JPH0628062Y2 - 吊り下げ具 - Google Patents

吊り下げ具

Info

Publication number
JPH0628062Y2
JPH0628062Y2 JP2722991U JP2722991U JPH0628062Y2 JP H0628062 Y2 JPH0628062 Y2 JP H0628062Y2 JP 2722991 U JP2722991 U JP 2722991U JP 2722991 U JP2722991 U JP 2722991U JP H0628062 Y2 JPH0628062 Y2 JP H0628062Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
hanging
tightening
arc
straight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2722991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04115476U (ja
Inventor
克美 加瀬谷
Original Assignee
石井工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石井工業株式会社 filed Critical 石井工業株式会社
Priority to JP2722991U priority Critical patent/JPH0628062Y2/ja
Publication of JPH04115476U publication Critical patent/JPH04115476U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0628062Y2 publication Critical patent/JPH0628062Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テント等の支柱や食堂
用テーブル等の支柱の如きパイプ状の支柱に対して着脱
自在に取付けできる吊り下げ具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テントを組み立てた後に携行品、
例えば、懐中電灯をテント内に吊り下げる場合等には、
テントのパイプである支柱に紐を結び付けて、この紐を
利用して懐中電灯等の被吊り下げ物を結び付けたり、テ
ントを組み立てる際に予め支柱に引っ掛け部を有するリ
ング体を挿入し、このリング体に螺合されたボルトを締
め付けて支柱にリング体を固定することによって、前記
引っ掛け部に被吊り下げ物を吊り下げる等していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来における紐を利用しての被吊り下げ物の吊り下げ方法
にあっては、先ず、紐を支柱に結び付けるための作業が
必要であり、また、この結んだ紐に被吊り下げ物を結び
付けるという面倒な作業が必要であった。
【0004】また、リング体を支柱に予め挿入し固定す
る被吊り下げ物の吊り下げ方法にあっては、テントを組
み立てた後に被吊り下げ物を吊り下げる必要が生じたよ
うな場合、あるいはリング体の支柱への挿入を忘れたよ
うな場合には、組み立てたテントを解体した後にリング
体を支柱に挿入するという手間が掛り非常に面倒な作業
となるという問題があった。
【0005】本考案は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、テントの支柱や食堂
用テーブルの支柱に対して側面から簡単に取付けおよび
取外しが行えると共に、支柱の太さについてもある程度
の許容範囲で取付けることができる吊り下げ具を提供せ
んとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の吊り下げ具は前
記した目的を達成せんとするもので、その手段は、連結
部の両端に弾性部を介して形成した吊り下げ部と、該吊
り下げ部から延長された直線部と、該直線部の先端に形
成された挟持部と、該挟持部の一方から垂下された垂下
部と、該垂下部の先端に形成された円弧部と、前記挟持
部の他方から延長され前記円弧部と重なり合う締め付け
部とを一本の弾性線で形成した吊り下げ具本体と、前記
直線部に挿入され移動することによって前記挟持部の間
隔を狭める締め付けリングとから構成したものである。
【0007】
【作用】前記した如く構成された吊り下げ具は、締め付
け部と円弧部とを開放した状態において支柱の裏側に締
め付け部を位置させると共に円弧部を表側に配置し、次
いで、締め付けリングを支柱側に直線部において移動さ
せることによって、少なくとも挟持部が支柱の両側を挟
持すると共に円弧部が支柱に圧接され固定されるもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1〜図5と共に説
明する。 Aは金属、合成樹脂等からなるパイプあるいは木材等か
らなる丸棒の支柱にして、テントの支柱あるいは食堂用
テーブルの支柱である。 Bは本考案に係る吊り下げ具本体にして、一本の金属棒
を折り曲げて形成したものである。Cは該吊り下げ具本
体Bに挿通された金属棒をリング状に形成した締め付け
リングである。
【0009】次に、吊り下げ具本体Bの形状について説
明するに、一本の金属棒における中央部を直線状の連結
部1を残して両端で折り曲げた弾性部2a,2bと、該
弾性部2a,2bからU字状に折り曲げた吊り下げ部3
a,3bと、該2つの吊り下げ部3a,3bから拡開す
るように直線状に延長された直線部4a,4bと、該直
線部4a,4bの先端に内側に向かって突出するクリッ
ク部5a,5bと、該一方のクリック部5aより延長さ
れ、取付けようとする前記支柱Aの直径より僅かに大き
い寸法の長さに形成された挟持部6aと、前記他方のク
リック部5bより延長され、前記支柱Aの直径と略同じ
寸法の長さに形成された挟持部6bと、該一方の挟持部
6aより下方に向かって折曲された垂下部7と、該垂下
部7から水平方向に、前記支柱Aの外周と略同じ円弧に
形成された円弧部8と、前記他方の挟持部6bより水平
方向で且つ挾持部6a方向に向かって折曲された水平部
9と、該水平部9から下方に向かってZ字状に折曲され
た締め付け部10とより形成されている。
【0010】そして、前記した締め付けリングCは前記
吊り下げ具本体Bにおける前記直線部4a,4bに挿通
されている。 なお、図3において、Dは懐中電灯、水筒等の被吊り下
げ物である。
【0011】次に、前記したように形成した吊り下げ具
本体Bを支柱Aに固定する方法について説明する。な
お、支柱Aの外周円弧と吊り下げ具本体Bの円弧部8の
円弧とは略同じ大きさの場合である。
【0012】先ず、図2に示す如く、締め付けリングC
を吊り下げ部3a,3bの位置まで移動する。これによ
り、直線部4a,4bを拡開することが可能となり、垂
下部7および円弧部8と水平部9および締め付け部10
との重なり部分を離開することができる。従って、この
重なり部分を取付けようとする支柱Aの直径よりも大き
くすることにより、支柱Aを重なり部分の内側にするこ
とができる。
【0013】そして、支柱Aを重なり部分の内側にした
状態において、クリック部5a,5bを支柱Aの周面に
当接させると共に、該支柱Aのクリック部5a,5bが
当接した面と同じ面を円弧部8によって包持するように
当接させる。この状態において、締め付けリングCを直
線部4a,4bの先端に向かって移動させると、該直線
部4a,4bの間隔が狭められ挟持部6a,6bが支柱
Aの左右間(図1において)を挟持することになる。こ
のときの締め付けリングCと支柱Aとの間隔は長くL1
となる。
【0014】また、クリック部5a,5bと円弧部8が
支柱Aの前面側(図1において)に当接し、かつ、水平
部9と締め付け部10が支柱Aの後面側(図1におい
て)に当接するので、支柱Aの前後面はクリック部5
a,5b、円弧部8および水平部9、締め付け部10と
によって挟持することになる。
【0015】従って、支柱Aは前後左右が挟持されたこ
ととなるので、吊り下げ具本体Bは支柱Aに固定される
こととなる。そして、締め付けリングCは直線部4a,
4bが弾性部2a,2bによって拡開される方向に弾性
力が作用するので、支柱Aを挟持した状態で直線部4
a、4bの部分で固定される。また、吊り下げ部3a,
3bに被吊り下げ物Dを吊り下げると、該被吊り下げ物
Dの重量によって支柱Aの前後方向に加わる挟持力は益
々大きくなり、吊り下げ具本体Bが被吊り下げ物Dの重
量によって下方に移動するようなことはない。
【0016】なお、支柱Aに吊り下げ具本体Bを装着し
た状態において、直線部4a,4bは支柱Aに対して略
10度の角度を持って上向きに傾斜しており、被吊り下
げ物Dを直線部4a,4bに吊り下げても、あるいは吊
り下げ部3a,3bに吊り下げても被吊り下げ物Dが吊
り下げ部3a,3bを越えて落下することがないように
なっている。
【0017】次に、支柱Aの外周円弧が吊り下げ部本体
Bの円弧部8の円弧より小さい場合について図6、図7
と共に説明する。 この場合の取付け方法は前記した実施例と同様なので説
明は省略するが、取付けた状態において、締め付けリン
グCは支柱Aの外径が小さいことから支柱Aとの間隔L
2 は前記実施例の場合よりも短くなると共に、被吊り下
げ物Dを吊り下げて吊り下げ部3a,3bに重量が掛か
ると直線部4a,4bと支柱Aとのなす角度は10度よ
りも小さく約3度となり、締め付け部10と支柱Aとの
なす角度は約7度となる。
【0018】この結果、締め付け部10は支柱Aより離
れた状態となって、吊り下げ具本体Bは支柱Aに対して
挟持部6a,6bの挟持力と、円弧部8の圧接力によっ
て固定されることとなるが、この2つの挟持力と圧接力
との和によって吊り下げ具本体Bは充分に支柱Aに固定
され、被吊り下げ物Dを吊り下げることができるもので
ある。
【0019】図8は前記した実施例における吊り下げ具
本体Bにおける締め付け部10の形状がZ字状に形成し
たものであるのに対し、本実施例の締め付け部10はコ
字状としたものであり、作用については前記実施例と何
ら変わることはない。
【0020】
【考案の効果】本考案は前記したように、締め付け部と
円弧部とを開放した状態において支柱の裏側に締め付け
部を位置させると共に円弧部を表側に配置し、次いで、
締め付けリングを支柱側に直線部において移動させるこ
とによって、少なくとも挟持部が支柱の両側を挟持する
と共に円弧部が支柱に圧接され固定されるので、支柱に
対して簡単に取付け取外しができ、従って、テント等の
支柱を組み立てた後において取付けが可能となり、必要
に応じて吊り下げ具を取付けることができる。
【0021】また、支柱の太さとして、円弧部の内径よ
りも外径が小さい支柱であれば取付けることが可能なの
で、円弧部の大きさを大に構成しておくことによって、
テント等の種類、大きさ等による支柱の直径に関係なく
取付けでき、従って、汎用性が広い等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による吊り下げ具を支柱に取
付けた状態の前面側から見た斜視図である。
【図2】吊り下げ具本体を取付ける状態の平面図であ
る。
【図3】図1の背面側から見た斜視図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図1の平面図である。
【図6】支柱の直径が小さい場合における吊り下げ具を
取付けた状態の側面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】他の実施例の吊り下げ具を支柱に取付けた状態
の背面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
A 支柱 B 吊り下げ具本体 C 締め付けリング D 被吊り下げ物 1 連結部 2a,2b 弾性部 3a,3b 吊り下げ部 4a,4b 直線部 5a,5b クリック部 6a,6b 挟持部 7 垂下部 8 円弧部 9 水平部 10 締め付け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結部の両端に弾性部を介して形成した
    吊り下げ部と、該吊り下げ部から延長された直線部と、
    該直線部の先端に形成された挟持部と、該挟持部の一方
    から垂下された垂下部と、該垂下部の先端に形成された
    円弧部と、前記挟持部の他方から延長され前記円弧部と
    重なり合う締め付け部とを一本の弾性線で形成した吊り
    下げ具本体と、前記直線部に挿入され移動することによ
    って前記挟持部の間隔を狭める締め付けリングとを具備
    したことを特徴とする吊り下げ具。
JP2722991U 1991-03-28 1991-03-28 吊り下げ具 Expired - Lifetime JPH0628062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2722991U JPH0628062Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊り下げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2722991U JPH0628062Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊り下げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04115476U JPH04115476U (ja) 1992-10-13
JPH0628062Y2 true JPH0628062Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31911554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2722991U Expired - Lifetime JPH0628062Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊り下げ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628062Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04115476U (ja) 1992-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0628062Y2 (ja) 吊り下げ具
US5579964A (en) Hanger extension kit
JPS6027218Y2 (ja) 棚、抽出し等の物品載置用並びに絵額、帽子、ハンガ−等の受金具
JPH07194431A (ja) ハンモック装置
JP3679309B2 (ja) 陳列用吊り下げ具
JPS5940933Y2 (ja) ハンガ−
JPS6334411Y2 (ja)
JP3224699U (ja) 指が動かない右手で吊り下げホルダーを膝上に押さえ指が動く左手で装着帯の帯紐の紐穴を付け外しできる吊り下げホルダー
JPH0518438Y2 (ja)
JPH03113106A (ja) 継手
JPS5830030Y2 (ja) ハンガ−
JP3044833U (ja) 装飾台
JP3010110U (ja) 物品取付装置
KR910002138Y1 (ko) 낚시대 받침구
JP3028967U (ja) イヤリング金具
JP3026424U (ja) 小物整理装置
JPH0514309Y2 (ja)
JP2559805Y2 (ja) プランター用支柱保持具
JPS6317667Y2 (ja)
JPH0412968U (ja)
JPS60194036U (ja) 吊足場
JPS63101060U (ja)
JPS6254693U (ja)
JPH0476014U (ja)
JPS5910748U (ja) ズボン吊り用ハンガ−