JPH0628121Y2 - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JPH0628121Y2
JPH0628121Y2 JP1990128822U JP12882290U JPH0628121Y2 JP H0628121 Y2 JPH0628121 Y2 JP H0628121Y2 JP 1990128822 U JP1990128822 U JP 1990128822U JP 12882290 U JP12882290 U JP 12882290U JP H0628121 Y2 JPH0628121 Y2 JP H0628121Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は粉体が封入された包袋を自動開封する粉体供
給装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、病院等で腎不全患者のために使用されるバイカー
ボネイト透析液はA剤、B剤及び水の3種類を定量混合
して調製している。このB剤は一般に粉末状のものが用
いられることが多く、病院ではB剤が封入された包袋を
人手によって開封し、取り出したB剤を上記した水に溶
解している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、多人数の患者を透析するためには多くの
B剤の包袋を開封しなければならず、上記した人手によ
る開封では非常に煩雑である上に雑菌が混入してしまう
虞がある。
本考案の目的は、粉体が封入された包袋の開封作業を自
動化し、開封のための人手を不要にするとともに雑菌の
混入を未然に防止することができる粉体供給装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の考案は、環状に架設された無端状の搬送帯と、前
記搬送帯に設けられ、粉体を封入した包袋をそれぞれ保
持可能な複数の取付部と、前記搬送帯を所定方向に走行
させる走行駆動手段と、前記搬送帯の走行経路上の所定
位置に設けられ、同搬送帯にて移送される包袋の表面を
切断して開封可能な開封手段とを備えた粉体供給装置を
要旨とするものである。
第2の考案は、互いに平行となるように環状に架設され
た一対の無端状の搬送帯と、前記両搬送帯にそれぞれ設
けられ、粉体を封入した包袋の両端部を保持可能な複数
の取付部と、前記両搬送帯を所定方向に走行させる走行
駆動手段と、前記両搬送帯の走行経路の下側に設けら
れ、両搬送帯にて移送される包袋の下面を切断して開封
可能な開封手段とを備えた粉体供給装置を要旨とするも
のである。
〔作用〕
第1の考案においては、包袋は搬送帯の各取付部に保持
され、走行駆動手段にて搬送帯が所定方向に走行する
と、それに伴い各包袋が順次開封手段まで移送されて開
封される。このように包袋の開封は自動的に行われる。
又、第2の考案においては、包袋の両端部は両搬送帯の
取付部にそれぞれ保持され、包袋は自重で中央部を下方
に湾曲されて下面側に引張力が加えられる。そして、走
行駆動手段にて搬送帯が所定方向に走行すると、それに
伴い各包袋が順次開封手段まで移送されて下面を切断さ
れる。このとき包袋の下面側に引張力が加えられている
ことから切断箇所が大きく開口して粉体が容易に排出さ
れる。
〔実施例〕
以下、この考案を透析液を調製する調製装置に備えられ
た粉体供給装置に具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
本実施例の粉体供給装置1は粉末状のB剤が封入された
包袋Xを開封して計量し、そのB剤を隣接された調製装
置2に順次供給するようになっている。以下、この粉体
供給装置1の構成を説明すると、第2〜4図に示すよう
に、粉体供給装置1のフレーム3内の四隅にはそれぞれ
軸受4が前後に設置され、各軸受4には前側及び後側ス
プロケット5,6が回転可能に支持されている。前側及
後側スプロケット5,6間にはそれぞれ無端状の搬送チ
ェーン7,8が四角形状に架設され、両搬送チェーン
7,8はフレーム3の下段に設置された駆動チェーン9
と駆動スプロケット10を介してチェーン駆動モータ1
1に連結されている。
第1,5図に示すように、前記両搬送チェーン7,8に
は相対向するように等分21箇所に舌片12が設けら
れ、各舌片12には取付部としてのピン13が相手側の
搬送チェーン7,8に向けて突設されている。この相対
向するピン13同士には前記包袋Xの両端を把持したク
リップ14が掛止可能となっている。そして、後述する
ように搬送チェーン7,8は前記チェーン駆動モータ1
1に駆動され、隣合うピン13間の距離を1ストローク
として反時計回りに寸動的に走行するようになってい
る。
前記搬送チェーン7,8の上側張架部の上方には割出し
センサ15が設置され、搬送チェーン7側の舌片12が
走行に伴ってこの割出しセンサ15に順次検出されるよ
うになっている。以下、説明の便宜上、この割出しセン
サ15の位置を検出位置aとし、その検出位置aの搬送
方向に1ストローク前方の位置を開封位置bとする。搬
送チェーン7,8の上側張架部の下方には図示しない支
持部材にて空袋検出センサ16が支持され、この空袋検
出センサ16は検出位置aに位置した未開封の包袋Xを
検出するようになっている。又、第4図に示すように、
上記したピン13に対する包袋Xの掛止は粉体供給装置
1の右側から行われ、一度に前記検出位置aから下側に
計8個の包袋Xを掛止し得るようになっている。
第2,3図に示すように、前記フレーム3の中段には薬
剤投入装置17が設置され、その投入装置17の上部に
は調製装置2側に延びる投入口18aを備えたフィーダ
ー18が設けられている。そして、後述するように薬剤
投入装置17はフィーダー18を振動させ、内部のB剤
を投入口18aから排出するようになってる。又、薬剤
投入装置17の上側には支持板19が立設され、この支
持板19には固定ホッパー20が取り付けられている。
この固定ホッパー20の下部はフィーダー18の開口部
と対応し、固定ホッパー20の上部は前記両搬送チェー
ン7,8の上部張架部の間に位置している。
第1,5図に示すように、前記支持板19には回動アー
ム21の基端が回動軸22にて軸着され、この回動アー
ム21はアーム駆動モータ23(第6図に示す)により
実線で示す右方に傾動した下限位置と仮想線で示す直立
した上限位置との2位置間で往復回動し得るようになっ
ている。そして、この回動アーム21の下限位置は下限
検出センサ24にて検出され、上限位置は上限検出セン
サ25にて検出されるようになっている。又、回動アー
ム21の先端には回転刃駆動モータ26が取着され、そ
の駆動モータ26の出力軸26aには前記両搬送チェー
ン7,8の上部張架部の中間に位置するように回転刃2
7と紐28の一端とが取り付けられている。
第2,3図に示すように、前記薬剤投入装置17の下側
には計量装置29が設置され、この計量装置29は前記
薬剤投入装置17のフィーダー18内に投入されたB剤
の重量を測定するようになっている。又、計量装置29
の下側には制御ボックス30が吊下支持されている。
尚、フレーム3の上部一側には搬送チェーン7,8にB
剤の包袋Xを補給する場合に操作される補給スイッチ3
1が設けられるとともに、調製装置2側へ排出するB剤
の投入量設定スイッチ32が設けられている。
一方、前記調製装置2側を説明すると、粉体供給装置1
に隣接した調製装置2のフレーム33は上段、中段、下
段に大きく分けられ、上段には希釈水タンク34、中段
には混合タンク35、下段には貯溜タンク36がそれぞ
れ設置されている。希釈水タンク34は内部に導入され
た水道水を脱気するとともに体温程度まで加熱して希釈
水を製造するようになっており、その希釈水は前記混合
タンク35内に導入されるようになっている。又、混合
タンク35内には、前記フィーダー18の投入口18a
からB剤が供給されるとともに、図示しないA原液貯溜
タンクからA剤の原液が供給されるようになっている。
そして、上記したA剤、B剤及び希釈水は混合タンク3
5内で所定の割合に混合されて透析液として調製され、
その透析液は前記貯溜タンク36内に一端貯溜された後
に患者に順次供給されるようになっている。このように
調製装置2は設置スペースを要する希釈水タンク34、
混合タンク35及び貯溜タンク36をフレーム33内に
縦に並べて設置したため、装置全体がコンパクト化され
ている。尚、フレーム33にはこの調製装置2の動作を
制御するための制御ボックス37が設置され、この制御
ボックス37は調製装置2が透析処理を行っているとき
に粉体供給装置1側に供給指令信号を出力するようにな
っている。
次に、本実施例の粉体供給装置1の電気的構成を説明す
ると、第6図に示すように、前記制御ボックス30内に
は中央処理装置38(以下、CPUという)が設置さ
れ、そのCPU38の入力側には前記割出しセンサ1
5、空袋検出センサ16、下限検出センサ24、上限検
出センサ25、計量装置29、補給スイッチ31が接続
されている。又、CPU38の入力側は調製装置2側の
制御ボックス37と接続され、この制御ボックス37が
出力する供給指令信号を入力するようになっている。
CPU38の出力側には前記チェーン駆動モータ11、
アーム駆動モータ23、及び回転刃駆動モータ26が駆
動回路42〜44を介して接続されるとともに、前記薬
剤投入装置17と投入量設定スイッチ32が接続されて
いる。同様に、このCPU38の出力側には警報ブザー
39が接続されている。
又、CPU38にはリードオンリメモリ40(以下、R
OMという)、及びランダムアクセスメモリ41(以
下、RAMという)が接続され、ROM40には粉体供
給装置1の動作を制御するための各種プログラムが記憶
され、これらのプログラムに従ってCPU38が処理を
行うようになっている。尚、前記RAM41はCPU3
8が行う処理のデータを一時的に記憶するようになって
いる。
そして、CPU38はチェーン駆動モータ11にて搬送
チェーン7,8を1ストロークずつ寸動的に送り、回転
刃駆動モータ26にて回転刃27を回転させて開封位置
bにある包袋Xを開封して袋内のB剤を薬剤投入装置1
7のフィーダー18内に供給する。
又、CPU38は計量装置29の検出データに基づいて
フィーダー18内のB剤の重量を判定し、薬剤投入装置
17にてフィーダー18を振動させてその投入口18a
から所定量のB剤を混合タンク35内に投入する。
次に、このように構成した粉体供給装置1のCPU38
が行う処理を第7図のフローチャートに従って作用を説
明する。
まず、稼働開始前の粉体供給装置1の状況を説明する
と、第1図に実線で示すように、回動アーム21は下限
位置に切り換えられ、回転刃27は停止されている。
又、搬送チェーン7,8は停止し、そのピン13の一部
には包袋Xが掛止されて先頭の包袋Xが開封位置bにあ
るものとする。このとき各包袋Xは両端がピン13にて
支持されていることから、その中央部が自重で下方に湾
曲して下面側に引張力が加わえられている。
調製装置2の稼働時において、CPU38はステップ1
で調製装置2側から供給指令信号が入力されているか否
かを判定し、この供給指令信号が入力されていることか
らステップ2に移行して搬送チェーン7,8に包袋Xを
補給した直後か否かを判定し、補給直後でないときには
ステップ3に移行する。ステップ3で前記計量装置29
にて測定されたフィーダー18内のB剤の重量が所定値
以上か否かを判定し、所定値以上の場合には残量有りと
して前記ステップ1に戻る。このように通常時のCPU
38はステップ1〜3の処理を繰り返し、フィーダー1
8内のB剤の残量を監視する。
そして、前記ステップ3でフィーダー18内のB剤の重
量が所定値未満になると、ステップ4で回転刃駆動モー
タ26にて回転刃27を回転させるとともにアーム駆動
モータ23にて回動アーム21を上限位置へと移動させ
る。従って、開封位置bにある包袋Xの下面は回転刃2
7にて切断されるとともに紐28の先端にて衝打され、
内部のB剤が残らず下方に排出されて固定ホッパー20
からフィーダー18内に投入される。上記したように包
袋Xの中央部は自重で下方に湾曲して下面側に引張力が
加わえられていることから、開封時に切断箇所が大きく
開口してB剤の排出が容易に行われる。
そして、ステップ5で上限位置まで移動した回動アーム
21が上限検出センサ25にて検出されると、ステップ
6でアーム駆動モータ23を逆転させて回動アーム21
を下限位置へと移動させる。その後、ステップ7でその
回動アーム21が下限検出センサ24にて検出される
と、ステップ8で回動アーム21と回転刃27を停止さ
せる。
次いで、ステップ9でチェーン駆動モータ11にて搬送
チェーン7,8を走行させ、再び割出しセンサ15が次
の舌片12を検出したときに搬送チェーン7,8を停止
させる。従って、搬送チェーン7,8は1ストローク分
だけ送られ、CPU38はステップ10で空袋検出セン
サ16が検出位置aにある包袋Xを検出しているか否か
を判定し、検出しているときには前記ステップ1に戻
る。
このようにステップ3でフィーダー18内のB剤の残量
が少ないときにはステップ4〜10までの処理が行われ
る。その結果、開封位置bにある包袋Xが開封されてフ
ィーダー18内にB剤が補給され、その後、開封位置b
に新たな包袋Xが移動される。そして、CPU38にて
フィーダー18に振動が付与され、内部のB剤が投入口
18aから混合タンク35内に投入されて透析液の調製
に供せられる。
又、前記ステップ10で空袋検出センサ16が開封位置
bにある包袋Xを検出していないとき、即ち、開封位置
bに包袋X自体がなかったり空の包袋Xであったりした
ときには、搬送チェーン7,8に掛止された包袋Xを使
い果たしたとしてステップ11で警報ブザー39を作動
させて作業者に報知する。この場合、作業者は調製装置
2を停止させるため、CPU38はステップ1で調製装
置2側から供給指令信号が入力されていないとしてステ
ップ12に移行する。
そして、作業者にて検出位置aから下側へと各ピン13
に空の包袋Xの代わりに計8個の新たな包袋Xが掛止さ
れ、ステップ12で補給スイッチ31が操作されると、
検出位置aにある包袋Xがステップ13で空袋検出セン
サ16にて検出されることからステップ14に移行す
る。さらに、ステップ14で搬送チェーン7,8を1ス
トローク送ってステップ15でカウントアップし、ステ
ップ16で搬送チェーン7,8が1周していないため前
記ステップ13に戻る。このように空袋検出センサ16
が包袋Xを検出しなくなるまでステップ13〜16の処
理が繰り返されて搬送チェーン7,8が順次送られると
ともにカウントアップされ、その後、再び作業者にて各
ピン13に新たな包袋Xが掛止される。
そして、搬送チェーン7,8が1周して全てのピン13
に包袋Xが掛止されると、CPU38はステップ16か
らステップ1に戻る。その後、調製装置2が再始動され
て粉体供給装置1側に供給指令信号が入力されるとCP
U38はステップ1からステップ2に移行し、このステ
ップ2で包袋Xの補給直後であることからステップ17
に移行する。このステップ17で掛止した包袋Xの数と
等しく「21」までカウントアップされているため、搬
送チェーン7,8の送りは行わずにステップ3に移行し
て再び上記したB剤の開封・供給処理を実行する。
一方、搬送チェーン7,8のピン13に掛止された包袋
Xを全て使いきらずにその日の透析を終了した場合、作
業者は翌日に透析を開始する前に包袋Xの補給を行う。
従って、ステップ1からステップ12に移行し、このス
テップ12〜16までの処理を繰り返して全てのピン1
3に包袋Xを掛止し、同時に、新たに掛止された包袋X
の数、例えば、「17」だけカウントアップされる。そ
して、調製装置2が始動されるとステップ1からステッ
プ2に移行し、補給直後であることからステップ3に移
行してカウントが「21」になるまで搬送チェーン7,
8を送る。上記したように「17」までカウントアップ
されていることから、搬送チェーン7,8は4ストロー
ク送られ、その結果、前日に使用された古い包袋Xの先
頭が開放位置bまで移動する。よって、透析が開始され
ると先に古い包袋Xが使われ、その後に新たな包袋Xが
使用されることになる。
このように本実施例の粉体供給装置は、B剤が封入され
た包袋Xを順次開封位置bまで搬送して回転刃27で自
動的に開封するようにしたため、人手を要することなく
各包袋Xの開封作業を行うことができるとともに、雑菌
の混入を未然に防止することができる。
又、開封位置bへの包袋Xの搬送を搬送チェーン7,8
で行うようにしたため、各包袋Xを予め搬送チェーン
7,8の各ピン13に掛止しておくだけで確実に開封位
置bまで移動させて開封することができる。
さらに、搬送チェーン7,8を四角状に架設したため、
その搬送チェーン7,8の設置に要するスペースを最小
限に止めて粉体供給装置1全体を小型化することができ
る。
一方、上記したように搬送チェーン7,8の一部に未使
用の包袋Xを残した状態で透析を中止し、翌日に新たな
包袋Xを補給して透析を再開した場合には、古い包袋X
の頭出しを行って古い包袋Xから開封するようにしたた
め、その古い包袋Xが固化して使用不能となる前に透析
に用いることができる。
尚、この考案は上記実施例に限定されることはなく、例
えば、上記実施例では搬送帯としてチェーン7,8を使
用したが、その代わりに無端状のベルトを用いてそのベ
ルトに所定間隔で多数のピン13を設けてもよい。
又、上記実施例では一対の搬送チェーン7,8を併設し
てその間に包袋Xを掛止したが、例えば、1つの搬送チ
ェーンに包袋Xを掛止して搬送してもよい。
さらに、上記実施例では四角状に架設した搬送チェーン
7,8に21のピン13を設けたが、例えば、搬送チェ
ーン7,8を略円形状に架設したり、ピン13の数を変
更したりしてもよいし、ピン13の代わりにフック等に
て包袋Xを掛止してもよい。
さらに、上記実施例では搬送チェーン7,8を1ストロ
ークずつ走行と停止を繰り返して寸動的に送ったが、こ
の搬送チェーン7,8を停止させずに極めて遅い一定の
速度で送ってもよい。
一方、上記実施例では回転刃27にて包袋Xを開封した
が、その代わりに固定刃にて開封してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案の粉体供給装置によれば、粉
体が封入された包袋の開封作業を自動化し、開封のため
の人手を不要にするとともに雑菌の混入を未然に防止す
ることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の粉体供給装置における搬送チェーンと
回転刃との関係を示す部分断面図、第2図は粉体供給装
置と調製装置の側面図、第3図は粉体供給装置の正面
図、第4図は搬送チェーンの概略を示す説明図、第5図
は搬送チェーンと回転刃との関係を示す部分側断面図、
第6図は粉体供給装置の電気的構成を示すブロック図、
第7図は作用を説明するためのフローチャートである。 7,8は搬送帯としての搬送チェーン、11は走行駆動
手段としてのチェーン駆動モータ、13は取付部として
のピン、27は開封手段としての回転刃、Xは包袋。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状に架設された無端状の搬送帯(7,
    8)と、 前記搬送帯(7,8)に設けられ、粉体を封入した包袋
    (X)をそれぞれ保持可能な複数の取付部(13)と、 前記搬送帯(7,8)を所定方向に走行させる走行駆動
    手段(11)と、 前記搬送帯(7,8)の走行経路上の所定位置に設けら
    れ、同搬送帯(7,8)にて移送される包袋(X)の表
    面を切断して開封可能な開封手段(27)と を備えたことを特徴とする粉体供給装置。
  2. 【請求項2】互いに平行となるように環状に架設された
    一対の無端状の搬送帯(7,8)と、 前記両搬送帯(7,8)にそれぞれ設けられ、粉体を封
    入した包袋(X)の両端部を保持可能な複数の取付部
    (13)と、 前記両搬送帯(7,8)を所定方向に走行させる走行駆
    動手段(11)と、 前記両搬送帯(7,8)の走行経路の下側に設けられ、
    両搬送帯(7,8)にて移送される包袋(X)の下面を
    切断して開封可能な開封手段(27)と を備えたことを特徴とする粉体供給装置。
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