JPH06277911A - ドリルチャック - Google Patents

ドリルチャック

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JPH06277911A
JPH06277911A JP5285091A JP28509193A JPH06277911A JP H06277911 A JPH06277911 A JP H06277911A JP 5285091 A JP5285091 A JP 5285091A JP 28509193 A JP28509193 A JP 28509193A JP H06277911 A JPH06277911 A JP H06277911A
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drill chuck
ring
adjusting
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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
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    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw
    • Y10T279/17632Conical sleeve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/32Means to prevent jaw loosening

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 締付リング8の回転によって位置調節可能で
あるチャックジョーを有する。締付リング8の側の係止
クリアランス9の、チャック軸に共軸なリムと、弾力的
に係合する係止頭部11を有する係止部材10とより成
る係止装置を有し、係止部材10は調整リング13に接
している。調整リング13は、回転可能でチャック体1
の2つのストッパの間で制限され、調整スプリングによ
り、締付の際の締付リング8と同じ回転方向に付勢され
ている。この方向に回転経路の終わりに至るまで調整リ
ング13を回転させることによって、係止部材10は、
係止頭部11が係合の可能性なしに係止クリアランス9
の外に位置している位置に移動可能である。 【効果】 ドリル締め付けの維持のために、ドリルチャ
ックの自動の調整がドリル作動中に行なわれ、係止装置
が締付リングのより簡単で、比較的迅速な回転のために
不作用にされ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に衝撃穴あけ作業お
よびハンマ穴あけ作業のためのドリルチャックに関し、
詳しくは、チャック体と、このチャック体において回転
可能で共軸の締付リングと、チャックジョーであって、
ドリルチャックの締め付けおよびゆるめのために、締付
リングとチャック体との間の相対回転によって位置調節
可能であるチャックジョーと、締付リングの側の係止ク
リアランスの、チャック軸に共軸なリムと少なくとも1
つの係止部材とより成っていて、チャック体と締付リン
グとの間で働く係止装置であって、この係止部材は係止
クリアランス中に弾力的に係合する係止頭部を有してい
て、その際、この係止頭部と、この頭部を受け入れる係
止クリアランスとは、フランク面が、手による、もしく
は締付キーを用いた締付リングの回転の際に、係止頭部
を係止クリアランスから押し出すが、他の場合には、こ
の係止頭部をこの係止クリアランス中に保持するように
傾けられたフランク面中で、締付リングの回転方向にお
いて互いに当接し合う係止装置、とを備えたドリルチャ
ックに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】このよう
なドリルチャックはDE3416986A1もしくはD
E3426808A1より公知である。それらにおいて
は、係止部材が、チャック体において軸方向もしくは半
径方向に移動可能にではあるが周方向においては移動不
能に案内されたラッチであり、このラッチは係止スプリ
ングの力を受けて、このラッチを受け入れる締付リング
の係止クリアランス中に突出し、このことによって、チ
ャック体と締付リングとの間のモーメント接続が形成さ
れ、この接続は、締付リングにおいて作用する回転モー
メントが、フランク面の傾斜と係止スプリングの力によ
って予め与えられた大きさを越えるとすぐに、係止解除
して締付リングを回転のために解放する。このような大
きさは、ドリルチャックとこのチャックの部分の衝撃応
力によって刺激される締付リングの、望ましくない自動
回転が全く不可能であるが、手による、もしくは、締付
キーを用いた意図的な回転はいつでも可能であるように
設定されている。穴あけ作業中に締付リングが自動的に
回転することを阻止することによって、結果においては
締付リングを介して、このリングに係合しているチャッ
クジョーも移動不能に保持されていて、その結果、チャ
ックジョーの間に形成されていてドリルシャフトのため
の挟み込み開口の直径は変わることがない。
【0003】このようなドリルチャックは実際には様々
に真価を発揮したが、衝撃もしくはハンマ作業の際にチ
ャックジョーがドリルシャフト中に入り込む時、ドリル
の挟み込みがゆるむかもしくは全くはずされるという欠
点がある。更に、係止装置が常に働いて、係止部材も、
例えばドリル交換の際に、ドリルチャックが他の締付直
径に調節されねばならない時にも係止頭部と共に係止ク
リアランス中に入り込むことが不都合である。このよう
な場合、係止装置は、締付リングが常に少なくとも以下
の力を用いて回されねばならない。即ち、この力はフラ
ンク面を介した係止クリアランスからの係止頭部の取り
去りに必要である、という力を用いて回されねばならな
いので、締付リングの簡単な回転およびドリルチャック
の迅速な位置換えを阻止されることになる。
【0004】本発明の根底をなす課題は、ドリル締め付
けの維持のために、ドリルチャックの自動の調整がドリ
ル作動中に行なわれ、係止装置が締付リングのより簡単
で、比較的迅速な回転のために不作用にされ得るように
冒頭に述べたドリルチャックを構成するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明によると、
係止部材が調整リングに配設されていて、このリングは
チャック体に共軸に回転可能に取り付けられていて、チ
ャック体に相対的に回転経路において2つのストッパの
間で制限されており、調整リングとチャック体との間で
働く調整スプリングが、チャック体に関連して、ドリル
チャックの締付の際の締付リングの回転方向と同じ回転
方向に調整リングを付勢し、その際、調整スプリングの
力は、係止頭部を係止クリアランスから押し出すのには
十分でないく、この方向におけるストッパに至るまでの
調整リングの回転によって、係止部材は、係止頭部が係
合の可能性なしに係止クリアランスの外に位置している
位置に位置調整可能であることによって、この課題は解
決される。
【0006】調整リングにおける係止部材の、本発明に
よる配設によって、調整リングとチャック体との間に備
えられた調整スプリングの力が、係止クリアランスの1
つにはめられた係止部材を介して、締付リングに伝えら
れ、この締付リングは、それと共に、ドリル作動中にチ
ャックジョーがドリルシャフト中に押し入れられて埋め
られるなら、ドリルチャックを更に閉じる方向に調整す
る。それと共に、ドリルの締め付けは許されない方法で
ゆるめられることはない。ドリルチャックのこのような
調整のために、調整リングのほとんど全ての回転経路が
利用される。この方向において調整リングが更に回転す
る時に初めて、ストッパにおいて終わる回転経路の短い
残り上で、係止装置の係止機能が効果のないものとされ
る。このような係止機能の排除は、ドリルチャックの締
付直径が、例えば異なる直径のドリルシャフトのドリル
の交換の際に、変えられねばならない時に、自由な締付
リングを迅速かつ簡単に回転させることを可能にする。
その際、交換されたドリルの引き続きの締め付けの際に
調整リングが自動的に再び、係止装置と調整(補整)を
有効にする位置に戻ることが特に好都合であり、そのた
めには、締付リングの対応する回転の際に、ドリルチャ
ックを調整リングに固定することのみが必要である。従
って、直接チャック体におけるドリルチャックの操作を
先ず全く可能にせず、更に、締付リングと調整リングが
軸方向において隣接してチャック体に配設されていて、
共にチャック体を、本質的にはこのチャック体の軸方向
の全長に渡って覆うことを特徴とする本発明のドリルチ
ャックの実施態様が好ましい。このように形成されたド
リルチャックの操作は、締付リングおよび調整リングに
おいてのみ可能であり、それと共に、特別な知識も注意
も必要としない。
【0007】調整リングの回転の際の係止部材の制御に
関して好都合な実施態様は、係止部材が、チャック体に
相対的に固定の調整カムに接して案内されていて、この
カムは調整リングの回転の際に係止部材を、係止クリア
ランス中への係止頭部の係合と係合解除の、両状態の間
で調節し、その際、この調整カムが、係止クリアランス
中への係止頭部の係合のために、係止クリアランスのリ
ムからの本質的に等しいままの距離を有する部分カムを
有していて、それに続いて係合のない状態のために、回
転経路終端へと向かってより大きくなる距離を伴う斜め
の傾斜路を有していることを特徴とする。係止クリアラ
ンスのリムから本質的に等しいままの距離を有する調整
カムの部分カムは、周方向において、少なくとも所望の
調整経路の長さに渡って延びている。この部分カムにお
いて、係止部材は係止クリアランス中に係合を維持さ
れ、しかも、ドリルチャックの調整の際に調整リングと
締付リングがチャック体に対向して回転させられること
にもかかわらず係合を維持される。斜めの傾斜路におい
て初めて、係止部材の、係合から解放された状態がひき
起こされ、それと共に、締付リングを、係止部材によっ
て妨げられることなく一方もしくは他方の回転方向に回
転させる可能性が生じる。更に、調整カムが、係止クリ
アランス中への係止頭部の係合のために備えられた部分
カムの、傾斜路に続く端部において、係止部材を調整リ
ングの回転方向に維持する係止はめ合いを形成すること
が好都合である。この係止はめ合いは、係止部材が傾斜
路上に達して、係止頭部が係止クリアランスから出て、
このような頭部がクリアランスから出た状態がむしろ、
係止はめ合いを越えた、手による調整リングの意図的な
回転によってのみ調節されうるというまで自動的に調整
リングが係止部材と共に回転することができることを、
阻止する。
【0008】係止部材の特に好ましい実施態様は、係止
部材が、屈曲部において互いに曲げられた2つのスプリ
ング脚部を有するスプリングによって形成されていて、
このスプリング脚部のうち一方はほぼ軸方向に、他方は
ほぼ周方向に延びており、軸方向に向けられたスプリン
グ脚部が、スプリング屈曲部から離れて位置する脚部端
において係止頭部を有していて、スプリング屈曲部と共
に調整カムに接して案内されていることを特徴としてい
る。係止頭部を有するスプリング脚部の弾力性が、締付
リングにおける係止クリアランス中への係止頭部の係合
のためのスプリングの力を形成し、ドリルチャックの締
付もしくはゆるめのための、締付リングと調整リングの
相互の回転の際に、締付リングに沿って、フランク面を
介し、係止クリアランスから係止クリアランスへと係止
頭部が滑ることを可能にする。そこで、合目的には、ス
プリング屈曲部が、他方の、ほぼ周方向に延びるスプリ
ング脚部のスプリング付勢を受けて、調整カムに当接
し、その際、このスプリング付勢は、係止クリアランス
中への係止頭部の係合方向と反対に向けられている。そ
こで、スプリング付勢はスプリング屈曲部を傾斜路に接
して滑り落とし、その結果、調整リングは、自動的に
は、係合を中止する位置から、係合を作り出す位置へと
戻るように回転することができず、むしろ、このために
も、手による調整リングの目標とされた回転が必要であ
る。
【0009】スプリング脚部のスプリングの力によって
ひき起こされうる調整カム上のスプリング屈曲部の移動
(この移動は係止工程の妨害につながりうるものであ
る。)を回避するために、スプリング屈曲部を周方向に
移動しないように調整リングにおいて支持し、係止クリ
アランス中への係止頭部の係合方向に移動可能に案内す
ることが好ましい。調整リングにおける周方向でのスプ
リング屈曲部のこのような固定によって、ほぼ前記方向
に延びているスプリング脚部は、スプリング屈曲部から
離れた自身の端部において、調整スプリングを形成する
コイルスプリングの一方の端部に接続され、このコイル
スプリングの他端はチャック体に保持されていてよい。
係止部材を形成するスプリングと、調整スプリングを形
成するコイルスプリングは、そこで、単一のスプリング
素子にまとめられていてよく、このことは構造上の構成
を簡単にする。
【0010】構造上の観点において比較的簡単で、従っ
て特に好ましい他の実施態様は、係止部材がほぼドリル
チャックの軸方向に延びていて半径方向において可撓的
に曲げうる棒によって形成されていて、この棒は一方の
端部が調整リングに接していて、他方の自由端が、係止
クリアランス中への半径方向の係合のために係止頭部を
有していて、それら両端部の間では、スプリング付勢を
受けて調整カムに当接し、その際、このスプリング付勢
は、係止クリアランス中への係止頭部の係合方向とは反
対方向に向けられていることを特徴としている。ここに
おいて、棒の弾力的な曲げ応力が、係止クリアランス中
への係止頭部の係合のためのスプリングの力を作り出
す。調整カムによってこのような棒が係止頭部に、より
近く支持されるほど、棒の曲げが強く起り、従って係合
のためのスプリングの力が大となる。最も簡単で、か
つ、最も良いのは、更に、棒が調整リングと一体に構成
されていることである。いずれの場合においても、半径
方向の係止頭部係合上への、ハンマ穴あけ作業の際に生
じうるような強くて軸方向のチャック揺動および衝撃応
力が不都合な結果を伴っていず、更に、係止頭部が係止
クリアランスから飛び出すことにつながらないという長
所に係止部材の半径方向の係合方向はつながっている。
【0011】係止部材は幾つかずつ備えられていてよ
く、チャック周囲に渡って分配して備えられていてよ
い。この係止部材は特に係止クリアランスと同じ角度配
分で配設されていてよく、その結果、全ての係止部材は
同時に係止クリアランス中に入ることができる。しかし
ながら、より精確な係止区分の意味においては、バーニ
ヤ(副尺)の種類に応じて、締付リングの係止クリアラ
ンスの角度配分よりわずかに大もしくは小である角度配
分で、係止部材をチャック周囲に沿って配設することが
より好都合である。従って、本発明の好ましい実施態様
は、少なくとも2つの係止部材がチャック周囲に沿っ
て、ある角度配分で配設されていて、この角度配分にお
いてはこの係止部材の間の角度が、連続する係止クリア
ランスの間の角距の整数倍と差動角(ディファレンシア
ル・アングル)との合計に等しく、この差動角は係止部
材の数で割られた前記の挙げた角距に等しいことを特徴
としている。
【0012】更に、係止頭部が半径方向において内から
外へと、係止クリアランス中に係合するように配設がな
されるのが好ましい。この実施態様において、この係止
頭部が遠心おもりを備えられていてよく、その結果、ボ
ーリングの際に、この遠心おもりの遠心力が、係止クリ
アランス中の係止頭部の特に確かなはめ合いをひき起こ
す。
【0013】本発明のドリルチャックの好ましい実施態
様は、チャック体に対向する調整リングの回転を制限す
るストッパの構成のために、部分のうちの一方、即ち、
チャック体もしくは調整リングが、少なくとも1つの軸
平行な平らな面を有していて、他の部分におけるこの面
には、2つの、軸平行で互いに傾斜しているストッパ面
が対向していて、このストッパ面は自身の相互の傾斜位
置によって、調整リングがチャック体に対して最大限回
転しうる角度を決定することを特徴としている。
【0014】構造上の観点において特に合目的な本発明
の他の提案は以下の如くである。即ち、チャック体が半
径方向に突出するカムを備えていて、このカムは、調整
リング中に構成されたポケット中に係合し、このポケッ
トは周方向において回転経路だけカムより大であり、こ
のポケット中に調整スプリングが配設されていて、その
際、調整リングの回転制限のためのストッパが、周方向
においてそれぞれ互いに対向し合うカムないしはポケッ
トの面によって形成されている。係止クリアランス中へ
の軸方向の係合の際に、係止部材がポケットのうちの1
つ中に配設されていて、係止部材のための調整カムが、
この部材に軸方向に対向しているカムにおいて構成され
ていてよい。それに対して半径方向の係止部材係合の際
には、カムと調整カムが、回転不能で軸方向に移動不能
にチャック体に固定された中間リングに構成されてい
て、この中間リングには調整リングが取り付けられてい
ることが好ましい。
【0015】更に、係止クリアランスのフランク面が調
整リングの一方の回転方向において、他方の回転方向に
おけるよりも急勾配であることが合目的でありうる。係
止解除のために必要な力とモーメントは、そこで、回転
方向に応じて大きさが異なる。特に、その際、係止頭部
が、ドリルチャックの締め直しに対応する調整リングの
回転方向において、より急勾配のフランク面に当接する
ことが好ましい。
【0016】
【実施例】以下において、図示の実施例により本発明を
詳細に説明する。
【0017】図示されたドリルチャックは、不図示のド
リルの受け入れに役立ち、ドリル上への衝撃の実施のた
めに備え付けられており、同時に不図示の穴あけスピン
ドルへの接続のためにそれぞれ1つのチャック体1を有
している。穴あけスピンドルの接続のために、チャック
体1がネジ受入部2を有していて、この受入部には軸方
向の通路3が前方から接続されていてよく、この通路を
通り抜けて、中空の回転スピンドル中を可動に案内され
た衝撃部材もしくはアンビルの衝撃が、ドリルチャック
の工具受入部4中に保持されたドリルのシャフト端部上
に直接伝えられることができる。ドリルチャックが、ド
リルをセンタリングし、軸方向に案内し、および/また
は、締め付けるチャックジョー5を有している。このチ
ャックジョーは、チャック軸に共軸の工具受入部4中を
チャック軸を中心に移動可能である。このチャックジョ
ー5が歯切り6でもって締付リング8の内側歯切り7に
係合し、この締付リングはチャック体1において軸方向
に移動不能に、かつ、回転可能に案内されていて、手に
よるチャックの締付およびゆるめのために回されること
ができる。チャックジョー5の望ましくない移動を回避
するために、締付リング8の回転位置が固定されること
ができる。そのためには、チャック体1と締付リング8
の間で働く係止装置が役立つ。この装置は、締付リング
8の側の係止クリアランス9の、チャック軸に共軸なリ
ムと、少なくとも1つの係止部材10とより成ってい
る。この係止部材は、係止クリアランス9中にスプリン
グ付勢されて係合する係止頭部11を有する。係止頭部
11と、この頭部を受け入れる係止クリアランス9が、
締付リング8の回転方向において、以下のように傾斜さ
せられたフランク面12中で、互いに当接し合う。即
ち、このフランク面12が手による締付リング8の回転
の際に係止頭部11を係止クリアランス9から押し出
し、その結果、この係止頭部11は係止クリアランス9
から係止クリアランス9へとスリップすることができる
が、更に、穴あけ作業中には係止頭部11がフランク面
12によってそれぞれの係止クリアランス9中に保持さ
れるように傾斜させられたフランク面中で当接し合う。
係止部材10が調整リング13に配設されていて、この
調整リングはチャック体1において共軸に回転可能に取
り付けられていて、回転経路中で2つのストッパ14の
間で制限されている。調整リング13とチャック体1と
の間に調整スプリング15が配設されていて、このスプ
リングは、緊張させられた状態で調整リング13を、チ
ャック体1に関して、ドリルチャックの締付の際の締付
リング8と同じ回転方向(矢印16)に付勢する。しか
しながら、調整スプリング15の力は、フランク面12
を介して係止クリアランス9から係止頭部11を押し出
すのに十分ではない。しかしながら、穴あけ作業中にチ
ャックジョーがドリルシャフト中に入り込むなら、調整
スプリング15が締付リング8、および、それと共にチ
ャックジョー5を対応して調整し、その結果、穴あけ工
具の作動の確実な締付が維持されたままである。調整リ
ング13をこの方向(矢印16)にストッパ14に至る
まで回転させることによって、係止部材10は、図1〜
図8に示されており且つ図11、図12および図14に
おいて11′で破線で示されているように、係止頭部1
1が係合の可能性なしに係止クリアランス9の外側に位
置している状態で回転経路の端部にまで移動させられる
ことができる。それに対して、係止頭部11の、係合に
対応する位置が、図4および図6においては11″で破
線で示され、図11、図12、図14および図15にお
いては実線で示されている。
【0018】全ての実施態様において、締付リング8と
調整リング13がチャック体1において軸方向に隣接し
て配設されていて、合体として、ほぼチャック体の軸方
向の全長に渡ってチャック体1を覆い、その結果、チャ
ック体1自身は、手によるドリルチャックの締付と保持
のための操作を提供しない。従って、ドリルチャックの
締付もしくはゆるめの際に、ドリルチャックは調整リン
グ13に固定されて、調整リング13に相対的に締付リ
ング8が回転させられねばならない。ドリルチャックの
締付に対応していて矢印16で示される回転方向におい
てこれが起ると、チャック体1は、遅くとも、チャック
ジョー5がドリルシャフトに当接するようになると、摩
擦によって、同じ回転方向に、調整リング13に相対的
に締付リング8によって連動させられ、その結果、チャ
ック体1も矢印16の方向に、固定の調整リング13に
対向して、チャック体1と調整リング13がこの回転方
向においてストッパ14を介して互いに当接するように
なるまで回転する。そこから、チャック体1は、固定さ
れた調整リング13によって、矢印16の方向に更に連
動回転することを阻止され、その結果、締付リング8の
みが更に回転することによって、ドリルチャックは所望
のように締められることができる。調整リング13に対
向するチャック体1のこのような最初の連動回転の際
に、調整スプリング15が締められる。締付工程が終了
すると、即ち、調整リング13と締付リング8が解放さ
れるすなわちゆるめられると、係止クリアランス9中の
係止頭部11の係合により、この両リングは、互いに自
動的には回転することができず、その結果、調整スプリ
ング15は、チャックジョーがドリルシャフト中に押さ
れて入るか、もしくは、はまり込むので、穴あけ作業中
にドリルシャフトとチャックジョー5との間にゆるい遊
びが生じねばならないなら、調整リング13と、このリ
ングと共に締付リング8をチャック体1に相対的に矢印
16の方向に調整することができる。従って、チャック
ジョー5の間のドリルシャフトの締付が調整スプリング
15によって常に維持される。チャックの解放は、この
反対に行われる。固定された調整リング13の場合、締
付リング8が矢印16と逆に回され、その際、更にチャ
ック体1は、チャック体1と調整リング13がストッパ
14において互いに当接し合うようになり、このことに
よってチャック体1が調整リング13によって更に回転
することを阻止されるまで、この回転方向に先ず連動さ
せられる。その際、同時に、係止部材10は、この回転
経路の終端へと向かって、係止クリアランス9中の係合
から出て、一方もしくは他方の方向における邪魔されな
い回転のために締付リング8を解放するように制御され
ている。この係止部材10の制御は、係止部材10がカ
ム20においてチャック体1に当接していて、このカム
は調整リング13の回転の際に、係止部材10を、係止
クリアランス9中への係止頭部の係合のある、および、
係合のない両方の状態の間で移動させることによって達
成される。その際、調整カム20は係止クリアランス9
中への係止頭部11の係合のために、調整リング13
の、全体として用いられる回転経路の大部分に渡って延
びていて係止クリアランス9のリムから本質的に等距離
にある部分カム21を有していて、その結果、係止部材
10は、この部分カム21に沿った運動の際に、自身
(10)の係止位置に保持され、フランク面12を介し
て係止クリアランス9から係止クリアランス9へと滑
る。この部分カム21には、係止部材10の係合のない
状態のために、係止クリアランス9のリムからの距離が
回転経路終端へと向かって大となる斜めの傾斜路22が
つながっていて、その結果、係止部材10が傾斜路22
によって制御される位置への調整リング13の回転の際
に、係止頭部11が係止クリアランス9から出る。調整
カム20が、傾斜路22につながっている部分カム21
の端部において、図2および図6にのみ描かれている係
止はめ合い23を形成する。このはめ合いは、係止部材
10を調整リング13の回転方向に保持し、このことに
よって、係止部材10が意図せずに、かつ、自動的に部
分カム21から傾斜路22上に滑り落ちることを阻止す
る。
【0019】係止部材10が図1〜図11において、ス
プリング屈曲部30において互いに曲げられた2つのス
プリング脚部31,32を伴うスプリングによって形成
されていて、その際、図1〜図8においては、スプリン
グはワイヤスプリングとして、図9〜図11においては
帯状スプリングとして構成されている。スプリング屈曲
部30からそれぞれ離れて位置している脚部端には、ほ
ぼ軸方向に延びる一方のスプリング脚部31が係止頭部
11を備えていて、図8を例外として、ほぼ周方向に延
びる他方のスプリング脚部32は調整リング13に接続
されていて、他方、スプリング屈曲部30は調整カム2
0において案内されている。スプリング脚部31のスプ
リング作用は、係止頭部11の係合に必要なスプリング
の力を与え、このスプリングの力は、係止頭部11がフ
ランク面12を介して締付リング8に沿って係止クリア
ランス9から係止クリアランス9へと滑ることをも可能
にする。それに対して、他方のスプリング脚部32はス
プリング付勢を与え、このスプリング付勢を受けてスプ
リング屈曲部30が調整カム20に当接する。このスプ
リング付勢は、図1〜図8の実施例において、半径方向
に内側へと、図9〜図11の実施例においては、軸方向
に前方へと向けられていて、それと共に全ての場合にお
いては、係止クリアランス9のリムから離れるように向
けられていて、その結果、スプリング付勢は、スプリン
グ屈曲部30が傾斜路22に接して流れ出る時、係止頭
部11を、係止クリアランス9中の係合を解除するよう
に動かす。
【0020】図8は、係止部材10と調整スプリング1
5のために唯一のスプリング素子のみが用いられる場合
を示している。ここにおいて、スプリング脚部32が直
接ヘアピンカーブ部33において、調整スプリング15
を形成するコイルスプリングの一端に接続されていて、
このコイルスプリングの他端34はチャック体1に保持
されている。調整スプリング15がチャック体1と調整
リング13との間で働くようになるために、スプリング
屈曲部30が調整リング13において、案内クリアラン
ス35中を周方向に支持されているが、係止頭部11の
係止クリアランス9中への半径方向の係合方向において
は可動に案内されている。
【0021】図7を除いて、図1〜図11の実施例にお
いては、唯一の係止部材10のみが備えられている。そ
れに対して図7の実施例においては、2つの係止部材1
0が存在し、この部材はチャック周囲に沿って分配して
配設されていて、それぞれ自体に関しては、図1〜図6
を用いて既に述べたように構成されている。周囲に渡る
このような分配は、両係止部材10が同時に、自身の係
止頭部11でもってそれぞれ係止クリアランス9の一方
中に係合するように行われてよい。しかしながら、係止
部材10は周方向においてわずかに互いに位置をずらさ
れていてよく、その結果、それぞれ、係止部材10の1
つのみが係止クリアランス9中に係合し、他方、第2の
係止部材は、自身の係止頭部11が2つの係止クリアラ
ンス9の間にある。このようにして、係止クリアランス
9の角度分配を対応して細かくすることなく、より細か
い係止区分が生じる。
【0022】更に、図1〜図8において、係止頭部11
が半径方向において内側から外側への方向において係止
クリアランス9中に係合するように配設がなされてい
る。この場合、この係止頭部が図面に不図示の遠心おも
りを備えていてよく、このおもりは、ボーリング工程
中、自身の遠心力によって係止頭部11を補足的に半径
方向に外側へと係止クリアランス9中に押す。
【0023】図12〜図17において、係止部材10
が、3つずつ一様にチャック周囲に渡って分配されてい
て、それぞれ、ドリルチャックの軸方向に延びる棒によ
って形成されている。この棒は、半径方向において弾力
的にしなうことができ、図1のスプリング脚部31と対
応するものである。この棒はそれぞれ調整リング13と
一体に構成されていて、図12、図15における99の
棒端部においてのみこのリングに接続されている。防の
他端すなわち自由端は、係止クリアランス9中への半径
方向の係合のために、係止頭部11を有している。棒
は、自身の両端の間で、弾力的な付勢により調整カム2
0に当接し、その際、ここにおいても、既述のスプリン
グ脚部31の場合と同じく、スプリング付勢は、他の場
合には、係止クリアランス9中への係止頭部11の係合
方向に、即ち、半径方向に内側へと方向付けられてい
て、その結果、係止頭部11が、傾斜路22における付
勢作用を受けて、係止クリアランス9から持ち上げられ
る。更に、特に棒における弾力性のある曲げ応力が係止
力を与え、この係止力は、調整カム20の部分21に支
持された棒の場合、係止頭部11をフランク面12を介
して係止クリアランスから係止クリアランス9へと滑ら
せるために調達されねばならない。この係止力は、係止
頭部11により近くで棒が調整カムに対して支持されて
いればいる程、明らかに大であり、このことによって、
係止力の大きさは、簡単に構造的に影響される。
【0024】チャック体1に対する調整リング13の回
転を制限するストッパ14は、図1〜図8の実施例にお
いて、調整リング13において直径方向に対向していて
軸が平行な2つの平面40によって形成されている。こ
の平面40の各々には、チャック体1において、2つ
の、軸が平行で互いに斜めのストッパ面41が対向して
いて、このストッパ面は自身の相互の傾斜位置によっ
て、調整リング13がチャック体1に対向して最大限回
転しうる角度を決定する。
【0025】それに対して、図9〜図17の実施例にお
いては、このストッパ14の形成のために、チャック体
1が、半径方向に突出するカム50を備えていて、この
カムは、調整リング13中に構成されたポケット51中
に係合し、このポケットは周方向において、カム寸法よ
りも回転経路だけ大である。このポケット51中に調整
スプリング15が配設されている。調整リング13の回
転制限のためのストッパ14は、周方向においてそれぞ
れ対向し合う、カム50ないしはポケット51の、面5
2、52′より形成されている。
【0026】図9〜図11の実施例において、係止部材
10もポケット15の1つ中に配設されている。係止部
材10のための調整カム20が、この係止部材に軸方向
において対向するカム50に構成されている。それに対
して図12〜図17の実施例においては、カム50と調
整カム20が中間リング100に接して構成されてい
て、このリングはチャック体1において回転不能に、か
つ、軸方向に不動に取り付けられている。更に、この中
間リングは、周方向において図14の101で2つに分
けられていて、各部分は側部から、チャック体1に留め
られていてよく、その結果、チャック体1に備えられた
半径方向フランジ102が中間リング100のリング切
欠103中に係合し、それと共に、中間リング100を
軸方向に固定する。半径方向フランジ102は、周囲縁
部に、扁平部104を備えていて、この偏平部には、リ
ング切欠103の底部における対応する扁平部が当接し
ていて、このことは中間リング100がチャック体1に
相対的に回転することを阻止する。中間リング100の
両方の本部が調整リング13によってまとめられ、この
リングは中間リング100を囲んでいて、この中間リン
グに接して取り付けられている。調整リング13は、中
間リング100に備えられたリング状***部105によ
ってこの中間リングに保持されていて、このリング状隆
起部はドリルチャックの組み立ての際に調整リング13
のリング切欠106中にはめ込まれる。それに対して図
15〜図17においては、中間リング100が周方向に
おいて一部分に構成されていて、軸方向においてはチャ
ック体1上にのせられていて、このチャック体において
この中間リングは回転不能に、かつ、軸方向に移動不能
に保持されている。調整カム20が、中間リング100
の壁部分107の、軸方向において前方の縁部に沿って
構成されていて、この壁部分は、軸方向において突出し
ていて、周方向において、弓状に中間リング100に接
して延びている。壁部分107は半径方向において弾力
的に変形可能であり、自身のスプリングの力によって係
止頭部11を調整カム20を介して補足的に係止クリア
ランス9中に押す。調整リング13の壁から自由に切り
取られた係止部材10が周方向においてできる限りたわ
まないように、この係止部材は、図15〜図17におけ
る如く、周方向において、調整リング13に構成された
支承108に両側で支持されていてよい。
【0027】全ての実施例において、更に、係止クリア
ランス9のフランク面12が、調整リング13の一方の
回転方向において、他方の回転方向よりも急勾配であ
り、その際、係止頭部11は、ドリルチャックの締め直
しに対応し矢印16によって示される回転方向におい
て、比較的急勾配のフランク面12に当接する。
【0028】
【発明の効果】本発明において、ドリル締め付けの維持
のために、ドリルチャックの自動の調整がドリル作動中
に行なわれ、係止装置が締付リングのより簡単で、比較
的迅速な回転のために不作用にされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−Iの軸方向断面における本発明のド
リルチャック。
【図2】図1のドリルチャックのII−II方向におけ
る横断面図。
【図3】図1のドリルチャックのIII−III方向に
おける横断面図。
【図4】図3においてIVで示された部分の拡大図。
【図5】図2のV−V軸方向断面図。
【図6】図2においてVIで示された部分拡大図。
【図7】本発明のドリルチャックの他の実施態様を示
す、図2に対応する図。
【図8】本発明のドリルチャックの更に他の実施態様を
示す、図2および第7図に対応する図。
【図9】本発明のドリルチャックの更に他の実施態様を
示す軸方向断面図。
【図10】図9のドリルチャックのX−X断面図。
【図11】図9において矢印XI−XIで示された縦断
面をドリルチャックの周方向に繰り出した図。
【図12】本発明のドリルチャックの更に他の実施態様
を、軸方向断面で且つ部分的に側面図で示す。
【図13】図12のXIII−XIII断面図。
【図14】図12のXIV−XIV断面図。
【図15】本発明のドリルチャックの更に他の実施態様
を示す、図12に対応する図。
【図16】図15のXVI−XVI断面図。
【図17】図15のXVII−XVII断面図。
【符号の説明】
1 チャック体 5 チャックジョー 8 締付リング 9 係止クリアランス 10 係止部材 11 係止頭部 12 フランク面 13 調整リング 14 ストッパ 15 調整スプリング 20 調整カム 21 部分カム 22 傾斜路 23 係止はめ合い 30 屈曲部 31 スプリング脚部 32 スプリング脚部 34 端部 41 ストッパ面 50 カム 51 ポケット 52 対向面 53 対向面 100 中間リング 107 壁部分

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に衝撃穴あけ作業及びハンマ穴あけ作
    業のためのドリルチャックであって、 チャック体(1)と、 前記チャック体において回転可能で共軸な締付リング
    (8)と、 チャックジョー(5)であって、ドリルチャックの締付
    及びゆるめのために、締付リング(8)とチャック体
    (1)との間の相対回転によって位置調整可能であるチ
    ャックジョーと、 締付リング(8)の側の係止クリアランス(9)の、チ
    ャック軸に共軸なリムと少なくとも1つの係止部材(1
    0)とより成っていて、チャック体(1)と締付リング
    (8)との間で働く係止装置であって、前記係止部材は
    係止クリアランス(9)中に弾力的に係合する係止頭部
    (11)を有していて、その際、前記係止頭部(11)
    と、前記頭部を受け入れる係止クリアランス(9)と
    は、フランク面が、手による、もしくは締付キーを用い
    た締付リング(8)の回転の際に、係止頭部(11)を
    係止クリアランス(9)から押し出すが、他の場合に
    は、前記係止頭部(11)を前記係止クリアランス
    (9)中に保持するように傾けられたフランク面(1
    2)中で、締付リング(8)の回転方向において互いに
    当接し合う係止装置、とを備えたドリルチャックにおい
    て、 係止部材(10)が調整リング(13)に配設されてい
    て、前記調整リングは、チャック体(1)に共軸に、回
    転可能に取り付けられていて、チャック体(1)に相対
    的に自身(13)の回転経路中を2つのストッパ(1
    4)の間で制限されており、 調整リング(13)とチャック体(1)との間で働く調
    整スプリング(15)が調整リング(13)をチャック
    体(1)に関して、ドリルチャックの締付の際の締付リ
    ング(8)と同じ回転方向に付勢し、その際、調整スプ
    リング(15)の力は、係止頭部(11)を係止クリア
    ランス(9)から押し出すのに十分ではなく、 前記の方向においてストッパ(14)に至るまで調整リ
    ング(13)を回転させることによって係止部材(1
    0)は、係止頭部(11)が係合の可能性なしに係止ク
    リアランス(9)の外側にある位置に位置調整されう
    る、 ことを特徴とするドリルチャック。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドリルチャックにおい
    て、締付リング(8)および調整リング(13)が軸方
    向に隣接してチャック体(1)に配設されていて、共
    に、チャック体(1)を、ほぼ前記チャック体の軸方向
    の全長に渡って覆うことを特徴とするドリルチャック。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載のドリルチャ
    ックにおいて、係止部材(10)がチャック体(1)に
    相対的に固定の調整カム(20)に接して案内されてい
    て、前記調整カムは、調整リング(13)の回転の際に
    係止部材(10)を、係止クリアランス(9)中への係
    止頭部(11)の係合と係合解除の、前記係止部材の両
    方の位置の間で位置調整し、その際、調整カム(20)
    は、係止クリアランス(9)中への係止頭部(11)の
    係合のために、前記係止クリアランス(9)のリムから
    の距離がほぼ等しい部分カム(21)と、それに続い
    て、係合のない状態のために、回転経路端部へと向かっ
    て距離が大となっていく斜めの傾斜路(22)とを有し
    ていることを特徴とするドリルチャック。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のドリルチャックにおい
    て、調整カム(20)が、係止クリアランス(9)中へ
    の係止頭部(11)の係合のために備えられた部分カム
    (21)の、傾斜路(22)に続く端部において、係止
    部材(10)を調整リング(13)の回転方向に保持す
    る係止はめ合い(23)を形成することを特徴とするド
    リルチャック。
  5. 【請求項5】 請求項3もしくは4に記載のドリルチャ
    ックにおいて、係止部材(10)が、屈曲部(30)に
    おいて互いに曲げられた2つのスプリング脚部(31,
    32)を備えたスプリングによって形成されていて、前
    記スプリング脚部のうち、一方(32)はほぼドリルチ
    ャックの周方向に延びており、軸方向に向けられたスプ
    リング脚部(31)が、スプリング屈曲部(30)から
    離れた方の脚部端に、係止頭部(11)を有していて、
    スプリング屈曲部(30)と共に調整カム(20)に接
    して案内されていることを特徴とするドリルチャック。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のドリルチャックにおい
    て、スプリング屈曲部(30)が、ほぼ周方向に延びる
    スプリング脚部(32)のスプリング付勢を受けて調整
    カム(20)に当接し、その際、前記スプリング付勢
    は、係止クリアランス(9)中への係止頭部(11)の
    係合方向と反対方向に向けられていることを特徴とする
    ドリルチャック。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のドリルチャックにおい
    て、スプリング屈曲部(30)が調整リング(13)に
    おいて、周方向に移動しないように支持されていて、係
    止クリアランス(9)中への係止頭部(11)の係合方
    向に移動可能に案内されていることを特徴とするドリル
    チャック。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のドリルチャックにおい
    て、ほぼ周方向に延びるスプリング脚部(32)が、自
    身の、スプリング屈曲部(30)とは反対の端部におい
    て、調整スプリング(15)を形成するコイルスプリン
    グの一方の端部に接続されていて、前記コイルスプリン
    グの他方の端部(34)は、チャック体(1)に保持さ
    れていることを特徴とするドリルチャック。
  9. 【請求項9】 請求項3もしくは4に記載のドリルチャ
    ックにおいて、係止部材(10)が、ほぼドリルチャッ
    クの軸方向に延びていて半径方向に可撓的に曲げうる棒
    によって形成されていて、前記棒は、一方の端部が調整
    リング(13)に接していて、他方の自由端には、係止
    クリアランス(9)中への半径方向の係合のための係止
    頭部(11)を有していて、その間は、スプリング付勢
    を用いて調整カム(20)に当接していて、その際、前
    記スプリング付勢は、係止クリアランス(9)中への係
    止頭部(11)の係合方向とは反対方向に向けられてい
    ることを特徴とするドリルチャック。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のドリルチャックにお
    いて、係止部材(10)を形成する棒が調整リング(1
    3)と一体に構成されていることを特徴とするドリルチ
    ャック。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のドリルチャックにおいて、幾つかの係止部材(10)
    が備えられていて、チャック周囲に渡って分配されて配
    設されていることを特徴とするドリルチャック。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のドリルチャックに
    おいて、少なくとも2つの係止部材(10)が、チャッ
    ク周囲に沿って、ある角度配分で配設されていて、前記
    角度配分においては、前記係止部材(10)の間の角度
    が、連続する係止クリアランス(9)の間の角距の整数
    倍と差動角との合計に等しく、前記差動角は、係止部材
    (10)の数によって分けられた前記の角距に等しいこ
    とを特徴とするドリルチャック。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のドリルチャックにおいて、係止頭部(11)が半径方
    向において内側から外側へと係止クリアランス(9)中
    に係合することを特徴とするドリルチャック。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    のドリルチャックにおいて、チャック体(1)に対向す
    る調整リング(13)の回転を制限するストッパ(1
    4)の形成のために、一方の部分、即ち、チャック体
    (1)もしくは調整リング(13)が少なくとも1つ
    の、軸平行な平面(40)を有していて、前記平面に
    は、他方の部分において、2つの、軸平行で互いに斜め
    のストッパ面(41)が対向していて、前記ストッパ面
    は、調整リング(13)がチャック体(1)に対して最
    大限回転しうる角度を、前記ストッパ面の相互の傾斜位
    置によって決定することを特徴とするドリルチャック。
  15. 【請求項15】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    ドリルチャックにおいて、チャック体(1)が、半径方
    向に突出するカム(50)を備えていて、前記カムは、
    調整リング(13)中に構成されたポケット(51)中
    に係合し、前記ポケットは、周方向において、回転経路
    の分だけカム(50)より大であり、前記ポケット中に
    調整スプリング(15)が配設されていて、その際、ス
    トッパ(14)は、調整リング(13)の回転制限のた
    めに、カム(50)ないしはポケット(51)の、周方
    向においてそれぞれ対向し合う面(52,52)によっ
    て形成されていることを特徴とするドリルチャック。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のドリルチャックに
    おいて、係止部材(10)がポケット(51)の1つ中
    に配設されていて、前記係止部材(10)のための調整
    カム(20)は、軸方向において前記係止部材に対向す
    るカム(50)に構成されていることを特徴とするドリ
    ルチャック。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のドリルチャックに
    おいて、カム(50)および調整カム(20)が、回転
    不能に、かつ、軸方向に移動不能にチャック体(1)に
    取り付けられた中間リング(100)に構成されてい
    て、前記中間リングには調整リング(13)が取り付け
    られていることを特徴とするドリルチャック。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のドリルチャックに
    おいて、調整カム(20)が、軸方向において前方へ
    と、かつ、周方向において弓状に延びる中間リング(1
    00)の壁部分(107)の、軸方向において前方、即
    ち、チャックジョー(5)に向けられた縁部に構成され
    ていて、その際、壁部分(107)は半径方向において
    弾力的に変形可能であり、調整カム(20)を介して、
    係止頭部(11)を補足的に弾力的に係止クリアランス
    (9)中に押すことを特徴とするドリルチャック。
  19. 【請求項19】 請求項17もしくは18に記載のドリ
    ルチャックにおいて、中間リング(100)が周方向に
    おいて二つに分けられていて、前記中間リングを取り囲
    む調整リング(13)によってまとめられていることを
    特徴とするドリルチャック。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19のいずれか1項に記載
    のドリルチャックにおいて、係止クリアランス(9)の
    フランク面(12)が、調整リング(13)の一方の回
    転方向において、他方の回転方向よりも急勾配であるこ
    とを特徴とするドリルチャック。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のドリルチャックに
    おいて、係止頭部(11)が、ドリルチャックの締め直
    しに対応する調整リング(13)の回転方向において、
    より急勾配のフランク面(12)に当接することを特徴
    とするドリルチャック。
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