JPH06280291A - 排水口用ごみ取りシートとその製造法 - Google Patents

排水口用ごみ取りシートとその製造法

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JPH06280291A
JPH06280291A JP95194A JP95194A JPH06280291A JP H06280291 A JPH06280291 A JP H06280291A JP 95194 A JP95194 A JP 95194A JP 95194 A JP95194 A JP 95194A JP H06280291 A JPH06280291 A JP H06280291A
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JP
Japan
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sheet
drainage
adhesive
release paper
holes
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Pending
Application number
JP95194A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Ito
俊介 伊藤
Motoyuki Ezaki
元幸 江崎
Akio Nara
顕夫 奈良
Masahiro Kodera
正宏 小寺
Masaki Shimizu
正樹 清水
Noriyoshi Kawamoto
範義 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISUMO KAKO KK
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
MISUMO KAKO KK
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 排水口の目皿に貼着されて、ごみ屑等を除
去し、ごみ屑等が溜まったときには目皿より剥離してそ
のまゝ廃棄することにより、目皿を掃除する手間を軽減
し、使用中にずれたり剥がれたりすることなく、また周
縁にごみ屑等が溜まりにくい排水口用ごみ取りシートを
提供する。 【構 成】 目付が8〜100g/m2 のポリオレフィ
ンよりなる不織布シートの片面全体に粘着剤が塗布され
た剥離紙を貼付したのち、直径2〜20mmの孔を複数形
成し、周縁には撮み用の耳片5を突出形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば風呂や洗面所な
どの排水口上に、或いは該排水口に取付けられる目皿上
に着脱可能に取着されるごみ取りシートとその製造法に
関する。
【0002】
【従来技術】風呂や洗面所などの排水口には一般に、ご
み屑等が排水管に流れ込んで排水管が詰まるのを防止す
るため、ごみ屑等を除去する目皿が取付けられている
が、目皿の下側にシート状のネットを添着したり、目皿
の上にステンレス製の金網を装着してごみ屑等を目皿と
共にネット或いは金網で除去するようにしたものもあ
る。このうち、ごみ屑等を目皿のみによって、或いは目
皿とその下側に設けたネット等によって除去するタイプ
のものでは、ごみ屑等が目皿上に直接溜まるようにな
る。この場合、目詰まりによって排水に支障を来たすよ
うになると、目皿を掃除し、目皿に溜まるごみ屑等を除
去せねばならないが、ごみ屑等によっては、毛髪のよう
に目皿にへばり付き、ごみ屑等を除去するのにかなりな
手間がかゝる。
【0003】一方、後者の目皿とその上に装着した金網
とでごみ屑等を除去するようにしたタイプのものでは、
ごみ屑等は主として金網に溜まり、目皿を掃除する手間
は軽減されるが、金網よりごみ屑等を除去するために同
様に手間がかゝる。金網を使い捨てにすれば、目皿を掃
除するだけでよくなり、掃除の手間が軽減されるが、反
面コスト高をもたらす。しかも従来用いられている金網
は、目皿の上に単に置かれているだけであるためずれ易
く、ずれると、目皿にごみ屑等が付着するようになる。
また金網は周縁がゴム製となっているため、目皿上に装
着したとき嵩張り、そのため周縁にごみ屑等が溜まって
掃除の手間が余計にかゝるという難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解消し、排水口又は排水口に取着の目皿上に着脱可能に
取着され、排水中のごみ屑等を確実に取り除くことがで
きる低コストの使い捨て用ごみ取りシートとその製造法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題の解決手段及び作用】本発明のごみ取りシート
は、不織布、ネット状のシート、多孔質状のシート或い
はこれらのシート又はフィルム状のシートに比較的大径
の孔を1ないし数カ所形成したシートの片面全体或いは
その一部に粘着剤を塗布してなるもので、粘着剤を一部
に塗布する場合、好ましくは周縁に塗布される。
【0006】本発明のごみ取りシートによれば、その単
独で排水口に取付けられるか、或いは目皿上に装着され
て、目皿と共に排水中のごみ屑等を除去し、排水管での
詰まりを防止するほか、ごみ屑等が溜まったときには、
排水口や目皿上よりシートを剥離して破棄処分すること
により、掃除の手間が軽減される。しかもこのゴミ取り
シートは、排水口や目皿或いはその周縁に貼付されるた
め、シートが外れたりずれ難くなり、またシートは比較
的薄く、嵩張らないため、その周縁にごみ屑等が溜まり
難いうえ、低コストで得ることができる。
【0007】シートを剥離するときには、シートを剥離
し易いように、シートの周縁に1ないし数カ所、牛乳瓶
の蓋に設けられる撮みのような耳片を突出形成するとよ
い。この場合の耳片には、粘着剤を塗布してもよいし、
また塗布しなくてもよい。塗布するかどうかは必要に応
じて決められる。本発明のシートに用いられる不織布と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン、ポリエステル、セルロース若しくはこれら
の複合体よりなるものが例示され、ネット状のシートと
しては、例えばポリオレフィン、ポリエステル、ナイロ
ン、合成ゴム等の高分子樹脂、綿、麻等のセルロース系
の糸を編織成したものが例示される。
【0008】本発明で用いられるフィルム状のシートと
しては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリビニル重合
体、エステル系の樹脂、ポリアミド樹脂、SBR、NB
R等の合成ゴム、ポリフラール系樹脂から形成されるフ
ィルム、セロファン等のセルロース系フィルムからなる
シートを例示することができる。
【0009】粘着剤としては、水や湯に浸されることに
よって粘着性が損なわれることがなく、また排水口や目
皿等に移行することがないものが望まれる。こうしたも
のとしては、例えばゴムやエポキシ樹脂、アクリル樹
脂、オレフィン樹脂よりなるものが好ましい例として挙
げられ、その塗布量は5〜500g/m2 程度とされ
る。そして好ましくはその表面に剥離紙が添付される。
【0010】シートの片面全域に粘着剤を塗布する場合
にはとくに、粘着剤により目詰まりをしてフィルター機
能に支障を生じないようにすることが望まれる。そのた
めには、シートに粘着剤で塞がれない程度の大きな孔を
形成しておくか、或いは粘着剤を塗布後、シートに孔を
形成するとよい。これにより粘着剤で塞がれることのな
い孔を形成することができる。
【0011】したがってシートの全面或いはその大部分
に粘着剤を塗布したごみ取りシートを製造する方法とし
ては、例えば以下の方法を採用することができる。不織
布、ネット状のシート、多孔質状のシート、またはこれ
らのシートないしフィルム状のシートに比較的大径の孔
を1ないし数カ所形成したシート等の片面に全体に亘っ
て或いはその大部分に粘着剤を塗布し、好ましくは更に
その表面に剥離紙を貼付した後、1ないし数カ所の孔を
穿設する方法、或いは前記シート等の片面に全体に亘っ
て或いはその大部分に、前もって粘着剤が塗布された剥
離紙を粘着剤層の側を押し当てゝ貼着し一体とした後、
1ないし数カ所の孔を穿設する方法等で、これら製法の
中では、後者の製法が作業性が優れており好ましい。後
者の製法では剥離紙を剥がすと、粘着剤は不織布等のシ
ート側に残るようになり、本発明に係わるごみ取りシー
トを、排水口や目皿或いはその周縁に着脱可能に取着で
きるようになる。
【0012】本発明では、孔のサイズは直径2〜20m
m、孔の総面積はシート面積の5〜95%程度が望まれ
る。
【0013】
【実施例】図1は、目付が8〜100g/m2 のポリオ
レフィンよりなる不織布シート1の片面全体にアクリル
樹脂よりなる粘着剤2が塗布された剥離紙3を貼付した
シートより円形に打抜いたごみ取りシートを示すもので
あり、図2は、図1の上記シートを円形に打抜くのに前
後して1シート当たり直径2〜20mmの孔4を複数形成
したものである。
【0014】別の実施例では、図1の不織布シート1に
代えて厚さ30μのポリエチレンフィルム(三井石油化
学工業(株)製、商品名「ハイゼックス 5000S
F」)よりなるシートが用いられ、これに同様にしてア
クリル樹脂よりなる粘着剤2と剥離紙3が積層され、1
シート当たり直径10mmの孔4が複数個形成される。図
3は周縁に耳片5を突出形成した上記ごみ取りシートの
使用例を示すもので、剥離紙3を剥離したのち、目皿6
上に上記ごみ取りシートを被せて貼着したものである。
【0015】上述する耳片は図4に示すように、周縁に
複数個突出形成してもよい。図5は、剥離紙3を貼付し
た粘着剤をシート1の周縁に塗布した例を示すものであ
り、図6は耳片5を除く部分に剥離紙3を貼付した粘着
剤を塗布した例を示すものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載の排水口用のごみ取り
シートによれば、低コストで得ることができる上、ごみ
屑等を除去して排水管での詰まりを防止することができ
る。またごみ屑等が溜まったときには、排水口や目皿等
より剥がしてそのまゝ廃棄すればよいから、掃除の手間
が軽減され、しかも使用時においては、排水口或いは目
皿やその周縁に貼付されるため、シートが外れたりずれ
たりしにくゝ、ごみ屑等がそのまゝ流出したり目皿等に
付着するのが防止されると共に、シートは比較的薄いか
ら周縁にごみ屑等が溜まりにくい。
【0017】請求項2記載の排水口用ごみ取りシートに
よれば、孔穿け加工を施さなくても中央部は粘着剤で目
詰まりし、フィルター効果が損なわれるようなことがな
い。請求項3及び請求項6記載のごみ取りシートのよう
に、粘着剤の表面に剥離紙を貼付すれば、べト付くこと
がなく、また粘着剤を保護することができる。請求項4
記載のごみ取りシートのように、耳片を設ければ、耳片
を掴んで引剥がすことにより、シートを容易に剥がすこ
とができるようになる。
【0018】請求項5記載の製造法によれば、粘着剤で
目詰まりしない孔が確実に開けられるようになり、フィ
ルター効果の優れたごみ取りシートが得られるようにな
る。請求項7記載のごみ取りシートの製造法によれば、
粘着剤を不織布等のシートに塗布する作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排水口用ごみ取りシートの部分
拡大断面図。
【図2】 別の実施例の部分拡大断面図。
【図3】 使用状態の平面図。
【図4】 別の態様の使用状態を示す平面図。
【図5】 別の実施例の底面図。
【図6】 更に別の実施例の底面図。
【符号の説明】
1・・・不織布シート 2・・・粘着剤 3・・・剥離紙 4・・・孔 5・・・耳片 6・・・目皿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 顕夫 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 小寺 正宏 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 清水 正樹 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 河本 範義 岡山県倉敷市玉島長尾344−1 株式会社 ミスモ加工内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布、ネット状のシート、多孔質状の
    シート、或いはこれらのシート又はフィルム状のシート
    に比較的大径の孔を1ないし数カ所形成したシートの片
    面全体或いはその一部に粘着剤を塗布してなり、排水口
    又は排水口の目皿に着脱可能に取着される排水口用ごみ
    取りシート。
  2. 【請求項2】 粘着剤はシートの周縁にのみ塗布される
    請求項1記載の排水口用ごみ取りシート。
  3. 【請求項3】 粘着剤の表面には剥離紙が貼付される請
    求項1又は2のいづれかの請求項に記載の排水口用ごみ
    取りシート。
  4. 【請求項4】 周縁に粘着剤を塗布し、或いは塗布しな
    い耳片が突出形成される請求項1ないし3のいづれかの
    請求項に記載の排水口用ごみ取りシート。
  5. 【請求項5】 不織布、ネット状のシート、多孔質状の
    シート、フィルム状のシート等の片面に全体に亘って或
    いはその大部分に粘着剤を塗布したのち、1ないし数カ
    所の孔を穿設することよりなる排水口又は排水口の目皿
    に着脱可能に取着される排水口用ごみ取りシートの製造
    法。
  6. 【請求項6】 粘着剤を塗布したのち剥離紙が貼付され
    る請求項5記載の排水口用ごみ取りシートの製造法。
  7. 【請求項7】 不織布、ネット状のシート、多孔質状の
    シート、フィルム状のシート等の片面に全体に亘って或
    いはその大部分に、前もって粘着剤が塗布された剥離紙
    を粘着剤層の側を押し当てゝ貼着し、一体としたのち、
    1ないし数カ所の孔を穿設することよりなる排水口又は
    排水口の目皿に着脱可能に取着される排水口用ごみ取り
    シートの製造法。
JP95194A 1993-01-12 1994-01-10 排水口用ごみ取りシートとその製造法 Pending JPH06280291A (ja)

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JP5-3599 1993-01-12
JP359993 1993-01-12
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Cited By (3)

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JPH0315656U (ja) * 1989-06-22 1991-02-18
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