JPH0627745B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0627745B2
JPH0627745B2 JP2087233A JP8723390A JPH0627745B2 JP H0627745 B2 JPH0627745 B2 JP H0627745B2 JP 2087233 A JP2087233 A JP 2087233A JP 8723390 A JP8723390 A JP 8723390A JP H0627745 B2 JPH0627745 B2 JP H0627745B2
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JP
Japan
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rack
section
analysis unit
sample
unit
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JP2087233A
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JPH03285175A (ja
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俊美 門田
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は検体が並べられた検体ラックが移送されるラッ
ク搬送部に沿って分析ユニット部が配置されている自動
分析装置に関するものである。
本発明の自動分析装置は、例えば血液や尿などの生化学
分析、免疫分析などに利用するのに適する。
(従来の技術) 第4図は検体が並べられた検体ラックがラック供給部か
らラック収納部へ移送され、その間に設けられているラ
ック搬送部に沿って分析ユニット部が配置されている自
動分析装置の一例を表わす。
102は検体が並べられた検体ラック104がベルトに
より移送されるラック搬送部であり、ラック搬送部10
2のラック移送方向の入口側にはラック供給部106が
設けられ、出口側にはラック収納部108が設けられて
いる。ラック搬送部102に沿って2組の分析ユニット
部110及び112が配置されており、各分析ユニット
部110,112には複数の反応管を備えた反応ライ
ン、反応管に試薬を供給する試薬供給部や反応を検出す
る測定部などが備えられている。114は分析ユニット
部110でラック搬送部102により送られてきた検体
を分注するピペッタ、116は分析ユニット部112で
ラック搬送部102により送られてきた検体を分注する
ピペッタである。
第4図ではラック供給部106、ラック搬送部102及
びラック収納部108が一体的に連結されており、分析
ユニット部110,112が前後方向に移動可能で、メ
ンテナンスの際にはラック搬送部102から分離して前
方へ取り出すことができるようになっている。分析ユニ
ット部110,112をラック搬送部102から分離し
た後に再び装着するときのために、ラック搬送部102
と分析ユニット部110,112の間には位置決めピン
118,120が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) 分析ユニット部110,112をラック搬送部102に
装着する際、サンプルを吸引するためのラック停止位置
とピペッタ114,116の吸引停止位置の相対位置関
係が非常に重要であり、検体が微量化され、サンプルカ
ップや採血管が小さくなればなるほどラック停止位置と
ピペッタの吸引停止位置の位置関係が重要となる。した
がって位置決めピン118,120も精密なものが必要
となるし、高価にもなり、装着後の位置チェックも面倒
になってくる。
本発明はメンテナンスに便利なように各部が分離可能に
なった自動分析装置において、分離後の装着の際の位置
決めのための精密な機構や位置決めチェック工程を不要
にした自動分析装置を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明では、ラック供給部、分析ユニット部及びラック
収納部を互いに分離可能にし、かつ、分析ユニット部に
はラック搬送部を一体的に取りつけておく。
(作用) 最も重要な位置決め精度が要求されるのは、ラック停止
位置とピペッタの吸引停止位置との相対位置関係である
が、ラック搬送部が分析ユニット部に一体的に取りつけ
られて分離できないようになっているので、各部に分離
し、再び組合せて装着することによってもラック停止位
置とピペッタの吸引停止位置との相対位置関係は、最初
の組立て時に調整すればその後ずれることがない。
一方、ラック搬送部を分析ユニット部に一体的に取付け
ることにより、分離後再組立てしたときはラック搬送部
の間でのラック進行方向に対する位置決めが必要であ
る。しかしラック進行方向に対するずれの許容幅はピペ
ッタの吸引停止位置のずれの許容幅に比べると非常に大
きく、具体的には搬送ベルトの上下方向では5mm程度ず
れていても問題はなく、幅方向でも3〜4mm程度ずれて
いても問題がない。これに対し、ピペッタの吸引停止位
置のずれは1mmぐらいしか許容されない。
(実施例) 第1図は一実施例を各部に分離した状態で表わしたもの
である。
2はラック供給部、3は検体が並べられた検体ラック、
4,6は分析ユニット部、8はラック収納部であり、分
析ユニット部4にはラック搬送部10が一体的に取りつ
けられ、分析ユニット部6にはラック搬送部12が一体
的に取りつけられている。
分析ユニット部4,6は同じ構造をしており、各分析ユ
ニット部4,6には、円周に沿って反応管が並べられた
反応ディスク14と、反応管に供給される試薬が円周に
沿って配列されている試薬ターンテーブル16,18が
設けられている。20はラック搬送部10の検体分注位
置から反応ディスク14の反応管に検体を分注するピペ
ッタ、22,24はそれぞれ試薬ターンテーブル16,
18上の試薬を反応ディスク14の反応管に供給する試
薬分注ノズルである。図には示されていないが、その他
にも例えば反応ディスク14上の反応管内の反応液を撹
拌する撹拌装置や、反応後の反応管を洗浄する洗浄装
置、反応管中の反応液の吸光度を測定して反応を測定す
るための分光器が備えられている。
ラック供給部2、分析ユニット部4,6及びラック収納
部8を組立てたときに各部の間の位置決めを行なうため
に位置決めピン26,28が設けられている。ラック供
給部2の位置決めピン28と分析ユニット部4の位置決
めピン26を位置決めし、同様にして各部の間の一対の
位置決めピンを合わすことにより装着時の位置決めが行
なわれる。
第2図には第1図の実施例における分析ユニット部4,
6に一体的に取つけられたラック搬送部10,12の具
体的な例を示す。(A)はラック搬送部側から見た正面
図、(B)は平面図、(C)は(A)の右側面図を表わ
している。
ラック搬送部10を示しているが、ラック搬送部12で
も同じである。
ラック搬送部10では、検体ラックを移送するために、
ベルトラインが設けられている。30は検体ラックを移
送するベルトであり、ベルト30はプーリ32,34,
36,38によって張られ、プーリ36がモータ40で
回転駆動されることによりベルト30が駆動される。ベ
ルト30により移送される検体ラックを案内するために
ガイド42が設けられている。ガイド42は検体ラック
進行方向に沿って立てられた一対の板体であり、両端部
においては隣接する部分と連結しやすいように幅が広げ
られている。ガイド42の一部分には開口44が設けら
れ、この開口44には分注用に検体ラックを停止させる
ためのストッパが設けられる。
ラック搬送部10の両端部近傍には位置決めピン26,
28がそれぞれ設けられている。第2図(B)の左端部
においては位置決めピン28が例えば他方の分析ユニッ
ト部6の位置決めピン26と組み合わされる。位置決め
ピン26は突起であり、位置決めピン28にはその位置
決めピン26が嵌め込まれる溝が形成されており、また
位置決めピン26にはねじ穴があけられ、位置決めピン
28には位置決めピン26のねじ穴にねじ止め固定され
るねじが設けられている。
分析ユニット部どおしの間、分析ユニット部とラック供
給部の間、分析ユニット部とラック収納部の間を装着し
たとき、ラック搬送部間で隙間ができるのを防ぐため、
ラック搬送部10の両端にはローラが設けられ、隣接す
る部分の先端間のローラの間に連結部材46が嵌め込ま
れる。48はその連結部材46のローラである。
第3図は他の実施例を表わしている。
第3図ではラック供給部2とラック収納部8がいずれも
装置全体の一方の側に寄せられており、分析ユニット部
4,6を挟んでラック供給部2及びラック収納部8と反
対側には搬送されてきたラックを戻すリターン部9が設
けられている。分析ユニット部4に一体的に取りつけら
れているラック搬送部は互いに移送方向が逆方向になる
往路10aと復路10bとから構成され、分析ユニット
部6に一体的に取りつけられているラック搬送部も同様
に、互いに移送方向が逆方向になる往路12aと復路1
2bとから構成されている。
各部の位置決めを行なうために位置決めピン26,28
が設けられている。
(発明の効果) 本発明ではラック搬送部を分析ユニット部に一体的に取
りつけるとともに、ラック供給部、分析ユニット部及び
ラック収納部をそれぞれに分離可能にしたので、最も位
置決め制度が要求されるラック搬送部におけるラック停
止位置と分析ユニット部のピペッタの吸引停止位置との
相対位置関係が各部の分離や装着の際にもずれることが
なく、そのため位置決めが容易で微妙な位置関係の調整
が不要になり、安価に構成することができる。
ラック搬送部が分析ユニット部に一体的に取りつけられ
ているので、分析ユニット部を増設することが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を各部に分離した状態で示す概略平面
図、第2図は同実施例におけるラック搬送部を示す図で
あり、(A)はラック搬送部側から見た正面図、(B)
は平面図、(C)は(A)右側面図である。第3図は他
の実施例を各部に分離した状態で示す概略平面図であ
る。第4図は従来の装置を表わす概略平面図である。 2……ラック供給部、4,6……分析ユニット部、8…
…ラック収納部、10,10a,10b,12,12
a,12b……ラック搬送部、20……ピペッタ、2
6,28……位置決めピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体が並べられた検体ラックがラック供給
    部からラック収納部へ移送され、その間に設けられてい
    るラック搬送部に沿って分析ユニット部が配置されてい
    る自動分析装置において、前記分析ユニット部はラック
    供給部及びラック収納部から分離可能なユニットとして
    構成され、検体ラックを搬送するラック搬送部を一体的
    に有し、そのラック搬送部により搬送されてきた検体ラ
    ックから検体を採取し分析する手段と、ラック供給部及
    びラック収納部に対して位置決めする位置決め部材とを
    有し、前記位置決め部材により前記分析ユニット部に連
    結されるラック供給部及びラック収納部又は一体化され
    たラック供給部とラック収納部には前記位置決め部材に
    対応した位置に前記位置決め部材と組み合わされる位置
    決め部材が設けられていることを特徴とする自動分析装
    置。
JP2087233A 1990-03-30 1990-03-30 自動分析装置 Expired - Lifetime JPH0627745B2 (ja)

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DE4110380A DE4110380A1 (de) 1990-03-30 1991-03-28 Automatische analysiervorrichtung

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