側の圧力が
その管の外側以上になると、第1半硬質フィルムは第1
弾性フィルムの運動を阻止するバッキングとして働いて
その弾性フィルム内の穿孔の開放を防止する。従って、
その形態は逆止弁1101に対応する。上記第2半硬質
フィルムおよび第2弾性フィルムは同一原理を採用して
逆止弁1101’の機能を発揮する。特に、上記管内側
の圧力が上記ガス発生室内のそれよりも大きくなると、
第2弾性フィルムは外方へ膨張し、上記穿孔を開放し
て、反応体1102を上記ガス発生室へ放出する。上記
管の外側の圧力がその管の内側のそれを越えると、第2
半硬質フィルムは第2弾性フィルムの運動を阻止して上
記フィルム内の穿孔の開放を防止する。要約すれば、図
9(B)の上記半硬質/弾性フィルムの形状は図9
(A)の逆止弁1101および1101’に類似してい
る。
【0019】例1の態様の両者では、ガスと液体反応体
との間の可動シールは、例えば、石油ゼリーで作ったグ
リースプラグであってよい。ガスの比率または上記管内
の液体反応体のヘッドスペースは重要である。この観点
から、図7のガス・ヘッドスペース750対上記管内の
液体反応体709との比は上記容器の非物質含有部(エ
アスペース)対上記容器内の物質充填部の比に相関す
る。例えば、上記缶内の全容積は295ccであってよ
い。この缶内の70%物質充填は略200ccとなる。こ
の態様において、総容積が約8.5ccの圧力調整機構は
圧力調整を実施するのに効果的であることが知見されて
いる。この容積で、適宜の圧力調整が好ましくは2ccか
ら4ccの範囲のヘッドスペース容積またはガスにより達
成される。この圧力調整機構において、好適結果は液体
反応体が略4.5cc、上記ヘッドスペース・ガスが3c
c、可動プラグが1ccのときに達成される。一般的に、
ヘッドスペース・ガス対液体の比は上記容器内エアスペ
ース対物質充填(部)の比に略等しい。
【0020】上記容器の初期化に関する他の重要な概念
は圧力増加に関する思想である。これは、開始するディ
スペンサへ供給する物質量がBoyleの法則により初期デ
ィスペンス圧を発生させるのに必要な量よりも少ない場
合に有用である。この条件下では、充填動作前に上記容
器内の圧力を、一部、上昇させることが有益である。例
えば、335mlの空容量(弁、バッグ、圧力調整器およ
び反応体用の容量は26mlと仮定)のエアゾール缶にお
いて、上記プロダクト・バッグへの239mlの物質充填
はその缶圧を0psigから50psigまで上昇させる。反対
に、例えば、ある理由から上記物質充填が200mlに制
限されると、その圧力は、圧力増加を行わなくても、1
psigから26psigへ上昇する。しかし、例えば、8.1
psigの圧力増加を物質を充填する前の容器に与えると、
所望の50psigが得られる。圧力増加を実施する方法、
即ち、容器を予備加圧する方法は、当分野の熟練者によ
る実施が可能であり、かつ物質添加の前後のいずれかに
実行されてよい。
【0021】例2 図10は本発明の装置における圧力調整機構の他の態様
1208を示す。この態様は1以上の透過孔または開口
部1213を有する中空部1212を具備した管状構造
体を含む。上記開口部の数は中空部1212内の第2反
応体1214の粘度に依存し、代表的には1から4の範
囲である。ガスは圧力調整機構1208の内部にある。
第2反応体1214と上記開口部の寸法は、上記管の外
圧がその管の中空部の内圧と等しい圧力平衡位置で、上
記液体(反応体)が垂直面に対する配向と関係なく上記
管から流出しないように選択される。ステム部12は開
口部1213が上記ガス発生室内の第1反応体より上に
なるように設けられる。圧力調整機構1208は上記ガ
ス発生室へ挿入される。上記開口部を第1反応体から分
離することにより、かかる圧力条件が存在する場合に上
記ガス発生室から上記管への流体の流出を防止し、かつ
上記管の外圧がその管の内圧を越える場合にのみガスを
上記管へ流入させることができる。第2反応体1214
および上記ガスは、そのガス(上記開口部から上記中空
部へ透過するとき)が第2反応体へ浸透して圧力平衡が
達成されるように選択される。上記管の中空部の内径は
7から12mmであってよい。上記管の両壁はポリエチレ
ンまたはポリプロピレン等いずれの経済的な非反応材料
により形成されていてもよい。4つの孔の1つは上記の
ごとき孔または透過性開口部であり、各孔の直径は代表
的反応体用として略0.3mmである。第2反応体121
4はクエン酸の50%溶液であってよい。
【0022】上記のごとく、上記プロダクト・バッグを
充填する動作は、例えば、50psigのプロダクト・ディ
スペンサにおいて開始圧力平衡を成立させる。上記プロ
ダクト・ディスペンサが作動して物質をディスペンスす
ると、上記ガス発生室内の減圧、例えば、45psigにな
るのが普通である。その点で、上記中空管部材の内側の
ガスは上記ガス発生室内の圧力、約45psigを越える約
50psigの圧力になる。従って、圧力平衡を再設定する
1試みとして、上記管内のガスが上記管内の第2反応体
1214へその圧力を加える。上記差圧は上記孔または
透過性開口部1213に関する上記反応体の表面張力を
克服する。上記差圧および上記管内のヘッドスペース・
ガスに基づいて特定量の反応体1214が上記ガス発生
室内の第1反応体へ加えられる。この2反応体と混合し
た後に、ガスが発生し、このようにして上記ガス発生室
内で再生される圧力は上記中空管内に新たに平衡が成立
するときに代表的には48から52psigとなる。上記ガ
ス発生室内のディスペンス圧が再設定される。上記中空
管内に充分な液体反応体がある限り、この圧力調整機構
は、ディスペンスの必要が生じるごとにプロダクト・バ
ッグから全物質がディスペンスされるまで初期ディスペ
ンス圧を実質的に再設定できる。
【0023】図11は図10の態様の他の装置を示し、
ここでは上記管の開口部が薄いフィルムテクノロジーで
置換される。特に、上記管の上端部は半硬質フィルム1
300により封止される。この封止は、例えば、超音波
溶接またはレーザ溶接によりヒートシールされてよい。
ただし、他の封止法が使用できる。上記管の底部は1以
上の穿孔を有する結合された弾性フィルム1302によ
り被覆されている。この弾性フィルムはバルーンを作る
ゴム材等であってよい。針状装置がその穿孔に使用され
る(孔のカットまたは焼去でなく)場合には、上記針装
置を除去するとその孔は閉鎖される。この態様は図10
の態様と同様の作用をするが、液体1312またはガス
1303の上記開口部を通る通路を更に制御できる利点
を有する。上記ゴム材の硬度、厚み、および穿孔針の寸
法は上記装置に採用される上記弁開放圧を決定するファ
クタとなる。従って、液体または気体を通過させるため
に上記フィルムの膜が延びる前に該膜全体にわたる一定
の差圧が必要とされる。非伸張状態で上記孔は閉鎖され
る。この試みはこの装置を衝撃、振動、および温度サイ
クルに対して鈍感にする。図10および11の形態は水
平から90°ないし水平から略5°の範囲の配向で使用
できる。しかし、上記容器がディスペンス中に起立から
倒立回転する場合には、上記管のガスは上記透過性開口
部と接触し、液体反応体は上記管の端部へ移動して上記
開口部から除去されることになる。かかる場合、上記管
の外圧がその内圧を越えると、上記管内側のガスは圧力
平衡を保つために上記透過性開口部から噴出するように
洩れ出す。いかなる液体反応体も上記管から付勢されな
い。結果として、上記装置は初期または開始ディスペン
ス圧を再生させることはできない。
【0024】図9(A)および図9(B)は上記ディス
ペンサが使用中に様々に配向にする可能性を補償する方
法を示し、このことは本発明に参照された関連するUS
特許出願第07/692,682号およびUS特許第
5,035号および同第5,040,704号に開示さ
れている。図9(A)および(B)において、円筒状プ
ラグは点線で示されている。このプラグは上記管の内周
辺に締結に嵌合するがそれに沿って可動である。従っ
て、このプラグは常に第2反応体を排出する上記管の端
部、即ち、逆止弁1101’と端部1120に穿設され
た孔と接触するように配向された第2反応体を維持す
る。本発明はプロダクト・ディスペンス・バッグとして
特異な形態を提供すると同時に、かかるバッグとプロダ
クト・ディスペンサ内の圧力を再生する機構との特異な
組合せを提供し、その開始ディスペンス圧は再成立させ
ることができる。この形態は簡単かつ信頼性のある系圧
の調整を可能にする。当分野の通常の熟練者は上記反応
体とは異なる解決策を本発明の装置に使用できることを
理解するであろう。また、孔の寸法は上記圧力調整機構
に使用される上記反応体の表面張力または粘度により調
整できる。更に、気泡の寸法および上記管それ自体の寸
法は物質のディスペンス環境において意図された使用に
応じて変化できる。
【0025】
【発明の効果】本発明のディスペンス装置には種々の利
点がある。本発明における上記形態のプロダクト・バッ
グは物質の充填容積を改良し、バッグ・弁組立体上に加
わる応力を低減し、かつ使用終了時で上記ディスペンサ
内の物質残存量の減少を条件とした改善された排出を可
能にする。同様に、バリア材の使用は少量の液化炭化水
素による差圧ディスペンス法の使用を可能にする。上記
弁連結器はバッグと弁連結器との間の結合を一層安定さ
せる。このプロダクト・ディスペンス・バッグは、ま
た、ディスペンス力を付与するために圧縮ガスを使用す
る装置または袋形態の他の物質に同様に有用である。更
に、本発明は、ほとんどのプロダクト・バッグ装置にお
けるように加圧ガスを決定するのではなくディスペンス
装置内の出発圧を決定する充填量である約70%以上の
缶充填を可能にする点で既知プロダクト・バッグ式装置
を越える利点を有する。かかる従来装置において(例え
ば、)出発圧は、50psig終了圧にするために、170
psig程度の高さでなければならない。本発明の圧力調整
機構が高い出発圧を必要としないので、このことは本発
明のディスペンス装置には必要ない。低い出発圧が可能
であれば、従来プロダクト・バッグ装置に使用されてい
るものと異なり更に薄い缶壁の使用が可能になる。更
に、本発明のディスペンス装置は次の利点を有する。本
発明の装置は所定の缶寸法およびプロダクト・バッグ寸
法のプロダクト・バッグの物質充填量に依存して出発圧
を選択できる。本発明のディスペンス装置はプロダクト
・ディスペンスのために広範囲の圧力を必要とする特定
設計のユニットと異なり一層安価で目詰まりの少ない入
手容易なアクチュエータの使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明の態様によるプロ
ダクト・ディスペンス・バッグを包含するディスペンス
容器装置の変化の前後を説明する図である。
【図2】本発明の態様によるディスペンス装置に使用で
きるプロダクト・バッグを形成するための材料の展開図
である。
【図3】(A)は図1のディスペンス弁を固定するため
の弁連結器の立面図であり、および(B)はその平面図
である。
【図4】図1の態様による、弁を取り付けかつ封止され
たプロダクト・ディスペンス・バッグの立面図である。
【図5】図1のプロダクト・ディスペンス・バッグを物
質充填前に折り畳んだ状態で保持するための取り外し自
在のシール部材の図である。
【図6】図1の態様のプロダクト・ディスペンス・バッ
グの、ディスペンス容器へ挿入するために用意された状
態を示す図である。
【図7】圧力調整機構を有する装置に図1のプロダクト
・ディスペンス・バッグを使用した本発明の他の態様の
部分断面を含む立面図である。
【図8】(A)および(B)はディスペンス容器へ設置
される、プロダクト・ディスペンス・バッグと圧力調整
装置とを含むインサートを形成する前後工程を示す図で
ある。
【図9】(A)および(B)はディスペンス容器へ挿入
されかつ本発明のディスペンス装置を提供する圧力調整
機構の異なる態様を示す立面断面図である。
【図10】本発明による圧力調整機構の他の態様の立面
断面図である。
【図11】本発明による圧力調整機構の他の態様の立面
断面図である。
【図12】(A)から(F)はそれぞれ本発明のプロダ
クト・ディスペンス・バッグに含まれる流れ管の態様を
示し、(A)、(B)および(C)の側面図に対し、
(D)、(E)および(F)はそれぞれに対応する断面
図である。
【図13】プロダクト容器内に流れ管を含む本発明のプ
ロダクト・ディスペンス・バッグの1態様の立面図であ
る。
【符号の説明】 100…容器 101,402,603…弁組立体 102,602,702,1008…プロダクト・ディ
スペンス・バッグ(プロダクト・バッグ) 105…封止側部 111,711…ガセット 117…弁連結器 200…セグメント 301…延長セグメント(弁延長部材) 302…楔形連結器 402,603…弁組立体 500…拘束部材 502…接着剤 505…スリット 701…弁 703…容器壁 704…ガス発生室 707…第1反応体 708,1100,1208…圧力調整機構 709,1102,1214…第2反応体 710…逆止弁 1010…インサート 1105…管状部材(管または管状体) 1101…逆止弁 1213…貫通孔または開口部 1301…流れ装置(流れ管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ジェイ.グリーソン カナダ国、エム8ワイ 3エイチ4,オン タリオ,エトビコーク,グレン アーサー ドライブ 3 (72)発明者 マイケル ジェイ.モラン カナダ国,エル3ピー 7ジー9,オンタ リオ,マーカム,マンハッタン ドライブ 406

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2方弁、上記2方弁に連結された弁エク
    ステンダ、および上記弁エクステンダに連結された楔形
    連結器を含む弁組立体、 ガスセットを形成するための、中心部にある3線に沿っ
    て折り畳まれたバリア層を有するガス不透過性材料によ
    る連続シートを含むプロダクト・バッグから成り、 上記楔形連結器は上記バッグの上側縁部と係合しかつそ
    の外側縁部に沿ってシールされ、それにより上記楔形連
    結器が上記バッグの内壁へ溶接されていることを特徴と
    するプロダクト・ディスペンス・バッグ組立体。
  2. 【請求項2】 上記バリア層はアルミニウム・バリア層
    である、請求項1の組立体。
  3. 【請求項3】 上記楔形連結器はダイアモンド形底面と
    上記ダイアモンド底面の2つのコーナーに隣接して傾斜
    面を有する、請求項1の組立体。
  4. 【請求項4】 2方弁、上記2方弁に連結された弁エク
    ステンダ、および上記弁エクステンダに連結された楔形
    連結器を含む弁組立体、 ガスセットを形成するための、中心部にある3線に沿っ
    て折り畳まれたバリア層を有するガス不透過性材料によ
    る連続シートを含むプロダクト・バッグ、上記楔形連結
    器は上記バッグの上側縁部と係合しかつその外側縁部に
    沿ってシールされ、それにより上記楔形連結器が上記バ
    ッグの内壁へ溶接され、かつ上記プロダクト・バッグは
    折り畳んだ状態で設置される、および上記プロダクト・
    バングに対して縁部の1つに沿って取りつけられかつ上
    記プロダクト・バッグの周辺へ相互に重合かつ接着すべ
    く延びて、折り畳んだ状態で上記プロダクト・バッグを
    保持するための解放自在の拘束部材から成ることを特徴
    とするプロダクト・ディスペンサ用のインサート。
  5. 【請求項5】 上記解放自在の拘束部材は2つの側縁部
    に沿って接着剤を付設した軽量紙と上記拘束部材の中央
    領域に形成されたスリットから成り、上記拘束部材は物
    質が上記プロダクト・バッグへ注入されるときに上記ス
    リットにより形成された弱点に沿って裂ける、請求項4
    のインサート。
  6. 【請求項6】 折り畳み状態において上記プロダクト・
    バッグに隣接しかつ巻回状態で上記プロダクト・バッグ
    の周辺に設置された圧力調整機構を更に含む、請求項4
    のインサート。
  7. 【請求項7】 上記解放自在の拘束部材は2つの側縁部
    に沿って接着剤を付設した軽量紙と上記拘束部材の中央
    領域に形成されたスリットから成り、上記拘束部材は物
    質が上記プロダクト・バッグへ注入されるときに上記ス
    リットにより形成された弱点に沿って裂ける、請求項6
    の組立体。
  8. 【請求項8】 容器、 プロダクト・バッグ組立体インサート、このインサート
    は2方弁、上記2方弁に連結された弁エクステンダ、お
    よび上記弁エクステンダに連結された楔形連結器を含む
    弁組立体。ガスセットを形成するための、中心部にある
    3線に沿って折り畳まれたガス不透過性材料による連続
    シートを含むプロダクト・バッグ、上記楔形連結器は上
    記バッグの上側縁部と係合しかつその外側縁部に沿って
    シールされ、それにより上記楔形連結器が上記バッグの
    内側壁へ溶接されて、上記プロダクト・バッグは折り畳
    んだ状態で設置される、および上記プロダクト・バッグ
    の周辺へ延びかつ折り畳んだ状態で上記プロダクト・バ
    ッグを拘束する解放自在の拘束部材を含み、および第1
    反応体に隣接して上記容器内に設置された中空管状体を
    含みかつ上記管状体内に第2反応体およびガスを含む圧
    力調整機構から成り、 上記第1と第2反応体とを混合した後に上記プロダクト
    ・バッグを包囲する上記容器内でガスが発生しかつ上記
    第2反応体は上記管状体内の圧力が上記プロダクト・バ
    ッグを包囲する上記容器領域内に圧力を越えるときに上
    記第1反応体と接触して上記管状体から付勢されること
    を特徴とするプロダクト・ディスペンス装置。
  9. 【請求項9】 上記弁組立体から上記プロダクト・バッ
    グへの物質の注入は上記解放自在の拘束部材を解放し
    て、上記プロダクト・バッグを膨張させ、更に、上記装
    置の出発ディスペンス圧を設定しその後、この圧力を上
    記圧力調整機構により維持する、請求項8のディスペン
    ス装置。
  10. 【請求項10】 上記解放自在の拘束部材は2つの側縁
    部に沿って接着剤を付設した軽量紙と上記拘束部材の中
    央領域に形成されたスリットから成り、上記拘束部材は
    上記プロダクト・バッグへ物質が注入されるときに上記
    スリットにより形成された弱点に沿って裂ける、請求項
    9のディスペンス装置。
JP4083507A 1991-04-29 1992-04-06 プロダクト・ディスペンス・バッグ組立体とそれを使用したプロダクト・ディスペンス装置 Pending JPH06286778A (ja)

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US813775 1991-12-27
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